レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2017/09訪問 2017/09/09
風光明媚な離宮でいただく最高のイタリアン【京都】エクシブ京都八瀬離宮 ジョバーノ : ガトショコのふらり食レポ
会員制リゾートホテル「エクシブ京都八瀬離宮」
に宿泊した際にディナーでお伺いしました。
エクシブ京都八瀬離宮は
京都東I.Cから約30分ほどの閑静な山あいにあります。
風光明媚な自然に囲まれたまさに現代の「離宮」です。
今回は個室をあてがっていただきました。
個室内はとても落着きのある空間です。
その調度品は高級感の中にぬくもりを感じさせます。
広いガラス窓からは見事な庭園の風景を見渡せ
京都の季節を感じ取ることができます。
【玉葱のズペッタ地鶏スモークにカレー風味のクリーム】
濃厚でしっかりとしていながら
複雑に絡み合う味わいはコクが深く
どこか京料理をイメージさせるような一品。
ズペッタは濃厚なスープを意味します。
【真蛸と季節野菜のインサラータ 生姜風味】
特筆すべきは野菜のみずみずしさです。
つやつやで照明の光を帯び輝いております。
口に入れるごとに広がる野菜の旨みと甘みはまさに絶品というほかありません。
【ドライトマトのピッツァ 赤ベビー水菜添え】
生地の上にはみずみずしい水菜がふんだんに乗っています。
これがもちもちの生地とピッツァソースと絶妙にマッチします。
【モルタデッラ アスパラガスとプチトマトのスパゲティーニ】
モルタデッラはイタリアのボローニャ地方特産の
ソーセージの一種です。
モルタデッラの白アスパラの緑トマトの赤が
イタリアの3色を彩った鮮やかなスパゲティー二です。
【特選和牛ロース肉のグリル季節野菜添え 山椒の香るバルサミコソース】
プラス料金で限定の品をいただきました。
付け合わせにアスパラとプチトマトに
インゲンのソテーが添えられている
色鮮やかで美しい一品です。
贅沢なグリルは外側がパリッとして中は柔らかくジューシーな最高の焼き加減。ナイフがお豆腐に入れたかのようにスッと入る最高の柔らかさ。
上質な牛の旨み、バルサミコのソース、山椒の香りが渾然一体となって
噛みしめるたびに甘みも感じられるコクの深い素晴らしい味わいのグリルです。
本当に美味しい!
【仔牛ロース肉の椎茸詰め アーモンドのサルサ】
仔牛ロース肉を華やかにロールして中には
奥深い味付けがほどこされた
香り高い椎茸が包まれています。
盛り付けられたソースが絵画のように美しく
アートを感じさせる一品です。
【パティシエオリジナルドルチェ】
ドルチェは数種類の中から選べます。
冷たさと甘さにパリッとした食感も加えられ
多重な味わいが楽しめる贅沢なスィーツです。
会員制宿泊施設ですので会員権がないと宿泊することができませんが
普通のリゾートホテルや旅館には無い
ワンランク上の上質感を味わうことができます。
日常の喧騒から離れ最高の料理を味わいながら
仕事の疲れを癒すには最高のシチュエーションです。
【場所】
京都府京都市左京区八瀬野瀬町74-1エクシブ京都八瀬離宮
4位
1回
2017/09訪問 2017/10/12
樹齢800年のご神木を眺めながらいただく絶品蕎麦!【長野 戸隠】うずら家 : ガトショコのふらり食レポ
日本屈指のパワースポットとして有名な戸隠神社。
その神秘的な姿はもちろん風光明媚な景色と近隣の豊かなグルメも相まって多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
そんな歴史ある神社の周辺には、蕎麦の名産地の例にもれず、蕎麦の名店がいくつも存在します。このお店もその一つ。
食べログそば100名店にも選出されている名店なのです
9月下旬に取得した遅めの夏季休暇。避暑地に滞在していたこの日は朝食をいただいた後に出発。満開に咲く蕎麦の花畑を見ながら雲一つない秋晴れの空のもとをドライブし戸隠に伺いました。
3日連続で昼食を戸隠の蕎麦という蕎麦好きの私にはたまらない贅沢に気分も盛り上がります。
土日祝日は大変込み合いますが、9月下旬、紅葉シーズンにも新蕎麦シーズンにも若干早い平日でしたので10時頃の到着でも1枚目の記帳5組目でした。
北海道など早い地域では8月下旬から迎える新蕎麦ですが、ここ信州では秋新は10月下旬から11月上旬となり新蕎麦のお祭りなどもその時期に開催されるのです。
10時30分開店(繁忙期は10時開店)ですが、早朝から店頭に記帳台が出ており、記帳後は開店時間まで自由に散策ができます。
とても人気のあるお店で紅葉シーズンや新蕎麦シーズンの休日は大変込み合い2~3時間待ちとなりますので記帳した後に戸隠神社などを散策するとよろしでしょう。
私が今までお伺いした限りでは繁忙期以外の平日や土日は開店1時間前の到着で1順目に間にあいましたが時宜によるかと思います。
蕎麦処長野を代表する名店で、こちらのお店も長野市に住んでいた頃には新蕎麦のシーズンも含めて頻繁にお伺いしており、毎年通うお気に入りのお店。お伺いするのも二十回以上となりました。
