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凍頂烏龍茶
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お勧め中国酒デギュスタシオン(5種)
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鰆
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よだれ鶏
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に、つける餃子
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に、つける餃子
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からの山椒麺
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フカヒレ
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オジヤ
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上海蟹
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酢豚
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下仁田葱
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陳麻婆豆腐
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陳麻婆豆腐
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陳麻婆豆腐
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最中
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最中
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茶菓子
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季節を問わず、平日休日を問わず、一年を通して常に多くの観光客で賑わう鎌倉。
そんな鎌倉にあって、以前は小町通りがある東口とは比べものにならない程、静かだった西口。
しかし最近は新しい店が続々と誕生し、あと2~3年もしたら、こちらも東口同様、歩行困難な場所になってしまうのでしょうか?
しかし、そんな観光客でも、さすがにここまでは来ないだろうと言う場所でひっそり営まれているのが、今回伺った「イリリンハナレ」と言うお店。
赤坂四川飯店で研鑽を積んだ後、新富町に「東京チャイニーズ一凛」を立ち上げた気鋭の料理人斎藤宏文氏が一昨年、鎌倉の扇ガ谷にオープンさせた創作四川料理のお店です。
場所は鎌倉駅西口から北鎌倉方面に歩いて10分程の閑静な住宅街の中。
以前、フランス人外交官の夫妻が住んでいたと言う築40年の純和風のお屋敷をリノベーションして営業している隠れ家的な一軒家レストランです。
隠れ家と言っても、土地勘があるから迷う事はないと鷹を食ってお店に向かったのですが、店の所在地近くまで来ている筈なのに店が見つからず、2~3分ウロウロしてしまいました。汗
ですので初めての方でも迷わないよう、念の為、お店までの経路を丁寧に記述させて戴きます。
鎌倉駅西口を出て、紀伊国屋スーパー手前の交差点を右折し、線路沿いを北鎌倉方面に向かって歩きます。
5分程歩くと、JR横須賀線の寿福寺踏切が現れるので、これを渡ります。
目の前に護国寺が見えますが、左に曲がり少し歩き、その先のT字路を右に進むと左手に浄光明寺の看板が現れます。
この浄光明寺へ向かう参道と反対方向に伸びる細い路地を少し登ると左手に風情ある竹垣に囲まれた瓦屋根の門構えの一軒家が現れます。
ここがイチリンハナレです。
門に取り付けられた行燈に小さな文字で「イチリンハナレ」と記されているので確認して下さい。
これが唯一の看板なので・・・。
店に続く路地の曲がり角に小さな目印を1つ置いてくれれば、迷う人も少ないと思うのですが、敢えてそれはしないのが粋なんでしょうね。
石段を数段登り、藍色の暖簾が風に揺れる門を潜ると、前庭と純和風の日本家屋が現れます。
玄関の引き戸を開け中に入ると、奥から笑顔の女性スタッフが現れ、靴を脱いで中に入ります。
廊下を進み、大きな丸テーブルが置かれた和室の待合室に通されました。
待合室からはガラス越しに中庭が見えるのですが、何気なく、それをぼーっと眺めているだけで、既に非日常の時間が始まっている事に気が付きます。
この時点で既に、お店側からのおもてなしが始まっている訳ですね。
そして、暫くすると、メインダイニングへ案内されます。
メインダイニングは、純和風の屋敷外観や玄関、その他の部屋の雰囲気とは打って変わり、外からの明るい自然光が差し込むモダンで洗練された洋風の造り。
部屋の中心には奥行き、長さ共に、これだけ大きなものはなかなか見られないだろうと言う存在感のあるカウンターテーブルが設置されています。
そして、大きなガラス窓越しから、庭の草木、草花を眺め、四季の移ろいを感じながら食事が出来るような造りになっています。
MENUは、全てお任せで、
■ランチ(平日)・・・3800円、6000円、8000円
■ランチ(週末)・・・8000円、10000円、13000円、15000円
■ディナー・・・10000円、13000円、15000円
但し、ランチでもディナーMENUも対応可能との事。
伺ったのは週末のランチタイム。
予約時に、一番下の8000円のコースをお願いしました。
着座すると、食材名だけ書かれた白い紙(=お品書き)がテーブルの上に置かれていました。
これらの食材が、どのような姿で提供されるのかワクワクします。
ドリンクはビール、ワインも用意されていましたが、相方は凍頂烏龍茶を、自分は「お勧め中国酒デギュスタシオン(5種)」をお願いしました。
そして、コースの内容は、コチラ。
↓
■鰆
一皿目は長崎産の生の鰆。
細かく刻み中国の黒酢で和えた玉葱、そして添えられたマイクロハーブと共に戴きます。
鰆の新鮮さ、味の濃さが半端なく、一皿目から心を掴まれました。
■丹波高坂地鶏
2皿目は、丹波高坂地鶏のよだれ鶏です。
分厚くカットした鶏の身の上には、そのレバーで作られた小さなパテが載せられています。
鶏の身はしっとり柔らかく、レバパテが鶏の旨みを更に高めます。
そして、極めつけは、タレの美味しさ。
ネギ、パクチー、ハーブ、白胡麻、ナッツ等をふんだんに加えた黒酢、醤油、ラー油ベースのタレは実に香り高く、深い味わいで、極上の旨さ!
