いが餅さんのマイ★ベストレストラン 2014

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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美味しさ安さ雰囲気などを総合して点数をはじき出しておりますが、「ベストレストラン2014」ではこれらに加えて今年楽しませてもらった感を加味して編集してみました。

マイ★ベストレストラン

1位

割烹 戸田本店 (呉市 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2014/07訪問 2019/08/10

 1世紀を超える歴史に彩られた呉の名割烹。

 呉の名割烹戸田本店。
平成の大合併で呉市に編入された音戸町であるが、呉で生まれ育った私には未だに「音戸の戸田」と呼ぶほうが風光明媚な景観も併せて思い起こされて味わい深い。

 海軍の消滅、平成の不況などで暖簾を降ろした老舗が多い中で孤軍奮闘する一軒である。
旧海軍は階級によって利用する料亭、割烹がほぼ決まっており、それぞれ勝手に横文字の愛称をつけて楽しんでいた。

 幹部クラス(佐官以上)は呉随一の高級料亭吉川(通称グッド、昭和20年空襲で焼失)、ガンルーム(青年将校)は岩越(通称ロック、昭和20年空襲で焼失)、下士官(兵曹長以下)なら[a:34012356,五月荘](通称メイ、現在も営業中)と明確に色分けされていた。

 最初から決められていたのか自然にそうなったのかは不明であるが、上官に気を遣いながら酒を飲んでも心から楽しめないのは今も昔も変わりない。 懐具合も当然違うので自ずと色分けされたのかもしれない。

 上記以外にも崋山(通称フラワー)、徳田(通称ラウンド)、常盤(通称グリーン)なども海軍料亭として一世を風靡した。

 一方戸田本店は郊外という場所から海軍というよりは地元の旦那衆に愛された店のようである。 その美味、景観に魅かれて呉鎮守府や連合艦隊の高官も利用したのは想像に難くないが、常用というよりもお忍びの利用が多かったようである。

 件の一流料亭群が海軍の消滅と共に消え去り、あるいは往時の輝きを失ったのに対して、戸田本店のみが今もって超一流の家格を保っているのもそれだけ地元で愛されていた所以であろう。

 さて某月某日二人で利用した。
昔から見覚えのあるお馴染みの木造三階建ての建物である。 玄関に到着すると着物姿の御婦人が出迎えてくれる。

 一、二階は明治時代の建築で三階部分は大正時代に増築されたという。

 二階の一番奥の部屋に案内される。 全ての部屋が音戸の瀬戸に面しており、旧音戸大橋と最近完成した第二大橋を窓から臨むことが出来る。
 行き交う船も様々で文字通り数時間にわたって大パノラマを満喫できるのであるが、この風景こそが戸田本店を今日たらしめている普遍の財産といえるだろう。 

 室内は決して豪華ではないが、質実にして剛健なる明治期の和風建築の特徴を色濃く残し所々に補修の後も散見されるが、これこそ現役で100年以上使われ続けている証しといえよう。

 各部屋の欄間は瀬戸内の名勝を透かし彫りにした工芸品であるが、興味深いのは食後見学させていただいた三階の一号室である。
山本五十六大将が馴染の芸者とのお忍びで活用したとの伝説のある特別室であるが、現在も当時の姿で残されている。

 他の部屋と違い話し声が外部に漏れないように欄間に透かしがない。 また他の部屋は隣の部屋と衾一枚で隔てられているのだが、三階一号室だけは隣の部屋との間に1メートルほどの隙間が設けられている。

 これも海軍高官の密談が外部に漏れにくいようにとの特別な設えであるのは言うまでもない。
 
 さて、昼は4000円、5000円、6000円の三コースがあり、夜は4000円から10000円までいろいろあるが、予め予算を申し伝えてお願いすることもできる。

 この種の料亭は夜に本領を発揮するのが一般的であるが、風光明媚なる音戸の景観を満喫してこそ一席の妙がある当店は昼こそ真骨頂であるとの定評もあり、この度我々が昼の利用としたのも上記の理由によるものである。

 電話で予約する際にコースの金額の差は品数の違いによるものかと素直に質問をぶつけてみたが、応対した仲居によると、品数というよりは料理のグレード、素材の差によるところが多いとのことであった。

 せっかくの機会であったので一番上の6000円のコースを予約した。 これに15%の奉仕料(サービス料)と8%消費税が加わるとのことであった。 つまり総額7452円ということである。

 さて問題の料理である。 店の佇まいと歴史的なエピソードが優曇華の花でも料理が不味ければ本末転倒である。

飲み物は私のみ瓶ビールを。 中瓶700円と通常の料亭価格。

まず一皿目は玉子豆腐。
 いい塩梅の味付けでヒヤ酒の肴にしたらさぞ美味しかろうと思われた。

二皿目はタコと海老の酢味噌和え。
 タコ、海老とも食感が素晴らしく、酢味噌も酢が勝ち過ぎず私好みの味付け。
  酢味噌和えという食べ物はさほど好きではないのだが、これは美味しかった。

三皿目はタイと海老の刺身。
 タイ料理こそ戸田本店の真骨頂であり、刺身は殊の外有名である。
 目の前の海に浮かべてある舟が生け簀になっており、いつでも最上のタイが供給できる。
 このタイ刺しはウマかった。 常温であったので捌きたてなのであろうが、
 捌きたて特有の過度の歯ごたえが抑えられており私好みの食感。
 半分は松笠造り。 タイの皮が大好きな私には嬉しい。

四皿目は鯛の骨蒸し。
 これぞ鯛ソーメンと並び称される戸田本店の逸品である。
 身はしっとり、出汁は柚子の風味をたっぷりと溶け込ませた秘伝のもので、
 「自慢の汁なのでたっぷり飲んでください。」とお店の方の弁。
 そもそもタイという魚は体の半分近くが頭であるから古来より頭をいかに美味しく調理するかが
 芸予地域の料理人の腕の見せ所である。
 鱗がしっかり残ったタイの御頭は慣れていない人には食べにくいであろうが、
 是非骨までシャブって食べていただきたい。

五皿目はサザエの壺焼き。
 弾力のあるサザエの身と焦げた醤油の香ばしさがたまりません。

六皿目はイサキの塩焼き。
 見事なサイズのイサキを一匹丸ごと塩焼きしてある。
 塩加減、焼き加減が絶妙で身がほっくり。
 これ程魚を上手に焼いてある店は近頃稀である。

七皿目は海老の天ぷら。
 このサイズで出てくればほとんど衣かと思いきや、
 ほぼ海老の天ぷら。 海老がデカい。 しかもプリプリ感が半端ない。

〆はタイ飯とタイの吸い物。
 これも実に美味しい。 タイの骨の出汁は本当に素晴らしい。

デザート。
 完熟のメロン。 最後まで一点の隙もなし。

 着物姿で接客されている笑顔の素敵な女性が女将だと思っていたが、この方はベテランの仲居さんで、実はこれほどの老舗にもかかわらず、この戸田本店にはいわゆる接客する女将はいない。

 80代の女主人がおられるそうだが、ひたすら厨房で料理を作っているのだという。 これには吃驚した。
京師の名料亭をも上回るこれらの料理群を専属の料理人ではなく老女主人が全て作っていたとは!

 お造りも焼き物も煮物も全て自分自身の技だそうで、後継ぎの女将(次期女主人)の腕も素晴らしいそうだが、大宴会などの大皿で供される活き造りなどはまだまだ大女将の包丁の冴えには遠く及ばないという。

 手伝いの料理人が一人いるそうだが、全てこの三人で作っているという。
まったく凄い店である。

 冒頭に記した15%のサービス料であるが、予約した時点では正直割高感を禁じ得なかったが、全ての料理を食べ終えた今となってはむしろ破格であるとさえ思えるのである。

これ程の建物、これ程の接客、これ程の料理がサラリーマン割烹に毛が生えた程度の価格で提供されているのは驚きである。

 19世紀に開業し、激動の20世紀を駆け抜け、21世紀の今日まで看板を守り続ける戸田本店。
これは広島県というより日本の財産とも言うべき老舗である。

  • 明治期の建築。大正時代に三階部分を増築。
  • 玄関。
  • 客室の床の間

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2位

小魚料理 とみ助 (胡町、銀山町、八丁堀 / 日本料理、海鮮)

2回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2019/04訪問 2019/05/01

あいかわらず料理は最高ですが・・・

 最近人気でいつ行っても満席で入店出来ない「とみ助」
いい店が相応の評価を受けて人気が出るのはいいことなんですけどね。

 この日久しぶりに覗いたら珍しく半分くらいの入り。
こりゃラッキーと即入店したのは言うまでもない( ̄ー ̄)ニヤリ

 まずは瓶ビール。 お通しは蛸の子だったかな。 美味しかったです。

 まず一品目は鰆のタタキ。
肉厚の鰆に薬味がたっぷり。 自家製のポン酢の味も良く満足度の高い一品。

 二品目はノドグロの塩焼き。
大型なので一人で一匹は多いとのことだったので半身を焼いてもらう。

 サラマンダーでじっくり時間をかけて焼かれたノドグロはさすがに美味しい。
脂の乗りも焼き加減も最高。 サイズも過去最大級の大きさです(半身ですけどね)

 ここで熱燗に日本酒にスイッチ。 亀齢の熱燗を二合。

 料理三品目は穴子の白焼き。
美味しいですがノドグロに比べると淡泊さは否めず。注文の順番が逆だったら良かったかもね。

 〆て合計12000円! ギョギョ! 思わず耳を疑ってしまった(゚Д゚;) 
美味しいのは間違いないありませんがこれで12000円とは驚きました。

 自分的には6000~7000円くらいかなと思っていたのでね( ̄▽ ̄;)
しばらく来ないうちに超高級店になっていたようだ:(;゙゚'ω゚'):



 再訪。
源蔵 バスセンター店清ちゃんときましたが
これくらいだと飲んだ気にならないのでもう一軒。

うまい魚が食べたい!
となればこの界隈ではとみ助ですな。

 数か月前は満員で入れなかったが今日は珍しく空いていた。
これもカープ優勝の余波か?

 ビール中瓶一本と五橋の熱燗を一本。 お通しは小魚の南蛮漬け。

 魚はサンマの刺身と赤ムツ(のどぐろ)の塩焼。

 サンマは超厚切りのブリンブリン! あまくてウマ~イ!(*´∀`)♪

 大き目サイズのどぐろの塩焼も激ウマ! ウマすぎる! ホンマのどぐろは焼くとウマイわぁ~(*´∀`)♪

 やはり大衆酒場では味わえない素材の良さと調理の確かさ!

 合計で5000円ちょっとでしたかな。

・・・・・・・・・・・・・・・
2015年1月 再訪。

新年初とみ助

 待望の小イワシ刺を堪能。
実に繊細な処理。 ここまで丁寧な仕事は通常の居酒屋レベルではお目にかかることはありません。
美味しいに決まってますな! この上もない滑らかな舌触りです!

 タイのアラ炊きも本日のお勧め。
甘辛い濃いめの味付け or 酒蒸しにしてポン酢というのが瀬戸内の2大料理法だが、
とみ助は甘すぎない甘みと薄めの醤油味。 

 それでもしっかり味が付いている。
柚子の風味が何とも心地よい。
全てがいい塩梅としか言いようがない。

 八海山の本醸造とよく合います。
ビールも1本いただいて合計4800円也。

・・・・・・・・・・・・・・
 2014年10月

 最近立ち飲み屋ばかり集中的に開拓してきた私。
たまには割烹で椅子に座って美味しいものを食べてみたくなるのが人情というもの( ̄ー ̄)ニヤリ

 大衆酒場→立ち飲み→3軒目に割烹という世間様とは逆のアホな順序で酒場巡りする私(汗)
ムフフ、でもこの方がいいのよ。 

一軒目に空きっ腹状態で割烹に居座って飲み食いするとエライ金額になっちゃうからね。 
過去の経験上( ̄ー ̄)ニヤリ

 広島の歓楽街で人気の「とみ助」 店構えがいいですね。 いい店のオーラがある。
クイーンビルの目の前にあったんだね(驚)
このクイーンビルこそ若かりし頃の私の思い出の詰まったビルである(遠い眼差し・・)

 店内はド~ンと白木のカウンター。 大将らしき御仁と奥方らしき方。 先客無し。
ただカウンターの半分近くは予約済みらしく既に箸が置かれてある。

 カウンター席中央に偉そうに腰掛けてまずは瓶ビール。 お通しにはオクラ。
目の前のネタケースには神々しいオーラを放つ旬の魚たちが鎮座しております。

 寸分違わぬ一列横隊、あたかも呉湾の潜水艦隊状態(^^) こりゃホレボレするほどイイ魚ですな。
冗談抜きで眺めながらエア刺身で酒が飲めそうです(笑)

 左からキンキ、アジ、ノドグロの順に並んでいる。 右側にはこれまた今が旬のサンマ。
上段には見事にシゴウされた美しき小イワシの群れ。 どれも美味しそう加減が尋常ではない。

 キンキは一人では大きすぎなので(3軒目だし)この中では比較的小型のノドグロを焼いてもらうことにした。
もちろん値段は不明だ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 

 焼けるまでシメ鯖で一杯やりましょうかね。 このシメ鯖がウマいんだよねえ。
絶妙なる漬かり加減。 これこそ理想のシメ鯖だ。

 ノドグロは時間をかけてサラマンダーで丁寧に焼かれる。
熱々の身を一口食べてみる。 ウマイッ(驚) 焼魚ってこんなに美味しいものだっけ?