お店の場所は戸隠神社中社の大鳥居のすぐ向かい、樹齢800年を超えるご神木の隣に存在します。
記帳していると店主が「おはようございます、早い時間からありがとうございます」と挨拶をしてくださいました。
開店までまだ時間がありましたので、しばらく中社などを散策した後にお店に戻ります。
開店時間になると恒例なのが店主のご挨拶
記帳の1~2ページ目のお客様たちの前で「来店してくださった感謝」と「お蕎麦の提供方法」などについてお話しくださいます。その後1人1人丁寧にご案内が始まります。
他の職人さんやスタッフの皆様の笑顔あふれる丁寧な応対も素晴らしいものがあります。
黙っていても行列ができる人気店でありながらこうしたお客様へのホスピタリティを忘れないところが、伺う者を魅了してやまない理由の一つだと思われます。
店内は1階と2階に席があり、お席はテーブル席やお座敷席と70席の広々とした空間。グループや家族にお1人でも過ごしやすい空間で、わたしがお伺いした際にもお1人で来店されているお客様が複数おりました。
大きな窓からはご神木が眺められ、戸隠の季節と自然を垣間見ることができ、店内の雰囲気と相まって外の時間とは隔絶されたゆったりと流れる時間を楽しめます。
お席に着くとお茶と”漬物”を出してくださいます。この季節はきゅりのお漬物でした。これがまた絶品で思わずご飯がほしくなります。
【天ざるそば】
1,800円(2017年9月現在)
お蕎麦の提供前に薬味である”ねぎ”と”大根おろし”と”わさび”がご用意されます。
豪華なことにわさびは1本出てきますので自分でおろし金を使ってすりおろします。
わさびは先端が粘り気の少ないざらざらした部分なのですが、さすがこのお店では黒くて固い先端はカットされています。
わさびの美味しさのポイントは”粘り”と”きめ細やかさ”です。
これはわさびの細胞が壊れることで辛味成分が生成されるからです。
お寿司屋さんが包丁の背でわさびを叩くのも粘り気を出して風味を増すためです。
力を入れると”キメ”が荒くなり”粘り気”も落ちてしまいますので力を入れずに細かく”の”の字を描くように優しくすりおろしてください。
そしてお蕎麦が届くまでに少しつゆの濃さと風味を楽しみます。節の風味が強く甘くて濃い信州特有の美味しいつゆにテンションも上がります。
そしてお蕎麦が到着。つやつやと輝く瑞々しいお蕎麦は美しくアートさえ感じさせます。
麺類は総じて提供されてからの時間が勝負ですが、特に秒単位で乾燥し風味が飛んでしまうのがお蕎麦の宿命。
香りが良いうちに2~3本まずは何もつけずにそのままいただいてほかの蕎麦屋との違いを確かめるのも楽しみの1つです。
ツルツルとしたのど越しの良さはもちろん口中にふわりと香る蕎麦の香りは最高、ほんのりとした甘みを感じさせるお蕎麦は、新蕎麦のシーズンに頂いた蕎麦となんら変わらぬ素晴らしい風味です。
こちらでは新そばが成熟して最も美味しくなる真冬の厳寒期に石臼で製粉し、マイナス二十度の冷凍庫で保存することで”糖化”した蕎麦の旨みを閉じ込めているそうです。
次は先ほどすりおろしたわさびを箸でつまんでそのまま蕎麦をつかみの下のほう8分の1くらいに”蕎麦つゆ”をつけて一気にすすります。蕎麦の香りとつゆの風味が混然一体となって最高の味わいです。
戸隠蕎麦の特徴である瑞々しい繊細な蕎麦は美しく均一に揃っていて”ノシの精度”と”切り”への姿勢が伝わります。
【ぼっち盛りについて】
ところで写真をご覧になっていただくと独特な盛り付け方に気づくかと思います。
これは、戸隠そばの特徴である「ぼっち盛り」という盛り付け方です。
綺麗な盛り付けで見た目にも鮮やかです。
「ぼっち盛り」とは、切った蕎麦を一口ぐらいの量ごとに束ね
5~6束をひとつのざるに並べた独特の盛り方です。
この盛り方は、戸隠のそばきりの歴史と深い関わりがあると考えられています。
ぼっちに盛り分けるためには、切れたり折れたりしたそばではうまくいきません。
不揃いなそばは、盛り分ける途中ではずされます。見目も味もよいそばだけが、ざるに盛られて供されます。
ぼっち盛りは
戸隠そばが「神様へのお供え」や、「高貴な方へのおもてなし料理」として地域に定着してきたことを物語っているのです。
【天ぷら】
しそ、海老、茄子、さつまいも、舞茸の5種です。茄子はちゃせん仕立てで揚げられており見た目も鮮やか。香ばしいごま油の香りが漂う美味しい天ぷらです。
天つゆのお皿がついてきますので、そばつゆを油で風味を変えずにいただくことができるのもうれしい配慮です。
そば湯
そば湯にはルチンという成分が含まれており、高血圧や動脈硬化に効能があり、抗酸化作用もあると知られています。
身体も温まり出汁の新たな風味にも導かれますのでぜひ、残ったそばつゆを割って味わってください。
こだわりのお蕎麦は絶品!お店の雰囲気も最高!戸隠神社の参拝に訪れたらぜひ立ち寄りたいオススメの名店です!
