レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2012/09訪問 2012/09/09
麻布十番にある和食のお店、薮原十区へ行ってきました。
先日の麻布十番祭りの際、このお店で秋刀魚を食べたと言う友人の話を聞き、早速行ってきました。
やはりなんと言っても秋刀魚に尽きます!毎年仕入れを読み違え、このお店で秋刀魚を食べられるのは3年ぶりくらいでしたが、やっぱり美味しい!!ワタも美味しくて、食べ終わるころには骨だけになっています。マンガみたいです。今回はサバを多めに仕入れているようでサバ尽くしという感でしたが、青魚大好きな人にはたまらないと思います。そして〆は穴子丼!身がふっわふわで美味しいです。大将は素材の質に少し不満気でしたが、十分美味しいですよこれ…。結構飲み食いしたのですが、10kにちょっとのお会計。今年は悔いなく秋を迎えられそうです!(2012.08)
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また行ってきました。
今年もまた、秋刀魚には当たらず…。今回で目立ったところでは鯵茶漬けかな。この日の鯵は身に水分が少なく、そのまま食べるには美味しくないので、お茶漬けにするとよいということでこの形になったそうです。基本的に西日本の魚は海流の影響で身に水分が少なく、逆に東日本の魚は身に水分が多いそうです。ああ、だから関東風の鰻は蒸し上げて、関西風の鰻はパリっと仕上げるのかなあ…と、話を聞いて思ったり思わなかったり。最近では鮎を使う洋食店があったりしますが、鮎というと頭から食べられるように思いますが、たまに固いものに当たることがあるんですよね。フライパンでソテーしてしまうと固いままなのですが、炭火なんかで身の油を頭に落としながら焼くので、和食の鮎は頭から食べられるのだそうです。そんな大将のお話を聞きながら、和食のテクニックってなさそうで実はいろいろあったりするのかなあ、と思ったりしました。(2012.07)
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また行ってきました。
ええ、またハズシマシタ。もちろん秋刀魚狙いだったのですが。内容的には、若干ハズレ…。このお店を好きになれない方は、こういうコースのときに当たってるのかなと思いました。やはり引き算和食のお店なので、素材の状態に左右されがちなのかなと思います。焼き物が前回と同じになるので太刀魚に替えてもらったのですが、期待ほどではなかったな。まーいいや。このシーズンにもう悔いはないし。 来年に期待します。(2011.09)
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また行ってきました。
今は大将一人でお店を開けているそうで、一人で対応できる範囲でしか客を取っていないとのことです。
地震の影響か、今年も秋刀魚がダメとのことで、秋刀魚を目当てに友人を連れて行かなくて正解でした。今年は雲丹もダメらしく…。ただ、どうも去年はシーズン終わりごろに秋刀魚の具合がよくなってきていたとのこと。時期を少しずらせば、可能性はあるようです。焼き物は太刀魚と目鯛の二択でした。目鯛がおすすめとのことで目鯛にしましたが、いやしかし目鯛がやばすぎた。最高の焼き上がりです。時鮭もはんぱない。近いうちに改めて、また様子を見に行ってみようと思います。(2011.07)
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また行ってきました。
1年ぶりのお店。機会があれば行こうと思っていましたが、行けず終い。ちょうど1年経って、やっと再び来ることができました。もちろん目当ては秋刀魚。…しかし今年の秋刀魚は出来が悪く(ついでに穴子も出来が悪く)、仕入れをためらっているとのこと。一度入れても、やっぱりダメだったそうで…。
焼き物は鰯の一本焼きと、目鯛の幽庵焼きの二択でした。秋刀魚がなかったので、青魚好きとしては迷わず鰯をセレクト。焼き上がって来てみると、鰯とは思えないこの太さ!そしてこの黄金色の輝き!…とは言っても、所詮鰯と言われてしまえば、それまでなのですが。刺身は鰹でしたが、全然しっかり血抜きがされていて、とろけるような刺身でした。お弟子さんの仕事も安定しています。魚を楽しむなら、やはりこの店が一番だと思います。 (2010.07)
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東麻布にある和食のお店、薮原十区へ行ってきました。
