さらまんだーもぐもぐさんが投稿した与志福(東京/東北沢)の口コミ詳細

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移転与志福東北沢、池ノ上、下北沢/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2012/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

【再レビュー】自家製からすみと香箱蟹と美味しいお出汁と。。

今年もベストレストラン締め切り間近になってきたので、今年もはずせないこちらを少々写真と内容を足して更新。
個別の評点はCPだけ他とのバランスで☆3.5⇒4.0に上げさせていただきましたが、基本は変わりません。

相変わらず、落ち着いて美しい手仕事で美味しい和食を仕上げられるご主人は本当に淡々としていてそれも魅力です。
秋にもなりますと、自家製のからすみを出されるお店も他にもありますが、こちらで頂いたお餅にはさんだカラスミの美味しさは、そのプレゼンテーション(普通大根をはさんだりしますけど、お餅にはさんで出していただいたのが初めての経験だっただけに)の印象が強く(スミマセン、その日に限ってカメラ忘れる事件が。。)、強く記憶に残っています。
あまりにも美味しいので、家でも『与志福』さんで買い求めた自家製カラスミを同じようにして作ってみたのですが、やはり、お店のように美しく仕立てられないのですよね。美味しさは変わらなかったように思われますが。。。
そして、美しさといえば、こちらで頂く香箱蟹は本当に美しく詰められていて、これもいつも感動ものです。冬は特に楽しい『与志福』さんです。昨年に比べて、春以降うかがえていないのですが、また年が明けたら是非うかがわさせていただくつもりです。

【前回11/04/05 ('11/04 訪問)のレビュー】
やさしいお出汁の味にほっこりします'  
総合 ☆4.5 料理・味 4.5 サービス 3.5 雰囲気 3 CP 3.5(今回⇒4に) 酒・ドリンク3.5


東北沢って下北沢より代々木上原寄りの駅だったのかー、とこちらに伺って初めて理解してわかったつもりだったんですよねー、でもまた忘れて危うく反対方向の電車に乗りそうになってしまいました。
はい、こちら、『与志福』さんに行こうとしてのことです。
駅の改札を左に行くと北口という事ですが、、改札を出るときには周囲に乗降客が少なく工事中の通路を歩いているときは本当に駅前ですぐわかるのかしら?と、ちょっぴり心配でした。
でも、ホント目の前のビルなんですね。(信ジナサイッテバ・・・)
その次もまたもや北口だということを忘れ、きっとこっちだと信じた方の階段脇の窓から看板を認め、安心。(イイ加減覚エナサイヨ)
一階部分に行灯型の看板とご案内があるし、ビル全体にもテナントを知らせる看板がありますので、後は階段を昇るだけ。
数段上がれば緑の暖簾が目に入ります。
普通のお宅のように、タタキで靴を脱いでスリッパに履き替えます。右の角に四人掛けのテーブル席、目の前にカウンター、柱の奥にもご主人が調理をされているのが正面から見えるカウンターが続いています。(つまりは逆Lの字カウンターですね。)

初めて秋に伺った時は長芋羹にたっぷり雲丹を載せた先付からスタート。実は席についたときから、ご主人が四角く固められた長芋羹を丁寧に串を定規にしながら切り分けておられていたので興味を引かれていたのです。和食でも洋食でもプロが丁寧に拵える姿は美しく興味深いし、初めて伺う店で最初に口にする料理を拵えている最中に見られる機会に出会えたことはなかったので、ちょっと嬉しくなっていたのです。そしてご主人自らカウンター越しに 先付と食前酒(山古志特別純米)のサーブをしてくださいました。
フレンチのアミューズにしても、和食の先付にしても、店の矜持がかかっているだけ(オオゲサ?)に、素人の私でも緊張する瞬間です。
ゼラチンで固められているせいか非常に切り分けにくく、載せられた雲丹(大間産だそうで)が崩れ落ちないかヒヤヒヤ。そうして切り分けた 最初の一口・・・・練り伸ばしてふわっとした食感と刻み込まれた長芋のしゃりしゃり感が「しゃりふわ」とでもいうのでしょうか、なんとも言えず、これに雲丹のとろっとした食感と滋味が加われば、もうこの瞬間からご主人の料理の虜になる予感・・というわけです。

お次は蕪の白味噌仕立て・・比較的関西味な私ですが、白味噌って甘いので普段はあまり得意ではないのです。でも、こちらのは甘さ控えめだし味わい深く、ほっこりできます。蕪は別に炊いてあるので少し味が薄いようにも感じましたが、次のお皿の前に舌が塩でやられないように気遣われているのかな。

お刺身は青森のヒラメと熊本のあおりいか。ねっとりしたあおりいかは美しく鹿の子に切られているけれど、一口で戴くにはポーションが大きかった。(汗) お刺身だけは凡庸という感じかなぁ。

メニューにはなかった雪の茅舎のひやおろしがピッタリ合いましたね。

更にポーション大目の飯蒸 柚子の香りがたつもち米の上には たっぷりのいくらがのっていて、大満足。 ここらで大七生元純米に変えて、杯もまた変えて・・

焼き物は鰆。とろみのないタレを数回かけながら焼く幽餡焼き。 ふにょっとした身が口の中で崩れる鰆の皮が美味しかったなぁ。

炊き合わせは 磐田の海老芋 鱈の白子(雲子)、壬生奈、揚げ、椎茸
ぷるぷるの白子を中心にそれぞれの材料が見事なコンビネーションプレイです。

これだけでも満足なんだけど、これからこの季節の華が登場します。美しい香箱蟹です。香住産。
不肖ワタクシ香箱蟹を買って自分で蒸したことあるんですけど、こういう風にきれいに並べるのがとっても難しいことがわかっているだけに、この美しさに見入るばかり。もちろん、こちらばかりでなく、きれいに並べられるところは他にもあるので、料理人の方にとっては基本中の基本なのかもしれませんがね。

そしてこの日の〆ごはんは 自家製からすみのお茶漬け。もう満足で、幸せで、絶対次も来たい・・予約困難かもしれなくても。。と心に決めておりまして・・・
漸く春になり、筍を食しにやってまいりましたよ。
やはり、ここのやさしいお味好きだなぁ・・・

暫くこちらにも通える限り来たいなぁ・・・

詳しいレビューはまた夏にでも書けるといいなぁ。。(筍は写真だけにして手抜きシマス)

  • ぼけててすみません

  • いとも簡単にゆず釜ならぬ酢橘釜をつくられていきます。手がきれい

  • ほおづき

2012/11/29 更新

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