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1位
2回
2017/09訪問 2017/09/24
2009年の春先。
並木橋の交差点を通った時に
目黒川か隅田川のほとりを歩いているかのような錯覚を覚えたのが始まりであった。
大き目な桜の木の枝を二本ちょん切ってきて、明治通りに面したそのエントランスにまるで鳥居のように
2本の桜の枝がしだれていた。
その、みごとな桜に誘われて私は此処に吸い込まれたのであった。
それから、幾日かをそこで過ごし、
それから何か月かごとにそこに通って。
やがて、ひとつだったのかふたつになりみっつになり
そこで多くの人が交わり、通り過ぎ、また多くの人が集まるのであった。
しばらくして、会社が変わり
また、会社が変わり。
そこに行けなくなる時間が増えたのだが
渋谷と言えはいつも此処が胸に浮かぶのであった。
本格的にワインに興味を持つようになって、
此処でワインの勉強をさせていただき、
いくつもの酔いの時間を宵に過ごした。
ミニヨン。すべては此処から始まった。
今の仕事で、目黒と恵比寿によく来ることになって
夜の帳が下りる頃解放されたのならば、
一目散に右手を上げて行先を告げるのであった。
「並木橋の交差点までお願いします。」
交差点に到着したら、待っていたかのように
バケツをひっくり返したような大雨
慌てて店内に滑り込む。
暫く行かないうちに最早浦島太郎状態。
変わらないのはそのお店の建物と
さらに、年季が入って飴色の柱や白い壁がほんもののアイヴォリーになっていることくらいで。
あとは、新しい風が吹いていた。
以前のようなアラカルト中心のメニューからセット中心になっていたり
グラスの種類が減ってはいたものの。
ダッチオーブンの料理は健在で野菜たっぷりのを攻めた。
前菜の盛り合わせをお願いしてあとは野菜のダッチオーブン。
前菜の中からは海老と鶏のハム、燻製卵のポテサラが逸品だった。
黒板に目についた子供ピーマンが入っていたコロダッチも野菜の旨味が充満していて相変わらず美味しかった。
シェフが幾人か変わって世代交代しているのだが、りえさんの遺伝子は着実にお店に根付いていることがわかり、其の意志を継ぐ者たちの今後の活躍に期待しつつ。
やはり、ぷらっといきなり行きたい私には此の始まりのお店が原点なんだと思うのであった。
カウンターから眺める土砂降りの交差点とともに。
【再訪多数】
2013年5月再訪。
近々ミニヨンのシェフがサンパミニヤンに移り、新しいシェフになるらしい。
胸に葡萄のマークをつけたイケメンがワインをチョイスしてくれた。
現シェフと話したら、その岡田将生似のイケメンが新生シェフになるらしい。
元々イタリアンで腕をふるわれていたらしい。
調理場に立ちながらきちんと、カウンター越しに営業してる姿は
だいぶ慣れて来ているように思えた。
木村カエラちゃんヘアーの、目ヂカラが素晴らしい可愛いおねぇちゃん。
(オーナーからは若女将と呼ばれているらしい。(笑))がバイトながらかなり活躍して采配を振るってる姿なんかみると、第三時ミニヨンスタイルが確立で来てるのがうかがえた。
近々新生シェフになったら
また、彼の味を見に行きたいものだ。
間違いなく一階カウンターは女性客で埋め尽くされているだろうから。
2012年12月訪問。
りえシェフがミニヨン サカノウエに移り、シェフが替わり味もばらつきが出てきたように感じられた。
暫く新しいスタイルが確立出来きれていないなぁと思っていたのだが、最近 煮込み料理に特化した新しいミニヨンに生まれ変わったらしい。
山利喜 本館みたいな煮込みだよ、と言われていたので行ってみた。
11月の中旬に一度、そして先週末再び行った。
スタッフが入れ替わり、シェフくらいしか知らなくなっていたが、今度は男性スタッフが多めで、エネルギッシュでスピーディな装いになっていた。
相変わらずお客さんは沢山で、一時期女性客が非常に多くなってオサレ系な雰囲気の時期もあったのだが、ここのところは男性客も半々ぐらいになり、また以前お会いしたことがある定連さんに再び会ったりと。すっかり本来のミニヨンのあるべき姿を取り戻していた。
煮込みはテイルと臓物の2種類あり、熟女卵(半熟)も付けられたりとなるほど考えたなぁという印象。
煮込みやエスカルゴなど男性の好みそうなメニューが満載で、カウンターで赤ワインと、、、。というビストロスタイルがぴったりしていた。
三店舗の中では一番お手頃でちょいのみスタイルに合うお店なので、がっつりというよりは一杯やっていこうかというときに適していると思った。
それぞれがテーマを持ったお店作りが確立でき、これからもまだまだ発展しそうだなと、また渋谷に通う口実が出来そうだ(笑)
しっかり予約してダッチオーブンを堪能するのもいいのだが、予約無しでぷらtっと立ち寄れる。
そんなお店がひとつあってもいいもんだ。
2月27日再々再々・・・訪問
【コリン・ファレル返上。しっかりシェフに。】
早いものでこの2月でminiyonが1周年になりました。
ので、お祝いを兼ねて食事に行きました。
りえさんがminiyon sakanoueに常駐することになり
ここは以前アシスタントであったゆうとさんがシェフに昇級。
初めは味、オペレーション面で不安定なところもあったのですが、
久しぶりにがっつり堪能してみて彼の頭角がめきめきと現れて来たことを体感しました。
初めて会ったときはコリン・ファレル似のイケメン店員(笑)
という印象だったのですが、miniyonにはいなくてはならない存在になり、
りえさんが移動してから責任感と彼の才能が花開いて来ました。
今日はお任せでお願いしますと、
とりあえず冷や奴から。
前回、miniyon sakanoueで冷や奴の事をちょっとコメントさせていただいた影響で作り置きしていたのが
以前と同じ注文が入ってからに戻っていました。
やっぱりめんどくさくても一回一回手間をかけて作っていただいた方が抜群に美味しいし、感動します。
基本のお豆腐は変わらないのですが、上に乗っている物が毎回変わるので季節に合わせて違いが味わえるのでいつ来ても最初は冷や奴を頼みたいと思えるのです。
今日はコロダッチ3連発でイカせていただきます。(爆)
と、ゆうとさんがお任せで作ってくださいました。
最初はトマト、ポテト、オニオン、チーズなどの野菜コロダッチ。
ほくほくなのにトマトのジューシーさがスプーンを入れた瞬間につぶれて野菜汁になります。
さっぱりなのに素材の旨味が充分出ています。
次はカスレ
衝撃の味です。
なんと豚肉と鶏の皮が入っています。
そしてたっぷりのレンズ豆。
ほくほくのレンズ豆がまるでポテトのようにふんわりとしていて美味しいです。
厚めの豚肉がとても香ばしく、たっぷりのオニオンと絡まって味が染みこんでいます。
鶏皮はあえて皮の一番香ばしい部分だけが入れられていて一度グリルしてパリパリにしてから
コロダッチに投入したのではないでしょうか?!
この組み合わせの意外さを上手く料理してしまうことで改めて彼の力量とアイディアの深さを知ることになりました。
〆は釜飯。
小ぶりの牡蠣がたっぷりと入っていてねぎもあり彩りが綺麗です。
ほんのりおこげがなべ底にあり、ぱりっとしたお煎餅状態なのを石焼ビビンパみたいに混ぜて食べるのがとてもいいです。
釜飯の出来も最高によく、またしても彼の腕を感じるのでした。
りえさんのレシピを忠実に守りつつ、でも彼の味が出てきたので大変いいと思います。
新生miniyonが益々発展することを願いその日も満足して帰路に着くのでした。
2010年1月今年初訪問。
年始のご挨拶を兼ねてminiyon
miniyon sakanoueを訪問。
珍しいサフランジンを頂きました。
あの、ジンのツーンとした苦みの強い香りが柔らかくなっていて、色もカンパリソーダのような綺麗なオレンジピンクです。
ドライフルーツとともに。
2009年12月29日
今年最後の訪問です。
miniyonminiyon sakanoueと続けざまに訪問。
りえさんがサカノウエに常駐しているのでユウトさんがシェフになっていました。
予約なしで18時ごろにお邪魔していたのでカウンター立ち飲みになってしまいましたが、それこそがminiyonの醍醐味。
ダッチオーブンスモークを頂いて、ビールと一杯目のワイン(笑)を頂きました。
しっかりと渋谷の街に根付いているので、これからも応援し続けたいお店です。
2009年10月30日再々再々再々、、、、訪問
【今日の貴女は最高だったよ】
かなり上方修正させていただきます。
開店当初から定点観察させていただいているのですが、8カ月強経って、季節が移り変わりました。メニューも季節によってさまざまに変化しました。
ちょっと浮気したりしたけど、やっぱりここが一番です。
2009年で一番感動したのはどんな高級店や有名店でもなくここminiyonです。
いつもそこにいてくれる恋人のような、お兄さんのような、お姉さんのような。
家みたいです。
この日は里芋と銀杏、おまかせのダッチオーブン、チキンをお願いしました。
金曜日と言うこともあり混雑至極なのですが、かなりオペレーション面が解決されていました。
時間がかかるのは重々承知しています。
でも、タイミングとかお客様を飽きさせない演出というか動きがかなり滑らかにしみ込んでいました。
以前は若干、大混雑時に心配してしまうような一面があったのですがそれが全くなくなって、余裕を持ってお客さんの顔を見られる形態になりどっしりと構えられるようになってくれたことがとてもうれしく感じました。
銀杏が、どっさり入ったコロダッチ。
こんなにたべたら絶対鼻血でちゃうとおもったのですが、
独特のあの臭み苦味が嘘のように消えていました。
無言で殻を割って食べるみたいな状態でした。
うーん、でも食べすぎてムラムラしちゃいます。
女の子を落としたい時はいいかもしれません(爆)
里芋は栗かサツマイモかと思うくらい甘くてうまみが凝縮していました。
相変わらずのお料理に脱帽。
その日はオーナーさんが不在でしたが店長さんが新しいワインを勧めてくれました。
カウンターでお隣になっておじさまと会話を楽しんだりと、まさにビストロの醍醐味を思う存分味わえる本物のお店です。
11月20日についに2号店miniyon sakanoueがオープンするそうです。
そちらはどうなるのか気になるところですが、
私はやっぱり、りえさん一筋で愛し続けて行きます(笑)
2009年9/4再々再々再訪問
【やっぱり本妻が一番です。m(__)m】
水曜日に日本橋のstoveに行ってダッチオーブンを堪能したら、
食べ比べじゃないですが、miniyonにも行きたくなって行きました。
のっけは冷奴で度肝を抜かせて(笑)
今日のは夏バージョン。
アスパラかと思いきや、じつはクレソンでした。
ほろ苦さと香ばしさが入り混じって旨い。
ダッチオーブンはお任せでまずはアサリとトマト。
クラムの出汁がよく出ていて最後の一滴まで飲み干せます。
豚肉が入ったオクラと里芋のダッチオーブン。
ほくほくした触感がたまらないです。
やっぱり私が最終的に戻ってくるのはここ、本妻のもとだと確信しました。(爆)
2009年8/22再々再々再訪
写真追加。
以下は2009年2月
2月にオープンしたてのお店らしく 知らずに渋谷を徘徊していたときに見つけた。
ちょっと用事があってまた渋谷に夜に行ったので、思い出して再訪してみた。
もともとホットモットの店舗だった所をたぶん自分たちで改装したような店の造り。
きっと、もっとしっかりとしていたであろう内装を全部引きはがして骨と皮だけにした、という言葉がまさに当てはまるようなそんな荒削りだけどこだわりが感じられる。
店の前には桜の木の枝をかなり大ぶりに切ってこれはもう、活け花というかFlower artsよね。って感じの活け方をしていて つい足を止めてしまった。
1Fはカウンター(椅子あり6席)と、大混雑したらたぶん立ち飲み用に使うこと前提としている小カウンター。
2Fはテーブル16席程度。
1Fの利用のみだが、下のほうが十分店の良さを堪能できる。
おそるおそる座ってざっと店内を見回すとカプセル型や球形の鉄のダッチオーブンや、ルクルーゼが置かれている。
