kazuchiさんが投稿した酒盃（秋田/秋田）の口コミ詳細

お店の看板です。 酒盃って書いています。 達筆ですよね。 見ているだけで惚れ惚れしてしまいます。

お店の入口です。 まず、シンプルです。 余計なものが一切ありません。 素晴らしいですよね。 この時点で店主さんの心意気を感じとってしまいました。

入口の右横には手打ち蕎麦、伝承田舎料理、秋田の地酒って書いた木の板が置いてありました。

右手には、杉玉が鎮座していますね。 白壁に情緒のある格子戸がすごくマッチしています。 暖簾も余計な物は一切書かず、静かにお客さんを待っている感じです。

左側からお店を撮っています。

右側から撮りました。

左側から撮りました。

とってもシンプルな暖簾です。

店内に入ると旧家の玄関のようになっています。 ここにも粋な暖簾が掛かっていますね。 そして、この場所にマッチした植物も置いてあります。 ここで靴を脱いで個別の下駄箱に靴を入れて店内に入ります。 予約し

店内に案内されました。 今回は１人だったのでカウンター席です。 ここは、２人掛けの長椅子タイプが４組あります。 １番乗りだったので手前の椅子を勧められました。 　

椅子に座わりました。 店内には落ち着いた感じのJAZZが流れています。

この空間は暖かみがあると思いませんか。 新しくはないんですけど、暖かみがありますよね。 さて、最初は何を飲みましょうか。 テーブルの上にはメニュー表が置いてあります。 まずは何時ものやつにしましょうか

まずは何時ものように生ビールからのスタートです。 ここはエビスの生ビールでした。 ぷふぁ～、美味しい！！ やっぱり、エビスは美味しいですよね。

前菜の６種盛です。 ビールが出て直ぐにこの料理が登場したんですよね。 最初、分からずに、この中から好きな物を２つぐらいチョイスして食べるのかなって思ったんですよ。 よく、チェーン系の居酒屋さんであるじ

たらこのたいたんです。 薄味で味付けが抜群でした。 ん？、これは京風な味付けに近いかなって印象でした。 京都の割烹で修行したのかなってぐらいの味付けでした。 とっても美味しくてビックリしてしまいました

もって菊の白和えです。 関西ではなじみの無い食材だと思います。 「もって菊」とは食用菊の事で山形県が生産量№１なんですよ。 山形では秋の味覚として古くから郷土の味として親しまれている食材です。 体に良

かすべの唐揚げです。 かすべって何だか分かりますか？ エイの事なんですよ。 北海道や東北北部ではこう呼ぶそうです。 味は癖が無く淡白でカレイのような食感です。 その食材を唐揚げで仕立ています。 大阪風

あみ茸(アミタケ)です。 まろやかな味わいで少しヌメリがありお酒のアテとしてバッチリ合う料理です。 いや～、どの料理もそうなんですが、お酒にバッチリ合うんですよね。 もう、流石としか言いようがありませ

鶏の梅肉ポン酢味です。 この、梅肉ポン酢味が絶妙な味わいなんですよね。 あれ？、今日は本当に秋田に料理を食べに来たのって感じです。 薄味で素材の旨みを上手に出して料理が生きているんですよね。 素晴らし

烏賊の刺身です。 鮮度の良い烏賊なので甘味があって美味しいんですよね。 この料理も日本酒がすすんで大変でした。 烏賊って余り好きでは無い食材なのですが美味しく頂けました。

飲み物メニューの表紙です。

このお店は秋田の地酒が沢山おいてあるんですよ。 それも店主さん厳選のお酒ばっかりです。 本当に色々とありますよね。 迷ってしまいます。 　

日本酒以外には、芋焼酎、麦焼酎、ワイン、ウイスキー、ソフトドリンクがありますね。

で、最初は今月の利き酒３種セッにすることにしました。 大吟醸、純米吟醸、純米酒の３種類のお酒が楽しめます。 全て秋田の地酒です。 ３つで１合入っているようですね。

こんな感じで登場です。 左から、大吟醸、純米吟醸、純米酒ってなっていますね。

・大吟醸は天の戸(横手市)です。・純米吟醸は雪の芽舎(由利本荘市)です。・純米酒は春霞(美郷町)です。

本日のメニューです。 色々とありますよね。 さて、どれにしたものか。

で、メニューの中からこれを見つけたんですよ。 おまかせ料理です。 お造り、比内地鶏、自家製豆腐、手打ち蕎麦．．．．全８種類の料理が堪能できるんです。 これはお一人様には嬉しい料理ですよね。

