urya-momenさんが投稿したいと賀(島根/松江)の口コミ詳細

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もめんの食いしん坊万歳

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いと賀松江/日本料理、創作料理

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.2
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.2
1回目

2013/12 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.2
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

島根の美味しいものが堪能できる割烹のお店

もめんの日本全国 食べ歩きの旅 松江編

私のプライベート旅行の基本は「行きあたりばったり」
もちろん記念日ウィーク(12/4 娘の誕生日、12/5 結婚記念日、12/6 嫁さんの誕生日)の
旅行であっても、例外ではない
宿泊先のホテルの予約さえも、当日の朝にWebでとったぐらい(www

実は最初は出雲で宿をとろうと思っていたんです
しかし残念ながら、出雲は遷宮の影響か、宿がどこも一杯だったんですよねぇ(^^;

仕方なく周辺で宿探しした結果、宿が見つかったのが松江」
ということで、もめんの山陰の旅の1日目の宿泊先は
島根最大の町「松江」だぁ!!

●松江の町でお店選び

  とりあえずホテルにチェックインして荷物を置いて、松江の夜の町に繰り出す
  もちろん、宿がこんな状態だから晩御飯のお店もノープラン
  自分の直感を信じて店選び!!
  ふはははっ!!

    ど ・ こ ・ に ・ し ・ よ ・ う ・ か ・ なぁ~ん♪

  寿司屋・・・郷土料理のお店・・・などなど・・・色んなお店が目に入る

  松江は海が近い町だから、最初は定番の寿司屋にしようかとも思ったんですが
  寿司屋さんより先に、雰囲気がとっても良さそうな割烹料理屋さんを
  見つけてしまったんですよねぇ

  また、雰囲気も良いんですが、入口にあったお品書きも良かった
  おまかせの会席料理だけでなく、一品料理もあり

     地元魚を使った魚料理、しまね和牛、宍道湖産 天然鰻

  などなど・・・ご当地食材の一品料理の文字が色々並んでいたんですよねぇ
  自分で好きな、ご当地食材を指定して食べられるのが私的には嬉しい

  うん・・・この店で良いんじゃないか???
  もめんレーダーはそう言っている

  ただ、問題は予約していないこと・・・席が取れたら良いんだけど・・・
  とりあえず、お店に入って、女将さんらしき方に、飛び込みで3名であることを伝えてみた
  すると、カウンター席で良ければ空いていますとのこと・・・
  私は料理人さんと話ができるカウンター席が大好き

  ということで、1泊目の晩御飯は、こちらの「日本料理 いと賀」さんに決定だぁ!!

●お店について

  お店の入口だけを見ると狭そうなんですが
  入口の暖簾をくぐると、長いエントランスがあって奥がとっても広い  
  なんとなく、お店の構造が京都の料理屋さんみたいな感じですね

  エントランスを抜けると、左側に板場とカウンター席
  右側に個室がたくさんあるみたい
  今回はカウンター席の一番奥に案内された

  ちなみに、この日の予約は個室だけでなく、カウンター席にも入っているようで
  会席料理の「先附け」らしきものが、カウンター席にいくつかセットされていた
  なかなかの人気店ですねぇ

