超暇人さんのマイ★ベストレストラン 2011

麻布十番にある和食のお店、薮原十区へ行ってきました。

先日の麻布十番祭りの際、このお店で秋刀魚を食べたと言う友人の話を聞き、早速行ってきました。

やはりなんと言っても秋刀魚に尽きます！毎年仕入れを読み違え、このお店で秋刀魚を食べられるのは３年ぶりくらいでしたが、やっぱり美味しい！！ワタも美味しくて、食べ終わるころには骨だけになっています。マンガみたいです。今回はサバを多めに仕入れているようでサバ尽くしという感でしたが、青魚大好きな人にはたまらないと思います。そして〆は穴子丼！身がふっわふわで美味しいです。大将は素材の質に少し不満気でしたが、十分美味しいですよこれ…。結構飲み食いしたのですが、10kにちょっとのお会計。今年は悔いなく秋を迎えられそうです！(2012.08)

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また行ってきました。

今年もまた、秋刀魚には当たらず…。今回で目立ったところでは鯵茶漬けかな。この日の鯵は身に水分が少なく、そのまま食べるには美味しくないので、お茶漬けにするとよいということでこの形になったそうです。基本的に西日本の魚は海流の影響で身に水分が少なく、逆に東日本の魚は身に水分が多いそうです。ああ、だから関東風の鰻は蒸し上げて、関西風の鰻はパリっと仕上げるのかなあ…と、話を聞いて思ったり思わなかったり。最近では鮎を使う洋食店があったりしますが、鮎というと頭から食べられるように思いますが、たまに固いものに当たることがあるんですよね。フライパンでソテーしてしまうと固いままなのですが、炭火なんかで身の油を頭に落としながら焼くので、和食の鮎は頭から食べられるのだそうです。そんな大将のお話を聞きながら、和食のテクニックってなさそうで実はいろいろあったりするのかなあ、と思ったりしました。(2012.07)

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また行ってきました。

ええ、またハズシマシタ。もちろん秋刀魚狙いだったのですが。内容的には、若干ハズレ…。このお店を好きになれない方は、こういうコースのときに当たってるのかなと思いました。やはり引き算和食のお店なので、素材の状態に左右されがちなのかなと思います。焼き物が前回と同じになるので太刀魚に替えてもらったのですが、期待ほどではなかったな。まーいいや。このシーズンにもう悔いはないし。 来年に期待します。(2011.09)


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また行ってきました。

今は大将一人でお店を開けているそうで、一人で対応できる範囲でしか客を取っていないとのことです。

地震の影響か、今年も秋刀魚がダメとのことで、秋刀魚を目当てに友人を連れて行かなくて正解でした。今年は雲丹もダメらしく…。ただ、どうも去年はシーズン終わりごろに秋刀魚の具合がよくなってきていたとのこと。時期を少しずらせば、可能性はあるようです。焼き物は太刀魚と目鯛の二択でした。目鯛がおすすめとのことで目鯛にしましたが、いやしかし目鯛がやばすぎた。最高の焼き上がりです。時鮭もはんぱない。近いうちに改めて、また様子を見に行ってみようと思います。(2011.07)

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また行ってきました。

１年ぶりのお店。機会があれば行こうと思っていましたが、行けず終い。ちょうど１年経って、やっと再び来ることができました。もちろん目当ては秋刀魚。…しかし今年の秋刀魚は出来が悪く（ついでに穴子も出来が悪く）、仕入れをためらっているとのこと。一度入れても、やっぱりダメだったそうで…。

焼き物は鰯の一本焼きと、目鯛の幽庵焼きの二択でした。秋刀魚がなかったので、青魚好きとしては迷わず鰯をセレクト。焼き上がって来てみると、鰯とは思えないこの太さ！そしてこの黄金色の輝き！…とは言っても、所詮鰯と言われてしまえば、それまでなのですが。刺身は鰹でしたが、全然しっかり血抜きがされていて、とろけるような刺身でした。お弟子さんの仕事も安定しています。魚を楽しむなら、やはりこの店が一番だと思います。 (2010.07)

