3月25日からシステムが大きく変わり、「投票する」の代わりに「いいね!」の
導入となりました。
昨年のカバー画像の導入に次ぎ、またもやFacebookのコピーです。
戸惑っているみなさんも多いと思います。
また、とんでもない現象に驚いている方も多いと思います。
私が感じたことを述べさせていただきますので、時間のある方は読んでいただければ幸いです。
また、忌憚のないご意見も頂ければと思います。
「いいね!」の導入により、全てのレビュアーの投票(得票)数(いいね!の数)が増えました。
激増と言ってもいいと思います。
レビュー数・読者数の大小に限らずそういう結果になっています。
その大きな原因は、誰がいいね!ボタンを押したのかが記録に残るからです。
そうなのです。
日本人の美徳である、「お返し」の気持ちの表れなのです。
投票してくれた方には投票のお返しをする。その心理ですね。
現在の食べログの「信頼度」は、レビューに対する得票数に比例しています。
ということは、レビュー内容も読まず誰彼かまわず投票を行い、
「お返し票」を多く獲得した人の信頼度がアップするという事です。
これで本当の信頼度と言えるのでしょうか。
また、プライバシー上の大きな問題も現れています。
自分への投票者が誰なのか、第3者がクリック一つで簡単に閲覧できてしまうのです。
大げさかもしれませんが、自分のプライバシーが覗かれてしまうのです。
このような機能は必要でしょうか。
「いいね!」導入を甘んじて受け入れるとしても、少なくとも自分への投票者の情報は
自分だけが確認できれば十分ではないでしょうか。
広い意味で、これも個人情報になるのではと私は考えます。
今回の変更の意図がさっぱりわかりません。
食べログ運営サイドは、レビュアー同士の交流を深めるために・・・と
変更に対する理由を書いていましたが、実際交流が深まっているとは思えません。
むなしいクリック回数が増えただけ、のような気がします。
全国的にも名の知れたレビュアーの方々が、隅々までいろんなレビューに対して
クリックしている現実も丸わかりとなり、その努力に対する滑稽さを禁じえません。
(お返しの投票を期待してるのよね?)
私には到底真似ができません。
私は私なりのルールを決めました。
●「行った店」「行きたい店」のレビューで、共感した場合のみ投票。
●マイレビュアーの皆さんのレビューでも、共感した場合のみ投票。
●私のレビューに対し投票いただいたレビュアーのレビューに対し、
「読ませていただき」共感した場合に投票。
読みもしないでお返しの投票するのは、逆に失礼であると考えます。
得票数を競い合うような不毛の行為とは一線を画し、私は私なりに今まで通り
「適当に」、「楽しく」続けて行こうと思います。
お暇なときに、適度にお付き合いいただければ充分です。