 焼き加減がいいのか魚自体がいいのか。 ノドグロってこんなにうまいもんなのか。
錦織圭君が全米オープン直後の記者会見で「ノドグロが食べたい」と言ったのは本気だったのだ(笑)

 身はホックリ。 このしっとりとした感じは何なんだ。 皮も美味しいなあ。 塩加減、焼き加減ともに申し分ない。

 こりゃあもう日本酒でしょう。 ということで梅錦を。 ついでに比較的安そうな(笑)炒り銀杏を。
美人の奥様が「死ぬほど熱いのでお気を付けあそばせ♪」とご注進。

 フン、なんのこれしき! 「ドヒャ~~!!」  ホントに死ぬほど熱かった(^^;A
でも炒り銀杏って何でこんなに日本酒と合うのかね。

 大将は昭和38年生まれの同級生。 寡黙なご主人とあっけらかんとした京野ことみ似の奥様の接客が絶妙のバランス。
この地に店を構えて29年だそうだ(ちなみに現大将は二代目) 私が飲み倒していたころにはもうあったんだなあ。

 あんまり美味しかったので翌週も一人で来てしまった(苦笑)
前回他のお客さんがほぼ全員注文していたカワハギの薄づくりを是非とも食べてみたかったのだ。

 本日も最初は瓶ビール。 この日のお通しは里芋。 これもウマいなあ。
もちろんカワハギの薄づくりを注文。

「大き目なので片身を薄造りにして残りを塩焼にしましょうか?」と奥様。
もちろんお任せします。 しかしカワハギと言えば煮付のイメージ。
「塩焼が案外ウマいんです。」と大将の弁。 そりゃ楽しみだ。

 ネタケースにはブリンッとした立派なアジがこちらを見ている。
この肉厚で新鮮無類のアジをアジフライにしたら美味しいだろうなあ・・

 と考えたら居ても立ってもおられず「これをアジフライに!」と注文してしまった。
美人の奥様、意味ありげに( ̄ー ̄)ニヤリと笑う。

 ムム、これは相当自信のある逸品に相違ない。 思わず背筋がブルッと震えた。

 まずカワハギの薄づくり。 適度に厚みをたたえた切り身は食感が素晴らしい。
私はこの半分くらいの薄さの超薄造りが好きだがこれも悪くない。

 ポン酢は柑橘系の酸味を強めに効かせたもの。
何よりも生肝がウマい。 さすが名物と謳うだけの一皿だ。

 ただ個人的には呉の磯亭のカワハギの薄造りのほうに軍配を上げる。
むろんとみ助のカワハギの薄造りが素晴らしいのは言うまでもない。

 さて奥様推奨の塩焼は如何に。
ウム、これもウマい。 カワハギ特有の締まった身にシンプルな塩が合う。 焼き加減も完璧。
煮付もいいが確かに塩焼も素晴らしい。

 奥様再び「ハギ塩イケるでしょ」と( ̄ー ̄)ニヤリ
う~む こうなってはもう熱燗しかない。

 まずは亀齢特選、ついで土佐鶴をもらう。 やはりこういった料理には熱燗が合うよなあ。
さて、一人手酌でチビチビやっていると、かのアジフライ様の登場だ。

 う~む、素晴らしい。 もう食べなくても美味しいのが分かる(汗)
なんちゅう肉厚なアジフライだ。 サバのようなアジを使ったアジフライだ。

 おいしいぃぃ~~~
こりゃ反則でしょ。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 それにしてもアジフライって何でこんなにウスターソースが合うんでしょうね。 ウマすぎる。 悔しい(笑)

 というわけで2週に亘ってとみ助を満喫したのであります。
評判の店でしたが評判通りの店でありました。

 酒は梅錦、土佐鶴が610円、亀齢が510円。 私は熱燗が好きなのでこの辺のラインナップですが、
獺祭などの大吟醸酒を飲めば当然のことながらこれらよりも高くなります。

ちなみに会計は1回目が5100円。 2回目が6900円。
料理を考えれば妥当な料金でありましょう。

今後も仲良くさせていただきたいと素直に思える料理と接客でした。

  • 鰆のタタキ
  • ノドグロの塩焼き
  • 穴子の白焼き

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3位

冨久家 (沼津 / うなぎ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2014/08訪問 2014/08/23

沼津の本当に美味しい老舗鰻屋

 静岡県御殿場市で毎年挙行される防衛庁の総合火力演習http://www.saba-navi.com/2014/08/20/soukaen-2014-001/(通称総火演)というのを御存知であろうか。

 戦車37台を含む総車両600台以上、航空機20機以上、自衛隊員2300名以上が参加する自衛隊最大の実弾演習である。

 チケットの競争率が20倍とも30倍とも言われる知る人ぞ知る超人気イベントなのだが、この超プラチナチケットをとある方から譲り受けた私。

 2枚もらったので息子に「行く?」と聞くと「いくいく~♪」との回答だったので
「じゃあ行くかぁ~」と静岡県にGO~~♪

 午前10時の演習開始なのだが当然のことながら壮絶な場所取り競争が展開されるわけで(当たり前のことだが前の方が人気がある)、そこそこいい席で見ようとすれば2時間前くらい前に入場する必要がある。

 最前列ともなると4時間前に乗り込まなくてはならないらしい。 ので・・・、
御殿場にほど近い沼津に前泊することになったのである。 

 さて、色々と魅力的な店の多い沼津なのですが・・・

 静岡県といえばやはり鰻が有名である。 私はかつて4年間静岡市で暮らした経験があるのだが、安くて美味しい鰻屋がたくさんあったのを記憶している。

 静岡はもちろん、浜松、島田、三島、吉田など結構食べ歩いたものだが(当時は安かったので)沼津ではまだ鰻を食べたことが無い。 食べログで調べてもあまり高い点数の店がない。 

 だが隣接した三島の高名に隠れているだけで実はかなりレベルが高いという噂も聞いたことがある。
いくつか調べてみると冨久屋という店が良さそうだ。

 点数は3.09とイマイチだが、以前も書いたことがあるが人口20万くらいの地方都市の食べログの点はあまり当てにならない(投稿数が少ないので)。

 電話で予約して沼津駅の南にある店に徒歩で向かう。 繁華街を通りぬけ狩野川に架かる御成橋という大きな橋を渡ると橋の袂に冨久屋があった。

 静岡県に多い歴史ある小じんまりした家族経営の鰻屋という雰囲気だ。 何となく良さそうですぞ。
ガラガラと引き戸を開けて店内に入る。

 ムムム・・・、これは何ともいい感じのオーラが出ておりますぞ。
適度な枯れ具合が涙腺をツンツンと刺激してきますな。

 毎日ピカピカに磨かれながら老朽化していった絵に描いたような市井の老舗臭が店内にこれでもかと漂っておりますぞ。
このような店で出される鰻が不味かろうはずがありません。

 席に着くと感じの良いおばさんが注文を聞きに来る。
メニューに書かれてある主だったものは

うな重  並 2900円
     上 4300円
    特上 5500円

しら重  並 3100円
     上 4500円

しら焼 並 3000円

きも串 一本 430円

ビール(中瓶) 550円  など

価格は全て消費税込みの表示のみ。 潔し。 名店はこうでなくてはいけません。

 鰻重は他の方のレビューの写真を見ると(上)が爆発的に美味しそうだったのですが、ボリュームがハンパないので(並)に。 この後も何軒か廻りたい身としては(苦笑)

その他、しら焼(並)一人前ときも串を一本。 私だけビール(息子は未成年ですので)

 まず綺麗な小型の重箱に入った「きも串」から出てきます。
上手に並べられてありますが串に刺さっている訳ではありません。 

 二人以上でツマミ易いですね。 7匹分です。
プリプリで心地よい弾力。 ほのかな苦みと甘過ぎないタレのコンビネーションは秀逸。 美味しいですね。

 しら焼きは肉厚ホッコリで超ウマい! 過去最高レベルの美味しさです。
息子が目を白黒させながら食べておりました。 日頃あまりイイものを食べさせておりませんので(涙)

 鰻重は(並)ながら他店の(上)なみの風格。
関東風のふっくらジューシーな鰻と秘伝のタレが最高に美味しい。 甘みはあるのですが甘過ぎない塩梅が絶妙。

 ご飯も美味しい。 タレの滲み込み具合も多過ぎず少な過ぎず完璧。 間違いなく過去最高レベルの美味しさ。
店は70年以上の歴史があるみたいで司馬遼太郎夫妻が訪れた際の写真なども飾ってある。

 これほどの名店がほとんど無名というのも人を押しのけて前へ出ようとしない静岡県気質のなせる技なのか。
接客も控えめながら心のこもったもので大いに満足して店を後にしたのでありました。

 今日は一軒目から幸先がいいぞ。 沼津恐るべし。

  • 静岡は小じんまりした鰻屋が多いんですよね。
  • 店内
  • 奥の座敷

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4位

酒肴哲 (近鉄日本橋、日本橋、難波(南海) / 居酒屋、おでん)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2015/01訪問 2015/01/31

珠玉の土手焼きは絶品!

 立て続けに地雷を踏み続けた本日。
やはりウマいものが食べたい。

 こうなったら既訪済みの確実な店に行くのが一番である。

 この界隈でウマいものと言えば、そう「おでんの哲」があるではないか。
哲の究極と称される土手焼きをいつか食べたいという宿題もあった。

人気店なので入れないケースもあるがダメ元で行ってみたらカウンターに空きがあった。

赤星で喉を潤し当然のごとく土手焼きを注文する。

 既に仕込んである土手焼きの具をココットに一人分入れてガスコンロの直火でグツグツと煮えたぎらせる。
ドロドロになって喫水線が下がってくると、ドンドン具を追加して盛っていく。

 最後にサラマンダーに入れ表面をじっくり焦がして完成。

 こりゃメッチャ美味しそうですよ~ (*´∀`)♪
大阪随一との評判もある哲の土手焼き、噂に違わぬオーラが出ている。

 ウム、ウマい!

 甘さは勿論あるが、実に濃厚で噂通り美味しい。
表面の焦げ目もタマラン! 熱々フーフーでこれまたビールに合う。

 ふぅ~ 最後に美味しいモンが食べれて良かったぁ~(*´∀`)♪


 2014年5月 

 敬愛するマイレビュアー諸氏の間でも評価の高い「おでんの哲」
おでんラバーとしては見過ごせません。

 今回のメインターゲットをこちらに絞り火曜日の午後8時頃訪問。 こじんまりしたエエ感じの店ですね。
まだ新しいのでしょうが何とも言えぬしっぽりした佇まいの店であります。

 このような店のおでんが不味い訳がありません。
店内はカウンターのみの8席。 店主とアルバイトとおぼしき女の子が一人。

 ほぼ満席でしたが入口横の狭い一席が空いていたので「そちらでよろしければ。」とのこと。
きわめて狭い席ですが座れただけでも良しとしましょう。

 飲み物を聞かれたのでまず生ビール。 メニューを見ますとおでん以外にも気の利いたアテが多いですね。
まずは自家製のローストビーフをば頂戴いたします。

 丁寧に布巾で包まれた肉塊を冷蔵庫から取り出し、よく切れる包丁で切っていきます。
一人前は4枚。 何ともいい色ですなあ。 

 ウスターソースとカラシでいただきます。
ウム、美味しいですな。 こりゃビールが進みます。

 さて本命のおでんをいただきましょう。 せっかくなので他店では味わえぬオリジナルなネタをいただきます。
菜の花とホタルイカ。 いわしのつみれ。

 この辺りで二組くらいが立て続けに御愛想。 ギュギュウ詰めだったカウンターも閑散となった。
「空いている方にお移りしてください。」
とおっしゃるのでお言葉に甘えて入口横の端っこの席から奥の広々したスペースに移動。
 こういう心配りは嬉しいですね。

