MATU.さんのマイ★ベストレストラン 2011

友人の結婚披露宴でお邪魔しました。

素敵な一軒家のレストランです。どこまでが敷地か解らない程、広い庭園がいいですね。
入ってすぐの所にショップがあって、パンなどを買うことも出来ます。

アミューズ
自家製生ハムの小さなピサラディエール

熱々。生ハムの小さなピッツアみたいな感じ。お腹がすいていたので
ちょうどいい感じでした。

前菜
いろいろな魚介のセルクル仕立て
イクラとタラバガニの外子のせ、アスパラのムースと共に

見た目が非常に美しいです。タラバガニのはいったジュレがおいしいです。
外子もいいアクセントになっています。上にのっている、アワビ、エビ、イクラも
それぞれにおいしいです。

パン
フレンチアルプスの天然水とリマーニュの小麦粉
地中海の海塩で作った自家製プチパン

焼きたてでおいしいです。

スープ
ホロホロ鳥のコンソメとそのリエットを詰めたラヴィオリ、ヴィンテージシェリーの香り

コンソメは出汁がものすごくよく出ていて、濃厚にしてすっきりした味です。これはかなり
いいコンソメですね。ラビオリもうまい。

魚料理
カサゴのポワレ、ガスパチョ風味のクスクス
野菜と揚げ湯葉のプリスピーのせ。完熟トマトのソース

これも、見た目が美しい逸品です。カサゴの塩味がちょっと弱かったのが残念ですが、
シャキッと歯ごたえを残した野菜、ほどよい味のクスクス、揚げ湯葉と揚げ野菜の
クリスピー感など、どれもすばらしい食感です。

肉料理
牛フィレ肉のポワレ、ホホ肉のクロケットのせ
グラスドヴィアンドとペルジャード、2種のソース

肉は噛むとうまみがあふれてきます。クロケットもしっかりとした食感でおいしいですね。
お肉にのっている野菜も、見た目が美しく、濃厚な肉の味をさっぱりとさせる効価があります。


デザート
なかなかかわいらしい、ケーキにアイス。おいしかったです。

とにかく、お料理はどれも見事に美しいです。普段はやらないのですが、思わず同じ料理を
何枚も撮してしまいました。（笑）


ワイン
乾杯　　　Taittinger
白　　　　　Chateau D'Arueyres
赤　　　　　SIRIUS Merlot et Cabernet Bordeaux
デザート　Burg Layer Schlosskapelle Kabinett Nahe

乾杯はシャンパンで、おいしくいただきました。白ワインは、酸味と果実味が爽やかな
感じで、飲みやすいワインでした、赤もフルーティーでおいしかったです。
最後は、新婦からのプレゼントです。彼女の好きなピーロートブルー。
結構甘いのですが、おいしくいただけました。

とにかく、庭園が広くて、いろいろと探検が出来ます。カメラを持っていると
そこら中がシャッターチャンスなので、こちらに行かれる方は、是非早めに行って
いろいろと写真を撮るのがいいと思います。もちろん、建物の中もいろいろと
すばらしいので、こちらもお楽しみに。

お料理もすばらしいので、何かの記念日にでもどうぞ。
レストランのレビュー500件目の区切りにふさわしいお店でした。

なんか、結構間が空いてしまいましたが、久しぶりにお邪魔しました。
別に、いつも満席ということはないので、もっと来てください、みたいな感じです。

今回も、おつまみ付きでお願いしましたが、以前よりメニューが変わりました。
お決まりがなくなり、おまかせのみとなったようで、お寿司のみのリーズナブルな
メニューは無くなりました。以前の、おつまみつきの時と比べると、お値段が少し
上がったようですが、おつまみの品数も、お寿司も増えているので、むしろ得した気分です。

おつまみだけ、写真を撮ってみました。
もずくは、沖縄産ではなく、変わった食感でおいしい。平目はねっとりとしてて、こぶ締めかなと
思ったのですが、塩で〆たようです。これは、味も身もしまっていい感じでした。サンマに
のどくろと、おいしくいただきました。

握りは
アオリイカ
コハダ
鯖寿司
トロ漬け
ハマグリ
中トロ
雲丹
いくら
海老
穴子
玉子
かんぴょう
だったような気がします。大変満足しました。今度は近いうちにまた来たいです。
2011年9月訪問
八王子の繁華街の端っこの方に、ちょっと前からひっそりと佇んでいる
お寿司屋さんです。