【戸隠神社・うずら家までのアクセス】
お車の場合
上信越自動車道「長野IC」より
約1時間(時間帯により渋滞することがあります。)
上信越自動車道「信濃町IC」より
約30分。
【駐車場】
近隣に有料駐車場も有り
【電車の場合】
電車をご利用の方はJR長野駅で下車
路線バス:アルピコ交通
長野駅7番乗り場(川中島バス長野駅前総合案内所前)から「バードライン経由戸隠高原行き」にご乗車下さい。(約1時間)冬季注意
5位
1回
2017/09訪問 2017/09/20
栗好きなら並んででも食べたい!究極のモンブラン 《朱雀》【長野 小布施】小布施堂本店 : ガトショコのふらり食レポ
秋も深まりはじめ新栗のシーズンがやってきました。
栗の郷と呼ばれる長野県小布施町、人口1万5千人ほどの小さな町に年間120万人もの観光客が訪れます。
この「栗の郷」小布施には、毎年新栗の収穫期である9月半ばから10月半ばまで
1ヶ月間だけ提供される幻のスイーツがあります。
それが「朱雀」
朝採りの新鮮な新栗をほかほかと蒸し、素麺状に裏ごして砂糖も何も加えず栗餡の上にたっぷりと盛った
栗そのものの香りと甘みを心行くまで味わえる一品です。
新栗の繊細な風味を損なわぬよう注文をいただいてから栗菓子工場へ取りに走るという手の込みよう。
その繊細さゆえに、新栗の仕込み時季仕込み場のあるこの小布施本店でしか味わえない
究極の栗菓子なのです。
2017年は9月15日(金)から販売が開始され例年通り10月中旬までの期間限定となります。
この究極の栗菓子をいただくために全国各地から栗好きが集まりある人は前日の深夜から並ぶといいます。
そんな私も栗が大好きで新栗のシーズンになると岐阜県に在住の頃は恵那に
長野県に在住の際は毎年この小布施にお伺いしておりました。
レビューは初めてですがお伺いするのは8回目ほどとなります。
そして今年は遅めの夏季休暇をこの「朱雀」に合わせて小布施へ。
9月20日(水)平日の早朝5時30分にお店に到着いたしました。
・・・が、やはりお店の駐車場は満車です。
毎年平日の朝5時30分に到着しておりますが
毎回先客で満車となっております。
でもご安心を、お店のHPにも掲載されておりますが
近くに町営の駐車場がありますので、こちらに駐車ができます。
徒歩5分くらいの距離です。
5:30 13組目 25名ほどの待ち
6:00 50名ほどの待ち
7:00 70名ほどの待ち
7:30 90名ほどの待ち
8:00 120名ほどの待ち
8:30 200名以上の待ち
新栗シーズン初頭、連休明け中日の水曜日と
おそらくシーズン中最も空いている日ではないかというこの日でさえ大行列でした。
ただしこの日は9時過ぎでも売り切れになっていませんでした。
今回は初回9:00の回に本店の個室に案内されました。
個室はテーブルが3組と落ち着いた雰囲気です。
個室内にはバッグや小さな荷物を置くことができる「棚」が用意されるなど細かな配慮もされています。
【朱雀】
まず特筆すべきはその造形美です。
幾重にも重なる糸の1本1本が細く裏ごしされた栗のペースト。
お箸でつまむと「ほろほろ」「サラサラ」とほつれるほど1本1本が繊細です。
これは、もはや栗の羽織をまとった芸術品と呼べるでしょう。
通常のモンブランとの1番の違いはかぶせの部分のペーストに
砂糖や香りつけのお酒などが加えられていない点です。
何も加えられていないため新栗の香りと風味そのものがいただけます。
そしてこの美しい栗の羽織の中心部に甘く味付けをされた栗餡が用意されています。
最初は新栗の香りとほんのりとした甘みを楽しみ次に栗餡と混ぜていただいていきます。
口に含めると新栗のペーストと栗餡それぞれの甘みが混ざり合い多重な奥深さを作り出しています。
これはまさに絶品というほかありません。
【販売期間】
・2017年9月15日(金)~10月中旬
【お値段】
・1,500円(税込) お茶付き
【朱雀券配布時間】
・8:30〜(土日祝:8:00〜)
【朱雀券配布場所】
・小布施堂本店
・お時間になりましたら、順番に朱雀券の販売を開始いたします。ご購入まで、お並びのままお待ちください。
・料金は先払いです。
・並ぶのは1人で大丈夫ですが、周りの方に声をかけて連れがいることを告知の上8時30分になったら全員で合流のうえで朱雀券をいただくのが良いでしょう。
・また、この季節の小布施はとても寒いので防寒具と足元を温めるタオルケットに折り畳み式の椅子があるとよいです。椅子が難しい場合はレジャーシートでも大丈夫です。
・お手洗いは行列の並び沿い本店の真裏の駐車場側にあります。大きな門と提灯が目印の建物横です。
【料理ご提供時間】
・9:00〜14:00頃
・記載時間10分前になりましたら、指定の店舗にご来店ください。
・料理提供時間までは並ばずに近隣へ自由に散策ができます。
・畑で朝採れた新栗を工房へ運ぶ様子も伺えます。
【料理をいただく場所】
・店舗は、小布施堂本店・本宅のいずれかを小布施堂が指定します。
【駐車場】
・お店の駐車場は5:30前に満車になることが多いようです。
・近隣にコインパーキングや町営駐車場がありますのでこちらにお止めになるのが良いでしょう。
・町営駐車場は1日500円(2017年9月現在)
【備考】
・ご予約やお持ち帰りはできません。
・並ぶ(記帳なし)→8:30に券をもらい料金を払う→自由時間→料理指定時間10分前に戻る→順番に席へ→食べるの手順です。
小布施堂界隈では、秋限定の「朱雀」以外にもいろいろな「栗菓子」や「栗ごはん」に「栗おこわ」「栗きんとん」などの栗料理が楽しめます。
専門店“えんとつ”でご提供している「モンブラン朱雀」レストラン傘風楼で楽しめる「朱雀パルフェ」
これらは栗の風味が詰まった朱雀をアレンジしたデザートで新栗の時期以外にも通年でいただけます。
また、アレンジされたケーキの朱雀モンブランも新宿伊勢丹などのアンテナショップで販売されています。
商品名 販売時期 提供場所
朱雀(栗菓子) 9月中旬~10月中旬 小布施堂本店のみ
モンブラン朱雀(ケーキ) 通年 えんとつ
朱雀モンブラン(ケーキ) 9月~10月 全国の百貨店催事場
栗好きなら並んででも味わいたい究極のモンブラン「朱雀」
新栗のシーズンに長野県小布施でしかいただけませんが秋の行楽シーズンにぜひいかがでしょうか。
栗好きなら絶対に満足するおススメの名店です!
