たりらんさんのマイ★ベストレストラン 2014

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たりらんのランチガイド

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たりらん (60代前半・男性・神奈川県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

流星軒 (吉野町、南太田、黄金町 / ラーメン、つけ麺)

2回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/05訪問 2017/05/20

醤油がありのままのプレミアム

【8度目の訪問】

夏めく大岡川、一本橋。
1年半ぶり、流星軒さんをめざす。
午後1時、店頭に着くと、奇跡の並びなし。
店内空きがあり、すんなり着席です。
今回は「流星プレミアム」(950円)です。
久しぶりに来たら50円程度値上げされてます。

えーちゃんの流れる店内は時間が止まったよう。
店主と奥様らしき女性のコンビネーション。
地元の常連さんも多い気の置けない雰囲気。
5分程度で登場です。

"プレミアム"は醤油オリエンテッドバージョン。
スープを飲むと醤油の清涼な酸味が駆け抜ける。
動物系や複雑な素材で形作られた至高の出汁。
その深い旨みが醤油の酸味と見事にマッチして、
シャープかつ重層的な味わいを創り上げてる。
ああ、やっぱり美味しいなぁ♫

麺はウェーブの弱い中細麺。
やや黄味掛かった麺は小麦の味が強い。
しなやかなコシ、つるり口当たりの良さ。
醤油の酸味をすくって見事な味わいに。
まったく♫ うまい麺だなぁ、抜群だわ。

炙ってスモーキーな肩ロースチャーシュー、
カレー風スパイスの効いたモモチャーシュー。
どちらもスープに良く合う仕立てな事に気付く。
柔らかでとろり口溶けする穂先メンマ。
真ん中黄身がとろり、白身ふわりの半身玉子。
かまぼこって、嬉しい。2切れ載ってます。
味の濃い海苔。緑が映える青ねぎ。
隙なく一杯を盛り立てる具材の隠れた名演。

醤油がありのままのプレミアム。
大好きな、いつもの醤油。
そのまま表現してくれた一杯です。
酸味があって、そのままでは何だかよそ行きで、
でも、いつも隣りにいてくれる、相棒。
この一杯からはそんな優しさと力強さが伝わる。

さすがは流星軒さん。
今回も、その秀逸な一杯に圧倒されました。
上質なのに、どことなくやんちゃ。
ラーメンの持つ本質を、理屈抜きで持つ。
そんな、粋でかっこいいお店です。
また、定期的にうかがいますね。
【7度目の訪問】

年末、久々に大好きな流星軒さんへ。
気が付いたら1年もの歳月が経ってました。

午後2時すぎ、すんなり座れました。
今回は「流星麺しお味」(850円 ※旧価格)。
えーちゃんの流れる店内はなぜか落ち着く。
久しぶりに帰って来た感じがして、嬉しい。
店主、気負いのない雰囲気で調理されてます。

出てきたらーめんはやはり半端ない美味しさ。
スープがうまいんだよね♫
塩だと、出汁の旨みとジャンク感が際立って、
のっけから飲みまくり。どんどんへるへる。
麺は細麺でやや加水率低め。
具材が多いのでちょっと引き上げは重くなる。
炙った肩ロースとカレー臭のモモチャーシュー、
それぞれが秀逸な出来栄え。
肩ロースは、脂&炙り、なのにしつこくない。
そして、メンマ。こいつがうますぎる。
穂先メンマで、しっかりと上質な味がついてる。
柔らかく、噛むとじわっと来るうまみ。
たまりません。

ああー、おいしかった。
来てよかった、流星軒さん。
えーちゃんサウンド、素朴で気負いのない店主、
上質さとジャンクさが両立するらーめん、
常連さんの多い気の置けない雰囲気。

やはりここは横浜を代表する名店です。


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【6度目は年末】

年の瀬にやって来たお店は、流星軒。
店頭に行ってみると、本日は年末特殊メニュー。
"牛骨"ラーメンしかありません。
29日、30日の最終年末限定らしい。毎年恒例か?
ワンタン麺のバリエーションがあったので、
「牛骨ワンタン麺」(1,000円)をオーダー。

5分程度で登場した牛骨ラーメン。
中央に、れ、レモンの輪切り!?(珍)
やや褐色に濁ったスープ、一口飲んでみると
あっさりした飲み口ながら、とても豊潤な旨み。
あえていうと、ほんのり肉の甘さを感じるが、
全般的には牛らしさをほとんど感じない、
コクのあるスムーズなスープ。
レモンの味、インパクトが強いかと思ったが、
コクのあるスープに、適度な酸味を与えてる。

麺は中細麺ストレートで、コシがあって食感豊か。
ローストビーフのようなものが1枚載っていて、
しつこくなく、軽い甘さだけが漂う上品な味わい。
ワンタンは、具材は豚肉だと思うけど、
粗挽きに刻んであって食感が良く、
香辛料が効いてエキゾチックな味付け。
皮が比較的モッチリ厚めで、なかなかおいしい。

牛骨スープ、初めて食べたが、
甘くて牛らしい臭みがあるのかと思いきや、
スムーズで旨み深いコクのある味でした。

ベースのラーメン以外にも、
いつも新しい味に挑戦されているのが良いですね。

おいしいラーメンをありがとうございました。
また来年もうかがいます!(言ってないけど…)


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【5度目の訪問】

休日の午後1時近くにやってきたら、8人待ち。
それでも回転よく、するする進んで10分で店内に。

限定麺がおいしそうだけど、1,100円という高価格に断念。
今回は、味噌味の、ナゾのレギュラーメニュー、
「流星パンチ」(850円 ※旧価格)をオーダーです。

調理を見てると、麺デポと一緒にスープも湯せんしてました。
それを茹で上がった麺にかけて、出来上がりです。

見た目、茶色一色の朴とつな眺め。
スープを飲んでみると、うおっ、おいしい♪
ドロッとしたまぜそば風の感触だが、
スープ自体の粘度ではなく、
刻まれた具材がザラザラ入っているからで、
食感は、いわゆる担々麺のよう。
味噌の味は弱く、オリエンタルなスパイスが効いていてるからか、
なぜか、カレーの味がするスープ。
具材は、ひき肉、椎茸、ニンニク等の粗いみじん切りで、
麺ともよく絡んでおいしい。
その麺は、スクエアな断面の、ウェーブのある太麺。
もちもちとしてコシがあり、太麺ながらごわごわした感じはなく、
とっても食べやすくおいしい麺。

玉ねぎスライスが生で載っているが、
スープでしんなりして、適度な苦みがアクセントになって美味。
チャーシューが1枚、穂先メンマと、青ネギ。

麺、スープの食感は確かにパンチがあるけど、
思ったよりもクドさはなく、塩分感も強くなくて、
とっても食べやすい味です。

味噌味というより、カレー担々麺と評したいような
他の支那そば系とは全く異なる、個性的な一杯。
意外性の中にも、造りこまれた世界があります。

今回も満足です♪
また、うかがいますね。


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【4度目の訪問】

またまた流星軒さんへ。
今回は、最もシンプルに
「支那そば・しょうゆ味」(700円 ※旧価格)をオーダー。
5分経たないうちに登場です。

シンプルな眺め、青ネギが美しい。
スープはコクがあって、ほのかな醤油の酸味をアクセントに
豊かで優しい飲み口♫
青ネギが良いアクセントに…
麺は極細麺ストレートで、比較的しっとりしているのに、
スープに負けず、コシと食感の残る仕上がり。
メンマは穂先メンマで、非常に上質感のある味わい。
チャーシューは1枚だがモモ部分と思われ、
炙った軽い香ばしさと、しっとりした肉質でおいしい。

ベーシックな支那そば、まさに流星軒さんの技量を語る一杯。
ホント、おいしいです…(泣)
やっぱり、吉野町のえーちゃんはタダモノではないですね…

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【3度目の訪問】

真夏の吉野町は通り雨。
流星軒さんに行って来ました。

午後2時近くなので並びなし。
今回は、初めて醤油以外を試そうと、
「流星麺・しお味」(850円 ※旧価格)をオーダー。
相変わらず、えーちゃんの流れる店内は、
夏のアンニュイな昼下がり感、満載。

5分強で登場です。
スープを一口飲んでみたら、うわぁぁ、やられた。
おいしいなぁ ♫
醤油のコクの強さがない分、出汁の旨みを満喫できる。
動物系の、上質なのにどことなくやんちゃな味。
でも、醤油に比べてあっさり目の飲み口。
じわっと体に染み込むおいしさに、もう脱帽です。
青ネギが、これまたスープによく合う。

麺は、細麺ストレート。
パキバキの食感ではなく、適度にしっとり、つややか。
絶妙なコシは、後半までダルさや重さを感じさせず、
なかなかバランスの良い味わい。

チャーシューは、炭火で炙った肩ロースと、モモが1枚ずつ。
肩ロースはほろりと崩れる食感、香ばしい味わいが絶品。
モモは、やはりカレーのような香辛料が香る味。
穂先メンマは、口の中でとろける逸品。
味玉の半身も良いアクセントになってる。

しかし、このしお味、すんごくおいしいぞ♪
シンプルで、流星軒さんの良さを思う存分味わえる。
醤油味でないのに、支那そばと呼びたいような
とってもベーシックな味わいです。

えーちゃんのワイルドさに、どこか昭和な雰囲気。
雑然とした厨房から繰り出される、至極の一杯。
やはりこの店はただモノではなかった。

☆0.5アップです。
何だかファンになっちゃいそう…

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【再訪です】

気が付いたら1年ぶり。
横浜の下町、流星軒さんに行ってみました。
曇天の大岡川を流れる水が何だか肌寒く見えます。
店頭二人待ち。椅子に座って待つが、ホントに寒いなぁ…
5分程度で中に入れました。

今回は「流星プレミアム」(900円 ※旧価格)をオーダー。
プレミアムは醤油オリエンテッドな味とのことで、楽しみ…
見たところ、この春、値上げはしていないみたいです。

登場した「流プリ」、何とも美しいビジュアル。
真ん中の九条ネギの緑が映えます。
スープを飲んでみると、うっ、うまいよぉ♫
醤油の酸味が抑えられてコク部分がクローズアップされ、
出汁の旨みとジャンクな塩分感に支えられて、
上質ながら、やんちゃなスープに仕上がってる。
ビシッと…クセになる味、と店頭メニューに書いてあったが、
確かにこのビートの効いた味は、病みつきになりそう。

麺は、デフォルトの細麺に対し、プレミアムは中太麺と説明がある。
実際見てみると、ストレートの、そんなに太くない中細麺ですね。
やはり、つるんとした滑らかな食感ながらコシもあり、おいしい麺。
醤油スープのコクとこの麺、よくあう。

チャーシューは肩ロースとモモ各1枚とのことだが、
肩ロースの方は香ばしく炭火の網で炙ってあってうまい。
もう一枚はカレーのような香辛料が香る意外な味。
えっ、と思ったが、これがなぜだか醤油スープに合うなぁ…
プレミアム専用チャーシューなのかしら…

特筆すべきはやはりメンマ。
穂先メンマの長いものながら、さくっと歯で切れる食感、
上品でクセのない味付けはスープによく合って、絶品。
半熟味玉は、白身にしっとりタレの味、黄身にも味が染みていて、
とてもおいしいです。

やや塩分感がありますが、どうしても途中で止められなくなります。
スープまで完食しちゃいました(トホホ)。

今回もえーちゃんの曲の流れる店内で,
低いカウンターから硬派そうなご主人の調理が良く見えて、
何だかノスタルジックな雰囲気の中、おいしくいただけました。

機会を見つけて、また伺いたいです。


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【初回訪問】

横浜市内では、ローカルな街並みが目立つ南区。
ここは横浜市営地下鉄、吉野町駅。
食べログを見て評判の良かった、
その名も「流星軒」さんに行ってみました。

ディープな街かと思いきや、洒落たマンションが目立つ通り。
ドラマに出て来そうな大きな店頭看板が印象的。
店頭にスチール椅子が数脚置いてあり、
そこに待っている人が座っている。
並んで座っていると、注文を聞かれたので、
食べログの学習通り、「流星麺」(850円 ※旧価格)をオーダー。
醤油か塩かと聞かれるので、醤油でお願いする。

5分程度で店内に…

こじんまりしたカウンターと厨房だけの店内。
ご近所の洋風飲み屋風で、結構年季が入った感じ。
矢沢永吉バリバリの雰囲気と聞いていたので、
どのくらい凝ってるのかと思いきや、
BGMがえーちゃんの曲で、
店主が、えーちゃん好きらしい風体という他は、
そんなに驚くほどではありませんでした。
お客さんも常連さんが多い感じで、著名店風ではない。

先に注文してあったので、5分も経たないうちに登場。
あぁ… シンプルでおいしそうなビジュアル。
流星麺は、デフォルトの支那そば(700円)に、
チャーシュー2枚、半玉、メンマ、かまぼこをフューチャーしたお得麺。
真ん中にこんもりと青ネギが盛られている。
あっさり醤油風ながら、やや濁ったスープが、久しぶりな印象。

いただきます!

スープを一口。
うぉぉ… うまい。(喜)
別に特殊ではないが、何だか最近縁遠くなってたタイプのスープ。
さっと煮干しかカツオのような香ばしさが漂い、
飲むと、魚介系の旨みと、動物系の深いコクが、とってもおいしい!
醤油テイストは酸味、味わいともにかなり薄め。
支那そばというシンプルさではなく、塩分やや多めのジャンクな味わい。

麺は細麺ほぼストレート。
引き上げるが、ややっ、長いぞ!
いゃー 珍しいぐらい長い。すすっても口に収まらない。
それで、つるんとした柔らかめの食感なのが意外。
見た時、てっきり硬めでパスタチックな細麺かとおもったが…
スープと絡んでなかなかうまいが、
長過ぎ、柔らかめで、ややもたつく食感が残念。

具材のチャーシューは旨みたっぷりで、
箸で持ち上げるとほろほろ崩れるほどの柔らかさ。
控えめに味を閉じ込めた肉が、噛むごとにおいしい。
味玉は半熟ながら、白身にきっちり味が染みていて、おいしい。
かまぼこは淡白なので、味が埋まってしまって地味になっている。
青ネギの味もあんまりアクセントに感じられない。スープが濃すぎるから?
特筆すべきは、メンマ。
どこかで味わったような、非常に親しみやすく個性的な味が染み込んでいて、
穂先メンマながら途中でほろっと切れる食感がなかなか良い。

スープがかなりしょっぱいが、スープの旨みに負けて飲んじゃった。(トホホ)
もう少し、塩分を抑えてシンプルな味でも十分いけそうだけど…

上品とかハイクオリティといった文句は当てはまらないが、
ジャンクで濃い、魚介と動物系のディープなスープが病みつきになる可能性大。
きっと、近くにあったら何となく通ううちに中毒になっちゃう味ですね。

同じ出汁で塩味もあるし、醤油を前面に出したプレミアムVersionもあるので、
近くに行った際、また寄ってみたいです!

