超暇人さんのマイ★ベストレストラン 2015

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超暇人のどーでもいいレストランガイド

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超暇人 (男性・千葉県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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結局、北海道ばっかりになっちゃったな。

マイ★ベストレストラン

1位

壽山 (東本願寺前、すすきの(市電)、豊水すすきの / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2016/03訪問 2016/04/03

冬三昧にはまだ遠い

いよいよ、このお店に来るのは最後かなと。今回出してくれたすっぽんに、大将の心意気を感じました。少し寂しい気もしますが、だからと言ってただの客が何かできるわけでもなく。でも、少しはこのお店の良さを少しでも伝えることができたなら、それで良かったのかなとも思います。

いつかまた、ここに来れるといいなと思います。(2016.03)

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2月というのに満席。カウンターもフル回転していました。1月の方が空いていたらしいです。おせち効果でしょうかね~。

若竹煮の季節になりましたか…。異動の季節ですね…。そういえば3年前に、東京の湯島にある割烹を半年越しで予約してたら、直前で異動になったのを思い出しました(笑)。(2016.02)

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今回は連月で…。いろいろ聞いたことを。一見お断りにしたそうですが、これは10人超のひどいキャンセルを受けたことが原因とのこと。当日の連絡がつかない予約も困ると言っていたので、ちゃんとした人なら一見でも予約できるのかも。それと移転するかもと聞いていましたが、しばらくは今の場所でお店を続けるそうです。移転先と聞いていたお店の方は、別の人を後釜にしようと探しているみたいですけども。

フグを引いてくれたのは嬉しかったです。お酒も進みますし。ボリュームもこれくらいがちょうど良くて美味しく食べ切れます。

年内で札幌を離れることはなくなったので、また来年もお邪魔することになりそうです…。(2015.12)

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夏に来ようと思ったのですが、あえなく振られてこの季節に。お弟子さん、辞めちゃったそうで(笑)。人を育てるって難しいですよねホント…。

今回もいつもの安めコース。高めコースだと香箱蟹とか戸井のマグロとか出てましたけど、品にこだわりはないので、このお店の出汁で味が決まっていればなんでもいいやという方は、安めコースで十分だと思います。海老芋の唐揚げが美味しかったです。しっかり出汁で下味をつけてあって。ブリ大根の椀も、無駄がなくて美味しかったです。

ちなみに年内はおせちの仕込があるため、12/25くらいで手仕舞いするとのことです。(2015.11)

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来たことがない季節に、ということで。

ウェリントンの似合うお弟子さん、大変そうですね。元々手数が必要ない人の作った板場なので、やや窮屈そうな感じでした。でも、社会人になりたてにしては、かなり頑張ってると思いますよ!このお店の大将とマンツーマンで仕事ができるなんて、すごく恵まれた環境ですし。でも、お弟子さんを取るのも相当大変ですよね。よく職人の仕事は盗むものだといいますが、味は教えようにも教えられるものでもないですし。

今回は季節に合わせたのか、食材に合わせたのか、ダシは弱めでした。ダシでお酒を飲む人にとっては、やや残念な感じでした。…とは言っても、相変わらず手の込んだ仕事と食材のクオリティは素晴らしかったです。

そろそろこのビルが築30年ということで、お店としても節目を迎えて移転という選択肢も出てきたそうです。札幌で美味しい和食を食べられるのは、今のうちかも!!(2015.05)

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またお伺いする機会に恵まれました。

東京の割烹でもらってきた、というサインがお店に飾ってありました。板場の真正面のすごくいい場所に飾ってあって、このお店の大将の仕事に対するストイックさが伝わってくるようです。最近、このお店が雑誌に載っているのを良く見かけます。そもそも正統派日本料理のお店が出ているのはあまり見かけないので、意外だったんですけど。日本料理のお店というと堅い雰囲気かと思いがちですが、ご夫婦二人でやっているお店なので、緊張感はあまりない気がします。お店では、割と自由に過ごせますし。ま、そう感じるのは、客の方だけでしょうけど。

今回も高そうな食材が多くていいのかなと思いつつ、相変わらず丁寧な仕事っぷりに感激しました。筍を生から仕込んでると思うと、気が遠くなる思いです。筍ご飯もそうですが、ダシがしっかりしているから、何を食べても壽山風になるし、大きく外れないんだなあと今更ながら感じました。お汁粉も、上品な甘さで驚きました。自分でも小豆を炊くことはありますが、仕上がりが全然違います。当たり前ですけど。特製の餅も美味しいので、オススメの一品です。(2015.02)

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思うところがあって、またお邪魔しました。

同じお店だし、作っている人も同じだし、今回は前回と同じ印象かなと思いましたが、軽くその予想を飛び越えてくれました。前回よりキレッキレです。引き出しの底が見えないと言ったらいいのかな。日本料理の奥深さを改めて感じることができたような気がします。八寸も魅せ方が変わっているものの、ビジュアルも味も変わらず素晴らしかったです。でもそれより、鯛のカマを軽く煮付けたのが美味しかったし驚きました。こんなに薄味なのに、美味しいって不思議です。この鯛のダシを引き立てるためにカツオのダシを足しているそうですが、カツオを足すことで鯛のダシがよくわかるようになっているように感じました。食事は穴子のダシ茶漬けなので食後感も軽く、言うことなしです。

ちょうど日中に余市へ行った後だったので、ニッカのウイスキーの水割りも合わせてみると、なかなか悪くありません。ただ、氷が溶けてくると少し物足りなくなってくるかもしれませんが、ロックにしてしまうとウイスキーが食事に勝ってしまいます。割り物なしで飲むのは止めておいた方がいいと思います。

ここまでダシへのこだわりを感じたお店ってあったかなと思い起こしましたが、なかなかないのではないかと思います。日本料理のお店というと椀物の吸い地にこだわるお店が多いですが、あまり差がないような気がするんですよね。それよりも他の食材と合わせたときに、その食材を生かすことができるダシの方がいいダシなんじゃないかなと思ったりしました。東京にもいいお店はありますが、基本濃い目なので、若干印象が違うんですよね。ダシの一人勝ちというか。