場所は麻布十番駅のすぐ近く。地図があれば迷う場所ではないのですが、看板も目印もないので、ここがお店かどうなのか悩みます。だって見た目カフェみたいだもん。やはりみなさん戸惑うらしく、スタッフが毎回店から出て声をかけていました。以前は代々木八幡にありましたが、立ち退きに伴って麻布へ移転したお店です。
基本、メニューはありません。冷やの日本酒を頼みましたが、3種常備してあり、きき酒をして気に入ったものを選ばせてもらえます。ちなみに、置いてある酒は全部酒屋任せだそうです。今回はフルーティーな福島のお酒を選んでみました。銘柄は聞いてません。でも2合飲んで\10,000。料理だけなら\8,000。サンマと穴子がすごく美味しかったです。コースの焼き物が2品になりましたが、どちらも美味しかったです。懐石のコースとは若干異なりますが、私の和食のベストテン第一位です。ぶっちぎりで。ちなみに、今回のサンマは釧路で水揚げされたそうですが、一匹\700~\800くらいの高級魚です。サンマというと秋が旬ではあるのですが、身がふっくらして脂とのバランスがいいのは7月から8月にかけてのサンマが一番良いそうです。オーナーは魚にこだわる方らしく、いろいろお話してくれました。お店としては、どうしたら素材を美味しく食べれるかという観点から調理しているそうです。よく話してくれる方なので、一人で行ってもカウンターならそれほど退屈しないと思います。しかもお昼は焼き魚定食をやっているとのこと。定食にするレベルの焼き魚じゃないですけど!(2009.08)
2位
1回
2012/01訪問 2014/10/29
銀座にある和食のお店、六雁へ行ってきました。
新日本料理というジャンルがあるそうです。モダンフレンチが和の食材を使ったフレンチであるならば、洋の食材を使った日本料理、ということでしょうか。ずっと興味があったお店ですが、夜のコース\13,000というのがネックで先送りになっていたお店です。いつの間にか料理長が変わり、六周年特別プライスが5月末までという期間限定感に惹かれ、即お一人様予約をしてしまいました。見つけたのは、たまたまネットで検索していただけです。
ビルの中のお店なのですが、1F入り口にスタッフが待ち構えているので、若干ビビリます。店内に入ると、私が本日最初のお客様。銀座なので深夜がメインかと思いきや、同伴出勤の方もいらっしゃるので、早めに入って1時間で上がる客も来るそうです。
好みによると思いますが、私には、ばっちり合いました。全員四番打者で、全打席ホームランな感じ。一切ハズレがありません。和食というと肉を避けがちですが、肉、魚、野菜と、全ての素材で余すところなくそのテクニックを魅せてくれます。箱も凄い。ちょー銀座っぽい。今回は6Fフロアのカウンターでしたが、和食のキッチンスタジアムみたいな感じです。店内なのに打ち水してるし、上のフロアの個室はどうなってるのか…。ちなみにカウンターのフロアは、19:00には満席でした。
日本酒が1合\1,400前後と少し高めの値付けですが、サービス料なし+特別プライスなので、何とかなるレベルです。日本酒2合、芋1で14k。野菜コースが7kなので、次回はこちらにチャレンジしてみたいです。 (2010.05)
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また来てしまいました。
7k野菜コースはやめてしまったのとの事で、+1品の10k野菜コース。半端なく面白い!!テクニカルな和食のお店で、女子ウケも良いと思います。雲丹も蛤も美味しいです。万華鏡は野菜尽くしの皿を和食でやっただけですが、こちらの方がよいかな。鮎、小ぶりだけど、美味しい。茄子の味噌にはデラウェアが入っているのですが、味噌が強すぎるのでこれは別々に食べないとダメかな。串揚げの小麦の香りが最高です。串揚げって美味しいんだなあ。専門店へ行ってみたくなりました。のっぺい汁も美味しい。かき氷は、これも誰でも考えつきそうですが、面白い!マカロンは、実は今回これ目当てでした。美味しかったです。
今日はお野菜コース\10kに二合で\13,600。すっかりこのお店のファンになってしまいました。(2010.06)
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愛読書である東京カレンダーを見ていると、このお店でチャリティーランチを実施するとのこと。ランチをやっているお店ではないし、久々にお店に行く良い機会と思い、即予約しました。当日は生憎の雨ですが、地下鉄出口からそう遠くないので助かります。
久々にこのお店の大将に迎えられ、東京カレンダー編集長の挨拶の後、早速お食事をいただきます。
今回はお店のいいところ取りで間延びせず、楽しい時間を過ごせました。