お店の中に入ると、さらに扉が一枚あって、高級感のある店構えですね。
店内は、カウンターのみで、8席ほどです。ネタケースのないカウンターは、
高さも低くて、板前さんとの距離も近く、親しみやすい感じです。

お店は大将と、奥さんでしょうか。お二人で切り盛りされているようです。
大将は、まだ若い方で、非常に感じのいい方でした。ですから、お店にBGMは
ありませんが、お寿司屋さんにありがちな緊張感はほとんど感じることはありま
せんでした。また、席にはお醤油や小皿はなく、お寿司はすべて煮きり等で
味付けされた状態で出されます。私の好きなタイプですね。

注文してからすぐトイレに行ったのですが、ちょうど奥さんがビールを持って来る
タイミングでした。申し訳ないなと思っていたのですが、トイレから戻ってみると
席にビールはなく。席に着いてから持ってきてくれました。

トイレに行っている間は料理を出さないってのは、吉野家でもやっていることなの
ですが、超一流店でもこれを実践しているお店はほとんど無いですね。このお店の
サービスの良さが感じられました。

お任せのメニューは
握り1人前
10貫　巻物　　　　　　　　　6300円

おつまみ、にぎり寿司
おつまみ3品　8貫　巻物　8400円

注文は、握り1人前にしました。
飲物はヱビス生で。


イカ
包丁が細かく入っているので、歯ごたえがありながらもシャリと
口の中で一体になって味わえます。シャリもほのかに温かくて
ふっくらとしていておいしいです。こちらは煮きりではなくお塩で
いただきます。

ミル貝
肉厚ですが、ちゃんと包丁が入っているので、さくっとした歯ごたえです。

棒鯖
輪切りにしたものを、海苔で巻いて食べます。ねっとりとした鯖寿司と
海苔のぱりっとした歯ごたえ、香りが加わってすばらしい味です。

この辺で、黒龍純米吟醸　1合

鰺
これも、きれいに包丁が入っていて、きれいに握られています。
脂が乗っていておいしいです。

小鯛
〆た鯛です。身は柔らかく、シャリとの相性もいいです。

コハダ
いい感じの〆加減でおいしくいただけます。

トロ
おいしいですね、中トロぐらいでしょうか。ちゃんと握ってあるので
見た目もきれいです。

金目鯛炙り
表面は香ばしく炙られて、中はちょっと生で、もちっとしていて、うまいです。

車海老
茹でたてのエビの殻をむいて握ってくれます。握りの形も美しいですね。

平目　追加で注文
もちっとして鮮度が良い感じです。シャリとのバランスが良くて食べやすいです。

穴子　追加で注文
炙りたてで熱々です。柔らかくて、とろけるようなおいしさです。
煮詰めの味もいいですね。

いくら
小ぶりですが、海苔の量と、イクラ、シャリの量の割合がいいので、
おいしく、そして食べやすいです。海苔がおいしいですね。

カンピョウ巻
すこし味が濃すぎかな。でもおいしいですね。　結構量が多いので
ここでお腹も満足出来ます。

玉子
甘くておいしいです。

それなりに、お腹も満足できました。こちらのお寿司は総じて握りが美しいですね。
よくある銀座のお寿司屋さんの写真よりも、きれいなお寿司です。ネタにはすべて包丁
が入れられていて、しかも小ぶりなお寿司で食べやすく、シャリとのバランスもいいです。
空気を含んでふっくらと握られたシャリは、ネタとともに、お口の中でとろけます。
まさに、これが本当の江戸前寿司ですね。

握りも、こちらの食べるペースに合わせていいリズムで出していただけました。大将は
そんなに話しかけてくることはないですが、いい感じの、コミュニケーションがとれる
感じです。