二度行けば飽きると思いましたが、杞憂だったようです。素晴らしいお店です。(2014.09)

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お店は、すすきのの端にある雑居ビルの3Fにあります。なので札幌駅からよりも、中島公園からの方が近いと思います。すすきのの中心部から離れた場所なので、少しわかりにくいかもしれません。同じくミシュランに掲載されている、さわ田と同じフロアです。大将と奥様の二人で営業しているお店なので、お店情報にあるとおり、定休日でもお店を開けることは可能だそうです。二人以上なら相談してみる価値はあるんじゃないかなと思います。店内は、カウンター5席程度と小上がりが二卓。カウンターは手元が丸見えなので、手さばきに迷いがあるとすぐにバレてしまうほどです。でもそこはプロ、余分な動きはなく、むしろ美しさを感じるほどでした。

味としては、正統派割烹です。温味の大将と同じ場所で修行した経験もあるそうですが、ベクトルが全然違う感じです。温味が旨味を追求しているのに対して、このお店は味をしっかり決めている気がします。特に酢の決め方がすごく気に入りました。旨味押しのお店もそれはそれで楽しいんですが、こういう感じのお店だと味の変化を楽しめるのが楽しいと思います。味は素晴らしいのはもちろん、それに加えて皿の魅せ方が素晴らしいです。特にフキの葉にホーズキを載せた八寸のビジュアルが美しい。ただ、今回は高めコースにしてしまったので、ボリュームがやや多めに感じました。このお店で品数が減るのは残念ですが、安めコースにしておいた方が食後感は良いかもしれません。

鮎や鱧は夏の和食では定番の食材ですが、道外の観光客からすると道外の食材を入れているところに好みが分かれる気がします。せっかくの北海道ですし。道外の方よりも、道内の方が京懐石を食べたいときに向いているお店かと思います。(2014.07)

  • 三方柑のゼリー
  • (説明なし)
  • あわび ウニ

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2位

梅乃寿司 (柏木町、杉並町、深堀町 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2015/11訪問 2015/12/20

いつか二人で、行きたいね

平日昼にお店へ。
この時間だとカウンター越しの中庭がきれいです。特にこの時期は紅葉してますし。ちなみに店の前の通りの桜並木も紅葉していて、なかなかきれいです。カウンターには撮影禁止の札が出ていました。外国人観光客にはわかりやすくて良いですね。何故置くようにしたかは、聞きませんでしたが。団体客が来店していたせいか、駐車場はいっぱい。でも、個室を利用しているので、カウンターは空いていました。予約がなくても、席が空いていれば利用することは可能ということです。車での来店が便利なので、つい車で来店する方も多いようです。近くに広いジムの駐車場がありますが、くれぐれも駐車は止めておいた方が良いと思います。

つまみ
 蛸
 サワラ
 マグロ赤身
 鯖
 あんきも
 白子塩焼き
 ツブ貝
 カラスミ
握り
 ヒラメ
 大トロ
 コハダ
 ホッカイシマエビ
 炙りホッキ
 イカ
 ウニ
 毛蟹
 穴子ツメ
気温は下がってきましたが、平日でもなかなか夜は予約が取れなくなっているようで。早めの予約か、平日昼を狙うと良さそうかなと思います。(2015.11)

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GW明けの平日にお店へ。桜の時期も、一応聞いてみたんですがやっぱり満席らしく。お店の前の桜並木も、5月の連休に入ったらほとんど散っちゃってましたねェ…。この日も平日なのにカウンターは満席。個室は空いていました。6月からは競馬も始まるし、また混んで来るのかな。(2015.05)

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今日は暮れの元気なご挨拶に。お店へ行く度に、つまみの品数が増えているのは気のせいなのか…。平日の利用でしたが、選挙の影響のせいか、お店はガラガラでした。それとも客足の落ちてくる時期になったのかな。このお店に来たことがない方は、ぜひこの時期に利用してみるのがオススメです。握りだけならだいぶ安上がりなので、お茶と握りだけでもぜひ。シャリのうまさもポイントです。(2014.12)

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また行ってきましたよっと。お店に来るのは最後になるかなーと思いましたが、そうでもありませんでした。

つまみ
 サワラ
 マグロ
 タコ
 ウニ
 サンマ
 イワシ
 イカ
 タイラギ
 稚鮎
 焼きサワラ
 ズワイガニ
 キノコ
 新生姜

 ヒラメ
 マグロ
 コハダ
 車海老
 石垣貝
 毛蟹
 アジ
 炙りキンメ
 蒸しアワビ
 穴子ツメ
 玉

徐々に気温が下がって客足が落ちてくる時期ですが、これからも楽しみにしています!(2014.09)

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厚岸の焼きサンマを期待していたのですが、まだ早かったようで。やっと客に出せるレベルになったそうで、刺身だけ出してくれました。海の水温が例年より高めらしいんですよね~。

つまみ
 蛸のやわらか煮
 石垣貝
 サンマ
 カツオの藁焼き燻製
 蒸しアワビ
 スルメイカ
 ノドグロ塩焼き
 ホッカイシマエビ 雲丹 カラスミ

握り
 新子
 平目
 マグロ
 クルマエビ
 イカ
 カツオ
 シマアジ
 毛蟹
 イクラ
 雲丹
 たらこ(追加)

抹茶入り緑茶ハイが思いのほか美味しいです。あまり飲めない人にはぜひオススメです。すしがもっと美味しくなると思います。(2014.08)

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雲丹が旬になったということで、いつもの鮨屋へ(まだ3回目だけど)。だいぶ予約が取りにくくなっていて、びっくり。函館競馬も始まって、徐々に街が活気づいてきているということなのかもしれません。お隣の席の方も…。

つまみ
 蛸のやわらか煮
 カツオの藁焼き燻製
 カワハギ 肝醤油
 ホッカイシマエビ(ゆで)
 スルメイカ 山わさび
 うに じゅんさい もずく
 ヒメマス塩焼き
 椎茸炭火焼(追加)

