2回
2013/05 訪問
ダッチオーブンに特化した珍しいビストロ【再訪多数、追記 新生煮込ミニヨンは岡田将生風味。】
【再訪多数】
2013年5月再訪。
近々ミニヨンのシェフがサンパミニヤンに移り、新しいシェフになるらしい。
胸に葡萄のマークをつけたイケメンがワインをチョイスしてくれた。
現シェフと話したら、その岡田将生似のイケメンが新生シェフになるらしい。
元々イタリアンで腕をふるわれていたらしい。
調理場に立ちながらきちんと、カウンター越しに営業してる姿は
だいぶ慣れて来ているように思えた。
木村カエラちゃんヘアーの、目ヂカラが素晴らしい可愛いおねぇちゃん。
(オーナーからは若女将と呼ばれているらしい。(笑))がバイトながらかなり活躍して采配を振るってる姿なんかみると、第三時ミニヨンスタイルが確立で来てるのがうかがえた。
近々新生シェフになったら
また、彼の味を見に行きたいものだ。
間違いなく一階カウンターは女性客で埋め尽くされているだろうから。
2012年12月訪問。
りえシェフがミニヨン サカノウエに移り、シェフが替わり味もばらつきが出てきたように感じられた。
暫く新しいスタイルが確立出来きれていないなぁと思っていたのだが、最近 煮込み料理に特化した新しいミニヨンに生まれ変わったらしい。
山利喜 本館みたいな煮込みだよ、と言われていたので行ってみた。
11月の中旬に一度、そして先週末再び行った。
スタッフが入れ替わり、シェフくらいしか知らなくなっていたが、今度は男性スタッフが多めで、エネルギッシュでスピーディな装いになっていた。
相変わらずお客さんは沢山で、一時期女性客が非常に多くなってオサレ系な雰囲気の時期もあったのだが、ここのところは男性客も半々ぐらいになり、また以前お会いしたことがある定連さんに再び会ったりと。すっかり本来のミニヨンのあるべき姿を取り戻していた。
煮込みはテイルと臓物の2種類あり、熟女卵(半熟)も付けられたりとなるほど考えたなぁという印象。
煮込みやエスカルゴなど男性の好みそうなメニューが満載で、カウンターで赤ワインと、、、。というビストロスタイルがぴったりしていた。
三店舗の中では一番お手頃でちょいのみスタイルに合うお店なので、がっつりというよりは一杯やっていこうかというときに適していると思った。
それぞれがテーマを持ったお店作りが確立でき、これからもまだまだ発展しそうだなと、また渋谷に通う口実が出来そうだ(笑)
しっかり予約してダッチオーブンを堪能するのもいいのだが、予約無しでぷらtっと立ち寄れる。
そんなお店がひとつあってもいいもんだ。
2月27日再々再々・・・訪問
【コリン・ファレル返上。しっかりシェフに。】
早いものでこの2月でminiyonが1周年になりました。
ので、お祝いを兼ねて食事に行きました。
りえさんがminiyon sakanoueに常駐することになり
ここは以前アシスタントであったゆうとさんがシェフに昇級。
初めは味、オペレーション面で不安定なところもあったのですが、
久しぶりにがっつり堪能してみて彼の頭角がめきめきと現れて来たことを体感しました。
初めて会ったときはコリン・ファレル似のイケメン店員(笑)
という印象だったのですが、miniyonにはいなくてはならない存在になり、
りえさんが移動してから責任感と彼の才能が花開いて来ました。
今日はお任せでお願いしますと、
とりあえず冷や奴から。
前回、miniyon sakanoueで冷や奴の事をちょっとコメントさせていただいた影響で作り置きしていたのが
以前と同じ注文が入ってからに戻っていました。
やっぱりめんどくさくても一回一回手間をかけて作っていただいた方が抜群に美味しいし、感動します。
基本のお豆腐は変わらないのですが、上に乗っている物が毎回変わるので季節に合わせて違いが味わえるのでいつ来ても最初は冷や奴を頼みたいと思えるのです。
今日はコロダッチ3連発でイカせていただきます。(爆)
と、ゆうとさんがお任せで作ってくださいました。
最初はトマト、ポテト、オニオン、チーズなどの野菜コロダッチ。
ほくほくなのにトマトのジューシーさがスプーンを入れた瞬間につぶれて野菜汁になります。
さっぱりなのに素材の旨味が充分出ています。
次はカスレ
衝撃の味です。
なんと豚肉と鶏の皮が入っています。
そしてたっぷりのレンズ豆。
ほくほくのレンズ豆がまるでポテトのようにふんわりとしていて美味しいです。
厚めの豚肉がとても香ばしく、たっぷりのオニオンと絡まって味が染みこんでいます。
鶏皮はあえて皮の一番香ばしい部分だけが入れられていて一度グリルしてパリパリにしてから
コロダッチに投入したのではないでしょうか?!
