さらまんだーもぐもぐさんが投稿した山玄茶(京都/祇園四条)の口コミ詳細

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山玄茶祇園四条、三条京阪、三条/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2010/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

愉快な店主の笑顔が素敵な山玄茶さんは一見さんでも安心していただけます

京都で最近登り調子のお店があるから行って見たいとの友人の一言で
予約の電話をかけた。
「あのぉ、初めて伺うんですが、紹介なしでも大丈夫ですか?」
「勿論いいですよ。」と快く応対してくれた時からいい感じ。
京都の店は敷居が高いのでちょっといい気分。

約束の時間に遅れそうになって事前に電話をかけたときも、
「お気をつけてお越しください」と気遣いの一言を戴きましたよ。(そういえば、お越しやす、ではなかったなぁ。)

そんな感じなので、遅れたくせに堂々とこんばんわー。
祇園北の小道の先のこちらの長い入り口を入って靴を脱ぐ。
カウンターの左端のちょっと狭いところだったけど、10人ほどのカウンターならお店の方も目配りできる場所ですね。

まずは初めましてのご挨拶と撮影許可を頂戴し、
生ビール 極小 を頼む。この極小があるのがいいですよね。ビールはちょっとだけ飲みたい派には。
さて、早速先付が運ばれます。そこに、カウンターの反対側におられたご主人=増田店主が当方にこられて
改めてご挨拶。先付の説明をしてくれました。すごく感じがいいですねぇ。

先付
粟島 の ウニを使った うに豆腐の上に 鮑の酒煮 うにと岩茸のジュレがけ ミニオクラ 青柚子散し
深く濃い味のうにと岩茸を最初に戴き、それから鮑、うに豆腐を召し上がれと。。
お出汁も飲み干せますよ・・と。ちょっと器的にお行儀よく飲み干すのが難しかったけど。。。

ここでお酒を
滋賀のお酒 純米吟醸 松の司
に。

お椀
具沢山の土瓶蒸し
韓国産松茸 海老真煮 鱧 麩 百合根 銀杏

実だくさんでこれだけでおなか一杯になります。鱧がほろほろと崩れてしまったけれど、美味しいお出汁と一緒に完食です。

お造り
鯨の頬肉 ⇒生姜醤油で
鯛の昆布締め⇒鮫皮で擂った山葵を載せ焼き塩をふり、カボスをたっぷりかけて
岡山県下津井の蛸⇒梅肉に鮫皮で擂った山葵を溶いたものにつけて
しまあじ ⇒わさびしょうゆで
車海老の洗い⇒⇒鮫皮で擂った山葵を載せ焼き塩をふり、カボスをたっぷりかけて
鱧の焼霜⇒梅肉に鮫皮で擂った山葵を溶いたものにつけて

と、これもカウンターの向こう側からご主人自ら大皿からお手所皿に盛りなおしながら、食べ方指南をしてくれました。
一枚目は指導通り、二枚目は、ご自由にと言われたのですが、教えていただいた戴き方がそれぞれに一番あって
いたように思います。


合肴
初銀杏・初栗の飯虫(蒸かしたもち米)に風干ししたかます、蓼の葉を叩いた青みを散らして

焼き物
太刀魚のみりん醤油漬け 長芋叩いて山椒を振りかけたもの、黄身味噌をつめた酢蓮根添え

ちょっとお皿が洋風なので、出てきたときは大丈夫か?と疑心暗鬼になったものの、みりん醤油につけられた
太刀魚が想像以上に美味しかったですね。


お凌ぎ(八寸)
中秋の名月見立の薄を載せた八寸。略中央に大きなお月さん。
和食が続くと同じ趣向でも、少しずつ違う中身が気になりますな。
手前の小皿にはエリンギの甘辛煮。鴨ロースを大藤さんの柴漬けでまいた鴨ロース、秋刀魚の押し寿司
右上の小皿にはくみ上げ湯葉に北海道のいくらの醤油付け長芋を極小の賽の目にしたものもジュレとしてかかっています
かぼすの小皿には細長く切った大徳寺麩ときゅうりの白胡麻和え 松の実のせ
中央の背の少し高い黄色い杯にはホタテ、随喜とほうれん草のおひたし、海苔のトッピング

エリンギの甘辛煮が結構美味しいですね。くみ上げ湯葉は思ったより硬かったですが、いくらとの取り合わせとしてはいいのかな。

揚げ物
子持ち鮎 いちじく 赤万願寺の天ぷら レモンをたっぷりかけて
箸休め
冷やしたアサリの味噌汁 白味噌仕立てだが甘すぎないように田舎味噌をあわせてあります。
かきまぜて一口戴いた後に、バターたっぷりのブリオッシュをつけて戴く。。 それはなくてもいいような。。(汗)

焚き合わせ
・・・・といわれて出されたのは 「たまじめ」。ん?たまじめ? 「茶碗蒸し」のことですね。
蓮餅、鱧、冥加の油煮が上にアクセントとしてのっている。茶碗蒸しの出汁は本当においしい

お食事
先行レビューの通りご主人のご実家、滋賀県日野町 蒲生郡 こも (菰? 粉生? 聞きそびれましたね) のお米
のごはんに八丁味噌の上澄み椀
最初は①白飯だけで、次に②お塩をかけて、③梅干、更に④漬物皿の中から 日野菜漬をのせて、
⑤自家製の実山椒を入れた静岡由比産のじゃこ(釜揚げ白子)の五通りの一粒で二度美味しいどころではない、楽しい食べ方です。
更に、白いご飯の上に生卵の黄身をかけたたまごかけごはん、ならぬ ライスカルボナーラ(BY ご主人)。
①卵のみならず、②鰻の山椒煮を載せて、更に③ごはん④卵⑤じゃこ山椒⑥海苔⑦鰻山椒煮載せ

もう、この時点になると、ご主人がめがねをはずして見たりのご愛嬌を見せてくださったりして、
料理の美味しさにニコニコ顔の私たちを更に上回る笑顔が印象的です。

水菓子 淡雪のような柑橘味のシャーベット+なし+ぶどう+キゥイ トッピングにざくろの二粒

お甘・・日本一柔らかい水羊羹と 日本一美味しいカキ氷・・・丹波の粒餡のせ (練乳かけ)

いやいや、本当に気持ちよく楽しく、どんどんどんどん笑顔が広がっていきました。

京都は一見さんには敷居の高いお店が沢山ありますが、こちらはポッときた田舎もんでも分け隔てなく
接してくれるし、美味しいし、幸せな気分でお店を出ることができました。
また、伺いたいと思います。

  • まずはしそ茶でお出迎え

2010/10/07 更新

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