spa055さんが投稿した深谷温泉 元湯石屋(石川/野町)の口コミ詳細

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深谷温泉 元湯石屋森本/料理旅館

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2009/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

老舗旅館といっても、家庭的で温かいサービスが受けられる

今年の正月は金沢旅行と決めて、迷ったのが宿の選定。
有名な温泉地にするか、それとも金沢市内の温泉にするか。
金沢市内にすることにしたが、市内も3カ所程度温泉があってこれまた迷う。
一番有名なのが湯涌温泉。ここは温泉街を形成するほどで規模がけっこう大きい。
深谷温泉はかなりマイナーっぽかったので勇気がいりそうだった。

決め手は温泉の泉質。深谷温泉は、北海道のモール温泉のような肌がつるつるに
なると評判らしい。源泉温度が低いので沸かし湯になるのが気になったが、地物野菜
中心の会席料理というのも気になり、ここを予約した。

深谷温泉は、2軒旅館があるが、1軒1軒離れている。
なんでも、温泉自体は1200年の歴史があるとか。

今回泊まった元湯石屋は、旅館としても200年の歴史がある。
新館はバストイレ完備で部屋も広いが、本館は様々な部屋があり、バストイレはついていない。
また、新館2階へのアクセスも含め、階段が少々急なのが気になる。
本館の一部は、江戸時代に北前船で財をなした地元の豪商の家を移築した部屋もあるという。
新館は、近代的な旅館の部屋でなんの不便もない。
強いて言えば、トイレに手洗い設備がなく、向かい側の洗面所に行かないと手が洗えないのが
どうにも不思議。

今回頼んだプランでは、夕食は部屋食。
いきなり品々とおかずが運ばれてきてちょっとびっくり。また、どういう品が出てくるのか、献立表
などは渡されなかった。ただ、最初に運ばれてきた料理が予想以上に多かったので、あまり考える
時間もなかったのが本音。食べるのに精一杯だった。

味付けはどれも問題なし。お造りはずいぶん厚いが、ボリューム感あって逆によかった。
牛肉のしゃぶしゃぶも、肉の臭みもなくおいしかったが、固形燃料がちょっと足りないのは×。
加賀料理はどれもガイドブックに載っているようなもので奇をてらったものではないが、どれも
おいしくいただけた。治部煮もよかったけど、個人的にはレンコンの蓮蒸しの食感がよかった。
野菜は地物、それも温泉のある深谷地区周辺のものを多く使っているという。

量は年配の人間にはちょっと多すぎるぐらい。

翌朝はお食事処で朝食。お正月らしい料理が並び、朝から食べ過ぎ・・と思いつつご飯をやっぱり
おかわり。
無料コーヒー券を渡されていたので、チェックアウト前に使ってみた。
コーヒーもおいしいし、ミルクもエバミルクらしきものを使用していた。
コーヒーだけでなく、お菓子もついていて、出発前のひとときになかなかいい感じ。

うれしかったのは、飲み物の出し方。
食事の時は、ほうじ茶をポットごと置いていってくれた。
その後入浴の前に館内を散策して戻ってきたら、お布団がすでに敷いてあり、お茶のポットは
冷たい水のポットに変わっていた。
風呂上がりに水がほしいと思っていたのでちょうどよかった。

全体的に、家族経営の家族的なおもてなしが売りかと思う。
ここは、自前で能舞台を持った変わった宿なのだが、それを見学に行ったら、女将さんが親切に
いろいろと説明してくれた。築100年近いこの建物は、年に何回か能舞台が開かれるそう。
室内の壁の赤色は紅殻を使っているとか、いろんなお話をさせていただいた。
仲居さんも気さくで親切だった。

お見送りも、ほんとにこちらが見えなくなるまで手を振ってくれた。

観光地化されてない、素朴な宿なのでまた来たいと思う。

  • 写真左手が新館、中央が玄関、右手が本館

  • 抹茶とお菓子でまずは一息

  • 夕食は加賀郷土会席10品コース。最初にいきなり酢ガニやお造りなどが並ぶ

  • カニの甘みが感じられ、なかなかおいしかった

  • 先付は、古代米!?や干支をかたどった絵馬のようなかまぼこなど見てて楽しい

  • 加賀牛!?のしゃぶしゃぶ。献立表などは渡されず。

  • かずのこは臭みがなく、かつお節の香りもあって食べやすい

  • お造りは、肉厚に切ってある。個人的には好き

  • 左は加賀伝統の治部煮、右は丸芋の天ぷら 紅葉おろし和え

  • 加賀レンコンの蓮蒸し。加賀レンコンを練り上げて蒸した。弾力ある食感

  • 自家製のかぶらすし。野菜も地物が中心という。

  • 何の魚だったか聞き忘れ。鰆の幽庵焼きのような味だったが・・・

  • 漬け物。ちょっと淋しいかな。何か特徴的な漬け物があればよかったのに。

  • お吸い物の具も、羽子板状のかまぼこや、羽根のような鞠麩などきれい

  • 定番の果物だが、メロンがこの時期のものとしてはおいしかった

  • いたるところに花が生けてある

  • 石灯籠のような階段の親柱。

  • 照明も雰囲気のあるものが使われている

  • 新館手前にある休憩室。日本庭園を眺めながら本を読む

  • 喫茶スペースにあった照明。ネット予約で朝コーヒーをサービスしてもらえる

  • 古美術や骨董が好きで、館内のあちこちに古いタンスなどが置いてある。

  • 朝食はお食事処で。写真には写ってないが、お雑煮も出た

2009/01/13 更新

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