2回
2021/03 訪問
このお店には幸せの微笑を呼ぶストーリーがある
素晴らしい!その一言です。今まで多くの名店を食べ歩いて凄く美味しいと思ったお店がたくさんありました。しかし、モナリザには他のどこにもないストーリーを感じました。
そのストーリーとは幸せの微笑のような感覚です。
最初のドリンクはシャンパンドリンクでサービスで作っていただいたカクテルなのですが、もうこの美しさと美味しさと言ったら思わず心の声がこぼれてしまうほど。(いつも心の声だだ漏れしていますけど笑)
カトラリーの鮮やかさがまずは席に座って目に留まる。テーブルによって合わせている色が違う。
最初のアミューズ、お皿のお花もそれぞれ違えば、内容も少しずつ変えている。そしてどれも物凄く美味しいんです。奇をてらった美味しさではなく幸せが溢れている美味しさと言う形容が正しいのか?今まで食べたことがない美味しさです。懐かしいような気もする。
パンには店名が刻まれそれぞれ別の味。どちらもとても美味しい。バター、オリーブオイル&バルサミコ、リエットまでつけて食べられるようになっている。どれも凄く合う。白ワイン、手ごろな金額で飲みやすく美味しいハウスワインでした(二種類頼んで飲み比べしました)
ホワイトアスパラの料理がまた絶品で感動でした。
二皿目の前菜だったか、あまりにも品数が多く、どれが前菜なのか魚料理なのか忘れてしまいましたが、貝と筍とトマトが載っている料理、これも嬉しすぎて幸せ、美味しいしか言葉が出ない。
お魚料理も本当にソースも皮のぱりっと具合も素晴らしい♡ぜんまいだったか旬の春らしさも演出されていて美しいこと美しいこと!
赤のハウスワインも二種類飲み比べ、これも飲みやすくて美味しかったです。
肉料理は豚と北海道の酒井さんの羊の肉を選びましたが、この羊、人生で一番美味しいと思った料理でした。鹿肉と言われたら誰も疑わないほど全く羊の味ではない。これほど美味しい羊がこの世に存在したのかと言うほど美味しかったです。
羊研究所で放し飼いで育てている餌もきっと自然の草しか食べていないのだろうと思いました。
豚は最初に桜の葉で蒸し焼きにした状態で披露してくださって、その後お皿に盛り付けて持って来てくださいましたが、これも感動的な美味しさ。こんなにしっとりした豚の料理ってなかなかお目にかかれません。脂感とか癖が一切ありません。
次は選べる口直しにチーズの盛り合わせと私は苺のスープだったかな?を選びました。
これは他のお店では別料金で提供されるようなレベルのものです。
全種類違うチーズがほどよい量で入っていてドライアイスの演出が最高に楽しい♡
テーマパークのようです!
珈琲のカップには四葉のクローバーが一つだけあるので探してくださいと言われて写真に収めました。そしてデザートが来る前に貴腐ワインをサービスで出してもらいました。
この貴腐ワインがまた最高に美味しかったです♡
一番目のデザートプレートはディズニーランドのように華やかで、ユニークな顔のサンタ(顔もそれぞれイメージして作ってくださったとか)のようないちごのオブジェ(勿論食べられます)が載っていました。やっぱりお皿の上の中身が少し違います。
日向夏のジュレとブラッドオレンジのジュレ、そしてムースはカシスといちご。
二番目のデザートプレートは大人な印象のシックなイメージですが、こちらも載っているソルベが全部違います。コーヒーとカシス、ヨーグルトとオレンジ?だったかな。エルダーフラワーだと思うので勿体ないから食べてしまいました。
お土産までお茶菓子頂きました。
担当してくださったホールスタッフの男性がとても安心出来る感じの方で静かにユーモアのセンスがあって凄くくつろげました。
細部に渡って感動と幸せと微笑とエンターテイメント性があって最高のお店だと思います。
器にもストーリーがあって、オーナーが全てオーダーで揃えていらっしゃるとか。
料理も勿論ですが、これほどまでに言葉では表せないくらい笑みがこぼれるお店って滅多に出会えないと思います。
そしてお支払いした料金が立地と料理の内容と満足度などトータルで考えたとき 今までの中で一番良心的だと親友が言っていました。私もそう思いました。
