1回
2021/08 訪問
奈良県で出会った、おしゃれで独特な味わいのイタリアン♪
グラスシャンパーニュ
グラスシャンパーニュ
始まりの5種
始まりの5種
ヤマトタチバナ（大和橘）
ヤマトタチバナ（大和橘）
倭鴨(やまとがも)の生ハムと宝石トマト
酒粕を練りこんで焼き上げたグリッシーニ
マドレーヌサレ
トルタフリッタ
トルタフリッタ（鴨のレバーペースト）
桃とじゃがいもの冷製スープのビシソワーズ
桃とじゃがいもの冷製スープのビシソワーズ
桃とじゃがいもの冷製スープのビシソワーズ
ルイス・カナス クリアンサ
ルイス・カナス クリアンサ
ルイス・カナス クリアンサ
夏鹿 ビーツ 赤紫蘇
夏鹿 ビーツ 赤紫蘇
夏鹿 ビーツ 赤紫蘇
穴子のベニエ 焼き茄子 干し椎茸
穴子のベニエ 焼き茄子 干し椎茸
穴子のベニエ 焼き茄子 干し椎茸
全粒粉のパン
全粒粉のパン
三輪手延べパスタ 真蛸 パプリカ
三輪手延べパスタ 真蛸 パプリカ
三輪手延べパスタ 真蛸 パプリカ
真魚鰹 ツルムラサキ 松の実 韮
真魚鰹 ツルムラサキ 松の実 韮
真魚鰹 ツルムラサキ 松の実 韮
真魚鰹 ツルムラサキ 松の実 韮
大和肉鶏のグリル 枝豆 南瓜 黒ビール
大和肉鶏のグリル 枝豆 南瓜 黒ビール
大和肉鶏のグリル 枝豆 南瓜 黒ビール
どぶろくのソルベ
どぶろくのソルベ
ババ 新生姜 紅茶 バナナ
ババ 新生姜 紅茶 バナナ
ババ 新生姜 紅茶 バナナ
コーヒー、紅茶
コーヒー、紅茶
紅茶と焼き菓子
焼き菓子
記事URL：https://ameblo.jp/kayo-syoku2004/entry-12691837615.html
2021/08/15 更新
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奈良の東生駒の住宅街に佇むおすすめのイタリアンがあるのでと、知り合いにおすすめいただいて、予約して来店。
美食エキスパートが薦めるグルメガイド『ゴ・エ・ミヨ』にも掲載中の人気のお店。
『コムニコ（communico）』とはラテン語で分かち合いの意味だそうです。
“奈良の地の恵を分かち合う”をコンセプトとしたレストランで、奈良を中心とする近県の有機食材とこだわりの旬の素材を使用されて創り出されるお料理が楽しみです。
近鉄線東生駒駅から、徒歩10分～13分。
ゆるやかな坂道を超えてきました。
お天気も良く気持ちよかったですが、バスもあるみたいですのし、もし遠方から近鉄線でこられる場合は、快速急行や急行も停まる生駒駅からタクシーに乗ってくるのもおすすめ。
帰りはタクシー呼んでいただきました。
ランチでは車で来店する方も多いそうです。
木製のゆったりとしたテーブルで、奈良のコテージに遊びに来た気分です。
初めての来店に少し緊張しながらも、ほっこりした雰囲気でほっとできました。
テーブルが３つ並んでいますが、真ん中の1テーブル開けてのソーシャルディスタンスが保たれていました。
シックなナプキンを留めている小物や、ランプ、壁飾りなど、一つ一つが素朴でおしゃれで、目に留まります。
テーブルに置かれた本を開くと、今からいただくコースメニューが書かれていました。
・10品のコース【ディナー】(税込/サービス料5%別途) 11,000円(税込)
奈良の季節の食材を用いた全10品皿構成のお任せコース
・始まり
・桃
・夏鹿 ビーツ 赤紫蘇
・穴子 焼き茄子 干し椎茸
・三輪手延べパスタ 真蛸 パプリカ
・真魚鰹 ツルムラサキ 松の実 韮
・大和肉鶏 枝豆 南瓜 黒ビール
・濁酒 青梅
・ババ 新生姜 紅茶 バナナ
・食後のお飲み物
・ハンドドリップコーヒー、月ヶ瀬有機紅茶各種、月ヶ瀬有機焙じ茶
より お好きなものを選べます。
やっぱり1杯目は、しゅわ～といきたい♪
・グラスシャンパーニュで乾杯♪
スッキリとした味わいで、のどが潤いました。
・始まりは5種
・ヤマトタチバナ（大和橘）
蜜柑の原種といわれている「橘」の柑橘をペースト状にしたものをオリーブの実の中に詰めた、柑橘のオリーブ。
柑橘とオリーブの酸味と苦みがいい感じに混ざり合って、爽やかなひとくち。
・倭鴨(やまとがも)の生ハムと宝石トマト
・酒粕を練りこんで焼き上げたグリッシーニ
倭鴨(やまとがも)の生ハムと一緒に。
・マドレーヌサレ
石のお皿には、塩味のマドレーヌ。
中には奈良県のとうもろこしが入っていました。
しょっぱさが前菜らしい。
・トルタフリッタ
ローズマリーのお花の香りも感じながら、イタリアの揚げパンの一種でサクッとしたパイのような生地の空洞の中に、まったりとした鴨のレバーペーストが詰まっていました。
・桃
