さすらいの食べ歩き人さんが投稿したル・ヴァンテール(北海道/豊水すすきの)の口コミ詳細

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さすらいの食べ歩き人のレストランガイド

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さすらいの食べ歩き人 (男性・岩手県) 認証済

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閉店ル・ヴァンテールすすきの(市営)、狸小路、すすきの(市電)/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2011/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

すすきの中心部にある女性スタッフの応対が心地良いフレンチの良店

余市観光の後、夜はすすきの中心部にあるこちらのお店に伺ってみました。

ここのところ連日ウィスキーばかり飲んでおり、いい加減違うお酒が飲みたいと思っていたところに良い気分転換です^^;

お店に入るとソムリエバッチを付けた感じの良い女性店員さんが気持ち良くお出迎えしてくれました。

店内はグランメゾンの様な重厚なゴージャスさこそ無いものの白を基調とした洒落た造りで品があってなかなか落ち着いた雰囲気です。

席に案内され、まずは「ルイ・ロデレール」のシャンパンで乾杯です♪

今回はコースB(8900円)を事前に予約しておきました。

テーブルの上に綺麗に並べられた食器類はクリストフルを始めとしたブランドもので品のある落ち着いた模様は見た目も楽しませてくれます。

やや辛口のシャンパンを頂きながらまずは前菜に取り掛かります。

【前菜】
余市産野菜のマリネ・ほおずきのキャラメル仕立て・フォアグラのパテ・牛肉のパイ包みでしたが色々な料理を一口ずつ頂き色々な趣向が楽しめます。
特にほおずきのキャラメル仕立てはほおずきの甘酸っぱさとキャラメルコーティングのぱりっとした食感・ほろ苦いアクセントが与えられた興味深い一品でした。

以下、今回頂いた料理とお酒の内容です。

【ヴォーヌ・ロマネ2005 ドメーヌ グロ・フレール・エ・スール】
フランスブルゴーニュ地方で「ロマネ・コンティー」を筆頭とする最も高価なワインを産出する地区のワインです。
2005年産でまだ少々若いせいかやや酸味とタンニンの渋味が強い様です。
土のミネラル感が感じられる潜在能力を秘めたワインかと思います。

【トウモロコシのヴルーテ “焼きトウキビ”のソルベ】
ポタージュ状のとうもろこしの冷製スープで上品な甘さの夏らしい一品。
焼きトウキビが芳ばしくアクセントになっています。

【花咲ガニと完熟トマトのファルシ 枝豆のムスリーヌ、キャヴィア添え】
完熟したトマトの中に花咲ガニのサラダが詰まっています。
トマトがとても甘くまるでフルーツの様です。
花咲ガニのサラダは蟹の味が濃厚で枝豆のムース・キャビアとの相性も抜群です。
これまた繊細で夏らしい一品。

【シェフお手製 春豊の全粒粉パン】
シェフお手製で朝から仕込んで焼き上げたものだそうです。
表面はパリッと、中はふっくら柔らかな美味しいパンでした。

【花ズッキーニのファルシ ハマグリのサフラン・ソース 朝イカのソテー添え】
てっきり花オクラかと思いましたが実は花ズッキーニだそうです^^;
種類の異なるズッキーニと蛤・イカのソテー。
見事に季節感が演出された見た目も鮮やかな逸品です。
ズッキーニのしゃくしゃくした食感とほろ苦さがソテーされた海鮮と良くマッチしていてワインが進みます^^

【タラバガニと北の鮮魚、生うにの贅沢クネル】
濃厚なタラバガニと魚介のエキスが利いたスープの中央にぽっかりと浮いた魚介のすり身と贅沢な北海道産の魚介類の数々。
上品かつ魚介の旨みが凝縮されたまさに贅沢な至極の一品でした^^

【近海の鮮魚 本日の調理法で(この日は真鯛のポワレ)】
表面がカリッと芳ばしくソテーされた真鯛のポワレです。
周囲の泡とソースが食感と味両方を楽しませてくれます。
ソースはほのかな酸味を帯びた繊細で上品な味わいのものです。
鯛とソースを絡めて美味しく頂きました。

