さらまんだーもぐもぐさんが投稿したランベリー ナオト キシモト 南青山(東京/表参道)の口コミ詳細

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移転ランベリー ナオト キシモト 南青山表参道、外苑前、明治神宮前/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2012/06 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

テロワールを大切にしている・・・全てが好印象なフレンチです。。

東京には☆ひとつのレストランの数が多くて、なかなか全てに行くチャンスもないのですが、ある日お友達に誘われてやってきました。

プラダとカルティエのある角のプラダ側のビルの地下ですね。そういうお店には全く縁がないので、こんなところにあるなんて知りませんでした。(汗

さて、エントランスのフォイヤーは狭いのですが、開けたダイニングに案内されると大きな窓を通じて地上からの光が入ってくるようなレイアウト。

夜なので勿論、自然光ではないけど、夜は夜で奥行を感じられる採光になっています。ダイニング全体は白でコーディネートしたスタイリッシュな空間です。天井も高く、きちんとした「レストラン」という感じが伝わってきます。

サービスしてくださる方はとてもフレンドリー。ワインは食事にあうように出していただくことになり、最初に泡を戴いて、パッションと名づけられたランベリー劇場の始まりです。

アミューズブッシュは千代幻豚のコンフィ。ごまソース、ローストしたくるみが載っているこの逸品が私たちの心をまずは掴んでくれました。

そして次に興奮させられたのは季節にふさわしい前菜。
桃をローストして、サマートリュフと五香粉をかけたもの。間に紅白ビーツの薄切りが仕切りのような役目を果たしています。素材だけみるとえぇー?っていう感じなのですが、口の中でまとまるのですね。
そしてその次の金箔が載せられたキュウリのゼリーは、シェリービネガーを配したアンチョビソースを注ぎ込んで一緒に頂きます。ソースを後から注ぎ込む方式は目新しくはありませんが、色合いの妙もあるし、楽しくこれからのお皿を戴くプロローグでもあるので、楽しいですよね。キュウリのゼリーの中には二戸の短角牛が仕込まれていてこれも美味しい。
なんというのかなぁ。。きれいな味。

そしてこのきれいな味の印象はずっと続きました。

最初の一品はホワイトアスパラのグリル。
一本ドーンとおいて周りに佐島のアオリイカの細切りを配してありました。
これまた最近はやりの泡仕立ての焦しバターソースと一緒に頂きます。
アクセントにピンクペッパーとバルサミコソースが配されていて単調な白の画面を引き締めているような感じです。

感動したのは、その太いアスパラガスが実は細かく刻まれていて、一本になるようにまとめてあったこと。
ふつうホワイトアスパラって太いせいでちょっと筋を感じるわけで、やはりホワイトアスパラは美味しいわよね、とか言いながらもちょっと硬かったなぁ、等と内心つぶやくわけでよね。
ところが、これは食べやすくしてあるわけですから(長いけど)、その配慮と、そして美しい断面が重なり合う姿に感動を覚えるというわけです。

そして、北海道のウニの殻の中に入ったトウモロコシ(フルーツコーン)の冷たいスープが運ばれてきました。
トウモロコシの新芽が載っているのはタイトルが「山梨から朝露と共に収穫した」という言葉が使われているからですかね。そしてコーンスープの中にはこのウニの身も入っているというわけです。
『シェ・トモ』さんのウニの貴婦人風がウニの殻に入らなくなって以来、さびしかったのですが、ここで、殻つきのウニに出会えるとは。。。個人的にはとても嬉しい。。(スミマセン) 中央部分にはゼリー仕立ての万願寺唐辛子が載っているのですが、全てが一緒になっても、やはりきれいな味なんですね。

お次は穴子。炭火焼された穴子は香ばしくもあり、やわらかさもあり。火入れもよろしい感じです。穴子のベッドとしてマッシュルームとトリュフを詰めたシイタケのコンフィが敷かれていて花ズッキーニが添えられています。穴子と穴子の間には温泉卵が。これだけの素材が合せられているのに、喧嘩せずにきれいな(何度も書きますが)味になっているのが、とても好印象です。

次なるお品はスッポン(のえんぺらのスープ)と飯田の合鴨米のリゾット。日本のテロワールに合わせた料理ですね。蕗や新ショウガ、そして長ネギ、芽葱、シブレット、葱の花と葱の四段活用(・・・とおっしゃってました)というリゾットですが、サマートリュフが上にたっぷりのっかって、豪華でステキな逸品でした。

最後はお肉。これも日本が誇る赤身牛=短角牛を炭火焼きにしたもの山葵菜の傘の下に山葵菜を刻んだものが乗った短角牛がしまわれていました。ハーブやソースや野菜を美しく散らして(お花の格好に見えますよね)、美しいお皿でしたね。

ここまで頂いたのに、それほど重い感じもなかったので、デセールの前にチーズを頂いて、アヴァンデセール、デセールへと突入。

アヴァンデセールはゆずで固められていて、デセールは白い丸いドーム状のメレンゲを割るとシチリア産のピスタチオのアイスとハイビスカスのゼリーが登場するというもの、楽しいですね。更にこちらのデセールのシグニチャーであるクグロフと生チョコで包んだマシュマロまでぜーんぶ頂いちゃいました。

私的にはどれも美味しく美しい料理に感じられたし、とてもきれい(しつこい)な料理をいただけて満足な夜でした。

ぐだぐだと居たものですから最後はシェフともお話させていただいて楽しい時間でした。なかなか伺うことはできないけれど、また必ずうかがわさせていただきたいと思っています。

  • 山葵菜の帽子をとると・・・お花畑が。。。

  • あなごのグリル 花ズッキーニの中にはマッシュルームトリュフクリームがつまってます

  • 朝どれとうもろこしの冷製スープがうにの殻の中に♪

  • 桃のローストに紅白ビーツ 上にかかるはサマートリュフに五香粉

  • クグロフアップ

  • スペシャリテのクグロフとマシュマロチョコがけ

  • 丸いメレンゲのドーム

  • メレンゲドームをあけると濃厚なピスタチオをチェリーが!

  • アフタードリンクは結局これを

  • ゆず尽くし

  • どれから選ぼうかしらアフタードリンク

  • 短角牛に山葵菜刻みがたっぷりと乗ってます

  • お花ですよね

  • 姫人参

  • チーズもどれも美味しそう

  • どれも美味しそうなので、こんなに選んでしまった。

  • 大きな山葵菜のお帽子の下には。。。

  • スッポンと合鴨米とサマートリュフ、葱の四段活用のコンチェルト

  • あなごとあなごの間には温玉も。。

  • 温玉くずすの楽しいですよね

  • しいたけのコンフィもみえてます

  • うにも万願寺のジュレも。。

  • 周りにちらしたエディブルフラワー1

  • 周りに散らしたエディブルフラワー2

  • 至福

  • 細かい技が光ってます1

  • 一本一本筋にそって切り分けられています。すごい!感動しました。

  • バターの上にちょこんとトリュフが

  • 胡瓜のゼリーだけ・・・だと思いきや

  • アンチョビソースが注ぎ込まれます

  • 完成版です

  • 千代幻豚のコンフィ

2012/11/28 更新

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