6位
1回
2017/11訪問 2017/12/21
風光明媚なホテルでいただく最高のブッフェ【東京 竹芝】 シェフズ ライブ キッチン (Chef's Live Kitchen) : ガトショコのふらり食レポ
新交通ゆりかもめ「竹芝」駅からはホテルへ直結
車でのアクセスも抜群な「ホテルインターコンチネンタル東京ベイ内」にあります。
こちらのブッフェは、日本を代表する料理人であり
「平成29年度調理師関係功労者厚生労働大臣表彰」を受賞した「佃料理長」が料理を手掛け
「景観の良さ」や「料理のクオリティの高さ」が相まって
「東京のホテルブッフェ」といえば必ず名前が挙がってくる名店。
TVや雑誌でも頻繁に紹介されている人気店です。
料理の提供は「ライブ感」を大切にしており
目の前で調理された出来立ての品も味わえるのが特徴です。
ネタを伺ってから揚げてくださる「揚げたてのてんぷら」や
同じく握るネタを伺ってから職人が握ってくださる「お寿司」に
目の前で骨付き肉からカットしてくださる「ローストビーフ」など
店名の通りライブキッチンが楽しめます。
さらに「日本を味わおうフェア」として季節ごとに
コンセプトを打ち出した限定フェアを行っており
日本各地の素材を使った郷土料理が提供されるのも楽しみの一つです。
海辺に面した店内は壁1面がガラス張りとなっており
レインボーブリッジをはじめとした海辺の景色を眺めることができます。
照明は夜景が映える暖色系の落ち着いた雰囲気で照らされており
椅子やテーブルといった装飾も上質でゆったりとした時間が過ごせるでしょう。
席数100席に対して十分すぎる人数のフロアスタッフとシェフがおり
ブッフェにありがちな品切れや長蛇の列といった事象が起きにくいのも特徴です。
私がお伺いした祝日の夜でも
お皿を持って料理待ちといった時間はほぼありませんでした。
今回は「日本を味わおう第10弾 新潟プロモーション」が開催されておりました
~2017年10月1日~11月30日~
【ディナーブッフェ】
7,305円(2017年11月現在)サービス料込
【新潟プロモーションディナーブッフェメニュー】
◆ファーストディッシュ
○コラーゲンたっぷり新潟県産鱈と中原農園のカブ すずまさ葱のスープ
・こちらのブッフェではコース料理の雰囲気やおもてなしの意味合いを込めて
最初にシェフ特製のスープがサーブされます。
美や健康を意識したコンセプトも併せ持つブッフェらしい一品がいただけます。
原則、こちらのスープがサーブされてからブッフェコーナーに
料理を取りに行くのがお店の流儀ですが
当日のお客様の人数などを勘案して柔軟に案内してくださいます。
◆サラダ
○新潟県産五穀米を使ったキリザイサラダ
○栃尾の油揚げと豚シャブのサラダ 雪っ子味噌のマヨネーズ
○新潟県産ブリのカルパッチョサラダかんずりドレッシング
○その他
・他にもレギュラーメニューの新鮮な野菜達が彩り鮮やかに用意されています。
◆前菜
○中原農園のカブのブラマンジェ 美人蓮根チップ添え
・ブラマンジェに仕立てられることでカブの上品な甘みと香りが際立たされた一品。
蓮根チップの香ばしさがアクセントとなる見た目にも美しい品です。
○村上名物 鮭の焼き漬け 甘酢ソース
○八幡農園のオレンジトマトの雪っ子味噌漬け
・青臭さが無く糖度の高いトマトはまさにフルーツそのもの。
ほんのりと香る味噌との相性も抜群でこれは絶品!素晴らしい味わいでした。
肉料理や魚料理など他のブッフェ料理と合わせていただいても美味しかったので
20個以上食べてしまいました。
○その他
レギュラーメニューの前菜が宝石のようにきらびやかに並べられています。
◆温製料理
○新潟産鶏肉と秋野菜のトマト煮込み
○新潟産ホウボウ・蟹と真鱈のブイヤベース
・海老や貝など魚介類の旨みがたっぷり詰まった濃厚なスープに
新潟県産のホウボウや蟹、鱈が合わせられた贅沢な一品。
○的鯛とキノコの中華風黒豆ソース
○新潟名物 越の黄金豚タレカツシェフズライブキッチンスタイル
○かぼちゃのグラタンハロウィン仕立て
・ジャック・オー・ランタンが可愛いかぼちゃのグラタン。
チーズがたっぷり乗せられて焼き上げられたグラタンは
かぼちゃの甘さとチーズの旨みが相性抜群。
思わず食べ過ぎてしまいそうな美味しさです。
○その他
・ラム肉のローストなど肉料理と魚料理がふんだんに取り揃えられています。
◆グリルコーナー