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東麻布にある和食のお店、薮原十区へ行ってきました。

場所は麻布十番駅のすぐ近く。地図があれば迷う場所ではないのですが、看板も目印もないので、ここがお店かどうなのか悩みます。だって見た目カフェみたいだもん。やはりみなさん戸惑うらしく、スタッフが毎回店から出て声をかけていました。以前は代々木八幡にありましたが、立ち退きに伴って麻布へ移転したお店です。

基本、メニューはありません。冷やの日本酒を頼みましたが、３種常備してあり、きき酒をして気に入ったものを選ばせてもらえます。ちなみに、置いてある酒は全部酒屋任せだそうです。今回はフルーティーな福島のお酒を選んでみました。銘柄は聞いてません。でも２合飲んで\10,000。料理だけなら\8,000。サンマと穴子がすごく美味しかったです。コースの焼き物が２品になりましたが、どちらも美味しかったです。懐石のコースとは若干異なりますが、私の和食のベストテン第一位です。ぶっちぎりで。ちなみに、今回のサンマは釧路で水揚げされたそうですが、一匹\700～\800くらいの高級魚です。サンマというと秋が旬ではあるのですが、身がふっくらして脂とのバランスがいいのは７月から８月にかけてのサンマが一番良いそうです。オーナーは魚にこだわる方らしく、いろいろお話してくれました。お店としては、どうしたら素材を美味しく食べれるかという観点から調理しているそうです。よく話してくれる方なので、一人で行ってもカウンターならそれほど退屈しないと思います。しかもお昼は焼き魚定食をやっているとのこと。定食にするレベルの焼き魚じゃないですけど！(2009.08)

表参道にあるフレンチのお店、コポンノープへ行ってきました。

今回はオーストラリア産ビオワインのメーカーズディナーでした。コースもオーストラリア産の食材でオーストラリア風の料理ということでしたが、実際にはこのお店の普段のフレンチとそう遠くありませんでした。もちろん火入れ・味ともバッチリ決まっていて、美味しかったです。雰囲気・料理・ロケーションと３拍子揃った、良いお店だと思います。(2012.11)

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以下前回。

今回は尾崎牛というブランド牛押しのイベントへ行ってきました。10kでフリーフロー食べ放題。出てくるものは美味しいのですが、良くも悪くも、やや人が少なめな感じ。そのせいで雰囲気に紛れることもできず、壁の花状態。会場にいらした方はオサレな方が多く、お店関係の方なのかと思い遠慮がちだったのですが、普通のパーティーのように振舞えばよかったようです。要領はわかったので、ぜひまた参加してみたいです。

当初、このお店は会員制を謳っていたのですが、今回はお店の方にその理由を聞くことができました。どうもこの場所で飲食業を始めるにあたり、客の騒いでいる声等の騒音を心配していたそうです。最近では大きな問題にならないと判断できたようで、会員制を前面に押し出すことは止めたようですが。雑誌に社員食堂として紹介されたこともあったのですが、あまりそういった利用もしていないそうなので、事前に連絡ができればランチの利用もできそうな感じでした。シガーを楽しむなら夜が良いのでしょうが、買い物ついでのサクランチでも使いやすいお店だと思います。(2012.02)

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以下前回。

今回はクーポンを使いましたが、当日予約をする方が使いやすい気がします。12・１月はクリスマス・新年仕様で、ダイニングの雰囲気を若干変えているそうです。鹿肉は低温調理しているそうですが、焼き上がりが柔らかく、三ツ星フレンチもびっくりの出来に驚きました。シェフが老舗で修行したせいか、ソースの出来も素晴らしかったです。また来年も行けるといいなと思います。(2011.12)

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以下前回。

桃のパスタが食べたかったのである。美味しいなー桃。今回は桃尽くしでしたが、全て素晴らしかったです。 味の決め方も、好みにぴったり。そして何故か出てきたyoshikiのワイン。実は、あのyoshikiがこのお店の経営に一枚かんでいて、作ったワインを置いているそうです。カリフォルニアのカベルネですが2008年なので、少し若いかなという感じでした。(2011.08)