しかし夜のコースを値上げするそうで、ミニマム13kから。日本酒の値付けも、若干高め。サービス料は取らないお店とはいえ、お店に行くには若干躊躇する感じになってきた感は否めません…と思ったら、元に戻っただけか。なんだ。(2011.05)
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また行ってきました。
正月ということで、ドリンクは飲み放題とのこと。その分、皿数が若干控えめ。 〆張鶴や万年星があったので、お酒に関しては満足です。
やっぱり美味しい。胡麻豆腐美味しいなあ。湯島の和食屋よりこっちの方がわかりやすいと思う。フグ白子が食べられるなんて…!煮こごりは定番なので、特に…。からすみ大根なんて出したら、酒が止まらないじゃないですか!今回は少し出汁に気をつけて食べてみたのですが、しっかりした出汁。きれいに澄んでいるので、仕事も相当丁寧なんだなあと思いました。鯛もしっかり旨味が出ています。寝かせたのか昆布で〆たのかまでは、わかりませんでしたが…。鮑と海老芋が美味しいなあ。みぞれ煮、好きなんですよね。ざぶとんの上に載っているのは、りんごと蕗の薹。びっくりするのは、これを一緒に食べると、牛の脂の重さを感じません!脂が好きな人は肉だけ、苦手な人はりんごと蕗の薹を一緒に食べれば大丈夫という感じです。相性って大事なんだなあ。和食のテクニックを感じました。いくらご飯は、もちろん美味しいですよね!自家製の塩緩めのいくらが美味しい!もちろんお代わり可!シジミの赤出汁は初めてでしたが、悪くありません。シジミの仕込が面倒だから、お店であまり使わないだけなのかな。マカロンはあまり好きではないのですが、ここのお店のマカロンは好きなんですよね。マカロンを食べて、終了。まーハレの日にこのお店を使えると良いのですが、なかなかチャンスがなく…。(2011.01)
3位
1回
2012/01訪問 2013/05/22
銀座にあるイタリアンのお店、サーラアマービレへ行ってきました。
噂の新店。安い方です。場所は銀座トレシャス12F。トレシャスは、銀座の中央通を挟んだ松屋の斜向かいと言ったらいいかな。夜は1ドリンクつき12皿\5,000のコース。ドルチェは別料金です。エレベータで12Fに上がると両側に入り口があり、片方は今回の店。もう片方は、十番から移転したお店です。予約も取れないだろうし、飛びつく気もなかったのですが、予約が取れて使い道が見つかったので、めでたく行くことができました。
ロクシタンとカサブランカを仕込んでお店へ。
着いたら入り口付近のソファーに陣取ることになりました。このソファーって、まだ数人しか使ってないんだろうな…。
皿は写真みたいな感じです。少量多皿は、完全に女性仕様。照明もかなり暗めで、用途はかなり限られると思います。「夜は写真撮んな!」とも言いたげかな。皿はどれも素晴らしく、もう少し食べたいかなーという感じ。ま、あくまでサロンですから。でもアロマフレスカで同席した女性2名が食べきれなかったビステッカを都合3人前食べさせられた身としては、これくらいの量でないと種類を出せないのかなと思います。一番良かったのは、トマトのテリーヌ。行ってみればカプレーゼの組み合わせなのですが、ホイップしたゴルゴンゾーラとゼリー寄せしたトマトが絶妙の組み合わせです。 ワインリストはシンプルで、泡3、白5、赤5くらい。アルザスのゲヴェルツトラミナーなんかも混じってました。もう少しよく見れば良かったな。店柄、良いものもあるのでしょうが、そういう用途のお店ではないと思います。
サービスが超絶素晴らしくて感激しました。サービス統括の彼とはなかなか話せませんが、少し話しただけで志向の高さを感じて感激してしまいました。「全て任せてください」という感じ。特に今回は当日依頼で無茶振りをしてしまったのですが快く引き受けてくれ、しっかり演出してくれました。…サービスの良さが、私の文章力では上手く表現できていないかもしれませんが…。
生ピアノは一長一短です。個人的には好きなのですが、歌はいらないかも。エルトンジョンとか「ガラスの部屋」の例の曲とかを演奏していましたが、曲目が超メジャーじゃないとわからないですね…。
2人でコース+ドルチェ1品ずつ+スプマンテ1本抜いてアンダー\20k。何この安さ。原価計算がよくわかりません。ま、こんな感じです。次回は会社帰りの22:00以降に、パスタを食べにふらっと行きたいです。(2010.08)
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また行ってきました。
このお店、ランチは7kでフリーフロー。ワインは安めの品との噂でしたが、果たして?
