3回
2017/03 訪問
プレミアムフライデーは、野毛のおでん屋に開店前から並んでセーフ
野毛というより日の出町に近い老舗のおでん屋さんです。
いつ行っても満席でなかなか入れないので、プレミアムフライデーを口実に開店15分前に行ってみたら、冷たい雨が降っているのに既にオトーサン達が傘をさして行列を作っていました。
それに気づいた女将さんが、時間前に扉を開けて「寒いのにお待たせしてすみません」と中に入れてくれました。
鍋前の特等席をちゃっかりと確保して、焼酎の梅割りを注文。
おでんは、並んでいた順番通りに注文を取ってくれます。
一回目はロールキャベツ、ごぼう天、がんもどきでスタート。
冷えた身体に薄味の出汁が染みて行きます。
2回目は白滝、つぶ貝、つみれを注文。
つぶ貝は、他ではお目にかかれないし焼酎のつまみにぴったりです。
仕上げに「餅」を注文しておきます。
油揚の中に切り餅を入れてあり、注文を受けてから出汁に入れて柔らかくなるまで煮たら完成です。
ちょっとしたお雑煮気分でいただくと、いい感じに満腹です。
粋な女将さんのチャキチャキトークに癒されて、おでん7品に焼酎3杯で2500円でした。
このコスパの良さと居心地の良さなのでいつも満席なのは当然ですが、最近は母上の介護のために臨時休業することも多いので入れたらラッキーということで、ときどき覗いてみることにしましょう。
開店の直後は、こんなにたくさんのおでん種が入っているので、嬉しくなります。
一回目はロールキャベツ、ごぼう天、がんもどき
2回目は白滝、つぶ貝、つみれ
〆は餅。先に注文しておいて柔らかくなったら頂きます。
焼酎梅割り
開店待ちのおとーさん達
2017/04/13 更新
2015/04 訪問
【再々々々訪】出汁を濁らせる種は入れないこだわりのおでん
4月も後半に入ったというのに冷たい雨がザーザー降ってる寒い夜、野毛はあまり知らないという友人を誘って暖簾をめくってみたら珍しく空席があったので鍋前の特等席に陣取って、いつものロールキャベツやつぶ貝などを頂きながら焼酎梅割りを舐める。
後ほど入って来られた美人を連れたチョイ悪オヤジ風のカッコいい男性が「大根とこんにゃく」と注文されたが、「ウチは大根は無いんですよ。」と申し訳なさそうに答えている。
ここのおでんは黄金色に透き通った出汁の旨味が最大の特徴なので、出汁を濁らせる大根は入れないのが先代からの流儀だそうです。
大根Loverの方にはお勧めできませんが、昆布で丁寧に取った出汁につみれや貝などの海産物のおでん種から出た出汁が加わっているので、この出汁だけでも一杯呑めてしまうので、出汁Loverの方にはお勧めです。
2012年11月
友人と3人で2軒目に再訪しました。
満席でしたがもうすぐでるよというお客さんが居たので表で暫らく待って入店。
遅い時間だったので、おでん種は少なくなっていましたが、大好きなつみれは残っていたので十分。
相変わらずチャキチャキの女将トークに癒されて温まりました。
2011年7月
横浜の京浜急行日の出町駅近くのおでん屋さんです。
建物こそマンションビルになっていますが、赤提灯とのれんに歴史が感じられます。
暖簾をくぐると、店内は大きなおでん鍋を囲むカウンター席のみの小さなお店で、カウンター内の厨房には白い割烹着姿の女将さんが一人で切り盛りしています。
若い時は、きりっとしたちゃきちゃきのハマっ子だったんだろうなと思わせる美人女将が、
「以前にこの店に来ていただいたことがありますか?先代の父親の時代に来て頂いていたというお客様が、何十年ぶりかでお越しいただけることがあるので、失礼があっちゃいけないから。」と気さくに話しかけてくれたので一人でも気兼ねすることなく楽しめました。
おでん鍋をのぞかせて貰って、珍しそうなネタを指差していただいたのが、じゃこ天とつぶ貝です。
まずはお出汁を一口すすってみると、歴史を感じさせる旨味が口一杯に広がります。
何十年も注ぎ足してきた出汁じゃないとこんな深みのある味にはなりません。
じゃこ天のしゃきっとした食感と旨味を味わいつつ、つぶ貝の歯応えを交互に楽しむと、一杯目のビールがあっという間に空いてしまいます。
こちらのお店も武蔵屋同様にお酒は三杯までの三杯ルールと聞いていたので、取りビーの後は焼酎の梅割りに移行します。
小皿の上に置いたグラス一杯に焼酎を注いで梅シロップを一滴だけ垂らして、梅シロップの入った醤油差しを添えてくれました。
甘くしすぎるといけないから、味の調整は自分の好みでどうぞということだそうです。
2杯目のお供はロールキャベツにしてみました。
おまりに大きいので食べやすく切って貰いましたが、断面を見ると挽肉は少なめでほとんどがキャベツでしたが、これはこれでアリです。
出汁がしみこんだキャベツの甘味が、辛目の焼酎に良く合いました。
三杯目のお供は定番の豆腐、こんにゃく、つみれ。
ほっと安心できる味ですね。
これだけ食べても2,000円ちょいというリーズナブルな会計でした。
常連の先輩諸氏もも優しく話しかけてくれて良い雰囲気でしたから、定期的に通いたくなる良いお店でした。
おでんは鍋ではなくホーロー引きのバットで煮込んでいます
梅割りシロップはお好みで追加できます。
お酒は3杯まで
じゃこ天、つぶ貝
ロールキャベツはキャベツ8割ひき肉2割
つみれ美味い なんと言っても出汁が良い
つみれの中身は具沢山
豆腐、こんにゃく
口開けに入るとおでんネタがたくさんあって嬉しい
女将さんの艶姿をちょとだけ
今日は給料日前で空いてる
ロールキャベツ、ちくわぶ、つみれ
烏賊天、がんも、玉子
こんにゃく、昆布
久しぶりのおでん。入れ替わりでちょうど入れて良かった。
おでんをお代わり
2015/04/15 更新
お店の開店時間に間に合わずに、ちょっと覗いてみたら案の定満席だったので、お隣の居酒屋春告魚(めばる)で時間をつぶして2回転目に挑戦してみました。
丁度うまい具合に二人連れが出てきたタイミングに遭遇して、これは運がいいやと喜んで店内に入ると一番奥のトイレ前のカウンター席が空いていました。
早速、ちゃきちゃきの浜っこ美人の女将さんに焼酎の梅割りと白滝、貝、からしを注文。
きれいに透き通った黄金色の昆布出汁におでん種から出た旨味が加わった煮汁をずずっと呑んでみると、気持ちがほっとして「これこれ、この味だ~。」と嬉しくなります。
さすがに二軒目なので、そんなに食べられないし、おでんの入ったホーロー鍋の中身も少なくなって来たので、酒も焼酎梅割り2杯だけでご馳走様でした。