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うなぎ 桜家三島広小路、三島田町、三島/うなぎ、日本料理、丼
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昼の点数:4.3
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.1
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|雰囲気 4.3
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.3
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| サービス4.1
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| 雰囲気4.3
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク- ]
ただ一人の丼だろうとも、我かきこむのみっ!
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どやっ!うな丼3枚大盛りやっ!
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お新香と吸い物付
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うは、蓋が収まりません・・
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2014/08/24 更新
7月・・文月・・いや、文人ではないので、別に意味はない。
しかし、7月といへば・・土用。。
はいはい、そうですねっ!鰻ですよっ、おまいさん!!
土用の丑の日なんぞ、バレンタインよろしく故意に作られたものだいっ!というが、今を生きる我が身、創られたものだろうが、それも「歴史の一部」として鰻と共にいただきましょう。
ということで、やってきたは三島、「水の街」である。
街中いたるところに水路が流れ、そのせいか、夏の日差しがブスリと皮膚を刺す中でも、気を確かに生き抜くことが出来たのであります。
全く、最近の夏の太陽は容赦がないというか、そんなに私をトーストにしたいのか、というか。。
店の場所は、伊豆箱根鉄道駿府線の三島広小路駅前。
車で来ても、土日祝日であれば店の前で待つ人だかりで、すぐわかるというもの。
折しも丑の日近く、どわっと黒だかりの待ち人集団があり、店の傍に着く前からこちらゲンナリ。。いかんいかん、帰るわけにはいかんっ!と気を引き締める。
なお、車で来た場合、提携駐車場であれば食べ終わるまでの時間分の駐車券をお店からいただける。ありがたいことです・・。
さて、ここには食べる前の試練「待つべし」がある。
順番リストには、通常の店ではありえない人の数が記載されており、9枚目に書くが、今呼ばれているのは6枚目・・という感じ。
私らの名前は遥か先・・もう、こんなの絶対信じられないよっ!と思ったりしたもので。
しかし、この店には、えらく手慣れた警備員の方がいて、ざっくばらんな物言いだが、今からだと「1時間くらい」「1時間半くらい」と経験上の「待ち時間」を教えてくれる。
意外にも、私らの際は、この待ち時間アドバイスはほぼ的確で、待ち時間に近所の水路を散歩し、水遊びをし、一旦全身濡れた服が熱い日差しで乾いて(爆)、アドバイス時間に戻るとほぼ呼ばれる時間だった。
この警備員さん、待ち人には、せっせとアイスを配ったり(これは店の気前でもある)、自前で購入したという自分のメモ帳にも客人の名前を転載して(待ち人リストは店内に接収されるため)、何事も漏らすまいと声を張り上げ、時にはユーモア交えて話すちょっぴり世話好き(違
ここまでやる警備員さん・・実は店の人ではないそうな(驚)。もう、お店の人にしちゃえばいいのにっ、という感じの警備員さん、暑い中ご苦労様です!
もちろん、待ち時間にも屋外クーラー出したり、アイスやお水を提供いただけたりするお店にも感謝×2であります!
ちなみに・・正式に呼ばれる前に、確認の意味でお呼ばれの点呼があるので気を付けよう。
さて、入店である。
暑い中からクーラーの効く店内に入ると、やはり生き返るというものだ。
もうゆでタコのようになるかと・・(タコ食べたくなった)む、タコは品書きにないか(当たり前)。。
席は1Fのテーブル席、2F、3Fの座敷とある。
気づいたのだが、入店呼ばれるときは、何グループかまとめて同じ座敷のスペースに案内される。
なるほど、一気に鰻を提供してしまおう、という腹なのだろう。
ちなみに、味わいのある店内は掃除が行き届いており清潔。これは素晴らしい。
注文は、うな丼3枚+ご飯大盛りにした。
うな重でも値段は変わらないのだが、自称:丼フリーカーの私としては、クワーっとかきこみたかったし、鰻のタレが染み込んだご飯も大好きであったからだ。
鰻3枚にしたのも、せっかく専門店に来たのだから、ありきたりの2枚でなく、これまたガァーっといこうじゃないか、と思ったから。
しかし、周りに聞き耳を立てると、皆「うな重」「うな重」「うな重3つ・・」と、丼野郎は皆無。ふ、ふん、別に寂しくなんかないんだからねっ!
実際この後、ワーっと料理が運ばれてくるのだが、「うな丼」は私1人であったww
さて、20分ちょいであろうか。意外に早く料理が運ばれてきた。
もしかすると、入店前の確認点呼で焼き始めたのかもしれないな・・と下種の勘繰り。
見て一目・・デカい!嬉しい!
中身が丼の中に納まりきれず、蓋と器に隙間が出来ている。
やぁ、これは嬉しい光景。蓋を開けるのを躊躇い、暫くこの光景をうっとりと見る。
自称:丼フリーカーから見れば恍惚の世界。・・ええ、わかってますとも趣味の世界ですw
そして、おもむろに蓋を開けるや、
ああ・・やっぱり恍惚の世界パート2!がそこに。
ご飯がほぼ隠れた状態で鎮座する、飴色に輝いて重なる鰻の身。ほわっと広がる匂い。。
もはや芸術の光景。
器を持つ。どうだ、お重にはない、ピタッとはまるこの構図。べ、別に悔し紛れのポーズなんかじゃないんだからねっ!
身厚の鰻を持ち上げ、サクッとかじる。
口の中にふわっとした食感と、甘いタレ、そして香ばしい香りが口の中いっぱいに広がる。
うん、うまいっ。
これぞ、日本の夏の味だ、と感じ入る。
飯もほじくり返し、口の中に放り込む。
うん、これも文句なく旨い!
丼は具とご飯を繋ぐタレが命。その絆を見事に繋いでくれているタレと感じ入る。
タレがキツすぎるところもあるが、ここは軽め、鰻とご飯の味を損なうものではない演出家だった。
ここからはもうお決まりのスタイルである。
パパッと、軽く山椒をかけ・・口の中にグワァーっとかきこむのである。
味、ボリューム(3枚大盛りだし・・)、香り、どれも申し分なし。
ここまでありつくまで2時間、本当に、本当に待った甲斐があるというものだ。
くー、嬉しい。そもそも鰻というのは・・・おっと、お新香ポリポリ・・(略)
お味もさることながら、非常に混みあう中でも、お店の客に向かう姿勢が見えたひと時でもありました。
ごちそうさまでした♪
~わたしのふつうは☆2つです~