6回
2020/08 訪問
美味しい日本酒とお鮨を求めて東京から日帰りで磐城棚倉へ・・・♪
★★★★★投稿時マイランキング5位★★★★★
茨木県の笠間稲荷を参拝し栃木県那須の鹿の湯♨に浸かり福島県磐城棚倉の鮨屋で夕食を食べるドライブの旅の最後の目的地は福島を代表するお店【小判寿司】です。(食べログ投稿時4・26、2019食べログアワードブロンズ)
店内に入り、いつもの様に大将の和知さんに挨拶しカウンター席に腰掛けます。
メニューは見ずに、握り中心で大将におまかせでお願いたします。
当然私と相方はシャリ大き目でリクエスト(^^♪
先ずは女性陣は京都のお酒『澤屋まつもと』、私はいつもの様にお茶で乾杯です♪
***先付***
メカジキの生ハム 蛸のさくら煮
一貫目・・・徳島産天然鯛(5日間熟成)
二貫目・・・噴火湾産北寄貝炙り
三貫目・・・相馬産ブドウ海老
二杯目は福島県郡山市の『にいだしぜんしゅう』
四貫目・・・大間産118K赤身(一週間熟成)
五貫目・・・相馬産ヤリイカ
六貫目・・・佐賀有明産こはだ(3日目)
三杯目は高知県の『酔鯨 高育 54号』
***強肴***
余市産のあん肝
七貫目・・・大間産中トロ
八貫目・・・青森産〆サバ
四杯目は山形県の『十四代特吟』
***強肴***
三陸産牡蠣オリーブ漬け
九貫目・・・対馬産穴子塩・ツメ
十貫目・・・北陸産加能蟹
しじみの味噌汁
五杯目は福島県産の『会津中将』
十一貫目・・・昆布森産馬糞雲丹
十二貫目・・・淡路産釣アジ
干瓢巻き
玉
最後のお酒は、品評会で9年連続金賞を受賞した非売品の『東豊国』
ここからは追加で・・・、
十三貫目・・・愛知県産煮ハマグリ
十四貫目・・・銚子沖金目鯛
十五貫目・・・大間産中トロぎし
最後のデザート・・・キンカン
以上が大将おまかせのお鮨に合わせた日本酒のマリアージュです♪
勘定は三人で¥35000前後とかなりCPが高い美味しいお鮨で、和知さんの人柄も含めて改めて【小判寿司】の魅力を再確認致しました♪
お店を後にしたのは21時半過ぎ、今回は女性陣は6種類の日本酒を飲んで帰りの車の中では大爆睡、一人ハンドルを握り知人を佐倉の自宅に送り帰宅したのは午前2時半過ぎでした。
翌日の仕事が辛いヨ~( ノД`)シクシク…
これで一日で巡る、茨木県の笠間稲荷を参拝し栃木県那須の鹿の湯♨に浸かり福島県磐城棚倉の【小判寿司】で美味しいお鮨を食べる旅は終わり帰京し翌日から仕事中心の現実です、旅費を稼ぐために頑張るぞ~!