  • 流星軒(流星プレミアム 900円)
  • 流星軒(久しぶりに行ったら新しい看板がありました)
  • 流星軒(外観)

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2位

はつね (西荻窪 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/11訪問 2014/11/27

野菜と麺とスープの究極のコラボ・絶品タンメン

【9度目の訪問】

西荻窪は冷たい雨。
12時、あまりにもドンピシャな時刻。
ダメもとで、一応はつねさんをのぞくと、
雨のせいか、奇跡の4人待ち。
うぉー これは並ぶしかないよなぁ、寒いけど。
しかも並んだ直後に2人が入れ替わり。
しかし、ここからが長かった。
20分以上も全く動きなく、凍えるかと思いました。
たまたま食べるのが遅いお客さんが集中してたみたい。

さて、半年ぶりに座った狭いカウンター。
「タンメン に チャーシュー」(1,000円)をオーダー。
今回は、店主お一人で切り盛り。
相変わらずの丁寧な仕事ぶり。
作業パターンにこだわりを感じて、
静かに見守ってると敬虔な気持ちになります。

着席後2ターン目になり、15分かかって登場。
しかして、今回もはつねのタンメンはおいしかった♪
適度な塩分感、クリアなスープに溶け込む上品な野菜のエキス。
柔らかさと歯ごたえの同居した、神業の野菜の食感。
つややかなのに意外に粘度があっておいしい麺。
チャーシューは脂身のないしまった肉質ながら、
焼いたレバーのようにすっと切れる食感で、
控えめな香ばしさを感じる比類なき仕上がり。

気が付いたら、食べログ4.0点に到達。
なのに、いつまでも変わらない、
朴とつで真摯な調理姿勢に感服です。

今回も、至福の時を、感謝です。


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【8度目の訪問】

爽やかな風吹く西荻の街。
久しぶりにはつねさんにやって来た。
前回訪問より10ヶ月近く経ってました。
午後2時近くでしたが、何と奇跡の1人待ち!
10分弱で入店と、最短記録更新。
タンメン(700円)オーダーです。
この春、値上げはしなかったみたい。
店内貼紙で、来年1月から値上げしますとのこと。
ずいぶん先から告知するなぁ。

さて、登場したタンメン、相変わらずの美しさ。
ラーメンに使わない形容詞ですが、透明感があるんですよね…
ほとんど濁りのない澄んだスープは、
印象派の絵画のように上質ながら奥行きの深い味わい。
野菜はシャキッとして食感よく、雑味なくクリアで優しい味。
麺は反対にもちっと小麦感の高いしっとり細麺。

うまいなぁ… (泣)

西荻の路地の狭くて古ぼけた店内で繰り広げられる
ハイクオリティでこだわりの深い店主の調理。

ここを超えられるタンメンはあるのだろうか?


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【7度目の訪問】

うだるような暑さの西荻窪。

1か月ほど前、月曜に行ってみたところ、
一部月曜に休みが追加されていて、
その日に当たってしまい、アウト。
リベンジで再訪です。

行ってみると、店外に7人待ち。
うーん、微妙…
並んでみるが、もう、とにかく暑いぞ。
考えてみたら、夏来たの、初めてかも…
ただでさえ暑いのに、周辺飲食店のエアコン室外機から出る熱気で
狭い路地がサウナ状態に。
つらいよぉ…
見るとお店は窓が開けっ放しになってる。
何だぁ… 入っても暑いのかしら。

今回はタイミングが悪く、入店まで30分。(トホホ)

店内、一応エアコン1台が作動しているが、
厨房の熱気と混然一体でほぼ効果なし。
窓、扉、全開の意味が分かる。

今回は「タンメン+チャーシュー」(1,000円)を注文。

出て来た淡色のタンメンに、載ったチャーシューが色鮮やか。
ハムのように美しい切り口のチャーシューは、
脂身がほとんどないにも関わらず、しっとりとした肉の旨みが絶品。
麺は最初に攪拌してほぐすのが肝要。
色がやや透明で、細麺ながら意外と小麦感のある、食べ応えのある麺。
相変わらず、上品で繊細なスープ。
一見何の変哲もないが、味と素材にこだわりのありそうな野菜たち。

あまりにおいしいので、味に酔ってしばし忘れてたが、
気が付くと大汗かいてました。
まあ、夏ですから仕方がないですが、
「はつねの夏は暑い」… ですので、
心してお出かけ下さいませ。

7度目にして、ついに料理点を満点にさせていただきます。


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【6度目の訪問】

春の西荻、南口。
前回訪問から5か月が経過。
思い出して久々に行ってみました、はつねさん。

今回は午後1時過ぎで10人待ち…
店内に入れたのは30分後でした。
前回は8人待ちで25分… (割算)
待ち人数「1名につき3分」が待ち時間の目安ですかね。

今回はシンプルに「タンメン」(700円)。
写真もアップしました。

やや麺が重い(固まる)感はあったが、
相変わらず絶品のタンメンスープ。
浮いてる鶏油とさっぱり上品なスープのマッチングが見事。
塩加減もそこそこあるんだな…
旨み成分の少ない野菜の上品な出汁を
塩だけで味付けてるんだから当たり前か…

野菜が非常にうまい。ただのキャベツじゃないの?
すんごく高級な食材に感じてしまう… (安舌)
麵だけがちょっとやんちゃな昭和屋台風。

スープまで完食!
いやぁ、またまた感動しました。
まさにここでしか食べられない究極のタンメンですね。

お店の風情とは真逆の、上品な一杯です。


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【5度目の訪問】


秋の西荻、南口。
久々来ました、はつねさん。
午後2時近かったのに、8人待ちだ。
ううん… しょうがないな。

並び始めて25分程度で入店。
本日は、腹が減っていて肉も食べたかったので、
最高峰の「タンメン+チャーシュー」(1,000円)を初めて注文。
こいつはメニュー表には書いてませんが、
通常のタンメンには1枚も載ってないチャーシューをトッピングしたもので、
結構注文している人がいる、人気裏メニューです。

ここの特徴は、他の行列ラーメン店ではまず見かけない
ご年配の主婦やおじさまのお客さんが(単独でも)いること。
地元で長らく愛されてるんですね…
激せまの店内は、とても静か。
麺をすする音と、調理器具の軽い音が響く…
よく聴くと、小さく流れている音楽はクラシックだった。

10分弱で登場。
店主の「お待たせしました」の声までささやき声…
いただきます!(声に出してないけど)

期待にレンゲを持つ手が震える、スープの第一投目。

うわあぁぁ~ (涎)
うまいよぉ… (涙目)

クリアなこのスープがなぜこんなに奥深い味なんだ?
改めて思ったが、ただのあっさり薄味ではなく、
それなりに旨み&塩分感もあり、芯の通った味付け。
だからあっさりなのに、華やかさを感じる。

野菜がシャキシャキでうまいよ~
麺は表面がつるつるで滑らか、よく見ると細すぎない太さ。
チャーシューだが、脂身がほとんどない肉質で、
一見パサパサに見えるが、柔らかく絶妙の食感。
意外としっかりと味が染みているが、さっぱりした味付けなので、
何枚食べてももたれる感じがしない。
それが5~6枚入っていて、ナカナカ楽しい!
タンメンのさっぱり感には、チャーシューは合わないのではと思ったが、
こいつはお勧めかも。

もちろん、スープまで完食!
いやー、このスープ、まさに至極の味。
満足です!

また行くぞぉ~

※初めて料理の写真を撮りましたのでアップします。


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【4度目の訪問】


まだ昼まで1時間あったが、中央線に乗ってたので、
降りちゃった、西荻! (足取 軽)

路地へ行ってみると、開店直後で、外に2人待ち。
一見ラッキーに思えたが、店内全員入ったばかりなので、
結局15分かかって入店。

今回も迷わず「タンメン」(700円)を注文。
マスターの調理の波にうまく乗れず、入店から15分掛かって、着丼。

もぉー やっぱりうまいよぉ… (涙 流)

なんでこんなに優しい味なんだ?

スープで野菜を「煮込んで」味を出しているように勝手に思ってたが、
野菜は熱いスープで、「温める」程度みたい。
スープにはあらかじめ、野菜を引き立てる旨みがミックスされていて、
野菜はほとんど煮込んでないので、本来のうまみを野菜自身が保持していて、
野菜を噛んだ瞬間、うまさが破裂し、合わさったスープとともに、
口の中で絶妙の甘み&ミネラル感に変わるのだろう。
だから、野菜はヘタらず、とてもシャキシャキ。

最初、一瞬炒めるのも、おそらく、ざっと油をコーティングする程度。
油はそのままスープに載ってくるんですが、ただの炒め油じゃないよね…
もともと、スープにブレンドしようとしている旨み油を、
軽く熱して野菜に香り付けした、そんな感じ。

単純に、キャベツ等の野菜の旨みだけをどうやって引き出すかを考えた料理なんだ…
こんな感じで、味付けだけでなく、調理プロセスにも、こだわりが見え隠れしている。
だから、1人分、2人分と、作る分量によっても微妙に野菜の食感などが変わってくるはず。
ここのタンメン、とても「生きた」ラーメンなんだなぁ…

と、いろいろ思いつつ、本日も絶品な味を完食!

このお店は、すごいです。
タンメンの王者。


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【3度目の訪問】


荻窪に用事があったので、無理やり西荻窪まで乗り越し。
午後1時少し回ったところで7人待ち。ふぅ… しようがない。
20分待って、店内に入る。

今日は迷わず、「タンメン」(700円)、お願いします!
1ターン目に乗れず、10分かかって登場。

いただきます!

野菜がこんもり盛り上がり、おいしそ~
スープ一口… (絶句)
あぁー
優しすぎるだろー この味。

野菜、うまい。麺、うまい。
しかし、やはりスープだ。この清らかさは何だ?
先日の本丸亭の塩らー麺ではないが、
洒落た白い深皿に入れて出されたら欧州料理でも通ると思う。
そのぐらい、品の良い味だ!

スープ一滴も残せません。完食!

いやー、際限なく通っちゃいます。
それで、やはり今後はタンメン一筋で行きます。浮気なし!

本日、☆0.5、ランクアップです!


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【再訪です】


中央線に乗ったので、西荻窪で無理やり途中下車。
もう14時前なのに5人行列。
店内に入るまで20分待つ。

今日は醤油ベースを試そうと、どうせなら奮発して
最上級の「焼豚ワンタンメン」(1000円)、お願いします!

今日は厨房内に年配の女性がいらっしゃる…奥様かな?

店主が焼豚をカットし始める。カット後、さらに飾り包丁を入れる丁寧さ。
さらに、ワンタンも皮を出してきて、1枚1枚作り始める…

待つこと10分弱。出て来ました!いただきます。

チャーシューが山になっている。6~7枚というところ。
ワンタンはその下に隠れている。さやいんげんが2本、彩りを添える。
メンマはなし。
スープ、一口。おおー、これぞ中華そば。とてもシンプルな味。
ワンタン、スープに薄く染まって、皮がおいしく、
お肉はほんのちょっぴり、アクセント程度。
焼豚、これは超さっぱりの脂身の全くない焼豚。
パサパサしそうなところだが、絶妙な柔らかさに仕上がっている。
味は極めてうす味。肉の味だけがほんのり上品に香る感じの焼豚。
麺は…あれ、これってタンメンと一緒かな?中細麺でウェーブが強い麺。
中華そばらしい味。

醤油系は、すべてにおいて味がシンプル。ちょっとシンプルすぎ?
出汁は野菜とマッチングしてちょうど適度なうまみになるのかな…
醤油タレだと、ちょっとあっさりしすぎに感じた。
醤油の場合は、あっさりでも、もう少し、何か旨みを感じるといいんだけど…
ここの焼豚はとってもおいしいが、これは醤油味のラーメンを引き立てる味。
単体ではとってもあっさりしているので、
焼豚だけをたくさん盛って食べても、何だかしっくりこない。
「肉食べたい~」という気分にはマッチングしない脂身加減だし…
デフォルトのラーメンの量でピッタリだと思われた。

もちろん醤油味の中華そばとしてはかなりハイレベルなのは間違いなし。
しかし、結論から言って、はつねさんの名声を支えるのは、
やはりタンメンのすごさだと思いました!

次は、またタンメンに戻るぞ!


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【初回訪問】


中央線西荻窪駅を南側に出て、すぐ。
ローカルな飲食店街の路地の脇。
食べログを見て、行って来ました! 有名店「はつね」さん。

11時半の時点で5人待ち。店内は定員6名だから、まだラッキーな方かも。
カウンターと厨房だけのとても狭い店内が、並んでいると、開いてる窓からよく見える。
スキンヘッドの店主お一人で、もくもくと調理されてる。

待っているうちに続々と列が長くなる。
並んでいる人、食べてる人、実に多彩な人たち。
ラーメン店には意外な年配のおばさまも、1人客、グループ客、といらっしゃる。
サラリーマン風、若者、ガテン系の人、自由業風の人…


20分待って、ようやく店内に入る。
最初なので、シンプルに「タンメン」(700円)を注文。

店主、見ていると、実直に注文された分だけをすぐに作り始める。
後続を予測して、注文が溜まるまで待つなんてことはしない。
私も、たまたま私だけというタイミングだったが、一人分だけ作ってくれている。

野菜を中華鍋でざっと火を通し、すぐにスープを入れる。
麺は大きな中華鍋で泳がせて茹でている。


5分程度で出て来ました。いただきます!

麺の上に、多くはないものの、こんもり高く盛られた野菜がおいしそう。
噂のスープを一口。

…… うわー まじで… (驚)

わー、こりゃやばい、めちゃくちゃうまいよー (涙)

何だ、この透明感。このさっぱり感、なのに舌が喜ぶ、うまみ感、味わい感。
塩と野菜エキスの究極のコラボレーション。
何で?ちゃっ、と野菜を炒めて、スープで温めただけなのに?

体にどんどん染み込んでいく、優しいスープ。
塩分はかなり控えめだが、まろやかな野菜のうまみがカチッと出ている。
年配のお客さんが来るのもよく分かる。

野菜はキャベツともやしとちょっとだけニンジン。
ほとんどキャベツだが、これが細かめにカットされていて、
緑の部分と白い部分がバランスよく入っている。
エグさが全くなく、野菜の上品なうまさだけが漂う。
モノが良いのかな… それとも、素材を引き出すワザ?

麺は、細麺でウェーブが強く、
昔風のタンメンの期待を裏切らない、柔らかい色白な麺。
ほぐさないと、野菜の下で固まるよー みたいな麺。


店主、見ていると、寡黙ながら、とっても良い人そう。
たまにしゃべる一言が優しい感じ。
もしかして、有名店なのに気取らず、
人のよさそうなこの店主の魅力が、リピーターを生むのかも…


スープ一滴も残さず、完食!
うまかった!


シンプルイズベスト、これは究極のタンメンではないでしょうか…

野菜+麺+スープ、という単純な組み合わせながら、
ここまで素材のうまさを引き出すとは… まさに「料理」として完成されてる!

いいお店だなー
醤油ベースのラーメン、ワンタンメンもおいしそうだったし、
中央線に乗ったら、途中下車してでも、また行きます!

