すぷちんさんが投稿したくろぎ(東京/湯島)の口コミ詳細

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すぷちんのレストランガイド~料理は芸術と夢を詰め込んだ宝箱☆

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すぷちん (女性・東京都) 認証済

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移転くろぎ湯島、上野広小路、上野御徒町/日本料理

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2011/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

あくまでも真摯に高見識を目指す若き志士なる獅子 『くろぎ』

  ♦♫♦・*:..2012☆明けましておめでとうございますm(_ _)m♦♫♦・*:..。

多忙に任せて暫く年末~お正月休みを頂きました^^
今年初のレビューは再訪になりますが、やはりくろぎから~

2011.12

クリスマス直前に再訪。
写真の数がかなり多くなってきたので、食事のみUPします。
本来は器も素晴らしく、くろぎオリジナルの器も見ごたえがあるのでUPしたいところですが・・・(ΘェΘ;)

この日は突き出しの生海苔から素晴らしく、
その後の香箱蟹尽くし、雄と雌のいいところ取りが素晴らしかったです^^
勿論、殻に日本酒を注いでいただき、日本の幸せを身体一杯に掻き入れます。

そして超感動の天然トラフグの白子焼きヾ(♥ó㉨ò)ノ♡、
幸せの絶頂です♪(*´Д`*)ポァ~ン

自家製カラスミ(鯔ですネ)で一息入れて、
火を入れると甘味が増す赤足海老しんじょうのお椀です。
素晴らしいお出汁でホットします。

お造りに特筆事項が・・・
この中に寒ボラがあり、通常は臭みのあるお魚とのことですが
血抜きの巨匠が血抜きをすると、全く臭みがなくいただけるとのことで、
確かに冬鯔だけあって脂が乗った真鯛のように全く癖のない美味しい白身でした。
こんな名人の〆た鯔をいただけることはもう無いかも☆

アンキモも相変わらずしっとり脂が乗っているのに新鮮でしつこくなく美味でした。

氷見のブリの京焼きに海老芋の揚げ、
そして八寸。
雲丹といくらの柚子釜に牡蠣、鮑、熟れた満願唐辛子、海老芋など。。。
なんという贅沢。
この食材の豪華さはくろぎならではですね~。

真鯛の蕪蒸し。

そしてくろぎスペシャル@Xmasの和風ローストビーフ風。
凄く柔らかくて美味しい牛はローストビーフが食べられなくなってしまうほど美味しかった^^
後日自宅でも試して大好評でした(o^-')b
〆は香箱蟹の炊き込みご飯と九条葱などの味噌仕立て、香の物。

そして、
デザートは和風自家製モンブランなどもありましたが
お腹がはち切れんばかりだったので
葛きりと蕨餅でお願いしました。

最後には、いつもありがたい、お土産のご飯を頂き、至極満足な年末になりました。。

ありがとう☆くろぎ様&スタッフの皆様m(_ _)m

♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦♫♦*゚¨゚・*:..。♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。

前回訪問から一年4か月ぶり。
湯島121から「くろぎ」に店名が替わって初めての訪問です^^

レビューを見てはいいなぁと思いつつ、
なかなか訪問チャンスがないまま時間だけが過ぎたある日、
仕事ぶりも真摯さも尊敬するマイレビュアーさんからお誘いいただいて再度の訪問が叶いました。

今年の夏も暑かったですよね・・・
この夏にどんな創造性を見せていただけるのか、期待は膨らむばかり(*^▽^*)


前回は湯島から迷ったのですが、今回は広小路から行ったので迷わず到着(笑)。
早めについたのですが、入店すると本日の同行者様は既に到着されていました・・・さすが(*´Д`*)

本日のお献立(12000円のお任せコース)
■先附 京都産赤ずいき吉野煮
吉野煮って、葛粉をつかった煮物ですね。
土佐煮が鰹節で煮たもの、甲州煮はワインで煮た物というように吉野の葛をつかったお料理なんですね^^
品のいいお出汁はいりこ出汁だそうですが、淡白な赤芋茎に餡になったお出汁が絡んで美味しい
この先のお料理の上品な品々が想像できます。