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以下前回。

お店は、原宿から表参道ヒルズの手前の道を歩いていくと現れます。表参道からだいぶ離れるため周りは住宅街になるのですが、経営主体である映画配給会社の本社内にあるお店のため、このようなロケーションになっているようです。１Ｆがシガーバーになっており、ラグジュアリーなヒュミドールも設置されています。２Ｆがレストラン。元々イベントスペースや社員食堂として使っていたので、貸切の日があったりします。そのため当日予約でも対応してもらえますが、お店へ行く際には事前に電話で営業状況を確認しておくことをお勧めします。

通常はコースがお得ですが、アラカルトメニューもあるので、２軒目として使うこともできると思います。ワインリストはアンリジローとルイジャドが多く、ニューワールドも積極的に入れています。高めのラインも備えているので、ワインを楽しんでも良いと思います。先日伺ったときはウイスキーをいただいたのですが、香りの素晴らしさにクリビツしました。

元々メディアの露出が少ないお店だったのですが、最近は雑誌に載ったりクーポンサイトに参入したり、徐々に露出が増えてきました。元々良いお店なので、シェフやサービスの方が腕を振るう機会が増えてくれればと思います。(2011.02)

久々にツォップのモーニング。まだ混んでいません笑。今ならゆったりモーニングを楽しめます。しかし、メニューは変わらず残念・・・。
また久しぶりにツォップ。

在宅勤務が増えたので「平日にツォップのモーニングに行ってから仕事ができんじゃね？」と思い立ってレッツトライ。好きな日時の予約が簡単に取れたので不思議に思っていましたが、実際にお店へ行ってみて納得しました。以前のような、超絶人気はなくなっているようです。開店時間から間もないこともあり、着いた時にはガラガラでした。店内の席は、２席ずつの壁向きの席が４組ほど。それに以前からあるカウンターで５席ほど。以前あった大きなダイニングテーブルや丸テーブルを入れ替えたので、だいぶすっきりした店内になりました。個人的には今のレイアウトの方が美しいとは思いますが、そのおかげで家族連れが来にくくなってしまったのは良し悪しというところかもしれません。

朝食はメニューも変わって、1300円のコースのみ。内容は玉子料理、スープ、ドリンク、パンセット。パンのボリュームが以前より少なめになり、以前のようなディップが別注になっているので、だいぶシンプルになりました。お店自体が空いているせいか、正味１時間程度で食事できます。クオリティは以前と変わらず美味しいですが、色々なパンを少しずつ、いろんな味で食べるという楽しみが減ってしまったので、以前と比べると魅力が減ってしまったという気がします。
久しぶりにツォップへ。朝食は今でも結構な人気ですが、ランチはそれほどでもなく。当日予約で行ってきました。牛肉の赤ワイン煮です。フルーツを入れているのが芸コマ。こちらの食事は山盛りのパンが主役っぽくなっていますが、料理も負けないくらい美味しくて、パン屋とは思えないクオリティなのが嬉しいところです。調子に乗って赤ワインを頼んでみたり。おデザはティラミスとフルーツ。危なげなく美味しいです。ここで食べる必然性はないかもしれませんけど笑。

駐車場も広いし、休日のドライブで来るにはちょうど良いのではと思います。
ずっと行ってみたかった、ツオップのモーニングへ行ってきました。

早朝の用事を済ませ、予定通り間に合ったので２Ｆのカフェへ。水曜定休で、定休日はこのドアが閉まっています。階段を登ると、8:30なのに半分以上の席が埋まってます。9:30～で予約している方もいらっしゃいました。ま、遠方から来る方は予約したいでしょうし。早朝枠を予約するなんて考えていなかったので突撃してしまいましたが、ちょうど良くカウンターの席が空いていました。

初めてなので、後悔のないよう一番ボリュームのある「ゆっくり朝食コース」をセレクト。それでも\1,500。 朝からヨーグルトとこのフルーツのボリュームは食べでがあります。パン盛り合わせには、持ち帰り用の袋がついています。かなりボリュームがあるので、無理に食べきる必要はないかもしれません。…が、ディップ３種＋カルピスバターがついてくるので、これを無駄にしてしまうのも、もったいないです。ディップもバターもかなり美味しい。オムレツの皿は味付けが薄めなので、少し物足りないかな。あくまでパンが主役のようです。パンナコッタはクリーム多目でかなり濃厚な出来映え。ドリンクが都合３種もついてくると、ついのんびりしてしまいます。次回はパン盛り合わせだけでいいかな…。 (2010.04)