握り
 平目
 中トロ
 甘エビ
 シマアジ
 毛蟹
 ホッキガイ
 大助
 炙りキンメ
 雲丹
 煮蛤

刺身を食べ終わったからって、肝醤油を下げんなよ(笑)!ガリを浸して食べるんだから~。今回のつまみは、なかなか良かった~。握りも美味しい。マグロの質が良いと、満足度を高めに感じます。バリエーションも楽しかったので、また来てみたくなりました。もう少し予約が取りやすいといいないいなァ(ワガママ)。(2014.06)

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春の魚を食べようということで、再びこのお店へ。今回は平日の遅めの時間で、個室は全て埋まっていましたが、カウンターは閑散としていました。やはり平日の夜は早めの時間に利用して、空港へ向かう方が多いそうです。お店の前の通りは桜並木になっていますが、開花はまだの様子。ただ、開花する時期のランチタイムは既に予約が埋まり始めているそうです。

つまみ
 サワラ
 アカエビ 昆布締め
 ヤリイカ
 アジのタタキ
 ツブ貝
 カレイ煮付け
 ホタルイカ沖漬け

握り
 イシダイ
 マグロ赤身
 ホッキガイ
 ボタンエビ
 カンパチ
 ズワイガニ
 イクラ
 カンピョウ巻

つまみは前回が良すぎただけに、やや残念モード。少し割高な印象でした。ただ、味付けは濃い目なので、お酒は結構進みます。握りは最安の2kコースでしたが、このクラスだと淡白なネタが多いので、シャリの旨さが際立ちます。これはこれで美味しい。お酒にも合いますし。このお店でカンピョウは初めて。ワサビは入っているものの、カンピョウ自体が甘みの強い煮付け方なので、好みが分かれるかもしれません。個人的には、もう少し甘さ控えめでも良い気がします。

お店に行くまでしばらく間が空いてしまったので、牡蠣のシーズンを逃してしまったのが残念です。北海道には良い海の幸が揃っているので、ネタの旬の時期に合わせてお店へ行くのも良いと思います。(2014.04)

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函館だけでなく、北海道でも、1・2を争う人気店です。確かに函館はマグロの名産地である戸井や大間も近いですし、良い魚介類が揃いやすいと思うのですが、北海道のミシュランではそれほど目立っていません。何でなんだろうと思い、お店へ行って確認してみることにしました。お店は電車通りから少し入ったところにあるので、お店まで歩くかどうかが悩みどころです。特に雪が降っていると、滑りやすいですし。スマートなエスコートが求められるお店だと思います。お店の前にはロードヒーティングが入っているので、車やタクシーでの来店でも心配ありません。飛行機の最終便に間に合うように立ち寄るのも、悪くないと思います。

店内は長めのカウンターと、座敷の席が数部屋あります。そのため、ビジネスユースや何かの会合にも利用できます。この日のカウンター内には、若手の職人さんが2人入る形でした。この日はちょうど連休の後だったせいか、カウンターはガラガラ。雪も降ってはいましたが、天候での混み具合はあまり変わらないそうです。席が空いていれば、当日予約でも入れるそうです。

入るなりカウンターを挟んで見える、美しい中庭が目を引きます。やはり雪のシーズンのカウンターからの眺めは、格別でした。ちなみに今回いただいたのは、以下の通り。

つまみ
 鯛 昆布締め
 マグロ赤身
 タコ頭
 カニ カニ味噌入り
 鱈白子
 マグロ酒盗
 銀ダラ塩焼き

握り
 平目
 大トロ
 ボタン海老
 サワラ
 ホッキガイ
 イカ
 アジ
 毛蟹
 イクラ
 ウニ
 煮蛤(追加)
 玉

出てくるものは、旨味追求系。噂どおりの江戸前鮨です。ミシュランで言うと札幌の田なべも近い気がしますが、田なべよりさらに手が込んでいる感じです。ただ、華やかさに欠けるかな。田なべは少し和食屋さんっぽい感じで、こちらは純正の鮨店という感じ。魚が全般的に美味しいシーズンということもあり、ツマミはどれも美味しくて感激しました。握りも美しいです。シャリはやや固めで、少し甘みを感じるシャリでした。北の日本酒はどれも甘みの残っている銘柄が多いので、相性の良い鮨だと思います。シャリだけ捉えると、東京で流行っている鮨店と少し方向性は違うかな。なので、酸味のキリッとした酢飯が好きな方には、合わないと思いますし、お酒を飲まない人や江戸前仕事に興味がない人にも合わないお店かもしれません。特に函館は、刺身寿司が多いですし。

客が少なかったせいか、2時間でひとまず終了。でも、今回はいいところばっかりもらってしまった気がするので、また行くときには別の印象になってしまうかもしれません。細かいところにこだわらない、美味しいもの好きの人にオススメのお店です。(2014.01)

  • アワビ カワハギ肝醤油
  • 雲丹
  • シャコ

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3位

あま屋 (静内 / 日本料理、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/10訪問 2015/11/28

ひだかの星

また来てしまいました。静内。この日の客の入りは程ほどでした。いつ頃混むのかとお店の人に聞いてみたところ、近くの牧場から出た馬がレースに勝つと混むとのこと。何でも、レースに勝つとそのお祝いで牧場へ来る人が増えるんだそうです。G1で優勝しちゃった日にゃー大変ですね~。オグリキャップやウイニングチケットも、この辺で生まれたらしいですよ!

相変わらず丁寧な仕事で、どれも美味しい。ブリ照りに大根とフォアグラって、贅沢の極みですよね。クイーンアリスもびっくりですよ。ツブのエスカルゴ風はアラカルトでオーダーしましたが、予想通り美味しい。この時期は何と言ってもブリ丼かな!ブリとは思えないくらいの脂の乗り方。お店の方いわく、脂の量を測ってからセリ落としているとのこと。この時期の静内ではどのお店でも炙りブリ丼を出しているので、どこが良いとは言い切れませんが、少なくともこのお店のブリを食べたらブリの見方が変わると思います。そのくらい美味しかったです。また来れるかな?どうかな。何か理由をつけて、何度でも来てみたいお店です。(2015.10)

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ひだかは、実に辺鄙な土地です。ほかの鳥は、もう、ひだかに行くと聞いただけでも、いやになってしまうという工合でした。

