いたずらっ子紗椰さんのマイ★ベストレストラン 2014

－－－前提
やはりＣＰについては補足しておかなくてはなりません。しっかり銀座の席料が入っています。
このお店の愉しみ方は「料理だけ」でも「雰囲気だけ」でもありません。まぎれもなく総合力です。
＃逆に言うと，個々のポイントだけでみればこちらより良いお店はかなりある。とも言えます。

－－－本編
イタリアンで行きたい所をピックアップしていると，やはりと言うべきか必ずこちらが目に留まります。
行きたいリストだったり，行ってみてのレビューが良かったり・・・という感じですね。
何しろ自分で見て確かめてみたい！という欲求がある私にとっては，必然として「外せないリスト」に加わります。


予約の段。
枠が確保出来るかどきどきしながら昼下がりにお店に電話。安永さんが応対して下さいました。
（かなり前もって電話したこともありますが，）意外なほどあっさり希望日に予約が取れました。
声のトーン，抑揚，，，客側に不安も不満も抱かせない処は流石です。
サプライズの演出について相談がある。と頭出しだけさせて頂き，敢えて内容は伝えませんでした。
いい加減日が経った後日，再度連絡すると「催促されるでもなく自然と」サプライズの意識合わせになります。
＃こういう所，接客の基本として他のお店にも教えてあげて欲しいくらいですね・・・


さて当日。
予約時間を少し超過しており，急ぎ足で銀座中央通りへ，，，通りの名と現地の映像がリンクしたのはこれが初めてｗ
トレシャス銀座ビルはティファニーの斜向かいで，「東京メトロ」銀座一丁目の目の前にあります。アクセス至便ですね。
エレベータでは間が悪かったのか，他の組が６組ほど同乗します。。。果たして，景気は上向いて来ているのでしょうか。

１２Ｆフロアに着くと席まで案内して頂けました。さっと眺めると今日はほどよい感じの客付です。
フロアマネージャの笹川さんから本日のメニュー（Menu Speciale）を簡単に紹介して頂きます。
＃４月から料金改定に伴うメニュー変更もされており，内容にどの位のインパクトがあるのか興味がありました。
品数は数えるだけで目が回るほど・・・開店直後から入らないと，ゆったりと流れる時間までを堪能出来なくなります。
遅くとも１８時ちょっと過ぎくらいまでで入店しておきたい所ですね。


全体的に初夏の雰囲気が漂う印象の構成と受け取りました。既に夏日越えが数日ありますから決して早くはないでしょう。
アオリイカと海ぶどうの前菜が特に気に入りました。お皿の端々まで行き届いたシェフの技と心が良く分ります。

サーブは３名ほど店内各テーブルの状況に応じて付いて下さいましたが，全体的に若くて未成熟の印象です。
ただ，高いサービス精神でもてなそうとする姿勢の一点で，私としては良い印象でした。
個々人の能力だけで見ると，他店でも平均点が上ということはままありそうですが，これは今後の成長に期待でしょうか。


この日は頭からワインを頂きました。笹川さんに料理に合わせてお任せでと伝えて，どんな構成になるか楽しみでした。
全体的にお店の雰囲気に合わせた華やかさを感じる香りの種が多い印象です。グラスの周辺まで華いで幸せな気持ちでいっぱいになります。
相方は白中心，私は赤中心でお願いしていたのですが，見るに見かねたのか，笹川さんが途中から味見用に双方に注いで下さる様に。ｗ
的外れなグラスを出されると次のグラスで注文を付けたくなるのですが，この日は気持ちよくグラスを乾していくばかり。


ゆったりとした時間の流れなのにあっという間にドルチェまで終わってしまいます。呑み過ぎている訳ではありません。ｗ
お茶を頂きながら談笑していると，お願いしてあったサプライズ演出！（内容は黙秘させて頂きます）
聞けばシェフの原田さんが頑張って練習されて何とか見られるようになった。と謙遜されていらっしゃいましたが，予想をはるかに上回る出来映えで，相方とともに大満足♪　閉店まで余韻を愉しませて頂きました。（閉店まで管を巻いたとも言います）


年に１回は，特別な人の為の特別な日の為に。という用途でおススメできるのではないでしょうか。

そういうお店。

－－－番外
後日談。
そう言えば安永さんにご挨拶出来なかったね。と相方に言うと，皆さんお揃いでお見送りでしたよ？と窘められる・・・
絶句です。気分よく呑んだぶどうのミネラルウォーターって気持ち良く酔ってしまうんですね。ｗ　まったく気付かずでした！！！

