nao-sannさんが投稿した武蔵屋(神奈川/桜木町)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

直さんのレストランガイド

メッセージを送る

この口コミは、nao-sannさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店武蔵屋日ノ出町、桜木町、馬車道/居酒屋、日本酒バー、日本料理

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 3.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.0
1回目

2011/06 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味3.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

【遂に7月末で閉店】野毛の伝説の居酒屋は、お酒は三杯つまみは五品。

7月22日の神奈川新聞によると、93歳になったおばちゃんは今月末での閉店を決心したそうです。
2週間前に伺った時は、元気に鱈豆腐を作ってくれたのに、ショックです。。。。
http://www.kanaloco.jp/article/110567

2013.3
しばらくお休みしますという張り紙が出ていましたが、昨日(3月8日)は再開したそうです。
オバチャンもお元気だったということで、安心しました。


2011年6月
ヨコハマ桜木町といえばみなとみらいの近未来的なビルやお洒落な赤レンガ倉庫というイメージが強いが、駅の反対側の野毛は対照的に猥雑な飲食店街が連なっている。

そんな中で、最も昭和レトロな雰囲気を残しているのが武蔵屋である。
野毛山動物園に向かう通りからちょっとわき道に入ったところにある、ごく普通の木造家屋で看板の類は一切無いから、行列が無ければここが飲食店だとは気付かないだろう。

開店10分前に着いたが既に10人以上の行列が出来ていて、その後も続々と集まってくる。
時間通りに扉が開いて順番に入店すると、店内は入って右手が厨房でその前がカウンター、左手がテーブル席、奥に小上がりの座敷という典型的な昭和の居酒屋の造りである。
厨房の真ん中に小柄な白髪のお女将さんが座ったまま調理をして、その周りを学生バイトぐらいの若い女性と男性がお運びを担当している。

小上がりの小さなテーブルに案内されて「お酒ですか?」と取りビーを注文。
ビールは大瓶と小瓶があり、最初の一杯だけで良かったので小瓶で十分。
ピーナツのお通しとともに小瓶が出てきた。
ぐいっとビールを流し込んだら、すぐにお酒を注文。

こちらのシステムはお酒三杯に、お決まりのつまみ五品で2200円、ビールは別に何杯でも良いし追加のつまみも何種類かあるので、ビールと追加つまみで盛り上がっているグループ客も居たが、ほとんどのお客さんは静かに酒をちびりちびりと飲っている。

燗酒は大きな土瓶で温めたのを別の土瓶に移して、コップに勢い良く注いでくれる。
コップの口から40cmぐらいの高さまで土瓶を持ち上げて泡立つくらいの勢いでジャーッと入れる、初めて見る驚きのパフォーマンスだ。
「その注ぎ方って何か意味あるの?」と尋ねると、「亡くなった先代のご主人から伝わるやり方で、理由はちょっと分からないです。」ってことでした。
でも、その効果なのか酒の温度は程よいぬる燗で、暑い中でも爽やかに呑める温度になるから不思議だ。

おつまみは一杯目の時は玉葱の酢漬け、とおからです。玉葱で口の中をさっぱりとさせたら、おからで空腹感を満たす。
このおからの味付けがぬる燗にぴったりで旨い。

二杯目を注文すると納豆が出て来た。日本酒に納豆は合うのかと思ったが意外と合う。
そして、メインの鱈豆腐は塩鱈から出た出汁の旨味が豆腐に染みて美味。
暑いときに熱々の豆腐で燗酒が、ここまで旨いとは目からうろこの気分である。

三杯目にはお新香が出てきて「これでおしまい」という合図。
丁度いい塩梅に酔いが回ったところでお愛想です。

お金を払うと、女将さんからのサービスとしてお猪口に一杯のお酒と、丁寧なご挨拶がいただけます。
若いスタッフたちも一生懸命に働いている姿が気持ちよく、良い気分で二軒目に繰り出していくのでした。

  • 燗酒は土瓶から勢い良く注いでくれます

  • ビールの小瓶にはピーナツが付く

  • 1品目は玉葱の酢漬け

  • 2品目はおから

  • 3品目は納豆

  • 4品目は鱈豆腐

  • 5品目はお新香

  • 白髪の女将さんを若いスタッフが支えているのが嬉しい

  • 炎天下に開店を待つ人達

  • 行列が無ければただの民家にしか見えません

  • 先代オヤジさんのフィギュア

  • サービスで頂いた衣かつぎ

  • 女将さんが黙々と調理されています

  • 大きな土瓶で燗をつけて勢いよくコップに注いで表面張力の限界まで注ぐ名人芸も今日で見納め

  • 一杯目は玉ねぎ酢漬けとおから

  • 二杯目は納豆で

  • 二杯目後半はメインの鱈豆腐

  • 三杯目は〆のお新香に追加の衣かつぎ

  • 久しぶりの武蔵屋で一杯

  • 二杯目のお供は、名物の鱈豆腐。

  • お酒は高いところから勢い良く注いで空気を入れることで丸くなります。

  • 追加注文のニシン

  • おばちゃんに逢いにきました

  • 玉ねぎとおから

  • 2杯目のお供は納豆

  • メインの鱈豆腐

  • 〆はお新香

  • 追加の小肌

  • お酒は勢いよく泡立てるので、デキャンタージュしたような滑らかな味になる。

  • 久しぶりの武蔵屋さん。先週はお休みだったので心配したけど、おばちゃん元気で良かった。

  • 鱈豆腐

  • 三杯屋の〆は御新香

2015/07/22 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