レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2014/09訪問 2015/03/27
一番好きなフレンチ。ランチはこのCPはありえない・・・Magicien du plat『フロリレージュ』
2014.9再訪
今回は久し振り、夜の訪問です。
やはり凄い!素晴らしい!!
川手さんのセンス、ホスピタリティ、演出、アイデア、全てが私のツボ❤️
パンも本当に美味しい。
コースは10500円
ワインは赤ドメーヌ カンブ2011 1800円/グラス
白ドメーヌ マルクテンベ2010 1600円/グラス
その他乾杯はノンアルコールなど。
◼️アミューズは茶葉で焼芋!
煙漂う陶器に 落ち葉焚き をイメージした演出。
中にはとても小さな薩摩芋。
ホックホクで甘いけれどさっぱりと前章には気分も高揚する〜!
◼️スペシャリテのグリーンオリーブのフレンチトースト
相変わらず素敵!グリーンオリーブの香りはそのままに焼き立てのフレンチトーストはジューシー。
◼️緑竹と鮑の肝和え
ライムの香りがポイントの爽やかな緑竹に鮑。
これは和食?と思ってしまう程 繊細。
◼️スペシャリテのフォアグラ
この日はシフォン仕立て白トリュフ添え。
中はフォアグラそのものがふんだんにフォアグラクリームに相まって軽く、しかも濃厚。
◼️メインの魚
ホウボウに枝豆と烏賊のイカ墨和え。
食べていると歯にイカ墨が付いてしまいますが、
こちらのレストルームには歯ブラシがありますので…(⌒-⌒; )
◼️メインの肉
フロリレージュではジビエが得意分野でよく出されますが、同行者がジビエが余り得意では無かった為に、ビーフをリクエストしていました。
青森産黒毛和牛に牛蒡カダイフ巻。
◼️デセール①
柿のシャーベットに種に見立てたキャラメリゼ
液体窒素かしら…とても軽く爽やかです。
キャラメリゼの中はピーナッツ。
あっさり甘味の柿の果肉とのコラボはナイスです。
◼️デセール②
カマンベールチーズのシュー
甘いものを頂かない私ですが、シューは大好き❤️
カマンベールクリームが詰められたシューはしっかりしていて、しかも甘さ控えめ。抜群に美味しかった!
◼️プティフール
鬼灯のキャラメリゼ
フルーツの様で上品な甘さのほおずき。なのでかしら。キャラメリゼでもお口がさっぱりします。
◼️カフェ
カフェ・オ・レをチョイス。
これだけ創意工夫のお皿を頂き、ディナーで一人2万円いかないのです。というか、17000円程。
ランチもディナーも川手シェフとサービサーが最後迄見送るホスピタリティも天晴れ!
やはり、私にはカンテサンスを凌ぐ大のお気に入りのお店❤️❤️
__✳︎__✳︎__✳︎__✳︎__✳︎__
ミシュランやフレンチに敏感な方ならご存じ、フロリレージュの個室というプラチナチケットをGet❤
心も一足早く満開の桜のように晴れやかに、ステップも軽く訪問。
ご存じのお方も多いと思いますが、
こちらのオーナーシェフの川手寛康氏は『ル・ブルギニオン』、『カンテサンス』でスーシェフとして活躍された方です。
しかも、メッチャイケメン❤ヾ(♥ó㉨ò)ノ❤
レビューでよく書かれている、「分かり辛い道」ですが予習をしておけば まず問題なしd(^-^)
外苑前が一番近い駅で、
246はベルコモンズの角から外苑西通り(キラー通り)を青山墓地・西麻布方向に進み、
一つ目の信号(スキーショップJIROあり)を右折、すぐに左折して直進、右を見ながら歩くと階段があるので
そこを上がりきった白い建物がこちらのレストランです。
ランチは4200円(サ10%別) のコースのみですが、プリフィクスという、願ったりかなったりの構成。
楽しいソムリエさんや川手シェフとカンテサンスで共に働いていらっしゃったマネージャーの近藤さんが
とてもフレンドリーで気さくなお持て成しで楽しい華やかな時間を展開させてくれます。
この日のメニュー
乾杯は、昼ということもあり、すぐに酔う私は辛口ジンジャーエールで。
同行者は泡を・・・
■四角いグリーンオリーブ
これが、小麦粉とグリーンオリーブでキューブ型に焼整したアミューズでブラックオリーブの香りをまとわせています。
楽しい食感と風味☆
■パンは「ル・ルソール」(駒場東大前)に特注のもの。
カリッとした食感を楽しめるように・・・
■前菜
フォアグラとキャベツ
芽キャベツの中にフォアグラを仕込み、キャベツにフォアグラの脂を染み込ませたあっぱれな一品。
フォアグラを核にしながら季節感を堪能できるリストを常に用意されているというのは
見事な腕の奥行を感じさます。
まるで畑の土の中のキャベツ見たいでしょ。^^
マネージャーも砕いた小麦粉を「土」と言っていました(笑)
勿論、洒落です。
微妙にカカオとスパイスを利かせたと思しき「土」もアクセントで美味しいd(*^v^*)
☆同行者のフォアグラ・・・フォアグラとメレンゲのコントラスト
☆同行者の前菜・・・仏産ホワイトアスパラガスの塩釜焼き も掲載しています。
■メイン(プリフィクスでチョイス、その素材で二皿サーブされます)
シャラン鴨ビュルゴー家の窒息鴨のローストと そのリゾット
ちなみに、シャラン産鴨 と シャラン鴨は全く別物だそうです。
参考http://premiercru.exblog.jp/4753319/
*シャラン鴨(canardchallandais)とは限定されたシャラン地域にのみ生息していた鴨を家禽化した純血種であり、
バルバリー等シャラン全域で飼育されているいわゆる “シャラン産の鴨(canarddechallans)” とは
全く異なる、確立した品種です。
シャラン鴨とはビュルゴー家の窒息鴨なのですね。
この日はそれを一羽ローストし、6人前しか用意できないとのことでしたが、
最後の一皿をGETd(*^v^*)
私なんかには勿体ない・・・と思いつつ、しっかりリゾットと共に堪能させていただきました。
☆同行者の鳩と和牛も掲載しています。
■デザート・・・本日のチョコレート(チョコレートのオムレツ)
これも「オムレツが焦げちゃいました・・・^^」と言いながらサーブしてくださり
笑顔でいただきます^^
たんぽぽオムレツさながら、中からとろーりと半熟?温かいフォンダンショコラの出てくるデザートは
フロマージュが添えてあり 一度は食べるべし!な一皿。
☆同行者のクレームダンジュとフレッシュいちご、フレッシュの柑橘とココナッツのブラマンジェブログのみ、掲載してます。
■小菓子とカフェ
キゥイをキャメルコーティングしたようなピンチョスで甘酸っぱくて美味しい♪
カフェはフレッシュのハーブティ(レモングラスなど)をお願いしました。
最後までこちらの徹底したサービスにはビックリ(@@;です。
最初から、
それぞれのグラスのカラーが違い、
その色に合わせてカトラリー(ラギオール)も揃えてあったのですが、
最後に個別清算してくださる、その金額を書いた付箋も同じ色!!!
