2回
2015/02 訪問
越中島にて日本酒の杯を重ねる。
2010年のレビューが、最初の訪問時であったっけか。
その後、月1とは言わないまでも、年に数回くらいの頻度で、ちょこちょことお伺いしてた。
その間、お父様はもう厨房に立たれてはいらっしゃらくて。その後、一瞬、旦那さんかと小生が勘違いしたこともあったのだが、雇いの板さんを入れたりとか。いま、今年の1月から、女将がおひとりで、すべて切り回される体制へと移行というか移行中というか。
まずは、お惣菜のつまみをいくつか。
・ゴボウのキンピラと、
・オカラと。ちょっとで良いからと申し上げたつもりだったのだが、結構な盛り具合。
・小あじの南蛮漬け。タマネギとニンジンも一緒に酢漬けにして添えられる。
その後、二品ほど。
・風呂吹き大根。タマ味噌。卵を味噌に混ぜ込んで、柚子の風味もあったような。あえて申し上げると、ちょい大根が筋っぽかった。
・ノドグロの一夜干し。かなり小さいサイズ。これなら、柳カレイのほうが良かったかなw。
その他、いくつかサービスにてツマミを出してくださったりしていただたいこともあり、最初、日本酒3杯であがろうと思ったのに、結局、都合、5杯まで行ってしまったw。
いただいた酒としては、以下。
・綾花。福岡の酒。
・羽前白梅。羽前なので、勿論、山形の酒。
・奥播磨。ずっしりとした味わい。ホントはこれで〆ることも考えたのだが。ラベルには要冷蔵とあったが、こちらの店では常温で保管されてた。ってか、これ燗か冷(常温)で飲むほうが確かに旨いような気がする。
・凱陣 興。言わずと知れた、高松の有名酒。これは飲みたかったので、そりゃね。
・綿屋。院殿という酒米。宮城の酒。〆に綿屋を持ってくるという組み立ては、女将のアドバイスに従ったもの。
基本、お燗でいただくのが、この店のスタイル。最後だけ冷(常温)でもらったんだっけか。
お惣菜プラスアルファってのは基本と考えていらっしゃるようなのだが、まだまだスタイルが定まってないと、ご自身でおっしゃっていた。なんでも、おでんをやってみたり、とかもされてみたんだそう。
ただ、板さんは雇わないことにされたそうなので、凝った料理とか刺身は、出されないとのこと。
なんにせよ、美人女将(既婚、子有なんだそうなのだが)が日本酒を絶妙の燗で供されるところは、この店の基本なのであろう。
これからも、ちょくちょくお伺いせねば、なるまい。
以下、2010年1月時点でのレビュー;
越中島にて、地味めな店構えながら。あたりに店が見当たらない中。なんともいえない端正な空気の店。美人おかみがもっぱら酒のチョイスを。料理は、お父さんが。
供される料理は、いずれも、酒との相性を配慮した、酒肴オン・パレード。
・フッコの昆布〆:ねっとりとした食感がマル、
・白菜と春菊のサラダ(クリームチーズも):しゃくしゃくとした白菜と春菊の苦味。意外とドレッシングと相性ばっちり、
・牡蠣のワンタン揚げ:やはり、牡蠣は火を通したほうが旨い。小振りの牡蠣の旨味が凝縮。
酒。まず、最初にがつんと奥播磨の燗。次は、少し軽めに昇龍蓬莱の、こちらも燗。〆に堂々たる悦凱陣の興にて。
〆の深川飯は、アサリとシラタキをじゅっと炒め、胡椒をきかせたなかなか面白き一品。
素晴らしい。東京から2駅とのロケーションに鑑みると、再訪の機会もあろうか。というか、是非ともまた行きたい。
2015/02/08 更新
さすがに、以前、あげたレビューぶりってことはないだとは思うんだけど。間はあいてたのかな。
先日、新木場のライブの帰りに立ち寄る。
突き出しの4点盛りだけで、十分、酒が飲めるかも、と思いつつ。
小松菜のお浸し、マルコンニャク、ちりめんじゃこ、イナゴの佃煮。
フキの木の芽味噌焼きってのは、欠品であったので。
春菊と新タマネギのサラダ。わきに、ミニトマトが添えられ。上からオレンジ色っぽい花びらがあしらわれる。食用菊ではないらしいのだが。菊の花みたいな花びらだし、オレンジと黄色が混ざったみたいな感じだし、おそらくは、マリーゴールドか。
いわく、この酸味と日置桜の青水緑山がとてもよく合うとのことなのだが。最初の一本目は、既に空いてた。
もう一品、出し巻きタマゴ。この地で、この店の前、鮨屋を営業っていらっしゃってたという、先代から引き継いだ味とのこと。
ひとつの出し巻きタマゴに、タマゴ3個も使うんだそうで。味付けが甘いは甘いのだが。その按配が実に上品。わきに大根オロシが添えられ。上からパラリと木の芽。ちなみに、焼いてらしたのが、女将さんの息子さんでいらっしゃるんだそう。
ビールはスキップして、酒からのスタート。
酒は、勿論、いずれも燗付け。そして、すべて「美人」の女将さんチョイスにお任せしつつ。
最初、鳥取の日置桜の青水緑山。日置桜とあって、やはり、酸味が特徴的。燗付けして、ワールドが広がる感じ。これを、最初に持ってくる自信は、やはり、凄い(んだけど、飲み終わったあと、頼んだサラダに合わせたかったのにと言われてもなぁw)。
次が、福岡は久留米の旭菊の大地。日置桜の青水緑山のあとだからってこともあり、おとなしく感じられる。「山田錦特有の味わいと7号系酵母の深みのある味わいがマッチした酒」と蔵元のHPでは紹介されてる。
で、最後、いわずと知れた埼玉の神亀のひやおろし。最後にこれを持ってくるのは間違いがないとは思うけど。けど、けど、と言っておこうw。
多少はツッコんだものの、いろいろと酒のことを考えさせてくれるとこも含めて、やっぱり、楽しい店である。
頼んだものが違うとはいえ、夕方、立ち寄った店が半合ふたつで6千円越え、こちらは3合飲んで6千円台。
比べるのも変だとは思うも、やはり、小生としては、こちらを取りたい!
さて、次、お伺いするのは、あまり間をあけないようにすっか、と。