○骨付きプレミアムローストビーフ
・ソースはグレービーソースや岩塩など
ブッフェコーナーの調味料にていただくことができます。
目の前で骨付き肉から切り分けてくださる
「ローストビーフ」はホテルブッフェ定番の1番人気の品です。
鮮やかなローズカラーに仕上げられた牛肉は
肉質も上質でナイフがいらないくらいの柔らかさ。
岩塩で頂くと噛みしめるごとに溢れ出す肉汁と相まって
最高の味わいを奏でます。
もちろん時間内ずっと提供されており
食べ放題なので慌てずゆっくりいただけます。
◆てんぷら
○てんぷらは海老1尾など1品からでもネタを指定でき、目の前で調理してくださいます。
「海老」に「舞茸」と「ぎんなん」「茶せん仕立ての茄子」
「新潟県産の烏賊」と彩りが鮮やかなてんぷらです。
揚げたて熱々の「ぎんなん」はホクホクした食感と
ほのかな甘みに野趣あふれる風味が最高です。
こちらの舞茸も新潟県産を使用しています。
◆お寿司
○新潟県産のブリを中心にまぐろや海老など
好きなネタを注文すると職人さんがその場で握ってくださいます。
もちろん、ブッフェとは言えどもまぐろも
上質な品で筋もなく赤味の旨みが最高です。
◆スープ
○上越風ノッペ汁
里芋なや人参など根菜を中心とした
優しい味わいのスープで箸休めにぴったりです。
◆麺
○へぎ蕎麦
こちらも注文を受けてからさっと茹でてくださるスタイル。
出汁の風味が香り高くへぎ蕎麦特有の食感も味わい深い品です。
◆御飯
○佐渡米のおにぎり
ホテルブッフェの楽しみの一つタイムサービスの限定品。
そこに現れたる「おにぎり」逆に斬新さを感じますが
選ばれし料理人がこのサービスのために「練習を経て」1つずつ
丁寧に握っているのではと想像すると味わいが深まるかも。
◆デザート
○新潟コシヒカリのシフォンケーキ
○ヤスダヨーグルトのパンナコッタ
○モンブラン
○その他
・他にも新鮮なフルーツに色とりどりのケーキが味わえます。
もちろんケーキはパティシエの手作りの品々。
スィーツブッフェのレベル程とはいきませんが
お腹いっぱいに主菜をいただいた後でも目移りしてしまう充実のラインナップです。
フェアに合わせてその土地の名物素材を使用しているのも魅力です。
新潟県の「ヤスダヨーグルト」はそのままでも頂け
ヨーグルトを使用したスィーツも用意されていました。
生乳の風味がよく活かされているヨーグルトの酸味と
クリームの甘みが絶妙の組み合わせです。
○アイスクリームコーナー
数種類のアイスやトッピングの中から組み合わせを選ぶと
シェフが仕上げてくださるスタイル。
こちらも選ぶ楽しみから味わえます。
◆ドリンクバー
様々なフレーバーのソーダを自分好みで作ることができます。
カラフルさが楽しすぎていろんな色や
フレーバーを作ってしまいそうなのがホテルの思うつぼ?
もちろん、紅茶やコーヒーにソフトドリンクも充実しています。
一品一品の料理がこだわり素材でしっかり手作りされています。
クオリティの高さは、さすがの一言。絶品という他ありません!
【シェフズライブキッチンまでのアクセス】
東京都港区海岸1-16-2ホテルインターコンチンンタル東京ベイ内
【駐車場】
有
【電車の場合】
ホテルインターコンチネンタル東京ベイは、モノレール「浜松町駅」・JR「浜松町駅」から徒歩8分です。
JR山手線・京浜東北線/モノレール浜松町駅より徒歩8分。
都営大江戸線/浅草線「大門」駅より徒歩10分。
新交通ゆりかもめ「竹芝」駅からはホテルへ直結。
竹芝駅から85m
シャトルバス
浜松町駅⇄ホテル間 所要時間 約5分 定員23名
品川駅⇄ホテル間 所要時間 約20分 定員23名
http://interconti-tokyo.com/
【営業時間】
◆朝食ブッフェ
平日 6:30~10:00
土日祝 7:00~10:00
◆ランチブッフェ
11:00~14:30
◆デザート&ライトミールブッフェ
15:00~16:45
◆ディナーブッフェ
17:30~22:00
【定休日】
年中無休
【公式HP】
http://interconti-tokyo.com/
ご予約もこちらからできます
8位
1回
2017/10訪問 2018/02/02
日本が世界に誇るフランス菓子店【東京 尾山台】オーボンヴュータン (Au Bon Vieux Temps ) : ガトショコのふらり食レポ