超お薦めのお寿司屋さんです。

2011年9月再訪
軽く、お好みでいただきました。

2011年10月再訪
おつまみ＋握り　8400円のコースをいただきました。

おつまみ
クエ　湯通し
蒸しアワビ　キモとウニ
カマス焼き
イカの印籠詰め
イクラの茶碗蒸し

イカの印籠詰めがおいしいですね。アワビもいいです。


握りちょっと忘れましたが、

イカ
大トロ

棒鯖
小鯛
鰺
車海老
？
？

追加　金目鯛炙り
追加　ミル貝
追加　イクラ

カンピョウ巻
玉子

おつまみがすごくおいしかったです。これなら握りだけよりもコストパフォーマンスが
いいですね。これからは、おつまみ有りにしようと思います。

2012年2月再訪
久しぶりにお邪魔しました。3ヶ月に一回はいこうと思っているのですが
ちょっと間が空いてしまいました。

注文は、おつまみ＋握りのコースで

さより昆布締め
タラ白子
カワハギ肝合え


スミイカ
金目鯛炙り
車海老
コハダ
中トロ
小鯛
棒鯖
穴子

追加
いくら
赤貝

カンピョウ巻
玉子
金目鯛のお味噌汁

おつまみは、カワハギがおいしかったです。握りはいつもながら
おいしいですね。

今回はお味噌汁を頼みましたが、これはなかなかおいしかったです。
つぎからは、必ず頼もうと思います。

2014年6月訪問
今回もおつまみ付でお願いしました。

目黒区の高級住宅街の中にある、一軒家のお店です。お昼は楳心果という、
和菓子屋さんとして、営業していますが、夜は紹介制の和食のお店になっています。
写真は、シャッター音がなければOKということで、撮影させていただいております。

予約した時間にお店を訪れると、門の外にお出迎えの方がいらっしゃいました。当日は
結構寒かったのですが、さすがですね。見たところ、立派なお屋敷という雰囲気の門構えです。

暗いので、懐中電灯で照らしてもらいながら、階段を上がり、玄関まで案内してもらえました。
大きなのれんをくぐると、入り口がガラス張りの、美しく輝く邸宅が現れます。

中に入って、ちょっと待合室で休憩です。しばらくすると、通常営業で使っているお部屋に
案内していただき、ちょっと、見学させていただきました。その後、奥の席に案内されました。

案内していただいたのは、まな板の延長がテーブルになっている、シェフズテーブルという
カウンター席です。この日は、お庭の見えるテーブル席に数人のお客様がおられるだけで、
後は、私たち2人だけの様でした(まあ、他の個室はどうか解らないのですけど)。

お食事はコースで13000円のみです。メニューを見せていただきましたが、お飲み物は、
日本酒、ワインなどいろいろあるようです。ここでは飲み物のコースもあって、お料理に
合わせていろいろ出していただけるようです。

ワインのコース、日本酒のコースが5000円。お茶のコースが3500円でした。

和食なので、日本酒のコースにするべきなのですが、どんなワインを合わせてくるのか
興味があったので、あえて、ワインのコースに。アルコールの飲めない連れは、お茶の
コースとしました。

最初に梅出汁が出てきます。このお店の料理はこんな出汁で作っていますよと言う
紹介でしょうか?　　今後のお料理が期待できるおいしいおだしでした。

季節の野菜　聖護院大根　　
聖護院大根は、煮るとすごく柔らかくおいしくなりますね。出汁がおいしいので大根が
更においしく感じます。一緒に付いている生姜の風味が最高で、大根の味を引き立てます。

子持ち昆布　　香箱ガニ　外子　あんかけ
カニの外子は、うまみが凝縮されていて、おいしいですね。かにの身もうまみが濃いです。

中に鱈の白子が入った餅　
これも出汁が効いていますね。白子餅はうまみがすばらしいです。

お造り　本まぐろ　平目　スミイカ　
マグロがねっちょりしておいしいですね。お刺身は目の前のテーブルで作っていただけます。

甘鯛　あんかけ　菊菜
鯛の身の甘みがすばらしいです。やはり、あんかけの出汁もおいしいです。

そば　ゆず和え
ゆずの風味が良かったです。そばも腰と風味があって、なかなかでした。

寒鰤とネギと厚揚げの鍋　八丁味噌仕立て
鍋は目の前で作っていただきます。脂ののったぶりの身に、八丁味噌が負けていません。

しじみ汁　梅ご飯　百合根　土鍋炊き　香の物
〆のご飯は梅の風味と、柔らかくほっこりとしたゆり根の風味が素敵でした。
おなかがいっぱいで残った物は、おにぎりにして、お土産にしていただけました。

お口直しは皮まで食べられるブンタンです。

最後のデザートはの和菓子は、目の前で作っていただけました。職人さんが、練り物を
切ったり伸ばしたり丸めたりしていると、どんどん形が変わっていきました。見ていて
飽きないですね。食べてもおいしかったです。一緒に出てきた、お抹茶も良かったです。