  今回は偶然にも、飛び込みでも席が空いていましたが
  これは事前に予約をしていった方がよさそうです

●メニューについて

  板場の壁には、この日の食材が書かれた木の札がずらりと並んでいて
  その下には、白い和紙に「おまかせ会席」の料理が小さな字で書いてある

  手元にはドリンクメニュー以外には、料理名が書かれたメニューというものはなく
  この日の食材が書かれたボードのみがある

  どうやら、おまかせの会席料理でなければ
  食材を自由に選んで、調理方法も自由に指定できるみたい
  なるほど・・・面白い・・・

  まぁ・・・ちょうどカウンター席ですしねぇ
  板前さんと相談しながら、おすすめの食材を選んで適当に食べますかねぇ

●お通しも素敵な感じ

  最初の生ビールと一緒にお通しがやってきた
  杉板のお盆に乗せられた、5つの小鉢
  紅葉や銀杏の葉が添えられているのが、和な感じで素敵ですよねぇ

  5つの小鉢の内容は

    ・白烏賊の酒盗和え
    ・赤貝
    ・なます
    ・海老と蒲鉾
    ・菜っ葉とエノキの炊いたの

  どれも美味しいんですが、一番のお気に入りは
  山陰の名産「白烏賊」を使った酒盗和え
  熟成された白烏賊のもっちり感と、酒盗の塩分が絶妙!!
  めちゃめちゃ酒が進みますわぁ
  ということで、速攻で日本酒にチェンジ!!

  お酒は、島根の地酒である「李白 月下独酌 大吟醸」を飲む
  このお酒も、ふんわりとした吟醸香で呑みやすく
  スイスイ呑んじゃいますわぁ

  ■ちょっとした豆知識(先附け、付き出し、お通し)■
    もめんのちょっとした豆知識のコーナーでっす
    今回は、和な料理屋さんで一番最初に出てくる
    「先附け、付き出し、お通し」の違いについてでっす!!

    「先附け」というと高級なイメージがあって
    「お通し」というと居酒屋風な安いイメージがありますが・・・

    一般的には、懐石料理などの献立の一部として組み込まれている料理を
    「先附け」や「付き出し」と言い
    特に注文をしなくても無条件で提供されるものを「お通し」と言うそうな
    これをお店で使い分ければ、あなたも分かっている人の顔ができる・・・かも?(www

●お造りもご当地の魚が満載

  最初のオーダーは、おまかせで「お造り」を切ってもらうことにした
  大鉢にギッシリと氷を敷き詰めて、華やかに盛り込まれたお造り
  うんうん・・・ビジュアルは最高ですねぇ

  お造りの内容は
  「鰤、石鯛、白烏賊、イサキ、鯖」と盛りだくさん
  魚は全て、松江の地物なんだそう

  どれも美味しいんですが、この日の一番は、これからが旬の鰤
  脂もしっかりと乗っていて、旨みも十分!!
  まさに冬の魚って感じです

  ただ、残念なのは、下が氷敷きなので
  時間が経つと、不必要なまでにお造りが冷たくなり過ぎてしまうこと
  氷敷きは見た目は良いんだけど、そこが問題なんですよねぇ

  私は後半は、小皿に取ってしばらく置いてから食べてました

●この日の一番の食材は松葉ガニ

  お店のご主人に、この日の一番のオススメ食材を聞いてみた
  すると、「松葉ガニです」という答えが即答で返ってきた

  解禁日から1ヶ月ほどたち、今が一番美味しいタイミングなんだそう
  また、この日の松葉ガニは、かなり良い物が入っているらしい
  そんなことご主人に言われたら・・・食べないわけにはいかないですやんねぇ?

  ただし、「いと賀」さんでは松葉ガニは一杯単位でのオーダーになるんだそう
  超高級食材である「松葉ガニ」 大阪で食べるとビックリ価格
  いと賀さんで食べるといくらぐらいするんでしょうねぇ
  値段はか分かりませんが、山陰地方の冬の味覚と言えば、やっぱり松葉ガニだし
  今回は・・・記念日の旅行だし・・・行っちゃえ行っちゃえ!!(www

  ちなみに、今から調理される「松葉ガニ」を、ご主人が見せてくれた
  うむ・・・最大級ではないですが、なかなか立派なやつですな
  もちろん写真撮影をさせてもらってから・・・調理開始・・・

  ということで、ここからは松葉ガニを使ったフルコースだぁ!!

  ■焼き松葉ガニ■
    最初は、松葉ガニの足の焼き物からスタート
    身がぷっくり膨らんで、甲羅の外に盛り上がっている姿が素敵
    微かにレア感を残す絶妙な焼き加減
    口に入れると、甘みが濃い濃い!!
    旨い・・・旨いぞぉ!!