「ご馳走様でした」
先付
メカジキのハム&蛸
天然鯛
北寄貝の炙り
相馬産ブドウ海老
大間産赤身118㌔
赤身
相馬産ヤリイカ
有明海産こはだ
余市産あん肝
アップ
大間産中トロ
青森産〆サバ
三陸産牡蠣オリーブ漬
牡蠣アップ
対馬産穴子
加賀産加能蟹
昆布森産馬糞雲丹
淡路産釣鯵
干瓢巻き
玉
煮ハマグリ
金目鯛
中トロぎし
キンカン
2020/12/02 更新
2019/03 訪問
美味しい日本酒とお鮨を求めて磐城棚倉の【小判寿司】へ・・・(^^♪
★★★★★投稿時マイランキング3位★★★★★
今回ご紹介するのは、福島県磐城棚倉町という僅か人口約1万4千人の小さな山里の町に全国の食通が足繫く通う寿司や【小判寿司】の5度目のレビューです。(食べログ投稿時4・21、2018食べログアワードブロンズ)
東京を出発し、常磐道那珂ICで降りてR118を走り奥久慈を抜けて最初の目的地磐城棚倉へ、今回も前回同様グルメ女子を連れて私と相方含め3人での訪問です。
お酒な好きなグルメ女子、大将の和知氏に事前に何合呑むか申告し後は大将におまかせのペアリングでお願いします。
コースはいつもの様におまかせの藍(十二貫・巻物・玉)¥6000です♪
まず最初のお酒は超辛口純米の『大那』(栃木県大田原市・菊の里酒造)
お通しは煮タコ(写真失念)
一貫目・・・徳島産フッコ(鱸の子供)
二貫目・・・閖上産赤貝
三貫目・・・ニュージーランド産ミナミマグロ赤身
二種類目のお酒は純米吟醸酒『紀土』(和歌山県海南市・平和酒造)
四貫目・・・九十九里産ハマグリ煮
五貫目・・・佐賀産小肌
六貫目・・・北海道増毛産甘エビ昆布〆
七貫目・・・釧路産サンマ炙り
三種類目のお酒は特別本醸造酒『霧筑波』(茨木県牛久市・浦里酒造)
八貫目・・・ニュージーランド産ミナミマグロ中トロ
九貫目・・・函館恵山産ムラサキ雲丹
十貫目・・・対馬産穴子
四種類目のお酒は小布施ワイナリーが誇る『ソガ ペール エ フィス』(長野県小布施町・小布施ワイナリー)
十一貫目・・・相馬産サワラ
十二貫目・・・宮城県金華沖産金華鯖のバッテラ
巻物・・・かんぴょう巻き 玉
五種類目のお酒は品評会で9年連続金賞を受賞した非売品『東豊国』(福島県石川郡・豊国酒造)
追加で・・・、お通しで出た煮タコが美味しかったので再度注文♪
十三貫目・・・対馬産アカムツ(ノドグロ)
女性陣はここで〆。
私はお酒を呑んでいないので更に追加で・・・、
十四貫目・・・萩沖産アラ
十五貫目・・・再度対馬産アカムツ
十六貫目・・・北海道産イワシ
以上が3人で呑んで食べた内容で3万チョとオーバーと一人約1万のCPの高さです(^0^)
お酒に関しては私は呑まないのでその美味しさは分かりませんが、女性陣曰くお鮨に合う和知氏のペアリングは最高だそうでお鮨がさらに美味しく感じるそうな・・・。
お鮨に関して全国から集めるブランドの魚を用いて、更に魚の美味しさを技を用いて引き出す鮨は間違いなく美味しく全国から食通の方々が【小判寿司】に通う魅力ですね♪
また、鮨の美味しさを更に引き立てるのが大将である和知氏の人柄、福島なまりの方言がどこか懐かしく、まるで自宅で寛いでいるかの様な錯覚さへ覚えます。
訪問するたびに魅力が増す【小判寿司】
福島を代表する鮨屋である事は間違いないです。
「ご馳走様でした」
2019/03/24 更新
2018/10 訪問
磐城棚倉で出会った最高に旨い鮨と芳醇な日本酒を提供する「小判寿司」
★★★★★投稿時マイランキング3位★★★★★
今回ご紹介するのは、福島県東白川郡棚倉町で孤高の寿司職人・和知氏が繰り広げる「小判寿司」さんのレビューです。
