フランチェスカさんが投稿した神保町 傳(東京/神保町)の口コミ詳細

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フラニーのお散歩記録

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移転神保町 傳神保町、九段下、竹橋/創作料理

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.6
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.4
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2015/07 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.6
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.4
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

愛と娯楽と微笑みと。

(2015年7月)↓
すっごい久しぶりに訪問する。
前に伺った時は大雪で、大阪のお友達と一緒だったなあと思い出す。
指折り数えて驚愕する、「えらいこと前じゃん!」と。
●のっけからフライ、贅沢にも鱧なんである。
 調理するのはお手間だろうが、鱧ってどういう調理法でも美味しいなあ。
●とうもろこしの甘みが印象的だったこのお料理。
 醤油たれとウニ、すべてが一体となって絶妙に奏でるハーモニー。
●傳さんと言えば定番傳タッキー(笑)。
 私にはお魚が来ました。
 皮をあぶった金目鯛は絶品で、半分ダンナにあげたのですが
 「俺もあれが一番旨かったかも。。。」と言っておりましたわ。
●これまた最高の鰹。
 あぶり加減といい、薬味とのバランスといい、素晴らしいの。
●続いては鮎。
 肝を使ったペーストが苦みがあり、旨味もあり。
 添えてあるパンに付けたら、これは日本酒が欲しくなるわねえ。
●毎回感心するサラダ。
 定番なのにその時々の季節の野菜が入り、飽きないのよねえ。
 花びらの上には蟻さん。初めて食べたけど、酸味がくせになりそう。
●これはスペシャルな一皿で、傳さんに修行に来ている方が作ったもの。
 北欧でよく食べられているニシン料理をアレンジしてみたのだそう。
 ニシンのかわりに使ったのはアジ。
 軽~く〆て、デイルでアクセントをつける。
 卵とじゃがいもと一緒に食べてみてと言われて、その通りにすると
 お料理の見た目からは想像もつかない感じよ(笑)。
 インカの目覚めを揚げて、中身をくりぬいてマッシュしてまた詰めてある。
 私的にはもう少し酢が効いていてもよかったかなと。
●ほかのひとがお肉出ていた時に、私はスッポンのスープでした。
 そろそろギブだったので、ちょうどよかったわ。
●土鍋ご飯は、ポルチーニご飯ですよ~。
 中身を見えてくださった時に、一同「おおお」とどよめく。
 軽く、ほんの1杯だけ頂戴しました。
 (残りはおにぎりにして持たせてくださいました)
 コースの〆にあわせて計算して炊きあげる熱々がまずいはずなし。
 茸の芳香にくらくらしました~。
●デザートはさっぱりとしたもの。
 えらいこときらきらして美しい。
 しそとルバーブを使いアマレットとラムで風味付けしてあるの。
 これなら文句なしに別腹だわさ。

やっぱこのお店のホスピタリティとくつろぎ感って独特。
長谷川さんや一緒に働いているお店の方はどなたも、気負うところなく
常に笑顔でなごませてくださるの。
英語がおできになるので、段々来店される外国の方多くなっているそうだ。
中にいらっしゃる方もカナダやフランスから勉強にこられていたり。
これから年月を経て、どんなお店に変わっていくんだろう。
この日は4人でうかがい、ワインを3本プラス日本酒も飲んだので大満足。
遠慮なく飲んだので、お会計は少々大変なことになり(笑)。
お誘いくださった方にはいつもながら感謝感謝です。


(一番最初にうかがった時のレビュー)↓
オフ会もごぶさたしている今日この頃。
たまには美味しいもの食べて気晴らししたいなと思っていたところに
えこ師匠に教えて頂いたこのお店。
ん、もう。大ヒットだった!私的には相当つぼにくるお店で。

何がいいって、独創性に富んだお料理はもちろん、長谷川さんのお客を
楽しませることを第一に貫いたその姿勢。
初めての私たちも、常連の方も、その日その時間カウンターに並んだ
すべての人とが一期一会と思わせる。
美味しい楽しい時間を共有できていい出会いだったと思わせる。
こんなお店なかなかないわ。

席について最初に出てきたのはスパークリング。
じとじと雨の降る湿気のこもった夜だったけど、一気にふっとばすようなさわやかさ。
そして、包装された最中が出される。市販のお菓子みたいじゃない。
びりびり破って中身を出し、ひとくち囓ると驚きの具。
あっさりしたフォアグラは脂を落とす火入れをなさって、干し柿といぶりがっこと組み合わせてある。
スパークリングと一緒に食べると、最中の皮がふわっと溶けて、むふふだ。