  ■松葉ガニ お造り■
    松葉ガニの立派な足のお造り
    華が咲いたみたいに、身が開いているのが美しい
    これはお上品に食べてはいけません!!
    ちょっと行儀は悪いですが
    甲羅の部分を手で持って、そのままかぶりつく!!
    すると・・・

      あまーーーーーーーーーーーーーい!!
      うまーーーーーーーーーーーーーい!!

    焼き物も美味しいですが、身の甘さは断然「生」の方が強いですねぇ
    
  ■松葉ガニ釜揚げ■
    今回の松葉ガニのメイン料理は
    甲羅と爪がある足の一番太い部分をそのまま蒸し器で蒸した
    松葉ガニの「釜揚げ」だぁ!!
    
    松葉ガニの身は口に入れたら、蟹のめちゃめちゃ良い香り
    そして、旨みと甘みがガッツリ!!
    なんじゃこりゃ!!って言いたくなるぐらい旨い・・・旨すぎる・・・

    そして、甲羅にたっぷり入った蟹味噌
    そのまま食べても、もちろん美味しいし
    蟹の身と和えて一緒に食べても美味しい
    蟹味噌は最高の酒の肴ですねぇ

    「焼き」や「生」も美味しかったんですけど
    こいつの美味しさは、間違いなくその上を行ってますわぁ

    ちなみに、ご主人曰く
    釜揚げって一般的には茹でることが多いんですが
    茹でるとお湯に松葉ガニの旨みが抜けてしまうので
    いと賀さんでは、茹でるより、かなり時間はかかってしまうんですが
    味が抜けないように、蒸しているんだそう

  ■場鍔蟹の甲羅酒■
    そうそう忘れちゃいけないのが
    蟹味噌を食べ終わった後に、甲羅に日本酒入れて造る
    松葉ガニの甲羅酒♪
    日本酒に残った蟹味噌が融けて
    めっちゃ美味しい燗酒になるのよねぇ

●やっぱり「のどぐろ」も食べないとねぇ

  山陰地方の食材で忘れちゃいけないのが「のどぐろ」
  なかなか立派なヤツが入っているということで
  シンプルに焼いてもらった

  皮目はパリッとしていて
  身はビックリするぐらいフワッフワ!!
  もちろん脂もしっかりあってトロトロ
  むぅ・・・さすがプロの焼きの技術ですねぇ
  めちゃめちゃ美味しい

  また、おまけで「のどぐろ」を使った押し寿司が1貫添えられていた
  これも、良い酢加減で、美味しい美味しい

●肉はやっぱり「しまね和牛」でしょう

  ここまで海の物を食べてきたので、ここらで一発「肉」も食べてみたい
  ということで、島根に来たら、島根を代表するブランド和牛
  「しまね和牛」しかないでしょう!!

  しまね和牛は「ロース」と「ヒレ」があるとのことなので
  今回はヒレをチョイス!!
  肉の美味しさが分かるように、シンプルに焼いてもらった
  
  めちゃめちゃ肉厚なヒレ肉
  表面はしっかり焼いてありますが、中心は綺麗にレア
  もちろんレアと言っても、生ではなく火がちゃんと入っている
  この焼き加減が難しいのよねぇ

  味付けは「ステーキソース、醤油、塩」の3種類からお好みで
  最初は、オーソドックスに「山葵&塩」で食べる
  ヒレ肉はめちゃめちゃ柔らかく
  そして噛むほどに肉の旨みがドバドバ出てきます
  うひょぉ!!
  しまね和牛のヒレ・・・おいしーーーーーーーーーーぃ!!
  これは日本酒も良いけど、白ご飯が食べたーーーーーい!!
 