お茶は食前には　スパークリング茶。それから　　手もみ茶はアルコールランプ付きで、
その他、生姜茶や大葉茶など。料理に合わせていろいろ出していただきました。

お酒の方は、食前酒に　シャンパン　アンリオ・ブリュット　白ワイン　ブルゴーニュ・アリゴテ、
シャブリ　プルミエクリュ　ヴァイヨン・ヴィエイユ・ヴィーニュ、　そしてお作りには日本酒で、
洌（れつ）純米吟醸　　再び白ワイン　asatsuyu あさつゆ - KENZO ESTATE、　　赤ワイン　
RUBINO　Val di Cornia Rosso　でした。ワインはグラスの中が減ってくると、どんどん
ついでくれますので、ある意味飲み放題のようでしたので、かなりお買い得でした。

まあでも、やっぱり日本酒コースにすれば良かったと思ってた頃に、お造りと日本酒が出てきたとき
には、ほっとしましたね。ただ、その後のasatsuyuとRUBINO　はともにすばらしいワインでした。
このワインは、それぞれ、カリフォルニア、イタリアで、日本人が作っているらしいです。

すごく素敵な雰囲気に、すばらしいサービス。お料理もいい感じで、飲み物も飲み放題(笑)
これは、また違う季節に訪れたいと思います。

ロアラブッシュさんに行くときに、前を通るのですが、いつもすてきなお店だなあと思っていました。
いつか行こうと思っていたのですが、今回クリスマスシーズンに予約を取ることができました。

お店に入ると暖かく迎え入れていただけます。サービスの方の人数も多く、そして皆さんすばらしい
笑顔で応対をしていただけます。

席に座ると、庭に面するところは、ガラス張りになっていて、ライトアップされたお庭の風景が
素敵です。お庭にはかなりの樹齢の木が3本ほど、厳かな感じでそびえています。クリスマスの
飾りもあって、なかなかいい眺めですね。

今回のメニューはクリスマス特別メニューとなっています。まずはシャンパンをいただいて、スタートです。
銘柄は、ペルトワ　モリゼェ　グランクリュ　ブランドブランです。すっきりした、かなりおいしいシャンパンでした。
個人的にはブランドブランは結構好きですね。おいしかったので、ネットでも注文しておきました（1本4000円台）。

アミューズ（カナッペとチーズ風味のシュー）
かわいらしい感じで、食べてもおいしかったです。

前菜1（毛蟹とアボカドパスティスジュレの宝石箱雲丹とキャビア添え）　　
見た目も美しく、蟹の風味が生きていました。飲物は、白　メンヒベルグ　ピノ　グリ　グランクリュ　2001です。　　　
このワインはかなり香りがあって、ものすごくおいしかったです。

前菜2（フォアグラのソテー　キャラメリーゼした苺と共に）
フォアグラ表面はパリッとしていて、中が柔らかでおいしいです。苺の甘いソースがいいですね。ここは、
ワインも甘いものを合わせてみました。

メイン1（スズキと魚介のパイ包み焼きアルベールソース）
パイ包みの中身が、とろとろですごくおいしいです。飲物は白　パシュランク　デュ　ヴィク　ビール　セック　1999
このワインは変わった風味でなかなかおもしろかったです。　

メイン2（蝦夷鹿のソテーグリーンペッパーソース）
ジビエの登場です。蝦夷鹿はワイルドなうまみがあって、本当においしいですね。飲物は赤
シャトーヌフ　デュパプ　キュベ　ジュミーュ　2003　です。先ほどの白ワインの好みからこちらの赤ワインを
勧めていただきましたが、まさに私好みのワインでした。香りがふっくらと広がって、果実味のある濃厚な
味わいが、蝦夷鹿によく合いました。

デザート（ピスタチオクリームを閉じ込めた洋梨のロースト　キャラメルアイスクリームと共に）
見た目も美しく、おいしくいただきました。

最後に、お庭で写真を撮ってもらいました。

お料理もおいしかったし、それに合わせたワインもすばらしかったです。サービスの方は結構人数がいて
みなさんが、お客様を楽しませようという気持ちにあふれていました。またお邪魔したいですね。