  • はつね(裏側)
  • はつね(暖簾)
  • はつね(タンメン+チャーシュー1,000円)

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3位

めん処 羽鳥 (日暮里、西日暮里、三河島 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/01訪問 2016/01/27

柔らかで旨み深く、自然で優しい上質なスープ @羽鳥

【6度目の訪問】

日暮里の昼下がりは冬日和。
ほぼ1年ぶりに羽鳥さんへ。
店頭には並びなし。店内に入ると2/3の入り。

ポイントカードへの捺印が終了し、
サービス提供も1月いっぱいとのこと。
うわー残念。でも、ギリギリ良かった。
トッピング1個サービスまで捺印ありです。
今回は「ランチ」(950円)の食券を購入。
ランチは、醤油orえび塩らーめんに、
とろろ、三色、チャーシュー甘味噌丼から選ぶ。
「えび塩らーめん+三色丼」でオーダー。
ポイントカードのトッピングサービスで、
最近加わったらしい「わんたんトッピング」
(本来100円)をお願いしました。

フロアにはあの神対応の女性の姿はなく、
男性が対応されてましたが、丁寧です。
空席もみるみる埋まり、満席に。
ほとんど近隣の常連さんのようですね。

5分程度で登場です。
スープを飲んで、久々にジーンと来る感動♪
うまいなぁ…
あっさりだがコクがあって、旨み豊か。
カドや雑味がなく、まろやかな動物系の旨み。
エビの香り漂う粉のようなものが混じり、
香ばしくも彩り豊かな味わいとなる。
やっぱり良くできたスープには泣けてくる。
水菜が良く合います。

麺はつややかで柔らかめだがコシの残る食感。
小麦の上質感がスープに良く合ってる。
チャーシューはバラロール風が1枚。
今回はあんまり味濃く感じなかった。
メンマは上品な酸味。玉子はとろり半熟。
のりは味が濃くてとっても美味しい。

初めて食べるワンタンは3個。
あっさり肉の味に中華風なタレをほのかに感じ、
皮はつるんと柔らかで、とても美味♫
これが3個で100円はかなりお得です。

セットの三色丼。
量的には大きめのご飯茶碗一杯分ぐらい。
軽く味が付いてクリーミィーな明太子、
細かめにカットされたチャーシュー、
粗切りの黄色いたくあんにメンマ。
味付けが濃くないので、食べやすい。
らーめんの味の邪魔をせず、アクセントに。
具材を混ぜて食べてみたら意外とうまかった。
お腹も一杯になるし、このセットはなかなか♫

やはり羽鳥さんは美味しかった。
スープの旨みの円熟味がすごい。
最近本格淡麗系を食べてなかったので、
改めて、レベルが違うなぁと感じました。

しかし、相変わらず行列しないのが不思議。
行列しない名店ランキングがあれば上位ですね。
なかなか来れない日暮里ですが、
ぜひまたうかがいたいです。


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【5度目の訪問】

日暮里にやって来ました。
急にペースが鈍り、気が付けば
もう半年も来ていませんでした。

お昼ちょうどに訪れると、
天候が悪いにも関わらず、満席。
しばし店頭で待つことに。
外なのに電気ストーブが置いてある。
ちょっともったいないけど、嬉しい。

すぐに席が空いて、入店。
今回はえび塩にしようと思っていたが、
「野菜たっぷりタンメン」(780円)なる
新商品が登場したみたい。
うーん、せっかくだからこれにしてみよう。

入れ替り立ち代りお客さんが訪れて、
半年前に比べて繁盛してる感じで嬉しい。
お客さんの評価が定着したみたいです。

さて、5分程度で登場したタンメン、
何だか黄色単色のビジュアル。
スープを飲んでみると、意外にも濃厚な味。
てっきり塩ベースの変化球かと思ったが、
煮込まれた野菜からの甘い出汁、
ほのかに粘度すら感じる鶏などのコク、
旨み濃く塩分感もあって、パンチのある味。

野菜はスープでぐつぐつ煮込まれた印象で
シャキッと感は弱めで、くたっとしてるので、
見た目はあまり多く感じないが、
意外と食べがいがあります。
もやしとキャベツ、時折ニンジン。
チャーシューのこま切れが入っているが、
味がとっても濃く感じて、やや異質。
麺は手打ち風で柔らかい仕上がりだが、
しっかりしたコシもあるので、ダレて来ず、
最後までおいしい。

街中華の典型的なあっさりタンメンとは
かなりギャップがある濃厚タンメン。
川崎アトレの百菜さんに似てるかな…
濃い味がやや単調に感じてしまうるのが残念。
これまでの羽鳥さんのラーメンのイメージとは
ちょっと違う感じですね。
ガッツリ食べたいときにはお勧めです。

次はやっぱり塩か醤油が食べたいなぁ…


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【4度目の訪問】

これまた日暮里を通りかかったので、
同月内のスピード再訪です。

午後1時過ぎで5分の入り。
ちょっと増えたかなぁ…
今回は、最もベーシックな「らーめん」(710円)と、
「ごはん」(110円)の食券を購入。

5分程度で登場したらーめん。
豊潤で旨みあふれるスープは、やはり絶品。
動物、魚介、野菜など複雑な材料が混然一体となったスープは、
見た目やや濁って見えるが、非常に上質な味わい。
醤油タレの味奥ゆかしく、まろやかなでスムーズ。
麺はつややかで手打ちっぽく、特徴は、柔らかめの口当たり。
しかし、もたつくことなく、コシを絶妙に残した仕上がり。
強めのウェーブがスープをよくすくい、
やんちゃな表情のぞかせる。
街角らーめんのハイクオリティ版っていう感じです。

ごはんは軽く一膳程度の量。
卓上にあるソフトふりかけ風の野沢菜を載せてみるが、
こいつがなかなか合うぞ ♫
ついでにスープを口で絡めてみると、泣けました。

もう、ここ、ヤバイです。うますぎ♪
ハマリました…
ポイントカードが貯まるまで、
無理やり日暮里の街を訪れることになりそうです。

ちなみに、今回も、フロアの女性、とっても接客が丁寧。
お店を出るときは、奥にいても出て来て送ってくれます。
ラーメン接客神対応の、ニューカマーか!?


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【早くも3度目の訪問】

日暮里を通りかかったので、
羽鳥さんへ行きたくなって、強制下車。

12時少し前だったが、相変わらず空いてます。
本当はシンプル醤油を楽しみたいけれど、
もう一つのメニュー、味噌を試すべく、
「味噌らーめん」(780円)の食券を購入。
フロアの女性がポイントカードをくれました。
1杯でスタンプ1個、6杯で1杯無料… って、還元率高し。
やばいなぁ… 通っちゃうよなぁ。近くにあればなぁ…

きれいに清掃された店内は気持ちがいい。
フロアの女性はとても応対が丁寧。
こうかいぼうさんに次ぐ、神対応候補か?

さてさて、5分程度で登場の味噌らーめん。
美しい小麦色の、何とも素朴なビュー。
透明な脂と、粒状の背脂が浮いている。
スープを一口飲んでみる。
うわぁ…おいしい… 上品な味噌味 ♫
ほんのりと甘みのある白味噌仕立てのスープ、
コクと爽やかな酸味が優しい味わい。
味噌なのでそこそこ塩分感はあるが、
ベースのスープの旨みを生かした、濃すぎない味付けがいい。

それで、ここは、麺もすごくうまい。
手打風のピロピロした、加水率高めの麺だが、
モッチリ感を閉じ込める表面のコシがスープに負けず、
やや味の付いたような麺自体の旨さが、満足感高い。
これがまた、味噌のコクのあるスープにとても良くあう。

これまでやや味が立ってるように感じたチャーシューは、
味噌ではバランス良く感じる。
水菜や刻みネギの相性も良く、
非常に上質な味噌らーめんに仕上がっている。

醤油、えび塩に続いて、味噌も極上の出来。
ベースのスープがしっかりしていることがポイントかなぁ。
しょっちゅう通っても飽きないスムーズさ、上質感があります。

相変わらず、混雑することなく、
口コミもあんまり伸びてませんが、
間違いなく隠れた名店かと思います。
日暮里って、やっぱり地味な場所なんですかね…

またうかがいます!

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【再訪です】

好印象だった羽鳥さんへ、早くも再訪 ♫

今回は「えび塩らーめん」(710円)に、
平日なので、前回無料だった煮玉子(110円)を購入。
厨房は男性一人で、フロアに笑顔の優しい女性がいらっしゃいました。

5分程度で出て来た、えび塩らーめん、
一見、前回食べたしょうがらーめんと同じに見える。
真ん中にこんもりしょうが?あれ?
その付近をすくってスープを飲んでみると、
ほんのり海老の香り~
しょうがではなくて、海老の粉なのような不思議なものでした。
ベースのスープは、複雑な材料から抽出されたまろやかで上質な味。
そこに、先ほどの海老の粉でまろやかな甘みと、
特有のかすかなあのビター感を上品に演出した
まさに潮に泳ぐ海老のような、彩り深い逸品。

麺は一見柔らかく感じるが、
つややかでしっとり、弾力の残る食感で、
ほんのり味のする(気がする)ちょっとジャンクなおいしさ。

煮玉子は、絶妙の半熟感でスープによく合う。
今回、半身3個が乗ってたので、
デフォルトで半身1個付いているみたい。
前回無料サービスで出て来た時が半身2個だったので、
てっきりデフォは0個かと思ってました。

チャーシューはやや肉っぽいので、
おいしいけどちょっと浮いてる感じがする。
その他の水菜、ノリ、メンマ等、具材のマッチングは絶妙。

いゃ~ おいしかったぁ♪
この、独特のえび塩感。
もう、やられちゃいましたぁ…
この海老の感じ、なかなか味わえない味です。
すべての材料が上質に融合してます。
やはり、この店はタダモノじゃないかも…

午後1時過ぎだったが、出るときにはお客さんは私だけ。
確かに場所は地味だが、
もっと評判になってもいいと思うけどなぁ…

エールを送る意味でも、☆0.5ランクアップです。
また、機会を見つけて伺います!
しかし、味噌ってメニューがあるけど、どんな味なんだろう…


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【初回訪問】

日暮里駅の東側。
意外にも、再開発ビルの立ち並ぶ、近代的な駅前。
以前から気になっていた羽鳥さんへ行ってみました。
日暮里舎人ライナーの走る尾久橋通の一本裏手の路地。
商店街でもなく、結構地味なところにぽつんとあります。

小ざっぱりした外観、白い暖簾をくぐると、
スクエアでL字カウンタを配したこじんまりした店内。
左手に小さな食券販売機。
お店の方から、土日は煮玉子か大盛がサービスです、と伝えられる。
看板メニューと思われる「しょうがらーめん」(820円)を購入し、
サービスは、煮玉子を選択です。

木調のカウンターの店内は、新しくて小ぎれいで小料理屋のよう。
店内は男性2名で切り盛りされてる。
午後2時を過ぎていたので、お客さんは少なく、
壁に掛けられた液晶テレビが、静かににぎやか。

5分強で登場したらーめんは、美しいビジュアル。
黄金色のスープが期待感をそそる。
真ん中に生姜細切りの山、緑の水菜が鮮やか。
スープを飲んでみると、うわぁ… おいしいぞ ♪
鶏ベースに魚介ダシや野菜出汁を組み合わせたと説明書きがあったが、
非常にまろやかでふくよか、雑味のない上質なスープ。
やられたぁ~(喜)
これはかなりレベルが高いぞ ♫
醤油ベースを複雑にブレンドしたらしいタレが醸し出す味は、
醤油の味をそのまま感じさせず、旨みだけを引き出した奥ゆかしい味。
いゃぁ、おいしいなぁ…

麺は中細麺、弱いウェーブ、つややかでもちっとしたおいしい麺。
煮玉子は、ほとんど味付けを感じないシンプルな味で、
絶妙の半熟感がスープによく合う。
水菜は意外な組み合わせだが、アクセントになってる。
チャーシューは1枚だけだが、ベーシックで柔らかい上質な1枚。

盛られた生姜はスープ同様黄金色で、
爽やかな辛みと苦みが、スープに活力を与える。
細切りなので、麺と絡めてすすってもおいしい。
体がポカポカしてきて、何だかヘルシー。
ただ、結構辛めで個性的な味になるので、
本来のスープの味が、正直分からなくなります。
このスープの旨さを素直に堪能するのであれば、
もしかして生姜は邪魔になるかも…

あー、スープまで完食です。
おいしかったぁ…
柔らかで旨み深く、自然で優しい。
久々に上質というセリフが当てはまるスープに出会いました。
へんに角が立ってなく、奇をてらうわけでもなく、
旨み深いけれど、コマーシャルな味でなくて、
優しくて自然な味。

口コミが少ないのが不思議。隠れた名店かも…
でも、足立区の方に2号店を出したみたいです。

塩や味噌もあるようですが、
ベースのスープをじっくり味わいたく、
ぜひまた機会を見つけて行きたいです!

  • めん処羽鳥(外観 H28年1月)
  • めん処羽鳥(ランチ950円 …えび塩らーめん+わんたんトッピング+三色丼 ※わんたんはサービスで本来100円)
  • めん処羽鳥(えび塩らーめんのアップ)

もっと見る

4位

集来 (大門、浜松町、芝公園 / ラーメン)

6回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/11訪問 2019/11/27

おじさんを虜にする優しいタンメン。

【16度目の訪問】

冬本番の冷たい空気の芝大門。
1年半ぶりに集来さんを訪問です。
お昼15分前と早めに到着してみたのですが、
店内はフライングリーマンでほぼ満席(笑)

基本の「手打タンメン」(780円)を注文。
厨房のご主人、お歳を召されたように感じる。
それでも奥様らしき女性との掛け合いの中、
大量の注文を朴訥にこなされてます。
お客さんは年配方向の男性背広組ばかり。
暗いカウンター、明るい窓際のテーブル。
気の置けない雰囲気に宮仕えの哀愁漂う。

10分ちょっと掛かって登場しました。
野菜がこんもり盛られて、緑がきれい。
スープを飲むと、うわぁ~ メチャあっさり♫
相変わらず、まず甲殻類のような香ばしさ。
これ、乾燥貝柱の枯れたコクにも感じる。
しかして、その後は全くあっさり野菜のうま味。
体に染み込むような優しい塩分感。
白湯のような透明感から存在感のあるコク。
いやいや、このスープはすごいと思います♫

麺。極太、ビロビロ強いウェーブ、厚み不揃い。
えー こんなに太かったかなぁ… 変わったかな?
弾力のあるコシ、ねっとり絡んできます。
その割に重みはなく、口どけは柔らか。
パンチがあって、細麺派と好みが分かれそう。

具材は、白菜とチンゲン菜がメイン。
白菜は噛んだ瞬間、いやこれ、甘いなぁ♫
野菜そのものの甘みとみずみずしさが伝わる。
チンゲン菜の茎のシャキ感、緑の葉の彩り。
あと、もやし、朱が美しいニンジン。
具材はこの4種でシンプルだが素材が活きてる。

おじさんを虜にする優しいタンメン。
極めて塩分感低く、なのに野菜の清涼なうま味。
野菜はシャキシャキして素材の美味しさ満載。
もちっとした野趣味のある麺も素朴。
まったく、癒される味です。

いつまでも頑張ってほしいお店。
おじさんサラリーマンで支えます!(笑)
【15度目の訪問】

雨も止んだ芝大門の昼下がり。集来さんを訪問です。
ピークを過ぎた午後1時半で店内は半数の入り。
今回のオーダーは「手打ワンタンメン」(760円)。
ここはタンメンなど野菜系が絶品のお店ですが、
15回目にして初めてのシンプル系、悩んだが決断。
麺はやはり手打を選択です。

5分程度でサッと登場。
漆黒に深まるスープ、醤油派なら垂涎の眺めです。
飲んでみると、やば、美味しい~♫
懐かしの醤油味と言いたいところだが、実に深い味。
まず、ふわり漂う謎の甲殻類のような香ばしい味。
これ、タンメン系でもいつも感じるけど何だろう…
鶏ガラ出汁だろうが、恐らく香味野菜や乾物なども。
生姜も効いてるかなぁ… とにかく素人には複雑。
醤油タレは酸味もあるストレートな味わい。
香味油は結構多めで、ラードのようで、旨みが濃い。
いゃあ、これ、うまいです♫
奥行きがあって、ジャンクながら彩り深い味わい。
ちょっと塩分感が強いのが残念だけど…

麺はビロビロ、不揃いの手打ち太麺。
もっちりしつつ、意外に口溶けがよい食感。
美味しい麺だなあ♫ これまでと印象が違って感じる。
細い太い、固い柔らか、色んな状態が混じってる。
ウェーブがしっかりスープをすくい、小麦と混じる。
その手打ち麺のカラフルな食感が素晴らしい。
シンプル系で食べてみて、初めてその凄さに気付く。

具材はシンプル。主役のワンタンは5個。
皮はテロり柔らかいが、比較的しっかりした厚み。
餡は小ぶりでソーセージ風の特徴のある味。
気負いなくスープに合う優しい仕上りです。
チャーシューは小ぶり厚切り2片。
脂身のないしっとりした煮豚状で、味はしっかり。
海苔は2枚。色が薄くアオサのような波打ち際の味。
メンマはあっさり味でやや存在感薄し。
浮いてる長ねぎがうまいです。もっと欲しい…

いゃあ、ベーシックな醤油ラーメン系も美味!
意を決して野菜系以外を攻めた甲斐がありました。
秀逸な手打麺とのコンビネーションは、まさに、
喜多方や白河といったご当地ラーメンに通ずる出来。
シンプルなラーメンならぜひ手打麺の選択がお勧め。
スープ、麺共に複雑な表情を見せる優れものです。
このシンプル系で集来さんの底力を確信しました。

新たな魅力を発見してしまった♫
これからも定期的に伺わざるを得ないですね。
【14度目の訪問】

凍てつく寒さの大門。
集来さんで食べたくてやって来ました。
午後2時近く、昼の喧騒が嘘のように店内ガラガラ。
今回は「手打玉子タンメン」(800円)を注文。
流れる時間が穏やか。昼1時間を外すのがお勧めです。

10分弱で登場。
もうもうと立ちのぼる湯気。
塩味ながらよく見るとかなり黄金色なスープ。
飲むと、香しい甲殻類の味わいがたまりません。
野菜の旨みが十二分に流れ出た複雑な味わい。
やっぱり美味しいなぁ♫
何よりも惜しげもなくなみなみ注がれてるのがいい。