  ということで、白ご飯をオーダーして、オンザライス!!
  ご飯とヒレ肉・・・最高です!!
  ちなみに、ご飯も島根のお米である「仁多米」なんだって
   
●唐墨茶漬けで〆

  さて・・・かなりガッツリ食べたので、お腹は結構一杯
  しかし、もう一つ食べたいものがある
  それは、お店の自家製だという唐墨

  そのまま食べても、もちろん酒の肴として最高に美味しいんですが
  今回は、最後の〆の「お茶漬け」にしてもらった

  大きなお茶漬け椀に、ご飯とお茶に海苔
  そして上から、たーーーーーーーーっぷりと唐墨
  うんうん美味しそうだぁ

  木のスプーンでかき混ぜてから・・・パクリ
  唐墨はお茶に浸されると、熟成されたチーズのような独特の風味が
  めっちゃ濃くなる
  この風味と塩味が、お茶漬けにめちゃめちゃ合う
  旨い・・・旨いぞぉーーーーーーーーーぉ!!
  
●最後に

  さて・・・気になるお会計・・・
  松葉ガニを1杯丸ごと食べて、のどぐろ、しまね和牛などなど
  高級食材をガッツリ食べましたからねぇ
  お酒も李白の大吟醸・・・ガブガブ呑んだし・・・
  もう、お会計がいくらになるのか、想像もできない・・・
  ドキドキしながらお会計を迎える・・・結果は・・・
 
    おおよそ4諭吉

  なんと安い!!
  大阪で食べたら間違いなくもっともっと高いです  
  
  また、ご主人に女将さんは、物腰はとっても柔らかく、サービスもとっても丁寧
  さらに帰り際に、息子さんかな?
  お店の外までお見送りしてくださり、入口で家族写真まで撮ってくれた

  うん・・・飛び込みで適当に入ったお店だったんですが
  想像以上に美味しく、とっても良いお店でした

  ちなみに・・・レジの横に「美味しんぼ 109巻」が置いてあった
  いと賀さんのご主人・・・なんと漫画の美味しんぼに出てるんですねぇ
  そんなに凄い人だったとは・・・(www

  また松江に来たら、絶対食べに来ようと心に誓ったもめんであった・・・

  ごちそうさまでした

  • お店 外観

  • 地物の魚や肉が食べられる

  • エントランス

  • カウンター席

  • 生ビール

  • お通し

  • お通し

  • 日本酒メニュー

  • 島根の地酒 李白 月下独酌 大吟醸

  • プレミアムな日本酒もあります

  • お造り盛り合わせ

  • 今日の食材

  • 松葉ガニは1杯単位のオーダーになるそう

  • 焼き松葉ガニ

  • 松葉ガニのお造り

  • 松葉ガニのお造り

  • 醤油浸けて

  • 松葉ガニ・・・食べまーーーす

  • 松葉ガニ釜揚げ(蒸し)

  • 松葉ガニ釜揚げ(蒸し)

  • 松葉ガニ釜揚げ(蒸し) 蟹味噌

  • 松葉ガニ釜揚げ(蒸し) 蟹身と蟹味噌は一緒に食べましょう

  • 娘の・・・おいしーーーーーーーい!!のポーズ

  • 松葉ガニの甲羅酒

  • のどぐろ塩焼き

  • のどぐろ塩焼き

  • のどぐろの押し寿司

  • しまね和牛のヒレステーキ

  • しまね和牛のヒレステーキ

  • しまね和牛のヒレステーキ

  • しまね和牛のヒレステーキは「ステーキソース、醤油、塩」で食べる

  • ふっくら炊けた仁多米

  • しまね和牛ヒレステーキ オンザ ライス

  • 〆の唐墨茶漬け

  • お店のご主人は「美味しんぼ(109巻)」に出てます

  • 全国の地酒

  • 限定焼酎

  • 焼酎

  • ワイン

  • ビール、ウィスキー、ソフトドリンク

2013/12/11 更新

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