 おでんはいわゆる定番(玉子、竹輪など)以外はネタごとに小鍋で料理される。
一品ごとに中央のおでん鍋からお玉で出汁をすくって小鍋に移す。

 吹きこぼすくらいの強火でガーッと調理します。
菜の花は湯掻いたものではなく生を鍋にいれます。 

 甘みのあるはっきりした出汁の濃い味。
ホタルイカとの相性もいい。 好みでカラシを付けます。 こりゃ旨いですね。

 いわしのつみれは柑橘系の風味が出汁に加わります。 
いわしの味が汁に滲みだして何とも言えません。 これも美味しいですね。

 新玉ネギ。 これも小鍋で強火で煮ます。 
新玉ネギのシャキシャキ感をしっかり残し、それでいてしっかり味はしゅんでいます。
黒コショウが合いますね。 これも美味しいなあ。

 ここらで熱燗を一合。 月桂冠恒の月。
純米酒の燗というのが又いい。

 ベーコン(クリームチーズ添え)レビュアー諸氏の間でも高評の一品。
これがまた燗酒に合う。 クリームチーズ&おでんの出汁&熱燗の一見妙な組み合わせのハーモニーは秀逸。

 ほとんど小鍋で調理するのだが、その都度お玉でおでん鍋の出汁をたっぷりすくうので鍋の汁がドンドン減っていく。 あとで足すのでしょうけどね(笑)

 どの料理も強火で豪快。 しかしコマめに味見をし、焦げ付きそうなものは頻繁に掻き混ぜるなど動きは繊細。
今回は食べなかったが、土手焼も美味しそうだった。 

 小さなココットに入れて器が真っ黒になるくらいガンガングツグツ煮上げる。
グラグラ煮えたぎりながら出てくる(ヒィィ~美味しそう!) 食べれば良かった(痛恨)

 味、接客、大将の雰囲気、全てにおいて満足。
合計で4850円。 過去5年くらいでは間違いなくナンバーワンのおでん屋です。

 大坂の哲、最高です。

  • 珠玉の土手焼き
  • 赤星
  • タマゴ、竹輪

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5位

均一軒 (新橋、内幸町、汐留 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2014/03訪問 2014/03/21

再訪必至!まさに新橋の隠れ家!

 このところ妙に過密スケジュールだ。
先週は神戸、大坂。 今週は東京で3泊。

 大坂は仕事に行ったのか飲みに行ったのか訳の解らぬ謎の展開となったが、今日は久々にN氏と新橋だから更に濃い~い飲みになりそうだ(汗)。 お互いよ~食べるからねえ。( ̄ー ̄)ニヤリ

 新橋の立ち飲み巡りもしてみたかったが、一軒目はN氏御推奨の「均一軒」なる珍妙な名前の小料理屋となった。
食べログで速攻調べてみると質の高い酒の肴がリーズナブルな価格で楽しめる新橋の老舗らしい。 無論異存は無い。

 ホテルにチェックインして6時半に現地で待ち合わせ。 6時半キッカリに氏より「席を確保!」とのメールが届く。
ムムム、さすが出来る男は仕事が早い(汗)

 新橋駅にはほぼ同時刻に着いていたのだろうが田舎者は瞬時に方向が把握できないので意外と移動に時間がかかる(笑)

 細くて古めかしい路地にその店はあった。 均一軒。 
このセンスのない店名にむしろ秘めたる実力を感じるのは私だけではあるまい。 いや私だけか(汗)

 店構えもいい。 何の変哲もない昭和のサラリーマン割烹だが、その地味な佇まいが余計に肴で勝負している店の覚悟のようなものを漂わせている。

 ガラガラと引き戸を開ける。 カウンターだけの小さい店だ。
客は2名。 一番奥に眼光鋭いN氏。 久しぶりの再会だ。 まずは瓶ビールで乾杯。 
ほどなく氏の友人レビュアー氏も合流するという。

 真後ろの黒板に本日のお奨めが箇条書きされている。
いずれの小料理もこの手の小割烹での定番に近いが意外と腕の差が出る料理群である。

 お通しは大根と胡瓜の漬物だがまずこれがウマい。
料理はざっとN氏が注文する。

 バイ貝酒蒸し。 鄙びた酒場には黙々と串で身をほじくり出す光景は不可欠である。 実に鮮度がいい。

 〆鯖。 これは私が注文した。 〆鯖フェチなもので。 漬かり過ぎず丁度いい塩梅。

 菜の花。 これは最高にウマかった。 こういう所に料理人の腕が出るんだよねえ。

 ここでN氏の友人B氏登場。 いきなり冷でやり始める。 ムムム、この人も強そうだ( ̄ー ̄)ニヤリ

 B氏の登場を待って本格的な肴群に突入せり。

 タイの甲蒸し。 瀬戸内ではよくある料理だが広島暮らしの長かったN氏はやはりこの手の料理が好きらしい。
ほっこりとしたタイの身、酒に溶け込んだタイの脂と出汁、きつめのポン酢。 これらが混然一体となり小料理屋の醍醐味は正にこんな料理を食する瞬間にあると言っても過言ではない。

 食に関してあくまで貪欲なN氏。 この宝の汁を逃してなるものかとズズズ~ッと最後の一滴まで飲み干したのは言うまでもない(笑)

 山ウドの酢味噌。 B氏の注文。 日頃食べないが結構いける。

 もちろんこの辺りでは全員日本酒に移行している。 酒は2種類のみ。 灘の剣菱と山形の高砂。 差しつ差されつという場面はない(笑) 酒は2種類なので熱燗にしたり冷にしたり各自が勝手にコップが空けば次の酒を注文する。

 アジのたたき。 房総の味ですね。 これも新鮮でボリューム満点。 これで不味いわけがない。

 ニシンの塩焼。 西では京都のニシン蕎麦くらいしかお目にかかることがないが、こんなデカいニシンが普通にあるところが関東の酒場ですね。 これも美味しいなあ。

 おから。 私だけだと絶対注文することはないが、これが美味しかった。 下準備してあるおからを注文を受けてからゴマ油で炒る。 もうもうと湯気が立ち昇るおから。 こりゃ冷酒(ひやざけ)にピッタリだ。

 子持ち昆布。有りえんくらい子持ち。

 春菊胡麻和え。 これも泣けてくるくらいウマい。

 あん肝。 もちろん自家製。 店主曰く、今年は脂の乗りがイマイチだそうだが十分美味しかった。

 タコ刺し。 火の通しかたが絶妙。

 軽く一軒目くらいの気持ちで店に入ったが、末期の酒かというくらい食って飲んだなあ(笑)
まぁこの計画性の無さが私らしいよねぇ( ̄ー ̄)ニヤリ

 一人頭5650円。 新橋のこの種の店でこれだけ飲み食いしたにしては良心的。

 いい店を知った。 料理が美味しいのが一番だが、大将の職人然とした雰囲気もいい。
この清潔感溢れる鄙び方は私の最も愛するところだ。 

 こりゃ今後も仲良くさせてもらいたい店ですね。


  • 昔ながらの横丁にある
  • 常連から贈られた暖簾
  • お通し

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6位

そらや (女学院前、八丁堀、縮景園前 / 立ち飲み、日本料理、海鮮)

7回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2021/05訪問 2021/06/03

少し高くなったけど、やっぱりそらやが好き♪

 2021年5月 久しぶりのそらやでございます♪(´ε` ) 
コロナ禍でも50パーセントくらいの入りとはさすがですねぇ~

 ビールは一軒目でしこたま飲んでいたので熱燗なんぞを。島根の開春♪ 魚には日本酒が合いますからねぇ~(* ̄∀ ̄)

 アジフライ 450円 立ち飲み屋には有りがちなメニューですがそらやの凄い処は生のアジをその場で捌いてアジフライにするところ。故に提供に時間はかかりますが、これでマズいわけないやろ~!

 本マグロ漬け 500円 いい感じに熟成感がありますな。量も多いですねぇ~ 熱燗によう合います♪

 口直にサワープレーンなんぞを。350円。 合計1700円でござんした(* ̄∀ ̄)

 2019年10月の写真もあったのでついでにアップ。

やきそば 350円。 これ350円とは思えぬクオリティー。これで350円は凄い!と思っていたんですけど、この日メニューを見たら500円になっとりました( ̄▽ ̄;) 

 ちなみに現在は緊急事態宣言の延長で休業中でございます( ̄▽ ̄;) 
 広島で飲む時の口火はどうしても「そらや」になっちゃうんですよねぇ( ̄▽ ̄;)

生ビール 400円
しめ鯖 450円
アジフライ 450円
ヒラマサ胡麻和え 450円
群馬泉 ?
クラフトビール(ひたちのホワウトエール) 400円

 相変わらず魚が美味しいですね。
しめ鯖の〆具合も好みです。 ヒラマサの胡麻和えも肉厚濃厚で実にウマい!(*≧∀≦*)

 アジフライは厚めの切り身を揚げてある変わり種。
うん、これも美味しいです。

 クラフトビールが中途半端なグラスで出て来たのが唯一不満でしたがクラフトビールは原価が高いですからね。
それを400円で提供するとなるとこれくらいの量になるのも止む負えないか。

 1杯1品で出るつもりでしたがつい3杯3品になってしまった( ̄▽ ̄;)

 
 広島の市内飲みの前哨戦といえばやっぱり「そらや」ッスね。

 赤星 500円。 まぁこれは当然としても・・

 クエの刺身 900円!
立飲みとは思えぬ価格設定ですが「クエ」だと思えば安いのかも・・
と思ったのでつい注文!( ̄▽ ̄;)

 肉厚でしっとりとした食感! 確かに並みの白身とは違うような気も・・(゚∀゚;) 

 板わさ 150円
これ結構美味しい蒲鉾です。

 〆て合計1550円でした。♪(´ε` ) 

この日はドラフト会議の話題で持ちきりだったね。
 広島市内で飲むとなれば「そらや」を外すことは出来ませんねぇ。

まだ早い時間帯ですが呑兵衛どもが集まっておりますね(* ̄∀ ̄)

まずは生ビール 400円。
刺身の盛り合わせ 700円。
日本酒は奥播磨の純米吟醸 400円。
あおりいか天婦羅 500円

合計2000円。

 相変わらず居酒屋を凌ぐ鮮魚のレパートリーですね。
ここに来たら魚をアテに日本酒という形に落ち着きます。

 相変わらず魚中心の料理は美味しいですが全体的に高価格化しておりますね。
まぁ今までが異様に安かったんでしょうけどね。

 酒も食材も仕入れが値上がりしてきているので止む負えない面もありますね。
ただ質のいい日本酒を相変わらずリーズナブルに提供しているのはサスガっすね!

 やっぱりそらやは肌に合うんですよねぇ(* ̄∀ ̄)
 

 広島に出てくるとどうしても寄ってしまいますな。
それほど久しぶりというわけではありませんが店先の雰囲気が変わっておりましたな。

 以前は殺風景なものでしたが暖簾も新造したりして立飲み屋の雰囲気になっております。
相変わらずの人気。 6時くらいでしたが20人近くの客でほぼ満杯状態であります(゚∀゚;) 

 世界の山ちゃん 広島胡(えびす)店でビール、チューハイなどを飲んでおりますのでコチラでは日本酒でスタートであります。

 まずは島根の天穏の純米生酛。 380円。
こやつに合わせるのは450円の〆鯖と150円の浅漬け。

 う~ん、〆鯖も好みの漬かり加減、浅漬けもウマし! こりゃたまりませんな(* ̄∀ ̄)

 続いて扶桑鶴の特別純米。 380円。 ほいでもって300円のキノコの天ぷら。
シメジ、マイタケ、エノキあたりを普通に揚げただけですがこれが結構イケるんだよね。

 揚げたて熱々のキノコの天ぷらには粗塩が合いますなぁ。

 う~む、至福の時間でございます(遠い目・・)

 本日の会計、1660円なり。

 やっぱ、エエっすね、ココ。 
やっぱりオイラはそらやが好き!(* ̄∀ ̄)♡グフ  

 
 京都から舞い戻ってきましたが、まっすぐ呉に帰るわけがないですよねぇ(* ̄∀ ̄)
というわけで広島にブラリ途中下車。 八丁堀のそらやに直行。

 土曜日なせいか早い時間でも超満員ッス (((( ;゚Д゚)))
カウンターもテーブルも立錐の余地がないので厨房の出入り口付近に備え付けられてある作業台で飲ませてもらう(苦笑)

 厨房と客席の間には段差があるので板が敷いてあるのですが当然斜めになっているのでバランスが(汗)
ま、まぁ立ち飲みなのでいいッス!(;゚∀゚;)

まずは超寒いので辨天娘の熱燗 ✕ 2
 速攻で出る浅漬け150円。 これでチビチビやるのもいいもんです。

 肝和え450円。 あん肝を白身魚に和えて出すのはそらやのオリジナル。
これが燗酒のよ~合うのよねぇ(至福)