たっぷりお任せコース10000円をいただきました。

握りはこちらの食べるペースで、ゆっくりと握っていただけ、十分にお寿司を味わうことができました。
本日のネタが産地とともに紙に書いてあるので、私のような初心者にも優しい感じですね。あと、長山さん
は、なかなか、気さくな方で、お魚のお話、それ以外のお話など。楽しい時間を過ごせました。

またゆっくり行きたいです。

以下食べたもの

寒鮃　　　　　　もちっとしておいしい
新烏賊　　　　　歯ごたえが良かった
寒鰤　　　　　　そんなに脂ののってない、さわやかな味　
天然帆立貝　　甘みがあってうまい
鮪赤身　　　　　鮪の香り、味がすばらしい
鮪中トロ　　　　脂が適度ですばらしい味
車海老　　　　　あとで、殻と頭をを焼いてくれました
コハダ　　　　　いい〆加減
春子昆布〆　　凝縮したうまさ
青柳小柱　　　　うまかった
鯖　　　　　　　　脂が乗っていて、なかなかの味
青柳　　　　　　歯ごたえ良し　
赤ウニ　　　　　臭みもなくおいしかった
穴子　　　　　　なかなか柔らかで良かった
鉄火巻き（浅草海苔）　　海苔のシャキシャキ感と、香りが抜群。手巻きでいただきました。

アクアパッツアのフルコースをいただきました。

アミューズは、吉田牧場のカチョカバロ。量はほんの少しですが、こくがあっておいしかったです。
その他、自家製ドライトマト、チーズの焼き菓子など、どれもよかったです。

バーニャカウダは、野菜の種類が多くていいですね。みんなシャキシャキしています。
特に、ソースはなめらかで、おいしいです。しかも、おかわりもしてくれました。パンに
つけてもGOOD。

冷たい前菜の寒鰤は歯ごたえがあって、脂がよく乗っていました。

温かい前菜は、太刀魚も、白子も表面がカリッと焼かれていて、白子は中がふわふわです。
トリュフもたっぷりと入っていて、かなり香りが強かったです。味付けもしっかりとしていて
白ワインが進みました。

パスタはイカスミ自体を練り込んだ麺を使っています。これは麺自体にこくがあって
おいしいですね。表面にかけてある、からすみパウダーでさらに味が濃くなっていました。
さらに、具のカキがプリプリで、全体に濃厚な味のものばかりですが、うまくまとまっていました。

アクアパッツァは、カサゴを丸ごと一尾料理したものを、取り分けてもらいました。
カサゴの身にしっかりと歯ごたえがあり、塩味もしっかり効いていました。さすが、
店名にするだけのことはあります。おいしかったです。

短角牛のタリアータは、肉の内側がちゃんと温かく、それでいてレアな感じが
良かったです。脂身が無く、肉の味そのものが味わえますが、ゴルゴンゾーラの
ソースにつけると、また、こくが出ておいしかったです。

デザートもなかなかよかったです。苺のスープは甘酸っぱくも、濃厚なジェラートと
一緒にいただくと、うまさがはじけます。ティラミスも濃厚でおいしかったですね。

飲物は、最初にスプマンテを、それからは、料理に合わせてグラスワインを何杯か
いただきました。グラスで飲めるワインは、リストとかは無いのですが、白ワインだけでも、
5種類ぐらいあって、いろいろと説明をしていただけました。値段は大体1杯1500円前後で、
まあ、料理の値段を考えると、リーズナブルな感じです。

サービスの方もとても気がきいていて、おいしい料理と共に楽しい時間が過ごせました。

2011年5月　四国旅行でお邪魔しました。

鉢の木で、常連のお客さんとおやじさんが、口を揃えて一番おいしいお店として、
勧めてくれたお店です。ホテルに帰ってから、次の日に朝早くお邪魔しました。
ほぼ、開店と同時ぐらいに入りました。

お店の中は、ほぼ満席です。うどんを食べている人はいなくて、順次ゆであがってから
提供される感じです。大将は次々にうどんを鍋に入れていきます。

せっかくゆでたてなので、釜揚げうどんを頼みました。

ここの、釜揚げうどんは、かなりおいしいですね。釜揚げなのにしっかりとした腰が
あって、よく伸びます。こんな釜揚げは初めてです。食べると、香りがしっかりとして、
小麦粉の味がします。やっぱり、釜揚げってのはおいしいですね。モチモチしてい
ます。