【口直しのトマトとバジルのグラニテ】
濃縮したトマトにバジルのアクセントが利いたグラニテです。
トマト本来の素材の味が際立った面白い一品でした。

【足寄石田めん羊牧場 サウスダウン仔羊 様々な部位を一皿に】
こちらのレストランでは羊を丸ごと一頭買いしており色々な部位を楽しめると事…。
今回は子羊のランプ・サガリ・バラ肉・内臓のソースの料理だそうです。
仔羊の肉は丁寧にスモークされており臭みは無く、それぞれの部位の食感の違いを堪能出来ました^^
内臓のソースがまた肉のエキス濃厚で良い感じです。

【池田牛の“トゥールヌド・ロッシーニ” フィレ肉とフォアグラのソテー 贅沢トリュフのソース】
柔らかなミディアムレアにソテーされた池田牛とフォアグラのコラボは最高です。
フォアグラはよほど上手に調理されているせいかまったくレバー臭さがなくクリーミーでなめらかな食感で旨みが濃厚です。
トリュフソースと絡めて頂くとその相性は最高でまさに至福の味わいでした♪

【貴陽のナージュ・ヴァニラ風味 シャンパーニュ仕上げ】
高級プラム貴陽を使用したデザート。
仕上げに最初に頂いたシャンパン「ルイ・ロデレール」を降り注ぎます。
貴陽とアイスの甘さをシャンパンがきりっと引き締めさっぱりした味わいの一品です。

【グリーンアスパラのクリームブリュレ】
表面の砂糖がカリッと芳ばしく焼き固められその下からは緑色のクリームが現れます。
一瞬抹茶クリームかと思いましたがどうやらグリーンアスパラのクリームの様です。
抹茶を思わせるさっぱりとしつつなめらかな味わいのクリームでした。

【紅茶とペパーミントティー】
【小菓子】
生チョコ・マカロン・焼き菓子等多彩な顔ぶれです。
口休めとお茶受けには持って来いの品々でした。
バラエティーに富んでいて色々な味が楽しめるのが良いですね。

料理が運ばれて来る間も良く、女性スタッフの細やかな気遣いと気さくな会話が心地良いお店です。

白を基調とした明るい店内は食器をはじめ全体が上品な雰囲気に統一されておりとても落ち着いた空間です。

会計を済ませ最後にシェフにご挨拶に来て頂きましたがあれだけ繊細で素晴らしい料理を造った料理人がまだかなりお若いのに驚きました。

札幌に寄った際には是非また立ち寄りたいお店です。どうもご馳走様でした。

  • お店の外観

  • 店内の様子

  • カトラリー(食器類)

  • まずはルイ・ロデレール(シャンパン)で乾杯♪

  • 前菜

  • ワインセラー

  • ヴォーヌ・ロマネ ドメーヌ グロ・フレール・エ・スール

  • グラスに注ぐとこんな感じ…

  • トウモロコシのヴルーテ“焼きトウキビ”のソルベ

  • 花咲ガニと完熟トマトのファルシ 枝豆のムスリーヌ、キャヴィア添え

  • 自家製パン

  • 花ズッキーニのファルシ ハマグリのサフラン・ソース 朝イカのソテー添え

  • タラバガニと北の鮮魚、生うにの贅沢クネル

  • 近海の鮮魚 本日の調理法で この日は真鯛のポワレ^^

  • 口直しのグラニテ

  • 足寄石田めん羊牧場 サウスダウン仔羊 様々な部位を一皿に 

  • 池田牛の“トゥールヌド・ロッシーニ” フィレ肉とフォアグラのソテー 贅沢トリュフのソース

  • フォアグラのアップ♪

  • この日のデザートメニュー

  • シャンパンをかけて仕上げます^^

  • 貴陽のナージュ・ヴァニラ風味 シャンパーニュ仕上げ

  • グリーンアスパラのクリームブリュレ

  • 紅茶

  • 小菓子

  • ハーブティー

2011/08/21 更新

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