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実はちょいちょい行っているのですが、最近、雑誌に掲載された効果があったのか、いつも満席。家が近いせいもあって、予約してまで…と思っているのですが。

最近はカルピスバターの有無をセレクトできるんですね。元々あまりバターを使わないということもありますが、何回か来るとfixingが余ることがわかってくるので、リピーターには嬉しい配慮です。玉子料理は「目玉焼きなんて…」と思っていたのですが、絶対に目玉焼きがお勧めです！シンプルイズベスト。何より目玉焼きをパンに載せてかじりつくと、ほら、みんなが知ってるアレがアレしてる気分になれる！気がします。たぶん。

接客に難点があるという噂ですが、気になったことはありません。店員さんは大人しそうな女性が多いので、むしろそんなに困ったことになったことはないんですけどね。(2011.08)

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また行ってきました。

また予約が混み始めていて、予約したところ１ヶ月弱待つことに。開始時間と食事の時間が決められているだけあって、お店の中を見ていると、テンポ良く客が入れ替わっています。今回は、食事の時間は２時間までということで予約できました。むむっ。メニューはいつの間にか、やや値上がっておりますね。カルピスバターもデフォルトでは付かなくなり、fixingのひとつとなってしまったようで。元々どのメニューも満足度の高いお店なので、許容範囲ではありますが。

玉子料理は今回も目玉焼きにしましたが、やはり滑りません。簡単なようで、この黄身のとろっとした焼き上がりが嬉しいところです。fixingはいろいろありますが、個人的にはレバーペーストがおすすめかな。

席に着いてからしばらくの間、若干待たされたように感じました。なので、滞在時間はやや長く、２時間弱くらい。モーニングだけとはいえ意外に時間がかかるので、日中の予定は詰め込まない方がお勧めです。チャンスがあれば、今度はランチタイムにも行ってみたいです。(2012.02)

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また行ってきました。

当日に予約の連絡をしましたが、どうも２時間１コマで予約を受け付けているようです。先着順なので、隙間の１時間だけ、時間のかからないメニューなら食事できる場合もあるようです。

fixingの大人の苺ジャムは苺を1/2個使用して、洋酒で煮詰めたもののようです。予想通り。マッシュルームバターはチビチビ使うより大胆に塗りたくったほうが美味しいです。ブルーベリーチーズは鉄板ですね。美味しいです。(2012.04)

三田にある和食のお店、晴山へ行ってきました。

たか田八祥なんて知らねーよ、と思いつつ調べてみると、新日本料理っぽい感じ。今更、東京で新日本料理なんて新しくねえんじゃねえの？と思いつつも、お代がリーズナブルなこともあり、仕事を早めに切り上げて行く事に。

田町で山手線を下り、慶応大生の流れに逆らいつつお店へ。まさかとは思いましたが、桃の木の隣のビルのＢ１Ｆでした。オープン２日目なので花がいっぱいありますが、岐阜からの花ばっかり。まあそうだよね。おっとここで、某若大将の花を発見。これは期待が持てそうと思いつつ、お店へ。

入ってみると職人が大将を含めて４人もいる！すげえ気の入れよう。話を聞いていると、岐阜出身ということで、某中華料理店とも仲がよろしいようです。

出汁に貝柱を使ったりと、オーソドックスな和食というよりも、和食＋中華っぽい。修行先が某中華料理店と距離的にも近かったとのことなので、影響を受けているのでしょうか…。 ハリハリの味がしっかりしていて、酒のアテに良い感じ。締めの茶漬けも美味しかったです。

サービス５％で、酒がおしなべて安い。九平次が１合\900は安いです。コースは7k、10k、13kとありますが、10kコースが安全パイかな。量が要らなければ、7kでも良いと思います。まだ少し量は多め。いやしかし今回は10kコースだったけど、10kにしては良いものを使いすぎなのでは？湯島、一二岐が流行ってしまったので、次はここが狙い目かと思います。