見た目は真っ赤で激辛に見えますが、実際のところは程良くマイルドな辛みと旨みを併せ持ったタレで、そのまま飲んでも美味しかったです。
■に、つける餃子
激ウマだったよだれ鶏のタレを残し、餃子を、そのタレに付けて食べてもらうと言うのが、シェフが意図したコースの流れ。
だけど、そのままの餃子も味わってみたい。
と言う事で、食べやすいようにお箸で餃子を2つに切ると、肉汁がジュワ~っと・・・。
そして、ふっくらジューシーな餃子は、そのまま食べても十分美味しい。
次にタレに付けて戴きます。
う~ん!激旨でした!
■からの山椒麺(追加オーダー)
更に、残ったよだれ鶏のタレに、山椒を練り込んだ麺を和えて戴きます。
この山椒麺は我々のコースには含まれていませんでしたが、お勧め戴き、量を尋ねると一口大だと言う事で追加させて戴きました。
このタレ、本当に万能で、どんな食材と合わせても美味しいです。
このタレをあてにお酒だって飲めます。
残ったタレは、勿論、全部飲み干してしまいました。
■フカヒレ
普通は煮込んで完成のフカヒレ煮込みですが、更にもう一工程加え、焼いて完成と言うのがコチラの特徴。
焼いたフカヒレを戴くのは初めてでしたが、焼き目の香ばしいさ、歯ごたえの良さが堪りませんでした。
フカヒレを食べ終えると、鍋に残った旨みたっぷりのタレにご飯を投入して作ったオジヤを空の皿に注いてくれるのですが、これがまた旨し!
テーブルによっては、このおじやに黒トリュフが削られていましたが、残念ながら我々のコースはトリュフ無しのようでした。涙
■上海蟹(追加オーダー)
コースにこの料理が含まれている事を期待していたのですが、残念ながら含まれていなかったので、追加でオーダ可能か尋ねたところOKだったので、お願いしました。
3種の紹興酒に漬けられた上海蟹です。
紹興酒のピュアな香りと風味を纏った上海蟹は、身も味噌も子もとてつもなく甘く濃厚な味わい!
勿論、臭みなんぞ皆無。
シーズンラストの上海蟹、ぎりぎりのタイミングで間に合いました!
■酢豚
三田の「桃の木」のような黒い肉塊の酢豚が出て来るのかな?と勝手に想像していましたが、全く違っていました。
中国産の小麦粉を薄く塗し、油で揚げた地元ブランドの山百合ポークを中国産の黒酢のソースと荏胡麻マスタードで戴きます。
きめ細かく軽やかな衣の食感が独特で、肉をライスペーパーのようなもので包んで揚げているのかと思いましたが、これも違っていました。
■下仁田葱
カタルーニャの名物料理カルソッツを意識?
こちらは、斎藤シェフとタッグを組むもう1人のシェフで、スペイン料理店での経験も持つ望月シェフ考案の料理とか?
香ばしく焼いた下仁田葱の上には生ハムがトッピング。
下に敷かれたソースはチリソース。
そして、砕いたローストアーモンドが散りばめられています。
ロメスコソースをチリソースに替える事で、立派な中華料理として成立させているアイデアと遊び心が楽しいです。
■陳麻婆豆腐
麻婆豆腐が白米と浅漬けの搾菜と共に運ばれます。
一口、二口、そのまま戴いた後は、ご飯に掛けて麻婆丼にして戴きました。
やはり麻婆豆腐はon the riceで戴くのが一番です。
よだれ鶏のタレも然り、麻婆豆腐の味付けも然りで、コチラの味付けは四川料理と言っても舌が痺れる程の辛さではなく、食材の美味しさと調和したマイルドな旨辛さ加減が良いですね。
そして、この搾菜がとても瑞々しくて、もっと食べたいくらい美味しかったです。
■最中
デザートは「ハナレ」の刻印入り最中。
中は餡ではなく、紹興酒のアイスクリーム。
モカのような香りや味が仄かに感じられる大人のデザート。
■茶菓子
東方美人のクッキー、チョコバナナ、生姜の生キャラメル、いちご生チョコ、ドライ無花果、ドライレーズン、メンブリージョ(花梨のジャム)。
***********************
お店に入ってから出るまで、約2時間。
玄関の扉を開け女性スタッフに笑顔で迎えられた瞬間から、食事を終え、玄関先まで斎藤シェフにお見送り戴くまでの全ての時間が実に心地良く、高い満足感を得る事が出来ました。
凛としていながら、柔らかさに包まれた独特の空気感。
古都鎌倉の歴史と自然、四季の移ろい、趣ある古民家の佇まい、そんな環境にインスパイアされて生み出される斎藤シェフの独創的な料理。
それら全てが見事1つに調和し、上質な接客も含めて、全てが最高!
都内ではなかなか味わえない、古都鎌倉ならではのレストランではないでしょうか。
メインダイニングの他に、茶室や個室もあるそうです。
夜は庭がライトアップされ、青空の下で見る景色とは違う世界が味わえるとの事。
昼&夜、春夏秋冬、8回/年訪れるのは無理としても、四季毎に1回は足を運びたいと思わせる、そして誰にでも自信を持ってお勧め出来る素敵なお店でした。