 タチウオのシソ揚げ450円。 これは粗塩と梅肉で。 これもウマい。

 全国津々浦々色んな立ち飲みがあるけど、
やっぱり「そらや」がいいですわぁ。 合計で1810円でした。

広島に出たらそらやに寄らんとね。

相変わらずの人気(^^;)
肴も美味しいが・・

来るたびに日本酒の量が減っている気がするのは私だけでしょうか・・

・・・・・・・・・・・・・・
2014年9月 

初ちゃんがある東平塚町からそらやのある八丁堀電停の北まで遠来の客人を歩かせてしまった非情な私・・・

 しかも着いたは良いが見たことも無いくらいの超満員。 どう見ても一人分しかないスペースに強引に4人で割り込んでしまいまいた。 皆様方にはご不快な思いをされた方もおられるかも・・・

 途中にいい店もあったのだがどうしてもここに来たかった。

 この日を含めて2週間で前後3回も行った。 東京、大阪と数多くの立ち飲みを巡ってきたが、やはり日本中の数ある名立ち飲みの中でもこの「そらや」が個人的に一番好きなんだよなあ・・

 割烹にも負けない新鮮無類の魚は島根の信頼すべき漁師から毎朝直送してもらっているという。

 日本酒と刺身の立ち飲み。 肉料理を置かない潔さ。 朴訥とした店主。
他の店に無い地味で奥深い味わいが私のツボを刺激して止まないのだ。

 ああ 今日も行きたい・・・

 
・・・・・・・・・・・・・
 2014年5月 

 またまたまた来てしまった(^^;)

 相変わらず旨い150円のポテトサラダ。

 ここのポテトサラダに出会って以来、どんな名居酒屋や大衆酒場でポテトサラダを食べても高く感じてしまうので困っている(笑) 
どうにかしてほしい(^^;)

 来る度に味と見た目が微妙に変わっているのだが、ごま油が効いて美味しいのはいつもと同じ。

ハートランド(380円)、玉櫻 生酛純米原酒改良雄町70(380円)、アマダイ昆布〆(450円)で合計1360円。

 あいかわらず素晴らしいCPでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 2013年5月 

 ま、また来てしまいました。 そらや・・・
アイニティで4杯飲んだら、かえって酒が飲みたくなってしまった・・・・・・
 我慢できなくなって・・・

 一杯目は当然生ビール。
ツマミには450円のハタハタの刺身。
アマゴのような繊細な食感。 濃厚な旨みという点ではイワシやサバに劣るが、なめらか、しっとり、瑞々しい味わい。

 ポテサラは相変わらず美味しい。 ジャガジャガ率の高い濃密なる150円。 更に量が増えたような(^^)
熱燗は十字旭の純米。 活性炭を使ってない酒本来の色ですね。
でも前々回飲んだ無濾過原酒の熱燗のほうが好みかな。

 3杯目は辨天娘青ラベル。 ジョニー・ウォーカーみたいだなあ。
プラス9度の辛口。
こりゃ ナタの切れ味。 シンザンだね。

 隣の人が食べていた「するめいかの肝焼き」が美味しそうだったので、私も注文する。 350円。 プリプリした食感。肝の風味が熱燗に合う。
アルコール3杯。 料理3品で2090円でした。

いやあ いい酒場だなあ。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 久々に訪問。
お一人様ではお初ですが、結果から言えば前回以上の好印象を持ってしまった。

 ハートランド(380円)、伯楽星純米吟醸(380円)、地アジ刺(350円)、ポテトサラダ(150円)、合計1260円。 って普通ありえんやろ(笑)

 刺身も存外レベルが高い。 ポテトサラダも更に量が増えているような(^^;)  そらや恐るべし!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2012年11月

 とある出来事で知り合った、とある方達と待ち合わせて初訪問。
最近人気の立ち飲みの店です。
 
 14時から営業とは誠にもって殊勝な心掛け。 飲み屋の鏡ですな。

立ち食いはうどんで慣れておりますが、立ち飲みというのは広島では珍しい。 最近増えてますね。

 カウンターと小さいテーブルのみで、見たところ満員・・・・ですが死角になっている壁際にもカウンターが設えてあったみたいで、そちらでどうぞという運びに。

 それにしても袖触れ合うのも何かの縁、とは言うものの聞きしに勝るface to faceだ(笑)
繁盛している時のロックフィッシュ状態というのか。
 
 隣の友人達と近いのはノープロブレムだが、後ろのOLと尻が擦れ合うのが、妙に気になるというのか、申し訳ないというのか・・・・ 別の緊張感が(汗)

 メニューを見ると、酒も肴も非常にリーズナブルで、ビールはハートランドがタンブラーで380円。 日本酒は島根の地酒を中心に380円前後。
刺身は350~450円くらいで、ポテトサラダは驚きの150円。

 4人連れだったので、酒は各自が適当に、肴は案内役氏が中心になって頼んでくれます。
刺身は〆サバ、カンパチ、白バイ貝などを小分けにしてもらう。 その他はハタハタの一夜干し、赤天、そして当然のことながらポテトサラダも。

 ビールの後は各自好みの銘柄を飲み始めますが、僕が飲んだのが島根県の十旭日(じゅうじあさひ)の純米原酒の熱燗。
これは極めて個性的な味ですね。 
 
 辛口ということですが、濃厚な旨みと甘みがグイグイ押し寄せてくる味で、例えは悪いかもしれませんが、フグのヒレ酒が脳裏をよぎるくらい濃密な味です。
その後冷酒でもいただきましたが、個性的という点において熱燗で飲まれることをお勧めします。
 
 ハタハタはもちろん日本酒に合いますが、意外とイケたのが島根名物の赤天。 魚のすり身に唐辛子が混ぜてあるのですが、こんがり焦げ目を付けて、生姜醤油やマヨネーズで食べるとなかなかイケます。

 ポテトサラダはごま油が利かせてあり、一ひねりある味付けでこれもおいしい。
会計は一人2千円台前半だったかな。

 鱈腹飲み食いしたわけではありませんが、なかなか飲む機会の少ない山陰の地酒をリーズナブルな価格帯で取り揃えている面白い店だと思います。

  • やきそば 2019
  • (説明なし)
  • マグロ漬け

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7位

磯亭 (呉 / 居酒屋、海鮮、日本料理)

3回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2021/12訪問 2022/03/18

クジラの竜田揚げは美味です(* ̄∀ ̄)

 緊急事態宣言中、マンボウ発令中には休業しておりましたがそれ以外の時には時々利用しておりました。
センマイ刺し、自家製のらっきょう、サザエの壺焼き、呉海軍グルメシーリラリーの軽巡洋艦鬼怒のクジラの竜田揚げなど。

 ちなみに料理の竜田揚げ軽巡洋艦龍田の料理長が発明したという説が有力である。料理長はフライを揚げる予定だったが小麦粉が無かったのでかわりに片栗粉を使ったら水兵に好評だったので以後定番になったという(民明書房刊「日本料理そのルーツを探る」より)

 別の日には定番のカワハギの薄造りなど。この日はキモが小さかったですね。
コロナの新規感染者数も全国的に減ってきたようですし呉の酒場にも人出が戻ってほしいですねぇ~(* ̄∀ ̄)
 私が呉で一番愛している酒場「磯亭」
ここでやる一時こそ至福の時間♪

 カワハギの生チリ(薄造り)が毎度のド定番であります♪(´ε` )
冬場の肝はもちろん生で♪ 肝を醤油で溶いて肝醤油にする人が多いですが私はレバ刺しのようにそのまま刺身で食べるのが好きです。 これが肝のウマさが一番ダイレクトに味わえます。

 アナゴの生チリは捌くのが面倒なので広島県内でも出す店が少ないですが一度は味わうべき逸品です。
甘みではカワハギが上回りますが食感がよく独特の旨みがたまりません。

 カキフライは当然生牡蠣を揚げるので美味しいに決まってますわね。
この店のカキフライが呉で一番美味しいと思います。

 鯨カツも必ず注文する一品です。 もうビールが進むクンです♪(´ε` ) 

 出費はそこそこになりますが満足度はそれを上回るからかれこれ15年以上通ってます(* ̄∀ ̄)
 通い始めてかれこれ15年くらいにはなるでしょうかね。

私が呉で一番愛している居酒屋の一軒です。

 割烹とまではいきませんが、普通に飲んで4,5千円、カワハギだのアナゴだのを一匹下ろしてもらうと6千円超にはなりますが、味がいいので定期的に通ってしまうんですね。

冬場はこの店で食べるカワハギの生チリが元気の源だった時期もあります。

今日はお一人様ですので、一匹分で出される生チリは遠慮しました(と言っても普段は一匹丸ごと食ってますが)(^^;)。

生大840円
くじらの竜田揚げ1575円
カキバター840円
ブリかま630円

などお一人様仕様の注文。

 コチラのくじらの竜田揚げは昔からの好物です。 下味がしっかりついているのでレモンを搾っただけで食べます。
臭みはまったくありません。 ただ独特のクジラの風味はしっかりあります。 

 これが嫌だと言われれば身もふたもありませんが、クジラ好きはこの風味が好きなんですね。

 牡蠣も呉で食べれば日本一新鮮ですからね。 熱々のバター焼きはしっかり小麦粉をつけて焼いてあります。
これまたビールに合うんですなあ。

 ブリカマもラージサイズで630円。 居酒屋によってはナンチャッテ鰤カマというのか小っちゃいカマが出てくる店もありますが、コチラはたっぷり食べるところがあります。

 ラストはもちろんヒレ酒。 寒くなると欲しくなりますね。 こりゃ千福ですな。

これからの時期はたまりませんなあ。 ヒレ酒は私の最も愛する酒の一つですが、

考えた人は偉いよなぁ・・ 勲章をあげてもいいのでは(笑)


 2011年3月

 磯亭。 私が愛してやまない呉の居酒屋。
この店でカワハギやアナゴの生チリを摘みながらやる一杯はたまらない。

 ポン酢や刺身醤油も店主自らブレンドして日夜研究に余念がない。

値段的に決して安くはないのですが、味がいいので つい通ってしまうのであります。

 この日は珍しく団体(といっても僅か6人ですが)で伺いました。

 まずは何と言っても大皿に盛ったカワハギを注文。 生のキモが最高にうまい。
冬場は夏に比べてキモのサイズが倍くらいデカくなるのがうれしいね。

 熱燗は千福、賀茂鶴、賀茂泉などをランダムに。
いやぁー たまりませんなぁ。

 その他、天ぷら各種、カンパチのタタキ、シソ入り薩摩揚げ、エイひれの唐揚げ等々。

カンパチのタタキは玉ねぎのスライスと生ニンニクがたっぷり入った名物。
 エイひれも炙りではなく あえて唐揚げにしてあるところがニクイ。

 初めて来た人にも好評でした。


2009.7

 呉のうまい居酒屋といえばここが一番最初に思いうかぶ。

 看板に割烹と掲げているだけあって料理はどれも手抜きがない。
美人の奥さまと笑福亭鶴瓶似の御主人が二人三脚できりもりされている。

 名物といわれているクジラの竜田揚げや赤鶏のタタキなどもおいしいが、カウンターの奥の生けすから直接取り出してさばいてくれる活魚がおいしい。
 
 夏は穴子、冬場はカワハギがこの店の常連の定番です。
刺身ではなく薄くスライスした生チリがおいしい。 
特製の自家製ポン酢で食べると絶品で思わず日本酒がすすむ。

 特に穴子の生チリは呉でもここでしか食べられない一品で独特の歯ごたえと甘味は一度味わったら忘れることができないおいしさだ。

  • センマイ刺し
  • 自家製のらっきょう
  • サザエの壺焼き

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8位

清ちゃん (銀山町、胡町、松川町 / 餃子)

5回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2021/04訪問 2021/05/07

不動の広島ナンバーワンよん♪

 とある広島の夜。

 魚の美味しい居酒屋に行くつもりでしたが「せいちゃん」の暖簾が目に入った。

 この店の前を通過するときには必ず中を覗いて「一人入れる~?」と聞くのがルーティーンになっている。

 大抵満席か売り切れで「ごめん、今日はもう終わり~」って言われるんですけどね(* ̄∀ ̄) 

 この日もそのつもりで覗いたのですが「あの~ 一人ですが無理ですよねぇ~」と言った途端、女将が「どうぞ、入って、入ってぇ~♪」とエラく嬉しそうだ?(゚Д゚;)

 聞くとコロナの影響か今日は全くの閑古鳥で餃子が余って仕方が無かったとか( ̄▽ ̄;)

 先客に女の子二人組がいましたが今日のお客さんはこの子たちだけだったそうだ!

 いやぁ~超人気店のせいちゃんでもこうなんですねぇ・・・ コロナ恐るべし!