某日本料理店の大将のfacebookで知ったお店です。大将自身が良い仕事をする方なので、その知人の店なら、かなり良いお店なんだろうと思っていたわけです。でも見ているとこのお店、まあなんだかよく課外活動してるんですわ。町のイベントに出店したりとか。雰囲気も居酒屋っぽいし、新鮮な食材を割と雑な感じで出すだけのお店なのかと漠然と考えていました。そんな想像をしながらお店を探してみると、まあ、見つからない。お店があるはずの場所にあるのは、facebookで見た入り口じゃないし。居酒屋というより、できたばかりのデリのお店みたいな感じ。時間になったので思い切って入ってみると、今まで見ていたのは裏口だったようで。よくfacebookで見ていた入り口は、反対側にある駐車場からの入り口だったのでした。入ってみると席数は多くて、テーブル席あり、カウンターあり、個室ありとかなり贅沢な作りです。店内はきれいなのはもちろん、高級感さえ感じる一流店の雰囲気です。こんな場所に、こんないい店を構えて客が来るのかと思いきや、かなり入っていました。お店の人の話ではお盆が近いので帰省している人が多いせいでは、とのことでした。

アラカルトはもちろん、コース仕立てにもしてくれます。アラカルトは量が多そうだったので、コースでお願いしました。先付、前菜、お造り、魚、変鉢、肉、食事、甘味で5.5k。価格的にミニ懐石なのかなと思っていて、それならアラカルトで追加すればいいかと思っていました。実際にはボリュームがかなりあるので、コースだけではらきつい。天使の海老の素揚げも、サーロインの牛カツも超絶美味しいんですが、一番驚いたのはお造りの脂の乗り方かな。ヒラメ、マツカワ、タイの三点盛りで、どれも嘘みたいに脂がのっていました。今まで食べたヒラメって何だったのかなっていう。フォアグラ飯みたいにデタラメな品もありますが、これもフォアグラがタレと良く合っていて美味しい。太陽の瞳というトマトもフルーツみたいに爽やかな甘さでびっくり。もちろん美味しいです。焼き蛤は別注文ですが、これはぜひ食べてみて欲しい一品です。品切れになる前にオーダーしておくのが良いと思います。カチョカバロも美味しかったです。お酒は一通り置いてあるのですが、居酒屋チックなメニューが多いせいか、日本酒でもワインでもよく合います。牛カツに赤ワイン、凄く贅沢な雰囲気を味わえました。

こういうお店で働く方は、こころが燐の火のような青い美しい光になって、しずかに燃えているのでしょう。アクセスの悪い場所ですが、帯広とか苫小牧とかからなら割と来やすいのかな。近くにすんでいる人が羨ましくなるお店です。(2015.08)

  • うまい
  • (説明なし)
  • イクラ キノコ煮浸し 柿白和え 鯖寿司 南瓜スープ

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4位

割烹あべ (五稜郭公園前、中央病院前、杉並町 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2015/11訪問 2015/11/29

負けないように、枯れないように、笑って咲く花。ソウイウモノニ、私モナリタイ。

また来ちゃったんですよ…。

今回知ったのは、大将は前のお店を定年で退職して、このお店を始めたということ。今のお店はそのうち閉めて、カウンターだけのお店をやりたいなんて言ってましたけど、お店としてはそれもいいのかもしれないですね。客としては少し残念な気もしますけど。大将も年齢を感じさせないくらい元気ですし!でも函館で言うと田ざわの大将みたいな事故を意識してしまうと、いつでも引退できるような準備はしておいた方がいいのかもしれませんね…なんて、こんなネガティブなことを言う必要はないですよね!

今回もすごく美味しかったです。何がというのもなく、全部。ツブに火を入れているのも嬉しいし、こんな美味しいイカそうめんなんて食べたことがなくて。食感はややねっとりしているんですが、すごく薄く切ってあるので食感が軽くて美味しいんです。ふろふき大根の味噌も相変わらず美味しいし、茶碗蒸しは相変わらずぎっしり(笑)。

函館で美味しくて使いやすいお店と言ったら、ここが一番かな!(2015.11)

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隠れ家っぽい感じですが、お店の方は繁盛した方が嬉しそうな感じだったので、普通に書いておきます。

場所は五稜郭と電停の間くらい。ネッツや法華クラブの裏手なので、美味しいものが好きな出張族の方にオススメです。赤い本で評価された若松で料理長をしていた方が、独立して開いたお店です。若松に勤めたとは言っても、技術を重ねるためにいろいろなお店へ修行に行って戻されたということなので、よほど信頼されていた方のようです。お店がオープンして5年とのことですが、このお店のことを全く知りませんでした。函館新聞が出している月間の無料雑誌に載っているのを見かけて、このお店の存在を初めて知ったくらいで。そういう意味では、東京に住んでいる方は東カレを見ておけば流行のお店が探せるので便利ですよね。しかも情報が早いし。小さめの商業ビルに飲食店が3店舗ほど入っていて、2Fにお店があります。情報が少ないので雰囲気が全くわからず、恐る恐る入ってみましたが、大将も奥さんも話しやすくて良い方で安心しました。

今回は6kコース。これで6kコース?と思うかもしれませんが本当です。お財布に優しいお店です。このお店の半分は、優しさでできているんじゃないかと思ったりしました。ビジュアルは流行の日本料理の感じに比べると若干地味に見えるかもしれません。でも、それだけで決め付けるのはかなりもったいない話です。よく見ると、土瓶蒸しの中は具がぎっしり詰まっているように見えるじゃないですか。実際、笑えるくらいぎっしり詰まっています(笑)。八寸もちまちま並んでいますが、全部味が違いますからね。しかも全部手が入っていて、切って並べただけというわけではありません。何より凄いのは、その包丁捌き。刺身のツマの細さや、ちょいちょい入れている飾り切りの細かさに感心しました。これだけの技術をもっているなら、客としても安心できると思います。茄子田楽が意外なほど美味しいし、マナガツオも、もちろん美味しい。食事はそうめんであっさりしていますが、全体的にボリュームが多いのでこれくらいでないと収まりません!