＃こんなマナー違反の失態にめげずまた伺わせて頂きたいと存じます。この場をお借りしてお詫び申し上げつつ，厚かましいお願いまで。

－－－前提
私の主戦場はイタリアン／和食です。まともなフレンチを食べるのはこれが初めてになります。
ＣＰについてですが，銀座の席料が入っているとはいえ料理は４点中盤に堂々と入ってきます。
飲み物は好みによりけりだと思いますが，ありがちな価格帯ですので「ＣＰは」下がってきます。

－－－本編
銀座で気になるお店をピックアップしていた際に目に留まった処です。
何しろ評価が四分六位で割れており，どんなお店なのかそれだけで琴線にビシビシ触れてきます。
ただ，明文化は敢えてしませんが分かれているのにはある傾向がある様に思われました。
それが合っているのか，私が伺わせて頂く日にそうでないことを祈りつつも，楽しみにしてました。


さて当日。
マリオンからぽてぽてと東銀座方向へ歩いて来て，程よい距離にあるあづま通りで曲がります。
通り沿いには自己主張する様な看板はなく，左手に慎ましやかにすっと表れる佇まい。という印象。
いつの間にやら合流していた相方は，しれっと「最初からいたよ？」という表情をしてます。。。

階段を下りてカフェフロアを通り，受付後に荷物を預けてレストランフロアへ・・・
ランチに興じている数組，真っ白な空間に飛び込んで行きます。イタリアンにはない雰囲気に圧倒されます。


サーブしてくださったのはホックニー卿に良く似たカッコイイ方です。（ホックニー、ですぐ判る方います？）
お話を伺いながらメニューを決め，苦手なものを除けてもらってお任せコースにします。
出だしのシャンパーニュを頂きながら，パンをほお張って期待値がどんどん膨らんでいきます。

正直，フレンチに足が向かなかったのは今まで持っていた先入観のせいなんですが，，，
これが見事なまでに前菜３品（フォアグラ／かぶ／えび）で覆されていきます！！

シャンパーニュが無くなって来た頃合いで，ホックニー卿がお水を薦めに来て下さいました。
「私は体質的にぶどうで出来たミネラルウォーターを」と伝えると，喜んでと応じて下さいました。
＃えびのお皿は前菜というには余りにも存在感があり，素材の良さがワインと相まって素晴らしいです。


シェフの厚東さんに事前に伺わせて頂く日をお伝えしてあったことも良かったのだと思いますが，
前菜でこれですから，メインは推して知るべしです。白旗振って裸足で逃げ出したくなるほどの満足感と幸福感。


ランチタイムは１１：３０～１３：３０で設定されていますが，
相方とお茶をしながら話を愉しんでいると時間が経つのなんてあっという間です。。。
本当に至福の時間を過ごさせて頂きました。ここ，迷わずお気に入り登録ですね。使用用途が膨らみます。
＃ビジネスランチにも使用できるスペースがありますし，全体の雰囲気からも男性のみの利用でも違和感がありません。


銀座でブラジルコーヒーを楽しむことを銀ブラと呼ぶのなら，ブシェで長々と管を巻いて悠久の時を愉しむことを銀ブシェとでも称しましょうか。。。
また「銀ブシェ」しに来ますな。間違いない！

そういうお店。

－－－番外
ランチタイムから銀座で飲むなんて粋狂以外の何物でもありません。
しかしながら，プロが真剣に取り組んでいるお料理を愉しむならワインを傍らにしなければ逆に失礼にあたる。と考えます。
お会計面だけを考えるとランチでこれはないだろー。とも思ってしまいそうですが，ランチタイムの頭で入ってお茶まで楽しむつもりならば料理のパフォーマンスを考えて極めて妥当ラインに落ち着いて来るはずです。

流石のコースを堪能していなかったため，思い立って再訪♪
流石コースのそばがきプラス。でお願いします。（一人７０００円也）

これに鯛のお造り，〆張と墨廼江を足して堪能させて頂きました♪

突然の予約でねじ込んで頂いた所もあったのですが，丁寧にサーブして頂いてありがたかったですね。
お店は今日も満席、キッチンからは忙しくお料理が運ばれていきます。。。なかなか綺麗に回転させるには厳しいカモですね。