この組み合わせの意外さを上手く料理してしまうことで改めて彼の力量とアイディアの深さを知ることになりました。
〆は釜飯。
小ぶりの牡蠣がたっぷりと入っていてねぎもあり彩りが綺麗です。
ほんのりおこげがなべ底にあり、ぱりっとしたお煎餅状態なのを石焼ビビンパみたいに混ぜて食べるのがとてもいいです。
釜飯の出来も最高によく、またしても彼の腕を感じるのでした。
りえさんのレシピを忠実に守りつつ、でも彼の味が出てきたので大変いいと思います。
新生miniyonが益々発展することを願いその日も満足して帰路に着くのでした。
2010年1月今年初訪問。
年始のご挨拶を兼ねてminiyon
miniyon sakanoueを訪問。
珍しいサフランジンを頂きました。
あの、ジンのツーンとした苦みの強い香りが柔らかくなっていて、色もカンパリソーダのような綺麗なオレンジピンクです。
ドライフルーツとともに。
2009年12月29日
今年最後の訪問です。
miniyonminiyon sakanoueと続けざまに訪問。
りえさんがサカノウエに常駐しているのでユウトさんがシェフになっていました。
予約なしで18時ごろにお邪魔していたのでカウンター立ち飲みになってしまいましたが、それこそがminiyonの醍醐味。
ダッチオーブンスモークを頂いて、ビールと一杯目のワイン(笑)を頂きました。
しっかりと渋谷の街に根付いているので、これからも応援し続けたいお店です。
2009年10月30日再々再々再々、、、、訪問
【今日の貴女は最高だったよ】
かなり上方修正させていただきます。
開店当初から定点観察させていただいているのですが、8カ月強経って、季節が移り変わりました。メニューも季節によってさまざまに変化しました。
ちょっと浮気したりしたけど、やっぱりここが一番です。
2009年で一番感動したのはどんな高級店や有名店でもなくここminiyonです。
いつもそこにいてくれる恋人のような、お兄さんのような、お姉さんのような。
家みたいです。
この日は里芋と銀杏、おまかせのダッチオーブン、チキンをお願いしました。
金曜日と言うこともあり混雑至極なのですが、かなりオペレーション面が解決されていました。
時間がかかるのは重々承知しています。
でも、タイミングとかお客様を飽きさせない演出というか動きがかなり滑らかにしみ込んでいました。
以前は若干、大混雑時に心配してしまうような一面があったのですがそれが全くなくなって、余裕を持ってお客さんの顔を見られる形態になりどっしりと構えられるようになってくれたことがとてもうれしく感じました。
銀杏が、どっさり入ったコロダッチ。
こんなにたべたら絶対鼻血でちゃうとおもったのですが、
独特のあの臭み苦味が嘘のように消えていました。
無言で殻を割って食べるみたいな状態でした。
うーん、でも食べすぎてムラムラしちゃいます。
女の子を落としたい時はいいかもしれません(爆)
里芋は栗かサツマイモかと思うくらい甘くてうまみが凝縮していました。
相変わらずのお料理に脱帽。
その日はオーナーさんが不在でしたが店長さんが新しいワインを勧めてくれました。
カウンターでお隣になっておじさまと会話を楽しんだりと、まさにビストロの醍醐味を思う存分味わえる本物のお店です。
11月20日についに2号店miniyon sakanoueがオープンするそうです。
そちらはどうなるのか気になるところですが、
私はやっぱり、りえさん一筋で愛し続けて行きます(笑)
2009年9/4再々再々再訪問
【やっぱり本妻が一番です。m(__)m】
水曜日に日本橋のstoveに行ってダッチオーブンを堪能したら、
食べ比べじゃないですが、miniyonにも行きたくなって行きました。
のっけは冷奴で度肝を抜かせて(笑)
今日のは夏バージョン。
アスパラかと思いきや、じつはクレソンでした。