銀座のビル12Fといえど、きれいな青空が広がっていると、居心地が全然違います。和食でも中華でもフレンチでもなく、イタリアンでなければ成立しないであろう、この空間。こんなことを始めようと言い出したこと自体が凄いと思います。7kが高いか安いかも人によりますが、今回は12:00~16:00までグダグダして、それでも帰る気が起きなくて。魔法をかけられた気分です。 サービスは以前来たときから、さらにスキがなくなった感じです。統括の彼のスピリッツが、全体に行き渡っているように感じました。ここから更にどう良くなるのか?楽しみです。
フリーフローの中にエビスやプレモルが入っているところが意味不明。こんなにコストをかけて良いのでしょうか?ワインは確かに安めですが、飲みやすくて好きなタイプです。白はすっきり、赤はタンニン薄めで香りがいいタイプ。ちなみにグラスはリーデルの厚めのやつです。泡も試せば良かったかな。 パンはシニフィアンだそうですが、言われなければわからないくらい香りも弱め。食感は確かにシニフィアンですが、香りが弱いので、存在感も薄め。 皿は、前菜10皿がどっさり並んできます。口直しのサラダを挟んで、プリモ4皿、〆のドルチェ。かなり腹いっぱいです。これで少ないという方は、完全にこの店に求めるもののベクトルが違うんだろうなと思います。真剣に食べたい人には、お店のスタイル自体が合わないのでしょう。出来はやっぱりさすがの出来。でもこの内容を期待して隣のリストランテへ行っても、ちと違うんだろうな。評価としては賛否両論あるようですが、個人的には良いお店だと思います。でも、別に良いと思わなければそれでいい、とも思います。ある種トンガったお店であるのは確かです。(2010.09)
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また行ってきました。
店名のSala AMABILEは「素敵なお部屋」という意味です。このお店ができたばかりのころは、皆さんこの店名をローマ字読みしていたので「もしかしたら自分が間違っているのでは…」と思ったりもしましたが、そんなこともなかったですね。どうでもいいですね。
料金は食事・ドリンクにサービス・税込で7k。以前はドリンクにスパークリングワインが含まれていたり、ビールが数種類用意されていたのですが、現在はビールは一番搾りのみで、ワインは白赤のみ、あとはソフトドリンクでブラッドオレンジジュースやジンジャーエール(甘口・辛口)だそうです。皿数の少ないショートコースも、\3,900で用意されているので、利用する時間に制限がある場合は、事前にお店と相談したほうが良いかもしれません。今回お店に行った際には10名くらいの会合をやっていたので、人数の上限に関しても応相談のようです。
前菜がゴンゴン並んでくるので、食べているだけで忙しくなる感じ。以前の昼の営業は16:00まででしたが、現在は15:00までになっている影響でしょうか。このお店でゆったり過ごすには、早めスタートが良いのかもしれません。サービスの方は入れ替わったようで、若い方が多かったように感じました。以前のスキのなさが好きだっただけに、少し残念です。難点はそれくらいかな。皿は全般的にやっぱり美味しいです。ちょっとずつ、つまみたい方には最適のスタイルかと思います。そうすると、やはり基本的にはお酒を飲む方を想定しているお店なのかなと思います。ちなみに、今回の シニフィアンのパンは、シニフィアンらしくて美味しかったです。
決してこのお店が悪いというわけではないのですが、他にも安くて良いお店が出てきているので、これで\7,000はちと高いかなと思うようになりました。(2012.1)
4位
1回
2011/02訪問 2015/09/30
どっかで見たような野菜がならんでおりまするが。
気にしない、気にしない。
恵比寿にあるフレンチのお店、ビストロ間へ行ってきました。