平日に赤坂でランチということになって、思い出してこのお店へ。遅い入りのせいか、やや高めの値付けのせいか、先客はぽつぽつといる程度。ランチは４種で、1,200均一。その中から、お店の特徴がよく出ていそうな上湯にしました。鶏出汁の玉子麺。シャンタンというと創味シャンタンを連想しますが、出汁は結構似たような感じで。そらそうか（笑）。添えてあるザーサイは、麺に入れて味を変えます。このザーサイ自体も胡麻油がいい香りで、美味しいです。フライは鮭フライで、これはふつうかな…。看板メニューでもある茶碗蒸しも鶏出汁がカブっています（笑）が、やっぱり美味しいです。具がほとんど入っていないので、むしろお酒が欲しくなる感じです。

値段が気にならなければ、穴場だと思います。また夜にも行ってみたいです。(2016.04)

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赤坂にある和食のお店、丈太郎へ行ってきました。
えさきに振られ…樋口に振られ…めんどくさくなって、ミシュラン以外で気になっていた、このお店に。中華料理店シェフス出身の大将のお店ということしか知らなかったのですが、実は元々割烹出身なので、元に戻っただけだそう。シェフス自体も６年限定だったので、シェフスを卒業してお店を開いたとのことです。実はこの日、私１人の貸切でした。お店の方（大将含め計４名）、ごめんなさい…。やっぱり週末の赤坂は鬼門です。食べログも桜票が多いので心配ですが、信頼できるレビュアーさんの高評価を見て気になっていた次第です。でも半年前か…。今回は7kおまかせコース。

茶碗蒸しの出汁を鶏で引いているそうで、一口めから何か違うものを期待させてくれます。ミートパイといい、鶏の包み揚げといい、手が汚れてしまうものが多いので、まめにお絞りを換えてもらうようにした方が良いと思います。昆布味噌焼きは、大変危険な一皿です。昆布自体が美味しい。これひとつと焼酎一本があれば、他に何も要らないかもしれません。味付けが中華っぽいので、オーソドックスな和食が好きな方は、予約時に伝えておくと対応できるとのこと。ランチを予約しようと思ったのですが、週末ランチはやっていないとのこと。残念…。今回は最安おまかせコースなので、何でもアリでした。和食＋フレンチはあっても、和食＋中華は珍しいと思いますが、よく出来ています。旬風URARAが好きな人は、絶対気に入ると思う…。出てくるものは大抵美味しいですが、お酒がある前提なので、下戸の人が美味しいと感じるかどうかはわかりません。ちなみに、皿は日本酒よりも焼酎のほうが相性が良かったようにも思います。でも日本酒２合、焼酎２杯は飲みすぎました…。(2011.04)

表参道にある鉄板焼きのお店、うかい亭へ行ってきました。

都心にあるうかい亭なんて、なんの魅力もない。
そう思っていました。

うかい亭といえば、郊外に移築した建物の中に、アールヌーボーの美術品を惜しげもなく配置した、ハレの日レストランの代表格と思っていました。実際、行ったことのあるうかい亭のお店はどこも素晴らしく、非日常感を満喫する空間に仕上がっていると思います。ミシュランガイドに掲載されていることもあり、もちろんこのお店のことも知っていました。しかし表参道と言うロケーションやブルガリビルの最上階という都会的なイメージが、うかい亭のイメージにそぐわないのでは、と勝手に考えていました。そんな中ふと、HPにフリーフローの文字を発見。なんと、モノはルイ・ロデレールではあ～りませんか。このフェアが背中を押してくれました。