ケーキが好きな方に「1番美味しいケーキ屋さんはどこですか?」と伺えば
ある人は「アテスウェイ」と答えたり、ある人は「イデミスギノ」であったり
その土地で1番のお気に入りのパティスリーの名が出てくると思います。
では質問を変えて「1番本格的なフランス菓子を出すお店はどこですか?」と伺えば
満場一致でこう答えが返ってくるでしょう「AuBonVieuxTemps!」
お店の場所は世田谷区。東急大井町線「尾山台駅」を降りて
ハッピーロード尾山台商店街を進みます。
大きな交差点(環八都道311号)にて横断せずに右折するとすぐ
右手に赤を基調としたフランスのカフェのようなお店が見えてきます。
徒歩7分ほどです。
こちらのお店はケーキ好きには「聖地」として知られるお店であり
また、ケーキ作りに携わるものでその名を知らぬ者はいない
「日本を代表する」フランス菓子店なのです。
この「オーボンヴュータン」を開いた「河田勝彦」氏は
フランスで様々なレストランや菓子店にて研鑽を積み
パリ・ヒルトンのシェフ・ドゥ・パティシエを勤めたのちに帰国。
「オーボンヴュータン」の開店に至ります。
「オーボンヴュータン」が開店するまで、日本でケーキといえば
「日本人向けにアレンジされたケーキ」が主流でしたが
河田氏は「あえて」何ひとつ変えず、フランスと同じ味を作り続けたのです。
また、河田氏の技術を学ぶために全国各地から
「本物のフランス菓子を作りたい」というパティシエが集まるようにもなりました。
「オーボンヴュータン」で修業した後に独立あるいは
他のレストランなどで腕を振るっているシェフは200人以上になるそうです。
こうした功績もあって、河田氏は厚生労働大臣より
卓越した技能者に贈られる「現代の名工」を受賞しました。
名実ともにフランス菓子の第一人者でもあるのです。
10月下旬の土曜日12時頃にお伺いしました。
一歩店内に足を踏み入れるとパンやパイ生地が焼ける香ばしい香りが出迎えてくれます。
ショーケースに並ぶケーキたちの姿はもちろん
パート・ド・フリュイ(ゼリー風菓子)だけでも数十種類がならび彩り鮮やかです。
ケーキコーナーのケーキ達の素晴らしさはもちろんですが
ベーカリーコーナーの焼き菓子も見事で「カヌレ」や「ポンヌフ」といった
フランスの正統派な菓子が立ち並んでいる様は軽く感動するほど。
こちらのお店では、持ち帰りはもちろんイートインのカフェスペースもあり
ブーランジェリーのような「パン菓子」の品々や
「マカロン」をはじめとした「焼き菓子」などの他に料理も楽しめます。
人気店なのでお客様は絶え間なくいらっしゃり
やはりイートインコーナーは満席でした。
今回は持ち帰りでケーキを購入です。
【ファーブルトン】
315円(2017年10月現在)
表面のカラメルの香りが香ばしく
中はクレープ生地のようでいてプディングケーキのような”もっちり”とした食感。
これは絶品!
卵の豊かな風味とほのかな甘みが生地全体をやさしく包み込んでいます。
「ファーブルトン」はフランスのブルターニュ地方に伝わる伝統菓子です。
ブルターニュ地方のお粥という意味で
もともとは牛乳と小麦粉を煮て作ったシンプルなお菓子だったそうですが
近年では生クリームや卵を加え、濃厚でコクのある味わいに変化しています。
【ポンヌフ】
315円(2017年10月現在)
ラズベリーの赤とパウダーシュガーの白が見た目に鮮やかなこのお菓子。
香ばしい外側のパイ生地の中に
モッチリした生地が詰まっており、リンゴのコンポートが味わい深い一品です。
ポンヌフとはセーヌ川にかかるパリの橋で
セーヌ川に浮かぶ「シテ島」にかけられています。
表面の十文字のパイが橋を
その他の生地がシテ島を表しているそうでこちらも伝統的なお菓子です。
【アリババ】
380円(2017年10月現在)
ラム酒がひたひたに浸み込んだ生地はとてもジューシー。
噛みしめるごとにラム酒の香りと中に含まれたレーズン
添えられたオレンジピールの香りが一体となり最高の美味しさを奏でています。
ワインやラム酒をしみこませたものがサヴァランやババと呼ばれますが
現在では明確な境界線はなく一般的に円筒形のものがババと呼ばれることが多いようです。
【モンブラン】
450円(2017年10月現在)
メレンゲそのもののようにフワフワで柔らかく繊細な台の上に乗る栗のクリームは
口に入れると栗の甘い香りと生クリームの濃厚さが広がり最高の美味しさです!