先日、この近くのお店へ行って存在を知り、気になっていました。雑誌に載って「これは!」と思い行ってきました。もうね、新店はみなさん興味ないみたいなので、お一人様。 予約して行きましたが、店はガラガラ。スタッフ5名。いいのかなーと思いましたが、メニューを見てしばし沈黙…あーこんな店、松涛でもみたことある…。
非常にズルいメニューなのですが、これがね、いいとこ取りで良いのですよ。流行のメニューを押さえている辺り、かなり調査していると思われます。特にカウンター系のお店。しかもシェフはシェ松尾出身との事で、メインの魚の皿はクラシック寄りの濃厚な出来です。ただ、これは味が濃いので好みが分かれるかな。私は好きですし、ワインを飲む方にはちょうど良いと思います。いやしかし、ワイン3杯飲んで、ディナーで\6,300って信じられない!価格破壊もここまで来たかという感じです。実はこのお店、カフェを経営する系列の1店。オープン3ヶ月経っていないとのことですが、焦りがないのはバックに十分な資本があるからでしょう。シェフが控えめなのが物足りないですが、客が入らないのが不思議です。確かに店を前から見るとテラス席とカウンターしか見えないのでかなり不安ですが、実は渋谷川に面したサイドにテーブル席があるので、店内は意外に広々としています。これは、毎週行っても良いレベルですなー。(2010.06)
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また行ってきました。
この日は週末でしたが、なんと満席。客層がギャル層だと予想通りだったのですが、実は結構老若男女入り乱れております。
某店に激似でしたが、徐々に独自の進化を始めたようです。おこげを取り入れて、「フレンチ+中華」とか。ますます目が離せないお店になってきたと思います。(2010.07)
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また行ってきました。
一つ前のデセールが良かったんだけどな…。忙しくて行く間がなくて、前のメニューが終わっちゃってました。 前菜は、プレゼンテーションが某店とカブってますね…。こちらの方がシンプルだけど。パテは肉が粗め。悪くないけどパテはやっぱりoginoが一番わかりやすいと思う。 バーニャは、また進化してますね…。メインはソースがズルイ。鱈自体の風味はほとんどないけど、ソースがかなり頑張っていて、あとをひく美味しさ。 ココット野菜も美味しい、野菜から出たスープもまた美味しい。おこげは魚介スープと言うけど、トマト風味。なんかもうここまで来ると、めんどくさいのでリゾットでいいじゃんって気になってきます。でも美味しい。カニはワタリガニなのであまり食べられる場所がないけど、美味しい。 で、この内容でデセールが炭水化物だったりするとイッパイイッパイになってきます。
3杯飲んで8k行かないって、やっぱりすごい。で、そろそろバーニャをやめるとのこと。もうデジャブとは言わせない??(2010.11)
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また行ってきました。4回目。
急遽代打。「代打、オレ!」土井垣か。19:30スタート23:00エンドは、ガラ空きの時代を知っている者としては少し驚き。すっかり人気店ですね。(2011.02)
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また行ってきました。
野菜のパフェは初でしたが、美味しいけど手が込みすぎかもしれません。某店のバーニャカウダと比べられるのがシェフとしては心外だったのだろうけど、たぶんお店はすごく大変になったと思います。こう考えると、やっぱりバーニャカウダはいろいろな面で利点があるのかなと思います。ビジュアルが良くて、準備に時間がかからないという…。逆に、パフェは某店の手数ではできない手法ではあるのだけれど。他は少し仕事が粗くなった気がします。仔羊は意外に良くできていました。このお店は魚が得意で肉が苦手と思っていましたが、赤身肉系はいけそうな雰囲気。ご飯は美味しいけど、油切れが悪かったのが残念です。デセールはアイスでないので、シャリシャリしてます。かき氷のようなシャリ感を狙ったのかもしれませんが、これも狙いすぎかな。