長いこと若松に勤めて、自由にやってみたくてお店を開いたとのこと。確かな腕で、しっかりお店を続けていけるのは、凄いことだと思います。函館に日本料理のいいお店がないかなと思っていたのですが、ここがあれば札幌に行かなくて済みそうかな、と思ったりしました。(2015.09)

  • 帆立しんじょの椀
  • とりビー
  • 八寸

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5位

ラ・トルテュ (西18丁目、西15丁目、西11丁目 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999

2016/04訪問 2016/05/15

僕たちは、あの頃の未来に立ってるのかな

引越し前ということで久しぶりにに来てみたら、5/15で閉店とのこと!少し残念ですが、経営状況が悪いことが理由ではなくて、むしろ経営は順調だというので安心しました。むしろ忙しすぎるので、昼営業を止めたくて、お店をいったん閉めるとのことでした。新しいお店が成功することを、草葉の陰から見守っています(死んでない)!(2016.04)

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また来ました。
何度来ても飽きないのは素晴らしいお店ということなんだと思います!(2015.08)

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また来てしまったんですけどもね。このお店に来るたびに毎回最後になると思っているのですが。果たして私は、いつまで北海道にいるのだろうか…。

特に指定しなくても、お店へ来るたびに席を変えてくれるのは嬉しい心遣いです。見える景色が同じだと、どうしても飽きてしまいますし。

甲殻の風味がビシバシ決まっているビスク、しっかり作りこんでいるソース、びっくりするくらい大きなポーションと、このお店らしさを十分堪能できました。ポーションが大きくてもワインが美味しいので、飽きなくて済むのがこのお店の良いところかと思います。逆に、ワインを飲まない人は、飽きてしまうかもしれませんけど。ワインはシャサモン、ボルドーのソービニヨン主体の白、Gシャンベルタンと王道をセレクトしてしまったのですが、想像通りの味なのがいいのか悪いのか…。せっかく良いソムリエがいるお店なので、変わったワインをお願いした方が楽しめるような気がします。シュナンブランとか、南仏系とか。(2015.04)

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冬シーズンには、なんとジビエコースがあるという!しかもお願いすれば昼でも用意してくれるという!しかもフルコースで!思わず食いついてしまいました。

このお店のアミューズって凝っているものが多いのですが、ジビエコースのアミューズは、わりと大人しめ。インパクトが弱いので、ここのシェフのジビエのセンスは自分に合わないかなーと思っていましたが、杞憂でした!前菜はパテアンクルートと言いつつ、パイ包み焼きのようなゴージャスなビジュアル!単体でも悪くないですが、樽香強めのリッチなソービニヨンブランと合わせたらもう至福のひと時の完成です!青首鴨と牛レバーも素晴らしい火入れ!鴨肉とレバーを合わせるなんて、美味しいに決まっています!合わせるのはもちろんブルゴーニュのピノで!シヴェも良さそうだなーと思っていたら、上に載っているのはフォアグラ!ロワール北の赤ワインがよく合います。…昼から贅沢して良かった…!デセールは大人しめにグレフルサラダ。でも量多いな!昼にディナーフルコースをお願いしたので、さすがにプチフールはギブアップ…。席も満席、繁盛しているようで一安心。内容も満足です!(2015.01)

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ジビエにチャレンジしてみたくて、またしてもディナーでの利用。今回は満席でした。

ジビエと言っても、このお店ならプラス料金が乗っても安いですし。気軽にチャレンジできるかと思いまして。料理の出来としては、前回よりも良かった気がします。火入れとか。でも、実はジビエってやっぱりなんか相性が悪いんですよね。良さがわかんないし。食べ慣れている食材の方がいいのかしら。ワインはペアリングでお願いしたんだけど、イマイチ好みに合わず…。シラーとか南仏系とかパワフルなヤツを合わせてくれたんですよね。マリアージュ的にはいいんでしょうけど、やや好みと方向性の違うセレクトだったんですよね。まあ今回は、プロのペアリングを勉強させてもらったということで…。デセールはマロンパイ。栗ぎっしりで美味しいです。おかげで今回ははらきつい。秋にこのお店へ来た方は、一度チャレンジしてほしい一品です。

シェフは前回と違う人が出てきた。つるっとした方。前回挨拶してくれた方は、スーシェフだったのかな。(2014.12)

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久々に、凄いお店に巡り会いました。
 ・一流レストラン風
 ・料理の味は1.5級
 ・ソースがしっかり目で美味しい
 ・ポーションは超多め
 ・ワインのクオリティは高め
 ・客ゼロ←これ大事(笑)

お店が2Fにあるのでイマイチなお店なのかなと思いましたが、内装はかなり立派です。一流グランメゾン風。2Fにあるおかげで行き交う車のライトが気にならないのも良いと思います。支配人らしき男性が妙にユルい感じだったのですが、その日の客が私だけだとわかって納得しました(笑)。

コースはお任せでもプリフィクスでも大差ありません。今回は一人だけなのでお任せで。アミューズとして、前菜の前に2皿出てきます。普通のお店なら前菜扱いでもおかしくないボリュームですけども(笑)。特に茄子+鯖は物凄く美味しかったです。鯖の臭みが全くなくて、旨味だけ。これだけ食べて帰ってもいいかなと思ったくらいです。前菜のフォアグラは物凄いボリュームでびっくり。やや火入れが強めなので、フォアグラの中心を半生にした火入れが好きな人は避けた方がいいかもしれません。ポーションが大きいので、微妙な火入れは難しいんだろうなと思います。基本的にしっかり目に火を入れるお店です。フォアグラに合わせているブドウのソースは、凄く美味しいです。フォアグラはフルーツと相性が良いので、今回のブドウとも相性は抜群に良いです。ワインは一応ゲヴェルツを合わせましたが、下戸の人でも楽しめる一皿になっていると思います。ハガツオも、おっきいな!ワインがイマイチだったら飽きていると思いますが、これに合わせたシュナンブランは特徴がはっきり出ている良いワインでした。メインの滝川産の鴨は海外産に比べるとレバーっぽい風味が控えめで、よく言えば食べやすい感じ。海外産の鴨を食べ慣れている人には、物足りないかもしれません。合わせるワインはブルゴーニュのショレイレボーヌ。このワインも美味しかったです。デセールもしっかり目の2皿。変り種の紫芋を選びました。キンモクセイのアイスと良く合って美味しかったです。