焼き物系得意なのかなぁと 直観。
コリン・ファレル似のイケメン店員がにっこりとはにかみながら今日のお勧めはアスパラです。と、勧めてきたので、頼んでみた。
出来上がりに時間がかかるようで頼んだビールは一瞬で消えてしまった。
かなり大きくて太くて立派で、一見すると硬そうな本当にしっかりとしたアスパラ。
「素材そのもののなので、味付けを特にしておりません。お好みでお塩をどうぞ、もの足りなかったらオリーブオイルか、バターをお出しします」と、女性シェフがサーブしてくださりながら一言。
あえて、塩のみで食べてみた。
驚くほどフレッシュなのにちゃんと焼けててやわらかくなっていた。でも、ふにゃふにゃでなく。
歯ごたえが残っている。
ダッチオーブンあっぱれだ。
勲賞のように腕にオーブンの焼け跡をつけている女性シェフとカウンター越しに会話を重ね、お次はテリーヌ(田舎風パテ)を頼んでみた。
田舎風という言葉が似合うような少々不格好だけどレバーの臭みが見事に消えていてしかも塩分もかなり抑えめ。やさしい味だった。
ピクルスはコリアンダー風味と謳っているがそこまでコリアンダーシード全開でなくほのかに香る程度。
あっさりしていていい。
前回訪問時はリエットを頼んだが、これは少々塩が物足りない感じがした。
ビストロと言っているが、もともとデザートをやられていたシェフなのでなるほどオーブンの使い方がとても上手。
コンフィなどのメニューもあり、たぶんそれなりにフレンチで修業されたんじゃないかなぁと推測された。
それとここは全体的にお酒が安い。
(渋谷駅から大分歩いたところにあるので)
生ビールとグラスワイン500円、フランスのシードルなんかもある。
フランスワインは600円だが、カベルネソーヴィニヨンとシャブリで、どちらも辛口で美味しかった。
後で調べたら、オーナーさんは日本ダッチオーブン振興会の理事さんのようだ。
そんな雰囲気は微塵も感じられない、マッチョな二の腕をもったムキムキマンといった様子だった。
ちょっと、ここはしばらく通いたいなぁと強く思い、渋谷に行く理由を作らなければならないなぁ、、、。と思ってしまった。
頑張っているから是非応援してあげたい、そんな素敵なお店だ。
2位
4回
2018/06訪問 2018/06/03
予想通り孤独のグルメ効果が効きすぎているカトリカ。
金曜夜になんとか4人の予約を入れさせていただいた。
6月1日。
日野での大切な仕事を終え、
広島から上京して来ている友人をアテンドする為にカトリカへ。
読み返してみると、実は一年前にも、ほぼ同じ日に友人をこちらにお連れしていた。
店内には少し早めの時間から入店されていた先客が。
我々は奥の席。
いつもと明らかに違う客層で
しっとりとオトナな空間になっていた。
いつも通り、注文を任された私はアンティパストを5種と、ピッツアとパスタ
ドルチェピッツアという構成に。
アンティパストは
ホタテと瓜のマリネ
蕗のソテー
コリンキー
そら豆のフリット
アスパラソバージュ
ミーハーなので(笑)納豆のピッツア
パスタはトマトソースベースで
締めはチョコレートのピッツア
ホタテは玉ねぎのアッシェとマリネソースの相性が良く、
かなり大振りな肉厚なホタテが ごりっぱ♡
蕗はバルサミコベース。
コリンキーはチーズ系のソースでさっぱり&少し濃厚さをもたらす。
そら豆のフリットはかなり沢山のそら豆ペースト。ホクホクとした食感がとても残っていて
たっぷりと繋ぎなしでたこ焼きのような丸い形になっている。
マスタード系のソースとの相性が抜群。
見た目の楽しさもあり ワクワクする逸品だ。
アスパラソバージュはつくしのような細長いアスパラスティック
これもオレンジ色の野菜のソースとアスパラの緑色とのコントラストが素晴らしい。
ピッツアは納豆。
海苔がふんだんにのっていて半熟卵のトローリ♡のマリアージュが素晴らしい。
パスタはトマトソースベースで
さやえんどうとパンチェッタ。
彩りの良さは流石シェフだ。
締めはドルチェピッツア
一時期なくなっていたが復活したチョコレートのピッツア
納豆のピッツア以前にこれは名物とも言えるだろう。
我々がゆっくり食事をする間に
二回転する店内。
鳴り響く電話予約の音に、まだ暫くは大混雑が予想される。
嬉しい悲鳴ではあるが、ちょっとお疲れ気味のシェフとマダムが心配になる。
地元ならではで
いつもお世話になりっぱなしだが
これからも近所に愛される店でいつづけてもらいたい。
孤独のグルメに載るとの話を聞いて
入れなくなる前に家族で。
GWの中日に訪問。
ちょっと外出先から参戦したため遅れて入店。
あろうことか、先にピッツアを注文されていた。
熱々でなくなってしまった
少しだけ時間が経ったピッツアを開口一番口にする。
ピッツアは焼き立てでないと気が済まない私は
機嫌が悪くなる。
追加注文で牛肉の煮込みとスティックセニョールとタンポポのサラダ
タンポポは
食用タンポポだけど
葉っぱがタンポポそのもので
花こそないが不思議な見た目。
チーズとベリー系のソースがよく合う。
翌週の放送日前の嵐の前の静けさを
噛み締めた。
最近、よく行く。
この日は、広島からの客人をおもてなしに。
とっておきのお店で。
メニューから適度に選ばしていただき
シェア
空豆のサラダと
コリンキーのサラダと
エビのグリル
豚肉のバルサミコ煮
アンチョビのピッツァ
ウニのカッペリーニ
デザートピッツァ
前よりも肉や魚のメインが増えて
アンティパストも季節感がより一層増している。
空豆のサラダは
雑穀入りで大麦の旨味と空豆のちょっと苦味がマッチしている。
コリンキーはさっぱりマリネ風
黄色とイタパセの緑のコントラストがいい。
アンチョビのピッツァは生地にイカスミが練りこまれていて、そのイカ具合もほんのり香り、アンチョビとの相乗効果が。
エビは大きくて
頭のミソもちゅーちゅーやれるうまさ。
ウニのカッペリーニはミョウガがアクセントで夏を先取りきぶん。
豚肉は煮込んだあとオーブンに入れた様なかんじで
すっごく柔らかくて
香ばしい。
たっぷりのバルサミコが染みてていい。
デザートピッツァは
ベリー系やブラックチェリーが濃厚そうに見えてそうでもなくまとまってて
チョコのピッツァより
個人的には好きだ。
結構がぶがぶ行っちゃったよ。
で、相変わらずエンゲル係数高いのであった。
2016年5月7月再訪。
写真追加
2015年更新。
再訪多数・
久しぶりに行った。
その日のピッツァは蚕豆のピッツァ
カルツォーネタイプで 中に蚕豆ペーストとリコッタチーズが。
あっさりしてるけど、有りそうでなかった組み合わせ。
カトリカチーズはちょっとブルーチーズが少なめであっさり目。
オムレツ。
此処でオムレツ食べたの初めて。
メレンゲ立てるようにミキサーで泡立てているのが見えて
出てきたのはふんわりした綺麗なオムレツ。
トマトソースとガーリックが効いていてしっかりおかずになる。
引っ越してから頻繁に行けなくなって残念だが。
やっぱりこのクオリティと創造のつかないレシピに脱帽。
2012年再訪多数。
2種のピッツアは半分がトマトソースベース、半分がカルツオーネ状態でツナとアボカドが入っていた。
ねっとりし過ぎなくて、ツナの塩味と油分がいい塩梅。
ワラビやぜんまいの入ったバルサミコソテーは酸味が 山菜のえぐみを中和してくれて旨みのある甘さがいい。
菜の花はパルミジャーノレッジャーノの降り注ぐ様子が綺麗だ。
たけのこも春の装いでいい。
また別のとき。こんどは白海老のピッツア。
かなり大き目の生白海老なので、殻のぱりっぱりさが窯で焼かれてさらに香ばしくなる。
生のりも入っていて磯の風味が満点だ。
紅茶のピッツァはアールグレイでジャムと絡まっていい。
ワインは珍しくサンジミニヤーノ。
非常に好きなワインであったので、イタリア旅行時を思い出させてくれた。
確かに、決してお安いお店ではないのだが、季節のものを丁寧に洗練された手法で出してくれるシェフのメニューに惹かれてついつい通ってしまうのである。
2011年1月再訪
お肉は初めて食べたのだが、切れやすくなっており、さらに香草がたっぷりで、香ばしい。
仔羊の旨味が充分に引き出されていた。
前菜は山芋の胡麻ソース、かなりとろみもあるのにこてこてせず、酸味も少しありいい。
牡蠣は、マリネで黒板に書かれていたのだが、もう無いです。ピッツァなら出来ますよ。
と、最高の食べ頃を過ぎたものは焼きに回すという頑固なこだわりが、むしろ幸いして
贅沢なピッツァであった。肉汁と身のぷりっぷりさがハンパない。
牡蠣のピッツァなんて、有名店でも見られないのではないか。
改めて恐るべし、カトリカ。
2010年10月再訪
久しぶりのカトリカは静かでした。
イチジクのサラダとカジキマグロのフリットとサザエのクリーム煮と トマトソースとアンチョビのピッツァを頼みました。
イチジクは柔らかいけど完熟過ぎずで、その上にたぶんブッファラのモッツァレラがちょこんと乗り、
プロシュートで巻かれて、ルッコラとオリーブオイル、ちょっと辛い赤ピーマンで飾り付けられ
熟成バルサミコが少しかかっていて、付けて食べます。
小悪魔が熟女になりかかるみたいな イメージです(笑)
カジキマグロはしっかりとした身で、からっと薄く衣が付いていて重くなく、甘いレモンをかけるとさっぱりといただけました。
サザエは私は苦手で食べられないのですが、頑張って食べてみたら肝もからまってるけど美味しかったです。
かなり酒の肴に合います。
黙って出されたらアワビと間違えるくらいのごりっぱさでした。
ピッツァはアンチョビとトマトソース
フレッシュのタイムとケーパーがのっていてややえぐみと塩味、ガーリックが効いたオトナの味に仕上がっていました。
好き嫌いの激しい人やお酒が飲めない人には決して合わないと思いますが。
オトナの酒飲みのバールとでもいっても過言でない、落ち着いた夜の時間を楽しめます。
また、時間を作って通いたいです。
2009年7月再訪
中国料理 上海菜館に振られ、口直しに伺いました。
おなかに食事は入っていたのではらぺこではなく、
ちょっとにしました。
茄子のピクルスというのが黒板にあり、珍しいので頼んでみました。
大振りの肉厚な茄子で、ビネガーはそれほど強くなく、オリーブオイルの割合も重すぎません。
オレンジとレモン、蜂蜜の味がほんのり際だって、さわやかな仕上がりになっています。
赤ピーマンとイタリアンパセリのアッシェが綺麗な彩りを加えていました。
またしてもシェフのセンスの良さが光っています。
パスタは夏野菜のリングイネ。
ミネストローネとカポナータというかラタトゥユの中間のような野菜煮が和えられていてトマトソースが強すぎず野菜のブロードの味がとてもよく出ていました。
スープをパンでぬぐいたいか飲み干したいくらいの美味しさでした。
必ず頼むカトリカチーズ。
今回は夏バージョンなのか、ルッコラとセルフィーユ、ピンクペッパーが振りかけられ、今回は熟成バルサミコがかかっていました。
相変わらず、ゴルゴンゾーラとマスカルポーネの比率がすばらしく、やっぱり本物は違うなと思いました。
ワインはソーヴィニヨン。やや冷やしが甘くて残念でしたが、料理にとても合いました。
日曜の夜だからか、シェフがご機嫌で常連さんと楽しそうに饒舌に話している姿が印象的でした。
2009年3月
画像追加。
自宅から5・6分歩いた距離にある、小さなピッツェリア。
数年前から存在は知っており、何度か行ったのですが満席で入れずが続いていました。
運よく入れて本当に良かったです。
ランチタイム11:30~とのことで11時半過ぎに行きました。
ガラスの引き戸カーテンが下がっていたので、臨時休業?!と思えるくらいunwelcomeな雰囲気が漂っていたのですが、勇気を振り絞り扉を引きました。
一見誰もいないように見える店内に「すみませ~ん」と、声をかけ。
ご主人が「何か?なんのご用件で?!」とぶっきらぼうに答えました。
「あのぅ、お食事できますか?」と恐る恐る伝えて、「もちろん」と快諾され一安心。
ここまでのやりとりで、相当癖のありそうなご主人と取れました。
ランチメニューがあるのが分からず、とりあえずピッツァメニューを眺めました。
え?