【フリアンディーズ】
1,750円(2017年9月現在)
包装をとくと
赤い箱が出てきます。これを開けるときらびやかなケーキ達が顔を出します。
色とりどりの小さなケーキが詰まったその姿はまさに宝石箱のよう。
フルーツのタルトは瑞々しく、ピスタチオのムースは香り高く
ビスキュイは香ばしく、アリババのラム酒の風味とジューシーさも
通常サイズと全く同じに仕立てられています。
小さいけれども1つ1つのケーキが
フランス菓子の世界を再現しているおススメの逸品です。
生地一つとってもケーキによって織り込む素材を変えて焼き上げるなど
一つ一つの品が厳選された素材で構成されていて
かつ手の込んだ造り込みをされています。
本物のフランス菓子の提供を目指す1流のパティシエ達が織りなす最高の味わい
日本が世界に誇る本当に素晴らしいケーキショップです。
【交通】
東京都世田谷区等々力2-1-3
【駐車場】
無
提携駐車場に駐車し、駐車証明書を取得して頂くとサービス券有
(お買い上げ1500円(税抜)以上)
公式HPを参照してください
http://aubonvieuxtemps.jp/plan-times/
(2017年10月現在)
【電車の場合】
東急大井町線「尾山台駅」より徒歩7分
【営業時間】
9:00~18:00
【定休日】
火・水]]
9位
1回
2017/09訪問 2017/09/30
まるで戸隠の紅葉のように美しい野菜天ざる!【長野 戸隠】そば茶屋極楽坊 : ガトショコのふらり食レポ
日本屈指のパワースポットとして有名な戸隠神社。
その神秘的な姿はもちろん風光明媚な景色と近隣の豊かなグルメも相まって多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。
長野市街からは車で1時間ほど、北陸新幹線長野駅からはバスも運行しているなどアクセスも抜群です
そんな歴史ある神社の周辺には、蕎麦の名産地の例にもれず、お蕎麦の名店がいくつも存在します。
このお店もその一つで食べログそば百名店2017に選ばれている実力店なのです
お店の場所は中社の隣にある”うずら家”や奥社へ向かう道沿いにある”そばの実”と異なり、少し入り組んだ場所にあります。
戸隠神社”中社”から”奥社”へ向かうと”森林植物園”の看板が見えてきます。
そのすぐ先の”越水ヶ原”の看板を右折し進んでいくと趣のある建物が見えてきます。
お店に駐車場もありますが、ご覧のように車が1台分の道幅ですれ違うことができない細い道ですので、中社付近の駐車場(有料は1日500円)から徒歩が良いでしょう。
森林のマイナスイオンを吸いながら10分~15分くらいです。
長野市に住んでいた頃には、新蕎麦のシーズンも含めて頻繁にお伺いしておりましたので、お伺いするのは十数回目ほどとなります
今回は満開に咲く蕎麦の花畑を見ながら、9月中旬の平日11時頃にお伺いしました。
紅葉シーズンにも新蕎麦シーズンにも若干早いのでわたくし以外にはまだ1組です。
人気店なので休日には行列ができるほどお客様がいらっしゃいます。
店内に記帳台がございますので並ぶ際はご記帳してから並ぶようご注意ください。
店内に入るとまず、靴を脱いでスリッパに履き替えます。雪の多いこの地域のお店によくあるのですが
・板張りの床は溶けた雪で滑りやすいので滑らないように
・冷たくなった靴を脱いで温まってもらうため
といったおもてなしの意味合いが込められています。
民芸品などが飾られたお店の奥にはいろりを囲んだお座席もあり、まさに古民家といった趣きで雰囲気は抜群です。かすかに聞こえてくるJAZZの音色がモダンな風情も醸し出しています。
お席に着くと出してくださるのがお茶と”そばかりんとう”
ほんのりとした甘さのかりんとうは香りもよく美味しいです。
メニューが豊富なので迷うところですが、今回は"野菜天ざる"と"そばだんご"をいただくことにします
【野菜天ざる】
1,480円(2017年9月現在)
透き通るような瑞々しさ、繊細ながらも均一に切られた蕎麦からは”ノシの精度”と切りへの姿勢が伝わってきます。素晴らしい蕎麦です。
野菜のてんぷらの美しさも目を引きます。
にんじん、ししとう、おくら、茄子、さつまいも、赤ピーマン、いんげん、かぼちゃ等もりだくさん。緑に黄色・オレンジ・赤・紫と彩り鮮やかな天ぷらはまるで"戸隠の紅葉と夕暮れ"を表わしているかのように美しく芸術的です。
ふとよく見ると蕎麦の中央に”幸せの結び目”ができています。
これは縁起が良いです。
秒単位で乾燥し風味が飛んでしまうのがお蕎麦の宿命。香りが良いうちに2~3本そのままいただきます。
つるっとしたのど越しにふわりと香る蕎麦の香り、新蕎麦のシーズンに頂いた蕎麦となんら変わらぬ素晴らしい風味です。
こちらのお店の薬味はねぎと大根おろし。わさびはありません。
天つゆのお皿もないので天ぷらの油が移らないように数滴上からたらします。天ぷらもさくさくで美味しい。
写真を御覧になっていただくと
独特な盛り付け方に気づくかと思います。
これは、戸隠そばの特徴である「ぼっち盛り」という盛り付け方です。
綺麗な盛り付けで見た目にも鮮やかです。
「ぼっち盛り」とは、切った蕎麦を一口ぐらいの量ごとに束ね
5~6束をひとつのざるに並べた独特の盛り方です。
この盛り方は、戸隠のそばきりの歴史と深い関わりがあると考えられています。
ぼっちに盛り分けるためには、切れたり折れたりしたそばではうまくいきません。
不揃いなそばは、盛り分ける途中ではずされます。見目も味もよいそばだけが、ざるに盛られて供されます。
ぼっち盛りは
戸隠そばが「神様へのお供え」や、「高貴な方へのおもてなし料理」として地域に定着してきたことを物語っているのです。
【そばだんご】
400円(2017年9月現在)
甘タレで味付けされたお団子は口に入れると蕎麦の香りが広がり最高のデザートです!