 まぁおかげで6時半頃来たにもかかわらずせいちゃんの餃子が食べれるんですけどね。

 最初は愛情もやし。 餃子が焼けるまでのアテみたいなものです。

 自家製ラー油とポン酢の味付けがナイスなんですよねぇ~

 これだけでもビールが進みますねぇ(* ̄∀ ̄) 

 餃子はいつも通りの三人前。

 フライパンで焼くので三人前からがこんな風に円形になるので美しい♪

 う~ん、やっぱり美味しいですねぇ~

 色々と新しい餃子屋が増えてきた広島ですがせいちゃんのナンバーワンは不動ですね(* ̄∀ ̄) 

 この日は女将さんもエラく上機嫌で「ホンマ助かったぁ~ どうしょうかぁ~思うとったんよ。福の神じゃわぁ~」と随分感謝していただき誠に恐縮!( ̄▽ ̄;)

 会計は2750円でしたが客が少な過ぎて釣り銭が無いとかで2450円にまけてもらって更に恐縮!(;゚∀゚;)
 本日2軒目は清ちゃんだ♪
時刻は5時10分前! 人気店の清ちゃんですが開店直後の5時なら予約なしでも入れることがある。

 少々早いが店先まで来ると既に暖簾が出ている。 中を覗くと3名ほどの先客が既に飲食中。

 ん? 開店前でも予約すれば入れるのかな? それとも知人かな?
などと思い巡らしながら「一人ですけど入れますかね?」と半分諦めながら一応聞いてみると女将さん満面の笑みで「入りんさい♪ 入りんさい♪ もうすぐドラフト会議が始まるよ!」と興奮状態!(゚Д゚;)

 こ、これは一体!?(゚Д゚;)
清ちゃんでドラフト会議のパブリックビューイングとは!(((( ;゚Д゚)))ワナワナ

 なんでも女将は今日のドラフト会議を楽しみにしていたそうだ。 入店すると「そこじゃええがに見えんよ! 一番前に来んさい!」とテレビの真下に座らされる(゚Д゚;)

 興奮状態の女将に取り敢えずビールとギョウザ3人前を注文( ̄▽ ̄;)

 手早くもやしの手配と餃子の調理に取り掛かる女将ですが「今日はドラフト会議を見るんじゃけ、もうこれからはお客さんを入れんよ!」と5時1分の段階で閉店宣言!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 いいんすか、それで!(゚Д゚;) って何で私だけ入れてもらえたんだろう?(´・ω・`)

 何はともあれドラフト会議が始まる。 女将は
「秋田の子はどこ行くんかねぇ~、大阪桐蔭の頭のええ子はどこ行くんかねぇ~、カープは誰を指名するんかねぇ~」
とテンションは高まるばかり( ̄▽ ̄;)

 私は餃子をつまみながら時折分かり易く解説をしてあげる。
いよいよ指名が始まり大阪桐蔭の藤原が立て続けに指名されると店内の客から「お~」という溜息!(゚∀゚;) 

 女将は「誰、誰、この子も有名なん?」
とドラフト会議を楽しみにしていた割には圧倒的なドラ1候補の藤原を知らぬとはお茶目な女将♪( ̄ー ̄)ニヤリ

 カープが小園を指名すると「この子もええ選手なん?」
と聞くもので高校ナンバーワンの内野手の呼び声が高く、事前予想でもカープが指名すると言われていたことなどを丁寧に解説する私。 だってこの状態で店に入れてもらえたんだからね♡(* ̄∀ ̄)グフ

 抽選に入ると「緒方ガンバレ~」と益々ボルテージが上がる女将!
緒方監督が当たりクジを引くと「やった~、緒方エラい!」とテンションマックスに!(;´Д`A 

 更に女将は「この後にある「お母さん、ありがとう」が楽しみなんよ。 毎年見てもらい泣きするんよ」とおっしゃる。

 男目線ではどうにもお涙頂戴のメロドラマっぽくて見る気にはならないのだが、なるほど、世のオバサマ方にとってはドラフト会議そのものよりもあのドラマが好きという方も多いのだろう。 だから毎年続いているだろうね。

 というわけで6時にドラフト1順目の放送は終了。 「お母さんありがとう」は9時からの放映となる。
「え~それまでは放送は無いん? 2位はどうなるん?」と私に言われてもねぇ( ̄▽ ̄;)

 しかし清ちゃんで餃子をツマミながら見るドラフト会議も盛り上がって面白かったよ。
餃子は相変わらず美味しいしね。

 というわけで私はドラフト2位以下を生放送している衛星放送の映る他の店に移動したのはいうまでもない( ̄ー ̄)ニヤリ


 よもや本日4軒目が清ちゃんになろうとは・・( ̄▽ ̄;)

 既に腹は膨れていたが5時ちょうどだったので「もしや」と思って覗いてみたら女将が「どうぞ~」ときたもんだ♪(゚∀゚;)

 「清ちゃん5時の開店直後なら予約なしでも入れることがある」伝説は生きていた!( ̄ー ̄)ニヤリ
これで通算生涯成績は4勝20敗~25敗くらいでしょうか・・(遠い目)

 すでに相当飲み食いしているのだが清ちゃん餃子は3人前からじゃないと絵にならないので必然的に3人前を注文することになる(汗)

 大瓶のビールが出てくるのと同時にたっぷりのピリ辛愛情モヤシ!
一軒目がココだったらどれほど美味しかっただろう(遠い目)

 そしてドーナツ状の3人前餃子。
この形状にするには3人前以上じゃないとダメなんだよねぇ。

 そして相変わらずウマイ! やはり清ちゃん餃子のウマさは飛び抜けている!
何回来ても初心者のように「餃子ポットにネギとモヤシをたっぷり載せて・・」と食べ方をレムチャーしてくれる親切な女将!

 しかし4軒目の3人前は少々キツイ(;´Д`A
でもやっぱり美味しかったですよぉ~(*´∀`)♪

 会社にバレないように広島の酒場でこっそり午後飲みしておった・・
いつものように「そらや」「アイニティ」とハシゴ酒を楽しんでおった。

 ふとカウンターの横で酒を飲んでいた御仁が奇声を挙げたので見てみると
なんと広島の重鎮レビュアー様御一行ではないか!(゚Д゚;)

 こっそり酒は必ず誰かに見つかるんだよね・・(´・ω・`)

 というわけでその後一緒に口開け直後の清ちゃんに行くことになった。
重鎮レビュアー様が予約電話をしたところ5時直後ならOKとのこと。
 やはり電話するのが便利なんですねえ。

 まぁ電話予約が嫌いな私の連敗記録は終止符を打つことになった。
個人的には2年振りの3勝目くらいだったかな?

 初めて一皿マックスの6人前を焼いてもらった。
3人前と同じ皿ですがギュウギュウ詰めれば入るもんなんですねえ。

 うん、やはり清ちゃんの餃子は美味しいですね。
4人連れで行って話が盛り上がったこともあり途中で興奮した女将が辣油のボウルをぶちまけるアクシデントも(゚Д゚;)

 こうして社会人になって30年。 人生3回目の清ちゃんを堪能したのでありました。
この後もう一軒行ったが広島の重鎮レビュアー様がいつものように失神していたのは言うまでもない(´・ω・`)
 久しぶりに初ちゃんに行ったら原因不明の臨時休業。

 クッソォ~ しかも理由を書いた張り紙も無し。
この客に対する配慮の無さがいかにも初ちゃんという感じではあるがね。( ̄ー ̄)チッ

 仕方なく近所の直ちゃん本店に行ったらまだ開店準備中。( ̄ー ̄)チッ

 そう、まだ5時15分なのだ(^^;)
ダメもとでこれまた近所の清ちゃんを覗くと・・

な、なにぃ~~ 客が一人もおらんぞ!!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

お母さん暇そうに客席で足を伸ばしてぼんやりテレビを見よる!

奇蹟だ! こ、こんなことがあるんだ?(゚Д゚;)
「だ、大丈夫ッスか?」
「どうぞ~、今日は暇なんよ、だ~れもお客さんが来ん」

う~む、ついに私の清ちゃん連敗記録の終止符が打たれるのだ(涙)
前回が2014年か・・ 2ヶ月に1回くらい覗いていたから10連敗くらいだったかね。

 予約を取ればいいんだろうけど何故か意地になって飛び込みに徹している25年なのだ(笑)
今後も絶対予約はとらん。いきなり覗いて入れた時の喜びを一度味わうとクセになってしまうのだ。( ̄ー ̄)ニヤリ

 さて、誰もいない清ちゃんでお母さんとの稀有な一時を楽しませてもらおうか。( ̄ー ̄)ニヤリ
飲み物は大瓶のビールしかないので当然それをもらう。

 餃子は一人で丁度いい3人前。
いつも通りお母さんがもやしをよそってくれる。

カープが優勝して騒いだせいか今週は流川も人通りがすくないみたいだね。

 ほどなく餃子完成。久しぶりの清ちゃん餃子だ。

 やはりウマいねぇ。 前回よりも美味く感じる。
2回目のほうが美味く感じるということは本当に美味しいってことでしょうね。

 小ぶりなんだけど密度の濃い中身。 くっ付いた餃子を引っぺがす時に皮が破れないところも凄い。
普通の店なら皮が破れるんですけどね。この餃子はやはりウマい。

 〆て1900円也。

 前回は断ったアズキバーを今回はもらった。
帰る頃3人組が入ってきた。
みんな「奇跡だ」と目を丸くしていたとさ。

・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 2014年11月

今まで何度門前払いを喰らってきたことか・・
この界隈で飲み続けること幾年月。
どんな繁盛店、混雑店でも言葉巧みに潜入する私の特技をもってしても常に満員御礼という厚い壁に拒み続けられること25年。

 ついに・・・ ついに・・・ あぁ ついにその日がやってきた。
とある土曜日のこと、5時を回って間もない時間に覗いてみると先客4人。 空席あり。

5,6人も座れば満員で「ごめんね~」と女将の決まり文句を聞かされるところだが・・

もしや(゚∀゚;)

女将「一人? どうぞ~」

ヌォォ~~ ついに・・ ついに・・ この日が来た。

広島の至宝「清ちゃん」の餃子がついに食べれるのだ!

それにしてもチャキチャキの女将は一体何歳なんだ?
堂々たるお婆ちゃんなんだけどメッチャ美人なんですけど(驚)
こんな綺麗なお婆さんには滅多にお目にかかれませんよ。

メニューは瓶ビールと餃子のみ。 男らしぃ~~(パチパチ)

 まず最初に出てくるのがサービスの愛情モヤシ。
茹でモヤシに酢醤油とラー油をかけて混ぜる。
ラー油をかける前に女将が「辛いの大丈夫?」と必ず確認する。

 餃子が焼けるまでのビールのアテでもあり、餃子が焼けてからは口直しにもなる清ちゃんの名物。
もちろんタダだが結構量が有る。 それにウマい。 中華の前菜みたいでこれは十分一品料理になるね。
ビールは大瓶で650円。 餃子は一人前430円。

 餃子は小ぶりなので一人前だけ注文する客はまずいない。
私は3人前を注文。 この時間帯にも関わらず本日二軒目なのだが(恥) まあ食べれるでしょ。

 たっぷり油を敷いたフライパンでジュウジュウ焼く。
真っ黒い鉄のフライパンで焼くのがイイよね。

 途中で油を捨てて最後はカラッと焼く。
モヤシを食べながらビールをチビチビ飲んでいるうちに餃子が焼きあがる。

 皿をフライパンの上に被せて上手に一気にひっくり返す。 見事に収まった円形に並んだ餃子三人前。
三人前からじゃないとこんな風に美しくはならない。
初めてのくせに長年の蓄積で予備知識だけはありますよ( ̄ー ̄)ニヤリ

 タレの酢醤油にはネギをたっぷり入れてくれる。
熱々の餃子に酢醤油とネギをしっかりからませて食べれば脳はたちまち桃源郷。

 ウミャ~~イ♡

これが広島随一と誉れ高い餃子かいな。 成る程こりゃウマいぜ。

 カリッした皮がたまらないね。 油まみれだったが意外とさっぱりしている。
さっぱりした酢醤油とたっぷりのネギがそう感じさせるんでしょうね。

 肉とニラがしっかり主張したギュッと引き締まった餡は私好み。

 ネギが少なくなるとお婆ちゃん女将が途中でドンドン追加してくる。
これだけ入れるとネギも具の一部みたいなもんだね。

 よーしゃべる女将のペースに巻き込まれてあっという間に全部胃の中に納まった。

 〆に小豆のアイスをくれるのがお決まり。

 味は勿論美味しいのだが、「清ちゃん」の人気はこの女将の魅力に拠るところ大ですね。
長年にわたって入れずにいたことを告げると
「ごめんなさいね。 いつも一杯なんよ。 早い時間なら今日みたいに入れるよ。」
こりゃ再訪必至ですね。
 
超人気店ですが人気に見合う味とサービスと店の雰囲気でしたね。

  • せいちゃん
  • 愛情もやし
  • 餃子3人前

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9位

丑寅 (難波(南海)、なんば(大阪メトロ)、近鉄日本橋 / 立ち飲み)

3回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2018/03訪問 2018/04/23

酒のアテは相変わらず充実!