先月に続き2ケ月続けてグルメ女子と相方を引き連れての遠征で、今回はグルメ女子に「小判寿司」のお鮨を食べて満足するか?の弾丸日帰りグルメツアーです。
このミスグルメ女子、私の食の師匠でありミシュラン店ばかり食べ歩いている強者の女性でとにかく辛口批評で妥協を許さない日本酒好きな方。
12時半の予約少し前にお店に到着し車を店舗横の駐車場に停め店内へ。
注文はいつもの様に、鮨おまかせ藍12貫+巻物のコースでシャリを大き目でお願いします。
さっそく、グルメ女子と相方はお鮨に合う石巻のお酒日高見・弥助を注文します。
お通しはイカの塩辛、私は酒蔵の仕込み水を火入れしたお水とお茶で乾杯です。
おまかせ握り藍で提供された12貫は・・・、
一貫目・・・大分県産天然鯛
二貫目・・・瀬戸内産タイラギの巻物
三貫目・・・小肌
四貫目・・・大間産本マグロ赤身
五貫目・・・生のミニイクラ丼
六貫目・・・九十九里産煮ハマグリ
七貫目・・・沖縄産車海老
ここでグルメ女子が二杯目のお酒を注文、銘柄は和知氏と酒談議して決めたのが小布施ワイナリーの「Sogga pere et fils」酵母菌 6号酒でワイングラスに注いで頂きます。
グルメ女子曰く「このお酒お鮨によく合い美味しい」
私は横で、グルメ女子と和知氏と酵母菌1号~酵母菌7号までのお酒のマニアックな話を聞いていますが、下戸の私には全く分からずお茶をお代わりして関心しながらうなずいているだけ・・・。
八貫目・・・大間産本マグロ中トロ
九貫目・・・宮城女川産サンマ
十貫目・・・対馬産穴子(塩・ツメ)
十一貫目・・・利尻島産ムラサキ雲丹
十二貫目・・・大分津久見産〆サバ
巻物・・・干瓢巻き+玉子焼き
椀物・・・海老頭の味噌汁
ここでまたまたサプライズ!
相方とグルメ女子が次に何を飲もうか迷っていると、親方の和知氏の日本酒コレクション棚から全国新酒鑑評会で8年連続金賞(現在は9年連続)を受賞した非売品の「東豊国」を二人のワイングラスに注いでくれる。
日本酒好きな方はご存知と思いますが、福島県は新酒鑑評会で金賞受賞数が日本一の酒どころです。
また、この「東豊国」も地元福島は石川町に酒蔵を構える豊国酒造のお酒で、阿武隈山系の伏流水と使用米は福島県石川町産の美山錦のみを原材料にメイドイン福島に拘った手作りのお酒で余り流通しない幻のお酒。
その鑑評会用の金賞を取った非売品のお酒を特別に提供してくれる和知氏の優しさには女性陣2人もチョ~感激です。
下戸の私は食べる事に専念し、追加の握りをお願いします。
十三貫目・・・北海道産ボタン海老
十四貫目・・・九貫目に出された女川産サンマをお代わり
以上が今回のランチで頂いた14貫+巻物の内容で今回も大満足です。
前回も述べましたが、お鮨の全国から集める魚もさることながら「小判寿司」のシャリが半端じゃなく旨いのです。
この辺りは研究熱心な和知氏のことだから、お米や料理に使う水など色々と試行錯誤されている様で、シャリの表面が硬く中はふぁ~とした逆アルデンテの米粒と米粒に空気感が入った絶妙な食感のシャリは、全国広しと云えでもなかなかお目にかかれません。
特に口うるさい銀座界隈の鮨屋を食べ歩いているグルメ女子が、日本酒の美味しさとシャリの美味しさには圧倒されたようで、訪問前に「満足しなかったら許さないから~」と脅かされていた私も面目躍如です。
グルメ女子曰く「ネタだけなら東京の2万~3万前後の鮨屋の方が値段が高い分築地の良いネタを扱っているが、シャリの美味しさはなかなか真似が出来ないとやはりシャリを絶賛し、日本酒の種類の豊富さと親方の知識や非売品のお酒を提供する優しさには感激だわ」ととても気に入ってくれました。