マルゲリータないの?!と目を疑ったのですが、伺ってみたら、作れますとのことで。
基本のマルゲリータを食べないとわからないかなぁと思ったので。オーダー。
壁を見たら所狭しと額縁にphotoが。
よく見るとメニューになっていました。
逗子のピッコロ ヴァーゾに行ったときみたいな背中がぞくぞくする感覚。
研ぎ澄まされた刃を見るような感覚でした。
自宅を改造しただけなんですが、なんか違うんですよね。
頑固なこだわりというか、一般受けするか否かといえば後者かもしれないけど、ものすごいこだわりとセンスを持ち合わせているというイメージ。
ライトブラウンの木の壁やインテリアがうっすら色づいて味が出始めています。
そして、合計6席という狭小さ(笑)
そこらへんもイタリア的でいいと思いました。
袖振れ合うは多少の縁的な狭さ。
注文に戻り
ビールを頼んだらスタイニーボトルでした。(笑)
450円は安いです。グラスワインは500円。
はっさくとキンカンのサラダは、レモンとかオレンジじゃなくはっさくだから絶妙なほろ苦さがデザートではなくサラダとして成り立っている証拠。
そしてキンカンがいいです。
初めてみた組み合わせでした。
ディルが乗っていたのもいいアクセントでした。
続いてマルゲリータ。
なんとフレッシュトマトではなくドライトマトが乗っています。後にその意味がわかったのですが。。。
しっとりというか、ぼっちゃりとしたトマトソース。
でも塩ききすぎではないのです、なんというかフレッシュなんだけど熟成していて色も真っ赤っかというよりは血の色に近い赤。 濃いのです。色味が。
でも決して重々しくなく、熟成しているのに軽いというようなイメージ。
今までに食べた事のないタイプのトマトソースでした。
モッツァレラ(たぶんブッファラなんだけど)も丸形ではなく四角くハサミでちょん切られたような形。
生地も塩が足りてないんじゃない?!とはじめ思ったのですが、噛みしめるとものすごいしっとり感があり、趣がある。ガス釜だから香ばしさと風味は出来ないのがわかっているのだけど、生地にひきこまれました。
ラ・ピッコラ・ターヴォラのように万人に受け入れられる美味しさとは対照的であり、でもこれはいわゆる日本的な本格ピッツァとは明らかに違っていました。
ものすごい不思議な感覚に陥り、ちょっと考えさせられました。
お次はイワシのソテー。隣の席の4人組の常連さんたちも同じものを頼んでいたようなのですが、そちらはドライトマトとオリーブオイルベース。
でも、マルゲリータを頼んだ後にチョイスした私には味を変えて出してくださいました。
そこらへんの心遣いが嬉しかったです。
オリーブオイルとバターモンテしたんじゃないかなぁと思われるオリーブとバターの混在したソースが感動でした。
デザートはみんなデザートピッツァとのことでピッツァを再び食べるお腹量はなかったのでチーズにして飲み続けました。
カトリカチーズが気になり頼んでみました。
モッツァレラとゴルゴンゾーラ、胡桃、レーズン、ブラックペッパーを和えて裏ごししたものでした。
フレッシュチーズにここまで感動したのは久しぶりです。
たぶん、タイムも少し入っているのでは?!と思いました。
ここのメニューというかシェフのこだわりはその野菜の本当の旬の時期に取れた素材しか使わないということです。
今は一年中安定して取れるけどあえてしない。
だからマルゲリータを頼んでもドライトマトだったのです。
そのときに露地ものとして取れる野菜を使って料理したいというこだわりがあるということです。
その考えにもいたく心を奪われました。
あり得ないくらいに本物のイタリアが目の前にあったのに今まで気がつかなかったのが悔しいです。
席数が少ないのと、わが道を行くシェフの様子では波がありそうなのですが、
本当に大切にしたいお店の一つになりました。
いつか大切な人ができたらその人と一緒に行きたい。
そんなお店です。
3位
21回
2022/02訪問 2022/03/24
2月26日
一日遅れでAチャソとカーサカルマで誕生日会。
前日に予約を滑り込ませていただきありつけた。
あのー、ワインはヴィナイオータがいいです♡とお願いした。
毛蟹シェリービネガー フォアグラ タロッコオレンジ 渦巻きビーツぐるぐる
米先牡蠣 千住ネギロースト ブロッコリーレッドスプラウト
真鯛炭火焼き 能登ハーブサラダ 菜の花からすみ
パソ りんご ふじ酵母
タヤリン 塩焼きばそw(ナマ桜海老のタヤリン)
タリアテッレ トスカーナのバゴスチズ ひもかわw
蝦夷鹿 肩 鹿のフォン麦味噌アマゾンカカオ 大白胡麻油 新じゃが ヤーコン スティックセニョール
泣く子も黙るヴィナイオータはやはり素晴らしく
塩焼きそば美味しかったです。
やっとマン坊解除。
春めいてきましたからこれからも応援します。
青森から送りつけたりんごでディナー始まったので回収w
スケスケムールに
がおー!
伊勢海老に
もーかー
ドルチェットからのドルチェ
ムールの前菜はりんごの酸味の後にムールの貝出汁が押し寄せる。
鮎は敢えて肝をとってコンフィの為
えぐみをだすためにコーヒー豆を散らしている。
コンフィの仕上がりがとても美しい。
ぐるぐるの大根が波っぽさを演出。
タヤリンは伊勢海老が濃厚なラグーに。
エスドラゴンの爽やかさとイチヂクの甘味で味のジットコースターに。
鴨はシャラン鴨の茨城産。
肉肉しさと野生みがりんごのソースで柔らかく纏っている。
ドルチェは洋梨と栗
栗はあのしとのよくいく笠間産。
ジェラートというより濃厚めなモンブランソスのイメージ。
今回のカーサカルマはフトゥーのコースだった。
石とか寿司とかファミチキはなし( *´艸`)
つぎはクリスマスかなぁ
7月18日
百合子がまたお酒のんじゃいけないっていうから
ノンアル期間にとつにゅー。
昼前にヨドバシで冷蔵庫かってそのまま訪問。
ノンアルワインとかスパークリングを用意してくれているから
ぶどうじゅすでガマン。
いつもながら野菜ぷりたつのサラダ
イエローズッキーニが鮮やか。
すぷはとうもろこし。
ちょっといりこだし?!の味がほんのり。
パスタは手打ちフェットチーネでたっぷりの釜揚げしらすとホワイトアスパラ、フレッシュトマト
かなりしらすもりもりでフレッシュトマトの酸味と甘味がいいかんじ。
トルタはなんだっけ?w
パレットに描く様にココナッツミルクのソースが素敵。
さいきん若者やるなぁ♪
又再延長になっちゃったのでディナー営業はお休みになるとのこと。
次は9月になったらかなぁ。
7月7日
緊急事態宣言明けでディナー営業が復活したので
家人と訪問。
長らく外食は怖がっていたが
最近はアルコールも少し復活してきたのてついに訪問。
いつものお任せで。
メニューは
つぶ貝
ヤングコーン
白湯スープ
トマト
南信州牛
桃 マンゴー
シェフはまたしてもトチ狂って
ラーメン屋に業態変更したみたいです
白湯つけ麺w
カペッリーニを使ったなんちゃって白湯つけ麺
笑いながら食べます。
パスタはタリオリーニ
フレッシュトマトも入ったトマトソスが絶品
メインの南信州牛はフレッシュ胡椒をつかってピリリと爽やか。
ドルチェの前にちずを挟んで
大好きなタレッッッジョ
赤ワインが蒸発する。
ドルチェはクルクル綺麗なフリルドレスのような桃のジェラートに鮮やかな黄いマンゴー
桃の甘味とマンゴーの酸味と甘味のマリアージュを堪能。
若手くんのドルチェのセンスがここのところ洗練されてきた気がする。
ディナー再開後に早々予約をしたこの日
なんと、14周年であった。
我が家とのお付き合いももう14年。
いつもお世話になっています。
これからもずっとこの地で輝いていて欲しいので
応援し続けます。
4/25から三度緊急事態宣言が出される。
今度は酒類提供が禁止される。
と言うことで、最後のアルコールランチwは
大好きなカーサカルマで。
ショートコースでガンガンワインを頼んだ。
今日はワインを食べに来ましたw
にじっしんもくサラダ
泡(銘柄聴き忘れw)ほのかにハチミツのような余韻
自家製フォカッチャ
マルヴァジア 青リンゴっぽい甘酸っぱさ
新玉ねぎのスプ
前菜:地蛤とアスパラ、苺
K19AK_DD 泣く子も黙る共栄堂(カレー屋じゃないですよw)小林さんスペッシャル♡
春キャベツ ホタルイカ フレッシュトマトのフェットチーネ
ソーヴィニヨン
追加でフォルマッジ
ヴァルテッリーナ・カゼーラ、タレッッッジョ、ゴルゴソゾラ
バルベーラ
ドルチェ ハロウィーンスイートのトルタ
エスプレッソ
色とりどりでみずみずしいサラダは
きぷんがあがる。
スプは鰹、昆布、あご出汁で話の味付け。出汁の旨味がはじける。
透き通る美しい新玉ねぎ
前菜はおおきな地蛤の出汁が効いていて少し加熱して糖度が更に上がった苺のと不思議なマリアージュ
パスタはホタルイカの塩味と野菜たちの旨味が合わさって爽やか。
チズはヴァルテッリーナ・カゼーラ、タレッッッジョ、ゴルゴソゾラ
ヴァルテッリーナ・カゼーラは初めてたぺたけど
とても美味しい。
ワインが蒸発してついつい赤も追加。
ドルチェはハロウィーンスイートという名前のサツマイモ。
数ヶ月熟成したサツマイモで糖度が高い。
シットリで美味しい。
翌日25日からはランチ営業だけになると言う。
正直、ワインが無いディナーは成立しないので
苦難の時を強いられるのはとても悲しい。
だが、感染者を増やさないためや医療従事者のことを考えると…なので
暫くまた通えなくなるが
これからもずっと応援していきたい。
2020年のクリスマスもクリスマスが誕生日のお友達を祝う会。
ここ数年、メニューの和食テイスト化が進んでいるがクリスマスまで侵食されている。
約一か月ぶりの訪問だが、入り口前に手洗い所が設置されていた。『コロナに負けない街づくり』=『GO TO1010(千住)プロジェクト』というプロジェクトで可動式手洗い器を置かせてもらっているそうだ。
今までも衛生管理にはかなり徹底してやられていたがこれなら更に安心して入店できる。