桃とじゃがいもの冷製スープのビシソワーズ
トッピングに桃とエビのパッションフルーツで和えたものとキャビア。
果物の甘みと酸味にキャビアの塩味がマッチした、冷たくて爽やかな夏らしいスープです。
・ルイス・カナスクリアンサ(2016)
ボトルワインはスペインのリオハ地域のテンプラニーリョとガルナッチャの赤ワイン。
果実味も感じつつ、しっかりした重みもあり、パスタやお肉料理にも合いました。
・夏鹿 ビーツ 赤紫蘇
京都の丹波の夏鹿もも肉をローストビーフのように調理されて、お野菜のビーツと赤らっきょのピクルスと合わせてタルタルに。
上には、ジェニパーベリーのスパイス入りのサワークリーム、赤しその葉のチップス。
紫蘇の酸味と、夏鹿のカルパッチョみたいな新鮮で芳ばしい食感、燻製のような苦みも少しあり、サワークリームとしそであっさりした味わいです。
・穴子 焼き茄子 干し椎茸
泉州の穴子に衣をつけて揚げたベニエ(揚物)
奈良のとろ茄子の焼き茄子、イタリアのサマートリュフ。
目の前でかけてくださった温かいスープは、奈良の月ヶ瀬の原木しいたけを天日干しにしたものと、トランペット茸と生ハムからとったお出汁です。
サマートリュフやきのこの香りがただよいます。
焼き茄子のしっかりした味わいが存在感あり、穴子はとろとろプルっと食感。
濃いめのおだしの味が身までしっかり絡みます。
・全粒粉のパンは、オリーブオイルで。
食べる分だけとって、また籠の蓋をしておくと保温効果が保たれるそうです。
パンは表面が芳ばしく、中は弾力があってもっちり。
バナナの風味がするな～っと思ったけど、それはフレッシュなオリーブオイルとの相乗効果で感じる風味だそうです。
不思議です～。
・三輪手延べパスタ 真蛸 パプリカ
材料はイタリアのセモリナ粉、三輪ソーメンの製法で作ったパスタ、奈良の赤パプリカパウダー、北海道の真蛸、パープルバジル
赤パプリカパウダーの風味もきいて、辛くないけど辛み成分のスパイスを感じるような独特の味わい。
麺はパスタなのでソーメンよりはしっかりしていて、パスタにしては細く、細い分だけソースがよく絡みます。
蛸のプチっとした歯ごたえもあり、生のオリーブのような風味が赤ワインによく合いました。
・真魚鰹 ツルムラサキ 松の実 韮
緑の葉の少しぬるっとしたツルムラサキがかぶさったお魚料理は、中には蒸しまなかつお、下にホタテとオクラ。
ツルムラサキの上にはけづった松の実と、白い小さなお韮の花。
韮の香りも感じます。
食べる直前にテーブルでかけてくださったのは、貝のだしと松の実を合わせたものに緑のオイルをプラスしたスープ。
下にはオクラ、上にはツルムラサキと、ネバネバにはさまれた鰹はぷりぷりで、クリーミーなソースとネバネバがとてもまろやかでした。
・大和肉鶏のグリル 枝豆 南瓜 黒ビール
胸肉の中にミンチと枝豆のソーセージ、カボチャのピューレと黒ビールのソース、空心菜とアマランサスのサラダ
奈良県が誇る地鶏の『大和肉鶏』の甘みと深みもしっかり味わえて、表面の芳ばしさとソーセージと枝豆の柔らかい感じがワインにも合うし、ちょっとビールもほしくなる味です。
・濁酒 青梅
奈良の久保本家酒造さんのどぶろくのソルベ。
和歌山の青梅をジュレとはちみつ、青柚子の皮を添えて。
柑橘の酸味があっさりと、どぶろくのキリッとした甘みがお口直しになりました。
いつかどぶろくそのまま飲んでみたいです～。
・ババ 新生姜 紅茶 バナナ
ナポリの伝統菓子で、ブリオッシュに新生姜のシロップ煮を入れてい一緒に焼き上げていて、紅茶、スパイス、ラム酒のシロップに漬けて。
バナナのジェラート、黒糖のグラニテ、紅茶香りの泡のソース、マリーゴールドの花びらとグリーンの葉っぱを添えて。
仕上げにラム酒のスプレーで香りをプラス♪
シロップひたひたのブリオッシュにジンジャーがすごくきいていて、後味に生姜の辛味の余韻が残ります。
バナナのジェラートも甘くて、ジンジャーの辛味とのバランスもちょうどいいです。
・食後のお飲み物
ハンドドリップコーヒー深煎り珈琲、浅煎り珈琲、月ヶ瀬有機栽培のほうじ茶、春摘み紅茶、べにふうき紅茶 より 好きなものを選べます。
コーヒーは浅煎り、紅茶はあっさりめの春摘みを選びました。
・焼き菓子
・茶葉のマカロンにカカオのガナッシュをサンド
・甘酒のチーズケーキ
・ブルーベリーのフィナンシェ
お料理一つ一つの、基本がありながら独創的な味わいは、他では食べたことがないような出会いでもあり、おしゃれで美味しく、安心していただくことができました。
最後の焼き菓子までおしゃれで、かわいかったです。
また、私も誰かに教えてあげたいと思えた素敵なレストランでした。