ほろ苦さと香ばしさが入り混じって旨い。
ダッチオーブンはお任せでまずはアサリとトマト。
クラムの出汁がよく出ていて最後の一滴まで飲み干せます。
豚肉が入ったオクラと里芋のダッチオーブン。
ほくほくした触感がたまらないです。
やっぱり私が最終的に戻ってくるのはここ、本妻のもとだと確信しました。(爆)
2009年8/22再々再々再訪
写真追加。
以下は2009年2月
2月にオープンしたてのお店らしく 知らずに渋谷を徘徊していたときに見つけた。
ちょっと用事があってまた渋谷に夜に行ったので、思い出して再訪してみた。
もともとホットモットの店舗だった所をたぶん自分たちで改装したような店の造り。
きっと、もっとしっかりとしていたであろう内装を全部引きはがして骨と皮だけにした、という言葉がまさに当てはまるようなそんな荒削りだけどこだわりが感じられる。
店の前には桜の木の枝をかなり大ぶりに切ってこれはもう、活け花というかFlower artsよね。って感じの活け方をしていて つい足を止めてしまった。
1Fはカウンター(椅子あり6席)と、大混雑したらたぶん立ち飲み用に使うこと前提としている小カウンター。
2Fはテーブル16席程度。
1Fの利用のみだが、下のほうが十分店の良さを堪能できる。
おそるおそる座ってざっと店内を見回すとカプセル型や球形の鉄のダッチオーブンや、ルクルーゼが置かれている。
焼き物系得意なのかなぁと 直観。
コリン・ファレル似のイケメン店員がにっこりとはにかみながら今日のお勧めはアスパラです。と、勧めてきたので、頼んでみた。
出来上がりに時間がかかるようで頼んだビールは一瞬で消えてしまった。
かなり大きくて太くて立派で、一見すると硬そうな本当にしっかりとしたアスパラ。
「素材そのもののなので、味付けを特にしておりません。お好みでお塩をどうぞ、もの足りなかったらオリーブオイルか、バターをお出しします」と、女性シェフがサーブしてくださりながら一言。
あえて、塩のみで食べてみた。
驚くほどフレッシュなのにちゃんと焼けててやわらかくなっていた。でも、ふにゃふにゃでなく。
歯ごたえが残っている。
ダッチオーブンあっぱれだ。
勲賞のように腕にオーブンの焼け跡をつけている女性シェフとカウンター越しに会話を重ね、お次はテリーヌ(田舎風パテ)を頼んでみた。
田舎風という言葉が似合うような少々不格好だけどレバーの臭みが見事に消えていてしかも塩分もかなり抑えめ。やさしい味だった。
ピクルスはコリアンダー風味と謳っているがそこまでコリアンダーシード全開でなくほのかに香る程度。
あっさりしていていい。
前回訪問時はリエットを頼んだが、これは少々塩が物足りない感じがした。
ビストロと言っているが、もともとデザートをやられていたシェフなのでなるほどオーブンの使い方がとても上手。
コンフィなどのメニューもあり、たぶんそれなりにフレンチで修業されたんじゃないかなぁと推測された。
それとここは全体的にお酒が安い。
(渋谷駅から大分歩いたところにあるので)
生ビールとグラスワイン500円、フランスのシードルなんかもある。
フランスワインは600円だが、カベルネソーヴィニヨンとシャブリで、どちらも辛口で美味しかった。
後で調べたら、オーナーさんは日本ダッチオーブン振興会の理事さんのようだ。
そんな雰囲気は微塵も感じられない、マッチョな二の腕をもったムキムキマンといった様子だった。
ちょっと、ここはしばらく通いたいなぁと強く思い、渋谷に行く理由を作らなければならないなぁ、、、。と思ってしまった。
頑張っているから是非応援してあげたい、そんな素敵なお店だ。
カマンベール
三店舗のショップカード
煮込み
どろーり
テイルアップ
煮込み卵つき
キノコのやつ
つぶします
冷や奴 作りたてが復活しました。
野菜のコロダッチ
カスレアップ
パテ 大きな胡桃が沢山付いています。