最初の１品目です。 お造りの盛り合せですね。 一番手前から時計回りに「まいか」「金目鯛」「天然かんぱち」「ぼたんえび」です。

まいかです。

金目鯛です。

天然かんぱちです。

ぼたんえびです。

酒盃では半合飲みってできるんです。 価格も半額で秋田の地酒が色々と楽しめるようになっているんです。 これは酒飲みには嬉しいシステムですよね。 さあ、飲むぞ～！！

最初は角右衛門にしました。 木村酒造の純米酒です。

木村酒造の純米酒の裏ラベル面です。

目の前には沢山のお猪口がありました。 これを見ているだけで楽しくなってきます。 って、酒飲みやな～って声が聞こえてきそうですが。(笑)

今回はこのお猪口での提供です。 さあ、飲んでみましょう。 ほのかな香りと味わいには透明感があります。 喉越しもよくスーッとした余韻がいい感じですね。

２品目です。 季節の揚げ物です。 穴子 と みずの天ぷらです。

この穴子の天ぷらがプリプリで激旨だったんですよね。 こんなに美味しい穴子の天ぷらは食べた事がないかもって言うぐらいです。 非常にレベルの高い一品でした。

「みず」って言うのはイラクサ科ウワバミに属した山菜なんですよ。 正式名称は「ウワバミソウ」と言います。 由来はうわばみ=蛇が出るような幽谷地帯に生えるからだそうです。 さっぱりした味でシャキシャキして

次は濁り酒にしました。 お店の名前と同じ酒っていうお酒です。 このお店でしか呑めない限定酒です。

呑口も香りも良く、す～っと胃の中に収まっていく感じです。 とっても呑みやすいお酒でした。

３品目です。 比内地鶏の石焼です。 新鮮で美味しそうな比内地鶏と熱々の石焼セットが出てきました。 秋田に来れば比内地鶏ですよね。 今回食べたかった食材の１つです。 薩摩地鶏、名古屋コーチンと並んで日本

こんな感じで石焼の上に比内地鶏を置いて焼いていきます。 ジューっていう音と美味しそうな匂いが鼻と胃袋を刺激します。 脳内は食べたときのイメージが出来上がってしまって、大変でした。 ゴックンって喉が何回

もう、そろそろ出来上がりですね。 いい焼き色になってます。 さあ、食べてみましょう。　

お刺身のときにも出ていた山葵を付けて食べます。 ん～、美味しい！！ 臭みが全く無く、ジューシで鶏本来の旨味が口の中をこれでもか～って襲ってきます。 比内地鶏特有の肉質で噛み応えと脂を堪能できました。

念願かなって秋田で比内地鶏が食べれました。 秋田に来て良かったな～って思えた１品でしたね。

次は、まんさくの花美郷８００円(1/2)にしました。 元禄２年(1689年)創業で横手市の日の丸酒造の純米吟醸です。 秋田県が１４年かけて開発した酒米の「美郷」を使用しています。

米の旨味を最大限に引き出しており、芳醇で味に深みがあります。 秋田の郷土料理にどんぴしゃなお酒ではないでしょうか。

４品目です。 豆腐まんじゅうです。 割烹などでよく出てくる蓮根饅頭の豆腐版ですね。 豆腐は全て自家製だそうです。 見た目は本当に割烹で出てくるお料理のようです。 ちよっとビックリしてしまいました。

中を割ってみるとこんな感じになっています。 豆腐っていうのがよく分かりますね。 豆腐まんじゅうだったんだって。(当然ですが) では、食べてみましょう。 わおっ、美味しい。 大豆の旨味がドーンって出てい

今度は由利正宗のひやおろしにしました。 明治35年(1902年)創業の齋彌酒造店の山廃純米酒です。 厳寒に醸された新酒を春から夏の間に低温でゆっくりとゆっくりと熟成しています。 そし

５品目です。 漬物の盛り合せです。 今回の旅行で色んなお店で漬物を食べたのですが全体的に味が濃いんですよね。 京漬物系に慣れているとちょっと辛いものがありました。 これも食べ続ければ慣れてくるんでしょ

一番手前に写っている白い物はハタハタなんですよ。 ハタハタというと、秋田県民が大好きな魚で県民魚にも選ばれています。 これがお酒のアテにドンピシャでした。 聞くと自家製だとか。 焼いたハタハタは食べた

漬物のものあわせです。(その１)

漬物のものあわせです。(その２)

漬物のものあわせです。(その３)

漬物のものあわせです。(その４)

