すぷちんさんが投稿した旬菜 おぐら家(東京/池尻大橋)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

すぷちんのレストランガイド~料理は芸術と夢を詰め込んだ宝箱☆

メッセージを送る

すぷちん (女性・東京都) 認証済

この口コミは、すぷちんさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

旬菜 おぐら家池尻大橋/日本料理、居酒屋、海鮮

2

  • 夜の点数:4.8

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
2回目

2025/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

どうしても再訪したくて東京まできた!

前回の12月に引き続き、アニバーサリーで何処に行こうかとなった時、直ぐに頭に浮かんだこちらに即決、再訪。
何せ、食事処では割烹が何より一番!な私が、
食材ラインナップと手が込み洗練されたお料理、
上品なお出汁と味付けと
良心的な大将に心を鷲掴みにされたのですから。

生まれてからずっと都心の私、
それなりに美味しいお店にはお邪魔してきたけど、店は店主の心の顕、と心底感じるようになり
店主の良心とお味が統一された、日本人として心に沁み入るお店になかなか出会えない嘆きに似た感情があった。

なので散々食べた世界一のグルメシティ東京から引っ越して離れてから、特に東京が恋しくなる事はなかったのに、この様なお店があるとは、やっぱり東京は深い。

今回も11000円コース、
先付けの後、そのいでたちから
「え、もう稚鮎?」と思ってしまった公魚(ワカサギ)と独活(ウド)と蓮根の天ぷらから始まりました。
お造り 
なかなか頂けない高級魚の石鯛とアオリイカ。
そして
天然トラ河豚に、なんと白子ご飯!
こんな贅沢なご飯にはそうそうお目にかかれない。

さらに驚く勿れ、天然の鰻。
前回に引き続き、お願いが天に届いたのか…
もう感動です。
そして、
あまりの美しさと美味しさに写真撮り忘れた海老シンジョウ。
続くは、グジ(白甘鯛)の鱗揚げ。
香ばしく上がった鱗にプリホワッとしたグジ。
こんな贅沢は久しぶりw...
と感激にフラフラした頭が次に認識したのは
次に提供された
スッポンとフカヒレの捥物。
え〜・・・スッポン何年振りだろう、
旨味とコラーゲンたっぷりの有り難さ。

料理の締めは前回も頂き、意外な美味しさに目覚めた"猪だんご"行者ニンニクと相まって香りと旨味のコラボ。
田舎に引っ越してから本物ジビエに出会う機会も増えて猪の美味しさに目覚めたけど、技術が合わさると、なんと新鮮な驚き。

締めのご飯は鳴門鯛と蕗の土鍋炊きご飯。
これもなかなか出会えない鳴門で逞しく生きた鯛の旨みが染み込んだ春のご馳走様でした。

デザートはあまおうのアイス。
お心遣いを頂戴し素敵なアニバーサリーになりました。

私は厳し目レビュアーだけど私にヒットしたおぐら家さんは、躊躇なく私のリストの最高レベルです。
素材の旨さを昇華させたお料理と心を
本当に有り難う御座います♪
次に訪れる日が楽しみなお店です。

ご馳走様でしたm(_ _)m

2025/03/16 更新

1回目

2024/12 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

こんな高級食材をお手頃価格で

毎年、クリスマスは和食と決めている我家。
今年2024年もクリスマスコンサートに行ってからと予め予約しての訪問。
今回は11000円のコースをお願いしました。

初めて訪れるこのお店は14年程前に開業されてるとの事なので、私が駒沢から神楽坂近くに越す頃…
知ってたら行ってたに違いない。
246通りからも入れる様ですが一本裏側が玄関になってます。
訪れた時は開店時間間も無くだったので先客は一組、その後あれよあれよと満席近くなってきたのでこのお店の人気度が伺えます。