微笑ましい素敵なサービスです☆
あっぱれだ~!!
このお値段で、この内容の4皿とカフェなどが付くのです。
ちょっと驚きすぎです。
どんな手品を使っているのか・・・と思ってしまうほど、素晴らしいCPです。
しかも、最後には川手シェフ自ら、階段を下りるまで見送られます。
こちらが申し訳なくてしっかり笑顔でお礼を込めたお辞儀をしてしまいます。
本当にありがとうございましたm(__)m
次回の訪問が決定しているので今回は☆5を付けたい気持ちは山々なのですが、
次回、もう一度、この思いは変わらないだろうと確信しつつ確認してみたいと思います☆
2位
1回
2013/02訪問 2013/11/16
こちらの近所に住む友人から噂を聞いていて行きたいと思っていたお店。
今年も素敵なお店と出会い、レビューUP出来ていないお店が多い中、
ベストレストランに載せたくて投稿します☆
オーナーシェフの武田氏は
「オテル・ドゥ・ミクニ」、フランスの「トロワグロ」「ジャルダンテ・サンス」、
更に「サンス・エ・サブール」、「Restaurant-I」で実績を積まれた方です。
麻布十番からグルメシティを目指すように進み、
その西側の「オーストリア大使館」の手前裏・・・という立地。
駅からは若干離れているものの、
その分喧騒から逃れた都心とは思えない空間です。
この日は シャンパン で始まり、
■前菜・・・新サンマのルーロー
見目麗しい超新鮮で美しい秋刀魚の前菜です。
上には濾して透明な、でも、酸味と甘みが感じられるトマトのコンソメジュレ。
美しい前菜で心は逸ります☆
インプレッションに違わぬ美味しさ!!
アクセントにイカ墨のソースとトンブリを添えていますが、これも憎い食感とビジュアルの演出です。
■じゃがいもの手毬の中のフォアグラ、 キノコとポルチーニ茸のソース
ジャガイモを手毬風にしたものの中にフォアグラが!
この食感の凹凸が素晴らしい☆
沢山のキノコ、濃厚なポルチーニ(セップ茸)のスープでさらにコクをあたえます。
感動の一品でした。
■魚・・・和歌山県直送の天然鯛
ポアレした鯛に洋野菜とコクのアクセント。
これも素晴らしく美味しい。
■肉・・・北海道産仔牛のサルティン・ボッカ
このプレートもグリル野菜との相性が良く、お肉もジューシー且つ柔らかい☆
■デザート
これも美味しい・・・最後まで感動のリピートで感動の内に食事は完了。
■カフェ
ハーブティーをチョイス、マカロンが又嬉しい♪
噂に違わぬ素敵で美しく、そして食感、コク、メリハリが大満足のお皿の登場、
そして
ホスピタリティも素晴らしく、
こんな素晴らしいお店が次々に誕生する日本の職人の発想力には
ただただ、脱帽です。
久しぶりに「発見!!!」的な感動を頂きました。
絶対に再訪します☆
2013.2月
再訪しました。
初回程の感動はなかったものの、
やはり、細かく拘りが垣間見え、驚きと感動を呼び起こすお皿の数々。
ソムリエさんは以前の方の方が良かったかな。でも、やはり素敵なお店(o^^o)
3位
1回
2014/07訪問 2014/08/09
2014.7
今年は2度目か3度目。
ここを訪れると、本当に生きていて良かった!
また、お仕事頑張ろう!!という気持ちにさせてくれる。
相変わらず、素敵なヒューマンスキルの山本さん。
暑かったので生ビールから、晴山のオリジナル純米のその名も晴山へと移行。
1万5千円コース。 最初の
■賀茂茄子、バイ貝ごまクリーム
のっけから幸せ全開。この賀茂茄子も一回揚げてお出汁に浸して一晩寝かせるという徹底。
■太刀魚と魚沼産椎茸を淡路島の玉葱ソースで
この太刀魚のパリパリ感。最高!魚沼産椎茸は焼いても煮ても縮まないそうで、玉葱ソースとの相性が美味しいこと。
■淡路島の鱧椀
こんなに美味しい鱧は初めてです。鱧自体より、手間の勝利。
ここで、純米酒に変更。晴山オリジナルのお酒は甘いけれどしつこくなく、少し飛露喜と似た芳醇で旨味のあるお酒。
それを入れて下さったのはオールドバカラ。
今でもバカラと言えば蔓草紋様のローハン。でも現在の物より彫りが深く、もう一客はマレンヌという廃盤になったアンティークでグラヴュールという曲線、深浅の混じった最高峰の技術でカットされた今では美術品にしか使われない本当に貴重なグラス!
こんな贅沢なグラスで飲めるなんて本当に本当に幸せ♥️♥️
■お造りは、喉黒。この時期でもこんなに脂が乗っているんですね〜。藁で燻したものだそう。
■鮑、その肝で和えた稲庭うどん、雲丹乗せ
もう…いいんでしょうか?ってな程、贅沢。
もう、想像してみてください。
コク、甘さ、旨味、コシ。悶絶です。
■鮎、新牛蒡餅、もろこし揚げ
長良川上流の吉田川の天然鮎だそう。
新牛蒡のお餅は香ばしくて少しほろ苦く牛蒡の香りが、なんだろう。。懐かしい。美味い!
でも実はもろこし揚げが、個人的には凄いテンション上がるんですよね!
■淡路島の穴子と冬瓜
■鱧と鱧子の炊き込み
生姜、大葉が効いて、とても滋味豊かで美味しい!後で又食べたくなるお味。
◾️デザートは、皮まで食べられる葡萄など3種の葡萄のジュレポンチ風。
最後まで本当に美味しいお料理とホスピタリティに感謝です。
本当に感謝という言葉が相応しいお店です。
次回は秋!
そろそろ、字数制限に引っ掛かるかしら…^^;
2014.3
◼️宍道湖の白魚の唐揚げ、わさびな梅肉和え
◼️桑名の蛤の椀
◼️淡路島の鯛、北海道紫うに
◼️アンコウ肝、心臓、身肉、胃袋、皮とも和え
これ、最高に美味しかったです!