 世の中には散歩とかウォーキングをされる方も多いと思います。
そのような方々は大体いつも同じコースを歩かれていると思います。

 私の夜の大阪散歩も大体いつも同じコースなんですよねぇ・・・(´・ω・`) 
食べロガーとしては失格かもしれませんがね。

 今宵も一軒目は毎度おなじみの丑寅に・・( ̄▽ ̄;)
豚足のかどやに寄らなかっただけ進歩したのかも・・( ̄▽ ̄;)

 丑寅・・相変わらず繁盛しとるね(゚∀゚;)

 まずは生ビール(350円)
ほいでもって柚子なめろう(450円)

 ほいでもってタイラギ貝の肝ひも湯引きポン酢(250円)
これウマいよ♪(゚∀゚;)

 日本酒は鬼虎(400円)

 合計で1510円なり。

相変わらず酒のツマミが充実しているね♪
 豚足のかどや能登屋とくれば次は丑寅とくる超お決まりなコース(汗)
毎度同じパターンでスミマセン。m(_ _)m

 金曜の夜にしては以前ほどの超満員ではありませんが、類似の立ち飲みも増えて来たのでさすがに以前ほどの希少性は薄れてきたんですかね?

 まずはチューハイ、350円。
ウドのキンピラ 300円。 これは失敗(苦笑)

 酒盗チーズバケット 350円。
これはアイディア料理ですね。 酒盗とチーズがよく合います。

 合計で1080円でした( ̄ー ̄)


 大阪に来たら、やはりこの店は外せませんねぇ。

難波駅からホテルに向かう途中ということもあり寄ってしまいましたよ。

 ビールは山賊で飲んでいたのでレモンチューハイ。

 酒のアテは相変わらずバラエティに富んでますねえ。 まずはイワシの唐揚げ南蛮梅風味。 300円。
梅肉風味のイワシの南蛮漬けにカツオ節がまぶしてある。

 ウマい! 骨まで食べれます。 こりゃ美味しいねえ。

 ヘレカツおろしポン酢。 350円。
揚げたてで美味しいに決まってるわぁ。

 ウナギとキュウリの土佐酢。 400円。 うん、これもいい酒の肴だね。
ウナギとろとろでウマいよ。

 菊の露の炭酸割り。
実は甲類ではなく乙類や泡盛を炭酸で割るのがマイブーム。 これがウマいのだ!

 肉豆腐。 350円。 鍋の中にたっぷりとスタンバッテいる。 こりゃ頼まないとね。
これもウマいよ。 でも今回のは俺が作った方が美味しかったけどね。( ̄ー ̄)ニヤリ

合計で2750円。
やっぱりいい酒場です。♪(´ε` ) 
 
・・・・・・・・・・・・・
 2014年9月 

 さぁ久々に来ましたよ。 丑寅ちゃん。
ゲゲッ お気に入りのグレチューがメニューから消えとる(((( ;゚Д゚)))ワナワナ

 代わりにレモンチューハイ。 まあこれも美味しいけどね。
最近舌が変わって来たのかレモンもしくはプレーンが好きになってきた。

 バーでもジントニックオンリーだったのに最近はジンリッキーを注文することが増えた。

 まずは厚切りハムステーキ250円。 チューハイに合うツマミですが、まあ普通ですな。
アンチョビポテトサラダ350円。 それなりに美味しいが、やはり神戸のgontaほうが上だね。

 肉豆腐350円。 これは美味しかった。 肉じゃが風ではなく肉うどん風の味付け。
しっかりしたうどんの汁で煮込んだような味。 数日後自宅で試してみたが、やはり出来は店のようにはいかなかった(笑)

 最近の立ち飲みは新興勢力の台頭が著しく、最初の頃の感動は無くなったが、この店は何故か波長が合うんだよなあ。
客席側から見える景色が好きなんだろうね。

 バイトの女の子の髪の色が、黒→茶色→ピンク、と徐々に変化しているのが成長を見ているようで面白い(笑)

 グレチューが無くなっていたので減点しようかとも思いましたが、やっぱ好きなので依怙贔屓の4.0ということで(^^;A

 2014年1月

 出張で一日だけの大阪泊。

 あんな店やこんな店、行きたい所は山ほどありますが、一軒目は大好きな丑寅に決めました。
18時頃入店。 半分くらいの入りでしょうか。 カウンターの真ん中が空いてますね。

 ここに来たらグレープフルーツのチューハイの決め打ちです。 前回もいたチャキチャキの女の子が作ってくれます。
この子が働きモンで可愛いんだよねぇ。

クゥ~、仕事の後の一杯はたまらんねぇ。
 
 ツマミは
「じゃがいもとベーコンのゴママヨ・250円」
  一品目はこんなベタなツマミがいいんです。

「焼新玉葱と豚味噌・350円」
  ほっこり熱々の甘い新玉葱にチョンチョンと塩を付けて・・・
   ウヒョー! ウマいっス! 付け合せの豚味噌がまたイイんです。

「鶏と大根の昆布塩にんにく煮・350円」
  あぁ~・・っ イイ! これもイイ! あっさりしてイイ!(笑)

 日本酒も飲みたかったが、ついチューハイのお代わりをしてしまう。
グレープフルーツの切り身が積み上がっていくのが楽しいんだよね(オレだけかな)

 いやぁ何度来てもいいなあ。 チューハイ3杯、料理3品で合計で2100円でした。

 会計時には満員になっていた。

   バイバイキ~ン!

 2013年7月・・・・

 ホテルにチェックインして、少し休憩した後、18時を廻った頃、再びナンバに出没であります。
道頓堀北側のホテルから徒歩で難波駅方面に向かいます。

 日曜日ということもあってか、土砂降りにも拘らず、凄い人出ですな。

 さて、目当ては丑寅という立ち飲みであります。
南海難波駅のすぐそばですが、狭い路地裏には立ち飲み屋やバルが軒を連ね、中々雰囲気のある一帯ですな。
 
 近辺には味のある飲み屋が多く、仮に満席なら他所に廻るつもりでしたが、タイミングよく会計が終わったばかりの客と入れ違いに入ることが出来ました。

 ビニールシート越しにもお客さんの楽しそうな談笑が聞こえてきます。
シートをめくって中に入ると、 おっ なかなか良さそうな酒場ですぞ。 私の索酒場センサーがビンビン反応しております。

 お一人様でしたので、カウンターの一角に滑り込みます。 ギュウギュウ詰めというわけではなく、隣の人と肩が触れ合うほどではありません。

 壁に貼られてあるメニューを見ますと、ほとんど350円均一ですね。 2,3品250円のものもあります。
飲み物もほぼ350円ですが、日本酒はモノによっては400円以上のものもあったかもしれません。
というのも注文した料理や酒の金額をスマホに記録してあったのですが、誤って消去してしまいまして、若干うる憶えの部分があります。

 まず生ビール。 当然ですな、これは。 料理の一品目は土手焼。 土手煮とか味噌煮と言ったほうが自然だと思うのですが、大阪では何故か土手焼と言いますな。

 注文すると小鍋に入れて電子レンジで温め直して出されます。
この土手焼は絶品ですな。 このスジの量。 味噌の甘み、全体の濃厚さ。 こんな酒場には、こういうコッテリした土手焼が合いますね。 最近食べた土手焼では一番美味しかったかな。

 生ビールの後に、グレープフルーツの酎ハイを注文。 これがウマかった。
暑い一日だったので、炭酸系は美味しく感じるものだが、それにしてもこの酎ハイはウマい。 グレープフルーツというのが合うね。

 あまりに清涼感があるので2杯続けていってしまった。 二杯目に一杯目のグレープフルーツの果肉が継承されるのがイイね。 最近、気を利かせてグラスを新しいのと取り換える店が増えてきましたが、立ち飲み屋はこういう昔ながらの飲み方の方のほうがいいなあ。

 土手焼の後に、カニみそバターバケットを注文。 これ又グレープフルーツの酎ハイと合うんですなあ(しみじみ)
ラストに日本酒(鷹長)とツブ貝の醤油煮を注文。 鷹長は奈良の酒だそうな。

 竹串でほじくり出しながら、チビチビやります。
合計で2800円か2900円だったかな。

 料理は二人いる男性が作って、酒の采配は女の子が仕切っていた。 この娘がテキパキしていて見ていて気持ちがいい。

 酒、料理、雰囲気、接客、価格とバランスの取れた佳店で、非常に気に入りました。
ぜひとも再訪したい店リストに追加したのは言うまでもありません。

さて、この次は筋違いの櫛羅に向かう予定であります。


  • 柚子なめろう
  • 生ビール
  • 酒は鬼虎

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10位

河内カルメン (日本橋、近鉄日本橋、なんば(大阪メトロ) / 立ち飲み、パブ、おでん)

17回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.6
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2025/10訪問 2025/11/14

参勤交代です。( ̄▽ ̄;)

 約半年ぶりでしょうか。参勤交代でやって参りました。( ̄▽ ̄;)

 ハイボールはいつも通りですが「大人のクリームソーダ」なる新メニューが登場。普通にお酒なんですけどね。( ̄▽ ̄;)

 最近、全国的にいろんな店でこの「大人のクリームソーダ」が同時発生的に増殖しておりますね。暖秋なのでおでんはまだ登場しておりませんでした。合計で2300円くらいだったかな(遠い目・・) 
 2月に18周年を迎えた河内カルメン。レジェンド会の3次会?でリチャード1958氏、まめぞう氏、タイガースウッズ氏、akii嬢、glopop嬢らと来たのが確か7周年の真っただ中でしたから、あれから11年!(・・・遠い目)まさに光陰矢の如し!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 

 その7周年の際にリチャード氏の妹と勘違いしたみっちゃんの妹が偶然この日はお客さんとして飲みに来ていた。これまた懐かしい!(;゚∀゚;)

 ハイボール数杯とおでんやソーセージなどをいただいて3600円! 相変わらずの明瞭会計!
こうして今年の参勤交代も無事終了したのであった。( ̄▽ ̄;)  

 ちなみに現在は月、水、金の週3営業だそうです。(* ̄∀ ̄)
 淀屋橋界隈で飲んでいたはずなんですが・・・ 

 気が付いたらナンバで飲んでいました・・・(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 

 チューハイ3杯飲んで1500円。以前より安くなったか?
軽く切り上げてラーメン屋を探す・・(* ̄m ̄)プッ
 約半年ぶりでございます。性懲りも無く再びやって参りました。(* ̄∀ ̄) リチャード1058氏の代わりに参勤交代の義務を果たしませんとね♪(* ̄∀ ̄)

 まだまだ暑い日が続いておりましたのでおでんは長期休業中。現在はドリンクのみ(10月の話です)ベリーショートだった女将の髪も再び長くなっておりました。

 生誕祭の週だったこともあり、いつもはサクッと飲んで帰るのですがこの日は4時間くらい滞在してしまいましたよ。( ̄▽ ̄;) お陰で味園ビルに行き損ねてしまいましたけどね。( ̄▽ ̄;)

 この次はいつになるのやら・・・(遠い目)
 久しぶりに寄ってみたら営業中でした。(* ̄∀ ̄) 
驚いたのはおでんが3年ぶりに復活していたこと。狭い店内に出汁のいい香りが漂っております。(* ̄∀ ̄) 

 もちろんいただきますよ♪ 一皿目は竹輪とごぼう天。二皿目はでっかいジャガイモが入った巾着と何やら甘みのある花型の摺り身。出汁がよく滲みて美味しいです。

 ハイボールは3杯くらい飲んだかな。寿司を食べてきたのでお化け大根はパス!( ̄▽ ̄;) でも食べてる人もいたけどね。相変わらず凄いわ!(゚Д゚;)

 今日も楽しませていただきました。m(_ _)m  次回はいつになることやら・・(遠い目)
 ここのところ不定休な河内カルメンですがこの週末は元気に営業中でした。
という訳でちょこっと覗いて行きましょう。(* ̄∀ ̄) 

 ハイボール3杯で1800円だったかな。物価は高くなっているのにだんだん安くなってきてるのは何故だ!( ̄▽ ̄;) いつも見かける常連さんもいて賑やかでしたね。

 5人入れば満立ち、6人入れば超満立ちの店なので客が増えてきたところでお勘定。
次に来るのは3か月後か半年後か・・・神のみぞ知る♪(* ̄∀ ̄)  

