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夜の点数:4.3
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¥6,000~¥7,999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.3
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク4.5 ]
料理と日本酒、バランスに感服
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野菜の盛り合わせ
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刺身盛り合わせ
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焼き空豆、筋子、ポテトサラダ
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鰹のカツ
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アイスクリーム古酒がけ
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2013/06/28 更新
大塚駅南口、都電沿いに進み天祖神社の裏手「大塚みや穂」楽しいメンバーで美味しいお酒。
もともと三業地だった大塚は、今でも大小の飲食店がひしめきます。しかも、なぜか日本酒のお店が集まっているのは偶然か必然か。こちらのお店の噂も以前から聞いていましたが、なかなか伺うチャンスがなく、お誘いいただきようやく訪れる機会を得ました。ありがたやありがたや。(しかも美女揃い♪)
今回は6人での訪問、予約でこの人数の場合コースになるとのこと。メンバーが揃って、いきなり日本酒からスタート。お酒は基本的にお任せで、まずは秋田の両関酒造が醸す新ブランドの花邑から。ピンク色のラベルが華やかですが、重さを感じさせず軽く甘味のある一杯、楽しい宴のスタートにぴったりです。数年前までは秋田というと大手蔵の昔ながらの造りのお酒がほとんどでしたが、ここ数年で状況は激変してますね。この花邑あたりはその最たる一本。
まずはサラダ、「最初に野菜」主義としては思わず顔がほころびます。静岡から有機野菜を取り寄せられてるとのこと、クレソン、チンゲンなばな、紅蕪、赤高菜、かつお菜、サラダほうれん草、カラーニンジン、、名前のわからないものもたくさん。野菜好きとしては大満足の一品。いや正しくは満足ではなく、もう一皿いただいてしまいたい。。
刺身の盛り合わせは、甘海老、中トロ、ダルマイカ、クジラ、サゴチ、ホタテ、それに白子ポン酢。サゴチとホタテはテーブルに運ばれてきてからバーナーでゴーーッと炙ったりと、演出も楽しいです。2種類の醤油、塩、それにスダチでいただきます。ダルマイカの柔らかくもねっとりとした旨みや、動物性の複雑な旨味を持ちながら全く臭みがいクジラが特に印象に残りました。
蛤のお吸いものは早春の幸。堂々ぷっくりと旨みをたたえた貝と、その旨味をしっかり吸い出したお汁がなんとも言えません。続いて焼き空豆、大人のポテサラ、筋子の酒肴三点盛りは鉄壁の酒肴シリーズ。ちょうど空豆が出回りだしたタイミング、ほっこりとはかない青臭さが楽しい。大人のポテサラ、なるほどポイントは塩昆布ですか(あとで家でも真似して作ってみたりして)。ねっとりと舌にまとわりつく筋子の旨みは大根おろしでやさしく流され、その余韻でお酒の味わいが膨らみます。
そして名物料理のカツオのカツレツ・特製タルタルソース。サクごとフライにして揚げてしまったもので、中心部がほんのりとレア。幹事さんの話だと今回はかなり火が通ってるとのことですが、個人的にはこれくらいがちょうどよいです。純米の力強いお酒たちならこの揚げものともナイスタッグ、お酒のペースが落ちるどころか進んでしまって困っちゃう。
蟹の炊き込みご飯をいただくころには、満腹のメンバーも少なからず。でもわずかの生姜で味がしっかり整えられていて、私はしっかり食べました(^^;デザートにアイスクリームの古酒がけ。白いアイスクリームにすっかり茶色くなった王録の17年古酒「琥珀のしずく」をたら〜りと垂らすと、寝かされていた芳香がふわりと舞います。最近では銘酒居酒屋のメニューでも見かけるようになりましたが、日本酒のお蔵では随分前からデザートとして食べられていたこのいただき方、〆に文句なしの美味しさですね。
いただいたお酒は花邑・純米、結人、武勇・純米、七本槍(純米渡船)、長珍・ささにごり生、日置桜・純米生原酒初しぼり、亀泉、鏡野、をいただいたと記録にあります(他にもあったはず 汗)。メンバーが多かったこともあり、エキセントリックなものよりは比較的バランスがよく酸味や華やかさが明確なものを主体に、それでも時々カーブやシュートの変化球という構成。店長さんはメンバーの反応を見ながら次の一本をセレクトされてるのでしょう、こちらのお店の定番の結人や亀泉を交えつつ、最後に鏡野と綺麗にまとめられたあたり、さすがのセレクトだと感心しました。これは、できればカウンターでお酒の話を聞きながら、燗も含めてあれやこれやといただいてみたいなぁ。(あとでお店から「よく飲まれましたね」とメッセージが入ってたのはここだけの話^^;)
料理も適度に手が込んでいて、それに合わせたお酒がちゃんとある。料理だけ、お酒だけ、は多いけれど、その2者のバランスに感服です。お誘いただいた方、ご一緒させていただいたみなさま、ありがとうございました。また楽しくガッツリ飲みに行きましょう。ごちそうさまでした。