野菜は、もやし多めで、白菜、キャベツ、ニンジン、
変わったところでほうれん草。豚肉片も少々。
少しくたっとしてるけど、素朴な美味しさ。
そう、田舎の鍋料理みたい、優しい味。
で、ポーチドエッグ状に落とされた玉子。
白身をふわり破ると黄身がトロッ♫
甘くコクある味、スープと食べるともう絶句。

麺はビロビロで、厚手平打ちの手打太麺。
青竹で打ったような平たいウェーブ、
滑らかな口当りながらしっとりしたコシ。
街中華風の普通のお店とは思えない個性的な麺。
これがまた美味いんですよねー

野菜の活きたスープに絶品手打麺。
素朴で温かな味わいは働く人達の心を癒します。
時折食べたくなるのは疲れてるからかも…
まったくもって都内を代表するタンメンです。

またうかがいますね。
【13度目の訪問】

芝大門は小春日和。久々に集来さんを訪問です。
お昼15分前の到着でまだ店内半数の入り。
座るとその後続々の来客であっという間に満席。
この時間が分岐点のようです。

今回は「手打五目麺」(850円)。
5分少し経って登場です。
スープがなみなみで思わず顔がほころぶ。
あっさり塩味に特徴的な甲殻系の香ばしい味。
野菜の旨味が溶け出して見事な美味しさ♫
スープだけでもどんどん飲めちゃいます。

表面に浮かぶ野菜たち。白菜、もやしに始まり、
ほうれん草、人参、ヤングコーンまで。
小ぶりに刻まれシャキッとした食感が嬉しい♫
塩味のスープに彩られ旨みを増した野菜が最高。
まさに絶妙のバランスに成り立つ味わいです。
で、丼ぶりの中心にポーチドエッグ。
黄身が流れ出す半熟感、スープと頂く幸福感。
玉子がおいしきゃ味付けなんていらないですね…
さらにタンメンにはないチャーシューが1枚。
脂身のない肉質だがしっとりタレに染まり美味。

忘れてはならない手打ち麺の美味しさ。
ピロピロに縮れた平打ち風中太麺です。
ふわりとした口当りとコシのある食感の両立。
スープを良くすくい、小麦の旨さを楽しめます。

野菜が活きた究極の塩味五目麺。
もうホントに野菜とスープがうま過ぎです。
ほぼタンメンに近い内容だが変化があって楽しい。
はつねさんを除けば都心トップクラスです。
なみなみスープも残せず完食でお腹いっぱい♫

今回も幸せな一杯、ありがとうございました!
(言ってないけど…)
【12度目の訪問】

春めく芝大門。
タンメンを食べたくなって久々に集来さんへ。
午後1時半近くで、店内は空いてました。
シンプルに「手打タンメン」(750円)を注文。
混雑時は前金制だが、この時間は後払い。
窓側の席に座れ、日差しが暖かくてまったり。

5分強で登場しました。
野菜が載って、たっぷりスープが嬉しい。
スープを飲むと優しくあっさりの塩味♫
微かに香ばしい味がするのが特徴。
エビとか蟹など甲殻類のような感じ?
それとも、もしかして干し貝柱の味かもなぁ。
とっても薄味だが野菜などからの旨みがある。

野菜たち。白菜、キャベツは大きめ厚めカット。
しかし、かなり煮込まれていて硬さはない。
白菜の瑞々しさとキャベツの甘みが美味しい♫
モヤシは適度にしゃっきり、青梗菜、人参、
たまに豚肉片。香りの強い材料は入ってません。

麺はビロビロに縮れた手打ち平打ち太麺。
見た目よりしっとり食べやすく優しい食感です。
小麦感ある味わいだが、重くない。
あっさりスープに埋もれず調和してます。
なかなか美味しい麺だなぁ♫

スープがたっぷりで、ずっと楽しめる♫
卓上のコショーは粗挽き。少量なら合う。
辣油を入れて見たら胡麻の品の良い香りが良い。
ただし、香りが強いのでごく少量で十分です。
最後のスープ、旨味が沈んでるんですよね〜
これが残せないんだよなぁ。お腹パンパン♫

都内トップクラスの淡麗タンメン。
はつねさん以外でこの美味しさはなかなかない。
あっさりした中、野菜を大切にした旨み。
大衆的ではありますが、街中華のタンメンとは
ちょっと異なるクオリティがあります。

ご年配の親父さんが黙々と調理されてます。
いつまでも頑張って欲しい味です。
【11度目の訪問】

集来さんに行きたくて、大門に降り立つ。
午後1時半頃の到着で、店内ガラガラ。
12〜13時とそれ以外の時間の落差あり過ぎ。

今回は「手打玉子タンメン」(800円)。
未開のラーメンとかワカメラーメンとかも
あるけど、どうしても野菜系になっちゃう。

野菜がどっさり、もやし、キャベツ、白菜、
人参など、柔らかめだが、食べ応えあります。
今回の落とし玉子、黄身は固まってました。
スープはあっさり。いくらでも飲める。
麺はピロピロ不揃い、もちもち食感が嬉しい。
普段入れないコショウを入れてみたら、
粗挽きで、野菜やスープとの相性抜群でした。

いやぁ、やっぱり美味しい♫
お腹いっぱい、満足です。


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【10度目の訪問】

大門にやってきました。
今回は迷わず集来さんへ。
「手打五目麺」(850円)をオーダーです。
午後2時近くだが、嘘のようにガラガラ。
ゆっくり食べるには狙い目の時間です。

スープがなみなみ、野菜たっぷり。
あっさり塩分感の低いスープ。
蟹らしき風味の他、ほうれん草の軽い苦味等
野菜から滲み出た風味がおいしい♪
ポーチドエッグから出た白身のかけら、
スープに甘みを与えてます。
麺はピロピロ平打ち、不揃いな手打麺。
柔らかい部分とコシのある部分が
交互に訪れる豊かな食感。

おいしいなぁ…
やっぱりここはいいお店です。


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【9度目の訪問】

冷たい春の大門の街。
5ヶ月ぶりに集来さんを訪問です。
お昼ちょっと前で、すでにウェイティング。
でも、5分程度で座れました。
今回は「玉子タンメン」(770円)。
レギュラー麺です。

タンメン、今回はちょっと具が少ないなぁ。
もやし、キャベツ、ニンジン、チンゲン菜…
豚肉のザクミンチ風のものがアクセントに。
スープは年配にも嬉しい、塩分感低めの味。
麺は中細麺ながら、もちっと小麦感のある
食べ応えのある麺です。
落とし玉子は相変わらず斬新に見えます。
トロリ流れ出す半熟感がたまらない。

嬉しいのはスープがなみなみなこと ♪
ラッパ状丼ぶり等で量を絞るのが目立つ中、
むかし風の大きな中華丼ぶりに、
どのメニューもいっぱいに注がれてます。
スープ好きにはたまりません。
全部飲みほして、おなかいっぱい ♫

次から次へと近所のサラリーマンが訪れ、
短いけど外は行列にもなってます。

時おり、無性に食べたくなるんですよね…


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【8度目の訪問】

芝大門にやって来たので、
無性に食べてくなって、集来さんを訪問。

今回はシンプルに「五目麺」(820円)。
手打ちではなく、普通麺でオーダーです。

バラエティに富んだ具材が楽しい一杯。
ヤングコーンからの酸味と、
カニむき身からの香ばしさがスープに
溶け込んで独特の味わいを醸し出す。
意外性のあるポーチドエッグですが、
味玉と違って、白身のふんわり感が
とってもおいしい♪
なぜか1枚載ったのり、豚肉片、ナルト、…
チャーシューまで入ってて、
もやしや青菜の野菜だけでなく、
この多彩な具材たちが、とっても嬉しい♪

手打ちではない、普通の麺ですが、
断面の丸い、ほぼストレートの中細麺。
つるっとした表面、ちょっと小麦が
ねっとりした芯の食感と、
とってもベーシックな街中華の麺で、
手打ちも良いけど、ノスタルジックな
味わいを望むなら、普通麺がお勧めかも…

麺のボリュームもあって、満足の一杯。

もうかなりお歳を召したご主人が
調理を仕切ってますが、フロアのおばさま方、
いつも何だかドタバタ。営業が永いのに、
いつまでたっても慣れないその雰囲気が、
ほんわり素朴な気持ちにさせてくれます。

やっぱりこのお店、なぜか大好きです♫


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【7度目の訪問】

タンメン食べたいなぁって、時折思うと、
必ず、地味に思い出すのが集来さん。
都営地下鉄に乗ってたので、大門で下車。

昼ピーク前だったので、すんなり着席。
今回は「手打玉子タンメン」(800円)。
5分程度で登場です。

表面の野菜たちの横に、ポーチドエッグ。
スープの表面に、落とし卵の泡が浮いてる。
様々な野菜片と豚肉が少々。
他のタンメンと違って、もやしは少なめで、
カサはそれほど多くはない。
しっとりとシャキの間の絶妙な食感の野菜。
やっぱり、おいしいなぁ♫

改めて思ったが、不揃いの平打ち手打ち麺、
太い部分でも、もちっとした茹で上がり。
どうしてこんな不均一の麺が
きれいに茹であがるのかが不思議。
実はクオリティの高い麺なのかもなぁ…

ポーチドエッグは、食べると黄身が流れ出す、
らーめんの具としては特殊な仕上がり。
新鮮な驚きが拡がるおいしさです。

塩分感低く、あっさりしてるのに、
ボリューム感があり、するする食べられる。
若者からご年配まで楽しめるタンメン。
12時廻ると周辺にお勤めの方が続々と訪れて、
ウェイティングができます。

等身大で、別に特筆すべきところもない。
うわ~、すごいって感動はしないけど、
気が付いたら、定期的に訪問してる。
こんなお店は珍しいなぁ…
スロースターターだけど、☆を0.5アップ、
大好きなお店にランクアップです。

きっと、また食べたくなります。


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【6度目の訪問】

さっぱりらーめんを、
ガッツリと食べたくなって、
大門は、集来さんに行って来ました。
午後1時半を過ぎ、サラリーマンの
引いた店内は、空いてました。

今回は、集来さんの最高峰、
「手打五目ワンタンメン」(900円)です。
刻み野菜に、ポーチドエッグ、
真ん中にこんもりとカニのむき身少々。
チャーシュー、ヤングコーン、のり1枚。
ワンタン、見えないなぁ… どこ?

スープは、塩分感の低い、
非常にあっさりした醤油ベースながら、
カニかエビのような甲殻類系エキスの効いた、
ミネラル感豊かな味。
野菜は、キャベツ、青菜、人参等が煮込まれ、
エキスが十分にスープに出ている。
こいつはうまいなぁ… 集来さん最強の味 ♫
手打麺は、外側のピロピロ感と、
芯のコシの強さが絶妙のバランス。
ポーチドエッグ、らーめんの具では初体験。
シンプルな半熟玉子状態だが、
スープと食べるとおいしい。
チャーシューはベーシックながら品の良い味。

ワンタン、真ん中に埋まってました。
残念ながら、がばっと固まってました。
おそらく5個程度かな。
皮がとろりもっちりおいしく、
餡はひき肉っぽいあっさり味。
どんぶりが着いたら早めの攪拌を…

カニのむき身なんかを混ぜて食べ進むが、
食べてもなかなか麺が減らない感じの、
結構なボリューム感。
でも、スープのあっさりのうまさが勝って、
結局スープまで完食。
ひゃ~ お腹パンパン♪

常連さんばかりの隠れた名店。
昭和のあっさり野菜系ラーメンを
たっぷり楽しみたいなら、ぜひ。
シンプルなチャーシューメンとかも
おいしそうですけどね…


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【5度目の訪問】

久しぶりに大門の集来さんにやって来た。
気が付いたら1年以上経っていた。

暖簾をくぐると、即座に注文を聞かれる。
ベーシックに「手打タンメン」
(730円 ※旧価格)をオーダー。
お昼ドンピシャだったが、
カウンターが1つ空いてました。
お客さんは、サラリーマン、年配の方多し。

手が早く、5分経たないうちに登場です。
大きめの丼ぶりになみなみ注がれたスープ。
表面を野菜が覆ってる。
スープ、野菜の出汁がたっぷり ♫
干しエビのような何か海産系のエキスが
効いてておいしい。
塩分感少なく、まろやかで優しい味。

手打ち麺は、ピロピロ平打ち、
不揃いのブサイクな麺。
でもこれ、柔らかめだが、もちっとして、
芯にコシがあって、なぜか時間が経っても
グタっとならず、スープに負けて来ない、
とってもおいしい麺 ♪
佐野ラーメンの青竹平打ち麺みたいな感じ。

野菜は、キャベツ、白菜、もやし、
ニンジン、ほうれん草といったところで、
豚肉片が混じってアクセントになってる。
野菜が、細切り、角切り様々なカットで、
これが野菜の豊かな食感を産み出してる。

昔からの味を守ってる一杯と言った感じ。
こんなタンメンを出してくれると、
どうしてもノスタルジックな気分になります。
だから年配客が多いのかも…

手打麺とタンメンの相性は抜群。
次はいついけるかな…


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【4度目の訪問】

雪も降り、極寒の都内、ここは大門。
寒いし、でもたっぷり食べたくて、
ふと、集来さんのタンメンを思い出す。
半年ぶりの訪問です!

相変わらず、店に入った瞬間、
「何にしましょう?」と聞かれる。(早)
「タンメン」(700円 ※旧価格)を注文。
今回は手打ちでなく、普通麺です。

タイミングが良かったのか、
5分程度で登場したタンメンは、
野菜の緑と白の色合いがきれい。
具材は、白菜、もやし、チンゲン菜、
ニンジンのカットが目立つが、
食べていくと、キャベツ、タマネギ、
豚肉の肉片が時折顔を見せる。
とにかく、非常に塩分あっさりした味で、
野菜の出汁がふんだんにブレンドされた
スープが舌に染み込み、
野菜を食べるごとに優しい旨みが伝わる。

おいしいなぁ… (嬉)

普通麺は、ウェーブのかかった中細麺で、
コシ弱めの、やや柔らかく、ぷりんとした、
典型的な街中華のタンメンの麺がぎっしり。
攪拌しないと固まるぞぉ、って感じ。
でもね、これだよね… タンメンの麺って。
手打ち麺もおいしいけど、私としては、
タンメンは断然この普通麺がお勧めです!
ノスタルジック、昭和に戻れるタンメンです…

スープがさっぱり&野菜出汁旨み満載なので、
ついつい全部飲んじゃった… (トホホ)
近隣にお勤めの、ご年配が多いのも頷けます。

ここはやはりナゾの実力店ですね…
★0.5ランクアップです。
また、行きますよ!


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【3度目です】

灼熱の大門。
かれこれ1年以上も来てなかった集来さん。

引き戸を開けて店内に入った瞬間、
「いらっしゃい!何にしましょう?」(速)
このスピード感、迷ってる暇なし。
1年前から食べそびれていた
「サンマー麺」(700円 ※旧価格)を注文。
しかも、今回は手打ちでなく、普通の麺で。

相変わらず、なぜか結構時間がかかります。
10分強で出て来ました。
いただきます!

醤油ベースに野菜のあんかけ。
もやし、キャベツ、ニンジン、
ほうれん草、白菜、たまに肉片、
そしてなぜかヤングコーンが1本の半身。
あんかけはあっさりした塩味風にとじてある。
野菜がさっぱり楽しめて、おいしい!

スープの量が多いのが集来さんの特徴。
味は非常にさっぱりで、塩分少な目。
あっさりというか、旨み抑えめの、
正直、薄い味かな…
いくらでもスープを飲めちゃうけど。

麺はやや黄色い中太麺で、ほぼストレート。
比較的柔らかめに茹でてあり、コシは弱いが、
小麦が香るパスタチックな麺。
醤油ベースはこの麺の方が合うかも…
ボリューム満載。年配や女性には多いかも…

タンメンより醤油ベースの方が
やや出汁に物足りなさを感じる。
それでも、バランスが良く気取りのない
集来さんのラーメンは毎日でも通える感じ。
だから、ご近所のサラリーマンでいっぱい…
ちなみに9割の方は手打ち麺を頼んでます。
でも、普通麺もなかなかでしたよ。

他に五目麺など色々メニューがあるので、
また寄ってみます!


