『久留米『ラーメン横丁』から広がる『B級グルメ市場』構想!』ryu5papaさんの日記

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久留米ラーメン伝道師ryu5papa

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久留米『ラーメン横丁』から広がる『B級グルメ市場』構想!

久留米ラーメン横丁
2012年夏。久留米のラーメン屋さんの有志たちで、久留米に新名所をつくる計画が持ち上がりました。それが〝久留米ラーメン横丁〞です。久留米には長い間、観光資源がないと言われていましたが、それは間違った考えだという事がだんだん分ってきました。そうです!久留米には〝B級グルメの聖地〞と呼ばれるほど素晴らしい食文化があったのです。しかし、そのことはあまりにも身近すぎて気付いていなかっただけなのです。
発祥の地なのに何もない
昔から久留米には屋台発祥の歴史あるラーメン店が多く、狭い市内に60軒を超えるラーメン屋さんが犇めきあう〝ラーメン王国〞です。しかし、〝とんこつラーメン発祥の地〞と呼ばれながらも、久留米には「ラーメンスタジアム」や「ラーメン横丁」など集積した場所がどこにも無かった為、他所のひとからは「久留米はとんこつ発祥って言うけどラーメンはどこに行けば食べられるの?」といわれる始末。年に数回、B級グルメのイベントなどが行われ瞬間的に街中に人が集まっても、やはりそれは本当の意味での日常的な街おこしとまでは至りませんでした。
市民の夢〝久留米ラーメン横丁〞
わたしたち久留米市民にとって〝久留米ラーメン〞は地元の誇りです。だからこそ〝とんこつラーメン発祥の地〞として誇れる場所を、私たちはずっとずっと心待ちにしていました。すなわち『久留米ラーメン横丁』は、わたしたち久留米市民の夢なのです。
過去の大失敗
とはいえ、過去には今回と同様の計画が各所で何回もありました。しかし、建物の老朽化やそれに伴う消防法の問題などで、実際には立ち上がっては消えの繰り返しでした。そんな中、10年前やっと話がまとまり、「いよいよ久留米にもラーメンスタジアムが出来る!」との話が聞こえてきたときには久留米市民の誰もが歓喜しました。
大陸麺ロード?
ところが、久留米市六ツ門町の「六角堂広場」に出来ると信じていた、市民待望の『久留米ラーメンスタジアム』は、実際に出来上がって見ると、いつの間にか『大陸麺ロード』と銘打った何かよく解らないものにすり替わっていました。しかも、そこに久留米のとんこつラーメンの出店は、ただの一軒もありませんでした。数十億の費用を掛けて鳴り物入りで建設された集合施設は、一部の方たちの利権を得るための道具にされた結果、大失敗に終わり、わたしたち久留米市民は大きな失望と怒りをおぼえたのです。

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〝ラーメン横丁〞から広がる〝B級グルメ市場〞が成功する理由
そして今回の〝ラーメン横丁〞から広がる〝B級グルメ市場〞構想は果たして成功するのでしょうか?わたしの答えはYES!絶対に成功すると確信しています。その理由は何か…

●「久留米ラーメン横丁」は、〝とんこつラーメン発祥〞である久留米に初めて出来る市民待望の場所であること。

●今年8月には、久留米ラーメンの若手№1の「モヒカンらーめん」が出店し、連日の大盛況!そして10月には、いまや老舗有名店の代表格となった「清陽軒」がオープン!開店初日から行列を作っている。その他にも出店検討中があり、もし実現すれば〝ラーメン横丁〞〜〝B級グルメ市場〞久留米の新名所になる。

●ラーメン横丁の入り口にある「六ッ門バス停」は、久留米の東西の玄関口であるJR久留米駅と西鉄久留米駅のほぼ中間に位置し、両駅を結ぶ久留米のメインストリート明治通りのど真ん
中にある。

●このバス停の名称を現在の「六ッ門町バス停」から「六ッ門町 久留米ラーメン横丁・B級グルメ市場前」に変更する。

●「JR久留米駅」⇔「六ッ門町 久留米ラーメン横丁・B級グルメ市場前」⇔「西鉄久留米駅」の区間を100円バスで運行する。

●昔から久留米の中心地だった六ッ門町付近には、銀行・郵便局・保険会社などの金融機関が多数ある。しかし、その割に飲食店の数が極端に少なく、現状ではこの界隈で働く人たちは昼食難民に陥っている。久留米ラーメン横丁は、この各社からも直線500m圏内で距離的に非常に近い場所にあること。

●2013年3月から建設される久留米の「都市総合プラザ」。これは旧井筒屋跡地から解体される六角堂広場までの広範囲に、150億円を掛けて建設される超大規模な一大プロジェクト。これにより建設中の約3年間は工事関係者の昼食需要が見込まれる。また「都市総合プラザ」は、市民劇場や各学会の会議場なども含めた複合施設でもあるため、完成後も各種多方面で使用される。話によれば、街中にこれだけの施設でコンベンション機能を備えた公共機関が出来るのは日本でも珍しく、ここからラーメン横丁までの距離が僅か300mという点も強みになる。

●久留米ラーメン横丁の入り口から30mほど先を中心にして、東・西・南・北に延びる商店街と市場通りには、ラーメン以外にも「やきとり」「ぎょうざ」「ちゃんぽん」「うどん」などの名物を誘致し、現在営業されているお店とも協力し合いながら久留米名物『B級グルメ市場』を創設する。

●B級グルメ市場内で販売している「食べ物」「商品」「グッズ」の他にも、久留米「地酒」「久留米絣」「籃胎漆器」などの久留米B級グルメ特産品専門土産物店をつくる。

久留米『ラーメン横丁』から広がる『B級グルメ市場』が完成すれば、久留米を〝食の観光地〞としてアピールすることで、人がわんさか集まる。

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以上が、わたし的にこうなればイイなあ…と思う構想です。今回のコラム、久留米『ラーメン横丁』から広がる『B級グルメ市場』構想!は如何でしたか?

但し!これはわたしの予想と願望も含めたものであり必ずこうなるとお約束するものではありませんので悪しからず(笑)。

唯一つだけ言えることは、久留米市民の〝皆が協力しあい、お互いを尊重し、官民一体となって〞もし本当にこの計画を実現することが出来たなら、久留米は大きく変わります!!

久留米が「食の街」として生まれ変わることで街中には活気が戻り、真の意味で〝B級グルメの聖地〞として、名実ともにその名を日本中に轟かせる日が来るのも近いことでしょう。

わたしはそうなることを心から祈っています。では今回はこの辺で…

(2012・11・01) くるグルフードコラム vol.14より転載

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