モリエールやコートドールのような完成度の高いお店も悪くないのですが、どちらかというと満足できない点が残るお店の方に魅力を感じずにいられません。それといろいろなお店に行ってきましたが、洋食系のお店なら、良いワインを抜いてくれるお店が良いなと思います。こちらのお店はかなり良いクオリティのワインをグラス\1200~\1300で出してくれます。料理はもちろん、ワインもオススメなお店です。

900件か…。(2014.10)

  • 割った
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

小料理なごみ (北広島 / 日本料理)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2019/05訪問 2019/07/07

しあわせは、歩いてこない(ニャッ

札幌のランチはいつも悩ましく・・・。札駅から少し離れていますが、以前利用した時の印象が良かったので、北広島まで。星はないですが、めでたく赤い本に掲載されたそうです。プロ野球の本拠地が移転することになりましたが、駅前はまだまだのんびりムードでした。

今回は8kコース。クオリティの高さは相変わらずでした。素材もいいものを使ってくれています。アマダイ、キンキを1コースで出してくれるお店って、そんなにない気がします。お造りも、ちゃんと熟成してて美味しい・・・。大将手打ちの蕎麦も、北海道らしくて美味しいです。若干仕事っぷりに雑さが垣間見えましたが、貝は仕方ないのかな。

本拠地の移転は2023年の予定。今はそれほど混んでないので、あまり関係なさそうですが、新しい球場ができれば人の流れもそれなりに変わるのではないかと思います。これからどうなるか楽しみです。
札幌から電車で片道¥450、15分くらい?初めて来ましたが北広島って、駅前に何にもないんですね。あるのは病院とか。てっきりベッドタウンなのかと思いきや、高齢化が進んでいるとかいないとか。この日は、北広島の駅の近くに日本料理のお店ができたと聞いて、来てみました。ちょうどランチ営業が始まったということで、メニューは夜と一緒とのこと。3k、5k、7kの3プライス。日本料理のお店がランチ営業を全力でやっていることってあまりないですし、これは僥倖ということでランチタイムにお邪魔しました。

お店は駅前ロータリーの一本奥なので、駅からすぐそこです。お店には風除室があるものの、そこから中へ入るには暖簾だけで扉なし。中に入ってみると、なんていうか…一流店?蕎麦打ち部屋もあって、なかなか贅沢な作りになっています。カウンターはもちろん、個室も二部屋あるので、宴会利用にも良さそうです。法事とか。カウンターはありますが、実は全て調理室で調理しています。カウンターに出るのは、今のところ女将だけのようです。カウンターの部分だけが一段高くなっているのが不思議でしたが、雪が多いときにはこういう作りのほうが良いのかなと思ってみたり。

今回はせっかくなので7kコース。前菜2品、椀、造り、焼物、煮物、油物、食事、水菓子。ボリュームもマジ全力で、感激しました!今回は客が少なかったせいか、あまり待たずにすみましたが、客が多かったら品数少なめの方が良いかもしれません。品数が多いだけに、結構な長丁場です。昼酒メインなら、こんなに品数がなくてもいいかもしれません。大将はホテルダイニング出身と聞いていたのでお店に入ったときは半信半疑でしたが、杞憂でした。素晴らしいです。一品目の味の決め方が一流店のそれだったので驚いて(ダシのジュレが美味しかった)、椀の吸地で確かめて納得しました。ダシがすごく美味しいです。仕事も、食べていてもったいないくらい丁寧な仕事っぷりでした。〆の蕎麦も美味しいし、じゃがいもアイスも変り種ですが、なかなか悪くありません。日本酒に力を入れようとしているようで、ラインナップはかなり豊富な部類だと思います。10種以上あったかな。1升瓶にこだわらず、800ml瓶でも入れてくれているので、相当良心的なお店です。北海道の地物あり、いろいろな地方のものもあり。二世古とか、雪の茅舎とか、久保田の万寿とかもあったかな。グラス売りで1k前後なので、割と気軽にいろいろ飲めると思います。グラスも結構いいやつですよ。ワイングラスのステムを切ったやつ。生ビールのグラスも陶器だし。かなりこだわってると思います。そもそも器も、高そうなのばっかり。でも料理の格とぴったり合っていると思います。

こういうお店が、家の近くにあったらいいのにな~。

  • アブラコ、ワカメ、アワビ
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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7位

天ぷらあら木 (豊水すすきの、東本願寺前、すすきの(市電) / 天ぷら)

2回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2019/05訪問 2019/07/07

春はあげもの、夏は夜。秋は夕暮れ、冬はつとめて。

結局、3年ぶりの札幌は、知ってるお店巡りに終始してしまったり。

今回はてんぷらあら木。赤い本にも星が二つついてしまって、人気ですね。値上げして二回転してずいぶん頑張ると思っていたら、お弟子さんが3人も入ってるんですね。これは大変そう。しかも、サービスがややイケてないし・・・笑。

揚げ上りは油が残ってるのがわかるくらい、結構こってり目。火入れは軽めでネタの中央部の半生を狙っていて、うまく行っているように思います。たまーにシャコとか創作系マニアックなネタをぶっ込んでくるのですが、素人にはわかんないっす・・・。ちなみに今回は穴子がないと思ったら、鰻を揚げてました笑。まあ、脂が乗っていない穴子よりは良いのかもしれませんが、鰻の天ぷらなんて初めてでした。値上げしているだけあって、ネタは18品程度と、天ぷらにしては多いほうだと思います。それに先付と食事があるので、結構テンポよく進んでいく感じです。スタートを遅刻しても多少は融通を効かせてくれますが、ネタの数が多いのであまり無理はできないかもしれません。そもそも二回転するので、そこからして厳しい感じではありますが。予約自体はそれほど混みあっているわけではないので、時間にルーズな方は最初から遅めの時間にしておくほうが良さそうです。

品数多めで満足感があるし、時間も正確でテンポよく進みます。裏を返すとトークがしにくいので、会食や接待には向いていないのかな。2軒目前提なら、良いのかもしれません。
冬の時期に来てみようと思い立ってみたのですが、去年の春とネタがかぶってたよね…。