◼️稲庭饂飩に絡めたからすみと菜の花と共に
◼️宮崎牛を京都の初筍を巻いて。
◼️フカヒレ 鰹で炊いたのを揚げるという手のコミで、それを春かぶら、空豆と。
◼️炊込みご飯 筍、鱈子
◼️バッションフルーツ、ラムジュレと。
初訪問から何回か訪れていますが、なかなかUP出来なかったので久しぶりに再投稿。
この日は生憎、カウンターが取れなかったものの、入店すると山本さんは直ぐに分かって頂き、相変わらずのホスピタリティです。
一皿目の焼き茄子の白和え新イクラと共に、からやはりホッとしつつ、和食の良さを余すところなく堪能できる底力。
決して派手な食材を乱用するのではなく一つ一つの丁寧で愛溢れるお料理を頂く至福の時。
今回は帆立のしんじょうのフンワリとした食感に素晴らしいお出汁、蕪の油と適度に馴染んだ旨味に山葵のいい香り、蓋をしてあるお皿の、開けた時の贅沢な香りにやられました。
茸と明太子の炊き込みは予想外の美味しさ!
メロメロです。。
近々、また伺う予定(o^^o)
いつもありがとうございます!
2011.12再訪~カウンターで~
一度お邪魔して、その虜になった私。
記念日にこちらのカウンタ-を取って頂きました。
この日も素晴らしいお手前で大満足。
カウンターで山本さんを目の前に、シャンパンで乾杯してドキドキ♡しながら手さばきを拝見します。
■突き出し
ここから素晴らしい!!
キャベツに包まれて蒸された椎茸と鮑・・・なんじゃ~そりゃって思うのですが、贅沢の極みとも言える一品は
それぞれがこの風貌の如く丸く収まって、素晴らしい一品です。
細かい説明は難しいので写真を見て想像してくださいませ~。
■お造りは氷見の鰹、雲丹と剣先烏賊。
それの添え物を盛る仕草まで芸術的でウットリと拝見しました。
■お椀は
たらこしんじょうです。
中にはお餅がひっそりと・・・
上の京人参の彩りも計算された目でも味わう日本料理です^^
■和牛の焼き物
芽葱の乗った脂の適度な和牛が舌を潤すって・・・
■焼き物盛 鯔のからすみ、ほうずき、銀杏
こちらの素晴らしさは、添え物にも手を抜かないだけでなく、プラスアルファの効果を引き出すこと、
それに器の素晴らしさです。
この日も骨董品を惜しげもなく使うという、私には堪らないお店です。
■幽庵焼き風椀
しょうゆ、酒、みりんなどを合わせて柚子を添えた椀仕立ての一品は奥が深い、薫り高い。
それに伊万里焼の骨董の器が、その絵付けがなんとも素晴らしく心を揺さぶります。
■スペシャリテのジャガイモのハリハリ
非常に火入れが難しいこのお料理は、失敗することもあるとか。
常に追求する心がお客様を惹き付けるのかも知れないですね。
こちらの器は九谷焼の明治時代の骨董、前回もハリハリ写真をUPしているので器をメインにw
■種子島の特産の安納芋を使ったお料理
■生海苔の茶漬け
こちらもスペシャリテですね。
■デザート
この日は記念日ということで特別デザートを作っていただきましたd(^-^)
柚子のムース、ラフランス、栃乙女のゼリー。
あぁ、大満足。
ぶれない美味しさが最大の魅力だと思います☆
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岐阜に天下の名店ありといわせたたか田八祥で修行をされた山本氏が
今年の6月にお店をOPENされてから、
食べログでも人気レビュアー様方がこぞって訪れ、いまや評価は師匠店に追いつく勢いで上昇中。
伺った後の感想は、「これぞ私の好きな日本料理」という感想でした。
で 来週もうかがいますが、
とりあえず今年の マイベストに入れるために投稿します^^
国道1号から店のある道を覗くと 人の心を躍らせるような優しい灯りが見えると、そこの地下に晴山があります。
この灯りは一階のシャンデリアショップ?のものでもありますが
この灯りと晴山の提灯サインの明かりが「ここにいるよ・・・☆」と語りかけているようです。
地下へのアプローチはロートアイアンの手すりに導かれて
日本料理屋さんらしい 石と苔、千鳥打ちの飛び石のエントランスに降り立ちます。
店内は素晴らしい空間の取り方で清潔感ですっきりとした印象です。
色々なシーンに対応できる感じ。
夜は7千5百円 1万円 1万5千円とコースがあるようですが
税込10500円のコースを頂きました。
最近、醸造酒に弱いということを自覚させられている私は
焼酎のソーダ割りで乾杯^^
■いくらと九条葱の柚子釜蒸し
柚子で作った器に、茶碗蒸し状その上にいくらと九条葱のペースト仕立てを乗せて蒸してある一品。
優しくこの九条葱の香りが柚子香を引き連れて京をふっと鼻先を過ぎるような・・・
■平目、雲丹、剣先烏賊のお造り
器が素敵です^^ この平目、恐らくねかせてあるのだと思いますが気持ちネットリしているのに
素晴らしいコシ感で美味しい!
雲丹は北海道のものだそうですが、美しい姿です。
■貝柱しんじょうのお椀
この柚子の切り方、お椀を含めた色の艶やかさが上品です。
出汁が美味しい☆私好み!
しっかり優しいお味です。
■穴子の飯い蒸し
おこわと一緒に蒸した穴子に赤味噌とピューレになった山椒を併せていただきます。
この山椒が素晴らしく美味しく、これだけで白飯一杯食べられます^^
■朴葉の上に揚げた蓮根、烏賊のクリームコロッケ、鰆の西京焼き(と思う)、黄身味噌漬け、
ほおずき、焼き銀杏、薩摩芋。それに飛騨高山の自然薯のすり流し
まず蓮根チップス!割と厚めなのにとっても香ばしくて美味しい^^。
そして烏賊のクリームコロッケ。烏賊と言われなければ分からないですがほんのり烏賊の風味と存在。
鰆はしっとりと脂が乗り西京漬けのようになった風味深いお味で美味しい・・・!