ブルガリビルの最上階へ来ると、プラザアテネでおなじみのフォークとスプーンがお出迎え。入り口のドアを入って左手にあるウェイティングの窓からは、抜けるような青空と六本木ヒルズが！…これだけでも来てよかった…。予約時間を過ぎてお店へ来てしまったので、ウェイティングにいるのは一瞬でダイニングに通されます…が！ここでも一面ガラス張りの素晴らしい景色に圧倒されます！ちょうど原宿方面になると思いますが、開放感があって、物凄く素敵です！ここをオゴられて、死ぬほど贅沢している人の顔を見てみたい（悪趣味！）。皿は、同じグループ内でほぼブレはなく安定しているので言うことはないですが、前菜の三種盛りのビジュアルが夏らしくて良かったです。ビネガーの酸味も効いて、フリーフローのアテにぴったり。当日の良く晴れた雰囲気にも、よく似合っていました。舞茸のフリットも、酒を進めるにはちょうど良いですし、出来も申し分なく美味しいです。ステーキも小さ目かと思っていましたが、最後まで美味しくいただけるこのサイズで十分なのかもしれません。今回は最安コースだったのですが、実はこれで結構十分かな…。もし余裕があれば、鮑の塩釜をオーダーしても良かったと思います。それくらい気を大きくさせてくれるお店です。そういう意味ではちと危険…。今回は鉄板焼きの定番ガーリックライスにしましたが、このガーリックライスのスンドメ感もたまりません。「もう少し醤油が効いていれば…」「もう少し量があれば…」と思っている間に食べきってしまう感じ。

食後のデザートは反対側の渋谷方面に面した部屋でいただくことになりますが、そこに行くまでの廊下も見応えがあります。ヌーボーの美術品が、まるで美術館さながらに陳列されていて、気持ち的にも相当盛り上げてくれます。美術品を写真に収めることも可能だと思うのですが、今回はもったいなさ過ぎて遠慮しました。デザートはプリフィクスになるのですが、今回選んだモンブランは、以前横浜でいただいたものと同じでした。内容が同じなら別のものが良かったので、少し残念…。プチフールは焼き菓子と言っていましたが、マカロンやクッキーではなく、ミニケーキもあるのは嬉しいです。実は、マカロンもクッキーもそんなに好きじゃないので…。

フリーフローなので飲めるだけ飲んでしまおうというのは、悲しい貧乏人の性。でも、お店を見回すと、意外にフリーフローの方はあまりおらず、ほとんどビールを召し上がっていらっしゃいました。うかい亭にしては、相当お得だと思うのだけれど。お店を出て、エレベータを降り、ビルの出口まで（美人）スタッフの方に見送っていただきました。そこまでできるのは、客足が引いてきたこともあるのかもしれませんが、サービスの志向の高さに感激します。案の定覚束ない足元で見送られましたが、とても満足できました。鉄板焼きのお店は高価になってしまいがちですが、その中でもうかい亭はまだ手の届く範囲だと思います。とは言いつつも、内容は極上。カジュアルラインの鉄板焼きなら、最高クラスのお店だと思います。

祇園にある天ぷらのお店、京星へ行ってきました。

思いつきで京都へ行くことにしたので、懐石のお店が見つからず…。懐石でなく、天ぷら専門なら空いているのでは、と思いこちらのお店へ。銀座のお店が三ツ星になったこともあり、気になっていたのですが、夜コース\31,500は予算的にハードなので躊躇していたところなのでした。

花見小路と反対側の区画の大きな道路を中に少し入ったところに、お店はあります。祇園のバス停ならわかりやすいのですが、バスの路線を乗り間違って、河原町四条（しかも鴨川の向こう側）で降りる羽目になったので、行くまでが辛かったです。

お店は当然カウンターのみ。大将とそのお母さんが二人で回していました。お母さんが多少おっちょこちょいなのですが、物凄く頑張っています。大将は仕事に厳しそうなのですが、お父さんが相当厳しかったそうで、塩と油のレシピ以外は教えてくれなかったそうです。職人なら教わるのでなく、盗めということだそうで。今日びのサラリーマンには、あり得ない教育方針ですね…。

10kコースでこれだけ出ます。
衣はクリスプな感じではなく、ほぼ素揚げに近い感じですが、素揚げだとタネに油が残ってしまうので、純粋にタネを味わうための衣、と言った感じ。天茶用の掻き揚げはしっかりめに揚げてありますが、それ以外は完璧だと思います。芋天のアレンジも、面白いです。
日本酒は辛めのものが３種。李白と〆張鶴と…何だったかな。天ぷらを美味しく食べるための酒、という位置づけのようで、ふつうの和食の飲み方とは変えたほうが無難です。

それにしても、真面目な大将の一流の仕事を、酒を飲みながら楽しめるなんて贅沢なお店です。秘伝なだけあって、油の切れは素晴らしいし、塩も大抵何のネタにでも合います。３合飲んで14k。サービスは乗ってないかな？天ぷらというジャンルに躊躇していたのですが、勝負するならこういう店が良いのでしょう。