前回は完全アラカルトでお願いさせて頂いたのですが，コースのほうが断然お得♪
何しろ、定番メニューは全部ついてくるので頼む手間が省けます！ｗ
あとはお酒を呑みながら、時間と一緒に愉しんでしまえる余裕が出ますので，そういう面でもお得ですね。

３月ともなると、お蕎麦も落ち着いてくる頃なのでしょうね。お蕎麦の香りを愉しむことは出来ませんでしたが、３種のざるを食べ比べさせて頂いて北海道産のお蕎麦に軍配を上げます。茨城、埼玉～と頂いたのですが，のどごしと汁との絡みの面で違いが出ましたね。


近いうちに朴念仁，矢守に伺える機会がありそうなので愉しみも三倍増、五倍増！？

そういうお店。

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お蕎麦探訪ツアー銀座編。

京橋・日本橋にあらかた手が付いてしまったので，ちょっと足を伸ばして東銀座へ。
こちらのお店，「はなれ」という所が近くにあったのですが，最近訳あってお休みになってしまうそうです。
止む無く本家の方へお邪魔させて頂くことにします。ちょっと不安だったので念のため予約を入れてから伺わせて頂きます。


晴海通りを歌舞伎座まで来て，裏通りに回って暫らくすると１Ｆがイタリアンになっている明るい処を発見。
この辺だろうと目をやると２Ｆが目的地でした。階段を上がるとしっかり内装に手を掛けていて少し古めのビルの印象はありません。
＃あとで分かりますが，ちょうど１０周年がつい先日だったそうです。。。銀座で１０年やるんですからしっかりお得意さんを抱えないとやれませんよね？

店内，満席です！手前側は机席，お店の奥側はお座敷なのかな？確認してませんが良い感じです。やや統一感の無い配置具合がちょっと新鮮です。ｗ
階段手前にもお蕎麦の案内があり，伺った日は北海道産，茨城産，群馬産の新蕎麦との案内があります。お腹もすっかり空腹状態で片っ端から～！っという気分もあるのですが，しっかり味わいたいので特に気になったものをとチョイスしていきます。
湯葉，そばがきは外せません！お蕎麦はざる・田舎・産地別の２枚もりで選べます。やはり味比べをしたいので２枚もりと田舎そば（玄挽）で注文させて頂きました。

混み合っているのもあって，注文の品が出てくるのが遅かったですが，お店の方は丁寧にお知らせに来て下さいました。
大将御一人で回しているそうで，このキャパは回せないですよね。。。ここだけは難ありかな。と思いました。
お酒でも呑みながらゆったりと待って愉しんでしまいましょう。

暫らく待って蕎麦がきが運ばれてきます。見て分かる程の作りたででつよんつよんしてます！
完全にお餅なんです。そばがきぜんざいとしても提供されていますが納得ですね。美味しい！
この時点ですでに参った感が湧き上がってきます。。。ｗ　

メインのお蕎麦が来ます。まずは北海道産のざると，玄挽の田舎そば。
お素麺見えてしまう位の細麺です。私の好みの太さの半分ほどでしょうか。そのまま，塩を軽くふって，，，汁で。と食べ比べしてみましたが玄挽は汁が良く絡んですっと食べられます。お塩は天ぷら用なので，塩辛さが強いですね。粗塩があると嬉しいですね！
最近の「御飯用のお蕎麦」とはダンチなのは言うまでもないのですが，これは予想以上に満足です。

群馬の新蕎麦はもう香りからして別次元です。１ざる目はしっかり目，おかわりの２ざる目はやや茹で加減が進んだ印象でしたがモノを言うのも忘れて食べてしまいます。これは本当に旨い！！


お店のキャパに対して，大将の供給が間に合っていないのですが曜日をはずして伺えば少しは改善されるカモ？
開店１番で入って，しっかりそば御膳（懐石）を愉しむのもありではないかと思います。


何しろ，久しぶりに当たった美味しいお蕎麦屋さんで大満足♪
＃言葉は悪いですが，片手間でやってる蕎麦屋さんにはもう行けなくなっちゃいますね・・・こちらはすごいです！

そういうお店。

－－－前提
こちらのお店の存在を知ってはや２年になるでしょうか。
本格和食のお店でアクセスしやすい処であれば，琴線にビシビシ触れてきますし嫌でも食指が動くというものです。
特にちゃわんぶさんにお邪魔してからは，行きたい気持ちが更に強まっており楽しみにしていました！