今回のナプキンはクリスマスツリーだった。
もったいないけど開いて使う。
南信州牛 大根
穴子
牡蠣フ〇イ
甘鯛、赤蕪
鮟鱇
ほろほろ鳥
平目
蝦夷鹿
紅はるか
柿
小菓子まで含めて10皿のコース
南信州牛のタリアータ 大根のスープ
ギュの上には白いイチゴが
大根はとろーりとしたポタージュにみえる 温かい大根
もう、お馴染みカーサカルマの顔になったお寿司仕立ての前菜。
シャリに見立てた卵黄に煮穴子が乗る。
スケスケ♡のガリはヤーコン
牡蠣フ〇イは下にフライ上にナマ牡蠣 しとくちでたぺると咥内で牡蠣フライになる
甘鯛と赤蕪は蕎麦の桶に入っていて まるでそばを練る前の如く。
それをかき混ぜて出来上がるというパフォーマンス。
つぶつぶの蕎麦がきのような手打ちパスタがコロッとしていて可愛い。
甘鯛の鱗が香ばしい。
続いてつくねにしか見えないのは鮟鱇。
あん肝のペーストをつけて食べる。
今年も一反木綿登場!ホロホロ鳥タリアテッレ
柚子が#BCMKR!されている 肉の旨味と柚子の味のコントラストが咥内で踊る
どうみてもきりたんぽなのは平目
形成されているが練物感はない。
肉厚で旨い。
蝦夷鹿はフルボデーの赤ワインの如くガーネット色のソス。
ソスの決め手は八丁味噌。濃厚なのに主張過ぎない絶妙なバランスだ。
ドルチェは紅はるかのお芋さんが乗ったチョコレートプレート
アツアツのアングレーズソースをかけるてアフォガードの如く溶けて混ざる様が目で見ても楽しめる。
小菓子は白いソースでコーティングされた柿。
エスプレッソのお供に相応しく、彩も鮮やか。
食感を楽しめるもの、心躍る意表を突いたビジュアルが全面に出るように見えるが
和の食材や調理法とイタリアンの良さを上手い具合にマリアージュされている。
今年のクリスマスをもう楽しみにしつつ、まだまだ棘の道が続く年だがこれからも応援していきたい。
大切な店だから。
2020年11月27日。
あさイチからの手術はことの外難航し、3時間かかったがなんとか無事終わった。
家人を部屋まで搬送するのに付き添い、短時間面会を許されて手を厚く握った。
病院を後にしたら
どっと疲れが押し寄せた。
その日は一日有給を取っていて真っすぐおうちに帰ろうかと思ったのだが、
高ぶった鼓動を落ち着かせたく チルアウトしに。
マダムに無事終了したことを伝えてゆっくり昼餉を取ることにした。
その日は殊の外賑わっているランチで、13時を過ぎてからも客足が増えていた。
いつものカウンターに座りのんびりやることにした。
茶碗蒸しをつつきワインをいただき、
ボロネーゼが売り切れて鶏ラグーになって いつもより酸味があるけどむしろこれは美味しいなと
噛みしめながら食べた。
ほうじ茶のほろ苦さが差し色のブランマンジェ
さて、まだまだ続く日々に調和していこう。
インスタで新メニューを上げられていたのに釣られて訪問。
ほぼ毎月テーマを決めてとち狂っているwww
それに釣られてホイホイ行っちゃう方がもっと馬鹿だが( *´艸`)
11月のメニューは以下
ホッキ貝、青パパイヤ
秋鯖
秋鮭
牛タン はこべ
ポルチーニ茸
二宮さんの鴨
栗
小菓子
ホッキ貝の下にはパリパリのシートみたいなパイみたいな包が
素材が美しく重ねられている。
二品目は釣られた例のÇa va?缶。
ほんとに鯖缶がでてきて大爆笑。
蘊蓄とかいろいろ書かれていて笑い転げる。
取ると美しい鯖が。
鯖をコンフィ状態にしていて、社員マスカットとお花で美しく盛り付け
下には焼きリゾットが。
前回のブーケ同様、お花の使い方が可愛い。
塩味と酸味と甘みのバランスがとても面白い。
秋鮭はつみれ状態でまたしても和出汁での作られた装い。
だいすきなコロンとした器が映える。
牛タンはこべは 手打ちマカロニを横にカットしたような変わったショートパスタ。
中にぎゅタンが絡まっていい。
ポルチーニはカーサカルマお得意の一反木綿ことタリアテッレで
フレッシュポルチーニのかほりと香ばしさが爆発する。
おニクは二宮さんの鴨。
嵐のニノでないことは確かだwww
皮目のパリッとと中のニクじるがタマらん。
ドルチェは甘いものをが得意でない私のためにレバームース
でわなく、栗のムースw
刷毛でシュっとしたみたいなチョコはガリっとやって剥がして食べる。
ここのところ日本庭園がお好きみたいなシェフはその日も日本庭園で〆た。
ほぼ毎月メニューを変えて飽きさせない工夫をされている。
オリジナリティと対面したくて、股釣られちゃうんだろうな~
( *´艸`)
健康診断明けに訪問。
シャバの空気は旨いw
ごごキュッキュだからお酒のんじゃうよ。
栗のポタージュはかぼちゃみたいに甘くておいしかったよ。
いつものスフォルマートの器が大好きだよ。
この日のフォカッチャはちょっと良く焼きだったよ。
豚肉と小松菜のトマトソスは甘みがあっていいね。
社員マスカットより恵比寿マスカットがいいのはおじさんだけだねw
つつい呑みすぎちゃったよ。
でも昼酒はタマんないね。
お昼寝がしつようだね。
7月7日に13周年を迎えられたカーサカルマさん。
明日からお盆休みに突入する8月7日に伺った。
メニュー構成は以下
青茄子のミルフィーユ仕立て
カーサ"ファミマ"wのアメリカンドッグ
ソーシャルディスタンスをとったシュークリーム
西瓜ののった"素麺"タヤリン
"ゴーヤーチャンプル"を分解して再構築したラビオリ
コロナをぶっとばすコロdie "胡廬鯛"
夏蝦夷鹿
ドルチェ
カフェ 小菓子
前回の寿司にも驚いたが、今回はさらにしてやられた。
エコ紙容器に入ったアメリカンドッグw
ヤングコーン(もちろん一番おいしい"しげ"も入っている)をナマはむで巻き、生地で揚げている。
箸箱に敷き詰められた小石の上にちょこんと離れて載った"ソーシャルディスタンスをとったシュークリーム"
シュー生地の中にはピオーネとフォアグラ
趣向を凝らした前菜たちでカウンターパンチを食らう。
つづいてどーみても素麺かしやむぎにしかみえない 西瓜と茗荷ののった冷製麺はタヤリン
冷製コンソメスープでさっぱりと。
タヤリンとはピエモンテの卵黄の乾燥手打ちパスタ
今回の素麺wは、卵白使って、白く仕上げて、素麺と同じように乾燥させた素麺のインスピレーションだと言う。
つづいてショートパスタは
"ゴーヤーチャンプル"を分解して再構築したラビオリ
青緑のソースは生のゴーヤをつかったソース
綿の苦みが効いていて美味しい。
ラビオリは自家製で豚肉がはいっている。
豚肉とゴーヤでゴーヤーチャンプルの味を表現しているという面白い試み。
魚は神経抜きして血ヌキした胡廬鯛
魚というよりポークみたいだ。
おニクは蝦夷シカ。
夏なのにジビエとはとち狂ったのか?!と爆笑だが、
ナイフを一刀したらメンバー一同に静寂が訪れた。
鹿が苦手だという方も一滴も残さずペロリと平らげていた。
美しい花の刺繍のようにちりばめられたドルチェにも舌鼓を打つ。
ワインは泡からスタートし、ビオを中心に白2種 赤と続きお料理に合わせてマダムが采配を振るれていた。
つねに飽きさせない工夫をいつもされていて
食事を"楽しめる"というコトは態々外食をする目的を叶えてくれる。
コロナ禍で考えさせられる時間を与えてもらえたのも影響しているが、これからの飲食店のあり方と続けていくお店の"姿勢"と"覚悟"を見せてもらえたように感じる。
6月26日
通常営業に戻り店内飲食も再開されたので行ってみた。
本当は1週間前に予約をお願いしたのだが、お魚の準備ができていないので1週間後にしてほしいとシェフたってのお願いで伸ばしての訪問となった。
カーサカルマ好きの飲み友もやっと外出禁止令が解かれたので、お呼びした。
その日のコースは以下の構成
・ブーケサラダ
・デコポンの酵母のパン
・七尾のアオリイカ炙り 焼き茄子白バルサミコ 和出汁のジュレ
・和歌山湯浅漁港 神経抜きエイジング真鯛炭火焼き
・タリオリーニタコのミンチ 実山椒と
・フォアグラ コーンのリゾットと
・南信州牛モモ シェリービネガーフォンドボー
・全粒粉のトルタ チェリーポート酒コンポート自家製ヨーグルトムース アマゾンカカオがけ
・小菓子
・エスプレッソ
ワインはビオのサンセール
自粛期間中にすっかりお酒が弱くなってしまい 泡の後に2人で1本でもう酔っぱらう。
今回特筆すべきはまず、器がすっかり一新したこと。
輪の器と輪の食材を上手くミックスし再構築したイタリアン。
ブーケやお寿司、南イタリアのカルタジローネを髣髴とさせるような印象を齎す器など
確実に以前のカーサカルマから変化が表れていた。
カルパッチョとマリネを寿司に見立てたり、神経抜きしてエイジングした鯛は 魚でないような不思議な触感と印象。
この魚を味わってもらうためにと1週間伸ばしたというのだ。なるほど、その甲斐は素晴らしかった。
伝家の宝刀のリゾットは健在で、死ぬ前に食べたい料理の一つに確実に入る。
常に進化し続けるカーサカルマ。
これからもずっと変化を見続けていきたい。
いつもお世話になっているカーサカルマさんがテイクアウトを始められたので買いに行った。
1度目は徒歩で、2度目は自転車で。
ちょっとしたウォーキングに良い距離だ。
驚いたのはその品数の多さ。
カーサカルマさんと言えば食材にとても拘られていて、
お野菜は松戸の眞嶋農園さん。
魚介は目と鼻の先の千住市場。
和の食材とイタリアンのマリアージュが素晴らしい。
前菜は400円からあり、
眞嶋農園さんのお野菜を使ったものが数々。
スープも無難なポタージュやミネストローネではなく
色鮮やかなビーツにしているなど、見た目が華やかになる工夫がされている。
価格帯は700〜1,000円前後が中心。
パスタは焼きそばなどをいれるパックでボリーミー
1度目は詰め合わせとパスタと魚のセットを購入。
鴨や鶏、サラミフィノッキオ、フリッタータ、マリネが入っていた。
見た目に反してボリーミーで
その晩オンライン飲み会のアテにしたら
満腹すぎて#HRKRS!