改めて、これだけの高級ネタを揃え美味しいお鮨を提供すれば銀座界隈では2万は間違いないでしょうが「小判寿司」は呑んで食べて1万でお釣りがくるのですから、少し遠いですが都会人からしたらメチャメチャCPが高い優良店と感じるのではと思います。
特に私の様に東京生まれの東京育ちで都会暮らしに疲れている人間にとっては、日帰りでも通いたくなるお店で帰りに♨に浸かるプチ旅行は精神的にも気分転換になり旨い鮨と温泉♨のセットプラン、最高の贅沢です。
「御馳走さまでした」
2018/11/10 更新
2017/04 訪問
福島県の磐城棚倉で出会った感動の「小判寿司」
★★★★★投稿時マイランキング2位★★★★★
今回ご紹介するのは、福島県東白川郡棚倉町で日本各地から産地直送で素晴らしいネタを提供する拘りのお寿司屋さんで私が個人的に一番好きなお店「小判寿司」さんのレビューです。
久慈川に沿った茨木北部・福島南部のドライブを兼ねたグルメ旅で一番のメインイベントが「小判寿司」さん。
今更食べログ福島県1位の「小判寿司」をご紹介する必要はないと思いますが、簡単に説明すると人口1万5千人の磐城棚倉という寂れた城下町で孤高の職人和知氏が繰り広げる素晴らしい寿司店。
本日頂いたのもいつもの様に、おまかせ藍(握り12貫巻物1巻)¥5500。
先ずはカウンター席に座り、相方が十四代・酒未来1合を注文、私はお茶で乾杯です。
お通しは蛸の桜煮と姫栄螺です。
鮨おまかせ握り藍で提供された12貫は・・・、
一貫目・・・10日間寝かせた奄美産スジアラ
二貫目・・・新子
三貫目・・・苫小牧産北寄貝の炙り
四貫目・・・ボストン産本マグロ赤身ヅケ
五貫目・・・浜中産北海シマ海老(写真失念)
六貫目・・・3時間蒸した黒アワビ煮
七貫目・・・淡路産一本釣りの鰺
八貫目・・・ボストン産本マグロ中トロ
ここで相方が二合目に石巻産「日高見弥助」を追加!
九貫目・・・長崎県対馬産穴子
十貫目・・・生イクラのミニ丼
味噌汁・・・あら汁
十一貫目・・・函館恵山産ムラサキ海胆
十二貫目・・・釧路産イワシ
一巻・・・かんぴょう巻き&玉子焼き
私だけ追加で・・・、
十三貫目・・・4日間寝かせた大分産タイ
十四貫目・・・川奈産地金目鯛
十五貫目・・・呼子産ヤリイカ
総15貫が本日食べた内容で、全てが本当に美味しく感動致します。
又、ネタもさることながら表面が硬く中はふぁ~とした逆アルデンテのシャリが本当に美味しいのです。
お水は酒蔵の仕込み水を一度火入れして冷した水でお米を炊いているそうで、このシャリの美味しさは銀座界隈のミシュラン店の鮨屋でもなかなか味わえない美味しさです。
この美味しいお寿司と拘った日本酒を食べて2人で¥15000でお釣りが来ます。
凄く安いと思いませんか?
そう「小判寿司」の素晴らしい処は美味しいお寿司と拘ったお酒だけではなくCPも素晴らしのです。
この内容でこの価格では、先ず東京では無理です。
他にも、私がわざわざ東京から足を運ぶ理由は美味しいお寿司とCPの高さもあるのですが、最終的には親方和知氏の人柄で福島弁のなまりが又大変居心地の良い雰囲気を醸し出してくれます。
何度足を運んでも感動させてくれる和知氏のお寿司には感謝、感謝です。
「御馳走さまでした」
2017/05/20 更新
2016/12 訪問
磐城棚倉で出会った素晴らしいお寿司屋さん(^0^)
★★★再訪(新たに写真を30枚アップしました)・投稿時マイランキング4位★★★
磐城塙の「湯遊ランドはなわ」で温泉に浸かった後は、磐城棚倉に戻り予約をしていた「小判寿司」さんに向かう(食べログ投稿時3・94)