一日限定３組のプレミアム・・・これは本当に半端無いことになってます！
ファストパスは新参者にはありません。待って待って待って待って・・・それでも待って。更に待って。。。
運よく予約が出来た日がいつだったのか忘れた頃に漸くお邪魔させて頂く機会を得られました。そんな背景があります。

－－－本編
新橋駅の烏森口からぽてぽて西の方へ通りを進んできます。神社を超え，快を超え，，，もうちょっと行くと大きめの交差点がありそれを超えてすぐの処です。歩いて１０分あるかないか位でしょうか。（ヤナカ珈琲が通りを挟んで反対側にあって目印になるでしょうか）
通りから目を横へ向けるとすぐ判ります。まだ明るかったのもあってか，看板の光の輝きもおとなしめです。
すこーし早めの到着でしたが暑かったのもありお邪魔させて頂くこととしました。ちょうど準備が一通り片付いた辺りでしたでしょうか，気持ちよく通して頂きました。１組目で伺わせて頂いた様でベストポジションに落ち着かせて頂いて簡単なご挨拶を交わします。

もう夏全開の時候ですからメニュー（食材）も幾分予想がついていますが，どんな味付けでどんな雰囲気で出して頂けるのかわくわくして自然とにこにこしてしまいます。やっぱり和食は落ち着けるのが良いですね。安心感とも言って良いかもしれないですね。

この日は先付の次に出てきたのは鱧そうめん。控え目ではあるもののきりっとしたお出汁で清涼感もあり美味しい♪
この後は，う巻，箸休め，鮑天。。。と続きます。うなぎも鮑もほくほくです。特にうなぎは私の好きなパリッと感で嬉しい！


ここまで食べてる間，ずっと所作を見させて頂いた所感。。。
料理にかける思いが非常に強いですね。おもてなしにまで気が回せないほどの職人気質の方とお見受けしました。
＃お邪魔をしない様に心掛けて，良い仔になって箸を握りしめてお待ちしてました。。。

この時期ですからやはり鱧と鮎ですよね。鱧は松茸とともに椀に，鮎は趣向を変えて2種で出して頂けました。
しっかりしたお店はやはりお出汁が良いですし，端々まで凛とした美しさがありますね。やっぱり和食が大好きですね。。。

この後，酢の物，御飯，，，と続いてわらび餅であがり。となります。
ご飯はしっかり固めの炊き上がりで私の好みです。じゃこと香の物で幸せいっぱい♪
お腹いっぱいになるまでご飯をおかわりして堪能させて頂きました♪


３組の客を相手によどみなく，手抜き無しの真剣勝負で応じて下さっているのがご主人の技量でしょうか。
お料理の質は良いもので満足なのですが，＋αで見る方にとっては手放しでの評価が難しい所かと思います。

そういうお店。

－－－番外
お店を出てからも，このレビューを書くために反芻している際もやはり思うことは同じで，惜しい・・・という一点。
今回，コースの通り一遍を頂いてお店を後にするまで２時間弱でしたでしょうか。私からすると「料理だけ」楽しんだことになります。私と同じ観点で見る方にとっては高得点は出ないものと思った方が良いでしょう。

それと，ちゃわんぶさんの時も思いましたが私の実感よりお会計が若干高いです。恐らく初見料が加味されてますね。。。
＃「加味されること自体」には何ら異議を唱えるものではありません。それを含めて総合的にどうなの？というのが評者ですから。

諸々を加味して，私の中では「京味」さんに行きたい欲求はなくなりましたね。子を見れば親が分かり・・・というものです。

田舎せいろを食べに再訪♪ｗ

ダッシュしなくては売り切れてしまう！と強迫観念に駆られて再び東長崎へ。
不思議と足が道を覚えてくれているため、駅からは迷うことなくお店へ伺う事が出来ました。

途中、ご近所のお蕎麦やさんにちょっかいを出そうとも思ったのですが、敢え無く売り切れ御免・・・
気を取り直してこちらへお邪魔させて頂きました。

ダッシュの甲斐があり、まだ明るいうちからの訪問となったため前回とは見え方が違いますかね。
お店の中も少し閑散とした印象でしょうかね？　メニューも少し寂しくなっているようで残念です。