 それにしても店主の髪がベリーショートになっっていたのにはビックリしましたな。( ̄▽ ̄;) 
 大阪に来たらココに寄りますわね。(* ̄m ̄)プッ 
赤星一本とチューハイ1杯で1000円ポッキリ。美女と話が出来てこの値段は安いよね。

 本年2月をもって15周年だそうです。リチャードさん元気にしてますかねぇ~(遠い目・・)
今はマンボウなので閉店が早いのでお気をつけ遊ばせ!(* ̄∀ ̄) 
 ナンバとなればコチラの店も定点観測していきませんとね(´・ω・`) 
緊急事態宣言も解除になり営業再開したみたいっス。

 それにしても何か月ぶりですかねぇ~
店主も客もワクチンを2回打った人ばかりですが駅の切符売り場を模した強固な飛沫防止用のアクリル板があるので安心です。

 料理は他でたくさん食べておりますのでチューハイのみ。もっとも今はほとんどツマミ類はやってないですけどね。

 おでんの再開はまだまだ先になりそうですね。(´・ω・`) 
 今回はマニアックな、いや、シブいバー巡りを画策していたのですが・・・
しばらく営業自粛していた河内カルメンがめでたく再開と聞けば朝貢に行かないわけにはいきません。

 コロナ対策としてカウンターに飛沫防止用のクリアーボードを設置したとのことですが・・・
これがメッチャクオリティーが高い代物!:(;゙゚'ω゚'):

 スーパーのレジなどに設置してあるビニールシートではダサいということで特注したらしい。
ほとんど刑務所の面会室みたいですな( ̄▽ ̄;) 

 よって現在のモチーフは「女囚カルメン」とのこと(((( ;゚Д゚)))
お客さんは面会に来た犯罪者の親族、もしくは友人というシチュエーションなんですかねぇ( ̄▽ ̄;)

 ちなみに相変わらず不定期な営業なので現在はおでん君はありません。
本日はハイボール3杯で1800円。 ゴッチャンでした~(* ̄∀ ̄) 

 ナンバの〆は・・・ 当然ココになっちゃいますよねぇ(* ̄m ̄)プッ

 ハイボール2杯&チューハイ2杯&焼酎・・でしたかな?

 久しぶりに名物の怪物ダイコンをいただきましたが・・・
くっ デカい!:(;゙゚'ω゚'): お好み焼き屋2軒廻って豚足のかどや経由で来た身にはヘビー過ぎる!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 

 らっきょうには何故かカレー粉がかけられるサービス!
新しい味ですがカレーにはらっきょう付きものというカルメンで時々炸裂するシャレか?

 最後の〆には焼きおにぎりをおでんの汁に浸けて食べるタレコミは必須!

 ちなみに店内が超人口密度の高い河内カルメンは4月10日金曜日から府の要請に鑑み休業中でございます(´・ω・`) 
 とりあえず大阪に出張した時には寄るよね(´・ω・`)

 今更特に付け加えることは無いんだけど「中隊長の博多のおでん」を真似して行く度にレビューしてみようかいな。

 この日はチューハイ3杯くらいだったかな。

 もう腹一杯だったのでおでんも2種類くらいしか食べなかった( ̄▽ ̄;)
出汁がエエ感じでしゅんで美味しかったよ。

 タレコミ(焼きおにぎりの出汁茶漬け)は必須だね。

 美人女将の尊顔を拝みたい方は直接お店に行くべし。最近休みが多いけどね(* ̄∀ ̄) 
 東三国で飲んでいたはずなのに・・・
気が付いたらナンバに・・( ̄▽ ̄;)

 そう、山界の死王「楊端和」に会いに行かなくては!
ではなく河内カルメンに参勤交代に行きませんとね♪( ̄▽ ̄;)

 立飲み好きとしては大阪でも唯一無二の個性を放つこの立飲みを覗かないわけにはいきません( ̄ー ̄)ニヤリ
 
 さて、半年ぶりのカルメン、当然おでんですな! 暑いけどね( ̄▽ ̄;)
最初は練り物系を3種。 そしてデカすぎるので暫らく封印していたカルメンダイコンに久しぶりに挑戦。

 しかし! 改めて見ても・・・ デカい!(゚Д゚;)・・・
相変わらずデカすぎる!(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 おでんのダイコンとしては恐らく世界最大ではないだろうか?:(;゙゚'ω゚'):

 セブンイレブンのおでんのダイコンのほぼ4倍のデカさです。
あまりにデカいので最近はお客さんも敬遠気味とか、さもありなん( ̄▽ ̄;)

 でも中までしっかり味はシュンでおります。
以前食べた時より美味しく感じましたよ(* ̄∀ ̄) 

 〆はいつもタレコミ(おでん出汁の茶漬け)ですが本日はまんまおにぎりの拳飯(こぶしめし)を。

 女将のみっちゃんが炊飯器で炊きあがったばかりのかやくご飯を少し冷ましてから目の前で握ってくれます。 キュウリの浅漬け付きでこれまたウマし!

 ハイボールを4杯くらい飲んだかな。
いやぁ~やっぱ癒されるわぁ~(* ̄∀ ̄)
 久しぶりの河内カルメンだぁ~(*≧∀≦*)
 
 やはりここに寄らないとナンバで飲んでいる気がしませんからね。

飲んだのはいいちこロック、立山、チューハイの3杯。 だったような・・・

 おでんは最初に牛スジ、ちくわ、平天の3個。
うん、出汁がしっかり滲みてウマいねぇ。 更に2個追加。

 油揚げの中身は餅ではなくジャガイモ。 女将のみっちゃん曰く「ジャガイモは崩れるから油揚げで包んでいる」とのこと。
 なるほど(´・ω・`)

 最後は炊きたてのかやくご飯で作った握り飯をおでん出汁で茶漬け風にして食べる「タレコミ」
難波の〆には欠かせぬ一品だね。

 今年もお世話になりました♪(* ̄∀ ̄)  

 今日のおでんも美味しかったね(*´∀`)♪  

 ナンバに来たらココに顔を出さないとねぇ~
そう・・参勤交代は外様大名の義務である(* ̄∀ ̄) 

 最近は営業日が気まぐれなので開いていたらラッキーだ!(゚∀゚;≡;゚ω゚)

 チューハイ2杯とハイボール。 おでんは二品。
あいかわらず狭い店内におでん出汁のいい匂いが漂っておりますな。

 久しぶりに「タレコミ」を作ってもらった。
まずは「かやくご飯のおにぎり」を握ってもらいそれをごま油をひいたフライパンでしっかり焼く。

 しっかり焦げ目がついたらおでん出汁の中で崩しながら食べる。
所謂焼きおにぎり茶漬けの変形みたいなもの。 これが飲みのシメには最高なんですよねぇ~

 合計で2800円。
やっぱり癒されますわぁ~ ごちそう様でした~♪(´ε` ) 

 この冬一番の冷え込みの大阪ですが、やはりナンバの〆にはココに寄りませんとね。
多い時は年に7,8回来たこともありましたが最近はとんとご無沙汰気味。

 丁度1年振りですが運よくこの日が新年初営業日。
相変わらず女王様の商売ですな (* ̄∀ ̄) 

 もっともサボっていたわけでは無く正月から風邪気味で休んでいたとのこと。
お客さんに風邪をうつす訳にはいきませんからねぇ( ̄ー ̄)

 それにしても・・・
以前は鬼女将とか番長とか呼ばれて鉄火肌のドS接客がウリでしたが随分と優しげな感じになられましたな。

 本日開店初日の仕込み営業につき「おでん」はまだ準備中とのこと。
立飲み屋にしてはと言っては失礼だが昆布から丁寧に出汁をとる。

 目の前の出汁をとっている鍋から立ち昇る香りが狭い店内に充満している。 
この匂いだけで十分飲めますけどね。

 本日一杯目はハイボール。 2杯目はこのところ定番になっている北陸の立山。 
これを鍋熱燗で。 カルメンの熱燗は片手鍋に直接酒をはって直火で温める。

 客の目の前に置かれた湯飲みに直接鍋から酒が豪快に注がれる。
寒い日にはこれが最高なんだよねぇ (* ̄∀ ̄) 

 それにしてもメッチャ量が多いッスね (゚Д゚;)

 この日はポールウインナーくらいしか肴は無かったけどそんなことは一切気にならないから不思議だ。 
 〆て1500円なり。
新年早々パワーをいただいたので今年も一年頑張れますわぁ

 ちなみに参勤交代なので貢物は必須である。

 例年なら「蓬莱の玉の枝」「火鼠の皮衣」「つばくらめの子安貝」などの珍品秘宝を遠く唐天竺から取り寄せて持参するところであるが間に合わなかったのでカルビーの「みっちゃんえびせん」にした( ̄ー ̄)ニヤリ

 この店には客の疲れた体と心を癒す形容しがたい不思議なオーラがある。

 酒場の価値観を何処に見出すのかは客の自由でありその峻別もまた酒場放浪の醍醐味である。

 群雄割拠の体をなす大阪の立飲みにおいておでん以外に料理があるわけでもなく酒の種類が多いわけでもないこの小さな店の灯を求めて老若男女が集まるのはそこに他の店に無い得難い魅力があるからに相違ない。

 この店の真の魅力は1度や2度の訪問では分からないかもしれない。最初のアウェー感はハンパない(汗)
 「みっちゃん」と呼ばれる女将がその雰囲気とは真逆の慈愛に満ちた人であることに気が付いた時には「河内カルメン」の魔境に引きづり込まれているのだ。

 この店は現役だが半ば伝説と化している。
21世紀初頭のナンバを彩った伝説的酒場としてこの店を愛した人々の記憶に留まり続けることだろう。
 
 天満で飲んでいたはずなのに・・・ 気がついたらナンバの河内カルメンにいた(遠い目)

 カメラに収まる写真を見ると電撃ホルモン ツギヱの後に謎の串カツ屋で飲んでいる写真が(驚)

 記憶に無い(汗)

 記憶がないのに大阪駅で御堂筋線に乗り換えてここまでやって来たというのか(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
参勤交代の義務が無意識のそうさせたのか(((( ;゚Д゚)))ワナワナ

 それでも何故かこの店の事はよく憶えているから不思議だ( ̄ー ̄)ニヤリ 
最初は熱燗とポールウインナーだったな。 それにしても横の小さいグラスは何だ?(゚Д゚;)

 熱燗の量が多かったのでサービスしてくれたんだっけ?
最後はおでんとハイボールでしたな。 この日が本年の初営業だったそうな。

 それにしても1月12日が新春の仕事始めとは! 相変わらず女王様の商売ですな(* ̄∀ ̄)

 この日は常連のマンガ家「東風孝広」さんが飲んでいた。
有名な「カバチタレ」を描いた人だね。 何と私と同郷の呉市出身だということだ。

 いやぁオッ魂消た。 確かに登場人物が皆呉弁(広島弁)だもんね。
今は大阪に住んで執筆活動をしているらしい。 というわけで最後は三人で記念撮影した。

 東風孝弘さんがみっちゃんどつかれて喜んでいる写真が(驚) 記憶に無い(汗)
この店に来たのは1年2ヶ月ぶりだったかな。 カルメン女史も元気そうで何より。

 それにしても・・・

 ロックヴィラデバク家ホテルグランヴィア大阪 宴会場稲田酒店大安寅屋天満電撃ホルモン ツギヱ謎の串カツ屋河内カルメンと午前10時から午前1時までの15時間かけて飲み歩いた1日は終わった。

 疲れた・・・_| ̄|○  やっぱりオレってアホや・・・_| ̄|○  

 ちなみに・・・
翌日は京都でほぼ同じような行動をとったのは言うまでもない( ̄∇ ̄;) ブハハハハハッ


  ・・・番外編・・・(* ̄∀ ̄)・・

 一年前のレジェンド会の2次会利用以来、妙にハマって大阪に来る度にちょこちょこ顔を出している。
一年で7~8回来ましたかねえ ( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ・・・ 

すでに外伝まで奉呈しているので今更書くことも無いが、

1・一年間の感謝の気持ちを込めて!
2・ほぼ同時期に開催された第2次レジェンド会を陰ながら祝して!
3・河内カルメン8周年を祝し!
祝電代わりのレビューとさせていただきます。

おでんの春菊、ショウガ天、ジャガイモきつね、などの料理の写真も追加。
ここで「ショウガ天inおでん出汁」という食い物に出会って以来いろんな店で食べてみるのだがここのショウガ天が一番美味しかった。

 熱燗はワンカップを開けて鍋で煮て再びワンカップに戻す男らしい一杯(汗)
でもこれが妙にウマイんだよねえ。

レビューが河内カルメンのメニュー表のようになってきましたな・・( ̄ー ̄)