ぶっかけは、腰がありながらも、表面が柔らかく、口当たりが優しいかんじです。
それでいて、麺は良く伸びるし、噛み応えもちょっとあるのがうれしいですね。

かなりおいしいうどんでした。出汁は甘めですが、個人的には、好みです。

ちらし寿司は具は素朴なものですが、味付けがいいので結構おいしかったです。
おでんは、牛すじがかなり柔らかく煮込まれていて、これもおいしかったです。

お店の大将は、あまり行列とかは、してほしくなさそうでしたが（笑）
いいお店なので、お勧めです。

銀座の奥まった路地にひっそりとある天ぷら屋さんです。

店内はカウンターだけの狭いお店ですが、清潔な感じです。当日に予約の
電話をしたのですが、応対が非常に良かったので期待が持てます。

お昼は3コースあって、真ん中のやつにしました。7000円ぐらいです。

もずく　茄子　ワサビ和え
本体ではないですけど、ワサビがおいしいですね。もずくと茄子も、涼しげで
夏らしい一品です。

エビ　足
サクッとして絶妙の揚げ加減です。エビはいつもながら、足が一番おいしい
のではないかと思っています。

エビ　2尾
表面はからっとして、中はしっとりとレアな感じです。とは言ってもちゃんと
火が入っていて、エビの甘みがはっきりとしています。絶妙の揚げ加減です。
塩でおいしくいただきました。この塩もおいしいです、うまみがあります。
結晶が大きいので、天日塩でしょうか。

十条茄子
ちょっとまん丸の茄子。野菜の中心に火が入るかどうかのぎりぎり、ちょっと
生っぽい仕上がり。こんなに生で食べてもいいんだって感じですね。

キス
絶妙の揚がり方。表面から中までが均一な、食感で、本当に軽くサクッといただけます。

アスパラ
これはかなり太い。揚げる前に隠し包丁を結構入れているので、食べやすいですね。
これもみずみずしく、揚げられていますが、中心はぎりぎり火が入ったぐらいの絶妙な感じです。
これはうまいですね。


穴子
これまでと一転、かなりしっかりと揚がっています。穴子自体が肉厚でないので、このような揚げ方が
いいのかな？　　肉厚の穴子で表面がサクッとしていて、なかがふっくらと言うのも好きなのですが、
この穴子は、全体にサクッと言う感じの香ばしい揚がり方です。サクサクと歯ごたえが良かったです。

アサリ
これはお醤油でいただきます。衣はサクッと言う感じではなく、しっとりとした感じです。このアサリが
ものすごくおいしいです。確かに塩とか天つゆでも食べて見ましたが、お醤油の濃い味が、この天ぷらの
おいしさを引き立てます。かなりおいしかった。

山科とうがらし
こちらのお店の野菜はみんな大振りで、みずみずしいですね。これもおいしくいただけました。

シイタケ
これも大振り。噛むとジューシーでおいしいです。

追加で
鮎
琵琶湖の天然物。小さいのを2尾。
サクッと揚がっていて、はらわたの苦みがおいしかったです。

鱧
かなり小ぶりです。ちょっと衣がフリッターのように重くなっていて、
これはちょっと今一でした。火も通りすぎだったかな。

インゲン
おいしいです。薄い衣が、野菜の味を引き立てます。

かき揚げで、天茶
海苔が多いので、まずは海苔茶漬けとしていただきます。出汁がおいしいので
いい感じです。そこでおもむろにかき揚げをいただくと、まだサクッとしたかき揚げ
の食感と小エビのぷりっとした甘みが口の中に広がります。おろしたてのワサビ
もおいしいですね。

香の物
キャベツ、茄子、キュウリ。
キュウリがちょっと不思議に甘くておいしかったです。

飲物はヱビスの瓶。これはワインクーラーで出していただきました。
あとは白ワインをグラスで。白ワインだけはグラスでもいただけるようです。

今日は　ル・プティ・ブラン・デュ・テュエ・ブッフ 2009

銘柄は、ご主人がいろいろと考えて出しているようです。すっきりした酸味で
天ぷらによく合う一杯でした、いいワインです。で、余った分はご主人が飲んで
しまうらしいので、次の日に持ち越して出すことはないそうです（笑）