とはいえ、粗挽きそばがきと鴨ロース、ゆば豆腐、焼き味噌。。。と定番をお願いしてあとはお酒を少々。
安定のふわふわ蕎麦がきですが、少し香りが落ちたカモ！？　焼き味噌もこの日は奥深さがなく感動が少なめでした。


お蕎麦はせいろと、待望の田舎をお願いしてにんまり♪
食べてみると田舎がダンチで美味しいですね。こちらでは迷わず田舎を頼みましょう！
せいろに比べて汁が濃い目です。塩のみで食べてもそばの深みが感じられて美味しいですね～♪


お料理の出来栄えにやや迷いと困惑が見え隠れしているのが心配になりましたが、満足の田舎そばを堪能できて嬉しくなってしまう様な・・・

そういうお店。

－－－－－－－－－－
－－－前提
予めお断りしておきます。
この評価には「田舎せいろ」分が入っていません。上振れ余地がある点はご留意願います。

－－－本編
お蕎麦探訪東長崎編。

もはや「お蕎麦が主食」になりつつあります。。。ｗ
美味しいお蕎麦を食べている時間、その余韻の幸福感といったら病み付きになりますから♪

さて，ここ数日眩暈があるのが気になってます。。。
何年か周期で立ってられない程の強い眩暈があるのがとても心配なんですが，あまり気にしていたって仕方がありません。美味しいお蕎麦でも食べて，元気を取り戻していくぞ！と足を東長崎に向けます。。。


東長崎駅で降り立つのは初めてです。
目白通りは実家から真っ直ぐ来るだけなので，その昔は何度か脇を通ったこともあるのですが。
駅前は小粒のお店がぎゅっと寄り集まって，可愛らしい雰囲気です。ほんの少しだけレトロ感がありますね。
駅からお店まではジグザグと住宅街を縫って目白通り沿いにでてすぐです。

少し出遅れてしまったため，到着が少し遅れてしまいました。。。
お店の前には暖簾も出ていない時間になっており，ここで合ってるのかねぇ？と少し不安に。ｗ
無い勇気を振り絞って中へ・・・あ，合ってる合ってる・・・これで蕎麦屋じゃなかったら何じゃ♪と安堵。

女将さんは優しく席に案内して下さいます。机も味があって，店内の照明と相まって優しい雰囲気。
さっそくメニューを眺めさせて頂きます。あったあった粗挽きそばがき♪　・・・あれ？田舎そばは・・・売り切れ！？ですと！？
ショックです！これを食べに来たのに・・・出遅れたのが響いたか・・・やむなしと潔く諦めます。

他には湯葉豆腐，焼き味噌を頼みます。楽しみで楽しみで待っている間からにこにこしちゃいます♪
待っている間，女将さんと大将のやりとりがなごむ～（？）注文が入ってるのかどうかの確認で怒声と嘆声とが入り混じりながら・・・大丈夫かなぁ～、お蕎麦茹で過ぎないでね～？と要らん心配などしながらお待ちしてました。ｗ


湯葉豆腐は正直褒められるものではありませんでした。お豆腐が少し濃い目でしっかり。位な所感です。
焼き味噌！塩を敷き詰めたお皿の上に可愛らしい鉄板を乗せ、その上に味噌が塗られています。これが凄い良い香り♪
ゆずとねぎが綺麗に混ざり合って上品な甘さとややある辛みが素敵です。これは良いです！

お蕎麦は通常のせいろです。田舎そばが食べられなかったという落胆が大きいため，お蕎麦では感動はあまりありませんが十分美味しいお蕎麦です。細さも私好みで、汁はカツオのしっかり感が出ていてかなり濃い目です。ほんのちょっと漬けるで美味しく食べられます。


時間とともにゆったり堪能して、蕎麦湯も美味しく頂きました♪
田舎せいろの分はかなり残念でしたけど，うーん再訪はあるかなぁ？　というのが正直な感想です。

流石と軒が連なっていたら、私は迷わず流石に入りますね。。。

そういうお店。

行ってみたいリストに載っているお店を虱潰し。というテーマで伺ったのがこちら。

場所柄も有ってか，事前想定ではサローネと同様のパフォーマンスを期待してしまいます。
広尾駅からほど近く，道も分り易いため，車も道迷いになる不安も不要です。


予約した時間よりちょっと早めに着いてしまいましたが，気持ち良く席に案内してもらえました。

席についてメニューを眺めると，まず違和感を感じる。「ん？今井くんスペシャルって何？」
なんだか思っていたのと異なり，フランクでカジュアルなお店なんではないかと考え直し始める。。。
相方が到着するのを待つ間ソムリエの竹石さんが応対して下さったのですが，
こちらでは３０種超のワインをグラス提供して下さっているとのこと。この言葉でスイッチが入ってしまいました！
「相方も相当呑む方なので，楽しみにしてますね♪」と伝えると，竹石さんから失笑に近い笑みがこぼれる。