現在は夜に2回転する様子です。1回転目の客の引きが悪いと待たされることになるので、そこは計算の上での利用が吉。終電とか、時間の制約がある人は、あらかじめ伝えておいた方が良さそうです。予約時でもいいと思うんですが、着席したときに直接伝えた方が伝わりやすいと思います。天ぷらなら、時間も巻きやすいでしょうし。大将も話好きな方なので、話しやすいと思います。今回来て驚いたのは、大将が喋り上手になってる!1年前は滑舌が相当悪かったのに(笑)!!なので、カウンターに座っている間は、楽しく食事の時間を過ごせることと思います。

仕事っぷりは元々好きだったので気にしていなかったのですが、改めて食べてみるとやっぱり美味しいなと思います。ネタに水分が残っていて揚がり過ぎていない絶妙な感じと言ったらいいかな。てんやのカリッカリでジャンクな天ぷらも好きなんですが、こういう上品な揚げ方の方が日本酒やワインによく合うと思います。ちなみに今回のモロコは、秋田のモロコだそうで。それと、天ぷら屋なのに椀物が美味しいというのは驚きます。しかも若干の変化球なのに、ちゃんと美味しいっていう。

二度三度来ることはないと思っていたんですが、もう一度来て良かったなと思います。(2016.01)

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場所はすすきの。壽山とかさわ田が入っているビルの隣。お隣はひでたか。有名店がひしめく一角に新しいお店ができていて、気になっていました。お店はカウンターに座敷がひとつ。ちいさい子のいる家族連れが利用していました。大人しい子で良かったです。大将はえさきで修行したと聞いていたんですが、天ぷらの方は銀座のいわ井で修行していたそうで。一度だけいわ井に行ったときは大将と女将さんだけだったので、お弟子さんを取っていたとは意外でした。

コースはおまかせ+αでお好みのネタを揚げてくれる感じです。個人的には日本酒がメインなので、今回は基本コースだけで十分でした。ネタは割とオーソドックス、揚げの技術はなかなか良いと思います。油はサラダ油と太香のブレンドだそうで。でも道産の食材を天ぷらにするということに、このお店の最大の価値があるのです!たぶん!この時期は、やはり野付の帆立かと!インチキみたいな厚さの帆立がびっくりするほど美味しいです。アスパラも太くて立派!道産なら普通にスーパーに売っていますけど、やっぱり美味しい。丸十も最高に美味しい!サツマイモとは思えないくらいの甘さ。焼き芋みたいな揚げ上がりの色になっていますが、生のサツマイモを天ぷらにして揚げただけですからね。穴子は走りなのでやや細め。出してくれたこと自体に感謝というところかな。デザートは牛乳プリン。白ワインのジュレが載っていて、見た目も味も贅沢です。華があっていいなと思います。チーズを使った一品があったので、合わせて白ワインをオーダーしました。若飲みの、あんまり特徴がなくて飲みやすいタイプ。天ぷらにあわせるには、こういう感じが良く合っていると思います。「天ぷらには日本酒!」「いや焼酎だろ!」という方も、一度ワインを試してみて欲しいなと思います。いっぱい飲んだのですが、追加ネタがなかったせいか12k。安い。

大将もまだ若いせいか気さくな方で、客にも自由にさせてくれて居心地のよさもなかなか良かったです。難点は、トイレに洗面台がないことかな。エスコートするなら、とっとと二軒目に誘導しろっちゅう感じでしょうか。札幌には他に良いお店がたくさんあるんですが、ネタの質の良さと居心地の良さは捨てがたい~。(2015.04)

  • モロコ
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

茶寮 瀧乃家 (中島公園、豊水すすきの、東本願寺前 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2015/08訪問 2015/09/09

試験前夜の過ごし方

すすきので人気の日本料理店や鮨店に予約しようとするも、全然予約できないんですよ。もう何度も電話するのがめんどくさいので、食べログで人気がなくて気になっているお店ということで、こちらのお店をセレクトしました。食べログでは人気がないのですが、実は赤い本で星つき評価をされているお店です。元々、登別にあるホテルのオーナーの趣味で、札幌にお店を出したとのこと。場所はすすきのの外れ、ビジネスホテルが立ち並ぶ一角です。川を挟んだ向かいにあるのも、ビジネスホテルです。実はこのビジネスホテル、安くて使いやすいので何回か利用したことがあるのですが、向かいに飲食店があるとは思っていませんでした。それくらいわかりにくい、隠れ家のようなお店です。店内は立派な厨房にカウンター、外に面した壁は一面ガラス張りで、外からはわかりませんでしたが、かなり贅沢な作りになっています。席数は個室も含めて結構ありそう。ただ、この日の客の入りは今ひとつな感じでした。

コース10kでお願いしました。一品目からセンスのいい皿が。それに美味しいですし。食べログに載ってる写真はナンなんだろうね、っていうくらい全然違う感じでした。八寸もしっかり作りこんでますし。椀は鱧松椀。出汁は東京で流行ってる感じっぽいかな。出汁自体の旨味は控えめで鱧と松茸を引き立てている感じ。お造りも良かったです。脂が強めなんですけど、こういうのも悪くありません。炊き合わせも、しっかり旨味が出ていて美味しいです。幽庵焼きはホッケとノドグロで、下味がしっかりしていてどちらも美味しかったです。やや味が濃い目なので、お酒を飲むひとにはたまらない皿だと思います。〆はそうめん。北海道って〆にそうめんを出す店が多いんでしょうか。当方、そうめん萌えとかないんで、ちょっと寂しいんですけど。今回は、おかげで天ぷらが食べられたからいいかな。鮎の天ぷらというのも贅沢です。甘味はトマトのアイスとゼリー。味の決め方が素晴らしくて、しっかりスイーツしていました。

親会社がホテルのせいか、ホテルの宴会で出てくる食事を丁寧に作った感じです。難点はドリンクがやや高め。東京価格です。それ以外は難点もないので、どんな用途にも使えるお店だと思います。

  • 毛蟹
  • 看板
  • 入り口まで

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9位

温味 (すすきの(市営)、すすきの(市電)、狸小路 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/02訪問 2015/02/23

