nao-sannさんが投稿した鶴八(東京/神保町)の口コミ詳細

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鶴八神保町、九段下、竹橋/寿司

3

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.0
3回目

2023/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

最高のネタを好きなだけつまめる幸せ

神保町鶴八には、おまかせはありません。
壁に吊るした短冊に書かれているネタの中から好きなものを選んで刺身にするか握りにするか、石丸親方にお願いするだけです。

先ずは瓶ビールで喉を潤したら、平目と鰤をおつまみで。
いつもの平目は本当に美味しい。
鰤は寒鰤ですが、「○○産の鰤です」なんて事は一切言わないのが流儀のようです。

お腹が空いていたので、すぐに握りに入ります。
菊正宗のぬる燗にスイッチしてから、こはだ、あじ、しまあじ、さより、鯖と光り物を一通りいただいたら、赤貝、穴子、うに、いくらと味の濃いネタに移る。
こう書くと、なんて事はない握りみたいですが、一品一品がてっぺんのネタで旨い。

酒は田酒の冷酒に切り替え。
最後に巻物にして鉄火巻き、干瓢巻きをお願いしました。
鉄火巻きは中トロと赤身に僅かにシャリを纏わせて海苔で巻いているので、ほぼ刺身に近くて口の中で蕩ける。
干瓢巻きの干瓢の味付けが絶妙で美味しい。

巻物には女将さんが、はまぐり出汁のお吸い物を用意してくれました。豆腐と三つ葉だけのシンプルな吸物だけに蛤の出汁が沁みる。
石丸親方の柔和な笑顔に癒されて、これだけ食べて呑んでも1人12,000円くらいとリーズナブルです。
滞在時間は1時間半くらいでサクッと帰って、次回が楽しみです。

2023/02/27 更新

2回目

2022/01 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

今年初めての鶴八のお寿司

年明けの初出勤日に鶴八の寿司が食べたくて、常連さんに同席をお願いして訪問が叶いました。

寒いので菊正宗の燗酒で摘みをお願いします。
こちらは、おまかせはやってなく、壁の短冊のお品書きを眺めて自分で組み立てを考えて注文しないと、何も出て来ません。

お通しは、鰤のヅケ
おつまみで平目と、しおむし(蒸し鮑)でスタート。
平目はとても身が厚いので相当な大物なので、すごい弾力と旨味が半端ない。
お銚子をお代わりしたところです、にぎりをいただきます。

最初に鉄火巻きというのが常連さんのルール
殆どシャリが無く、赤身、中トロ、大トロの海苔巻きと言った方が良いような鉄火巻きなので、たっぷりとマグロを堪能できます。

すみいか
しまあじ
ぶり
さば
車海老
穴子
といただいて、良い塩梅にお腹も膨れて良い気分になり、ご馳走様でした。

この後すぐにマンボウ期間に入って、当分行けませんでしたけど、そろそろ再開している頃なので、また行きたいものです。

2022/03/22 更新

1回目

2021/04 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

【4600件目】禁酒令前夜に「おまかせ」をやらない寿司屋さんの矜持を感じた

神保町の鶴八さんは「うちはおまかせはやりません」と断りを入れる寿司屋さんという事で、一度は伺ってみようとBMしていましたが、一見では敷居が高くてなかなか暖簾をくぐることが出来ませんでした。
こちらに毎月のように通われていらっしゃる常連レビューアーさんにお願いして連れて行った貰ったのは、東京都に三度目の緊急事態宣言の発令が発表された夜の事です。
酒類を提供する店舗は休業を要請するという実質の禁酒令なので、翌日からは休業することを決めたという事で、文字通りの滑り込みセーフでした。

店内はカウンター6席に小さな2人テーブル1卓の想像していたよりもこじんまりとした造りで、それにもかかわらず大将と二番手さんに女将さんという贅沢な布陣です。

菊正宗のぬる燗をお願いすると、お通しは蛍烏賊。旬の蛍烏賊はふっくら大きくて美味しい。
お通しを摘まみながら、壁の短冊に書かれたネタを眺めて、先ずは何を摘まもうか組み立てを考えるのは楽しいものです。
摘みは、鰈からスタート。身の厚さから相当大きな鰈だと思われ、適度な弾力とねっとりとした旨味が素晴らしい。
続いて塩蒸し。大きな鮑をじっくりと時間をかけて蒸した塩蒸しは、驚くほど柔らかくて食べやすい。
旬の細魚(さより)を追加すると、刺身の他に皮を串にさして炙ったものまで添えてくれました。とても香ばしくて旨味もあり菊正宗が進むので、お銚子をもう一本お願いします。

そろそろ握りに映ることにします。
最初は、お連れさんが注文した鉄火巻を半分こしていただきました。
いきなり巻物かよ!と思いましたが、出てきた鉄火巻きは太巻きサイズなのに、シャリは殆ど無くて9割以上がマグロです。それも、赤身だけじゃなくて半分くらいがトロでした。
これじゃ、鮪だけで腹いっぱいになるから、「〆に食べようと思っても食べきれないから、最初に注文することにしています」というのが納得できます。
普通のコースとは逆順の流れになってしまいましたが、これはこれでアリです。

今日のイカは、墨烏賊。ねっとりとした甘みが燗酒に合う。
小肌、鯵、鯖と光物を攻めたら、貝に移って鳥貝と煮蛤に赤貝。
〆は干瓢巻き

他にも食べたような気がしますが、写真を撮ってないので記憶が曖昧ですが全部で15貫以上食べたような気がします。
これで会計は1.5万くらいとリーズナブルなので、すっかり満足しました。

「おまかせ」コースのみの店は、何も考えなくても次々に出てくるから楽なんですが、「今の時期は、どの魚が旨いかな。味わいを変えるのは何かな。」と、お品書きを眺めて考える楽しみが無いのと、歳を重ねると量が食べられなくなるので、適当な腹具合で止めることが出来ないので、今回のようにお好みで注文するのも良いもんだと思います。
親方や二番手さんは、職人気質で口数が少ないのも、じっくりと味わいたいこちらとしては有難い。
緊急事態宣言が解除されて再開されたら、再訪したいものです。

  • 入口

  • 外観

  • 看板

2021/05/25 更新

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