パスタは
浅利と春キャベツのペペロンチーノペンネ。
お魚のポワレもごぼうの香ばしさといい塩梅の塩味。
盛り付けないで食べてしまったが
お皿に盛り直せばちょっとしたコースになる。
corvo biancoの蒸発が早かったのなんのw
2度目はGWに
外メニューがパワーアップしていて売ってる物がわかりやすくなった。
ダークブラウンにそのまま並べていた以前のテイクアウトコーナーにはクロスが敷かれ、花も生けられていておもてなしダイニングに様変わり。
容器を斜めに置いたり立体的になり、
POPや盛り付け写真がお食事のイメージを具現化してくれている。
ハンバーガーは一見小振りに見えるがかなり大口でないと入らない厚み。
バンズはさることなからもちろんパティも手作り。
パティがシッカリ肉の旨味が凝縮されている。
和牛の良いおニクを存分に味わえるので1,000円という値段は高いとは感じなく、寧ろ価値がある。
両日ともに思ったことは
これだけのメニューを常に準備して
朝11時にはきちんと並べるのはとても手間がかかる。
テイクアウトだから安くて当たり前
と、思われがちだが
容器代も余分にかかる。
詰める工数もあり、一気に作って温度管理、衛生管理をして臨むのは大変なご苦労だと思う。
実際、以前別の機会に他所で調理を手伝ったことがある身からすると
その大変さは身に染みて感じている。
飲食店は常に動いていなければ経営が成り立たない。
そして、単なるテイクアウトではなく
お店の雰囲気や、料理のコンセプト、こういう味を届け続けたいという想いの灯を灯し続けることがどれだけ意味があることなのか。
と、心に刻むのであった。
アフターコロナというより確実にウィズコロナになるであろうこれからも
私は大好きなお店を応援し続ける。
4月4日
緊急事態宣言が出される3日前の土曜日
大好きなカーサカルマへ。
もう、既にテイクアウト営業を始められていて毎日メニューを変えて頑張っていらっしゃった。
ランチは予約制でコース限定になっていた。
おまかせコースでお願いした。
小鉢のポタージュ
前菜の盛り合わせ
パスタ
ドルチェ
という構成。
ナハトマンのガラスプレートに盛られた前菜は映える。
いつものお気に入りのプレートだ。
サラダにサラミフィノッキオ、里芋?海老芋?
ホタルイカにレバーペースト ウニの乗ったコールスロー フェンネルが効いている。
パスタはトマトソースベースで小松菜。ひもかわみたいな手打ちパスタ。
モチモチ感とコシが同居する面白いパスタ。
ドルチェはプリンとかわいい帽子をかぶったいちご。
すっかり満腹でゆったりしたお昼を過ごせた。
この後GWになったら店内飲食を休止されたので、すべりこみセフとなった。
ほぼ毎年恒例。
クリスマスが誕生日だという友達の誕生日を祝う会w
悦びも倍だよね?!と聞くと プレゼントが一回しか貰えないから損だというw
兎に角お目出たいから良しとしよう。
大好きなカーサカルマをご指名してくるくらいだから相当気に入っているらしい。
年々酷くなってくるシェフの趣向w
留まるところをしらぬというか、楽しませていただけるというか。
詰まるところいつも楽しみにしている。
一昨年のクリスマスから遡ることとしよう(実は、上げ忘れwww)
その年のコンセプトは和への追及。
よくよく考えたらこれがきっかけで昨年はより一層和に進んだのではないかと思う。
晩秋をふぉうふつとさせる枯山水庭園を具現化した牡蠣の前菜
スケスケ♡のカーテンみたいな出汁のジェリーに石っころ
鳥の巣に焼き鳥。
お抹茶のような春菊のソースがいい差し色となるラビオリ
紫がかったピンクのクリスマスツリーに一反木綿。
肉厚のクエに里芋のねっとり。
蝦夷鹿に舞い降りた金箔のごとき柚子。
観て楽しめ味わって驚く。
自分では作れない世界観こそソトで食べる悦び。
おたんじょびのしとは大層悦び
私も大層喜ぶ。
幸せな時を紡ぐ空間。
今季の都内最低気温を記録した昨夜、
リニューアルオープンしたカーサカルマに向かった。
Aちゃんと久しぶりのディナーデートだ。
外観は以前と変わらず、
中も想像していたより様変わりはしていなく、カーサカルマらしさが残っていた。
張り替えられた床は以前の床材と異なり
前より明るめのブラウンに。
扇状の漆喰塗りだった壁は綺麗に白で塗り直され。
角に2台あったセラーの変わりにウォークインセラーが。
厨房前のお会計スペースも綺麗なカウンターになり
ラックがどかされて店内も厨房も見渡せるようになった。
Aちゃんが仕事で遅くなると連絡が来たので、
先にぷふぁーを始めていた。
その日は私たちを含めて4組。
見た顔もちらほら、
どうみても常連さんばかりだった。
みな、新装開店祝いも兼ねてコースを頼まれていた。
我々もコースを。
Aちゃんが到着するともう一杯スプマンテをお替わりし
グラスを重ねた。
Ching Ching
昨夜のメニューは以下
千代幻豚 黒トリュフ
コールスローカラスミかけ 揚げパスタ キャベツロースト
白菜グリル根室生ウニ春菊ソース
オレキエッテ カジキマグロのラグー花椒風味
鶏ごぼう タリオリーニ
鱈クリームコロッケ 発酵大根 鱈のアラと白子のソース
南信州牛 フォンドボー
マスカルポーネティラミス 柿のムース
ワインは
K 18FY DD共栄堂 橙
カベルネ・ソーヴィニヨン
和食と見間違うような装いや出汁の使い方
以前にもまして美しくなった盛り付け
キャンバスのようにお皿をダイナミックに使って表現する様に
和との融合で新たなカーサカルマ“らしさ”を確立させていた。
来月のディナーも楽しみにしつつ
これから先も続くカーサカルマの進化を想像して頬が緩むのであった。
新生カーサカルマ 始動!
即位礼正殿の儀が行われた日、我が家の皇后さまも誕生日を迎えられた。
当日は仕事の為後日お祝いをする予定であったが、昨夕 我が家の皇后さまはご乱心。
今日、行かない?
今日がいいらしい。
幸い、昨日水曜は早帰りディでほぼ定時退社。
予定していたレストランは水曜定休。もうひとつも定休。
久しぶりにカーサカルマを御所望の我が家の皇后さま。
すぐさま、電話をかけて席を押さえた。
店の中央の1番いい席が用意されていた。
我が家の皇后さまは御機嫌だ。
まずは泡でカンパイ。
折角なのでコースにしようと思ったが、
我が家の皇后さまは遅おしるだったらしく、
こんなにいっぱい入らないと、仰る。
アラカルトでお願いした。
前菜盛り合わせ
アニエッロ
季節のリゾット
バースデードルチェ
前菜は、品数を増やしてもらい豪華な8品
秋刀魚のコンフィ
プロシュート
レバーペースト
きたあかり
ナッツ
カルパッチョ
コッパ
タレッジョ
飲兵衛の2人には最高のつまみだ。
秋刀魚のコンフィはとても柔らか
コッパでワインがぶがぶ
タレッッッジョでワインぐびぐび
アニエッロは
じっくりグリルされていてとても美味しい。
迸る肉汁に舌鼓を打つ
泡の後はフィアーノグラス。
そこからビオの赤のボトルに行って
更にロゼ
リゾットはカーサカルマの真髄だ。
アルデンテなリゾットの炊き具合が素晴らしい。
秋刀魚と椎茸、大きな栗が圧巻だ。
当日にも関わらず、快くバースデープレイトに応じてくれたマダムに感謝。
アマゾンカカオのカカオペーストをつかったプリントみたいなのと、スーモみたいな苔の形状のふわふわのお菓子。中にはジェラートがはいっていた。
我が家の皇后さまは
にっこりとロウソクを吹き消した。
我が家の皇后さまはごマン悦
開店当初からずっとお世話になっている當店。
11月5日から22日まで店内全面改装のため一時閉店になる。
今度は、まるっきり雰囲気を変えて23日からリニューアルオープンされる。
新装開店が待ち遠しくもあり、
改装前の最後の瞬間に立ち会えたのは嬉しい限りだ。
11月3日まであと少し。
最期の現カーサカルマを堪能するなら今しかない!
チャイヤイで不完全燃焼を食らった私たちは
もれなく
隣へ。
大好きなカーサカルマw
あー、ワインのものも!
と、舐めモノとチー盛りだけたのんで
ワインへ。
最初はローシーから始める。
此処の素晴らしいところは
ワインの品揃えが、素晴らしいことなのだが
更にグラスワインの品揃えが凄い。
ビオワインを数多く抱えてくれていることもあるのだが
美女マダムはソムリエで
もともとワインにとても詳しく
その開拓心にはいつも頭が下がる。
レバーパテとチーズを舐め舐めして
美味しいワインをお願いする。
特に印象深かったのが
ひよこの絵が書いてある白。
華やかだけど甘くなくて
香りがとにかく柔らかくで好印象。
Aちゃんとの近状報告はとても盛り上がり
お互い頑張ってやってるよね!と
励まし合う。
こういう時間が持てる空間はやはり大切だ。
そんな時に相応しい。
カーサカルマ
日頃、大変お世話になっている方がいる。
その人はクリスマスが誕生日で
1年に一度だけ、お祝いをさせてもらう。
日頃の感謝を込めて。
カーサカルマは
特に気に入っているらしく、
どこでお祝いしたいですか?
と、聞くと
ここを指定される。
クリスマスバースデーは
カーサカルマで。
泡で乾杯をし、
クリスマスディナーが開幕
メニューは
八戸の鱈、白子の泡、胡桃
マンステールを詰めたラビオリ
和牛舌ボリート、トマトのシート
北海道タラバ蟹、蟹味噌出汁
北信州ジビエ猪のラグー、タリアテッレ
クリスマスを彩る畑のお野菜
仔牛のロースト
栗のムース
カッフェ
一皿目は宇宙船みたいな足のついたガラスの器
真ん中の窪みにこんもりと白い泡が載っている。
雪のように真っ白で真ん中にキャビアが。
中には鱈と白子のマリアージュ。
視覚的にも味覚的にも楽しめる。
コースの最初にガツンとシェフの個性を出してきた。
ラビオリは巾着のよう
スプーンでフィンガーメニューの装いは
サローネぽいw
和牛舌ボリート
舌の上にはシートが。
薄ーい透明なシートに見えるのがトマトのシート。トマトの汁を裏ごししジェル状のシートにしたもの。そっとスプーンですくってみると透明なのにトマトの味がする。
さらにシートの上に散りばめられているのはミント、パセリ、イタパセ、ローズマリーが!
たらば蟹はシンプルに焼き
一見なんの変哲もなく見えるけど出汁とラビオリに蟹出汁が凝縮されている。
猪はタリアテッレで
まるでファルファッレのようなヒダが付いていて、気分が高まる。
お野菜はシンプルに素材の甘みが引き立つ。
見た目もクリスマスカラーで統一。
メインは仔牛。
ほうれん草の濃緑のソース。
コントラストが美しい。
キャンバスのように描かれた芸術。
仔牛と相性抜群。
もう少し呑みたくて、チーズを追加。
デザトワインで至福のときを。
ドルチェはバースデープレイトに。
切り株のようなプレイト。
そのマットな表面に散りばめられて
クリスマスが完成する。
カフッフェは
いつも通り
エスプレッソドッピオにしてもらう。
カーサカルマのフルコース
今回の仕立てはとてもエキサイティングだった。
これからもワクワクするお料理を楽しみにしてる。
北千住に10年前に出来た当時、母がこのお店を見つけた。
ランチに行って、美味しかったから行こうと、言われて初めて行ってから、
もう十年も経つのだ。
飲食店で10年やっていくのは並大抵のことじゃない。
そんなことを思っていたら、じっしゅうねんイベントをやられるとのことで、
勿論伺った。
当日は、オール700円のキャッシュオン。
ワインもお料理も全て700円だ。
色々ワインをいただき、お料理はその都度、出来上がったタイミングでラウンドボーイ(笑)のシェフがお皿を持って
店内を回る。
好きな子wがいたらピックアップだ。
常連さんで溢れかえった店内は、時間とともに年齢層も変わり、楽しい時間を繰り広げる。
いただいたのは、大きなナスのグリルとイワシのカルパッチョ、浅利、お肉。牛と豚。
ワインも色々入交り楽しい時だった。
これからも、ずっとずっと次の10年も是非、羽ばたけ!