日比谷帝国ホテル２Ｆにあるフレンチのお店、レ・セゾンへ行ってきました。

ご他聞に漏れず平日限定の15％オフを使って行ってきましたが、それでも9k強。しかしそれだけの価値はあると思います。フランス人が、日本人向けにと考えたフランス料理、という感じ。クリーム多めのムール貝が赤に合う。それにしてもムール貝濃いなー！少し酸が入っているのが要らない気もするけど、こう暑いと引き締まるので、これはこれで正解なのかも。羊の火入れはたまんないっすね。以前、あるシェフが肉の中で羊を焼くときが一番楽しいと言っていたのを聞いて以来、初めての店は大体羊に行くようにしてます。首肉コンフィもワインによく合う。なんと言ってもソースがよくできてます。クリームを使わないモダンな感じながらも、しっかり主張しているという…。ライチも濃いなー！濃いといってもベタつく感じではないので、あくまで爽やかに。パルフェの上に載っているのはフランボワーズと、その液体球！この液体球も濃いなー！紅茶は目の前で淹れてくれましたが、その淹れ方もなかなかよろしい。
サービスもいちいちめんどくさいことをやっているのが感動します。ナイフは客の右側から置いて、フォークはテーブルを回り込んで左側から…みたいな。席を立った日には、マンツーマン。帰ってくると席まで案内してくれて、椅子を引いて待ってくれます。さすが伝統の帝国ホテルのサービス。最近は外資系ホテルの参入が目立ちますが、ビジネスユースにはやはり日系ホテルのサービスの方が合う気がします。

ここまで至れり尽くせりだと、満たされるね…。そういやシェフが前菜の後くらいに突然挨拶に来てびっくりしました。フランス人のイケメンでした。

二子玉川にあるイタリアンのお店、ASOチェレステへ行ってきました。

代官山のASOがレストランウェディングをやっているせいでランチタイムの利用をしにくいため、あえてデパナカに少しカジュアルなお店を構えることにしたとのこと。ニコタマの高島屋は初めてでしたが、デパナカとは思えないくらい素敵なお店です。このお店で食事ができるだけで、十分満足できそう。時期的に、雪が降ったりするともっとロマンティックになるのかなと思います。
入ってみると、平日にも関わらずテーブルは結構埋まっています。お店の雰囲気からするよりも、少し賑やかな感じ。あまりフォーマルすぎないところは好感が持てますが、もう少し落ち着いた感じだと格を感じることができるのではないかと思います。ちょうど高島屋の看板が目の前にある席になりましたが、眺めは一番奥の多摩川が見渡せる席の方が良さそうです。
アミューズから美味しいのですが、思っていたよりも少し食後感が重め。これなら前菜ヌキでも良いかも。イタリアンは、もっと軽やかに行って欲しいところです。モンブランは「モン＝山」「ブラン＝白」をそのまま表現した一皿。美しさと美味しさが揃った、ASOらしい一品だと思います。
株主優待の20％OFFで、ワイン２杯つきで\9,000程度。初めて株主優待割引が使えて、結構満足。チェレステはサービス10％なので、少しお徳かな。でも食後感がイマイチなので、ＣＰの高さはさほど感じられず。でも株主フェアがあるので、また行くと思います。(2010.12)

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また行ってきました。

恒例の株主フェア。サービスの女子率が高いので、なかなか悪くありません。
この日のフリーフローの赤はジュブレシャンベルタン！アホだこの店。もちろん３杯ほどいただきました。調子に乗ってチーズも！カルバドス・カマンベールが美味しかったです。ウォッシュ派だったのですが、白カビチーズも美味しいです。
あんまり人気ないけど、やっぱりこの店最高！(2011.04)

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また行ってきました。

また株主フェアです。そのせいか、ほぼ満席。
山盛りりんごジュレの爽やかさと、魚介がぴったり。でも、もうそろそろ前菜も温菜の方が美味しく感じる季節だと思います。雲丹が白ワインとケンカしないのはスゴイですね。品は定番ですが、白ワインのアテにぴったり。ピカタよりも存在感を出していたのはポルチーニ。こんなにでかいの出してもらって、いいのかな…。ワインの調子が良かったので、シーズンもののモンドールをいただきました。個人的にはエポワスが好きなのですが、これも悪くありません。モンブランは定番ですね。これも季節もの。