「小判寿司」さんに訪れるのは今年の4月以来3か月ぶりの訪問で、今回も注文したのはおまかせの藍¥5500のコースでシャリは大きめとリクエストする。 それと家内は日本酒の「十四代・播州愛山」を一合¥1200をお願いする。
そして、お酒と自家製塩辛のお通しが運ばれ、私にはお水とお茶が運ばれる。早速、家内がお酒をいただくと「とても奥行きが深くて美味しいお酒」と絶賛する。下戸の私にはお酒の味は分からないが香りだけ匂ってもとても良い香りで美味しそうなお酒であった。
又、お通しの塩辛も少しお裾分けしてもらい賞味したがゆずの香りとイカの腸が仲良くコラボした、とても上品で美味しい味の塩辛であった。
先ず最初に白身魚の鱸から煮切りを付けてお皿に運ばれる。~以下は前回同様個別に0・25単位で論評~
スズキ・・・徳島の名人・村公一氏が〆た鱸で、これが本当に鱸なのかと疑いたくなるぐらい甘くて美味しい(5・0)
小肌・・・前回食べた時と同様、酢の〆具合が良く前回よりも美味しい小肌であった(4・75)
北寄貝・・・北海道は釧路・白糠産で、鮮度が良く甘味はあるが個人的には前回の赤貝の方が好みであった(4・25)
煮アワビ・・・北海道は松前産の蝦夷鮑で、今までにこれほど美味しい煮アワビは食べた事がない、素晴らしいの一言(5・0)
ヅケ・・・今回は南太平洋産のミナミマグロ(インドマグロ)、前回の本マグロ(クロマグロ)に比べて甘味が強く蕩けて美味しい、ただ、本マグロ(クロマグロ)の方が若干旨味が強いと感じた(5・0)
ボタンエビ・・・松前産のボタンエビで身は厚く旨くてとろける美味しさ(4・5)
カツオ・・・小判寿司さんのカツオは本当に美味しい、延縄漁法で漁獲したカツオを素早く処置し鮮度を保ったまま市場に出る愛媛県産のカツオで、カツオ独特の臭みが一切なく甘くて本当に美味しい(5・0)
トロ・・・こちらもミナミマグロの腹の部位のトロで本当にとろける旨さ、とろけるトロが好きな方は本マグロよりミナミマグロをお勧めする(4・75)
イワシ・・・銚子産のイワシでとても鮮度が良く脂の乗りも十分なイワシ、シャリにイワシがミルフィールの様に三枚重ねになり二度美味しい一貫(4・5)
穴子・・・前回同様、この穴子は言葉では表せない美味しさで白焼きと煮アナゴと半分ずつ味わえるアナゴ好きには答えられない逸品(5・0)
スミイカ・・・前回は写真を失念したが、今回はしっかりと撮影する。やはりお寿司には大分県産のスミイカ(甲イカ)は相性が良く旨くて美味しい(4・25)
雲丹・・・今回は前回の馬糞雲丹と違い北海道は浜中産の北ムラサキ雲丹、馬糞雲丹ほど濃厚ではないが逆に旨味は強い美味しい雲丹であった(5・0)
かんぴょう巻き・・・前回も述べたが唯一私の好みではない一品でかんぴょうの味つけが若干甘すぎる(3・0)
玉子焼き・・・出汁巻きと白身魚と海老で作る二種類の玉子焼きで、丁寧な仕事ぶりである(3・75)
12巻+巻物・玉子焼きと一通りのお寿司が出た最後は味噌汁が出て藍のコースは終了だが、ここから追加で3巻いただく。
追加のアジ・・・きょう食べたお寿司の中で(かんぴょう巻きを除く)一番残念な味のアジで、鮮度は良いが脂の乗りがイマイチで東京の寿司屋でも食べれる対馬のアジであった(3・5)
最初に食べた鱸と迷ったがやはり違う青森県産のヒラメの昆布〆を追加する
追加のヒラメ・・・昆布の〆方も申し分なくヒラメの旨味が十分に引き出されていてとても美味しい逸品であった(4・75)
追加のヅケ・・・こちらもミナミマグロだが、煮切りとの相性が抜群の逸品である(5・0)
今回もとても満足出来る内容のお寿司でお酒と追加のお寿司を含めて二人で約¥14500でCPも申し分ないと思われる。