友人の誕生日を祝うために、訪問。
お任せで色々お願いした。
前菜は鮟鱇のテリーヌ、スイスチャード
豚肩肉煮込みとサフラン風味のクワイの黒トリュフがけ
ほうれん草とラグザーノチーズのラビオリ お出汁あごと昆布
信州牛A5ランクすね肉のラグーの手打ちタリアテッレ
金目鯛プチベール 安納芋ビーツ 人参 マスタードリーフ
くわいの黒トリュフ掛けとパスタの2種が特に美味しい。
ラビオリはあご出汁と昆布のお出汁がベースでスープで彩が綺麗。
いつもながら、和の素材を色々と使って、でもちゃんとイタリアンに組み立てているのは
感服してしまう。
年末に嬉しいご褒美をいただいた気分だった。
再訪多数、2016年9月再訪
フレッシュポルチーニが入荷したと聞き伺う。
秋刀魚のカルパッチョも美味しい!
この日は大好きなタレッッッッッジョも
2015.3月訪問時写真追加
2013.2014訪問時写真追加
2009年訪問時の写真追加。
2009年7月訪問 写真追加
ここの良さを再確認する要因に現地らしさがあります。
カンノーリ。
スフォリアッテッレと並んで大好きな南イタリアのお菓子があります。
かの、ゴッドファーザーのラストシーンでアル・パチーノが食べているお菓子です。
本場はあり得ないくらい甘くて完食出来ないんですが。
手打ちパスタが当初より増えているのが大変嬉しいです。
2009年4月訪問 写真追加
大好きん花ズッキーニにありつけました。筍使ったタリオリーニは圧巻です。
2009年2月訪問 写真追加
赤くないミネストローネを初めて食べました。
オレキエッテ とホタテのスパゲティ、千住葱をふんだんに使ったメニューにまたしても感動。
そして、鳩が本当に臭み無く、ホウレンソウのニョッキも彩り鮮やかでした。
その日はバースディを祝ってもらいました。
当日にも関わらず、実は誕生日だからお祝いで来たのですよと言ったら、バースディプレートを作ってくださいました。
そういう計らいがうれしいです。
行くたびに新しいメニューや感動に巡り会えるので、これからも足繁く通いたいです。
2008年10/12再訪
ずんずん 腕を上げるのよ。
という、ママの話しを聞いていたので久しぶりに訪問。
友達と休日ランチに伺いました。
私は2200円のPRANZO Cを選びました。
前菜は カルパッチョと カボチャの素揚げしたのと フリッタータ
サニーレタスがたっぷり乗っています。
ドレッシングもフレンチドレッシングで ナイス。
パスタはブラックペッパーが結構きいた パンチのあるボロネーゼ。
汁はやや少なめなのがよく、ボロネーゼなのにカボチャが入っています。
辛めのソースと甘いカボチャの対比が面白かったです。
パルミジャーノが大きめの穴のチーズおろしで下ろされてかかっていました。
細かくないのが印象的で、やや高級感も出していました。
鰆はちょっと塩強かった気がします。
ソースのバルサミコは熟成タイプで濃厚で美味しく、どっさりと惜しげもなく盛られたルーコラも
ヘルシーに感じました。
確かに、最初の頃の印象とだいぶ代わり、腕も上がっていることが伺えました。
ただ、その日だけなのかカトラリーが結構強めの原色の色遣いになっていたのには
ちょっと驚きました。
ホワイトを基調としたフレッシュな清楚なイメージが私の中ではあり、それがアダルティな印象に変わってしまいました。
グラスワインは私と友人で別々のを出してくれました。
色もかなり違い、私のは熟成されてやや甘め。
友人のはフルーティなのに辛めでした。
メニュー構成は変わらないのですが、扱う食材、肉魚系も作り方の幅が増えているのがわかりました。骨太でずんずん成長している姿を実感してまた、食べに行きたいと思いました。
2007年7月のレビュー
母がOpen1週目のできたてほやほやのお店を発見。
行ってみようよとしきりに誘うので行ってみました。
北千住駅から10分以上歩くので、車で行った方が便利。
4号沿いの郵便局の対岸。コインパーキングもすぐ目の前に多数あります。でも、お酒を飲んで本格的にディナーを楽しみたいのなら電車です。
店内は白い壁で、南イタリアかギリシャを思わせるような造りです。
しっかりでなく自分で塗ったんじゃないかなと思っていたら、やはり自分たちで内装も手がけていたようです。
飴色のテーブルや食器棚など全体のインテリアが統一されているので落ち着いたイメージ。
照明も暖色系。
bagnoの戸棚も自分で取り付けたようです。
そしてお店のところ彼処に使われているてんとう虫とみつばち。小物だったりイラスト。
好きなんだろうなって、かわいいグッヅが隠れています。
シェフとマダムが二人で回していました。
予想外の初めての金曜日の混雑で、21時近くに助っ人のお姉さんが到着。慌ただしくも頑張っていました。
さて、みつばちコースを頼むことにしたのですが、前菜盛り合わせと、前菜もう一品、パスタが2品にメイン、ドルチェ。
これを2人前も頼んだら食べきれるかしらと思い、1つにしてあとはアラカルトにしました。
結果として量は少なめだったので追加しまくりだったのですが、沢山の料理を食べられたのでよかったです。
まずは前菜盛り合わせ。
フリッタータ、生ハム、豚肉、ブロッコリーとオリーブのマリネ?! たこのマリネ
フリッタータはほのかにチーズの味がしました。
全体的に軽めの味付け。ぱくぱくつまめる感じ。
前菜もう一品は伊達鶏と ういきょうのサラダ仕立て白いバルサミコ
白いバルサミコなんて知らなかったので驚き。
鶏は少々脂身が多めでした。
これも、色味が薄い淡泊な見た目。
手作りのパンはライ麦の香りが芳醇でした。
おかわり自由なのと小振りなので食が進みます。
パスタはドライトマトと水菜のスパゲッティーニ
美味しいのだけど、やや塩が強め。
ドライトマトの量がもう少し多くてもよいのでは。
牛蒡のリゾット。
リゾットに牛蒡という組み合わもあるんですね。
ただ、リゾットがやや硬めなのと牛蒡も元々硬い素材なので、どちらかがもう少し柔らかけれな尚よしなのでは。
黒毛和牛ヒレ肉のゴルゴンゾーラソース。
焼き色が付くグリルのフライパンで焼いたあとがしっかり。
あえて焼き目を見せない方が格好いいのでは、、、。
思ったよりもゴルゴンゾーラの量が少ないようで、もっとしっかり出ていてもいい。
カルトで頼んだのはお魚、アサリのパスタ。
お魚はもうちょっと皮のぱりぱり感があってもいいのに。
パスタはアサリがたっぷり入っていました。
コース以外だと量はたっぷりあるようです。
ワインは3000円~4000円台が中心なのでリーズナブル。飲み代はそれほど気にせずに飲めるところが良心的です。
ちょっと変わったグラスに入ったお酒が飲みたいが為に、最後にグラッパを頂きました。
カフェのあとのグラッパ。
久しぶりにイタリア人的食事方法をしてしまいました。
料理全体的に塩が強めなのとビジュアルの一工夫が欲しいなというのが強く思いました。
マダムとお喋りする機会が多くあり、すっかり人柄とお店の雰囲気の虜になってしまいました。
食器やグラスにもこだわっているので、お店が軌道に乗りこの町でより腕を上げていって欲しいです。
3年後、5年後にどう変わるのかとても楽しみでならないです。
今後の期待を込めて4点をつけさせて頂きます。
4位
1回
2009/01訪問 2009/03/17
2008年5月~2009年1月まで
再訪分の写真up
今年初めては念願のカレーうどんを食べられました。
2007年7月
清瀬にある饂飩屋さんに行きました。
周りには畑やケヤキのトンネルのような街道が続く、のどかな田園風景がひろがるゆったりとした街です。
駐車場はないですが近くにコインパーキングがあります。
高級店ではないのだけど、ご主人のこだわりがびっしり詰まった店内。
土間やかまどのイメージの厨房。
カウンター4席、テーブル8席の本当に小さなお店です。
イスの上に乗っている座布団はお店のロゴ?!なのか“う”という一文字が。
ほほえましく思えます。
入店時にご主人が熱中して饂飩を茹でていたためか、先にいた子連れのお客さんの赤ちゃんが店内をとことこと歩き回って喃語を発していたためか、入店に気がつかれませんでした。(笑)
勝手にテーブルに座ってメニューを眺めていたら、「すみません。気がつかなくて申し訳ございません」と。
別に怒ってないですよ。
お水はセルフサービスみたいです。
レジ周りには小さな洋酒のボトルが。カンパリやリキュール類、オリーブオイルの小瓶なんかがディスプレイされています。お水置きのとなりにはクラシックカーのミニカー達がそっと並んでいました。
車好きなんだな、きっと。
びっくりしたのは綺麗に並んでぎっしりと詰まっている箸たて。こんなとこまでこだわるか~
饂飩はごまだれ冷やし蕎麦に揚げ半熟卵。
茹で上がるまで10分くらいかかります。
店内は厨房がよく見える構造なので、じっくりと作る様子を観察できました。
ゆであがる前に氷水も作って準備万端にしてます。
饂飩を引き上げるのは網のような大きなネット。
ちょっとしたパフォーマンスのようで、それでいてフリじゃないこだわりがあります。
氷水でしめ、手で綺麗にお化粧して作品にされるように盛りつける。
出来上がった饂飩はつやっつやで輝いていました。
付け合わせはレタスとプチトマトと棒々鶏風のささみ。
つゆはごまだれです。
まづは饂飩で。
コシがかなりありエッジもしっかりめ。
程よい歯ごたえと弾力感が口の中で暴れます。
仕込みに美味しいお水を使っているんじゃないかなと思えるように優しい味がしました。
たれはどちらかというと担々麺のようなピリ辛。
ごま油が香ばしく、でも饂飩とマッチするのです。
普通盛りで丁度いい量でお腹いっぱいです。
常連さんとみえる近所の方達がその後も入店していました。
ゆっくりとした時間が流れ、気持ちよく過ごせる。
そんなお店です。
5位
1回
2009/08訪問 2009/08/14
2年ぶりに再訪。
辛いものが無性に食べたくなり、伺いました。
前回は辛いものが苦手だった頃で、恐る恐るだったのですが、今では辛さの質も少しはわかるようになりました。
お勧めの料理をお聞きして、蒸し鳥と青唐辛子
豚肉の激辛、茄子のさっぱり系、〆は麻婆豆腐。
蒸し鳥はこれぞとばかり青唐辛子が入っているのですが、びっくりするぐらいさっぱりの辛いけど辛さを感じさせない味。
豚肉は赤トウガラシがかなり入っているのですが、香ばしさが勝っています。
生のピーナッツを揚げることでかりっとさせていて、見た目はぷっくりとした丸っこさが印象的です。
そのマイルドさと香ばしさがかなりの立役者になっています。
花椒も効いていてニンニクもたっぷり。
かなりお酒が進みます。
ちょっと辛かったので、箸休めで茄子を頼んだのですが、これもピリ辛の域を超えた辛さ。
普通の人にはひーひーいうこと間違いなしです。
ここまでの3品はかなりオイルを使っているのに脂っこくないのが不思議でなりません。
火の使い方がかなり上手なことがうかがえます。
そして、〆の麻婆豆腐。
麻もらーも効いています。
ここのはトウチが入っているわけでもなく、葉にんにくが入っているわけでもなく
素材的には少なめなのですが、不思議と惹きつかれるのです。
花椒がホールではなく最後に挽いてたくさん入っている点。
それが決め手なのではと思いました。
ごはんの小さいのを頼んで、混ぜながら食べるのが至福の時です。