この日もみっちゃんワード全開で、おでんの玉子を注文すると
「まだバンドウやねん。」
「?」
つまり、まだ玉子に味が滲みていない単なる「茹で玉子」状態なので板東(英二)ということらしい(苦笑)

ダイコンを注文しようとすると
「まだダイコンやねん。」
「?」
つまり、ダイコンに味が滲みていないのでまだ「おでんのダイコン」ではなく「ただのダイコン」だからもう少し待てということらしい(苦笑)

最近休業の多い河内カルメンですが、店主のみっちゃんは相変わらず元気そうでした。


・・・・外伝・・・・

 難波の女番長、最強立ち飲みクイーン、等々・・ 
数々の異名を持つ「みっちゃん」が一人で仕切る極狭(任侠ではない)の立ち飲みおでん屋である。

 辺境の小豪族は大都会大阪に出向いた際には邪馬台国の卑弥呼ならぬ「河内カルメン」のみっちゃんに朝貢外交を展開するのは言うまでもない( ̄ー ̄)ニヤリ

 本日はチューハイ2杯、残波2杯、おでん4種類(タマゴ、竹輪、がんも、貧乏袋)。

 竹輪は周りの焦げ目が気に入っているとかで近頃自慢の一品らしい。
貧乏袋には青ネギと刻みショウガが入っている。 決して貧乏なネタではない。 

 このショウガの風味がおでんの出汁に溶け出してイイ味になる。 汁もグビグビ飲めますなあ。
おでんの味は今日が今までで一番美味しかったですかね。

 「三角縁神獣鏡」をもらうつもりでしたが無さそうなので(当たり前ですが)、
酔った勢いで外伝掲載に相応しい「決めのポーズ」をお願いすると、

「ええよ。 どうすればいい? 警棒とかあるし♪」
・・け、警棒ですか・・・(゚Д゚;) ・・

「こんなんもあるで♪」
・・て、鉄球ですか・・・(゚Д゚;) ・・

・・というわけで撮影したのが冒頭の写真であります。
大サービスでございましたなあ・・・m(_ _)m・m(_ _)m

 しかし・・・

一枚映倫に引っかかりそうない写真が混じっておりますな ( ̄皿 ̄;)
・・・一応ボカシを(汗)・・

 しかし・・

 そもそもこの警棒とか鉄球は何に使用するのでしょうか(汗)
勘違いしたアホな客をシメるのでしょうか?(汗)

 しかし・・

 本当はお客さんを大事にする優しい女将ですよ。 念の為!
シバかれたいM男君達が来る店じゃないありません (^^;A 念の為!

※ 店内を撮る時には他のお客さんが写らないように気を付けましょう(^▽^)ノ

 こんなのは常識ですが、これまた念の為!

 ウ~ム・・4部構成の大長編になってしまった(汗)


・・・・第三話 悲願熱涙編・・・・

 何としても河内カルメンのおでんを食べなくてはならない。 もはや意地である。 
という訳でおでんの「哲」の後、おでんの連荘をすべく河内カルメンへ推参。 

 ラッキーなことに他にお客さんが一人もいない。
みっちゃん珍しく所在なさそうにしている。

「今日はおでんありますか?」
「あるよ~。」
来訪4度目にして遂におでんに辿り着いた( ̄ー ̄)フッ

「じゃあ大根ください。」
「うちのデカいけど・・」
「イイっす。」

おでん鍋の蓋を開けて底のほうにあるダイコンを引き上げる。

!!・・(((( ;゚Д゚))) ・・・・・絶句・・・・

な、なんじゃあこりゃあぁぁ(松田優作風にお読みください)

デカイッ!!   デカすぎる!!   ホンマにデカい!!(; ̄皿 ̄)ヒィィ~~

 こ、これを一人で食うんか? ここの常連は(汗;)
これは定番商品としては日本最大級のデカさではないだろうか。

 コンビニのおでんのダイコンの4倍はある。(((( ;゚Д゚))

 コーラの缶よりもデカい! ほとんどジョッキである(汗;)

 聞けばほとんど嫌がらせで作っているというドSな一品(^^;;)

 数年前ダイコンの仕入れ値が急騰した時、「ここで小さくしたら負けたような気がする!」
と意地で反対にデカくしたという根性の一品である(苦笑)

 正に大和魂なダイコン! ちなみに大根一本から2個しか取れんそうな。
味付はどちらかと言えば薄味で出汁を利かせた優しい味のおでん。

 写真を撮る時にダイコンに箸を着き刺したら
「食べ物に箸を刺したらイケん!」と怒られた(汗)

 ダイコンのインパクトが大きすぎるので他のネタが普通に見えてしまうがスジも相当立派なサイズである。
相撲部屋のちゃんこでよく使われている大型のアルマイト鍋でグツグツ煮られるおでん。

 蓋を開ける度にプァ~っと湯気が立ち昇り、出汁の香りが辺りに漂う。 
鍋の前が特等席ですね。 この匂いでワンカップが飲めるわ。

 おでんを食べているうちに満員になって表にも人が溢れはじめた。
本懐を遂げた私は席を譲りましょうかね。

 店を出た後も注文に応える「はいよ~」というみっちゃんの声がいつまでも響いていた。

 極狭の立ち飲み、アルコールの値段は普通。 冬は寒い。 トイレも共同。
だが、そこには銀のドクロの刺繍入りのジャージを着た元気な女将がいる。

・・・・第二話 仰天嘆息編・・・・

 GW中の大阪ナンバ! とにかく人が多い!
大坂の繁華街でこれだけ人が歩いているのを見たことがない(汗;;)

 千日前にもどって正宗屋を覗くとさっきの面白い韓国のオジサンはもういなかった(^^;)
そのまま歩いていると見覚えのある月光仮面。

 「河内カルメン」でおでんを食べるという本懐は未だ達成されぬままである。 
何を隠そう、実は私はおでんオタクなのである(^^;)

 北の札幌に行ってもまずおでん屋。 南の博多に行ってもまずおでん屋。
河内カルメンのおでんは中々美味しいという・・

「立ち飲み」「美味しいおでん」「美人女将」と三種の神器が揃えば
おでんオタとしては断じてスルーは出来まい。

 どうせ入れないだろうと思って覗いた河内カルメン。 二人分くらい空いていた。
こりゃラッキー!と即入店。 即座にハイボール注文!

 前回消えたカメラに収められていたはずのハイボールの画像。
何故だか妙にジ~ンときた(涙)

 さぁおでんおでん! レジェンドナイトを完結させる為にもおでんを食べねば!
「おでんちょーだい!」(^▽^)
「ゴメン。今日おでんない。」
ガ~~~ン!!
な、な、な、な・・・(((( ;゚Д゚))ワナワナワナ

 カルメン女史はバツが悪そうに「そ・・おでん・・ない・・うん・・ない、・・」小っちゃい声でボソボソっと呟いていた。
・・・黙ってひたすらハイボールを飲む私( ̄ー ̄)ウ~ム・・

 まぁしゃあない・・・連休中だし・・・こういう事はよくあることだ。
他のお客さんグループとカルメン女史こと店主のみっちゃんは楽しそうに喋っているが多少気が咎めたのだろうか

「おでんの出汁はあるんで、春菊とか湯掻けるけど・・・どう?」
と言う。 おでんの出汁があるんなら「タレコミ」はOKかな?

「じゃあタレコミは出来ますか?」
「出来るけど、炭水化物やで。 いいの?」
、もちろん大丈夫。」すると隣のオネーサンも「じゃあ私も!」と乗っかってきた。

 フライパンにごま油を引いておにぎりを焼き始めた。 意外なほど(失礼)丁寧に作る。
ゴマ油は最初に一回、途中で一回、ラストに一回と合計3回注入。 辺り一面ごま油のいい匂いが充満する。

 これがリチャードさんお勧めのタレコミかぁ。 フム、こりゃ優しい味付けだ。
薄味のおでん出汁に炊き込みご飯で作った握り飯を潰しながらレンゲですくって食べる。
 〆には丁度いい量で塩分控えめ。

 しかしこのカルメン女史、ツンデレな人かと思っていたら話せば意外と愛嬌のある人で、自分も喋るが人の話も真面目によく聞く。
前回は酔っぱらっていたせいでよく分からなかったが、妙にエロイというのか艶っぽい人やなあ。 エロカワイイってやつか?

 隣の常連の女性がスポーツ観戦が好きだそうで、セレ女(セレッソ女子)とカープ女子の話で盛り上がり更に途中でAKBオタクのオジサンも入ってきて訳の解らん盛り上がりに(汗;;)

 ちなみにみっちゃんにカープには若くてイケメンの選手が多いので若い女性ファンが急増していることを説明したが、
「誰?、イケメンって? そんなに恰好いい人おんの? 誰も思い浮かばん。 堂林? 誰それ?」じゃと(苦笑)
 ちなみに新井兄のことはよー知ってました(汗;)

 ハイボールばかり3杯。 ミックスナッツも注文。 
GW中のせいか珍しく暇な感じ。 だから今日はおでんを作ってないのかな。
お蔭でよーしゃべれたけどね( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

 カリカリ梅とシャカシャカ上手に剥いてくれたリンゴはサービス。
 ドーモ <(_ _)> 恐縮デス。

 〆て1700円。 安いなあ(驚)

「前回妹さんと称する人がおったけど、あの人本当の妹さん? 
  実はリチャードさんの妹と勘違いしましてね。 時々来るんですか?」

と聞くとみっちゃんと隣の常連のオネーサンが「ええっ!」と鳩が豆鉄砲を食らったような吃驚した表情で
今横おったやん!
「?」
今ずーっと横で飲んでたやん!!
ええぇぇ~~~っ!!」(絶句)

 ぜ、全然気が付かなかったんですけど(汗、汗、汗、汗、汗・・・)
カルメンシスターズに挟まれているのにまったく気が付かんかったとは・・・

 やっぱり俺ってアホや(恥) _| ̄|○ ガックリ


・・・・第一話 混沌酒場編・・・・ 

 実は以前から来てみたかった店なのだ。

正確に言えば一度来て探したが見つからなかったお店である。

恐らく臨時休業か何かだったのだろう。 

しかし界隈きっての繁盛店ではないか。 本日は目出度くも開店7周年記念の日(?)ということだ。

 実は一軒目(幸ちゃん)で飲んでいる時からリチャード氏がマレーネ・ディートリッヒばりのポーズをとるカルメン女史のポートレート兼案内状を大事そうに胸ポケットから出しながら、

「ヤッケさん、見てくださいよ~♪ この脚ですよ~♡」と、まるで巨人の星の花形満のような燃える眼差しでジーッと私を凝視するのである。

そこには{解ってますね! 次はココですからね!}という氏の無言の熱いメッセージが込められているのである。

 黙って頷く私。 
そこには言葉は無くとも共通の目的に邁進する男同士の暗黙の了解があったのであった( ̄ー ̄)ニヤリ

周年祝いの花をかき分け極狭のカウンターの端にMさんと共に滑り込む。

 7周年祝いにモエを1本開けて乾杯。 2杯目はハイボール。 
店主のカルメン女史も噂通りツンデレな存在感。 愛想もクソもないスレッカラした感じがgoodよ( ̄ー ̄)フッ

 禍々しくデコラティブな店内も含めて面白かった。 
自慢のマカロニサラダの画像はカメラと共に消えた。(; ̄皿 ̄) おでんも食べたかったなあ・・

オフ会の時は酒ばかり飲んで食べ物に気が回らなくなるんだよな~(笑)

 そんな中、岡本太郎のオブジェなどの店内備品を微妙に位置を調整しながら黙々と撮り続けるMさんの姿に真のレビュアー魂を垣間見るのであった。

 最後に、・・・

 店を出る時にリチャード氏に一人の女性を紹介された。

R氏 「ヤッケさん、この子(カルメンの)妹なんですよ。」

私  「え~!(リチャードさんの)妹なんですかぁ?」

R氏 「そうなんです。(カルメンの)妹なんです。 可愛いでしょ♪」

私  「そりゃ可愛いですけど・・・本当に(リチャードさんの)妹なんですか? 
      
        (リチャードさんの)妹にしては若すぎやしませんか。」(疑いの眼差し)

 何度も確認するのだがどうしても信じられない。 女性本人にも確認する。

私  「本当に(リチャードさんの)妹さんですか?」

妹  「そ~ですよ♪ (カルメンの)妹で~す♪」

 そうだったのか・・・ こんな齢の離れた妹がいたんだ・・・ 

   きっとリチャードさんが親代わりに育てたのだろう・・・ 

  人に言えない色んな苦労もあったに違いない・・・

というわけで最後まで河内カルメンの妹をリチャード氏の妹だと信じて店を後にしたのでありました。

 ・・・・アホや・・・・ _| ̄|〇 ガックリ・・

  • 大人のクリームソーダ
  • ハイボール
  • (説明なし)

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