nao-sannさんが投稿したこいで(石川/北鉄金沢)の口コミ詳細

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こいで北鉄金沢、金沢、七ツ屋/居酒屋、海鮮、日本酒バー

2

  • 夜の点数:3.8

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 3.8
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 4.2
2回目

2017/02 訪問

  • 夜の点数:3.8

    • [ 料理・味3.8
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

金沢最強の居酒屋もずいぶんと丸くなった気がします

金沢駅から徒歩10分ほどの別院通りの居酒屋さん。
10年前に初めて伺ったときは予算5000円ほどの普通の居酒屋さんでしたが、吉田類さんの酒場放浪記で取り上げられて人気が出てきてから、価格に構わずに最高の食材を求めて仕入れるようになり、1日4組限定で高級寿司屋並みの2万円弱の予算になってしまった店です。
それでも、超メタボなノドグロを丸々一尾塩焼きにしたり、ぴちぴち飛び跳ねている珍しい海老を色々並べてくれたりと、そこらの寿司屋で15,000円使うよりも満足度は大きかったのです。

今回久しぶりに再訪してみたら、メニュー数は大幅に絞り込まれてノドグロは小さな切り身になってしまっていました。
それでも脂の載った美味しいノドグロでしたが、大きなノドグロを丸丸全部食べたかったなあという物足りなさが残りました。

今回一番良かったのは能登115という原木しいたけのステーキでした。
別名を能登てまりというだけあって、まん丸な形で切り分けるとジュワっと染み出す汁が旨味たっぷりで、食感はまるでアワビそっくりです。

スキンヘッドに鯉口シャツでこわもての大将も、すっかり丸くなってしまってツッパリっぽい怖さがなくなってしまいました。
日本酒の品揃えは以前は地元の酒は無くて日本中のレアな酒ばかりだったのが、石川県の地酒も置くようになっていたので、あれこれレアなものばかり注文してしまったせいか、料理は大して食べて無くても一人15,000円くらいになってしまいました。

ここは、そういう店だと覚悟していける方だけに行ってもらいたいお店です。

  • お通しは平貝の磯辺巻き

  • 蓮根すりながし

  • 色々な海老の盛り合わせ

  • のどぐろ焼き

  • ポテトサラダ

  • 能登てまり

  • 能登手毬の断面

  • 白子の天ぷら

2017/03/08 更新

1回目

2013/02 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク4.2
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

【再訪多数】美味い酒と肴のためなら金に糸目は付けないという店主の仕入れに圧倒されます。

初めて訪問したときは客単価5000円ぐらいの普通の居酒屋でしたが、あっという間に食べログTOP500になって、今では1日4組限定の客単価20,000円の店になってしまったこいでさん。
その理由は仕入れに行ったら、魚でも野菜でもその日の一番最高の素材だけを仕入れて来るからで、それをコースではなくアラカルトだけでたった4組に出すのだから歩留まりの悪い事甚だしいと思います。

日本酒も地酒ではなく日本中の蔵元から最高の酒を仕入れてくる。
地酒なら600円くらいからありますが、田酒、十四代、而今の限定酒をずらりと揃えて一合で2,000円~3,000円といったところです。

だから、どうしても単価は高くなてしまうのですが、お店の雰囲気は場末の小料理居酒屋というアンバランスさなので、繊細な料理や雰囲気を味わいたい方には一切お薦めはできませんが、兎に角美味い魚が食べたくなったら絶対にお勧めです。

久し振りの金沢行きが決まってすぐに予約を入れて訪問。
開店時間を心待ちにして行ったので、先客はなく1時間ほどは貸切状態でゆっくり店主とお話が出来ました。

冬場の能登は真鱈が最高に美味いので、予め鱈の刺身を食べたいと伝えておいたのですが、残念ながら海が時化たから新鮮な真鱈の入荷が無かったとのことで、白子ポン酢だけをいただきます。
それでも鮮やかなピンク色の白子のねっとりとした旨さは、東京の居酒屋の白子とはジゲンが違う。