先ずはドライバーの私はノンアル梅酒で。

▼一品目は豆乳豆腐のお出汁ジュレ掛け。
なんとも優しい。
以下、この日のコースのラインナップ。
▼蓮根と穴子の天ぷら
なんとサクサクとホワホワの軽く揚がった天ぷらは滋味深い。添えてある岩塩なのか…それを付けていただき初っ端から満足。
▼鯛の潮仕立て
輪島塗りの大振りな椀に入っているのは鯛と鯛からとったお出汁、鯛の下には好物の生麩。
▼お造りは、鳴門のカワハギ肝付きとアオリイカ。
伊豆高原に越してから築地近くで育った私の魚介類にまつわる意識は更に変わり、このアオリイカの美味しさに目覚めていたので♡が鷲掴み。
勿論、添えてある山葵は日本の宝で、あらゆる成人病や美容に恐るべき効果があるのです。
山葵を残すなんて、一つもいい事ない!
▼河豚(てっさ)にポン酢を添えて。
実は少し余ったカワハギの肝、これを載せて頂く日本最高の幸せ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪。
▼鳴門の天然鰻
滅多に頂けない天然の鰻。普通の高級といわれる和食屋さんでは渋沢さん何枚用意しても出ない確率が高い高級食材の最高峰だと思ってる私は、
クリスマスを通り越して天に昇る様な幸せ♪

★こちらで使うお魚は鳴門からの直送が殆どとの事。鳴門は海流も早く、身が締まった美味しいお魚が多いのですよね。

▼自家製カラスミ。
ボラを時期に一年分仕入れてカラスミを作るそうです。今回はその貴重なカラスミの今年仕込み分と昨年の一年熟成を味合わせて頂きました。
▼香箱蟹
メニューリストに香住蟹とあったので、その香箱作りかもしれませんが四季のある日本に生まれて良かったな香箱。カニ酢もとても美味しくて最後まで飲み干してしまった程。
▼タラの白子の茶碗蒸し佐賀の海苔添え
餡がかかった茶碗蒸しの中に白子がたっぷり。
優しい食材の組み合わせですが、本当に滋味深い優しさ。
▼広島の猪のだんご椀。
京人参、聖護院大根、大浦御坊、山椒が添えてある椀造り。

ここで、追加でお願いした白子とずわい蟹の春巻き(二本1760円)を。
▼ホワッホワの白子とずわい蟹の香り、パリッと揚がった春巻きはその食感の違いと香りを楽しむ絶好のコンビ。
▼締めは鯛の炊き込みご飯。
自家製の漬物と美味しく頂き、残ったご飯はお持ち帰り(*´m`)♪
▼自家製わらび餅
随分昔に商売上手な会席でそこの有名なわらび餅を頂いたけど、あまりにも商売上手が行き過ぎ足が遠のいた店があったけど、こちらのは全く引けを取らないばかりか、とても美味しい。
練って練ってと大変さを考えると有り難い気持ちになります。

お酒もすすんでしまうこの旨みと滋味深い日本の食材を駆使したお皿の数々に
東京に居たら間違いなく通ってるしまいそうなお店でした。

スタッフの皆さんも素敵で大満足なクリスマスでした。
良いお店は数々ある世界一グルメな都市東京なれど、出汁文化の基本に忠実、食材に誠心誠意、
驕らず、世界文化遺産にもなった日本の食を多くの人に楽しんでもらえる値段に設定しているお店は極々少ないと感じる昨今。
そんな中で嬉しい驚きをいただきました。
その姿勢に感激して星は最近では珍しい高得点にさせていただきました。
世界は大峠の時代ですが、しなやかに乗り越えて欲しいお店、来年もまた来よう!
ご馳走様でした(^人^)。

  • 豆乳豆腐のお出汁ジュレ掛け。ホッとする優しいお味。

  • 最初からめちゃくちゃ美味しい蓮根と穴子の天ぷら。

  • 輪島塗りの年代物お椀で出されたのは鯛のお椀。

  • お造りはカワハギ肝付きとアオリイカ。素晴らしい♡

  • 河豚。お造りででたカワハギの肝を載せました

  • 鳴門の天然鰻❗️これは有難い。

  • 自家製カラスミ。今年仕込みと一年もの

  • 香箱蟹と蟹酢

  • 白子の茶碗蒸しにアオサ(だっけな…)を載せたもの。我は海の子茶碗蒸しと勝手に命名。

  • 追加でお願いした白子とずわい蟹の春巻き

  • 鯛の炊き込みご飯。イケメン兄さんが配膳してくれました。

  • 自家製わらび餅

2024/12/27 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