いいですね。少しこういう仕事がうらやましくなりました（笑）

女将さんのサービスも感じが良くて、楽しい時間を過ごせました。
ご主人は一見寡黙な感じですが、ワインやネタの事を聞くと結構
いろいろとお話をしていただけました。

こちらのお店は中華料理屋だった頃に、毎年親戚一同が集まる新年会で
お邪魔しておりました。もう、何十年前?ぐらいでしょうか。

今回は御影ガーデンシティーでの夕食の後、ちょっと散歩でもしながら
家に帰ろうとしていたときに、ふと立ち寄りました。大体9時頃でした。

時間が遅かったので、ちょっとのぞくぐらいにしようかと思っていたのですが、
お出迎えの、お店の方が、お食事でもバーでも大丈夫ですとのこと。

せっかくなので、バーに案内していただきました。

敷地に入るときの門はかなり立派でしたが、どこか懐かしい感じでした。
最後に行ってからは、20年はたっているでしょうか。

ただし、お店の中に入ると、もうそこは別世界でした。子供の頃走り回った
お店ではなく、そこは美しくモダンで、エレガントな内装のイタリアンレストラン
でした。

奥に入って、階段を下りると立派なバーカウンターがありましたが、
案内されたのは、そこから少し離れた、ガラス張りのテラスでした。

ゆったりとしたソファーに座ると、きれいにライトアップされたお庭が一望
でき、すばらしい雰囲気です。ガラスの扉を開けると、お庭に出ることも
出来ます。

飲み物は、まず私は、モエをグラスで、そして、例によって連れには、
何かデザートワインが無いか聞くと、凄く上品で甘いのがありますとの
ことだったので、それをいただきました。

おつまみは、ワインに合わせて自家製チョコレート。シャンパンには
野菜のマリネをいただきました。

シャンパンは、もちろんおいしかったのですが、お店のおすすめの
デザートワイン　｢ロンク・ディ・ヴィーコ　マテック　｣が、ものすごく
おいしかったです。ドライフルーツのような香りが、あふれていて、
甘さも凄く上品でした。チョコレートがまた、おいしくて、甘いワインに
よく合います。

野菜のマリネも、一品一品が適度に調理されているので、食べたときの
感触が良かったです。また、味も十分にしみていて、おいしくいただけました。

おつまみがあまりに良かったので、白ワイン｢グローヴ・ストリート｣をグラスで。
デザートワインもおかわりしました。

お庭に出ると、また建物が凄くきれいで感動しました。結婚式にも使われる
とのことですが、これは確かに一生の思い出になるでしょうね。

次回はお食事をいただきたいと思います。

2015年12月
今年は早めに実家に帰ったので、クリスマスにお邪魔しました。
メニューは、特別メニューになります。

早めの時間に行ったので、まだ周りは明るく、お庭もよく見えました。
だんだんと暗くなっていくのも、雰囲気があって良いですね。

記念日にお邪魔しました。

ミシュランではイタリアン最高峰の、二つ星のリストランテです。
まあ、ミシュランの星付きレストランってのは行った記憶がなかったので
楽しみです。

代官山の駅からはちょっと歩きます。正面口から南西の方に進んで
旧山手通りの大きな道を、西の方へ少し進んでいくとありました。

一軒家のレストランと言うよりは、大きな通り沿いのでかいお店
と言う雰囲気です。

ただし、店内に入ると雰囲気ががらっと変わります。入ってすぐは
ちょっとこぎれいなカフェなのですが、ここをどんどん進んでいくと
レストランのホールがあります。ここまで来ると、表の喧噪は全く
聞こえず、森の中の一軒家にあるレストランという風情です。

ちょっと素敵な感じの、中庭に面した席に案内されました。

注文は、アラカルトもコースもほとんど内容が変わらないので、コースにしました。
税込み15750円の高い方です。

まずパンと、自家製バターが出てきます。自家製と言うぐらいなので、毎日
生クリームから作っているのでしょう。このバターはホイップしてあるのかな?
ふわふわで、雪のようにお口の中でとろけていきます。その味もさわやかで
まったく脂っぽくありません。バターは保存食ではなく、生鮮食品だと言った
海原雄山先生のお言葉がよみがえりますね(刺身のように扱えだっけ?)。
新鮮なバターはこんなにもおいしい物なのかと教えられました。しかもこの
バター、プレーン、オリーブオイル風味、燻製風味と3種類あって、いろいろと
楽しめます。

