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まずはシャンパーニュ
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前菜①
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前菜②
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メイン①
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グラニエ
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メイン②
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空輸の活オマール
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空輸のジビエ
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カウンターの片隅
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お皿の下に敷く紙
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ラギオールのナイフ
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シェフの関さんは、まるで王子様みたいなのに、甘々なところはなくて。
少年のような一途さと、大人のユーモアを兼ね備えた方なの。
お客さんを楽しませ、もてなすことが(時には驚かすことも)お好きで、私はすっかり
ファンになりました。
大好きなお友達が「通いたい!」と題をつけてレビューをあげてるお店です。
夜の予約をとる時は、食べたいものをリクエストしたり、NGな食べ物を伝えたりして
かなり融通を利かせて下さるそう。予約もおまかせしちゃいました。
京都駅で待ち合わせしましたが、この日の渋滞はハンパなかったです。
車を停めてた駅前パーキングから出るだけで、まずは40分ですもん(笑)
市内もすごく混んでいて、途中でお店に遅刻の電話を入れたくらい。
紅葉の時期の京都、恐るべしだわ。
カウンター席に通されました。
こちらカウンターに2組、テーブル2組の、最大でも4組の完全予約制です。
駆けつけシャンパーニュ(笑)、MARIEという銘柄だったかな?
18時からのお客さんが2組あったので、シェフは忙しくお料理なさってる。
店内素敵だなあと思い、あちこち眺めながら、ゆっくり待ちます。
●前菜①
まずはフレッシュなフォアグラテリーヌ。ポルト酒でやわらかくしたトルコ産いちじくが
中に入ってて、トーストしたブリオッシュが下に敷いてある。
ちょこっと出して下さった甘口ワイン(ボルドーの貴腐とおっしゃっていたかしら?)
が素晴らしくマッチします。フォアグラの脂を濾して、テリーヌにふたをしてあるのですが
この脂、口の中ですーっと溶けて、美味しいものねえ。
●前菜②
海の幸が豪華に盛ったお皿。サラダ仕立てです。
ロシアではなく、最近はブルガリア産のキャビアがいいんですよね~と。
日常的に食べられる訳ではないので、比較検討できないのが悲しいですが
確かにとろりとした味わい。メインに使って下さる予定のオマールがここにも登場。
そしてやわやわな根室産の雲丹は中央に鎮座し、リンゴとカブがひらひらと舞って。
食い気は旺盛ですが、こんなお皿を見ると、乙女になった気分♪
●メイン①
ブイヤベース。。。なんですが、私が今までイメージしていたどんなものとも違う!
子持ちのセコガニなんかも飛び入り参加してますし、はまぐり、赤ヤガラなどがぎっしり。
赤ヤガラって細かい骨がないそうで、初めてだけど、食べやすい魚なんだわ。
これはフィンガーボールをお出し下さり、手でどうぞと言われましたので
もう遠慮なく食らいついちゃいます。ヤガラっていうのは、弾力があって、少しもちもちした
歯ごたえなのね。スープにはサフランとニンニクをあわせたソースをアクセントにして
いただくのです。煮込まず、素材の持ち味を生かした、でもとってもこくのあるスープだわ。
くるくる巻かれた白菜の中身は、ラングスティンヌという海老です。
この海老がめっぽう甘くて、まだちょっとパリ感を残してる白菜と食べるとたまりません。
●グラニテ
口直しには、むっちゃ秀逸だったお茶のシャーベット。
ダージリンとジャスミンティーを煮出して作ったというもの。
このしぶみと苦み、微妙な甘さのバランスが大変素晴らしくて、しばし感動♪
ありがちな柑橘系のより、全然いいの。まさに口直しね。
●メイン②
フランスはブルターニュから空輸で届く、活オマールです。カナダやアメリカ産に
くらべると、お値段かなり高価みたいです。漁獲量が少ないこともありますが
一番の違いはお味とか。見せてもらいましたが、きれいなきれいなインクブルーなの。
このお料理を作りながら、「今年3本の指に入るソースができた」とシェフはにこにこ。
オマールにソテーしたフォアグラ、トリュフのソースを使ったメインです。
それは、それは、うふふなお皿ですよ。この前に白ワインをグラスで2杯いただいてましたが
更に赤をもらっちゃう(ハーフでも対応してもらえますよん)。
添えてあるのは大振りのカブ。これに切れ目を入れて、別のお鍋で煮込んでるのを
目の前で見ていましたが、生っぽい食感と味を生かしたフレッシュな添え物だわ。
「フォアグラおでん仕立て」と笑いながらおっしゃるシェフ。ふふふ♪
●デセール
アーモンド風味のブラマンジェ。ベリーのソースを使った控えめなデザート。
フルディナーのあとに、甘いものは無理かもしれないと思っていましたが
つるりと完食でした。
●小菓子と飲物
焼きたてのフィナンシェをひとくち囓ってみましたが(本当は焼き菓子が最も苦手)
あふれんばかりのバターの香りととろけちゃうようなお味で。
こんなに濃厚な小菓子もスゴイ。苦手とか言ってる場合じゃないわ(笑)
カップはさきほど棚の中におさまっていた素敵なアンティークで出してもらいました。
バカラのアンティークグラスの底からいただいたという鶏をお店のモチーフにしたり
(絵付けされたバカラなんて初めて知りました)、カウンターのはじっこに何気なく
載っている器がラリックだったり。。。こんな見事なもの落としちゃったらどうするんだ~。
数々のガラスや陶器やカトラリーなどの、アンティークのコレクションはまことに溜息ですが
お店に置いてある全てが、関さん独特のセンスで飾られていて、計算されていて、ものすごくクール!
天井からはヤガラがぶらさがってるし、カウンターの上には猪やアンコウの骨が。
トリュフチョコの入れ物と蜂の巣の組み合わせ、カウンターに無造作に置かれたリモージュは
これまたアンティークで、波の模様に魚の尾を合わせるお茶目さが好きだなあ。
聞けばお父様は画家でいらっしゃるし、ご自身も美大のご出身。
このかっこよさはなるほどねと、納得です。
シャンパーニュ、白ワイン×2、赤ワイン半分を飲み、13700円でした。