相方が到着してから，一緒ににらめっこしながらメニューを決めていきます。
え！？馬肉のパスタ？面白い！けど，相方は嫌がっている模様。。。じゃぁ，これで♪（無意識）
あわせて竹石さんに「今井くんスペシャルってなんぞなもし？」と質すと，「特製チーズの盛り合わせ」とのこと。
苦手なものだけ伝え，基本線はお任せで大皿でお願いします。と注文させて頂きました。
他にも色々皿数を増やして，馬肉パスタが分らない様に迷彩しておきます。


前菜のカプレーゼがやってくる。モッツァレラチーズの外側が軽く焙られていて食感としては面白い。
早速ワインが１杯また１杯と重なっていきます。。が，微妙な所でほれ込むラインを越えてこない。。。
惜しい！ソムリエさんとの調整が続きます。
相方から「段々とノンアルコールでジュースに近づければ？」と茶々が入るが華麗にスルー！こっちは真面目なの！

前菜が終わるか終わらないかの内に，竹石さんから「生憎，本日は馬肉パスタが切れておりました・・・」とアナウンス。
巧いこと迷彩がばっちり出来ていたのに相方にバレてしまい，しぶしぶ豚肉オニオンパスタに変更する。
相方の宗教がスンニ派でなくて良かった。と，ほっと胸をなでおろす。。。


併設されているバーの方は，お客さんがいると始発まででも営業してくれるらしいです。今宵は少な目かな？
お腹いっぱいになるまでいい加減杯を重ねましたが，今日は結局ほれ込んだ銘柄が無くとっても残念でした。


行き届いたサービス，というよりは学生時代の延長線上でという空気が少し感じられてしまうところが残念な所。
でも，カジュアルユースでは十二分に楽しめて，面白い銘柄やお料理との出会いがあるかも！？

そういうお店。

ご主人が手首の怪我から復帰されたと聞いて，喜び勇んで再訪♪

恩師をお連れして懸案であったコースを堪能することにさせて頂きます。
それと琳プリンですね♪　これを食べずして琳を語ることは許されまい。という境地ですね。ｗ

コースでカバーされるお料理と追加でお願いしようとする品の確認をさせていただいてから，スタートして頂きます。
先付けで猪肉のポテトサラダがサンドされた最中！　え？何よその組み合わせは！？　これがなかなか面白い。
奇をてらった組み合わせではあると思いますが，猪肉とポテトの相性が良くお代わりを所望したくなるほどです。

酒肴盛り，ハマグリのお吸い物といい。塩気がやや薄めでここは好みが若干分かれるところでしょうか。
海苔と蕎麦味噌はしっかり目で日本酒に適合してくるあたりが、流石ですね～。

蕎麦に煩い方だとおっしゃる恩師もいつの真にやらご満悦モードで，大成功♪


明らかにアラカルトでお願いするよりもマルッとコースでお願いしたほうがお徳感溢れる。

そういうお店。

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ランチタイムを実施している水木曜日だったことを思い出し，いてもたってもいられなくなり京橋へ・・・
しばらく歩くと地下に続くお店に到着します。　以前近くを寄ってみた時はお休みだったのですが，隣のお店と勘違いしてましたね。。。ｗ

階段を下りて扉を開けると，受付の女性と目が合って案内して頂きます。
Ｌ字の可愛いカウンターには５人ほどが座れるでしょうか。
奥には４人用テーブルと仕切りがあってあと数テーブルが配置されています。

昭和通沿いではあるものの地下で静かな環境です。。。が，店内には落語が流れています。今日は小三治？
メニューを眺めてそばがきそばがき・・・と探してみますが，どこを探してもいません！
がっかり落胆して冷たいお蕎麦を大盛りで頂きます。それと湯葉豆腐。。。