元々基本的な仕事は良くできているお店なのだと思うのだけれど、狙いすぎて結果的にイマイチになっている気がします。それほどひどくはないですが、このお店の初期が抜群に良かったことを知っていると、少し残念な感じがします。
ちなみに9月から若干値上げするそうですが、それに伴いケーキのお土産をもらえるとの事です。(2011.08)
5位
1回
2010/06訪問 2011/10/15
駒沢公園にあるイタリアンのお店へ行ってきました。
このお店を選んだのは、ロケーションと人気度だけ。大した下調べをせずに行ったのですが、良すぎてビックリしました。最近、自分内ランキングが週単位で変わりすぎて困ります。駒沢大学駅から徒歩10分程度。246沿いに少し歩きます。246を通るので、おそらくバスやタクシーは無理。大人しく早めに来て歩きましょう。系列店があり、もう1店舗は自由が丘です。ただ、この感じだとものすごく興味が出てきました。
このお店も、サービスが激良いお店。居心地最高。そして皿は出てくるもの全て美味しいし、ソースとのマッチングがとても良いです。前菜のソースは生姜・アンチョビ・ゴルゴンゾーラ・オリーブと芸コマ。鮎の仕事も丁寧だし、トリッパの臓物臭さもたまりません。バナナのパンナコッタは、バナナの身の部分がパンナコッタ。エルブジとは違ったアプローチのサプライズ系の皿が面白いし、美味しい。そしてまさかリストランテで最後にラテアートが出てくるとは!嬉しいサプライズです。
スプマンテ1+ワイン1で\6,800。サービス10%、コペルトなし。
強いて言えば、フレンチイタリアンのペルゴラ系?ラグジュアリーな店や、キレイ系の店や、イタリアンにはいろいろなベクトルがありますが、自分は何よりこういう元気をもらえる店が好きです。「行ってよかったなー」「また来たいなー」と思わせてくれるお店が好き。あんまりマニアックになるより、単純に楽しかったり美味しかったりするお店って、大切だなと思います。
6位
1回
2011/01訪問 2013/02/27
代官山にあるイタリアンのお店、ASOへ行ってきました。恒例の株主の会です。
ワインはクレマン~モンテュスの白~キャンティクラシコの赤と、聞いただけでも豪華なラインナップ。もちろん全て美味しゅうございました。
今回はテーブル4人でしたが、4人全員「15Kでここまでできない!」という感想。出てくる皿一つ一つが美味しすぎます。このお店の本気を体験して、激しく感激しました。普通にお店に来て、ここまで良い内容が出るのか?普通だったらどれくらいの値がつくのか興味があります。
最後の支配人の挨拶にも軽く感動。サーラアマービレの支配人同様、高い理想を掲げ、それを実現できる環境にいて、それを実現させる自信に満ちている語り口を頼もしくさえ感じます。印象的だったのは「高級志向とカジュアルさは両立できる」と語っていた点。お店として目指す目標が定まっていれば、しばらくは順調かなと思います。
アロマフレスカ最高!サーラ最高!と思っていましたが、軽く飛び越えられた感じ。いやーまだまだ良いお店はありますね。イタリアンなのにロングパスタがないのはご愛嬌。これでパスタ2皿だったら腹が苦しくて死んじゃいます。(2010.10)
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今回も株主の会である。
この時期、かなり寒い。
杉の香りを纏った海の幸は、厚めに切ってあるけどカルパッチョに近いかな。フォアグラでかい!トリュフは香りが少し弱め。オマールはすげえな…。こんだけオマールが出れば、文句も出ません…。ちなみに、パスタは後から混ぜます。鹿肉は超柔らかい!見た目がハンバーグみたいだったし、びっくりしました。シャーベットなのにムースなのね。前回と同じ皿だけど、不思議。ドルチェはASO定番の泡の中にバニラアイスが。そしてこれまた定番のミニャルディーズで締め。