以前のように辛すぎて箸が進まなかった頃とはうって変わり、味の本質を理解できるようになって再訪出来たことに喜びを感じました。
辛旨い。
ここのためにあるような言葉です。
以下は2007年8月のレビュー
やっと逢えたね。でもきっつい一発。
今回縁があって仲間に誘われて初訪問。
小岩からちょっと歩きます。
周りは住宅街でなんてことない店の造りです。
でも、ものすごい刺激を受けること間違いないです。
四川料理なので勿論辛いです。
実は辛いもの結構苦手な私が、辛さだけじゃなく、美味しさを初めて感じました。
名前はあんまりわからないので割愛させて頂きます
m(_ _)m
真っ黒になった唐辛子が2/3を埋め尽くした豚肉とキャベツの炒め物。
黒酢がかなりいい味出していました。
一番辛かったのですが、ソースは万能選手です。
程よい酸味でご飯にかけたら3杯は確実。
炒め物ですのでたれのみは持ち帰れないので、、、。
鮪とキュウリと青唐辛子。
酸っぱさもあったけど意外とさっぱり。
でも青唐辛子がぴりりと効いてます。
セロリと新生姜とザーサイの炒め物。
見た目的には一番軽めにみえるのですが、ラー油のパワーで辛い辛い。
続いて豚肉と青唐辛子。
ここは青唐辛子が好きみたいです。
フレッシュだから多少の辛さでもシシトウの感覚で食べられます。
角煮・里芋。
醤油ベースが強かったです。
動物性オイルの香りが多少しました。
見た目は家(我が家)の角煮の様子。
でも違いました。
海老。
しっぽまで食べられるピリ辛揚げ。
香ばしさと辛さが何処までも。
野菜はパクチー?!イタリアンパセリやセリ系の葉っぱが香ばしく口の中でハーモニーを奏でていました。
空芯菜。
ほうれん草的位置づけで、でも茎の中にスープが堪るんです。
味付けは自然にばっちり★
お魚。
麻婆豆腐です。
激辛を想像していたら全然なんです。
山椒が効いてます。ニンニクも。
でもしょっぱさや仇じょっぱさはみじんも感じないのです。
適当に切られたお豆腐が心地いい。
これはお酒と友に食べる麻婆です。
この麻婆じゃ物足りないでしょう。普通の人は。
おかみさんとお話ししていて回鍋肉の話になり。
本物は違うんだと。
じゃぁ是非本物を。
明らかに違いました。
しょうがと醤油の味がきいていました。
しつこくないんです。
毎日でも食べたい味です。
紹興酒15年もんをが美味しかったです。
ゆっくり飲むのにいいです。
幸せな気分になって、今までの中華料理の概念が変わります。確実に。
6位
2回
2017/02訪問 2017/07/18
こいででお腹いっぱい ぽんぽこりんになったあとは、お酒の時間です。
まさかの吹雪で、片町まで右手をあげる。
ちょうど入れ替わりで貸切状態に。
もう2月なのに、クリのカクテルがあったので、それをいただく。
本当はシーズンじゃないのでいつもはないそうだ。
モンブランかマロングラッセそのもののような濃厚な栗そのもので、
まあるい氷に注がれた紫がかった白いカクテルが
ライトに照らされる様を見るのはなんとも優雅な気分になれる。
ゴールデンパイナップルのカクテルは綺麗なカンパリ色ぽいピンクオレンジ。
バカラのグラスでうきうきする。
その後一気にやってきた大人数さんに至福の時を奪われそうになり、
雪降る街に消えるのであった。
金沢の夜はやはり此処で。
2016年1月再訪
一献の後に伺った。
もはやお決まりの。
今回はなんと、バナナのカクテル
青みがかってみえるその色合いが個性的
いつも通り甘くなく作ってくださった。
この一杯を飲むためだけに金沢に来てもいい。
そう思える。
2012年6月再訪
一献の後に伺った。
もはや金沢の定番自動操縦コースと言っても過言ではない(笑)
ここのところモスコミュールに嵌っているので頼んでみる。
銅のカップにギンギンのモスコミュール。
ジンジャーが効いていていい。
ああ、そういえはここでフルーツカクテルを頼んだことはほとんどなかったなぁと。
つづいてモヒート。
強めでと言ったのが大変な濃さに。
なんせロングでこの濃さは、ひーひー言いながら。
途中でソーダを足してもらいました。
ほとんど、このカウンターに座りたいがために来ているようなもんだが、
なんとも言えない第二の心の故郷に、なりつつある。
2012年2月再訪。
~迎春の金沢その4~
口福よこ山の後に伺った。
おなか一杯、美味しい料理を頂いた後だったのでもう入らないと思ったのだが、金沢に来たからには
当店か照葉には必ず行くようにしている。
何度行っても当店の場所がいまいちつかめない。通りをひたすら歩くだけなのだが、
まだ着かないまだ着かない と歩くうちに少しアルコールが飲みたい喉になるのが作戦なのかもしれない。(笑)
さっぱりしたものでと思ったので、イチゴのカクテルとトマトのカクテルをお願いした。
イチゴは完熟なのにほのかに甘酸っぱさが残ったさっぱりとしたタイプ。
甘すぎないのがとてもよく。ほどよくピンクがかっているのがいい。
トマトはブラッディメアリーよりももっとトマト。って感じで野菜をたっぷり摂取できてる気分になれるのがいい。
おなじみの、カウンターの壁に並ぶバカラのグラスを眺めていると、心のそこから安らぎをもたらしてくれるのでついつい足を運びたくなるのだ。
2009年8月再訪。
a.k.aで、コテンパンにやられてしまい、
口直しに飲みなおそうと言うことになり片町までちょろっと歩きました。
久しぶりに行ったのと、お酒が回っていたため最初辿りつけずに彷徨いました。
木の扉にたどり着いた時には安堵のため息が。
日曜の夜だったためか、お客さんはおらず、貸し切り状態でした。
さっぱりしたカクテルをお願いし、友達はパイナップルのカクテル。
一杯目は思いのほか甘くて、残念でしたが、
お通しは相変わらず素敵でした。
以前は気がつかなかった中庭のようなスペースに
葉っぱが活けられていました。
気をとりなおしてマティーニ。
飲んでも飲んでも減らないよ。と思えるような多めの量で、ドライなジンで作ってくれたために
酔いがくるくると回ってきました。
しかし、最後までライムの香りが漂い、
香りを楽しめる一品でした。
金沢の夜にはここに必ずと、またしても思える喜びを再訪して確認するのでした。
以下は2008年7月の訪問時
螢屋さんで至福の時を過ごし。
歩いて帰るよぅと、片町までてくてく歩きました。
すぐ近くに堅町、野町付近を散策。
ここで、瀬流というbarにいきました。
nao-sanさんとかloropianaさんが大層お気に召された様子だったので。
フルーツのカクテルがウリです。
でも、ここはBAR Tooとも大伴バーとも違うんです。
フルーツをすりこぎ棒みたいなので潰して、かなり大きめのシェーカーにその潰すときに使ったグラスをくっつけてグラスとシェーカーでシェイクするという なんとも異様な作り方でした。
その広い空間で振ることによって、ミキサーにかけるのと同じようなことになるのかもしれないなぁと思いました。
頼んだのは
ママがアップルマンゴーのカクテル
私がキウイのカクテル と フルーツトマトのカクテル
6人くらい入れる個室もあり、Barとしての雰囲気も申し分なかったです。
店内の内装もものすごく素敵です。
形の違うグラスを綺麗に高さ順に並べて左から右へ低くなり、また右にいくと高くなる綺麗な半円の曲線を描いていました。こういうディスプレイの仕方があるのね。と、感心しました。
そして、ここは安い。
ママが1杯
私が2杯で4300円くらいだったはず。
お通しも本格的なのに 凄いなと思いました。
金沢にまた行くことがあったら必ず行きます。
あんまり混んでほしくないから知られたくないBarです。
7位
1回
2009/09訪問 2009/09/19
非常に気になるけど、いつも満席で入れず。
やっと入れました。
入られたことに感激してしまい、すっかり予習を怠ってしまったので
レバ刺しを頼むのを忘れてしまいました。
大混雑の瞬間に入店してしまい、少々お待たせしますよ。と、あらかじめ女将さんに伝えられたのですが、
いいですよ。
お待ちしましたと感じさせないスピードで出されました。
マコガレイのお刺身は今まで食べたことがなかったので即決。
それと雲丹の牛肉巻き、ポテトサラダ、鱧と松茸と蟹のあんかけを頼みました。
お通しが握りと生ハム、パイナップルとクリームチーズ巻き
甘いパイナップルが一口サイズだと重たくなりすぎず、前菜のような感覚になれます。
握りがお通しなんてのは、粋だなぁとジャブを喰らいます。
まこがれいはしゃきしゃきした食感でさっぱり。
ポテトサラダは一見普通のなんてことないポテトサラダなのですが、
なんとラー油が入っています。
結構辛めでぴりっとした味が絶妙なアクセントになっています。
下に敷かれた水菜と合わせてたべると相性が抜群です。
雲丹の牛肉巻きはこれでもかと上等の霜降りなので
お肉だけでももう降参だと思うのにさらに口の中で雲丹がふんわりと暴れる感触がたまらないです。
あんかけはお出汁が最高に美味しくて
鱧も松茸もかなり大きめに切られているのでそれぞれの歯ごたえ食感を余すところなく味わえることができます。
おかわりしたいくらいの幸せに包まれます。
〆は壁のメニューが気になった米沢牛のトロにぎり。
本当にとろっとろと舌の上でとろけて。
もう、好きなようにしてぇええって感じで無条件降伏してしまいました。
ご主人と女将さんそっくりな一升瓶や、経木に書かれたメニュー。
店内はごちゃごちゃしてそうで一体感がある造りです。
ここはお客さんも味が分かる人たちばかりで、生活レベルと教養が高い人たちがいつの間にか集まっている空間の用に感じられました。
私のような若輩者には恐れ多いのですが、ここに入店することが出来て良かったなぁと思い知りました。
馬鹿騒ぎするような飲み方は死んでも出来ない無言のルールがそなわっている大人の社交場のようなお店です。
8位
1回
2013/02訪問 2013/02/09
錦糸町エスニックシリーズ其の壱歓楽街・ラブホ街ど真ん中。まちがっても同伴には使われなそうです(笑)
再訪多数、
久しぶりに行った。
ご主人と奥様がタイに戻っているので代わりに娘さんと息子さんが日本にいて、切り盛りしてる。
料理は息子さんみたいだ。
微妙に味付けが違うので、やはり奥様のが抜群にうまい。
でも、息子さんで充分レベルは高いが。
グリーンカレーとトムヤムクンを頼んだ。
トムヤムクンは酸味がさらに強く、海老の出汁はやや少ない。
グリーンカレーもココナッツミルクが多くて甘め。
それと、営業時間が短くなって11時までなので長居できなくなって残念。
パパ早く帰って来ないかなぁ
2010年4月再々再訪
みんなでがやがや。
お魚がおー。
茶色い粉 パーティ(笑)
10月再訪
ああ。ここはホンモノだ。
今一番お勧めする本当に美味しいタイ料理はこのお店です。
前回の興奮さめやらぬうちに辛いものが大好きな友達と再訪しました。
頼んだのは
ヤム・ムウセン(春雨サラダ)
プラーナムトク(揚げた魚に辛いソースを付けて食べるやつ)
プーパットポンカリー(蟹のカレー炒め)
ゲーンパーガイ(森のカレー)
です。
前回のラープ同様にヤム(サラダ)系は香ばしさを伴った奥深いコクのある辛さ、
大好きなセロリが多用されているので、個人的にとても好きな味でした。
プラーナムトクは鮒を揚げたもので、これまた香ばしくていいです。
泥や砂も綺麗に抜けていてあくが消えていました。