●秋茄子と穴子のみぞれ和え
 穴子はもう季節の終わりだそうで、骨が少しさわるため、炊いてから焼くという手間を
 かけてらっしゃる。

 これに合わせて最初の日本酒は、石川の銘酒「手取川」 鑑評会出品酒タンクから絞った荒ばしりを
 この店用に特別に瓶詰めした大吟醸。コストを抑えるために荒ばしりにしたそうな。
 やわらぎ水は新潟「麒麟山」の仕込み水。柔らかな良い水です。

●インカのめざめのまんじゅう
  ほっこりとした甘みが特徴のこのお芋。8ヶ月貯蔵しておいたものですって。
  ちょいとバターを入れてこくをだし、自家製だという塩をつけていただくも
  顔がほころぶ!このお塩は刺激の一切ないまろやかそのもののお塩。
  昆布の旨味が際だった相当素晴らしい調味料だわ。
 
  続いての日本酒は青森八戸の「陸奥八仙」。蔵元の駒井さんは若手ながら良い酒を醸す。
  ずっと応援している蔵の一つ。香りも上品、米のの旨味も感じながらキレもも良かったな。

●生秋刀魚の肝あえ
  新鮮な生サンマと肝、日本酒には最高と思う一品。
 (お酒を飲まない人にはどうかな~とちょっと思うけど)
 しゃりにイタリアンパセリ入り、ごはんと一緒にすることで成立するなあ、これ。
 肝のほろ苦さを八仙流し込みながら味わう。

●グラタン
 意表を突いて!
 いちじく、胡麻豆腐、出汁をたっぷり含んだ赤こんにゃく、栗のお麩、梨
 という不思議なメンツ。たっぷり乗ったホワイトソースがすべてを丸く
 包み込んで。ちりばめられた焦がした麦がまたアクセントに。
 一緒に米粉で蒸したパンも供され、でも私はひとくちだけいただき、だんなにパス。
 これ以上炭水化物を食べると、あとが相当苦しくなりそう。 

 ここに福岡「繁桝」純米吟醸にごり酒。フルーティな香りに甘い口当たり。好きだな~こういう酒。

●野菜サラダ
 もちろんただのサラダであるわけもなく、ひとつひとつマリネしたり味付けしたり。
 お茶目なじゃがいもの顔にも笑ってしまうけど、一番のサプライズは泥付きそのままの
 人参でしょう。どうなっているかは直接召し上がるまでのお楽しみデス。

 ここで登場したのは大人気、三重の「而今」 特別純米八反千本火入れ。
 ホントにバランスの良い酒だね。んでキレイな香りですわ。 

●松茸とハモのお吸い物
 おおう、今年最後の鱧だわ。滑り込みセーフで間に合いました。
 お野菜の出汁はなんてまろやかか。
 同じカウンターにお座りだった方が、「これは何か動物性のものが隠し味」とおっしゃり
 まさにどんぴしゃりだった。ほんのかすかに効かせた鴨のスモークの香りに気がつくなんて!
 しかし漆器というのは手触りも口触りもいいものだわねえと、改めて思う。

●秋刀魚のごはん
 ほっこりと炊きあげたごはんですが、私はもうほんのひとくちしか入りそうにない。
 お漬け物とお茶で少しだけいただきました。
 残ったものを、おにぎりにしてお持たせしてくださった。
 うちで留守番してた娘が、大喜び。

 これにはやはり濃厚な酒が合うね。。。と云うことで、店主長谷川さんのセレクトは
 山口の「貴」濃醇辛口純米酒80。精米歩合80%の米の旨味しっかりタイプ。
 実は私、この手の酒は苦手だったのだけど、これ、秋刀魚ご飯には合うわ~。
 ぴったりでした。

●デザート
 これまた、大事な人をお店に連れてきてびっくりさせたい一品ですわ♪
 園芸がテーマですから!!
 もうおかしすぎて笑っちゃうことうけあいなの。
 この日はクリームチーズのムースでしたが、お味だってお墨付き。


日本酒のコメントはダンナに書いてもらってます。
実はダンナ、八仙のシールを携帯に貼ってる。
それを見せたときから、お酒の話で盛り上がり。長谷川さんとはお酒の好みの
方向が近いのかな?

お料理に合わせ1種類ずつ飲んで、お会計は2人で28000円也。
ううん、実にいい気分。
実は来月も、来年1月も予約入れちゃってます。
高評価にも関わらず、まだ予約は不思議と取れるのよねえ。

  • 2015年7月

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2015/07/26 更新

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