黄身の味噌漬けはあっさり漬けでしたがアテではないのでいい感じかな。
逆にもう少し濃いとお酒のオーダーが進むかも(笑)
ほおずきが凄く甘くて美味しかったのが印象的です。
すり流しは飲んでしまったので・・・写真はなしorz
■じゃが芋のハリハリ
こんなに細いのに何故こんなにしっかりシャキシャキなんでしょう。
スペシャリテだけあって、素晴らしく美味しい。私は本当にこの一品が大好きになりました☆
胡麻油の風味が控えめに、飛び子の塩分と色が効いていますね。
この雷文模様の器も 又素敵です^^
■鱈の白子、春菊のべっこう餡かけ
器を見て「骨董だ・・・」と思い伺うと、明治の頃の物ではないかとのこと。
やはり雷文の描かれた器は 御目出度い日の為に作られたのかもしれませんね。
貴重な器を愛でながら頂くべっこう餡かけは品のいいお出汁に醤油は見た目ほどたっていません。
優しい滋味豊かな味わいです。
■生海苔の茶漬け
じゃがいものハリハリ と並んで こちらのスペシャリティのようですね。
海苔の風味でお出汁で頂く茶漬けはご飯の中に平目が仕込まれており、とてもホッとする美味しさ。
漬物はしゃっきり感を残してこの漬物でお茶漬けをお代わりしたいほど。
こちらのぶぶ漬けはお客を引き止めそうです(*^m^*)
■デザート・・・ワインゼリーon梨のブラマンジェ風
チーズクリームを仕込んだ梨のブラマンジェ風はほんのり甘酸っぱく、豆腐のような優しい香り。
ちょっとジャクジャクした梨の食感に滑らかなワインゼリーの優しさ。
美味しい☆
それに、柿と苺の冷菓です。
終わらないで・・・と思いながら料理を頂き、
食べ終わった時には 心も胃袋もなんとも穏やかな満腹感を頂きました。
全てのお皿に心が通っていて優しさを感じ、創作性もあり、一皿も外れのない料理の構成は
食べ終わった時に至上の満足を与えてくれる・・・・
派手さはないけど、実に質実剛健な日本料理を堪能できるお店だと思います。
4位
1回
2012/03訪問 2012/04/21
私の中の最高峰トラットリアです☆【ラ・ベットラ・ダ・オチアイ 】
またまた行ってしまいました(。ゝェ・´)
例によって山ほどあるリストの中から、
前菜、パスタ、メインを選ぶのは至難の業です。
とにかく、魅力的なリストのオンパレードで、この時間はワクワク感満載でとっても楽しい❤
■ディナー
前菜+パスタ+メイン(¥3990) デザート(別 \450)
という格安の設定で このボリュームと旨さですから!!
この日は古参の仲良しレビュアー4人で訪問。
皆様、人気レビュアーさんなので、私としてもとても楽しみにしていました♪
でも、結果的には皆様、大満足だったようで嬉しい限りです~(*^▽^*)
この日の前菜は
帆立のカルパッチョと白身のカルパッチョをシェアし、
パスタは ズワイガニのトマトソース、
メインは 牛ハラミのグリルだったかな。
どれもボリューミーで旨旨☆
同行者は穴子のバスサミコ酢ソースやパスタもホタルイカやういきょう、からすみを使ったパスタなど。
メインは色々でどれも食べたくなっちゃいますね♪
この日はデザートやカフェを別オーダーしましたが
こちらも侮れないです。
ワインとデザートを頼んでも5000円ちょっと!!
落合さん、これからも日本に笑顔を増やす為に、よろしくお願いします。
。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:.。o○☆。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆
こちらには15年ほどの間で通算10回程お邪魔しています。
が、ランチは10時に店に行き、名前を書く必要があることと、
夜は、周知の通り予約困難なので、直前に予定が決まる場合が多い仲間とのワイワイ会ではなかなか行く事叶わず
ここ数年お邪魔することが叶っていませんでした。。。。
が、
今回、クリスマスの時期にお誘いを受けて ♪ラッキー(*^▽^*)♡と、出掛けました。
夜は18時半と21時の二回転のため、時間厳守です。
相変わらず、の安いコース健在です^^
■ランチ
Aコース(パスタ+ブルスケッタ・・・平日のみ)¥1,260
Bコース(前菜+パスタ)¥1,890
Cコース(前菜+パスタ+メイン)¥2,940
■ディナー
前菜+パスタ+メイン(¥3990) デザート(別 \450)
たっくさん!!のリストの中から、チョイスするプリフィクスタイプのコース一種類です。
以前は、前菜を一品更にプラスしていただいたり出来ましたが
今はどうなのかな。。。。
でも、ランチも夜も時間制限があるのと、ポーションも結構しっかりしているので
追加はよっぽどのことがなければ必要なしですね。
とにかく、bis(ラ・ベットラ・ビス)もそうですがリストの多さで目が回るほど・・・・
その中から一品をチョイスするなんて「いけず~(T▽T)」と 思わず言ってしまいそうになるほどw
その多彩ぶりが胸を躍らせます。
この時間が楽しい!
まずは、泡で乾杯して、早速バゲットに手を伸ばします^^
■ワイン■ グラス735円、840円
■前菜■ 鶏白レバームース・サラダ添え
大好きな白レバーのムースは濃厚で付け合せの野菜がたっぷりで嬉しいです。
どーんとサーブされるお皿は仲間でシェアするのも楽しいですね^^
(※写真は同行者のモッツアレラリーズトマトソース入り 目玉焼きトリュフ風味も掲載)
■パスタ■ たらば蟹と九条葱、からすみのアーリオオーリオ
これは品のいいさっぱり目、でもコクのあるからすみの塩分と大蒜でパンチのある美味しさ☆
(※写真はタラバ蟹のリゾット、牡蠣とからすみのアーリオオーリオ、たたき海老とすり胡麻など掲載)
■メイン■ 羊のカツレツ モッツァレラチーズのせ
もう、トラットリアな♪敷居が低くて優しくてガッツリで、心はずむ一品。
これをアテにガツガツワインをいくのが、私の憧れ(T▽T)・・・・
なかなか がっつりワインを楽しめないところが辛いけど。
次回は水をがぶがぶ飲みながら、ワインを行こう(。ゝェ・´)
(※的ダイのジャガイモ包み焼き、牛リブの炭火焼、
長崎県産平目のグリル冬野菜と牡蠣のクリームソース仕立なども掲載)
食後は別途、
カフェは315円~
ドルチェは450円でお願いできますが、通常の食欲ならもう、その前にお腹一杯です^^
いつきても、やっぱり満足度の最高の店。
カジュアルデートでも、仲間内のワイワイ会、ワイン好き、イタリアン好き、美味しいもの好きの会、
本当にかしこまった会食以外なら、なんでも飲み込むような太っ腹のトラットリア。
やっぱり、最高に愛してしまう落合シェフのお店です^^。
ありがと~ヾ(♥ó㉨ò)ノ♡
5位
1回
2012/01訪問 2012/01/28
2012-01-2804:06:22大人数でガチャガチャアジアで大満足【ベトナムちゃん】テーマ:食・口コミコリアンタウンとして、全国区で有名になった大久保。
こちらの駅横道に、ベトナム料理の優秀店があります。
ずっと気になっていたけれど、素敵な週末にお誘いを頂き、ルンルン気分でチャリを飛ばします^^
ちょっとディープな横丁ですが、裏原宿のように、裏大久保の面持ちで明るい横丁です。
そこにある「べトナムちゃん」・・・・?なネーミングですが、
とにかく、美味しくベトナム料理がいただけて、
早速、次はいつ訪れようかと、心が馳せるお店です。
まずは
■サイゴンビール
■333ビール(バーバーバービール)
■カンパリオレンジ
(各650円)で、かんぱ〜い(*^▽^*)/
早速
■生春巻き(630円)
■揚げ春巻き(900円)
■海老とアボカドのペーストガーリックトーストのせ(850円)
■パインセオ(ベトナム風お好み焼き1500円)
■パインコックト(ベトナム風たこ焼き1300円)
等をオーダー。
生春巻き、揚げ春巻きは安心できる美味しさです。
勿論、皮は破れていません^^;
ベトナム風お好み焼きは、
ベトナムに行かれた方ならお分かりでしょうが、お好み焼きをイメージしてはいけません。
パリパリクレープ状玉子焼きの中に、もやし中心の野菜たっぷりの食べ物。
ところが、これがヘルシーを潜在的に求める欲求にピッタリマッチするので人気なんですね。
ベトナム風たこ焼きも
タコは入っていないですが、代わりに海老が入ったタルト状の食べ物です。
いずれも、サニーレタス、大葉、水菜、パクチーなど、山盛りの野菜と共に提供されます。
■厚揚げ豆腐のレモングラス風味(750円)
これ、以外に美味しい。レモングラスの効果って凄い♪
■牛肉のフレッシュハーブサラダ(1100円)
えびせんと共にいただきます。ボリューミーで素晴らしいです。
■チキンのレモンリーフ焼き(950円)
やっぱりレモンリーフが効いてありそうでない味にドキュンです。
■空芯菜の豆腐蓉炒め(950円)
これ、中華の空芯菜と違うのは豆腐蓉が入っていることで味に深みが素晴らしくプラスされてます。
CPは良くないかも。
■ベトナムチャーハン(980円?)