前回評価は4・6だったが、今回は0・1上がって私としてはかなり高評価の4・7とさせていただく。
「ご馳走様でした」
**********************************************
ついに、記念すべき100回目のレビューは福島県磐城棚倉にある「小判寿司」さん。
初回レビューが長野県戸隠の「うずら家」さんを投稿したのが昨年の4月、初投稿の時は何回も何回も修正・修正でレビューの検疫をパスする書き方が分からず心が折れそうになったが、やっと100回目のレビュー報告を出来る事をレビュアーの皆様に心から感謝申し上げます。
会津路の旅の最後は何処で夕食を食べるか?と頭を悩ませる。
喜多方から裏磐梯を抜け車を運転中ずっと迷っている中、とっさに頭に浮かんだのが会津の「田季野」さんと棚倉の「小判寿司」さんの二軒、「田季野」さんは先月に食べたばかりなのでここはやはり「小判寿司」さんで食べようと早速TELして予約を取る。
一般道で勢至堂峠を超え天栄村経由で棚倉へ、磐城棚倉駅を超え寂れた商店街を進むと左側にお店があります。
お店の隣の駐車場に車を置き、早速暖簾をくぐります。
カウンターに着席し、おまかせの藍¥5500を注文。一貫ずつ煮切りを塗り此方の食べるペースに合わせて出してくれる丁寧な仕事。
鯛・・・三日ほど寝かせたとても甘味がある鯛で塩でいただいたが今まで食べた鯛の中でも一二番に美味しかった(5・0)
赤貝・・・愛知県渥美半島産の赤貝で身も厚く赤貝独特の甘みも十分。(4・75)
こはだ・・・酢の締め具合が程よく上品な一品で美味しい。(4・5)
づけ・・・紀伊勝浦産のクロマグロ、赤身独特のマッタリしたお味でとても美味しく煮切りの味も絶品。(4・75)
はまぐり・・・貝の大きさはやや小さめだが身は厚くしっかりしたお味(4.0)
カツオ・・・此方のカツオも本当に美味しくやはり一本釣りではなく何とかという漁法で取ったカツオだそうです。漁法の名前は忘れましたが一本釣りは船が満席になるまで漁をするのでタイムロスがあり味が落ちるそうです。(5・0)
シャコ・・・瀬戸内産・身が厚く食べごたえのあるシャコ(3・75)
中トロ・・・紀伊勝浦産・生マグロの独特の蕩けるけどさっぱりしたお味でくどさが残らない本物の味(5・0)
北海シマ海老・・・根室標津産・何とも言えない甘味のある海老で何度食べても癖になる味(4・5)
アナゴ・・・このアナゴは言葉では表せない美味しさ、白焼きと煮アナゴと半分ずつ味わえるアナゴ好きにはとても嬉しい逸品(5・0)
しめ鯖・・・若狭産・酢の〆方が私好みでとても美味しかった(4・5)
馬糞雲丹・・・根室産・この時期、利尻産は早いそうで根室産を使用との事、味は馬糞雲丹独特の濃厚さで甘味がとても強い美味しい雲丹(5・0)
かんぴょう巻き・・・此方のかんぴょう巻きが今回食べたお寿司の中で唯一私の好みの味ではなかった一品でかんぴょうの味が若干甘味が強すぎた。しかし、甘党の方なら美味しいと感じるのではないか(3・0)
玉子焼き・・・出汁巻きと白身魚と海老で作った玉子焼きと二種類出たが両方とも手の込んでいる仕事ぶりが良く分かる一品である(3・75)
金目鯛・・・銚子沖産・追加で頼んだ一貫、さすがに銚子沖の金目は脂が乗り美味しい(4・5)
スミイカ・・・鹿児島産・見た目が肉厚で美味しそうだったので最後に追加で頼んだ一貫、甲イカ(スミイカ)独特の甘味があり塩でいただくが最後に写真を撮り忘れた(4・0)
