2011.12.15
師走の夕方、気仙沼港。
津波の傷跡があちこちに残っていて商店町は暗いが、
いくつかのお店には明りがついている。
時計屋さん、酒屋さん、骨董屋さん、呉服屋さん等など、
お店の人たちと言葉を交わす。
復興支援で気仙沼大島に船で渡る前のつかの間、港に
出来た「復興屋台村」に立ち寄る。
その中の居酒屋で、地酒(伏見男山)の熱燗に、自家製塩辛、大根と
イカの煮もの、ホヤ酢をいただいた。
おばあちゃんが漬けたというイカの塩辛は、酒粕と味噌がはいっている
とかで、とても優しい味がした。
お店の名前は、「海の家」。
変わった名前ですねと言ったら、「津波で被災した海の家の主人3人が
集まって、1か月前にオープンしました」とか。
30分ほどいて、島へ向かう渡し船に乗りこんだが、このような人たちが
被災地のいたるところにおられることを、心に刻みこんでいかないと。