『名作レビュー再び ⑥並木通りの「酒園」』いが餅さんの日記

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盛り場徘徊記   

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 とある日曜日の出来事!( ̄▽ ̄;)

 とある日曜日、昼食後並木通りをフラフラ歩いていると
何とも魅惑的な暖簾と椅子の上に立て掛けられた黒板に目が奪われた。

 「日本酒 180cc 350円」

 こりゃ思わず覗いちゃいますよねえ。 こんなの反則ですよねえ。( ̄▽ ̄;)
以前から何となく気になっていた店ではあるんですがね。

 店構えが割烹のようで一見高級感があったのですが、
黒板を見る限りにおいては大衆酒場的な値段ですね。

 店内に入ると割烹風な立派な作りですが、現状は随分なごやかな雰囲気というのか・・( ̄▽ ̄;)

 カウンターの内側には昔は綺麗だったであろう女将というのかママというのか中々愛想のいいオバチャン。
 その目の前にはその女将が目当てに相違ない常連らしきオッサン。

 店に入ってカウンターの端っこに座ると、その常連らしき御仁が

「お兄さん、こっち来て座りんさい。あんたもママが目当てじゃろ!」

 ハァ? そ、そんな気などはこれっぽっちもないが、いくら説明しても常連氏が納得しない。( ̄▽ ̄;)

「そんなに遠慮しんさんな。ここならママの顔がよー見えるよ!」

 だ、だから違うっちゅーのに。( ̄▽ ̄;)

 一人でチビチビやりたいだけですので・・・イヤ、ホント・・

 しかし、どーもこの常連氏はママに興味を持たない生物が地球上に生息することが理解出来ないらしい(苦笑)

「まー、えーじゃないの。 好きなとこ座らしてあげんさいや。」
とママさんの助け舟で何とか静かになりました。(; ̄∀ ̄)

手酌でマッタリ過ごすつもりでしたが、どーも難しそうだな。( ̄▽ ̄;)

 カウンター上のネタケースにはほとんど何も入っていません。 メザシがあったかな。
 おでんの鍋があったので、おでん三種と熱燗一合をお願いする。

 大根と玉子とスジ。 結構いい味ですね。 

 熱燗はホトトギスとかいう聞いたことのない銘柄。

 ボーッとして過ごしたかったのですが、常連のオッサンが変に気を遣って話しかけてくるもんで。( ̄▽ ̄;)

 サクッと飲んで切り上げました。790円だったかな。ヤレヤレ。( ̄▽ ̄;)

 (ちなみにこれは2013年のレビューです)
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