ヒラリ落ちる雪が、頬を染めてゆく

第二日曜は普通に営業しているそうですよ!…ということで、日曜の夜にお邪魔しました。大通公園では有名なイベントがやっているものの、お店の客は結構控えめで意外でした。

ダシの旨味は抑えめ。ダシを軸にする壽山とは対照的に、食材を軸にしてダシを添えている感じかな…なんて、言っていることが合ってるか自信ないですけど。でも美味しい。あまりダシに頼らないので、皿ごとに仕上げを変える面倒なことをしている気がします。お弟子さんが3人くらいいたので、手数が多いからできることなのかもしれないな、と思ったりしました。

手数が多いだけあって、これだけの品数でも2時間強で終了。すげえ早回しでびっくりしたわ。せっかく予約して楽しみにしてたのに…(笑)。(2015.02)

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雑居ビルの中にある和食のお店です。ビル自体に入っているお店はダイニングバー的な若向けのお店が多いので、その中に真面目な日本料理のお店があると考える人は少ないんじゃないかなと思います。真面目と言っても、どの皿もだいぶ手が込んでいるので、正統派と言うより創作系っぽさを感じますが。今回は初めてなので、とりあえず最安コース。高めコースだと2皿程度増えるみたいです。カウンター席に案内されました。雰囲気はカジュアルでもビジネスでもOKなオールラウンダーな感じ。予約が取りにくいお店という印象ですが、鮨に比べると日本料理はどうしても客の回転が悪くなってしまうせいかもしれません。

素材感を出すだけのシンプルな皿と言うよりは、コースは全般を通して旨味追求系の内容です。なので、お酒を飲まない人には辛いかもしれません。逆に、酒ありの接待にはもってこいのお店。お酒の値つけは、やや高め。ただ、銘柄のセレクトが良いので、印象は良かったです。札幌にしてはやや高めのお店なのかもしれませんが、内容が良いのでコストパフォーマンスは高めでした。最安でも皿数も多めの10品だし、あんまり旨味を前面に出されても食べ疲れてしまうので、皿数よりお酒を多めにした方が楽しめるお店な気がします。気になったのは、土鍋炊きのごはんがかやくご飯だったのですが、漬物の方が味が濃くて。基本的に濃い目の味は好きなんですが、主役のご飯に勝ってしまうより、控えめな方がいいような気がします。食事の食べきれないぶんをオミヤにしてもらえませんでしたが、こちとら旅行客なので、逆にお持たせがなくて助かりました。オミヤが欲しい方は一言相談したほうが良いかもしれません。デートの利用なんかだと、オミヤがあったほうが翌日以降も楽しめますし。

ビール+日本酒1合+ヒレ酒2杯+焼酎水割り1杯で15kを少しオーバーしてしまいました。東京だと、石かわ系のキレイ系技巧派和食が近いかな。サービス陣もきめ細やかな気遣いをしてくれるので、いわゆるテッパンなお店だと思います。いかにもな高級食材を使っていないところも、気に入りました。(2014.02)

  • 八寸
  • 筍の木の芽和え
  • ワカサギの南蛮漬け

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10位

日本料理こまつ (円山公園、西28丁目 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/01訪問 2015/02/12

24色パレットがカラフルに走り出す

新しくお店ができたと聞き、札幌の西の果てまで。大将はエルムガーデン出身とのこと。お店の場所は高台にある住宅地で、近くには目印になるようなものがありません。コンビニとかも、なし。場所柄タクシーで行くのがベストなんでしょうが、どうオーダーしていいか困る気がします。片側1車線の道路から、小道に入って100m弱くらい。和食屋らしい暖簾を見つけることができました。隠れ家にしても隠れすぎ!

入り口から下に降ります。地下かと思いきや斜面にある建物のようで、ダイニングに着くと窓から外が見えます。この日は雪が積もってライトアップもあり、なかなかステキでした。もともと居抜きの店舗のようで、和食屋っぽいカウンターはありません。テーブル席のみ。オサレなカフェっぽい感じ。BGMは琴で弾いてるポップス。この感じなら、もっとオトナっぽいセレクトにするともっと雰囲気が良くなる気がしますが、ま、いっか。

先付けが餅?…と意外でしたが、この餅が美味しい。個人的に好きな、セブンプレミアムの餅より美味しいです。比べるのも失礼だと思うのですが、庶民感覚の比較ということで…。中に入っているカラスミは食感が似ているので(歯にはさまる系)、人によっては好みが分かれるかもしれません。でも美味しいですよね~炭水化物にカラスミ。八寸に入ってるあわびの茶碗蒸しはウロというか肝が入っているんだけど、色以外は言われないとわかんないです。東京の晴山とかに比べちゃうとうーん…という気も…肝だけに…。やはり、北海道は生アワビの文化なのかな。蒸しアワビ自体はしっかり仕事が入っていて美味しいです。1コ丸々入っているのも、贅沢で驚きます。お造りはイシガキダイの熟成がちょうどよくて驚いた反面、白子の下処理が鮨屋に負けてる気がします。やっぱり、たちぽんライクな品は鮨屋にかなわないですよね~。特に北海道は白子をよく食べますし。まあ今回はいい白子が入ったから出してくれたというところなのかな。実際、すごく立派でびっくりしました。マナガツオが出ると思わなかったですし~もちろん美味しいです。海老芋もほんのり甘みを感じて美味しかったし、鯖もピカピカしてキレイで美味しいです。鯛ご飯も美味しいし贅沢ですよね~。ダシが良いと余計に美味しくなるんでしょうね~。もちろん最後のフルーツも美味しかったです。

世界がモノトーンに見えていて、突然カラフルに見える瞬間ってありますよね。世界は元々輝いているものだし、自分で気づかないだけで当たり前なのかもしれませんけど。全般的に、品数もボリュームも食材も多くてびっくり。まだオープンしたてで気合が入ってるように感じました。和食のお店ってダシと三杯酢の味がしっかり決まっているお店が好きなのですが、そういう意味でもちゃんとしていて良いお店だと思います。

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  • (説明なし)
  • とりビー

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