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【再訪です】


またまた大門にやって来ました。
集来に行ってみたい!

もう、2時近くなので、
初回と違って店内はすいている。
気になってたサンマーメンを食べるつもりが、
「もやし」が頭にあって、なぜか
「手打ちもやし麺」(680円 ※旧価格)
を注文してしまった。気付いたが、後の祭り。

もやしラーメンは、この店では低価格。
どんなんだろー

出て来ました!おお?
もやししか乗ってない。
てんこもりとは行かないが、山になってる。
スープは薄いグレーで、全てがモノトーン。

まあいいや、いただきます!

スープを一口。
ややっ、シンプル極地のさっぱり味。
塩分少なめ、こりゃ、もやしの出汁だ!
なんだか、すごい。
もやし、もやし、もやしの味だ!
もやしを食べると? スープの味だ。
何だ、スープともやしが一体となってる??
これは絶妙。
麺は例によって手打ちのブサイク麺。
これがうまい。
しつこくなく、もっちり感が伝わってくる、
何ともほのぼのとした麺。

たまーにもやしの間から、肉のかけらが…

このお店、名物タンメンといい、
野菜の味を最大限に生かし、
野菜出汁とスープのミックスで
最適になるべく考えられた味になってる。
味はさっぱり、なんとなく頼りなさげだが、
スープが「おれはもやしだ~」と主張してる。
派手さはなく、感動する感じでもないが、
バランスがよく、職人的なラーメンだと思う。

安心して通えるお店かな。
また行っちゃいます。今度こそサンマーメン。


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【初回訪問】


浜松町、大門。
平日昼時、オフィスワーカーが街に溢れる。
たくさん飲食店があって、楽しい雰囲気。
そんな中、食べログの評判を見て、
目指すは「集来」。
第1京浜の一本西側の通り。
ビルの横手に入口があって、
ちょっと見過ごしそうなところに、お店が…
いたってフツーの、街中の中華店風のお店。

店内に入ると、混雑。
いきなり注文を聞かれる。
食べログで学習してあったので、
「手打ちタンメン」(730円 ※旧価格)と
オーダーです。悩むヒマないよね…
カウンタ席と、テーブル3つ。
そんなに広くはない。昼時なのでご相席。

注文を早めに集約し、まとめて作る様子。
順番が前後しますとの張り紙が…
単なるラーメンは早く出る、と書いてある。
具が載る調理系をまとめて作ってるらしく、
それによって早い遅いがあるのでは…

サラリーマンが多いが、
自分のような一見さんもいるようだ。
常連そうなサラリーマンでないご年配もいる。

メニューは結構色々な種類があり、
チャーシュー、ワンタンなどの組み合わせで
バリェーションを出している。
スープベースはタンメンの塩系と、醤油系。
麺が普通か手打ちかで30円の違いがあるよう。

座って10分ほどでタンメン、出て来ました。
いただきます。

スープ。さっぱりとした塩味で、
野菜のうまみがほどよく出てる。
あー、ハデさはないが、タンメン的な味。
麺。30円アップの手打ち麺ですが、おお!
平たく、縮れて、ふぞろいな(ブサイクな)麺。
もちもち&しこしこ、こりゃうまい!
ベタついてないし、固くもなく、
とても食べやすく、麺の香りがする。
ちょっとパスタ感覚だが、ギミックさはなく、
とにかく食べやすい。
これはちょっとすごいかも。
具は、もやし、キャベツ、ニンジン細切り、
豚肉など…といたってシンプル。
キャベツは芯の部分が入っているが、
エグくなく、しゃきっとして、
でもスープが染み込んで甘みあり、
これぞタンメン!の雰囲気。

スープが、嬉しいほど街中華のタンメン味。
さっぱりで、飲むのを止められない。
気持ちよく完食させていただきました。

ちなみに、これらの具をあんかけにとじて、
醤油系スープに浮かせたらサンマーメンらしく、
食べているのを見たら、とっても美味しそう。
また、チャーシューメンやワンタンメン系を
注文している人もいて、ぜひ食べてみたい。

いわゆる有名店風のハデさはなく、
至ってフツーの街中のラーメン店ですが、
なぞのうまさの手打ち麺など、
不思議な、隠れた良さを持つお店です。

他のメニューを試しに、また行きたいです!

  • 集来(手打タンメン 780円)
  • 集来(ファサード2019年冬)
  • 集来(手打ワンタンメン 760円)

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5位

むぎとオリーブ 銀座本店 (東銀座、銀座、築地市場 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/12訪問 2014/12/06

絶品はまぐりスープが主力のクオリティの高い銀座のSOBA

【再訪です】

銀座、むぎとオリーブさんへ再訪です。
12時少し前に到着したが、3人待ちでラッキー。
しかし、ちょうどお客さんが集中したところなのか、
なかなか空かないなぁ。
その間に、あれよあれよというまに10人以上の列。
あちこちからミシュランに…という声が聞こえる。
どうやら、ミシュランガイド2015に載ったらしい。

店員さんの指示に従い、前から順に食券を買って、
歩道の別位置に並び直すという、複雑なシステム。
今回は、鶏バージョンを試すということで、
「特製鶏SOBA」(1,050円)を購入。
その後、トータル15分程度待って入店です。

今回厨房を見ると、マスターシェフのような方は不在。
2名の若手で切り盛りされてました。

着席後、5分強で登場。
特製のトッピング増量部分は別皿で出て来ます。
鶏・豚チャーシュー各1枚と、味玉、のり2枚。

スープを飲んでみると、濃厚な醤油ベースのスープ。
華やかで凝縮されたコク、甘みのとても強い味わい。
鶏出汁はしっかりしてるが、日本的なアプローチではなく、
オリエンタルな風情の複雑な味の仕立てで、
普通の醤油らーめんを想像して食べると、
ギャップに驚く、意外にもラーメンらしからぬ味わい。
醤油の香り重視なのか、湯温が低い感じです。
上質な花かつおのようなものが載っていたが、
和風素材とはスープの味がミスマッチな印象。

トッピング具材を全て載せてみたが、
具材が多くて、チャーシューが重く、無理があるかも。
麺は、低加水でバサッとした食感だが、
重くて引き上げにくく、スムーズにすすれない。
なので、チャーシュー類を別皿にいったん戻す。
しかし、湯温の低さからか、麺の絡まり感が強く、
味わいのある麺だが、スープの甘さとあいまって、
かなりヘビーな食感と味。

味玉は、味付けが控えめで、黄身のとろみぐあいが
数段階に分かれて仕上がってる絶品の味わい。
チャーシューは鶏、豚とも非常に上質な仕上がりだが、
デフォルトでも十分な量があるので、特製までは必要なかったかも…

しかし、この醤油ベースの鶏そばは、
食べ進むほどに、普段のラーメン界には存在しない、
不思議な濃さと甘さ感が、重く感じて来て、
麺の重さと相まって、個人的にはいまひとつかなぁ…
前回の蛤SOBAの時の感動がないのが残念。

あと、デフォルトでも具材はしっかりあるので、
別皿で出て来る特製Versionは、
正直必要ないかと思いました。
1,000円超えて来ますし…

やっぱりここは蛤スープが絶品です。
でも、今度来た時は、
もう一つのトリプルスープにチャレンジですね。


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【初回訪問】

銀座、松坂屋跡地再開発エリアの裏通り。
話題のむぎとオリーブさんへ、やっと訪問です。
おいしそうな飲食店の立ち並ぶ中、
イタリア料理店のような小ざっぱりしたファサード。
前回来た時は、偶然のTV取材で入れませんでした。
今回、午後1時半ぐらいに着いたら、すんなり入れました。

入って右手に食券販売機。
他のレビュワーさんの口コミを見てて、ずっと気になっていた
「蛤SOBA」(950円)を購入です。

店内は、奥に細長くカウンターが続き、
さらに最深部で左にクランク、そこに厨房がある、変わった形状。
木調のカウンターにモノトーン調の内装で、
きれいで落ち着いた店内。
厨房の垣根が低く、シズル感のある雰囲気。
洋食のシェフのような洒落た年配の方がメインで調理。
他に、若めの男性2名と女性1名がサポート。

調理は早く、5分程度で登場です。
おお、はまぐりが載ってるぅ…
スープを一口。
うわぁ~♪
おいし~ やばいぞ、これ(泣)
はまぐり100%のスープは、海の香り漂う、風情豊かな味わい。
口に含んだ瞬間に駆け巡る、ミネラル成分の深い旨み。
優しい醤油のコクと混じりあって、深いため息の流れる安らぎ感。
塩分感すら自然で上質。
すごいスープだなぁ…
四角く刻まれたネギ、浮いている鶏油が
ラーメンらしい香りとコクを与えてる。

麺は細麺ストレート。
低加水でややバサッとした食感だが、
優しいコシ、歯応えのある中心部、クオリティの高い仕上がり。
麺にほのかに香ばしい味が付いていて、スープに見事にマッチする。
麺が長く、滑りが悪いので、やや引き上げが重い感じだが、
ラーメンの麺と言うより、日本蕎麦に通じる仕上がりは、
個性的ながら品質の高さとこだわりを感じます。

具材が驚き。
桑名から直送と言う国産の大ぶりなはまぐりが、なんと6個。
全く臭みのない潮の旨み、ふくよかな身の食感、
貝好きには泣ける…
これだけでもスーパーで買ったら結構な金額でしょ。
チャーシューは、鶏のささみだろうか…
白くしっとりと仕上げられ、さっぱりとスープによく合う。
そして、白い棒のような具材は、なんと長芋。
しかもこれが、オリーブオイルのようなもので軽く焼いてある。
さくっとした食感、ほんのり香ばしい味が良いアクセントに。
ピンクと白で結んである細いかまぼこもおいしい。
これもちょっと炙ってある感じかな。
のりとみつ葉も上質感があってスープによく合う。

しかし、スープがうま過ぎです。
全部飲んで、どんぶりを舐めようと思ったぐらい。
おいしかったぁ ♫

スープ、麺、具材とも、極めてクオリティの高い一杯。
上品ながら、しっかりとした味を、素材だけで産み出してる。
はまぐりスープと言えば、幡ヶ谷の不如帰さんだが、
それに匹敵するおいしさかも…
ちょっと高いと思う価格も、銀座という立地だけではなく、
この味とクオリティなら納得です。

小ぎれいで雰囲気が良く、女性でも気軽に入れる感じで、
しかも実力の高いお店に出会い、嬉しいです。

他に、鶏ベースと、鶏・蛤・煮干のトリプルスープがあり、
ぜひ試してみたい! また伺います ♪

  • むぎとオリーブ(外観)
  • むぎとオリーブ(店頭のかわいい看板)
  • むぎとオリーブ(メニュー)

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6位

ガンコンヌードル (駒込、田端、巣鴨 / ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば)

2回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/06訪問 2017/07/01

ガンコン イズ オーソドクス

【4度目の訪問】

ひょんなことから駒込。
ガンコン、フォースヴィズイット!
アザレア通りはほのぼの。いい街ですね。
あったあったファンキーなファサード。
気が付いたら前回から2年半ぶりでした。
午後1時過ぎ、店内は先客3名。
今回は「ガンコンえび塩ラーメン」(980円)。
ガンコンを冠すると、全部載せになります。
あれ、また値上がりしたんだ。
ちょっと高く感じるなぁ…

ご主人と女性2名で変わらず切り盛り。
店内は落ち着くけど、やや古さが目立つ。
年月とともにキタナシュランに近付いてます。

5分程度で登場。
スープは、鶏ベースに魚介、乾物、香味野菜等が
組み合わさった複雑で奥深い味。
浮いている油かしら、海老の香りはするものの、
エビ!ってほど主張はしていない味。
うーん、やっぱり美味しいや♫
干し海老と長ネギがスープに混じると美味。
でも、今回は湯温が低くてやや雑味を感じます。

麺は弱いウェーブの細麺で、加水率はやや高め。
つややかでしっとりした食感。
よくスープをよく持ち上げ小麦とハーモニー。
ただ、ちょっと引き上げが重いかな。

具材、チャーシューは3枚。
豚バラ肉風1枚。肉の味が濃くて美味しい。
低温調理風2枚、1枚は豚ロースのよう。
意外にもプリシャキッとした食感でハムみたい。
もう1枚、鶏ムネですかね… こちらもハム風。
味玉はとろり半熟で美味しい。
青菜はチンゲン菜。あと、メンマ、のり。

ガンコン イズ オーソドクス。
店名からは想像もつかない正統派なラーメン。
スープの奥深い味にはとっても癒されます。
ただ、今や普通のラーメンに感じる気も…
この数年間進化がなかったのは事実。
その間にどんどん自分の舌は肥えていくし、
どんどん凄い新店が出てくるので…
今回は湯温と雑味がちょっと残念。
でも、やはり好きなラーメンです♫
永くがんばって下さいね!
【3度目の訪問】

駒込、ガンコン。
来たいと思っていながら、9か月ぶりの訪問。
相変わらずFUNKYな外観だなぁ。
午後2時近かったからか、店内に人はまばら。
いつも思うが、こんな実力店がこんなに空いてていいのだろうか。
今回は「ガンコンラーメン」(900円)。
醤油味の全部のせです。
何だかビミョーに値上がりしてる。
食券販売機の最新写真をアップしておきました。

5分程度で出て来たラーメン、美しい…
スープを飲むと、鶏の深い旨みが、何とも鮮やかな味わい。
ほのかに香る魚介系、香ばしい鶏油、柔らかい醤油の酸味。
一瞬塩気が強いと思うぐらい、濃厚な旨み成分。
これはほんとに素晴らしいスープですね♪
つややかながらコシのあるウェーブの弱い細麺。
小麦の香りとコクのある醤油スープが絶妙のマッチング。

チャーシューは相変わらず絶品。
ハムのようなロース2枚、ほのかに香ばしいバラ肉1枚。
小松菜、メンマの脇役も、上質感ある味わい。
半熟玉子は、黄身がゼリー状の仕上がり。

いやぁ… やはりここ、タダモノではないおいしさ。
濃厚で華やかながら、後味のさっぱりした味わい。
ソウルフルな雰囲気とはうらはらに上質感あふれるラーメン。

また伺いますね。


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【再訪です】

ガンコンさんへ行きたくて、やって来ました駒込。
今回はエビ塩を試したいので、
「ガンコンエビ塩ラーメン」(920円)にしよう。
ガンコンの冠が付くと「全部のせ」です。

5分も経たないうちに登場したのは、
これまた優雅な佇まいの塩ラーメン。
スープを一口飲んでみると、
ミネラル感満載、うまみたっぷりのスープ。
海老らしき味はあまり感じない(海老ってどんな味だっけ?)ので、
魚介系とか、海の塩って感じではないけど、
さっぱりしてるのに、舌に濃厚な、とっても豊かな味。
干し海老がパラパラ浮いていて、味のアクセントになっている。
油が多めに浮いていて、これがちょっと魚の香りがするかなぁ…
これがジャンク感を演出してくれる。
いゃ~ おいしいなぁ♪

麺は、つややかで優しい食感のストレート麺。
うまみ豊かなスープとよく合うシンプルな味。
チャーシューは、しっとりピンク色のハムのようなものが2枚と、
バラ肉らしき脂身の旨いオーソドックスなものが1枚。
味玉は相変わらず絶妙の半熟、青菜は小松菜かな。

スープまで完食です。
おいしかったぁ…♫
いゃ~ 塩味も抜群の出来栄え。
上質さとジャンクさを兼ね備えた、表情豊かな塩ラーメン。

何だか、すごくハマりそうな予感♪
ナカナカの実力店かと思うのに、
食べログのレビューが30件に満たないというのが意外。
駒込という場所だからかなぁ…

また、機会を見つけて伺います!