プーパットポンカリーは写真では大きな蟹の甲羅があったのですが、残念ながら乗っていませんでした。
でも、これまたマイルドでコク深い味わいで、野菜もたっぷり入っていて卵と混ざってふんわり感が出ていました。
〆は森のカレー。
とても辛くしてもらいました、唯一残念だったのがマッシュルームが使われておらずシメジだった点だけで、
あとは素晴らしい味わいでした。
生の胡椒も沢山入っていて、酸味と辛みが入り交じった香ばしさが引き立っていました。
1点の値段が高めなので、4人以上で10種類くらい頼んでちょっとづつ味わいたいなというのが理想です。
以下は2009年9月初回訪問時
錦糸町南口の 歓楽街ど真ん中にあります。
いつ見てもお客さん入ってないのにどうしてつぶれないんだか不思議でならないって思っていました。
なぞはすべて解けた☆
お仕事後のタイ人、東南アジア人のお姉さま方をカスタマーにすれば食いっぱぐれはないのね、
と。納得しました。
周りを見回すと、キャバクラ、クラブ、風俗店、その先はラブホ街と、ミニチュア歌舞伎町と変わらないような場所柄で、昼間は人がいないのに夜になると あっちの方々が闊歩しているような場所です。
お昼に気になってい何度かトライしても一向に開店しているそぶりがないので夜に狙いをつけて訪問してみました。
珍しくお客さんが入っていて、我々も二軒目でした。
らーぷを注文。
やや時間がかかっているとおもったら
なんと鶏肉のラープ。しかもその場で叩いてひき肉状態にしてくれていました。
パクチーはさほど入っていないように見えるのですがシッカリ効いていて、スペアミントもわしゃわしゃ。
そしてカオクアがかなり細かく挽かれていて粉末に近い状態。
だからこそものすごい沢山入っていて香ばしさったらものすごいです。
辛さも強くないようにみえてあとからじわじわキマス。
木場のカオマンガイ専門店 Puiの上品なタイ料理とま逆を行くのですが浅草のMONTEEほど現地っぽさぎりぎりぶっちぎり場末感はない。
まさに、タイの人の喜ぶ味すなわち私も喜ぶみたいな味でした。
トイレに行っている間に友人が追加でトムヤムクンラーメンを頼んでくれて。
これがまた美味しいの。
マッシュルームさへ入っていたらパッタマーのに匹敵するくらいの衝撃でした。
ああ、この怪しい空間に営業していること自体がもはや罪だよねぇ。
しかも夕方5じから明朝5時までなんて営業時間。
なぜに、ランチをやらないと、説教垂れたかったのですが、日本語がつたなく、英語でもダメだったので諦めました。
夜に通い詰めます。
こんな場所に一人でいったら恥ずかしいけど、そんなことかんけーねぇってくらい。
感動でした。
次回は腹ペコキッズ、0次会からこってりお腹いっぱいまで堪能したいです。
こんだけのロケーションでもキャバクラやクラブのオネエサンの同伴には絶対に使われなそうな感じなので、安心して(爆)利用できそうです。
9位
2回
2016/01訪問 2022/05/19
かつて當店を好んで
よく通っていた。
立ち飲みなのに割烹崩しみたいで
日本酒もあっていつもホンモノを知る 一軍たちが集う場所であった。
仕事の都合でこちら方面に行くことがなくなってしまい
いつしかご無沙汰してしまった。
久しぶりにと訪れたのは2016年1月
ディナーまで時間があったので待ち合わせの時間つぶしで0次会利用。
以前のメニューに比べて見劣りするしなんだか活気がなくなってしまっていた。
魅力的なメニューも今はなし…
あんなにいつも満席で賑わっていたのが嘘のよう。
そして、その後閉店されたようだ。
ザソネソでならない。
2010年1月訪問
ランチデビュー
あいさつ回りで水道橋近辺にいたので
ランチに訪問してみました。
後からわかって失敗したのですが
合いがけ丼(烏賊納豆)と納豆だけ、烏賊だけのメニューと思い込んでいて
合いがけ丼を頼んだ後に店内にマグロ丼があったことに気づき後の祭り。
でも、出来上がった丼を見て感動しました。
透き通る烏賊。ぷりぷり感がありおいしいです。
丼せんようのつゆも置かれています。
納豆と混ぜるとヘルシーでお腹にもやさしい。
新年早々おいしい味でした。
ちなみに夜の券も使えるそうです。
カードもってればお得。
2009年10月のレビュー
写真追加
以下は2009年9月のレビュー
忘れていた写真追加。
エイリアンみたいです。(笑)
ほぼ月一で伺っています。
撮りためていた写真をアップします。
注文カウンター前の四角いカウンターは常連さん席です。
いつも賑わっており、ほぼ月一で伺っているため仲良くなって顔を覚えていただいています。
おやっとさあというピンクの焼酎のボトルに描いてあるおじさんの顔そっくりの方とドナルド・サザーランド激似のセクシー部長、いつも釣りバカ日誌のはまちゃんのベストみたいなのを着ていらっしゃる方など、ネタが切れない長時間立ち飲みし続けられる飲み友達ができました。
昨日はやや遅めの訪問、そして金曜日ということもありアテがほとんど品切れ。
さんまの甘露煮と鮭とば、なんかを摘まんでいましたらなんと 牡蠣の塩辛なるものが。
やヴぁいなんてもんじゃないです。
酒飲みにはたまらないアブサン並みの中毒性を持っていました。
秒殺でなくなってしまい、そっこーアンコーラしました。
二度目はお箸で小さく切ってちまちま食べます。
少々体調が悪くて、ビールだけで帰ろうと思っていたのですが
すっかりとスイッチが入ってしまい、気が付いたら司牡丹を6杯も飲んでいました(苦笑)
帰りかけていた常連さんを捕まえて飲み続け、ひどい酔っ払いおやじの絡みっぷりと変わらないくらいしがみついていました。
美味しいお酒が一番ですよね。と
会話は途切れぬまま時間が過ぎていき、気が付いたら今日も2時間立ち飲みってしまいました。
ああ、水道橋方面は方位除けしないと、、、。
でも引力には逆らえずまたイッちゃうんです。
以下は2009年4月のレビュー
お友達と待ち合わせ中に飲んで待ってようと 水道橋で食べログ調べていたら見つけて入ってみました。
飯田橋、神楽坂にも近いこの街は高くないのにスタイリッシュなお店が多いようです。
雅楽といいここといい。
立ち飲み屋さんなのにかっこいいんです。
新橋の立ち飲み 竜馬みたいなお洒落さを持ち合わせていました。
でも、板場というか調理場は昔のレトロな氷の冷蔵庫や自分でお酒を注ぐスペースがあったり。
やや混雑していて9割くらいの入りになっている店内に すみませんダークでお願いします
バリで(笑)お邪魔させていただいたら、いわゆる常連さんたちの卓だったようです。
でも、「袖振り合うも多生の縁ですよねぇ。どうぞどうぞ」 と快く混ぜてくださり、
一緒に杯を傾かせていただきました。
一瞬で和んで、お話をさせていただいたりこんなところが立ち飲みのいいところだと思いました。
常連さんの懐深さとフレンドリーさはまるで木場の河本さながら。
こういうところって落ち着きます。
でもホッピーは三冷ではなく氷がどっさり。
待ってる間になくなってきてホッピーだけを足したら薄うすになってしまいました。
後から来た友達の芋焼酎を入れさせていただいたら、あり得ないくらい素晴らしい味になりました。
ホッピーは芋で割ってはいけないということがわかりました(爆)
つまみは面白いネタが満載でした。
最初のお刺身とウニは取り忘れたのですが、ウニが激ウマ。
北千住の徳多和良に近いぐらいの本格的な味でした。
さんまの子供、針子があったり生からすみ、にしんの切り込み麹漬けになっているのがあったりと
かなり堪らないメニューでした。酒好きには。
とどめはイカ納豆。
えええええ。納豆と烏賊?!と思ったらかなり美味しくて次の日に家で作ってしまいました。
冒頭でも書いたようにお酒は自分で注げます。
常連さんの教え通りにカウンターで注ぐのではなく自分の席にグラスを置いて、表面張力ギリギリまで入れるのがお得です。
まさにアル中みたいな気持になれてまた気持ちイイ(爆)
こういうお店はいつまでも大切にしたいと思いました。
10位
2回
2017/02訪問 2017/07/18
2017年冬の金沢 その5 金沢の朝はとろろおむすびに決めている。
ジャーマンベーカリーで、一度なくなってしまったちくわパンに、運命の再会を果たした後
今度は、踵を返して駅の中央改札の奥、海側に面した出口付近に向かった。
かつて、そこにあったのはセブンイレブンではなくハートインというローカルなコンビニであった。
その店内の奥に、イートインも携えたおむすび屋さんがあったのだ。
いつのまにか、別々になって外に出されていた。
隣にはお弁当コーナーまである。
こんなのって前のと違う!
こんなのってここじゃ食べれない。
迸る涙を無言で抑え、僕はとろろおむすびとノドグロおむすびと出し巻き卵とお味噌汁を買った。
ホテルの部屋に戻り
まだ暖かいとろろおむすびをほうばると、
昔となんら変わりのないやさしい味が僕を包んでくれた。
そして、雪から雨に変わった窓の外に向かって叫ぶ。
金沢の朝はとろろおむすびに決めている。決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。 もしあるとすれば、お味噌汁は缶詰じゃないのが正解だ。
2013年2月再訪
写真追加
尚、当店の料理等の詳細なコメントについては別掲のシャシンないし、シャシンのコメント欄に当たって頂きたい。
以下は2009年8月訪問時
loropianaさんとnao-sannが大層お気にめされていらっしゃるレビューを上げておられたので
気になってしまい、巡礼。
ほぼ1年前に金沢に来た際にこのコンビニを利用していたのですが。
その時は知らずに素通りしていました。
なんともまぁ。
前日、a.k.aでコテンパンにやられ、口直しに漱流に行って、
口を洗うつもりで頼んだマティーニが思いの他量が多くて、結構回ってしまい、
朝起きてからも頭痛が消えなかったのは、きっと昨日長距離運転して疲れていたせいだと
自分に言い聞かせて、
あ、そういえばおにぎりが食べられるコンビニがあったんだ♪と
ぐるぐる回る頭を振りながら、友達を無理やり連れていきました。
たぶん、日本全国探してもその場で作ってくれてしかもアツアツのおにぎりが食べられるコンビニなんでここしかないだろう。
と、明言できるくらい、稀有です。
それでいて最高のサービス。
で、一個140円ですよ。
朝から寝ぼけてますか?と自問自答してしまうくらいです。
お約束なので、とろろむすびを。
あと、きんぴら。
やっぱりお味噌汁よね。と追加しました。
パックに入っているのですが、とても温かく、ふんわりとしています。
ふわふわのとろろこんぶはゆらゆらと揺れていて、食欲をそそります。
もっと最高においしいおむすびはどこにでもあるとおもうのですが、
この感動はなかなかあり得ないので、
次回からも金沢に行った際は必ず行きます。
癖になること間違いなしです。
好きなレストラン10件挙げてと言われても、そう簡単に出てこないよ。
と 思ったのですが。見返してみてもいいかなぁと思い選んでみました。
当初は各ジャンル1店と決めようかとも思ったのですが、それよりも印象、インパクト、味ともに今年は感動したというお店に絞ってみました。
何度も利用させて頂いてアップダウンを考慮した上でやっぱりこれと思ったお店にしました。
かならずしも高級ではありません。
むしろ逆だったりしますが、本当の意味で満足出来るお店ってあるのだなぁと思わされたところです。