豚アップ
鶏皮アップ なんと鶏皮が入っています。
牡蠣の釜飯
焼リンゴ
焼リンゴアップ
ワイン達
ワイン
エチケット
サフランジン
トマトのピクルス
トマトピクルス アップ
イチジクと干しぶどう
うずらアップ
燻製牡蠣とうずら卵
ブロッコリーとアンチョビ
ブロッコリーとアンチョビ アップ
牡蠣アップ
ベーコン
野菜アップ トマトをつぶすとジューシーな野菜汁が。。。
カスレ
銀杏
銀杏アップ こんなに食べて鼻血でそう。でも、実際むらっとキマシタ(爆)
今日のカウンター
小里芋
里芋アップ まるで栗かサツマイモみたいに甘くてほくほくです☆
おまかせコロダッチ
チキン 全体
チキンアップ
パプリカ
パン アップ
今日の冷ややっこ
ひややっこ 上に乗っているのはアスパラではなくなんとクレソンです。
ダッチオーブン あさりとトマト
ワイン
野菜盛り合わせ
失念
ダッチオーブン りえさんスペシャル
お豆がほっこり
マヨネーズと塩
ラディッシュ
ラディッシュとトマト
釜飯
ワイン
新メニュー
パテ ド カンパーニュ
シュークルーとぜんたい
シュークルート アップ
ダッチオーブン焼き ホタテとキャベツ
フォカッチャ
ラタトゥイユ
いろいろ野菜
砂肝とキノコ
砂肝とキノコ アップ
ビーフストロガノフ全体
チョコパン
枝豆 ダッチオーブン焼き
手作りパン
冷奴カプチーノ仕立て
冷奴全体
アスパラ
ダッチオーブン
コリアンダー風味のピクルス
リエット 拡大
カウンター
ビーフストロガノフ
ダッチオーブン 豚肉、オクラ、サトイモ
2013/05/19 更新
2009年の春先。
並木橋の交差点を通った時に
目黒川か隅田川のほとりを歩いているかのような錯覚を覚えたのが始まりであった。
大き目な桜の木の枝を二本ちょん切ってきて、明治通りに面したそのエントランスにまるで鳥居のように
2本の桜の枝がしだれていた。
その、みごとな桜に誘われて私は此処に吸い込まれたのであった。
それから、幾日かをそこで過ごし、
それから何か月かごとにそこに通って。
やがて、ひとつだったのかふたつになりみっつになり
そこで多くの人が交わり、通り過ぎ、また多くの人が集まるのであった。
しばらくして、会社が変わり
また、会社が変わり。
そこに行けなくなる時間が増えたのだが
渋谷と言えはいつも此処が胸に浮かぶのであった。
本格的にワインに興味を持つようになって、
此処でワインの勉強をさせていただき、
いくつもの酔いの時間を宵に過ごした。
ミニヨン。すべては此処から始まった。
今の仕事で、目黒と恵比寿によく来ることになって
夜の帳が下りる頃解放されたのならば、
一目散に右手を上げて行先を告げるのであった。
「並木橋の交差点までお願いします。」
交差点に到着したら、待っていたかのように
バケツをひっくり返したような大雨
慌てて店内に滑り込む。
暫く行かないうちに最早浦島太郎状態。
変わらないのはそのお店の建物と
さらに、年季が入って飴色の柱や白い壁がほんもののアイヴォリーになっていることくらいで。
あとは、新しい風が吹いていた。
以前のようなアラカルト中心のメニューからセット中心になっていたり
グラスの種類が減ってはいたものの。
ダッチオーブンの料理は健在で野菜たっぷりのを攻めた。
前菜の盛り合わせをお願いしてあとは野菜のダッチオーブン。
前菜の中からは海老と鶏のハム、燻製卵のポテサラが逸品だった。
黒板に目についた子供ピーマンが入っていたコロダッチも野菜の旨味が充満していて相変わらず美味しかった。
シェフが幾人か変わって世代交代しているのだが、りえさんの遺伝子は着実にお店に根付いていることがわかり、其の意志を継ぐ者たちの今後の活躍に期待しつつ。
やはり、ぷらっといきなり行きたい私には此の始まりのお店が原点なんだと思うのであった。
カウンターから眺める土砂降りの交差点とともに。