パワースポット戸隠で美味しいお蕎麦をいただき、身も心もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
戸隠神社 Togakushishrine
【交通】
お車の場合
上信越自動車道「長野IC」より
約1時間(時間帯により渋滞することがあります。)
上信越自動車道「信濃町IC」より
約30分。
【駐車場】
【奥社・九頭龍社】奥社参道入口付近に約100台分
【中社】約100台分
【火之御子社】鳥居前に3台分
【宝光社】約20台分
その他有料駐車場が各社付近にあります。
※冬季は雪のため上記の駐車場が御利用いただけない場合がございます。詳しくはお問い合わせしたほうが良いでしょう。
電車の場合
電車をご利用の方はJR長野駅で下車
路線バス:アルピコ交通
長野駅7番乗り場(川中島バス長野駅前総合案内所前)から「バードライン経由戸隠高原行き」にご乗車下さい。(約1時間)冬季注意
10位
1回
2017/09訪問 2017/10/09
新潟で1番人気のラーメン!醤油好きが並んででも食べたくなる絶品塩ラーメン【新潟 長岡】いち井 (いちい) : ガトショコのふらり食レポ
コンビニとコラボしたカップラーメンや空港・駅などでお土産としての持ち帰り用ラーメンの販売などもあり
新潟で1番美味しいラーメン屋として名を知られる名店「いち井」
お店が位置するのは、新潟県の中部に位置する新潟第2の都市「長岡市」。
日本三大花火大会の一つ「長岡大花火大会」が行われる街です。
新幹線も止まる長岡市のターミナル駅「長岡駅」からは車で10分ほどの場所にこの名店があります
長岡ICから車で20分ほどの場所、朱色の目立つ看板がが見えてきます。
9月下旬の土曜日にお伺いしました。
11時の開店ですがすでに20名ほど並んでいます。
10:45 20名の待ち
11:00 20名の待ち 開店しました
11:15 30名の待ち
11:30 40名の待ち
11:35 入店できました。
開店後も行列は伸び続けています。
公式HPでは11:30の開店ですが
食べログやインスタの情報では土曜日は11:00に開店するとのこと。
この日も11:00に開店をしました。行列を見計らっての店主のご厚意なのかは分かりませんが
込み合う土曜日は10時30分より早く着いたほうが良いでしょう。
店内はダークブラウンを基調とした木目調の落ち着いた空間。
随所に配置されたアンティークな置物が古民家のような雰囲気を作り出しています。
かすかに流れるJAZZの音色は外の空間とは隔絶した時間を感じさせてくれます。
カウンター席もありますので1人でも過ごしやすいでしょう。
【塩ラーメン】
850円(2017年9月現在)
白濁した深い色味のスープと香味油のコンストラクトが美しいスープには
「きくらげ」「白髪ねぎ」「桜エビ」「チャーシュー」「メンマ」「水菜」「鷹の爪」が並べられており
趣のある器が彩を添えています。
スープを一口いただくと鳥肌が立ちました。
美味しい!
見た目とは裏腹の濃厚で奥深い味わい。
焼きあごの香りと旨みに白湯の濃厚な旨み、桜エビの風味にほんのりと感じる鷹の爪の辛みが混然一体となり
オーケストラのように多重な奥深さを奏でるスープは最後まで飲み干してしまうほどの美味しさです。
こちらのスープは豚骨を長時間炊いた「白湯」と「新潟県佐渡産の焼きあご」を使用して作られています。
焼きあごは「飛び魚」を使用し備長炭などで焼き上げており、古くは九州地方で使われていたものです。
魚の脂が酸化したことで発生する「魚臭さ」を感じ「煮干し」を苦手とする方も多いですが
トビウオは「魚臭さ」の原因になる脂肪分が少ないので、さっぱりとした旨味と上品さを持ち合わせています。
また焼きの香ばしさが加わることで味に深みが増します。
麺はストレートの中細麺でしっかりと茹で上がっており、コシが強く噛みしめるごとに小麦の香りが漂う素晴らしい麵です。
最後の一口まで美味しくいただけました。
【醤油ラーメン】
850円(2017年9月現在)
見事にまで飴色のスープに香味油の薄い層がコンストラストをあやなす美しいスープ。
「白髪ねぎ」「ゆず」「チャーシュー」「メンマ」「水菜」「焼きのり」が彩を添えています。
醤油は「鯵、鰹、うるめ鰯、鯖」の魚介スープに豚骨の「白湯」を合わせ
3種類の醤油からなる醤油ダレで完成させているそうですが
「魚介と豚骨のWスープ」ということで「青葉系のスープ」かと思い一口飲むとよい意味でこれを裏切られます。
上品な風味ながら濃厚で複雑な旨みを魅せるスープはまるで料亭でいただいたお出汁のように最高の味わい。
柚子のアクセントも濃厚な旨みに慣れさせられた舌をリセットし、次の一口を新たな発見に導くでしょう。
醤油好きでもまずは、「塩」からいただきたい。感動を覚えるほどに美味しい「塩ラーメン」でした。
新潟への観光に来たらぜひ立ち寄りたい、おススメの名店です。
【交通】
お車の場合
関越自動車道「長岡IC」より
約20分(時間帯により渋滞することがあります。)
【電車の場合】
JR長岡駅より、越後交通バスで、曙一丁目下車
路線図・時刻表
JR宮内駅より徒歩12分
【営業時間】
11:30~14:30
土祝日11:00~14:30(公式HPでは11:30)
定休日 日 第1月 その他臨時休業有
海外の滞在などもあり、2017年は5年ぶりに食べログを再開した年でした。
本来は和食や蕎麦が好きで、特に蕎麦は自分でも全国からそば粉を取り寄せて手打ちするほどで「麺はラーメンより蕎麦派」だった私ですが、ふと食べログを眺めて100名店のラーメン屋さんにお伺いしたことで「最新のラーメンの進化」に驚かされ
食べログの情報やマイレビュアー様のレビューを見ながらの「ラーメン食べ歩き」に興じる年にもなりました。こうした新発見やレビュアー様とのつながりも食べログのおかげだと感じています。
マイ★ベストレストランは別荘のある軽井沢近郊やリゾートホテル会員権のある京都周辺が多くなりリラックスした状態でのお食事が味覚や嗅覚をより鋭敏にしてくれるのだなと感じています。