『第4回B-1グランプリに行ってきました。(前編)』azukinaさんの日記

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9月19日(土)
横手で第4回B-1グランプリが開催されました。
我々も電車で行ってきましたよ。(間違いなくビールを飲むため)

横手駅を降りてまずは特設会場へ向かいますが、案内板がほとんどなくて躊躇いました。
もっと看板などを増やすべきでしたね。

9時30分の時点ですでに長蛇の列!
どこへ並んでいいのか迷いましたが、取り敢えず一番人気の「厚木シロコロ・ホルモン」のブースへ。
今日中に食べられるんでしょうか。
10時ちょうどにスタートしましたが、行列が動き出す様子はありません。
このままでは何も食べられないので、妻を別ブースに並ばせることにしました。

そうして10分後、「奥美濃ツインカレー」をゲットしました。
奥美濃カレーの特徴は隠し味に味噌を使うことだそうですが、そこまでは感じ取れませんでした。
合いがけの左は飛騨牛入りで5日間煮込んだもの。
こくがあって美味しいカレーですが、福神漬けがかかりすぎて味がイマイチ分かりにくかった。
右のチキンカレーはスパイスとニンニクを効かせ、鶏肉がホロホロになるまで煮込んだもの。
これも普通に美味しい。
ただし、B級感はゼロ。これはレストラン料理だし、通常の皿で食べたら1,000円越えるかも。

続いて待ち時間1分でゲットした、「行田ゼリーフライ」。
以前からテレビで紹介されているのを見て、食べてみたかったのです。
フライとありますが、要はオカラ入りポテトコロッケ。
ソースにどっぷり漬けられていて、1個100円という値段からもこれは学校帰りのおやつ。
これぞB級グルメといったところでしょう。

3つ目は3分待ちで買えた、「佐伯ごまだしうどん」。
茹でたうどんにお湯を張り、「ごまだし」と薬味を載せて、よくかき混ぜて頂きます。
「ごまだし」とは蒲鉾の材料として使われるエソという魚を焼いて、ゴマや醤油を合わせて練ったもの。
お湯に溶くだけで味わい深い汁となって美味しい。
使い勝手も良さそうなので、九州のお土産にはいいかも。
ただし今回は「ごまだし」の量が多かったようで、ちょっとしょっぱかった。

さて、この3品を食べ終えてもなお、大行列の「厚木シロコロ・ホルモン」。
この待ち時間は判定に影響を及ぼします。
これだけ待ったんだから......という期待が高まりすぎると、並の味では満足してくれないからです。
で、我々が食べることができたのは、並んでから約4時間後のこと!!
千切りキャベツの上に焼かれたホルモンが載せられ、その上にドレッシングらしきものが掛けられました。
その味は... ただのホルモン焼きでした。 orz
筒状に切ったホルモンをひっくり返し、脂を内側に閉じ込めて焼くシロコロとは全くの別物。
熱々でもなく、キャベツのドレッシングとも合わない......
大きな期待はしていませんでしたが、予想以上の低評価となってしまいました。
しかし、この出来上がりの違いは何なのか?
いろいろ調べてみると、
「イベントで販売しているホルモンは食品衛生上のことを考えて
一度、ボイルしたものに味付けをしてパック詰をし、冷凍保存したものを会場に持ち込み、
解凍して焼いてお客様に提供しています。
よって普段、お店で食べられるシロコロ・ホルモンとは若干異なる形となります。」
だそう。
でも地元のものと明らかに異なるこのホルモン焼きは反則では?

モヤモヤしたものを残しながら、ふるさと村会場へと急ぐ二人なのでした。
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