細長いおコメを使ったパラパラのチャーハンです。
■牛肉のフォー(900円)
もうっ。これは間違いなく美味すぃ〜い♡
■揚げ春巻きなどが入った土鍋ごはん?(1100円ほど)
これも美味しいです〜ヾ(♥ó㉨ò)ノ♡
これだけの品揃えは大人数だからこそ!
やっぱり、仲間でワイワイしたい東南アジアンティックフードですよね(゜∇^*)⌒☆
6位
1回
2011/12訪問 2012/01/11
♦♫♦・*:..2012☆明けましておめでとうございますm(_ _)m♦♫♦・*:..。
多忙に任せて暫く年末~お正月休みを頂きました^^
今年初のレビューは再訪になりますが、やはりくろぎから~
2011.12
クリスマス直前に再訪。
写真の数がかなり多くなってきたので、食事のみUPします。
本来は器も素晴らしく、くろぎオリジナルの器も見ごたえがあるのでUPしたいところですが・・・(ΘェΘ;)
この日は突き出しの生海苔から素晴らしく、
その後の香箱蟹尽くし、雄と雌のいいところ取りが素晴らしかったです^^
勿論、殻に日本酒を注いでいただき、日本の幸せを身体一杯に掻き入れます。
そして超感動の天然トラフグの白子焼きヾ(♥ó㉨ò)ノ♡、
幸せの絶頂です♪(*´Д`*)ポァ~ン
自家製カラスミ(鯔ですネ)で一息入れて、
火を入れると甘味が増す赤足海老しんじょうのお椀です。
素晴らしいお出汁でホットします。
お造りに特筆事項が・・・
この中に寒ボラがあり、通常は臭みのあるお魚とのことですが
血抜きの巨匠が血抜きをすると、全く臭みがなくいただけるとのことで、
確かに冬鯔だけあって脂が乗った真鯛のように全く癖のない美味しい白身でした。
こんな名人の〆た鯔をいただけることはもう無いかも☆
アンキモも相変わらずしっとり脂が乗っているのに新鮮でしつこくなく美味でした。
氷見のブリの京焼きに海老芋の揚げ、
そして八寸。
雲丹といくらの柚子釜に牡蠣、鮑、熟れた満願唐辛子、海老芋など。。。
なんという贅沢。
この食材の豪華さはくろぎならではですね~。
真鯛の蕪蒸し。
そしてくろぎスペシャル@Xmasの和風ローストビーフ風。
凄く柔らかくて美味しい牛はローストビーフが食べられなくなってしまうほど美味しかった^^
後日自宅でも試して大好評でした(o^-')b
〆は香箱蟹の炊き込みご飯と九条葱などの味噌仕立て、香の物。
そして、
デザートは和風自家製モンブランなどもありましたが
お腹がはち切れんばかりだったので
葛きりと蕨餅でお願いしました。
最後には、いつもありがたい、お土産のご飯を頂き、至極満足な年末になりました。。
ありがとう☆くろぎ様&スタッフの皆様m(_ _)m
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前回訪問から一年4か月ぶり。
湯島121から「くろぎ」に店名が替わって初めての訪問です^^
レビューを見てはいいなぁと思いつつ、
なかなか訪問チャンスがないまま時間だけが過ぎたある日、
仕事ぶりも真摯さも尊敬するマイレビュアーさんからお誘いいただいて再度の訪問が叶いました。
今年の夏も暑かったですよね・・・
この夏にどんな創造性を見せていただけるのか、期待は膨らむばかり(*^▽^*)
前回は湯島から迷ったのですが、今回は広小路から行ったので迷わず到着(笑)。
早めについたのですが、入店すると本日の同行者様は既に到着されていました・・・さすが(*´Д`*)
本日のお献立(12000円のお任せコース)
■先附 京都産赤ずいき吉野煮
吉野煮って、葛粉をつかった煮物ですね。
土佐煮が鰹節で煮たもの、甲州煮はワインで煮た物というように吉野の葛をつかったお料理なんですね^^
品のいいお出汁はいりこ出汁だそうですが、淡白な赤芋茎に餡になったお出汁が絡んで美味しい
この先のお料理の上品な品々が想像できます。
この器は京焼きの竹泉(みうらちくせん)のものだそうです。
■造りその壱 五島列島鰹と生野菜
美しい鮪のような鰹です。色っぽい色^^
アップで鰹の脂をご覧ください。ドキッとします。
添えた野菜は鴨茄子揚げ、玉葱、プチシューベールという小きゃべつ、茗荷など。
このシャキシャキした半マリネの玉葱やサラッとフレンチのサラダのように揚げた茄子の油(だと思う)を纏った
プチシューベールを鰹の横に持ってくることが凄いなぁ。。
幸先いい感じです♪
■小鉢 焼き胡麻豆腐
こちらのスペシャリテですね。前回はこれに感動したんだっけな・・・美味しい☆
■ここでサプライズの一品 豊後水道の鮑
ありていですが^^; 柔らかい!