パンもおいしいです。まず、焼きたてのパンがもちもちでものすごくおいしいです。
これに3種類のバターを付けると最高です。

さらに、銀座のビゴのお店のパンも、　4種類出てきます。アンチョビ、黒オリーブ、トマト他、
トマトパンはかわいいですね。もう、パンとバターだけで、十分かと思うぐらいです。

飲み物は、グラスのシャンパンとノンアルコールカクテルをいただきました。


とは言っても、ここからが本題です。

アミューズ
ガスパチョ　ホワイトバルサミコ酢のジェラートと共に
絶品ですね。うま味が濃厚です。そして、底に入っている、ホワイトバルサミコ
のジェラートを溶かして混ぜると、また違った味になります。

前菜
フォアグラのカネロニ　ポルチーニソース
これも絶品。ポルチーニのソースが濃厚でおいしいです。フォアグラも
十分な量で、臭みもなくおいしくいただけました。

プリモ
海の幸のスパゲッティ
麺がグラスに入っていて、自分で混ぜて作ります。お皿には海の幸
が、海を見立てた青いゲル状のソースの上で泳いでいます。内容は、
貝類、イカ、魚、エビ等ですがどれもいい感じに火が入っています。
ソースもおいしくてなかなか良かったのですが、麺はちょっと柔らかめ。
まあ、演出はこっていますが、ベストな状態で出せないこのような
提供の仕方はどうでしょうね。

からすみのスパゲッティ
全体に、からすみのパウダーがいっぱい振りかけてあります。
濃厚なお味でした。

お魚
すずきの香草蒸し
ココットの底に熱々の石がひいてあります。この上にイタリアンパセリをたくさん
載せて、その上に下味をしていないすずきの身を置きます。更に熱湯を回しかける
と、石の熱であっという間に沸騰します。その状態でふたをして3分。香草蒸しの
できあがりです。

お皿にセットするときにはカブをしいてから、すずきの身をのせて、その上に
生ハムをのせて、ソースをかけます。

客席で作った料理なので、そんなに繊細な調理を期待していなかったのですが、
この料理が絶品でした。火の入り方が絶妙ですね。すずきは、身が縮むので
下味をしていないそうなのですが、生ハムの塩味も効いており、絶妙の塩加減
になっています。底にしいてあるカブもおいしいし、ソースもうまい。今まで食べた
イタリアンの魚料理では最高の出来でした。

お肉
イチボの炭火焼
メニューには載っていなかったのですが、シェフのお勧めと言うことで頼みました。
お肉はわりと小さめですが、表面はかなりかりっと焼けていて、そして中は生
なのですが、十分に暖まっているという。完璧な火加減です。香ばしさと、ジューシーさ
を一度に味わうことが出来ました。

ホロホロ鳥の軽い燻製とサルティンボッカ
この鳥も表面は結構香ばしく焼けていました。カリッとおいしくいただきました。

トウモロコシご飯
スリランカのパティスリー米で炊きあげています。食感が良くておいしいですね。
お腹も満足出来ました。

お口直し
パイナップルのムースシャーベット

ドルチェ
チョコレートケーキは、かなり濃厚な味です。おいしくいただきました。

エスプレッソ
久々においしいエスプレッソでした。クレマが濃厚でした。


小菓子
お茶菓子と言うことで、出てきましたが。これがものすごくかわいらしい作りです。
バラのいけられた花瓶に、お花と見紛うような感じで刺さっています。


ワイン
白　3種類

赤　キャンティークラシコ

温かいお料理のお皿はちゃんと温めてありました。高級店では当たり前のことかも
しれませんが、手で触ってやけどしない程度のぎりぎりの温度にまで温められていました。
ここまでしっかりと温められていたのは初めてで、確かにここまで温めないと実際には
(単なるパフォーマンスの)自己満足で終わってしまうのでしょう。さすがでした。

最後に残ったパンと、小菓子を包んでもらいました。
お会計の間に、中庭を見学しました。お花がいっぱい咲いていて、とてもきれいでした。
また、大きな木がいっぱいあって、どこかの森の中にいるような雰囲気で、とても代官山の
町中にいるとは思えない雰囲気です。結婚式に使う、ホールも見学させていただき、最後に
中庭で写真を撮っていただきました。

ここで結婚式をされる方は幸せでしょうね。