お城のようなフランス料理店の初代料理長だった方のお店は幸せの微笑を作る感動とストーリーがありました。素敵な方なんだろうな。優しい微笑をたたえたお顔が浮かびます。
ずっと気になって保存していましたが、あまりにも素晴らしすぎて季節が変わったらまた行きたいです。
そしてみんなに教えてあげたい!それぞれの方の人生に幸せのストーリーを運んで来てくれる気がするから♪
追伸:明日からわたくし5日間ほど自宅ファスティング(定期的に行く伊豆の施設の酵素ファスティングを何とか家で試みる予定です!やれるのかいっ(苦笑)なのでその前の最後の最高の晩餐となりました。
仕事で近く行くはずだった(緊急事態宣言延期で行けなくなったので4日間お休みになった(涙)ディズニーランドのフランス料理版で行った気分を味わえました。
2021/03/09 更新
毎年恒例、結婚記念日&私の誕生日祝いを12月に行っていますが、今年は都内一のお気に入りのモナリザを選びました。去年から義理の息子が増えたので4人で食事をしています。
モナリザには私は2回訪れていますので、私はフロマージュを二回体験済。
ということで、娘夫婦にそのフロマージュの選べる一番高いコースを食べさせてあげることにしました。私たちは量が多いので、一つ下のBコースで十分。
前菜、娘たちの前菜の蕪のロワイヤル、凄く美味しかったようです。驚いた顔をしていましたから。
私と夫は椎茸。これは椎茸感よりも凄く美味しいきのこを食べていると言った感じで癖も全然なく椎茸が苦手な方でも大丈夫だと思います。
さて、メインはジビエの季節でしたから、メインは夫と義理息子はかすみ鴨をお願いし、私と娘は天然猪を。半分食べてお皿交換をしちゃいました♪
(牛はどんなに高級でも、基本的にもう注文しない方向にしています)
猪、全然癖がなくてコンビーフの柔らかい料理を食べているような感じで凄く美味しかったです。ソースがまた甘めで美味しい。
鴨は肉厚であっさりしていて、初めて聞いたかすみ鴨、まぐれ鴨というのはよくありますが、かすみ鴨のほうが肉がたんぱくな印象。
娘たちにももう一品で椎茸が付いているので娘たちも凄く美味しいとうなっていました。
そしてお待ちかねのフロマージュ、やっぱり私も初めてのとき感激したように娘たちも感激していました。凄くたくさん入っていることにも凄い凄いと口にしていました。
私たちは初の季節のフルーツスープ。ジュレ感が満載でスープの概念覆されました。
フロマージュしか見たことがなかったので、ある意味これも感激でした。さっぱりしていて食感も楽しくて、またこのスープでもいいです(笑)
私だけ贅沢させてもらってモンブランを追加料金で食べさせてもらいました。1100円。
モナリザ初体験の3人はデザートの盛り合わせの方がいいと言うので可愛い顔の人形が3人。みんな顔が違うので載せてみました。
モンブラン、栗感半端ない。凄く美味しいモンブランでした。モンブランはこうでなくちゃ!!
さて、結婚記念日&誕生日ということで、写真のような素敵なデコレーションを用意してくださり、写真もそれぞれ頂きました。
ムースのケーキが真ん中に隠れていてそれも切り分けてもらえます。美味しかったし、楽しかったし、素敵な記念日の演出をしてくださいました。
最初のフルーツシャンパンもサービスですが、美しくて美味しくて嬉しいサービスです。
お土産の小さなカヌレも美味しいです。
いつでもモナリザさんは素敵です。
そして特徴的なのがどんなにお腹がいっぱいになったとしても、必ず胃が自然にこなれて夕方にはお腹がすっきりすることです。
調理する材料が相当優良でなければいつまでもお腹がいっぱいで胃もたれを起こし罪悪感にまで発展しますが、一度もそのようなことはモナリザ食後は起こったことがありません。
全てが計算され、文句の付け所がないのです。
4人でしたので、前回行ったときよりも、スタッフの方とあまり関りがなかったのですが、居心地よく楽しい時間を過ごせました。本当によいお店です。
また季節が変わった頃訪れたいなと思います。
実は多くの知人、友人に薦めています。