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夜の点数:4.2
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.0
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
応援すべきお店。息子さんが日本酒を熱く語ってくれます。
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十四代槽垂れと廣戸川原酒。ある意味対極的な二本。
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お通し、なめろう
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出汁巻き玉子
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2013/12/24 更新
以下のレビューのあと、2度ほどおじゃましています。
人気店になって、入れない日もありました。4人程度でテーブル席もいいですが
やはりカウンター席で2人くらいがオススメです。
というのも、やはりこのお店の最大の魅力はお酒の揃え、
お酒に詳しい息子さんに下駄を預けていろいろ飲むのが一番です。
もちろん、食べものもその日のおすすめをお父さんに尋ねるのもいいし。
お店の雰囲気がストイックすぎないので、日本酒をちょっと飲んでみたいなぁ、という
方の入門のお店にもちょうどいいでしょう。
以下、2013/1のレビュー>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
大井町駅西口、光学通りを3分ほど右手「地酒屋のぼる」酒友と日本酒で乾杯。
2013年1月7日オープンの新店。ぱっと見カジュアルなバルかと思うような店構え。地元友人と一緒に平日19時過ぎに訪問するとまだお客さんはパラパラという状態で、お好きな席へと言われましたが、入口脇の冷蔵庫が見える一番手前の席に陣取らせていただきました。
愛媛の地場素材と日本酒というコンセプトだそうで、料理はお父様、お酒は息子さんが主に対応。息子さんは大森の銘酒居酒屋吟吟で働かれてたのだとか。うーむ、さすが日本酒がいろいろあって、それも一筋縄ではいかないラインナップ。よし、とりビーに舞浜ビールと思ってたけどそれもなしで最初から日本酒いっちゃいます。ということで、オススメいただいたのが群馬泉の絞りたてと笹の誉。この群馬泉の絞りたてに友人がいたく感動。
次に、十四代の槽垂れと福島の廣戸川原酒。ある意味対極的な2種類。廣戸川を置いている居酒屋はおそらく都内では片手で数えられるほどだと思いますが、息子さん、お店がまだすいていることもありこのお酒のことをいろいろ語ってくれました。ちなみに、廣戸川と愛媛の加儀屋は相当思い入れがあるようです。そうそう十四代、実は私苦手なのですよ。でも、友人がメインで飲んだこの槽垂れは苦手な香りがなく美味しくいただきました。
その後は息子さんに選択をお任せして、不老泉、加儀屋、北安大國、三千櫻などなど、変化球で軟水仕込みの白鴻をお燗にしてもらったり。お酒は種類はどんどん入れ替えていくとのことで、次に訪れたらほとんど入れ替わってたりして(おそらく愛媛のお酒と廣戸川は置き続けると思いますが)。ちなみに日本酒は原則として半合390円、1合580円。この手の地酒を売り物にする居酒屋の値付けとしては破格といっていいでしょう。息子さん曰く「いやー、お酒じゃ儲けになりませんよ」まったくそう思いますが、ありがたいことです。こういうお店は応援しなくちゃな。
酒肴も、レバーパテ、なめろう、だし巻き玉子、煮豚など、お酒を引き立てるものばかり。お酒ほど安い値付けではありませんが、ついついこれも頼んでみようかな、と思わせるレベル。パテをちょっと掬って舌先にのせると、レバーの独特の風味はじんわりと熱で溶けて芳香を放ちだします。そこに無濾過原酒をつっと流し込めば、レバーの芳香は心地良いお酒の酸味で流されて舌の脇に余韻を感じさせます。喉の奥に落ちたあと、鼻孔に残る僅かな香り。ああ、日本酒を味わうって幸せ。
気がつけば3時間近く飲んだくれてしまいました。遅めの時間になると、店内もほぼ満席と賑わってるようです。これだけゆっくりいろいろ飲んでも、お値段は4,000円/人も行かず驚き。日本酒好きの方にはもちろん、これから日本酒を飲んでみたいな、という方にもオススメ。今回は瀬戸内の魚をあまりいただかなかったので、また訪れたいと思います。ごちそうさまでした。