nao-sannさんが投稿したラシェット M(千葉/津田沼)の口コミ詳細

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ラシェット M津田沼、新津田沼、京成津田沼/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2012/05 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

ついに津田沼にも大人のフレンチ&ワインバーが出来ました

津田沼は駅前に千葉工大や代ゼミがあり、駅前からバスで日大や東邦大学に行けるので学生や若者が多く、駅の近くはほとんどがチェーン店に占領されていて、ちょっと落ち着いて食事や飲みたいときには困っていました。

ところが漸く駅から徒歩数分のところに大人の雰囲気のフレンチ&ワインバーのお店がオープンしてくれました。

実は元々京成津田沼駅の近くでこじんまりとしたフレンチレストランをやっていたのですが、JR津田沼駅近くに移転開業したのが、このお店です。
外観も洒落た感じで、ドアを開けると左手がウオークインのワインセラーがあり、タイル貼りのアプローチを入って行くと、大きなカウンターが待っています。
ソファー席や、小さな個室があるようですが、メインテーブルはあくまでもカウンター席です。
カウンターといっても椅子も肘掛け付きのゆったりした椅子でカウンター幅も広いので窮屈感は全くありません。

以前のお店はコース料理のみでしたが、今回からはコースは止めてアラカルトだけにしたとのことです。
お客さんに好きな料理をシェアしてワインを飲みながら色々食べてもらいたくて、そんなシステムにしたそうです。

食前酒はグラスシャンパンもありますが、地ビールのCOEDOが前種類揃っていました。
アミューズは空豆のペーストを入れたプチシューで、ビールにもシャンパンにも合う軽いおつまみというところです。

前菜はピンチョスが3種類あるというので、その盛合せ(1280円)をお願いしました。
つぶ貝をエスカルゴっぽく仕立てたのと、マイワシのトマトマリネ小鯵のエスカベッシュの3点で、どちらも白ワインにぴったり。
グラスワインをお願いしたらという銘柄を勧められました。てっきり日本のワインだと思ったらなんと日本好きのフランス人の醸造元とのこと。
すっきりとした味で一杯730円にしては美味しい。

続いて牛の胃袋とゴルゴンゾーラのグラタン(1420円)、分厚い鉄のストウブで柔らかく煮こまれたハチノスをゴルゴンゾーラの香りが包んで、内臓臭さを感じさせません。
これにも白ワインの農民ドライ(720円)を合わせます。名前の通り辛口で、クセの強いゴルゴンゾーラにはぴったり。

口直しにオーダーした本日のスープ(720円)は、手長海老のスープでした。
海老の頭の味噌の濃厚な旨みが凝縮されていて、スープと言うよりは十分に酒の肴になる味です。
ワインはこの濃厚さに合わせて赤ワインにチェンジ、先ずは軽めのソレイユ(730円)から。

サラダがわりにオーダーしたバーニャカウダは結構時間がかかっていましたが、出来上がりを見て驚きました。
生野菜を切って並べるだけだと思っていたら、茄子やアスパラは衣を付けて揚げたフリットでした。
葉物や行者にんにくや紅大根は、もちろん生でバーニャカウダソースを付けて頂きますが、このソースも単純なアンチョビとニンニクじゃなくて、バジルを入れたソースでした。このソースはその日の天候に合わせて変えるそうです。

本日の魚料理は金目鯛の煮付け(2480円)とのことで、「えっ、和風なんですか?」と驚くと、「いいえ醤油は一滴も使いません。フォンドヴォーとマデラ酒で煮魚っぽく作ってみました。」と悪戯っ子みたいな笑顔で答えるので、当然それをお願いします。

大きなお皿に胴体とカマの部分が重なってヒレがピンと立っている上に菜の花をあしらってあるので、まるで暴走の漁師料理みたいなビジュアルです。
味はというと、金目鯛の旨みがフォンドヴォーの牛肉の旨味と合わさって、まるでラーメンのダブルスープみたいな旨さにマデラ酒の甘味が味醂のような役割を果たしていて、魚好きにはたまらない一品でした。

ボリュームもかなりあるので、肉料理までは辿りつけずにお腹いっぱいになってしまいました。
これにはスペインのテンプラリーニョ種の葡萄を使ったバルパス(830円)を合わせました。

お酒があまり強くない方には小さなテイスティングサイズのグラスもあるとのことなので、色々なワインが味わえると思います。
遅い時間にワインとチーズだけでも大歓迎とおっしゃっていましたので2軒目、3軒目にふらっと行ってみるのも良いかもしれません。

シェフもお弟子さんも前の店ではてんてこ舞いでお話する時間もありませんでしたが、カウンター主体で席数を絞ってからはマイペースでお客さんと話ししながら料理ができるので、とても楽しそうでした。

値段も手頃だし料理もワインも美味しいので、これからはちょくちょくおじゃますることになりそうです。

  • 金目鯛の煮付け

  • ピンチョス3種盛り合わせ

  • バーニャカウダ

  • バーニャカウダソース

  • テナガエビのスープ

  • 牛の胃袋とゴルゴンゾーラのグラタン

  • アミューズのプチシューの中には空豆のペースト

  • パン

  • リエット

  • パンとリエット

  • つぶ貝のエスカルゴ風

  • 真イワシのマリネ

  • 小鯵のエスカベッシュ

  • アイスクリーム3種

  • エスプレッソ

  • 食前酒は東京地ビールのコエド

  • フランスの白ワイン「蔵」

  • 農民ドライ

  • ソレイユ

  • バルパス

  • 大きなカウンターの内側はオープンキッチン

  • テーブルセッティング

  • 食前酒、ソフトドリンク

  • グラスワインは赤白各3種類

  • アミューズは千葉産大蕪のムースに蟹をトッピング

  • 真鱈とジャガイモのグラタン

  • 烏賊とわたのトマト煮込み

  • 牛蒡と砂肝のワイン煮込み

  • 富山県氷見市のメルロー、カベルネ

  • 渡り蟹のビスク

  • フランス ラングドック地方のカッスレー

  • 金目鯛のムニエル いろいろキノコのフリットと蒸し牡蠣添え

  • デザート盛り合わせ 菊姫酒粕のチーズケーキ ブルーチーズのチーズケーキ ガトーショコラ 椎茸のアイスクリーム 林檎とさつまいものソルベ 麦焦がしアイス

  • アミューズはイチゴとウドのガスパチョ

  • カレイのカルパッチョ 甘夏ソース

  • ホタテのムースと筍のフリット ウニソース

  • 千葉産の仔猪(うりぼう)とゴボウのパイ包み焼き

2016/05/01 更新

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