2回
2016/11 訪問
【再再レビュー】 とにかく好きなんです。
2017/01/11 更新
2014/11 訪問
【再レビュー】その雑味のないきれいな味に感動した夜・・・・
昨年笹田さんの魅力の再発見(大げさ)をして以来、多分今年は、一番、回数お伺いしたんじゃないかな。
相変わらず、淡々と、お弟子さんも優しく見守りつつの丁寧なお仕事ぶり。美味しいお出汁に美味しいものつながりのお友達は悶絶。感激してくれて私が嬉しい!というくらいぞっこんかな。来年もお伺いしますのでどうぞよろしくお願いします!
以下は、2013年11月にアップした10月最終訪問の再レビューです。
久しぶりに『笹田』さんに伺ったのは、奇しくも前日が『くろぎ』さん、翌々日が『星野』さんと、『京味』さんのお弟子さんのお店が続くスーパーウィークでした。それぞれ、評価の高い人気店で、鱧・鮎、そして早松(茸)のピークの時期。いずれもおいしい、それぞれの個性を存分に味わうことができたのは、大変な行幸。
その中で、雑味がなく、美しく丁寧なお仕事ぶりを久しぶりに堪能して、『笹田』さんの素晴らしさを再確認することになりました。
ハコも以前(今の『星野』さんのところですね)とは違って大きいので、時にお弟子さんの気が回らないこともあるやに見受けますが、そこは京味さん系、緊張感の中にも和やかさと優しさがあるので、こちらも安心していられます。
そして、相変わらず白ごはんの美味しさたるや・・・
使っているお水が年内くらいでなくなってしまった後にどれだけの変化があるかはわかりませんが、また定期的にうかがうことにします。
派手さがないので、その内容の割には予約も至難ではないように思え、それが却ってありがたい気が致します。
以下は2011年1月(2010年8月最終訪問)のレビュー 総合☆4 味4.5 サービス3.5 雰囲気3 CP3.5 酒3 からの変更です。
美味しいごはんと背中の引き戸
コチラも『くろぎ』さん同様、ご主人が有名な京味ご出身で ミシュラン☆を取っておられるという和食店。
そんな素敵なお店に行きつけているというお方におねだりして連れて行っていただいたある夏の夜。
期待に胸膨らませ、早めに行ってみると・・・
すし屋のような狭い白木のカウンターの席があるだけでいっぱいいっぱいのスペース。
背中の後ろは出入り口、化粧室もその出入り口を出なくちゃならない。大丈夫かな。ちょっとビックリ。
そのちょっとビックリな雰囲気とは無縁のように、ご主人は淡々と準備を始められている。ちょうど鱧の季節。
リズミカルに骨切りをされていたのだけれど、料理人オーラというのかな、なんだか、
店の狭さに拘泥している自分が小さく見えるような大きさ。
では、こちらもこれから出される食事に向き合いましょう。
戴いたのは・・・
うにと長芋に鯛の出汁のジュレ 一口戴いた時点で、うわーん、おいしいー。
水菜と揚げの炊き合わせ、や青柚須のかかった鱧そのもの・・・は、素材の良さ以外に特別な感じはしなかったけれど
穴子の八幡巻きは逸品でしたね。
そして、無花果の田楽の白味噌ベースの田楽味噌はやさしく手間のかけられた品の良い味
お造り(ぷりぷりのシマ海老やまぐろ、ほしがれい)の後には
先ほどの鱧のお吸い物、一番だしの濃い味がよくなじんでいます。松茸も添えられて季節先取りです。
そして、焼き魚は ぐじ。少々塩が濃いように感じたけれど、京味テーストということなのかしらね。
アンコウの肝、加茂なすと海老の冷たい炊き合わせ
そして、有名だという白ごはん。
おこげまで戴いて、ついでに卵かけごはんにまでしてしまったくらい確かに美味しいごはんです。
全体的に私にはちょっと塩が濃い感じでもあったのですが、素材とのバランスからいってギリギリのところを計算されている
感じでもあり、普通はこのくらいで皆さん受け入れられるのではないかな。
また季節の異なる時期に連れて行ってもらいたいなぁ。
帰る頃にはすっかりお店の狭さなど気にもならなくなっていましたよ。(ま、でも一応雰囲気点は星3つということで・・・)
2014/11/30 更新
滋味って打とうとしたら、地味ってでちゃう。そう、確かに地味なんですね、凄く華やかなわけではなく、季節の素材を丁寧に調理して、素晴らしい御出汁と共に食べさせてくれる。ただそれだけ、でも、それが好き。お弟子さん2人も順調に育っているのを見るのも嬉しいです。
以下 2014年11月のレビュー
2014/11訪問2014/11/30
4.6 [ 料理・味4.8 | サービス3.6 | 雰囲気3.6 | CP4.0 | 酒・ドリンク3.5 ]
使った金額(1人) ¥20,000~¥29,999
【再レビュー】その雑味のないきれいな味に感動した夜・・・・