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入り口
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ビール
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ノドグロのカルパッチョ
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59度で火入れしたタチ
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牡蠣のカツレツ
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キンメダイのアクアパッツァ
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ウニと毛蟹と菜花のタヤリン
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カデルボスコは甘かった
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カイノミのロースト
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オペラ ホワイトチョコレートのムース
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エスプレッソ
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江別に凄いイタリアンのお店があると聞いて、興味はあったのですが、なかなか行く気にならなかったんですよね。駅からも遠いし。ちょっとしたきっかけで気が向いて、行ってみることにしました。最寄り駅は野幌。駅からは相当離れているので、歩くと結構大変です。30分くらい?タクシーを使うか、大人しく車を使ってノンアルコールで通すか、の方がオススメです。この辺はお店も十分理解しているようで、ノンアルコールのメニューを豊富に置いています。逆に、ワインのラインナップが寂しいかな(笑)。一応ハーフボトルの用意があって、ソアヴェとかカデルボスコがありました。ただ、優秀なソムリエがいるお店ではないので、ボトルオーダーで一度外すと取り返しがつかないんですよね。そこがこのお店の最大の難点だと思います。お店は民家をリフォームしていて、内装は抹茶ムースを塗ったような(笑)雰囲気です。建築士がいいのか左官屋の腕がいいのかわかりませんが、素敵なお店です。この日は一人での利用で、一人だからといって断られるわけではないのですが、時間を細かく指定されます。スタートが何時から、とか。他のテーブルと同時に進めたいようです。中華のお店ではよくやっている進め方ですね。調理がシェフ一人だし、実はかなり繊細な調理をしているので、なるべくまとめて進めたいんだと思います。
前菜がカルパッチョで、身が厚いのはどうなんだろうと思いましたが、びっくりするほど食べやすいです。そして、味の重ね方が凄い。こんなに重ねるかっていうくらい。しかも全体の調和もしっかり取れていて。アクセントに載っている、ピンクペッパーまで美味しかったです。タチは洋食系にしては良い出来だと思います。火入れを59度にしているとのことで、おそらくタンパク質の適正な変成温度がそれくらいということなんでしょう。理論的に一定の調理ができるということも、凄いことだと思います。ただやはり、たちの扱いは鮨屋のたちぽんに一日の長があるような気もします。牡蠣のカツレツは酒蒸しして揚げているとのこと。そのせいか牡蠣のジュースはないもの、牡蠣特有の生臭さもなくて、上品に仕上がっています。1ピースだけなのが残念ですが、仙鳳址の牡蠣は大ぶりなので、十分満足できます。アクアパッツアは見た目は地味なんですが、これも火入れが凄いです。一言で言うと半生で、この絶妙な仕上がりを狙っているとしたら、凄いと思います(凄いしか言ってない…)。パスタのウニと蟹の相性も、びっくりするくらい良く合っています。そして一番凄いのがメインの牛のロースト。大きめに切り出していても、中まで火が通っていて、柔らかい。これを食べてみて、東京の三ツ星フレンチでよく出している、3時間ローストを思い出しました。荒々しく雑に仕上げたステーキも嫌いではないですが、こういう繊細に仕上げられたものを食べると驚きます。食べ慣れていれば食べなれている人ほど、これを食べたら驚くんじゃないかな。デセールも美味しかったですが、さすがにデセールまでよくできているのは出来すぎなので、近くのパティスリーから入れてるんじゃないかなと思います。たぶん。
今回は12kのコース+ビール1杯+ハーフボトル1本4k+エスプレッソ¥500で18k強。お高く感じましたが、よく見てみると原価率は相当高そうなので、妥当な線だと思います。シェフ自身もキュイソンに気をつけていると言っていましたが、キュイソンを魅せるコースでここまで素晴らしいとは思わず、感激しました。チャンスがあればリピートしてみたいです。