全部で追加も含めて寿司14巻と巻物・玉子焼きの素晴らしい内容のお寿司であった。とくに福島の内陸の地である棚倉でこのような美味しいお寿司に巡り合えた事は最高の幸せで100件目のレビューとして記念すべきお店である。
強いてマイナス点を申しならガリが自家製ではない事ぐらいだが、奥様と二人で営んでいるのでそこまで手が回らないのも理解出来る。
そして、被災地の小さな棚倉という海が遠い内陸の田舎町でここまで全国の良いネタを仕入れている和知さんには今後ますます頑張って福島の食を発信するリーダーシップになって頂きたいと願うばかりで私の好きな福島が早く元気を取り戻して頂きたい。
「ご馳走様でした」
鱸(徳島・村公一産)
小肌
北寄貝(白糠産)
煮鮑(蝦夷鮑・松前産)
ヅケ(南マグロ)
ボタンエビ(羅臼産)
カツオ(愛媛産)
トロ(南マグロ)
イワシ(銚子産)
穴子(塩釜産)
スミイカ(大分産)
ムラサキ雲丹(浜中産)
かんぴょう巻き
玉子焼き
味噌汁
追加のアジ(対馬産)
追加のヒラメ(青森産)
追加のヅケ
十四代・播州愛山
十四代・播州愛山アップ
十四代・一合
お通し・自家製塩辛
お茶
メニュー1
メニュー2
メニュー3
外観
暖簾
外観
外観
鯛
赤貝
こはだ
づけ
はまぐり
カツオ
あら汁
シャコ
中トロ
北海シマ海老
アナゴ
〆サバ
馬糞雲丹
かんぴょう巻き
玉子焼き
金目鯛
ネタケース1
ネタケース2
ネタケース3
招き猫
入り口
2017/04/21 更新
早朝に東京を発し奥久慈観光を済まして本日のメインである福島県磐城棚倉にある【小判寿司】に足を運びます。(♬はるばるきたぜ棚倉~)
かれころ食べログで有名になる10年ぐらい前から通っている【小判寿司】、くだらないダジャレはこの位にしてさっそく食レポに入ります。
先ずは相方が最初の日本酒は和知大将お勧めの地元福島県松崎酒造の廣戸川純米にごり酒を頂きます。
私は相変わらずいつもの様にお茶です(お金が掛からない)
お通しは、チーズに藁でスモークしたカツオを巻くチーズカツオ巻♪
続いて、朝相馬港で穫れた厳選した鮟鱇の肝だけで作るあん肝の土佐ジュレ和え♪
どちらもここでしか味わえない逸品です(^0^)
ここからはお寿司を頂きます。
一貫目・・・愛媛県産天然鯛(昆布〆4日間熟成)
二貫目・・・北海道噴火湾産北寄貝の炙り
二種類目の日本酒は同じ福島県石川郡豊國酒造の一歩己の純米原酒♪
三貫目・・・カナダ産本マグロ赤身
四貫目・・・佐賀県唐津産小肌
五貫目・・・千葉県九十九里産煮ハマグリ
六貫目・・・和歌山県那智勝浦産本マグロ中トロ
三種類目の日本酒は青森県弘前は三浦酒造の豊盃純米大吟醸♪
七貫目・・・熊本県天草産天然車海老
八貫目・・・熊本県天草産サバ
九貫目・・・生イクラ
十貫目・・・北海道釧路町昆布森産馬糞雲丹
最後のお酒は、日本酒品評会で9年連続金賞を受賞した前出の豊國酒造が誇る非売品の東豊国大吟醸♪
椀物・・・しじみの味噌汁
十一貫目・・・長崎県対馬産穴子(塩・ツメ)
十二貫目・・・鹿児島県出水産鯵
追加
十三貫目・・・香川県瀬戸内産平貝
十四貫目・・・天草産〆サバ
最後は干瓢巻きと玉を経てリンゴのコンポートのデザートです♪
今日も厳選された全国各地から取り寄せた美味しい魚の数々に創意工夫された種(^^♪
都内の有名店で食べれば3万前後が当たり前ですが【小判寿司】では約半分のお値段で美味しいお寿司が堪能出来ます。
また、私は下戸なのでお酒の事はあまり分かりませんが、相方曰く今日呑んだ東北地方の4種類の地酒はどれも美味しく
和知さんのテイスティングは最高と云っていました。
福島県の山間の小さな城下町にある【小判寿司】、まさに忖度無しに美味しくCPが高い名店です(^^♪
「ご馳走様でした」