お蕎麦は栃木産と云うことで珍しさを伴って一口。。。本店のとは異なり，後からぶわっと広がる蕎麦の香りが今日のお蕎麦の特徴でしょうか。
仕上がり具合は本店と非常に良く似ていますが，お蕎麦の目指す先が別なのでしょうね。ほんのわずかに水っぽさを感じます。

うどんもメニュー上で強調されているので，どちらがお薦めなのか、注力しているのかをご主人に伺ってみました。
どちらも～。というお答えでしたが，手を怪我されている様でお蕎麦の一部メニューはお休みで今だけご担当が変わっているそうです。

なるほど，と合点がいく面もあったので，再訪させていただく際の楽しみにさせて頂きます。とご挨拶させて頂いてお店を後にします。


琳プリンを食べるのを忘れてしまったので，懐石を頂く際の楽しみにしようかな～。

そういうお店。

冷え冷えとする天気の中，難民にならん内に～と暖まれそうなお店を物色します。
一軒目で半分おなかが埋まってきていますので，つまみとワインがちょっと～という感じです。

そうだ、行きたかったのが確かこの辺に・・・と思いだしてお邪魔させて頂きました。

雨のため、当たり前ですがテラス席はがらがらです。。。
中に入ると、立ち飲みスタイルの待合所が埋まっており、順番待ちの方が数多くいらっしゃいました。
２軒目に来るのにちょうどいい雰囲気なんでしょうね。。。分かる気がします。

席が空くのを待つ間、チーズ盛り、ハム盛り合わせをお願いして小腹を埋めますが、
ハムが旨い！　少しだけ塩気が強いのですが、辛目のワインと合わせるのでむしろ相乗効果で良い感じになります♪
グラスワインは約２０種あり，隠し銘柄もありそうですね。地中海東岸の銘柄が多く，私はあんまり味わう機会がなかった銘柄が多いです。（ギリシャとかレバノンとかイスラエルとか・・・）
テイストと印象を伺うと、ライトボディが多めの印象です。どっしり系がお好みの方は２銘柄ほどになりますのでご注意を。

３０分ほどで中の席に案内して頂けました。やっぱり中は暖かい♪　熱気と暖房とでね！
追加でサラダ、えびをお願いして仕上げにかかります。

えびはしっかり味付けして頂いていてこれまたワインにぴったんこ♪　辛目の味付けが好み♪
サラダには青唐辛子が添えてあり，少しずつかじると口の中から暖かくなりますね。
ドレッシングがやや大人しめなのでちょうどいい調和になりますかね？

すっかりお腹も落ち着いて，話に興じているとあっと言う間に時間も過ぎてしまいますね。


料理のラインナップからして，二軒目で使うのがちょうどいい感じかな？

そういうお店。

京味さんの流れで知るに及び，今日まで待ちに待って伺わせて頂きました。

しっかりした和食屋さんって，予約が取れてしまうだけでわくわくしちゃいますよね。
年明け早々に連絡させて頂き，どうにかこうにか滑り込みで予約をさせて頂く。今年は出だしから好調なのかも！？


荒木町にやって来るのが初めてのため，待ち合わせの時間までふらっと辺りをお散歩してくる。
裏道を縫って縫って色々なお店の位置関係を眺めます。気づくと舟町に出てしまったのでまた道を変えて戻る。。。
裏道から来ようとすると迷いますね。荒木町に初心な方はご注意あれ。

相方も到着したので，ちゃわんぶさんに足を向けます。さっきは気付かず一回素通りしてしまいました。
喜び勇んで歩いてしまうと見落としちゃいますね。（後で判りますが）佇まいも控え目です。

お店に入ると既に宴が始まっている２組がカウンター席にいらっしゃいました。
ちょっと遅参した私たちは入口側で小さくなり，（今だけは）借りて来た猫の振りをしています。

立派な体躯の武澤さん，美味しいもの好きなんでしょうね。今日のお料理に必然的に期待が高まってきます。
ひな祭りにちなんでのお料理から始まります。お酒も初めだけお任せでお願いします。
華やかな料理に合わせてのお酒は龍泉。飲み口で広がる甘さがあるが，後口はやや辛口。私は苦手なタイプ。
御代わりからはしっかり辛口でと武澤夫人にお願いさせて頂いて，続くお料理とゆったり流れる時間が本当に贅沢！