ワインは赤のマディランがすごく良かったです。ボルドーでもブルゴーニュでもない、ちょうど中間くらい。初心者に優しいワインだと思います。 (2011.01)
7位
1回
2010/08訪問 2010/09/04
銀座にあるイタリアンのお店へ行ってきました。 何となく行きそびれていて。イタリアンは晴れた昼の爽やかな空間にいる感じが好きなので、まずはランチでお試し。銀座は7丁目、銀座の中央通りに面したブロックに位置しています。
サービスは全てにおいて素晴らしく、まるで高級外車に乗っているような快適さでした。手をケガしている方と同じテーブルだったのですが、それを察して箸を持ってきてくれたり、パンを一口大にカットして持ってきてくれたりと、ありえないほどのもてなしでした。「ケーキをもっと大きめにカットできない?」的な無茶振りも若干ありましたが、ユーモアを交えた返しも素晴らしく、リクエストに完璧に応えてくれました。エメラルドグリーンの店内もきれいで、天井も高くて開放感があり快適です。
ワインのセレクトも最安ラインからセレクトしましたが、飲みやすい良いセレクトでした。2杯目は甲州でしたが、夏らしくすっきりした味わいで、ドルチェにも合ってとても良かったです。
肝心の皿ですが、これはもう言うことありません。鰯のコンフィは、ほぼ完璧と言っていい出来。リゾットは塩きつめですが、ラグーの旨味が十分出ていてすごく美味しかったです。メカジキのカネロニは見た目が地味ですが、ソースとミントが抜群に合って美味しかったです。デザートワゴンは全部お願いしてしまいましたが、どれも美味しかったです。
やはりイタリアンはランチが好きなので夜に行くかどうかが微妙ですが、三ツ星フレンチよりこちらの方が気に入りました。
8位
1回
2010/09訪問 2011/09/19
新橋にある和食のお店、旬風URARAへ行ってきました。
以前、当日予約で数回振られていたのですが、一念発起して行くことにしました。数週間前の予約で、カウンターならOKとのこと。低価格和食のお店です。ラインとしては逢坂や幸せ三昧のように、日本酒のラインナップに力を入れているお店。でもローランペリエが7kって、安すぎてわけわかんねえ…。
入った瞬間、ハーフっぽい若い男の子がお出迎え。えー新橋の和食のお店でこんな感じ??いきなり面食らいます。お店は小料理屋っぽいかな…。でも良いお店だと思います。ホール1、厨房2でちょうど良く回しています。
実は三合飲んでいます。日本酒は九勺とのことですが、表面張力まで注ぐので、前もってこぼす分を一口注いでくれます(こぼすことはないけど)。獺祭は酒造の社長がワイングラスをくれたとのこと。通常のグラスより縁が厚めなので、口当たりよりも香りを楽しむためのものだと思いますが、獺祭ならではの香りと甘みが一層楽しめます。
カツサンドはよく出るそうです。出るもの全て、日本酒前提の濃い目の味付け。炊き合わせの生姜なんかは、粗みじんという大胆な感じ。なので、京風の薄めの味付けが好きな方、下戸の方には合わないお店だと思います。でも逆に、日本酒が好きな人にはぴったり合うお店だと思います。〆の食事と甘味で勢いが大人しくなる気もしますが、トータルで見るとこれくらいがちょうど良い感じ。これで10kは安い?高い?最近では一番のヒットです。
9位
1回
2010/09訪問 2013/02/03
神楽坂にある和食のお店、石かわへ行ってきました。
みんな気になる?そうでしょうそうでしょう。系列店2店には既に行っていたのですが、何となく足が遠かったこのお店。店の前を通ったことはあったのですが…。チャンスを待つのがめんどくさいので、こちらもお一人さま。ちなみに、来週のひらまつもお一人さま。お一人さまバンザイ!