この器は京焼きの竹泉(みうらちくせん)のものだそうです。

■造りその壱  五島列島鰹と生野菜
美しい鮪のような鰹です。色っぽい色^^
アップで鰹の脂をご覧ください。ドキッとします。
添えた野菜は鴨茄子揚げ、玉葱、プチシューベールという小きゃべつ、茗荷など。
このシャキシャキした半マリネの玉葱やサラッとフレンチのサラダのように揚げた茄子の油(だと思う)を纏った
プチシューベールを鰹の横に持ってくることが凄いなぁ。。
幸先いい感じです♪

■小鉢  焼き胡麻豆腐
こちらのスペシャリテですね。前回はこれに感動したんだっけな・・・美味しい☆

■ここでサプライズの一品  豊後水道の鮑
ありていですが^^;  柔らかい!
出汁がなんなのか。。。旨みが出汁にでているのか・・・美味と言わずしてなんと語ろう。
しかも豊後水道の鮑です。美味しくないわけは無い(o^o^o)
出汁も美味しくでも上品!かなりの感激で、食べることに集中するあまり、同行者との会話はちぐはぐ(笑)
・・・・失礼しましたm(_ _)m

■吸物代わり  土瓶蒸し(瀬戸内鱧 山口県産松茸 豆腐 水菜 かぼす)
一口目はそのまま、以降はかぼすを絞っていただきました。
なんと素晴らしい文化でしょう☆ 日本人として誇らしくなります(u‿ฺu✿ฺ)

■造りその弐  鱧叩き梅肉 豊後水道鮑 鯛 烏賊
マジですか!?と言いたいほど その歯ごたえ、脂、身の締まりが好みだったのは鮑も鱧も圧して鯛でした。
美しすぎるその赤ちゃんのような薄っすら桃色とみずみずしい姿とふくよかな旨み☆素晴らしいの一言。
勿論、鮑も最高に幸せを私にくれました・・・こんな贅沢していいのかな。(o^-^o)
烏賊もねっとりいい感じ。
鱧は猛夏であることすら忘れて夏の喜びを細胞までとどけます^^

■箸休めのお遊び?  蛸揚げ
カラリと揚がった蛸です。立田揚げのように片栗系で揚げた食感がクリスピーな一品。

■凌ぎ  新物いくら寿し ばち子 鴨フォアグラ巻き 鱧の子煮こごり 鱧のふえ 人参 マンゴ
新物のいくらと言われると、ありがたさ倍増ですね^^
鱧のふえとは浮き輪のこと、ばち子はなまこの内臓(コノワタ)を干した珍味
それにマンゴーまで、珍味と塩漬けのベストパートナーの南国果実と憎い仕事・・・!
凌ぎ@思考の宝箱ですね。

■焼き物  四万十川の天然鰻の蒲焼
凄いです!!
四万十川の天然の鰻、それは泥臭い脂がないので蒸さずにそのまま蒲焼にしてあり、
その為、ほわ~ん&ジューシー&ぷにっ という食感のトライアングルを構築していました。
これはもう今生では再会出来ないかもしれないと思えた素晴らしいの一言に尽きる鰻でした。
ありがとうございます!

■強肴  焼鱧土佐酢掛け 胡瓜
カリッと焼けた鱧に胡瓜の酢の物。
高揚しすぎた気持ちを抑えてくれる一品です^^

■香の物 丹波京漬物盛り合わせ
「くろぎ」と銘入りの器に黒木さんの本気度も現れているような・・・
上品ですね・・・あくまでも。

■食事  鱒のご飯
この日は玉蜀黍のご飯の予定でしたが、同行いただいたお方が既に召し上がり済みだった為、
同じ品が被らないように黒木さんが鱒のご飯を用意してくださったとのこと・・・
ちなみに、玉蜀黍ご飯はお土産に頂きました(o^-^o)

■止め椀  鯛出汁の味噌汁
久しぶりの美味しい感動味噌汁。
九条葱、豆腐、揚げなど、日本人で良かったなぁ♪の回帰の一品。

■甘味  葛きり 黒蜜
こちらの葛きりは作りたてです。
製作の一場面を目の前で拝見するチャンスに恵まれ、匠になる日を目指しての修行の積み重ねが感慨深く。
本当に美味しい☆

こんな心のこもった汗の結晶のようなお料理を堪能できる歳になってよかったと、
人生と被せて「道」を感じたひと時でした。
黒木さん、スタッフの方々、ご馳走さまでした☆☆☆

♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦♫♦*゚¨゚・*:..。♦♫♦*♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦♫♦*゚
(2010.4)
テーマ【辿りつく終焉の寂しさを満足感が打ち消してくれるような・・・湯島 一二一】

4月のことですが、レビュア-仲間さんにお誘い頂いて訪問しました。
東京ではまず道に迷う事のない私だけど、この日はこの店を見つけるのに5分掛かった・・・
それほどさりげない店構えです。

中は一階がカウンターと席、二階は個室が幾つかあるようで、その中の一つに通されると少し高くなった座椅子の席でした。
人間も熟して渋く、会話も深い方々と席を共にさせていただき、
会話重視の私はとっても満足な会席、
さらに食事の内容がまた渋くてなんとも満足な時間を過ごしました。

コースはお料理は8800円(税サ別)のおまかせと、
それにお肉がつくと12000円になります。


内容は
■蛍烏賊の沖漬け 
春の味覚、蛍烏賊ですね。上品な漬けでした。

■丹波産焼白子筍 木の芽
焼いているところを見せていただき、その後で器でサーブされます♪
このパフォーマンスは食べる人の気持ち、力材を仕込む人の気持ち、料理に心を入れる人の気持ちが
全て満たされるいいアイデアですよね(o^ー')
木の芽の香りも素敵♪鼻腔から春がやってきました・・(笑)

■焼き胡麻豆腐
これがいただきたかった一品。胡麻豆腐を揚げ出すのではなく、焼いて山葵で頂くのです。
もっちりとした食感と胡麻の焼いたこおばしい香り。素晴らしいアイデアです。

■活蛸梅肉掛け 蜂蜜
器が兜のような・・・可愛い目にも美味しい爽やかな一品です。

■根三つ葉のお浸し
(サービスしていただきました(^-^*)三つ葉が大好きなので超!嬉しかった♪)
三つ葉の緑に器の桜が映えますね。
さすが、日本文化を背負った若き志士のお料理です。

■お椀 うすい豆のすり流し 生湯葉 桜花
こっくりいとした、でもさっぱり頂くすり流し、なんと、あわびが隠れていました。

■凌ぎ 棒寿し(かます) ばちこ ゆべし フォワグラ鴨ロース
写真の細長いものは「ばちこ」といって、なまこの内臓を海鼠腸(コノワタ)を干した物です。珍味!!
こりゃぁ、日本酒がたまらなく欲しくりますね・・・(^◇^;)
かますは棒鮨になっています♪
もういやん♪って感じ・・・σ(^◇^;)

■揚げ物 フカヒレ九条葱の香味揚げ レモン
フカヒレのかき揚げですよ・・!珍しい★

■煮物 新馬鈴薯田楽味噌 山菜
日本の旬俊を味わう渋すぎる一品。


■お造り 豊後水道盛り合わせ
なんと!!!
あの関鯖も泳ぐ豊後水道のお魚達!
鮨屋でも豊後水道のものがあると悩まずオーダーする私ですが、それが盛り合わさっちゃって
乱舞してしまいそうでした。
写真の中の灯篭は大根でできています(o^ー')b
そんな中で能登半島のトロ、とろけました。
少しあぶってドラゴンフルーツが添えられているのもアイデアですね!

■同席の方が頼んだお肉は、その日は特別にローストビーフでした★

■強肴 和風牛タンシチュー
小さな茶碗蒸し用器に入ったタンシチューはこっくり味も濃い目でこの量がいいです。

■香の物 丹波京漬物盛り合せ

■食事 丹波産白子筍御飯

■止め椀 味噌汁 九条葱 豆腐 揚げ

■練りたて蕨餅
こちらもサービスですが、見てください!
このねっとーーーりな柔らかい蕨餅。。。。こんな感動は初めてでした。

■甘味 葛切
やっと、締めまでたどり着いたような、でも終わっちゃう寂しさを満足感が打ち消してくれるような・・・
素敵なお食事でした。

お仲間との会話も、お食事の心配りも、サービスも十二分に満足な大人の夜でした★

  • 黒蜜にはさくら☆

  • お土産の箱

  • お土産の鱒飯と玉蜀黍飯

2012/01/11 更新

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