お料理を頂きながら自然と武澤さんの修業時代や指向性について話が及びます。
修業時代については苦笑いしながら多くを語られません。相当厳しくしごかれたのでしょうねぇ。
チームマネージって難しいですもん。特にリーダが昔の方だと，怒られ役を作った方がと考える方が多いですから。
口下手の部類に入られるご主人はきっと多くの技術を可愛がられた修業時代に積まれてきたのだと察します。


相方とさしつさされつで呑み，いつの間にやら酒量もいつものラインに。。。借りて来た猫はとうにお帰り遊ばされたご様子。ｗ
選手交代でお鮨を握って下さる大鐘さんへバトンタッチ。見事な手際です。一目で分かりますね。
所作を愛でている間に私の皿に食指を伸ばす相方。時すでに遅し，２貫ばかり持っていかれてました。。。
大鐘さんは苦笑しながら大皿で出し直してくださいます，しっかり予防線も張って下さり，ありがたさで一杯です！
聞けば，小学校の同級だとのこと。。小学校の同級でこのクラスの料理人がくっつくってあるんですね。ただただ驚くばかり。
もともと控えめな方なのか，饒舌には語られません。ただ，胸に秘めるものはありそうですね。楽しみです。


お会計をしつつ次の予定をと，それとなく伺わせて頂きお薦めの時期に再訪することに。
ほんとはその月別の所に行こうと思ってたのですが，武澤さんのちょっとだけ不器用なお人柄と
修業時代の苦労に思いが重なったのか，気付くと予約完了の運びに。。。喜んで応援させて頂きますよ。

そういうお店。

大事な大事なイベント向けにかなり前から体調管理を秘かにしていました。。。ﾎﾝﾄﾃﾞｽ
いよいよ差し迫ってきたため，もう食べたいもの・食べられるものが限定されてきてしまうのですが，そんな中でも野菜はしっかり摂りたいと思い立って再訪！

悩む要素はまったくなく，銀座店ではなくシャンテ店へ・・・ｗ

今日はにんじんフェア～♪　本当に色とりどりのにんじんがあります。
姫人参なんてまったく聞いた事がことがありませんでしたが，大根？と思うほど白くやや透ける様な、そんな外見なのですが食べてみると美味しい♪
代謝がよくなるというお味噌ベースのドレッシングをつけて満足満足～。
グラスに溢れんばかりに野菜を盛ってにんまりしながら頂きました。

お店の中では珍しくお肉料理が一品あったので（ハラミ肉のステーキ）今日はそれをいただきましたが，やはりこちらはお野菜のお店なんですね～。今日はそれが判ったので収穫ありです。


お会計を済ませてお店を出る前に，冷蔵庫で販売されているお野菜を根こそぎ買いたくなってしまうような・・・

そういうお店。

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体調管理をしないといけない状況だったので，何か面白いのはないかとチェックしてました。
似たようなシステムのお店，結構あるのですが～～コースに付随，とか余計なものが多過ぎるんです。
＃がっちり食べられる時はそれでも良いのですが，純粋に野菜だけ食べたい時はここが良いのかも。とチェックしてたんです。。。

夕刻，お散歩の後でお腹が空いて来るのですが，油ものも食べたくないし重たいものも食べられない。
そうそう，こういう時にチェックしてあったのがここだった～♪と思い出して向かうことにしました。

すっかり陽は落ちて，日比谷が夜の顔を見せ始める頃に到着しました！
階段を下りてお店の前に向かうと一面お野菜でいっぱい♪　期待が膨らみます。
～茸の類は要らないよ～！という声は心の中に必死に留めておきます。ｗ


面白いのは，付き出しで早速期待の「グラスに野菜詰め放題」が出来ちゃいます。
やっぱりキノコが２種ほど並んでいたのですが，そこは華麗にスルーして，，，人参を詰めたり葉物を詰めたりとボリューム満点に！
これだけ詰めてもワンコインほどなら十分に納得の数字♪　
試しに御代わりが出来るのか店員さんに聞いたところ，別料金で出来るとのこと！もうこれだけでも十分ですね。

ドレッシングもコッテリ系のものから，さっぱり低カロリーの物まで１５種ほどあったでしょうか。
３種を取り皿に取ってこれるので，それでも迷いますが・・・詰め放題を御代わりすると取り皿も御代わり出来ますので，都合６種味見が出来ます！


さんざんお野菜を堪能できるので，また体調管理が必要になった時に再訪必須カモ！

そういうお店。