会社を出るのが遅れましたが、ちょうど予定時間に着くと、狙いすましたように美人の女将がお出迎え。タイミングが良すぎて、ちょっとびっくり。席はカウンターでした。カウンターは全部で7席。個室は4室あります。隣の席にいらしたのが、移転前からの常連さんだったせいか、大将がずっとカウンター内にいたりして。すげーオーラを感じちゃうんですけど…。以前遠巻きに見かけたことはあり、和食の職人ということで何となく厳しい方というイメージがあったのですが、実際はものすごく気さくな方。
素材で勝負する感じではなく、相性の良いものを探して掛け算していく感じ。ここまで徹底していれば、これ以上を求める必要はないでしょう。確かに引き算和食も正なのでしょうが、ある程度足し算してくれないとメニューが不安定で困りますし。どの皿が良かったかというと、全部良いよ!器のセンスも好きなラインです。ビジュアルもきれいにまとまっているので、女性にも良いのではないでしょうか。但しボリュームはちと多め。
ビール1杯+二合で\20,700。意外と安い。1度行ったら次はないかなと思っていましたが、かなり満足度は高めでした。
大将の次の目標は系列店を増やしてく路線なのかもしれないですが、ここでひとつ引き算和食にチャレンジしてみてはどうでしょう?…って、それが蓮かな。
10位
1回
2010/12訪問 2010/12/25
横浜にあるイタリアンのお店、カンブーザへ行ってきました。
話題の新店、気になっていましたが、ロケーションの都合でやっと行くことができましたん。
この日は雨だったため少しガッカリしていましたが、なかなかどうして雨の日は艶っぽさが前面に出ており、魅力が安定したお店だと感じさせます。10分前に着くと、サービスの方がお出迎え。この日のサービスは2人でしたが、2人とも30代イケメンで、こちらは若干ヒキ気味。平日なので、客層は当然マダムが中心。
ピッツァは噂のリモーネを希望したところ、夜ならメニューにオンリストなのですが、昼はコースに+\1,260とのこと。行っても良かったのですが、今回はいずれ試すであろうマルゲリータでオーダー。でも横浜まで来てマルゲリータかよ…と思っていましたが、今まで食べたマルゲリータとは全然違います!トマトソースもモッツァレラも、全てが研ぎ澄まされている感じ。中目黒のイーサの鮮烈なフレッシュさも良かったですが、こちらはそこからさらに旨みを引き出している感じ。生地は薄めのローマピッツァ。
メインの鯛も、火入れは流行のカンテサンスなんかよりも固めに焼いている感じ。そして上品さよりも磯臭さを出して、より魚らしく仕上げている感じ。添えている野菜も炭火の香りをしっかり纏っていてイタリアンとしてのあるべき姿を感じさせます。
系統としては、アロマフレスカでも、サローネでも、ASOでも、ペルゴラでもなく。マジカが一番近いかな。でもマジカよりも洗練されている感じ。
ハロウィンなので、デザインカプチは猫をかぶった女の子。超カワイイ!
サービスの方はプレチェネッラ出身だったのね!だからあんなに安定していたのか!ワインのセレクトも上質、立ち振る舞いやノータイグレーパンツの着こなしも、とっても素敵!次は夜かな…。
そしてこの後、お目当ての横浜美術館でエトワールを…と思ったら、木曜日は休館日!えーうそーん!(2010.10)
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めでたくエトワールとご対面。感激です。そしてディナーはこちらへ。今度は夜に来てみました。カンブーザ。
白子のフリットは白子がトロットロ。プリン体好きにはたまりません。念願のリモーネ…は、実はそれほどでもなく。リモーネより普通のマルゲリータの方が美味しかった気がします。もっとレモンが前面に出ていると思ってました。意外とレモンが少なかったです。加えてパンチェッタが脂出すぎ…。レモンの酸味と苦味は好きなのですが、全体として考えるとバランス悪いかな。でもそうすると夜の魅力があまりないので、昼にガッツリ食べたほうが良いお店な気がしました。 リモーネ…期待しすぎたか…。(2010.12)
価値観が変わるくらいの衝撃があると、高く評価する傾向があるように思います。