出汁がなんなのか。。。旨みが出汁にでているのか・・・美味と言わずしてなんと語ろう。
しかも豊後水道の鮑です。美味しくないわけは無い(o^o^o)
出汁も美味しくでも上品!かなりの感激で、食べることに集中するあまり、同行者との会話はちぐはぐ(笑)
・・・・失礼しましたm(_ _)m
■吸物代わり 土瓶蒸し(瀬戸内鱧 山口県産松茸 豆腐 水菜 かぼす)
一口目はそのまま、以降はかぼすを絞っていただきました。
なんと素晴らしい文化でしょう☆ 日本人として誇らしくなります(u‿ฺu✿ฺ)
■造りその弐 鱧叩き梅肉 豊後水道鮑 鯛 烏賊
マジですか!?と言いたいほど その歯ごたえ、脂、身の締まりが好みだったのは鮑も鱧も圧して鯛でした。
美しすぎるその赤ちゃんのような薄っすら桃色とみずみずしい姿とふくよかな旨み☆素晴らしいの一言。
勿論、鮑も最高に幸せを私にくれました・・・こんな贅沢していいのかな。(o^-^o)
烏賊もねっとりいい感じ。
鱧は猛夏であることすら忘れて夏の喜びを細胞までとどけます^^
■箸休めのお遊び? 蛸揚げ
カラリと揚がった蛸です。立田揚げのように片栗系で揚げた食感がクリスピーな一品。
■凌ぎ 新物いくら寿し ばち子 鴨フォアグラ巻き 鱧の子煮こごり 鱧のふえ 人参 マンゴ
新物のいくらと言われると、ありがたさ倍増ですね^^
鱧のふえとは浮き輪のこと、ばち子はなまこの内臓(コノワタ)を干した珍味
それにマンゴーまで、珍味と塩漬けのベストパートナーの南国果実と憎い仕事・・・!
凌ぎ@思考の宝箱ですね。
■焼き物 四万十川の天然鰻の蒲焼
凄いです!!
四万十川の天然の鰻、それは泥臭い脂がないので蒸さずにそのまま蒲焼にしてあり、
その為、ほわ~ん&ジューシー&ぷにっ という食感のトライアングルを構築していました。
これはもう今生では再会出来ないかもしれないと思えた素晴らしいの一言に尽きる鰻でした。
ありがとうございます!
■強肴 焼鱧土佐酢掛け 胡瓜
カリッと焼けた鱧に胡瓜の酢の物。
高揚しすぎた気持ちを抑えてくれる一品です^^
■香の物 丹波京漬物盛り合わせ
「くろぎ」と銘入りの器に黒木さんの本気度も現れているような・・・
上品ですね・・・あくまでも。
■食事 鱒のご飯
この日は玉蜀黍のご飯の予定でしたが、同行いただいたお方が既に召し上がり済みだった為、
同じ品が被らないように黒木さんが鱒のご飯を用意してくださったとのこと・・・
ちなみに、玉蜀黍ご飯はお土産に頂きました(o^-^o)
■止め椀 鯛出汁の味噌汁
久しぶりの美味しい感動味噌汁。
九条葱、豆腐、揚げなど、日本人で良かったなぁ♪の回帰の一品。
■甘味 葛きり 黒蜜
こちらの葛きりは作りたてです。
製作の一場面を目の前で拝見するチャンスに恵まれ、匠になる日を目指しての修行の積み重ねが感慨深く。
本当に美味しい☆
こんな心のこもった汗の結晶のようなお料理を堪能できる歳になってよかったと、
人生と被せて「道」を感じたひと時でした。
黒木さん、スタッフの方々、ご馳走さまでした☆☆☆
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(2010.4)
テーマ【辿りつく終焉の寂しさを満足感が打ち消してくれるような・・・湯島 一二一】
4月のことですが、レビュア-仲間さんにお誘い頂いて訪問しました。
東京ではまず道に迷う事のない私だけど、この日はこの店を見つけるのに5分掛かった・・・
それほどさりげない店構えです。
中は一階がカウンターと席、二階は個室が幾つかあるようで、その中の一つに通されると少し高くなった座椅子の席でした。
人間も熟して渋く、会話も深い方々と席を共にさせていただき、
会話重視の私はとっても満足な会席、
さらに食事の内容がまた渋くてなんとも満足な時間を過ごしました。
コースはお料理は8800円(税サ別)のおまかせと、
それにお肉がつくと12000円になります。
内容は
■蛍烏賊の沖漬け
春の味覚、蛍烏賊ですね。上品な漬けでした。
■丹波産焼白子筍 木の芽
焼いているところを見せていただき、その後で器でサーブされます♪
このパフォーマンスは食べる人の気持ち、力材を仕込む人の気持ち、料理に心を入れる人の気持ちが
全て満たされるいいアイデアですよね(o^ー')
木の芽の香りも素敵♪鼻腔から春がやってきました・・(笑)
■焼き胡麻豆腐
これがいただきたかった一品。胡麻豆腐を揚げ出すのではなく、焼いて山葵で頂くのです。
もっちりとした食感と胡麻の焼いたこおばしい香り。素晴らしいアイデアです。
■活蛸梅肉掛け 蜂蜜
器が兜のような・・・可愛い目にも美味しい爽やかな一品です。
■根三つ葉のお浸し
(サービスしていただきました(^-^*)三つ葉が大好きなので超!嬉しかった♪)
三つ葉の緑に器の桜が映えますね。
さすが、日本文化を背負った若き志士のお料理です。
■お椀 うすい豆のすり流し 生湯葉 桜花
こっくりいとした、でもさっぱり頂くすり流し、なんと、あわびが隠れていました。
■凌ぎ 棒寿し(かます) ばちこ ゆべし フォワグラ鴨ロース
写真の細長いものは「ばちこ」といって、なまこの内臓を海鼠腸(コノワタ)を干した物です。珍味!!
こりゃぁ、日本酒がたまらなく欲しくりますね・・・(^◇^;)
かますは棒鮨になっています♪
もういやん♪って感じ・・・σ(^◇^;)
■揚げ物 フカヒレ九条葱の香味揚げ レモン
フカヒレのかき揚げですよ・・!珍しい★
■煮物 新馬鈴薯田楽味噌 山菜
日本の旬俊を味わう渋すぎる一品。
■お造り 豊後水道盛り合わせ
なんと!!!
あの関鯖も泳ぐ豊後水道のお魚達!