漬物のものあわせです。(その５)

またまた、お店の名前にもなっている酒盃にしました。 ２年熟成の純米吟醸酒です。 これも、このお店でないと呑めないお酒です。

お酒好きの店主さん厳選のお酒です。 芳醇でまろやか至福の一杯が味わえました。 ここでしか飲めないのが非常に残念です。

今回のお猪口はこんな感じでしたよ。 これも趣きがありますよね。 実は、このお猪口だけでなく器のほとんどは店主さん自らが焼いたオリジナルの陶器なんですよ。 お酒って酒器によって印象がガラって変わってしま

６品目です。 旬な魚介料理です。 左がまだらの白子で、右は秋刀魚の肝醤油です。 店主さん手造りのお皿での登場です。 見た目から楽しませてくれていますよね。 登場した瞬間からメロメロになっちゃいました。

天の戸 亀の尾８００円(1/2)にしました。 １９１７年(大正６年)創業の浅舞酒造の吟醸吟醸酒です。 亀の尾が持つ、独特の幅のある味わいを無濾過生酒で楽しむ事が出来る限定酒です。

芳醇な旨味と新酒のキレ味を堪能できます。 余りの美味しさにアッと言う間に無くなってしまいました。 やるな～って思えた一品です。

７品目です。 比内地鶏と里芋のきのこ蒸しです。 まずはスープから頂きます。 わおっ、美味しい！！ この味、この味、なんですよね。 色を見ると濃いそうに見えますが全然そんな事ないんですよ。 味に深みがあ

天の戸 美稲 クラシックです。 美稲と書いて「うましね」と読みます。 このお酒も横手の浅舞酒造の純米酒です。 このお酒は「美稲」の発売１５年を記念して造られた無濾過ま生原酒なんですよ

８品目の〆の料理です。 手打ち蕎麦です。 店主さん自らが毎日打たれています。 メニューには一日１５食限定って書いてありましたね。 隣のお二人さんは、無くなるのを危惧して先に予約されていました。 奥に蕎

この蕎麦は、そば粉１０割につなぎ１の「外一(といち)」で作られています。 まずは、そのままで食べます。 蕎麦の風味が口の中に広がります。 美味しい！！

アップで撮りました。とっても美味しそうですよね。

出汁は甘い系の味です。

これに辛味大根の搾りを入れます。

すると、蕎麦がより一層美味しくいただけました。

蕎麦湯です。食べ終わる少し前に持ってきてくれました。

店内のカウンターの風景です。

店内のカウンターの風景です。

カウンターに座って上を撮りました。

沢山の日本酒が冷蔵されています。

店主さん自作のお猪口です。後ろのやかんもいい感じですね。

トイレとの通路です。

トイレに張ってありました。

営業案内です。

【掲載許諾済】さあ、店主さんと板長さんの登場です。 記念に写真を撮らせて下さいとお願いしました。 本邦初公開です。 板長さんがちょっと緊張ぎみで引きずった顔になったので、もう一度お願いしました。

【掲載許諾済】その後に撮った写真がこれです。 どうですか。 満面の笑みですよね。 この横に私が居たとしても、同じような満面の笑みを浮かべていたと思います。 それほど、楽しい時間が過ごす事が出来ました。

店主さんから頂いた名刺です。 トイレにも張ってありましたが。 このイラストが上手に書けていると思いませんか。 ご主人の人柄とか特徴を巧く表現できていますよね。 宝物にしょうかな。(笑)

頂いた名刺の裏面です。 HPを見ると店主さんの名前は載っているのですが、一応、モザイクということで。

オフィシャルの名刺です。 冬バージョンでお店の前を撮っているんでしょうね。 この写真は趣きがありますよね。 素晴らしい出来栄えだと思います。

オフィシャル名刺の裏面です。 このイラストもいい感じで描いてありますね。

そうそう。そうなんですよね。その通りだと思います。

わおっ。今回はホットドックが当たったよ。今回の旅行はツイているぞ！！

まだ、出発まで時間があるのでサクララウンジで過ごしましょう。

中ではアルコールも無料で飲めるんですよ。今回はビールを頂いちゃいました。

サクララウンジで出発までくつろいで時間を過ごしましょう。気分は秋田ですけどね。

さあ、出発だ。秋空になっていますよね。快適な空の旅が過ごせそうです。

ＪＡＬ機で秋田へＧＯ～！！

秋田空港でなまはげのお出迎えだよ。

スギッチも出迎えてくれたよ。

リアルななまはげです。

なまはげちゃんもいたよ。可愛いよね。