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【初回訪問】

年も押し詰まった駒込の東銀座。
かねてからチェックしていたガンコンさんへ行ってみた。
ガンコンヌードルって、すごい名前。
何だかエスニックな香りがするなぁ…
どんなラーメンなのかしら。

アザレア通りの街角に開いた多角形の店構えが目立つ。
店頭に掲げられたイラストが何ともソウルフル♫
向かって右手の入口より店内に入る。

入って右手に食券販売機。
醤油とエビ塩のバリエーションがあり、
最初なので、シンプルに醤油ラーメンにしようと思ったけど、
店名をまとった「ガンコンラーメン(全部のせ)」が880円と、
お買い得に感じたので、つい、ポチっと押してしまった。

店内は厨房に面してコの字型のカウンターonlyだが、
奥の一辺はBY化していて座れないので、計10席程度。
店長らしき男性と、女性2名で切り盛りされている。

お昼ピークを過ぎているが、常連さんらしき方々が次々と来店される。
チョコレート色を基調とした内装は、天井が低くて、ちょっとレトロな感じ。
新しそうなのにあまりきれいにされていないけど、何だか落ち着く。
かかっている音楽も何だかソウルフル。
バーみたいだな…

ところが、5分強して登場したラーメンは、
意外にも、ほれぼれするような正統派のビジュアル。
へぇ~ おいしそうじゃないか…
いただきます!

スープを一口。
うおぉ… キタ~♫ おいしいぞ。

醤油の酸味が爽やかに駆け抜け、
浮いている鶏油のジャンクな香ばしさに打たれ、
スープの上質なミネラル感が舌をとりこにする。
かなりしっかりした味ながら、塩分は濃すぎない。
うまい。
こいつはかなり丁寧に造りこまれた味だなぁ…

麺は細麺でほぼストレート。
しっとりつややかながら、コシのある食感で、
小麦香るクオリティの高いおいしい麺。
上質な淡麗系の店で見かけるタイプ。

チャーシューはロースとバラの2種かなぁ…
肉の弾力性を残しながら厚切りハムのような食感のものと、
脂身の旨みのおいしいタイプ。
双方とも非常に上品な味付けで、さっぱりした旨みを引き出してる。

味玉はトロリ絶妙の半熟で、スープによく合うさっぱりした味付け。
長ネギは超薄切りに輪切りされて、みずみずしい。
ほうれん草とメンマ、それぞれ上品な味付けで、スープに合う。

いゃ~ おいしい!
スープまで完食です。

店名、店構え、店内の雰囲気からは想像し得ない正統派醤油ラーメン。
醤油ラーメンが680円というのもクオリティを考えるとお得ですが、
この全部のせが880円なのは間違いなくCP高いです。

良い意味で裏切られました。
久々においしい醤油味を食べられて幸せです…

駒込って、なかなか来れないよなぁ…
でも、エビ塩っていうのも気になるし、
何とか機会を見つけて、また訪れたいと思います。

  • ガンコンヌードル(相変わらずファンキーなファサード)
  • ガンコンヌードル(ガンコンえび塩ラーメン 980円 ※ガンコン=全部載せです)
  • ガンコンヌードル(外観)

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7位

ラーメン星印 (反町、神奈川、東神奈川 / ラーメン)

2回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/01訪問 2018/01/15

辛味と酸味が清涼感ある酸っぱ辛いラーメン

【7度目の訪問】

風の冷たい反町。
久しぶりに星印さんへ、1年以上経ってました。
赤い星印の自立看板が目立ってます。

店内入ると、少し手直ししたのか明るくなってる。
☆マークとえーちゃんの小物があちこちに。
プレモルのポスターまであります(笑)
今回は「酸っぱ辛いラーメン」(850円)に初挑戦。
ついでに「半ライス」(50円)も注文します。
店主とサブの方で切り盛り。えーちゃんが歌ってる。

5分ちょっとで登場です。
ラッパ状の丼ぶりに赤茶けた色のスープ。
一口飲むと、爽やかな辛さ、優しい酸味。
おおー、これ、なかなか美味しい♫
自家製辣油に混じる干し蝦から滲み出る枯れた旨み。
表面にザクザクと様々な薬味が浮いてます。
洋風の香辛料の香りも漂うスパイシーな味わい。
しかし、品良くあっさりした出汁がベースで、
エスニックになり過ぎず、和に通ずる飲み口。
これはなかなかワザありだなぁ…
辛さは意外と強めだが、酸味で中和されてます。
出汁と相まってサラサラ飲めてしまうスープです。

麺はしっとりした食感の細麺ストレート。
コシが残っていてダレずに持ち上がり、
辛味あるスープによりほんのり小麦の甘さを感じる。

具材、薬味。スープに混じるニラの青さが美しい。
白髪ねぎがこんもり、瑞々しくて清涼感あります。
チャーシューは1枚。やや厚切り、肉の味が濃くて、
シャープなスープにその芳醇さが良く合います。
メンマは太く角材調。しっとりサクっとした食感。
半ライスは家庭用茶碗軽く一杯程度。
この辛味のあるスープに良く合い、どんどん進む。
50円って気軽さもあり、これには必須アイテムかも。

辛味と酸味が清涼感あるシンプルな一杯。
もしかして星印さんで一番あっさりシャープかも。
コクすら弱めで流れていく風景のように軽やか。
爽やかな辛みは食後感も良いです。
そう、支那麺はしごさんを思い出しました。
最近食べてないけど、サラサラ感が似てるかも…

さすが星印さん、どれもクオリティが高いです。
また定期的にうかがいたいです。
【6度目の訪問】

反町にやって来ました。1年半ぶりに星印さんへ。
この反町、横浜のラーメン激戦地。
駅から星印さんに向かう道路沿いの短い区間に、
3.5点以上のラーメン店がずらりと並ぶ。
知らないうちに家系店までオープンして、計4店。
お昼少し前ですが、各店のぞいて行くとみな満席。
すごいなぁ… 他にShiNaChiKu亭さんもあるし。

一番駅から遠い位置にあるのが星印さん。
あれ、看板が店内にしまってあるぞ!?
でも、よく見たら暖簾が出ていて営業中でした。
店内の自立サインのようだが、紛らわしい。
お店に入ると、先客1名でガランとしてる。
他は混んでるのに最高点のお店が… 意外です。
1年半の間にずいぶん内装が古くなった感じ。
心なしか、店主にも覇気がない気が…

以前とメニューが変わってて、醤油、塩の他に、
酸っぱ辛いラーメン、というのが加わったが、
「醤油ワンタンラーメン」(950円)を注文。

久しぶりに食べたら、味を忘れていて、
一瞬スープがぼやけた印象を持ったけど、
よく味わうと、非常に滋味深い味わい。
動物系に椎茸等の乾物系が効いたような味わい。
醤油はまろやかで、全くカドのない仕立て。
優しい旨み、塩分感低く、体にも良さげ。
輪郭のハッキリした若々しいスープが多い中、
こういうどこか田舎然とした優しい味は貴重。

麺は多加水の細麺で、つややかな仕上がり。
表面が乳化したように柔らかく、芯にコシあり。
スープと同じく優しい味わいです。
ワンタンはかなり大ぶりなものが5個。
餡は具材がざっくり食感よく生姜が効いてる。
皮はやや厚ぼったく重めだが、食べ応えあり。
チャーシューは大判1枚、ややバサッとしてる。
あっさりとした味付けだが、物足りなさも…

お昼を過ぎてもお客さんは満席にならず。
輪郭が弱く、分かりにくい味かもしれないが、
ここまで優しく柔らかい一杯は、なかなかない。
ぜひいつまでも頑張って欲しいお店です。

また機会を見つけて伺いますね。

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【5度目の訪問 2015年5月】

横浜方面に来たので、反町で強制下車。
ShiNaChiKu亭さんをスルーして星印さんへ。
「名古屋コーチンの味玉入り 醤油ラーメン」
(850円)をオーダーです。
奥様らしき女性はいなくて、
年配の女性がフロアに。お母様かしら…

スープを味わってみると、
幾重にも織りなす醤油の味わい深さに感嘆…
今回、動物系の出汁が強いイメージを感じた。
コクというか濃さというか… 変わったのかな。
華やかさと深みが増した感じ。
野菜などの出汁なのか、やや甘み感もあり、
少し屋台的なジャンクさが演出されてる感じ。
自分の感じ方が不安定なだけだろうが…
細麺とのスープ絡みは良く感じる。
相変わらず引き上げの鈍重感はあるけど、
旨みが乗って来るので食べ飽きない。

ついに3.7点台という驚異の高得点ながら、
今回もお昼少し前に入ったら先客1名。
お昼過ぎるとお客さんは増えたが、並びなし。
たぶん近隣に名店が群雄割拠してるので、
顧客が分散してるのでしょうね。
こんなにハイクオリティな一杯が
並ばず食べられるとは、まったくもって貴重。

また定期的にうかがいたいです。


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【4度目の訪問】

横浜駅周辺にこれと思うラーメン店が少なく、
どうしてもお隣りの反町まで来ることに…
今回は星印さん、4度目です。
「塩ワンタンラーメン」(950円)を注文。

丁寧な調理で、10分程度で登場です。
スープを飲むと、ふくよかでとても優しい味。
尖ったところはなく、ミネラル感豊かな塩味。
みじん切りにしたネギがスープに良く合う。
麺がつるっと柔らかめの細麺なので、
やや輪郭が弱い感じはするけど、
ほのぼのと食べられる一杯。
ワンタンは前回あまり思わなかったけど、
海老の味わいと肉の旨みのバランスがいい。
餡も皮も大きめなのが5個入っているので、
なかなか食べ応えがあります。

丼がラッパ状なので、具材が多いメニューは、
重力で麺などが重く感じるのが残念かも…
スープに泳いでると、もっと質感が増しそう。

しかし、クオリティの高さは今回も実感。
食べ進むごとに柔らかな気持ちになれる味。
店主が心を寄せているえーちゃんのように、
熱い心に秘めたる優しさ、って感じですかね…

また、伺いますね!


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【3度目の訪問】

横浜に来たので、激戦区反町へ。
今回は、ShiNaChiKu亭さんをスルーして、
星印さんへやって来ました。
午後2時近くで、お客さんはまばら。
「醤油ラーメン」(750円)をオーダーです。

やや時間が掛かり、10分弱で登場。
とってもシンプル。真ん中にチャーシュー1枚。
スープを飲むと、コク深い醤油の味わい。
出汁を味わうと、ベーシックな鶏以外に、
豚らしき味と椎茸らしき和風な甘みを感じる。
とても複雑な表情だが、優しい感触のスープ。

麺は、つややかでしっとりの細麺ストレート。
カドのないまろやかな食感です。
チャーシューは、肉の旨みが良いさっぱり味。
青ネギ長ネギ、二種のネギがスープに合う。

コクや旨みありながら、塩分感も強くなく、
食後感も意外とあっさり。
シンプルながらクオリティの高い一杯です。
750円という価格、食べれば納得ですが、
そのシンプルさから、ギャップは感じるかも…

しかして、安心して食べられる高品質な一杯。
3.6点台ながらあまり混んでないのが意外。
激混みにならないうちに、また来ます!


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【再訪です】

横浜、反町。
ShiNaChiKu亭さんの誘惑をはねのけて、
先月来たばかりの星印さん、早くも再訪です。

昼過ぎの時間帯だが、すんなり入れました。
今回はとにかく塩を食べよう、ということで
ちょっと高いけど、思い切って、
「特製塩ラーメン」(1,050円)をオーダー。

スープは予想通り、海のように自然な塩気で、
ふくよかで優しい出汁を思う存分堪能できる。
旨みがまろやかに立って、とてもおいしい♪
麺は細麺で、しっとり柔らかめの食感。
優しいスープに、とても合う。

半熟味付玉子は、タレが染みゼリー状の黄身。
味がしっかりなので、醤油スープ向けの感じ。
ワンタンは、しっかりした餡の味、
つややかな皮で、食べ応えのあるものが3個。
チャーシューはさっぱりした味ながら、
大ぶりで肉の旨みのあるものが2枚。

具材がギッチリ載っていて、
ラッパ状の丼ぶりの底に麺が詰まっていて、
結構ボリュームがあります。
塩味は、よりまろやかなために、
後半、麺の柔らかさが重く感じる感があるが、
やはりハイクオリティな一杯でした。

気になるのは、やはり価格ですかね…
特製は、チャーシューやワンタンを減らし、
900円台にした方がオーダーが増えそう。

また、横浜に来た際は、うかがいますね。

なお、直近に食べた鷺ノ宮のすぎ本さんと
雰囲気が似てるラーメンだと思って調べたら、
どちらも「支那そばや」のご出身だそうです。
ほんと、偶然でした…


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【初回訪問】

横浜に来たので、反町へ。
ShiNaChiKu亭さんに行こうかと思ったが、
考えてみれば休みじゃないか…
そこで食べログで調べると、
すぐ近くに3.5点台の店舗が他に3つもあるぞ。
全て反町駅を出て右手の大きな交差点を
右に進んだ通り沿い、右手に並んでます。
ラーメン激戦区ですね。
一番遠くのラーメン星印さんへ行ってみます。

ファサードに、星印のソリッドなマークが…
暖簾は、青地に白抜きの星印。
何だか田宮模型のマークみたい…

入ると、奥に細長い店内は、右手に厨房、
それに面してL字カウンター。
左手奥に2~3人座れるハイテーブル席が2卓。
食券販売機はなく、メニューを見てオーダー。
基本、醤油と塩のラインナップ。
デフォのラーメンは750円と、強気の設定。
「醤油ワンタンラーメン」(950円)を注文。

店内見渡すと、矢沢永吉のポスター等が
多数飾られてる。横浜といえば流星軒も、
えーちゃん大好き店舗ですが、お仲間かな…
確かにご主人、リーゼント風のヘアスタイル。
比較的若い方ですが、見てると、
接客丁寧で、仕事ぶりも真摯です。
もう一人、赤ちゃんをおぶって働く女性。
なんだか微笑ましい。奥様でしょうか…
店内はほぼ満席で、お昼を過ぎているが、
入れ替わり立ち代りお客さんがやってくる。
常連さんも多いみたいです。

さて、意外に時間が掛かり、10分強で登場。
麺茹で自体は、1分ちょっとのようですが、
ていねいな準備に時間を取られてるみたい。

出て来た丼ぶりはラッパ状で、
とっても美しいビジュアル。
琥珀色のスープが輝いていて、
池袋のBASSOドリルマンさんや
近くにあるらあめん夢さんのような、
華やかな醤油味の予感。
しかし、スープを一口飲んでみると、
意外にも柔らかな味。
醤油のまろやかなコクがとってもおいしい♫
見た目と異なり、華やかさや味の濃さはなく、
どこまでも優しく上質な味わい。
幾重にも織りなす醤油の旨みに
完全にノックダウンです♪

麺は細麺ストレート。
表面に粒の見える自家製麺っぽい眺めだが、
食べてみると、しっとりしてソフトな食感。
見た目や材料の上質感を感じながらも、
軽い酸味とパフッとした食感が
インスタント風のジャンクさを感じさせる、
何ともワザありの麺。
これはなかなか楽しいラーメンです。

ワンタンは大ぶりのものが5個。
皮が、肉厚ながらツルツル、
プリッとして粉っぽくなく、
具材に豚肉に椎茸や、
おそらく生姜の味が効いて、おいしい。
チャーシューは、肩ロースの
大きなものが1枚入っていて、
しっかりと肉や脂身の味はするものの、
控えめであっさりした味付けが食べやすい。
メンマや青ネギも上質感のある味わい。

ハイクオリティながら優しい味わいの一杯。
食後感も良く、塩分のしつこさもない。
しっかりコクを感じながらも、
無理なく飲み干せる出汁。
ちょっと高いと思った価格も、納得です。

店主のこだわりや人柄が
にじみ出ているようなお店。
今春オープンしたばかりの新店のようですが、
これは名店の予感…

ShiNaChiKu亭さんと悩んでしまうけど、
ぜひもう一度…
今度は塩を試したいです。

  • ラーメン星印(酸っぱ辛いラーメン 850円+半ライス50円)
  • ラーメン星印(ファサード 2018年新春)
  • ラーメン星印(卓上の備品 ※星がかわいい♫)

もっと見る

8位

ShiNaChiKu亭 (反町、神奈川、東神奈川 / ラーメン、つけ麺、担々麺)

2回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/02訪問 2017/02/11

横浜反町の至極の支那そば

反町にやって来ました。
ほぼ1年ぶりにShiNaChiKu亭さんを訪問です。
お昼少し前で空席ありとラッキー。
食券販売機で購入したのは平日限定のセットもの
「ら~めん&ミニチャーシュー飯」(950円)。
醤油ら~めんベースです。