鮨屋でも豊後水道のものがあると悩まずオーダーする私ですが、それが盛り合わさっちゃって
乱舞してしまいそうでした。
写真の中の灯篭は大根でできています(o^ー')b
そんな中で能登半島のトロ、とろけました。
少しあぶってドラゴンフルーツが添えられているのもアイデアですね!
■同席の方が頼んだお肉は、その日は特別にローストビーフでした★
■強肴 和風牛タンシチュー
小さな茶碗蒸し用器に入ったタンシチューはこっくり味も濃い目でこの量がいいです。
■香の物 丹波京漬物盛り合せ
■食事 丹波産白子筍御飯
■止め椀 味噌汁 九条葱 豆腐 揚げ
■練りたて蕨餅
こちらもサービスですが、見てください!
このねっとーーーりな柔らかい蕨餅。。。。こんな感動は初めてでした。
■甘味 葛切
やっと、締めまでたどり着いたような、でも終わっちゃう寂しさを満足感が打ち消してくれるような・・・
素敵なお食事でした。
お仲間との会話も、お食事の心配りも、サービスも十二分に満足な大人の夜でした★
7位
1回
2012/04訪問 2014/05/13
若いスタッフにセンスの良いお皿★ワイン好きなら♪【ピアッティ カステリーナ】
初めて訪問してから、内容の高さとサービスに一人ランチ、女子会などでも使わせてもらってます。
ランチはコースのみ予約が可能ですが、パスタランチ1000円は3種盛りの前菜、フォアグラフランが付きます。
(メインはプラス1150円、ドルチェ プラス350円、コーヒー プラス100円全て税別)は予約出来ませんので並ぶしかないのですが、
とても使い勝手の良いお店です。
ある日のパスタランチ
◼️前菜
紫キャベツのマリネ、
グリーンサラダ
豚のリエット
◼️フォアグラフラン
◼️パン
◼️パスタ
ボロネーゼ、又は 鰆のトマトソース
◼️メイン プラス1150円
鴨胸肉グリエに杏ソース、レンズ豆添え
または
天然鯛のポアレ
でした。写真は同行者のも載せてあります。
前菜はサラダ的な物だったので特筆すべき点はありませんが、
やはり、このお値段でフォアグラのフランが付くのはこの店の売りですね(o^^o)
パートフィロとキャラメリゼがアクセントになって
食感もとても心地良く濃厚です。
鴨胸肉も柔らかく杏子との相性が良いし、贅沢感が増します。
相変わらず忙しそうで、
11時半の開店前に既に待ち人がいました。
もしかしたら人数が一人増えるかも、と伝えると予備椅子を用意してくださいました。
スタッフは皆さん若いのに、こんなところも人気の秘訣ですね。
また、伺います!
_____@______@______@
桜の咲く東京。
江戸川橋と神楽坂の中間にある、こちらに誘っていただきました(。ゝェ・´)
江戸川橋と江戸川を混同しそうですが、
江戸川橋の「江戸川」とは、東京は江戸川区に流れる利根川水系の江戸川のことではなく、
神田川中流部分のかつての名称であるのです。
江戸を流れているので江戸川。
まんまです。
今は神田川に名称が統一されてしまいましたが、どちらも江戸由来の名称です。
同時にこの沿岸付近を指す地域名でもあり、かつて江戸川橋は桜や蛍の名所として知られていました。
近くに椿山荘もあり、その河岸ではお花見真っ盛りの時期☆
お散歩して桜を満喫した後、こちらに伺いました。
外見は非常に目立たない構えでサインも小さく、
行かれる方は しっかり外観を学習して訪問することことをお勧めします。
店内に通されると、若いスタッフに似つかわしいスタイリッシュモダンな意匠、
マネージャーも非常にお若いですが、しっかりされてプロを感じました。
コースは1コースのみで、
■お任せの8皿プリフィクスコース(5,250円 別コペルト500円 サ無し)。
サービス料無とは思えないエンターティメントでしたよ~、あとで確認して驚き(*^。^*)
そして、ワインを楽しみたい方には7種のワインをお料理に合わせてソムリエがチョイスサーブしてくれる
3500円のワインコースがあります。(量は通常の半分程度)
この日のお食事リストは写真をご覧ください。
■アペリティフのマリアージュ
ビーツのカクテル仕立て
可愛いのですがビーツが細かすぎてスプーンで掬ってはちょっと出しにくいカモ^^;
目にも鮮やかな、若い情熱が溢れるアペリティフです。
■マリナーレ(酸味のある酢、ワイン、ビール等とオリーブオイル、スパイスを混ぜたものに食材を浸して漬け込む・マリネしたもの)
鰹と季節野菜、長芋の梅肉ヴィネグレット和え
涼しいガラスの器で供されたこちらは初鰹にポン酢ならぬ、サッパリと梅を合わせています。
長いものシャキシャキ感が又いい^^
■サルタート(イタリア語で炒めた。)
白アスパラとホタルイカのソテー 新じゃがいもと新玉ねぎのサラダ
サラダとは言いますが、普通思い描くものとはかけ離れています。
甘い甘い新物の上に焼いたホワイトアスパラとホタルイカ!
すべてが今旬を迎えた、春満載のお皿ですね(*^▽^*)素晴らしいです。
■スペシャリテ
フォアグラのフラン
こちらのスペシャリテはもう、もう、濃厚で鼻◎ものです。
これに合うフォカッチャをサーブしてくれるところも素晴らしい。
高級なケーキのような、コクと甘みを存分に味わえる流石なスペシャリテです。
ドライ無花果やマルサラ酒をキャラメリゼしたもの、がトッピングされて
とうもろこしのパートフィローも添えてあって、
食事というよりは 甘さをとても感じる一品です。
母に食べさせてあげたい^^
■プリモピアット
自家製オレキエッテ 伊産兎腿肉の白ワイン煮 セージの香り
このオレキエッテがめちゃくちゃ美味しかったです。
量が少なくて、お代わりしたかったほど。
兎wp白ワインでラグーしたソースを絡めて癖もなく、もっちもち❤
■セコンド・ピアット
岩中豚ロースのポアレ レンズ豆と赤玉葱のピクルス添え
セコンド・ピアット(と、ドルチェ)のみプリフィクスです。
こちらは脂がよく落としてあったのか、もともと淡泊なのか割とあっさりです。
■スパゲティ・ポモドーロ
こちらはお腹の具合に合わせて、10g〜自由に量を指定できます。
これもこちらのスペシャリテのようですね。
欲張って80gにしましたが、美味しくてペロッと平らげちゃいました^^
100gでも平気だったかも。。。でも、自粛。。。(T▽T)
■ドルチェ
苺のフロマージュ
ドルチェは2種類、それにチーズ盛りからチョイス出来るのですが、
顧客目線の素晴らしい発想です!