今回はフリーフローにチーズをつけて、\11,100。調子に乗って７杯くらい飲んだかな。(2011.10)

銀座にある和食のお店、一二岐へ行ってきました。

最新の東京カレンダーとHanakoに載ってしまったのは、単なる偶然です。場所はちょうど東銀座のカイラダの下。ロケーションは良いのですが、このビルの設備が今一つで。 段差がね。

皿は超ウマイ。ビックリします。系統としては…薮原十区かな…。必要以上にあんまり味付けしない感じ。ベタな引き算をしています。なので、石かわ系列とは真逆のベクトルだと思います。藁焼きが意外なほどにウマイ。焼いてる最中の香りも、たまらなく良いです。何回か通っても飽きないのでは、と思います。銀シャリもご自慢とのことでしたが、こちらは卒啄の方が美味かった気がする。飾りのない銀シャリだけに奥が深いですが、客としてはさらに技を磨き上げてほしいところ。 椀の出汁は、少し変化球な感じ。スタンダードなものにひと味加わっていました。個人的にはすき。

スタッフの連携は、この時点でも、かなり良い仕上がり。中でも女将さんの存在がかなりポイント高め。大将がFWなら、女将さんはボランチあたりでしょうか？…例えがよくわかりませんね。でも、いいパスばかり出してもらえるので、一人で行くにはもったいない感じ。そしてたぶんお弟子さんも最中にミスっていると思うんだけど、あまり気づきませんでした。席はカウンターで、大将も気さくな方。京都で修行されていたということで、京都へもよく行くそうです。口が軽いという評判もありますが、和食の職人さんって黙々と仕事をするイメージがあるからじゃないかな。厳しい世界だし。その筆頭は、帰燕とかでしょうか。こちらの大将がかなり若い方なので、明るい雰囲気のお店だと思います。 それにしても器が良すぎだと思います。よくここまで気合を入れてそろえたなって感じ。

難点は箱の設備と、食材のチープさかな。食材の質は良いと思いますが、安めの魚が多いのは良し悪しかと。青魚多いし…。好きですけどね。青魚。ま、丁寧な仕事ぶりとサービス料なしという点を差し引けば、トントンかな。でもカツオは別格。かなり良いやつを使っていると思います。 まだオープン３ヶ月程度ですが、客足が定着すれば確実に伸びるお店だと思います。

そうそう、湯島の黒木さんと仲がよいと聞き、勢いでくろぎを予約してしまいました…が、お一人様一見お断りになったようです。初めて行ったのが一年前ですが、ホント変わったな…。(2010.11)

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また行ってきました。

有楽町から昭和通りを超えるので、少し遠いですが、これくらい人通りが少ない方が食事をするにはちょうど良いと思います。細かく時間指定をされたので時間通りに行くと、私が一番乗り。一応２回転できるよう時間を指定しているようですが、予約が埋まらなければ自由にして良いようです。 夜は連日満席とのことで、良いお店が忙しいのは良いことだと思います。

予約客は私を含めて２名程度でしたが、当日予約と予約なしの客で満席。…と言っても１３席ほどしかないお店なので、すぐにいっぱいになります。その割には職人が３人もいて、体制は充実してるんだな。
皿出しが超早くて、酒を当てている時間が無い感じ。サラリーマンランチにターゲットを絞っているのだと思います。なのでテンポ良く出してくれるのはわかるのですが、そうでない客としてはあんまり嬉しくない…。少し残念。皿自体は丁寧なつくりで、お酒によく合います。鰹は藁の香りが少なめな感もありますが、美味しいです。鱸ですが、味は良いのですが、焼き方が若干残念な感じ。薮原十区の焼き魚を食べてしまうと、見方がぜいたくになってしまう気がします。日本酒１合をつけて4k弱なので、ランチとしては十分だと思います。11:30の入りだと後のことを考えてしまうので、12:30に入ってのんびり使えると嬉しいかな。(2011.08)