寒鰤刺身は大きな鰤を熟成させたのを分厚く切って豪快にいただきます。
醤油を弾いてしまうほどの脂の乗りを、皮目に飾り包丁を入れることで醤油を絡めやすくしてある。
寝かせて旨味を引き出した腹身は大トロ以上の旨さです。

この日のお薦めは海老。
お品書きを見ると、白海老、白ガス海老、ボタン海老、といった冬の金沢の名物海老の他にも、シシ海老、キジ海老と聞いたこともないような海老が並んでいて、どれにしようかと並んでいると、「ひと通り食べ比べにしましょうか」と声をかけてくれたので、それでお願いします。
カウンターの上に殻を剥く前の海老を並べてご挨拶。
頭を落として殻をむいただけで、新鮮なので背わたは敢えて抜かずに背わたの旨味も味わいます。
それぞれ全部味が違いますが、キジ海老があっさりして上品な味で一番好みでした。

メインはメタボなノドグロの丸焼きを注文。
大皿に載せたので写真では小さく見えますが、本当に丸々と太ったノドグロなので、身がふっくらとしてボリュームがあり、これでお腹が一杯になってしまいます。

この後はヤリイカやバイ貝を少しずつ切ってもらって、ちびちびと日本酒の飲み比べです。
今回は比較的安めの日本酒を呑んだので会計は一人15,000円くらいでしたので、寿司屋で飲み食いしたことを考えてみれば、妥当な料金かと思います。


2007年12月 初回訪問
【いかつい店主と繊細な料理】

金沢駅にほど近い裏道「駅前ふらっと通り」は煉瓦色のタイルで舗装してあり、道路に埋め込まれた青いLEDが光りおしゃれな印象の商店街です。
この終点近くの小さな居酒屋で、カウンターに小上がりの座敷で20人ぐらいのキャパです。
スキンヘッドのご主人はゲージツ家のクマさんの若い頃のような風貌で一見怖そうなオニイサン風ですが、その太い指から繊細な料理を次々に作り出してくれました。
地場の魚介類の他にも店主が山で取ってきた山菜、川魚、ジビエが味わえるようです。
今日は先ず刺身を適当にお願いしますと言って出てきたのが、今がはしりの寒鰤を主体にガス海老、のどぐろ、鮪の大トロなどが山盛りです。
なのに「今日はこれしか種類が無くてスミマセン」とのことでした。
香箱蟹は身を綺麗にほぐして食べやすく料理してあり、そのまま食べても美味しいが、薄い甘酢をつけて頂くと一層美味しい。

店主が山から取ってきたという自然薯は細く見かけはあまり美味しそうではなかったが、海苔に載せて揚げるとふわりとお餅のような感じですが、弾力のある歯応えが堪りません。

鱈の白子は酢の物でも美味しいですが、敢えて天麩羅に挑戦。
さっと揚げられた白子が山盛りで、表面はさくっとしていて噛むと中からクリーミーな白子がジュワッと口の中のに広がり、至福の味わいでした。
日本酒も十四代、黒龍、磯自慢と酒好きの心をくすぐる品揃えですが、何故か石川の地酒は全く置いていない。
ここの料理には濃厚なこくの有る銘柄がぴったりということなんでしょうね。

メニューには値段が書かれていないので不安になりますが、いくら飲み食いしても一人5,6千円ぐらいのようでした。
これからが益々楽しみな一店です。

  • 海老のラインダンス

  • 白海老、白ガス海老、シシ海老、ボタン海老、キジ海老

  • 新鮮なので敢えて背ワタを抜かず、そのままいただきます

  • 寒鰤刺身

  • メタボのどぐろ焼き

  • レモンの大きさと比べてみて下さい

  • 皮目には細かい包丁が入っている

  • ヤリイカ刺身

  • 本バイ貝

  • 白子ポン酢

  • お通しは鰯のつみれ汁

  • 海老の頭で取った出汁で味噌汁

  • デザートはサービスでした

  • 坊主頭に刺青風の鯉口シャツを着ているので、コワイお兄さんみたいだが。。。

  • 初回刺身盛り合せ

  • 初回訪問時の白山で掘ってきた自然薯の磯辺揚げ

  • 初回訪問時の白子の天麩羅

  • 初回訪問時の

2015/05/23 更新

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