これには感心しきり。
私はチーズは頂かないのですが、ワインを楽しむ方には喜ばれるかもですね^^
■カフェ
カフェはエスプレッソやフレッシュハーブティなど、選択肢が結構あります。
ハーブティの容器も素敵☆
■小菓子
実は誘われた時は、 地元近くということもあり、地元の町のイタリアンかと・・・と、思いきや!
西麻布の「リストランテ カステリーナ」のオーナーシェフ大原易裕氏が
神楽坂にも違うコンセプトで出した、というこちらは、非常に人気の高いグローバルなお店なのですね。
思い出してレビューを書きながら、
次はいつ伺おうかと思ってしまうお店でした^^
8位
1回
2012/11訪問 2013/02/05
美味しいと連れて行っていただいたお店で
高津の住宅街の中にあるビストロです。
総合的に接客、お味、CPともに全て高評価が納得できる素晴らしいお店でした。
この日頂いたのはランチで
確か2100円ほどの前菜とメイン、カフェのコース。
他にもパスタコース1300~、スープも400円~チョイス出来たり
なかなか細かい配慮が感じられます。
同行者とシェアして凄く満足なランチタイムでしたd(^-^)
■前菜
フォアグラと(だったかな。。?)と安納芋のパテ
タンのテリーヌ
いずれもソースも付け野菜の味付けまでも大満足のお皿です。
■メイン
ハラミステーキ(+400円)
ブルターニュ産うずらのロティ、ピラフ詰(+1200円)
これにプリミティーボのワインを頂いて4000円程。
ビストロとは言っても、かなり本格的なお皿を提供できる実力派でることは、間違いないでしょう。
なかなかこちら方面に行く機会はないけれど
わざわざ機会を作っても、是非 又訪れたいお店でした。
9位
1回
2012/12訪問 2013/11/16
シェフが代わられたということで
ランチに連れて行っていただきました。
大胆さから細やかな細工に少しシフトチェンジしたのかな。
想像力が豊かなシェフのようで、私はとても好き(o^^o)
特に、前菜やバターに込めた遊び心とか、
アオリイカの炙り加減が絶妙で
食材の相性を考えた取り合わせのセンスがいい❤️
相変わらず野菜が美味しいのはそのままに
より女性向きになったのかも知れません。
*・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・***:.。..。.:. .。.:*・゜゚・*
言わずとしれた野菜の美味しいフレンチの名店ですが
行きたいと思いつつ、なかなか訪れる機会に恵まれずでいたところ、
お食事会でこちらをリクエスト。
かつての重鎮レビュアーさんも同席頂き、感動のテーブルとなりました(゚∇^*)
お店は地下ですが、白いモダンなエントランスから、
店内も重厚というより、モダンシックで女性的。
上品な意匠でテーブルには個々に薔薇が添えてありゲストを迎える、という
心憎い演出。
さほど広くないけれど、きちっと席間をとってあり、女性受けが良さそうです。
デートでも女子会でも家族会にも良さそう(゚∇^*)b
特筆すべきはスタッフのサービス精神☆
同行者にお肉が駄目な方がいらしたのですが、機転を利かしてすぐに差し替える心遣い
その時々、適時丁寧な説明や、気さくにお話しされるお持成しの姿勢。
とても素敵な時間をゲストに過ごして頂く心意気が満載です☆
この日のチョイスは
■季節のコース(アミューズ、前菜2皿、肉料理、デセール、カフェ 5,000円)
さて、印象に残ったお皿は
◎スープ。。。葉玉ねぎのスープ
ハマグリが入ったスープ皿がサーブされ
葉玉ねぎの葉のグリーンのスープを注いでくれます。
その横には葉をとった玉ねぎ部分。
ハイビスカスのシロップをかけて鎮座してます。
玉葱がシンデレラになっちゃった・・・って印象☆
◎前菜。。。ズッキーニとマナガツオの前菜
とにかくお皿がパレットのように綺麗!
ズッキーニ、ラディッシュやルッコラ、キウイなどをふんだんに使いながら
爽やかな5月にぴったりの前菜です。
◎デセール。。。お米のアイス&ファーブルトン
この斬新なデセールは、食感も日本への愛もきっちり表現した秀逸なもの。
ファーブルトンは私の食指が動く、プリンとケーキの合の子のようなもので
中のドライだったフルーツもプルプル。
この食感も大好き☆
パンも美味しかった・・・伺ったらポワン・エ・リーニュの物だそうです。
銀座のランチはお得感一杯で、その後も楽しめるのでいいですね☆
再訪決定で~す(゚∇^*)b
10位
1回
2012/09訪問 2012/09/08
頂き物です。
甘いものをさほど頂かない私でも、東京の数あるスィーツの中でも美味しいと言われるケーキは幾つか頂いていますが
ここのケーキと焼き菓子を頂いた時には、
「なんじゃ~こりゃ!」と、目から鱗が落ちる思い・・・
まず、今までどこのお店の物を頂いても、殆ど美味しいと思ったことがないビスコッティの「真面目に」美味しいこと!!
一日で一気に全て平らげてしまいました(*^。^*)
他の、ガレット、ノーチェ、バレンシア、マーブルケーキも・・・
どれも焼き加減、焼きあがった状態での水分が絶妙です。
何故?こんなに美味しいの。。。。?
考えながら頂いていたのだけれど、
一緒に頂いたショートケーキを頂いて、
その非常な繊細さの・・恐らく焼き加減に細心の注意を払っているのだろうケーキの状態に驚愕。
恐らく、長距離の移動には不向きかもしれません。
それほど、ふんわりしっとり状態ギリギリの水分を保持しています。
勿論、クリームは甘さも油分もとても繊細で、
苺も美味しいものを使用され、しかもふんだんです(*^▽^*)
今までも美味しいケーキは幾つもあったけれど、
ちょっと格が違うというか・・・パティシエの腕により、こんなに状態が変わるんだ・・・と、初めて痛感しました。
こちらのケーキと焼き菓子なら、
いつでも目が(❤ェ❤)になること間違いなし!
ご馳走様でした〜ヾ(♥ó㉨ò)ノ
今年は私事ながら多忙を極め、レビューは食べた半分もUP出来ず。。。
しかし、
沢山の優秀なお店に出会えた喜びを来年になっても少しずつ上げていきたいと思います。
もっと簡潔にして沢山UPするというのもありでしょうが
読み手が、「その店に行った様を想像しながら参考に出来る」丁寧なレビューを心掛けているのでマイペースを守っていこうと思っています。
と、言いつつ、私自身が長いレビューを読むことが苦手なので
簡潔なレビューになりつつあるかな~(笑)
今回は、「旨い!」「感動だ!」と思えた、という一点で評価に徹することにしました。