5分程度で出て来ました。
表面を覆う鶏油をゆすってスープを飲むと、
動物系出汁を昆布のミネラル感が支える
優しくも淡い彩りのある味わい。
うーん、やはりこのスープは美味しい♫
ただ、油が多すぎて、繊細な出汁を崩してる。
後半ベタっと重く感じるのが非常に残念。
麺はしなやかながらしっかりした食感で、
相変わらず美味しい麺です。

ミニチャーシュー飯は家庭用のお茶碗程度の量。
繊維質な肉をほろりと裂いた風のチャーシュー。
味付けはタレがやや濃いめで、ご飯に染み込む。
美味しいんだけど、ちょっとオイリーかな…
ご飯粒がタレと油でコーティングされた感じ。
味付けは良いのにこちらも脂が強くて残念。
スープの油と相まって最後は結構キツかった。

あの至極の出汁を油少なめで頼めたらなぁ…
でも、クオリティの高さは横綱級。
店内の雰囲気からも何だか余裕が感じられます。
また定期的にうかがいます。
【10度目の訪問】

反町は、啓蟄の雨。
ほぼ1年ぶりのShiNaChiKu亭さんへ。
店内に入ると、左手に食券販売機があるぞ。
個性的だった口頭オーダー現金前金制が消滅。
しかも、ついに値上げ、いつからかなぁ…
「醤油ワンタン麺」(1,000円)を購入。
ちょっと高い気がする。

店内、お昼過ぎだからか、空いてます。
5分程度で登場しました。
スープを一口飲むと、うおー こりゃうまい♫
まろやかで旨み豊か、濃厚で芳醇な鶏出汁、
ひっそり追ってくる繊細な昆布のミネラル感。
醤油はまとめ役で、酸味はない。
鶏油が多めで、熱々を保ってる。
九条ネギの上品な美味しさがエッセンス。
総じて華やかで若々しいスープです。
ただ、最初はおっ、と感動するけど、
後半は濃く感じてくる。オイリーさも強め。
チャーシューもさっぱり味だけど、
やや脂身のラード感が強めです。

麺は、表面が乳化したようにふわり柔らか、
芯には弾力の残ったハイブリッドな細麺。
ヤワ系の麺としては、クオリティ高し。
ワンタンの出来も素晴らしい。
餡は少なめだがあっさりした味付けがいい。
何より、皮がトゥルトゥル♫ 素晴らしい。
芳醇スープが染み込んでホントに旨いです。
これ、デフォ+200円はお得感あります。

個人的には、濃いめの仕立てが気になる…
味の調整は、つけ麺以外不可とのことで、
油少なめ等のオーダーができないのが残念。
しかし、抜きん出たクオリティは折紙付き。
また、定期的にうかがいますね。

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【9度目の訪問】

横浜方面に来たので反町へ。
今回は"ShiNaChiKu亭"さんです。
醤油、塩に続く第3のマイナーメニュー、
「坦坦ら~めん」(900円 ※旧価格)を
初めて、思い切ってオーダー。
辛さを聞かれるので「普通」でお願いしました。

5分程度で登場です。
水菜がブワッと載ったシンプルな眺め。
揚げニンニクが少し載っていて、
あとは長ネギスライスと、チャーシュー少々。

スープを飲むと、おおっ!?
意外にもとてもあっさり上品な味わい。
辣油の効きは軽く、辛さはあまり感じない。
一般的な担々麺に期待する胡麻感はかなり弱く、
粘度はなくさらりとしたスープ。
キーととなるはずの肉味噌も入っておらず、
揚げニンニクが唯一軽くジャンク感を与えてる。

麺は細麺ストレートで、たぶん醤油と同じ麺。
つややかさとシャキッとした食感が両立して、
小麦の味わいの感じられるおいしい麺。
大量の水菜はスープに沈むとしなっとなり、
こんもり長ネギスライスもスープになじむが、
アクセントとなるインパクトは弱め。

辛くない飲み口だが、なぜか汗をかいてくる。
辣油の濃さは弱い感じだけど、
コショーがスープにかなり混じってるのかも…

この坦坦ら~めん、普通の担々麺を期待すると、
ちょっとギャップがあるかも。
いや、とっても質の高い仕上がりではありますが、
好みは分かれるかも知れません。
価格が900円ではちょっと満足感が低いかも…

醤油や塩と比べて、鶏油が浮いておらず、
スープはとっても塩分感が低く、ライトな味わい。
ShiNaChiKu亭さんのメニューの中で、意外にも、
坦坦ら~めんが最もあっさりしてるという結果に…

やっぱり次はベーシックに醤油か塩ですね…


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【8度目の訪問】

横浜、反町。
今回は星印さんへ行くのをやめて、
久々に"ShiNaChiKu亭"さんを選択。
「ワンタン麺」(950円 ※旧価格)を注文。

改めて思ったが、あっさりと思いつつ、
しっかりしたコクのあるスープ、
たっぷりの鶏油で、華やかで若々しい味わい。
あっさり味だともの足りなく感じる若い方も
自然においしいと思われそうな味。
前回オイリーに感じた鶏油は、
今回はさほど感じなかったが、
それでもそこそこパンチはあります。

ワンタンは餡もさることながら、
長く尾を引くつややかな皮が絶品。
口の中でスープと一緒にとろけます。
麺は、一見やわやわに感じるので、
好き嫌いが分かれそうだが、
表面はつるつる、芯は弾力のあるハイブリット麺で、
なかなかワザありの麺かと思います。

やっぱりここは名店ですね。
激戦反町地区ラーメンのリーダー格です。


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【7度目の訪問】

東横線を反町で強制下車し、やって来ました。
お昼ドンピシャでしたが、空席があり。
今回は「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)に、
九条ねぎ(100円)。
4月以降も値上げはしなかったみたいです。
トッピングに新たにキクラゲが加わってました。

さて、相変わらず早く、5分経たないうちに登場。
スープを一口いただくと、
相変わらずさっぱりながら旨み豊かな醤油味 ♫
でも、今日はちょっとオイリーに感じるなぁ。
鶏油の量が多いのかしら… よく攪拌して頂く。
九条ねぎが、油の感じを中和してくれて、Good。
ストレートの細麺は、シャキッとしつつもしなやかで、おいし~

しかし、どうも今回は、飲み口がオイリー過ぎるなぁ。
スープがあっさりなだけに、油っこさが目立つ。
いつもより量が多いのかな…
それとも、鶏油の質が変わったのかな…
大好きなお店だけに、気になります。

今回はとりあえず☆0.5ダウンさせていただきます。

またうかがいます!


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【6度目の訪問】

もう、横浜界隈に来たら、昼はShiNaChiKu亭さん。
今回は「ワンタン麺」(950円 ※旧価格)を
オーダー。前金制です。

相変わらず美しいビジュアル(涎)
スープの旨みと鶏油の上品な味わいがたまらない。
まさに黄金の支那そばスープ。
スープの絡んだ中細麺を吸い上げるたびに幸せが…♪
ワンタンは、あっさり味付けながら肉の味が引き立つうまい餡と、
柔らかく尾を引く皮が、絶品 ♫
たっぷり入っているので、
最初、950円は高いと思ったけど、納得です。

ここ、おいしくて、ヤバ過ぎるぅ…
近くにあったら、しょっちゅう通うのになぁ。


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【5度目の訪問】

年明け、2か月ぶりの訪問となりました、横浜反町ShiNaChiKu亭さん。
無性に食べたくなりまして…

奇をてらわずに「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)♫

出て来た醤油ら~めんは、やはり絶品だった。
スープ一口めから、もう涙がちょちょ切れる…
深いコクと繊細な醤油の味わいに、ただただ脱帽。
麺はしなやかで上質。とても食べやすい。
九条ねぎは品の良い香りだし、
チャーシューはほろほろと崩れていく柔らかさ。
もう、おいしいよぉ… (涙)

品質の良い材料に、手間ひま掛けた丁寧な調理。
全てが何気ないんですが、極めてクオリティの高い支那そば。
でも、仕上がりは、等身大の心地よさ、食べやすさ、気取りのなさ。

いゃ~ ここは間違いなく名店です。
☆0.5、アップさせていただきます!

また、機会を見つけてうかがいます。


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【4度目の訪問】

ほぼ半年ぶりにやって来たのは横浜反町、ShiNaChiKu亭さん。

今回は、やはり醤油だ。return to basic。
「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)に九条ねぎ(100円)をトッピング。

出て来た醤油ら~めんには、真ん中に九条ねぎがこんもり。
スープを一口飲むと、柔らかな鶏油に深みのあるスープが、泣けるよぉ…
コクがあって旨みの強いダシに、まろやかな酸味の醤油の旨みがたまらない。
九条ねぎをレンゲですくってスープとともに頂くと、上品な苦みが絶妙。
このネギはこのスープにとても良く合う。

麺はウェーブがほとんどない中細麺で、柔らかめの食感。
今回はちょっと柔らかすぎかも。やや、引き上げる箸が重い。
それでも、うまみあるスープが絡んだ小麦感豊かな麺は美味。

やっぱり、ここの醤油ら~めんはおいしい!
折を見て、また伺いますね。


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【ひさびさ 3度目の訪問】

東急東横線方面に来たので、ShiNaChiKu亭さんを思い出し、
トンネル奥深い反町駅で下車。

今回は塩ら~めんを初体験しようと、
「塩味味玉」(=しおみあじたま・850円 ※旧価格)を注文。
しかし、カウンター横に出て来た店員さんと前金で現金決済、って
他店で類を見ないシステムだよなぁ。

落ち着いてメニューを拝見しようと思ったら、もう登場!
早い、2~3分しか立ってないぞ? 立ち食いそばか?

キラキラとゴールドに輝くスープがうまそう。(よだれ)
スープを一口飲んでみると、うわぁ…おいしい♪
特定の味が立ってない、バランスの取れた雑味のないスープ。
旨みたっぷりながら、塩分が弱めで、豊かなあっさり感。
塩味です!という強さがなく、途中で塩ら~めんであることを忘れるくらい。
浮いている鶏油はスープに彩りを与えているが、
結構量多めで、意外とオイリー。

麺は、醤油と違い、ストレートの極細麺。どうりで提供が早いわけだ。
一見、博多ラーメンに近いが、結構しっとり感のある麺で、
硬くはなく、ややスープに埋まってもたつく感はあるが、
スープを良く引き上げてくれて、麺自体も小麦香る美味で、なかなか。

味玉は控えめな味付けで、絶妙の半熟。
チャーシューは脂身がとろりと溶け出すくらいの逸品。
メンマは控えめで上品な味。
水菜はちょっと食感のマッチングが良くないかも。

醤油に比べると、やや主張が弱く感じるものの、
上品でうまみのあるスープはどんどん飲み進めて、完成度高し。
おいしかったぁ ♫

また近くに行った時に、寄らせていただきます。


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【再訪です】

横浜…です。
1か月ぶり、早くも再訪です、ShiNaChiKu亭さん。
楽しみにしてました!

今回は、来る道々さんざん悩んだが、
最高峰の「特ら~めん」(1,050円 ※旧価格)を、結局注文。
ちょっと高いけどな~
チャーシュー2種、味玉、ワンタン3ヶ、って書いてあり、ワクワク。
ちなみに、メニューには、醤油味が「特ら~めん」、
塩味が「○特塩味」(=まるとくしおみ)と、わざわざ書き分けてあるのに、
単に「特ら~めん」と注文すると、必ず「醤油ですか?塩ですか?」と聞かれる。
ので、最初から「特ら~めん、醤油で」と頼んだ方が良いかも。(どうでもいいじゃん)

さて、5分も経たないうちに登場した、特ら~めん。
見るからにボリューミーで豪華。さすが1,000円超え。
いただきます!

スープ、やはり、おいし~ ♪
あっさり醤油風味ながら、とてもコクのある、旨み感の強いスープ。
麺は、つるっ&ぷりんの、ストレート中細麺。
もちっとしつつ、小麦のうまさを感じられて、おいしい。

さて、「特」と銘打たれた具材たち。

まずは、チャーシューが器の片側にぎっちり入ってる。
肩ロースとバラ肉の2種。
肩ロースは肉の旨みが香ばしく、
バラ肉は脂身の部分がトロッとろで、
双方とも、あっさり味付けながら、脂味感の楽しめる仕上がり。
こいつはうまい。(嬉)

ワンタンは、さっぱりながら、噛みしめると肉&ミネラル感が豊富な餡と、
大きくて、尾を引いてるワンタンの皮が、軟らかくて味があり、絶品。
味玉は、黄身がトロリと溶け出す絶妙の半熟状態だが、
味付けは控えめで、スープと合わせて食べるとおいしい。
メンマは相変わらず上質な味。九条ネギはスープにピッタリ。
海苔は2枚で、味が濃くておいしい。

いやー、これ、結構なボリューム感。
チャーシューが、味自体はさっぱりなんだけど、
結構脂身があるため、インパクトが強いのかも…
麺ですが、メニューには160gとの記載で、結構多く感じる。
比較的柔らかめの茹で上がりのため、
特ら~めんの場合は具材の盛りが多いので、
スープ中で埋まってる感が出て、やや重く感じられる。
麺の柔らかめが苦手な方は、この特ら~めんの場合、
最初から麺硬めで注文した方が良いかもしれません。

今回、スープを飲み進むと、単なるら~めんの時より、
ややジャンク感が強いかも…
バラ肉チャーシューの脂身が溶け出してるためか、
やや豚骨醤油のような味わいになってる気がします。

スープまで完食すると、お腹パンパンでした。
お値段が張りますが、満足感はあります。

ただ、個人的にはシンプルなら~めんの方が、
このお店の麺、スープのうまさが最善の状態で楽しめる気がしました。

なんだかんだ言っても、今回も満足!

次は、塩味ら~めんにチャレンジしようっと。


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【初回訪問】

東急東横線、反町駅。横浜の一つ手前です。
食べログでチェックしてあった"ShiNaChiKu亭"さんへ。
駅からは大通り沿いに歩いて数分と近い。
ラーメン店というよりは、洋食店か喫茶店のようなファサード。

店内に入ると、午後1時近くだが、結構空いてる。
L字型カウンターで、厨房がかなりゆったりしている。
店主らしき方と、女性2名で切り盛り。
最初なので、デフォルトの「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)を注文。
食券販売機はなく、口頭注文で、しかもめずらしい前金制。
お店の女性の方が、フロアに出て来て、
注文を聞きオーダーを書き付けながら、その場で精算してくれます。

5分しないうちに出て来ました!
おぉー、超シンプルな眺め。いいねぇ。
こんもり盛られた青々としたねぎがおいしそう!
いただきます。

スープをまずは一口…
ややっ、うまいぞぉ (喜)
ヒットかも… (♪)

あっさりとした醤油味ながら、オイリーなスープ。
鶏油と思われるが、表面にかなり乗っている。
しかして、これが全く脂っこくなく、爽やかと言っても過言でないうまさ。
あっさりスープに適度なジャンク感を与えている。
スープは旨みのあふれるしっかり&塩分あっさりの、ハイグレードスープ。
醤油の控えめな酸味が最高!
こいつはまさしく、支那そば、と呼びたい味だなぁ…

麺はストレートの中細麺。
ずずっとすすると、ひゃー、うまい!
噛んだ瞬間はやや柔らかめに感じるが、芯かもちっ、ぷりっとしていて
細めなのにパスタチックな、小麦香る絶品の麺。
食べ応えもあり、なかなか良いではないか…

しかし、こいつが主役か?と思うくらい
全体のキーになってるのが、山盛りのねぎ。
こりゃ、おいしい! (驚)
九条ねぎですね…
スープと一緒にガリガリやると、鶏油とうまく絡んで、香り高い味わいに…

チャーシューは小ぶりなものが2枚入っており、
控えめな味付けながら、上品な肉の味を感じされてくれて、
ホロホロと柔らかい食感がたまらない、逸品。
メンマは、これまた控えめながら、上質な味付けの施されており、おいしい!

