いが餅さんが投稿した均一軒(東京/新橋)の口コミ詳細

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盛り場徘徊記   

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掲載保留均一軒新橋、内幸町、汐留/居酒屋、海鮮

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2014/03 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

再訪必至!まさに新橋の隠れ家!

 このところ妙に過密スケジュールだ。
先週は神戸、大坂。 今週は東京で3泊。

 大坂は仕事に行ったのか飲みに行ったのか訳の解らぬ謎の展開となったが、今日は久々にN氏と新橋だから更に濃い~い飲みになりそうだ(汗)。 お互いよ~食べるからねえ。( ̄ー ̄)ニヤリ

 新橋の立ち飲み巡りもしてみたかったが、一軒目はN氏御推奨の「均一軒」なる珍妙な名前の小料理屋となった。
食べログで速攻調べてみると質の高い酒の肴がリーズナブルな価格で楽しめる新橋の老舗らしい。 無論異存は無い。

 ホテルにチェックインして6時半に現地で待ち合わせ。 6時半キッカリに氏より「席を確保!」とのメールが届く。
ムムム、さすが出来る男は仕事が早い(汗)

 新橋駅にはほぼ同時刻に着いていたのだろうが田舎者は瞬時に方向が把握できないので意外と移動に時間がかかる(笑)

 細くて古めかしい路地にその店はあった。 均一軒。 
このセンスのない店名にむしろ秘めたる実力を感じるのは私だけではあるまい。 いや私だけか(汗)

 店構えもいい。 何の変哲もない昭和のサラリーマン割烹だが、その地味な佇まいが余計に肴で勝負している店の覚悟のようなものを漂わせている。

 ガラガラと引き戸を開ける。 カウンターだけの小さい店だ。
客は2名。 一番奥に眼光鋭いN氏。 久しぶりの再会だ。 まずは瓶ビールで乾杯。 
ほどなく氏の友人レビュアー氏も合流するという。

 真後ろの黒板に本日のお奨めが箇条書きされている。
いずれの小料理もこの手の小割烹での定番に近いが意外と腕の差が出る料理群である。

 お通しは大根と胡瓜の漬物だがまずこれがウマい。
料理はざっとN氏が注文する。

 バイ貝酒蒸し。 鄙びた酒場には黙々と串で身をほじくり出す光景は不可欠である。 実に鮮度がいい。

 〆鯖。 これは私が注文した。 〆鯖フェチなもので。 漬かり過ぎず丁度いい塩梅。

 菜の花。 これは最高にウマかった。 こういう所に料理人の腕が出るんだよねえ。

 ここでN氏の友人B氏登場。 いきなり冷でやり始める。 ムムム、この人も強そうだ( ̄ー ̄)ニヤリ

 B氏の登場を待って本格的な肴群に突入せり。

 タイの甲蒸し。 瀬戸内ではよくある料理だが広島暮らしの長かったN氏はやはりこの手の料理が好きらしい。
ほっこりとしたタイの身、酒に溶け込んだタイの脂と出汁、きつめのポン酢。 これらが混然一体となり小料理屋の醍醐味は正にこんな料理を食する瞬間にあると言っても過言ではない。

 食に関してあくまで貪欲なN氏。 この宝の汁を逃してなるものかとズズズ~ッと最後の一滴まで飲み干したのは言うまでもない(笑)

 山ウドの酢味噌。 B氏の注文。 日頃食べないが結構いける。

 もちろんこの辺りでは全員日本酒に移行している。 酒は2種類のみ。 灘の剣菱と山形の高砂。 差しつ差されつという場面はない(笑) 酒は2種類なので熱燗にしたり冷にしたり各自が勝手にコップが空けば次の酒を注文する。

 アジのたたき。 房総の味ですね。 これも新鮮でボリューム満点。 これで不味いわけがない。

 ニシンの塩焼。 西では京都のニシン蕎麦くらいしかお目にかかることがないが、こんなデカいニシンが普通にあるところが関東の酒場ですね。 これも美味しいなあ。

 おから。 私だけだと絶対注文することはないが、これが美味しかった。 下準備してあるおからを注文を受けてからゴマ油で炒る。 もうもうと湯気が立ち昇るおから。 こりゃ冷酒(ひやざけ)にピッタリだ。

 子持ち昆布。有りえんくらい子持ち。

 春菊胡麻和え。 これも泣けてくるくらいウマい。

 あん肝。 もちろん自家製。 店主曰く、今年は脂の乗りがイマイチだそうだが十分美味しかった。

 タコ刺し。 火の通しかたが絶妙。

 軽く一軒目くらいの気持ちで店に入ったが、末期の酒かというくらい食って飲んだなあ(笑)
まぁこの計画性の無さが私らしいよねぇ( ̄ー ̄)ニヤリ

 一人頭5650円。 新橋のこの種の店でこれだけ飲み食いしたにしては良心的。

 いい店を知った。 料理が美味しいのが一番だが、大将の職人然とした雰囲気もいい。
この清潔感溢れる鄙び方は私の最も愛するところだ。 

 こりゃ今後も仲良くさせてもらいたい店ですね。


  • 昔ながらの横丁にある

  • 常連から贈られた暖簾

  • お通し

  • 本日のメニュー1

  • 本日のメニュー2

  • ばい貝酒蒸し

  • 身をほじくりんこ

  • 〆鯖

  • 菜の花辛し和え

  • 剣菱冷

  • 高砂燗

  • 鯛かぶと蒸し

  • タイのタイ

  • 山うど酢味噌

  • ニシン塩焼き

  • ニシン解体の図。ハラワタが超ウマい。

  • タイ汁完飲のN氏。怪訝そうに見る奥さん(笑)

  • 文字通りタタく。

  • 鯵タタキ

  • おから

  • 子持ち昆布

  • 春菊ゴマ和え

  • アン肝

  • たこ刺し

  • 酒はこの2種類のみ

  • インスパイアー家庭料理です

  • 常連が修理してくれる時計

2014/03/21 更新

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