2回
2017/12 訪問
近所の鮨屋がうまかった
美味しい鮨屋に行きたいと思っていて。でも、東京って、鮨屋多いじゃん?で、高いじゃん?どこがいいのかなと思っていて。高くて美味しいのは当たり前というか、美味しさが中途半端なお店とかありますよね。これくらい中の中レベルじゃないの?みたいな。予約が難しい店とか。すごく美味しいのかと思ったら、予想の範囲内だったり。予約の労力を考えると、わざわざそんなお店に行っても別に、ねえ。亀有に松竹の映画館があって、時間待ちのために予約しました。でもこれが意外に美味しかった。お店は亀有駅から結構歩きます。10分弱。商店街を抜けた先にお店があるので、それほど迷わないと思います。亀有に似つかわしくないモダンなファサードなので、すぐわかります。お店はできたばかりのようで、少し都心から離れた亀有らしくスペースに余裕のある作りになっています。個室もいっぱい。ただ、男性トイレが妙な位置にあるので、少しわかりにくいです。
夜のコースは5k、7k、10kの刻みで、少し安めが良かったので7kで。これが酒飲みにとっては本当に良かったです。品数も十分だし、何と言っても魚の質がすごく良くて、出し惜しみのない感じが気に入りました。お店の高級感や雰囲気も、鮨を良く引き立てている感じがするし。握りは7カン。シャリは主張はそれほど強くない感じ。というかネタの旨味が強いので、シャリが目立たない系です。酒飲み半分で食べてたので適当ですけど、シャリの硬さは良い感じに仕上がっていたように思います。突き詰めるようなハード系でなく、ほどほど硬い感じ。これで結構なボリュームなので、物足りないということはなく。満足感はあるものの、好きなだけ飲んで10kちょいという払いの良さは何物にも代えがたいものがあります。もちろんアラカルト対応もできるし、何よりメニューがあるのでわかりやすいです。値段は書いてないけど。でもこの内容の食事で7kなら、それほど高くはならないかなと思います。たちぽんだけ食べたかったのですが、時間の都合であきらめました。
東京で美味しい寿司が食べたいと思っていたら、なんやかんやで下町の鮨屋がなかなか美味しかったのが、結構意外でした。ちなみに両隣はどちらもカップルだったのですが、どちらも女性はアラサー(の美女)、男性の方はアラフィフ?ってな感じでアラフィフすげえ!な亀有の夜になりました。
2017/12/19 更新
久々にいい鮨が食べたくて。このとき、まだ所有株が落ち込んでカツカツだったので、新規開拓でなく亀有のなかやへ。一人客なのになぜかテーブル席笑。常連の方が多い日だったようです。
味をさらに重ねるようになっていて、仕事がさらに細かくなっている気がしました。タコ刺しに柚子の香りがついていたりとか。西京焼きは無難に美味しいし、フグしんじょも旨味がしっかり出ていて美味しかったです。イセエビの半身が出てきたときは豪華すぎて驚きましたが、それほど高いコースでないはずなのに、羽振りの良さは以前より良くなっている気がします。試してみたくて、鰆の幽庵焼きをアラカルトでオーダーしました。ちょっとしょっぱかったのですが、酒のつまみにはちょうど良いです。
都心の鮨屋のようなスマートさはないかもしれませんが、サービス精神が全面に表れているこの感じは結構好きです。