いゃー、ひょんなところで至極の支那そばに出会ってしまった。 (嬉)
ひとつひとつの食材が、厳選され、考えつくされた味になっていて、
全てが融合した時に、品格さえ感じるバランスの良い上質な料理になっている。
でも、街角のラーメンの親しみやすさ、ジャンクさも、ちゃんと醸し出してる。
唯一、750円という価格が、とっつきにくい感じはある。
他メニューも全般的にちょっと高めに感じるかも…

さてさて、塩ラーメンなど他のメニューもおいしそうだが、
今はとにかく、この醤油味をまた食べてみたいです。

近くに行ったら、ぜひ伺います!

  • ShiNaChiKu亭(ら~めん&ミニチャーシュー飯 950円)
  • ShiNaChiKu亭(醤油ら~めん)
  • ShiNaChiKu亭(ミニチャーシュー飯)

もっと見る

9位

中華そば 麺や食堂 本店 (本厚木、厚木 / ラーメン、つけ麺)

2回

  • 昼の点数: 3.0

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2019/08訪問 2019/08/06

華やかで若々しい仕立ての一杯。

【4年半ぶりの訪問】

暑い夏、ラーメン激戦区の厚木。
久しぶりに麺や食堂さんを訪問です。
午後1時半に到着、店頭・店内で4名待ち。
食べログ3.7点台って、凄い評価になってます。

出て来るお客さんを若い女性スタッフがお見送り。
後ろ姿に頭を下げて… ディーラーの営業?(笑)
待ってる間にメニューを手渡す姿は立ち膝姿。
素晴らしいけど、ちょっとやり過ぎ感もある。

10分程度で着席できました。
相変わらずの昭和復古調でファニーな雰囲気。
基本、醤油と塩だが、唐揚げ等のサイドも充実。
以前無かったワンタンというトッピングを発見。
「中華そば」(680円)に「ワンタン」(250円)。
税別表示なので、会計時に1,000円超で高く感じる。

単身、カップル、家族連れなど多彩な顧客層。
リピーターらしき方が目立ち、やはり厚木の老舗。
掛け声の響く店内はとっても活気があるが、
女性スタッフが椅子にぶつかる、バタバタしてる等、
正直落ち着きのない雰囲気にも感じるなぁ…

5分ちょっとで登場です。
茶色のスープに浮いた多めの香味油がキラキラ。
スープを飲んでみると、ふわり魚介乾物系の香り。
複雑な素材がバランス良く旨みを立てる出汁。
優しい出汁なんですが、これ、やけに塩辛いなぁ。
タレ強めで若く華やかとも言えるが、強すぎでは…
香味油は味にクセは無いけど、これも量が多め。
唇にまとわりついて、少々重い感があるかも。

麺線きれいに折り畳まれてる。
滑らかな口当り、適度なコシのある細麺ストレート。
一本が長くて啜り上げにくいが、美味しい麺です。

ワンタン3個。餡がデカイぞ♫
薬味の効いた肉々しい餡はパンチがあります。
ワンタンというより、シウマイが入ってる感じ。
メンマは極太。少々噛み切りにくいかな…
チャーシューは鶏と豚の2種。
鶏はムネかササミの白く淡白な味わい。
豚はしっとりと旨みがつまってます。
後は、青ねぎと海苔1枚。

華やかで若々しい仕立ての一杯。
素材の良さは出汁から良く伝わって来ます。
ただ淡麗と歌いつつ、かなりパンチのある味わい。
若い方でも物足りなさは感じない仕立てですが、
通うごとに塩と香味油の強さが気になって来て、
久しぶりに食べたけど、個人的にはキツいかな…

せっかくの優しい出汁をそのまま味わえたら嬉しい。
薄味でと頼んでみたら、やってくれるのかしら。
【2014年11月訪問】

久々の、麺や食堂さん。
気が付いたら1年も経ってました。
今や、本厚木駅周辺では本丸亭を抑えてトップの3.7点台。
休日の午後2時過ぎてましたが、店内満席です。

今回の注文は「味玉しおそば」(850円)。
メニューが刷新されてましたので、一部写真アップします。
新しく"梅しおそば"なんてメニューもありました。
なお、駐車場も増強されたようで、案内写真をアップします。

相変わらず昭和復古、民芸調の店内には、
懐かしの歌謡曲が流れてます。
カップル率が高いのがこのお店の特徴。
また、家族連れもいて、お子様には、
会計時にワタアメを頂けるサービスも…
こういった雰囲気やサービスの個性が高評価の理由かも。

さて、意外に時間が掛かり、15分弱で登場。
うわぁ、相変わらず美しい眺め。
麺がきれいに横たわっていて、具材の盛り付けバランスに
とっても美的なこだわりを感じます。

スープを一口飲むと、おお~ おいしい♪
塩味ながら、コクと旨みのある出汁と、
香り高い鶏油で、とても華やかな味わい。
あっさりではなく、芳醇な飲み口です。
麺は、極細麺のストレート。
バッツリ切れる小麦の食感がとても印象深い。
華やかなスープと鶏油をうまくまとって引き上がり、
とってもおいしいです♪

九条ねぎは、スープによくあっておいしい。
メンマは柔らかく上質な味わい。
チャーシューは鶏ササミと豚の2枚。
どちらもあっさりした味付け。
味玉は黄身が流れ出す感じの半熟感。
味付はちょっと醤油スープ寄りのしっかりした味。
海苔は濃くておいしく、もやしは茹でてあってさっぱりした味。
揚げねぎは、スープをかなり香ばしく個性的な味に変化させる。
個人的には華やかなこのスープには必要なく感じました。

しかし、食べ進むと塩気が強く感じて来るのが残念だなぁ…
最初の一杯は、のけぞるほどのインパクトなのだが、
最初に味を合わせ過ぎて、飲み続けると後半濃くなる感じ。
まあ、スープをガンガン飲む自分に問題があるんですけど、
あっさり目の仕上がりの方が、出汁の旨みを堪能できる気がします。

餃子やご飯類のサイドオーダーが充実していて、
いつもおいしそうに思うんだけど、ネックは価格。
サイドオーダーを頼むと1,000円は軽く超えるので、
正直、単身ではオーダーに踏み切れません。

とはいえ、地方都市の厚木において、
都心でも引けを取らない、極めてハイクオリティな味。
また機会があったら伺います!


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【食べたくなっちゃったので】

厚木の麺や食堂さんが気になって、
またまた行ってしまいました。

今回はせっかくなので、違ったものを…と悩んだ末、
ちょっと高いけど「肉ねぎそば」(980円)をオーダーしてみました。
注文時に、若い女性の店員さんがひざまづいてオーダーを取ってくれます。
相変わらずの高接客レベルですね。
誰か、居酒屋等でチェーンオペレーションを学んだ人でもいるのかしら…

さて、登場した肉ねぎそば、シャーチューのざく切りと思われる肉と、
しらがネギが、中央部にこんもりと盛られている。
スープは相変わらず旨み満載の醤油味だか、浮いている油がややオイリー。
チャーシューから溶け出してるのかな?
具材の重みで、麺が引き出しにくいぞ。
いつもの美麗でサラサラな麺の感触がないのが残念。
スープがもう少し多ければなぁ…
それに、今回はなぜか湯温が低い。スープの雑味が立ってる。

肉は、チャーシューをザクッと角切りにしたような、肉々しい食感。
いつものチャーシューを角切りにしたもののようだが、
肉らしさを存分に味わえる反面、固まり状となると味がかなり濃く感じる。
薄くカットしてる分にはちょうど良い味付けなのだろうが、
こうしてざく切りにして載せるのであれば味のアジャストが必要かも。
湯温が低く感じるのは、たっぷり載ったこの具材のせいかもしれない。

しかし、肉の味の強さと、スープの濃さ、油のオイリー感、低い湯温、
全てが相まって、全体がとても濃くて重い味に感じてしまうのが残念。(泣)

ねぎそばを謳っているが、しらがネギばあまりアクセントになっておらず、
青ネギ(九条ネギ?)が味の濃さを中和してくれるので、Good。

総じて、かなり肉が入っていて食べ応えがあるが、
価格が980円というのはちょっと高い感じ。
全般的に塩分感が強すぎ、味が濃く感じるので、
いつもの麺や食堂さんのクオリティからは、
かなり遠い感じの味のバランス感でした。

ということで、いったん★0.5ダウンさせて頂きます。

やはり、フツーのシンプルなメニューがいいなぁ…
次からは奇をてらわず、行きます。


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【またまた再訪】

ドライブの途中、厚木に差し掛かったので、
麺や食堂さんへ行ってみる。

このお店は、駐車場に止めてるかどうか、注文の際に尋ねられるが、
駐車区画番号をこたえると、「いつもありがとうございます!」との切り返し。
即座に番号を答えたので、既知のお客だと即座に判断したのだろうが、
このラーメン店らしからぬ、質の高い接客がいいんですよね。

今回の注文は「しおそば」(750円)。
会計時に気付いたのですが、ついこの間まで730円だったのに、
いつの間にか20円値上げされてました。

さて、5分と経たないうちに出て来ました。

見た目は醤油と変わらない、美しい中華そば。
折りたたまれたストレート麺がきれい。

スープを飲んでみると、芳醇な旨み感が口中に拡がる。
塩と言うが、スープの味がしっかりしているので、
薄口の醤油でつくった淡麗なしょうゆ味のようで、
これでも中華そばそのものの感覚。
細麺でコシがある麺にも良く合ってる。

具材は、ゆでモヤシが載っている。
これ自体は控えめな味付けで、箸休めのよう。
メンマは太くしっかりした味で食べ応えあり。
チャーシューは小ぶりのモノが2枚。肉の旨みたっぷり。
輪切りの青ねぎがスープによく合う。

あえて言えば、やはり塩分感がやや強く感じることかな…
ダシの味が豊かなので、もう少し控えめの味付けで良いかも。
そうすれば「上品な」という枕詞が付けられるのに…

しかし、塩味もナカナカの出来栄えです。
食べログでは3.7点台に突入しているようですが、
確かに都内にあったら行列してもおかしくないクオリティ。

帰りは店員さんが店の扉を開けてくれて、
お見送りしてくれます。
このレベルの高い「おもてなし」の接客もあって、
また行きたくなっちゃうんですよね…


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【残暑の厚木】

暑い、厚木です。
あの旨い中華そばを思い出し、またまた麺や食堂さんに…

今回はシンプルに「中華そば」(680円)を注文です。
店内は、夏休みということもあって、家族連れ、グループがほとんど。
子供から大人まで、多彩な客層。
地元に根差した良店ですね…

出てきた中華そばは、よだれの出るほどの美しさ。
表面でキラキラ輝いてる鶏油がおいしいんだよね…
見た感じ、たんたん亭系といった感じの麺の寝かせ方。

今回も、スープ、麺ともに期待を裏切らないおいしさ!
さっぱりシンブルながら、醤油の奥深い旨みのスープと、
コシがありつつ、食べやすい食感で、小麦香る麺、
シナチク、チャーシュー、ノリのシンプルな具材ながら、
極めてハイクオリティな仕上がり。

店内は昭和後期のテーマパークのようで、楽しく、居心地が良い。
接客は実に丁寧で、これもファンを増やす理由のひとつかも。

いゃ~B級グルメの聖地、厚木市はあなどれませんね…
他にも良いラーメン店がありそうですね…

早くも☆0.5アップします!


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【初回レビュー】

小田急線の本厚木です。
神奈川中部の中核都市である厚木市の中心地。
B級グルメ、シロコロホルモンで有名なこの街、ラーメンも激戦区らしい。
その中でトップクラスの実力を誇る麺や食堂さんに行って来ました。
相模川に近い小田急線の橋梁のそばで、道路ぞいに建ってます。
かつて行った記憶があるが、とっても久しぶりの訪問。

木調だが、POP等でにぎやかな外観。
店内に入ると、何だかウッディー&民芸調な雰囲気。
真ん中の大テーブルがカウンター席のようになっていて、
周りにはテーブル席がある。
食券販売機はなく、お店の方に直接注文する方式。
おすすめの「味玉そば」(780円)をお願いする。

厨房に男性2名、フロアに女性1名で切り盛り。
接客はとっても丁寧。
荷物が汚れないようにとカゴを出してくれました。
店内には1980年代のポップスが流れていて、
レジ近くには駄菓子が置いてあったり、
昭和レトロ調のPOPや看板があちこちにあり、
何だかほっとする、とってもリラックスした雰囲気。

5分程度で登場しました!
うわ~♪
麺がきれいに畳まれていて、揃って横たわっている。
何て美しい、中華そば王道のビジュアル。
わくわくするなぁ~
いただきます!

スープを一口。
ひゃ~ おいしい…(喜)
芳醇で深い旨みのスープ。
角がなく、まろやかで、魚介のミネラル感と
それを支える動物系のバランスがとっても自然。
浮いている油がとっても香ばしく、味に輪郭を与えてる。
醤油の主張は控えめ。酸味弱く、ほんわりした味。

麺、こいつもなかなかすごいぞぉ♪
ウェーブのない細麺ストレートで、断面がスクウェアなタイプ。
ふわっと柔らかめの口当たり、芯にコシの残った食感。とってもおいしい!
小麦の香りも奥ゆかしく、見た目同様に上品な味わいの麺。

チャーシューは2枚だが、
丸いロースタイプと脂身の少ないタイプと2種。
特に脂身の少ない方は柔らかでしっとりした口当たりが絶品。
味玉はちょうど良い半熟で、控えめな味付けがスープによく合う。
メンマはしっかりとした味、のりは味が濃くておいしい。

非常にハイレベルな本格中華そば。
決してあっさり味ではなく、むしろ豊かで濃密な味わい。
とってもうまいが、食べ進んでいくと、
少々味が濃く、塩分感が強まってくる気がするのが、残念…
最初の一口をジャストな味付けにし過ぎかなぁ…
これだけ深いダシの出たスープ、
もう少し薄めにアレンジした方が、本来の旨み感を楽しめそうな気がする。

でも、この深い旨みが幸せな気分にさせてくれるのは間違いなし。
何だかんだで、結局スープまで完食してしまった。(トホホ)
食べ終わったところで、お猪口に入った黒ウーロン茶をいただきました。
飲むとさっぱりとして、良いサービスですね。

さすがは激戦区でトップクラスを行くお店。
もう長く続いているお店のようだが、
店の雰囲気づくり、接客含め、日々研鑽されているように感じます。

他に塩味もあるので、ぜひまた行ってみたいです。

  • 中華そば 麺や食堂 本店(中華そば734円+ワンタン270円)
  • 中華そば 麺や食堂 本店(外観)
  • 中華そば 麺や食堂 本店(レジ横の駄菓子スペース)

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10位

タンメンしゃきしゃき 新橋店 (新橋、汐留、内幸町 / ラーメン、餃子)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/12訪問 2016/12/11

あっさりながらコクがあって食べ応えのある絶品タンメン

【5度目の訪問】

新橋、ビルの合間から青く深い冬の青空。
タンメンが食べたくなって、しゃきしゃきさん。
気が付けば前回から2年の月日が経ってました。
「タンぎょうセット」(1,000円)にします。

出て来たタンメンを見てまず思ったのは、
丼ぶりが古くなったなぁ~ 絵柄がかすれてる。
モヤシ中心にたっぷり盛られた野菜、美味しい♫
ほど良く味が染み、しゃしきゃき食べる楽しさ。
厚手の豚肉片が結構入ってて、ボリューミー。
麺は手打ち風の太麺でコシがありパスタチック。
麺はやや少なめ、野菜たっぷりのバランスで、
あっさり野菜味が移ったスープがたまりません。

餃子。大ぶり5個。
もちもちの皮、細かく練られた餡、うまい♫
ジューシーさはないが、あっさり食べやすく、
ニンニクがほど良く効いて、ボリューム満点。
この餃子、タンメンより看板メニューでは?
餃子でライスたっぷり食べたら美味しそう。

今回も期待を裏切らない味でした。
また食べたくなったら伺いますね。

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【4度目の訪問 2014年11月】

新橋を通過するたび思い出すんですが、
なかなか来れない、タンメンしゃきしゃきさん。
半年ぶりの訪問です。
12時ちょっと前だったので、すんなり入れました。

今回は「しゃきしゃきタンメン」(700円)に、
マイナーな「国産岩のり」(150円)を購入してみました。
その岩のりは、別皿に盛られて登場。
これ、どうするの??
とりあえず、丼ぶり野菜の上にパラパラ載せてみた。
でもこれじゃあ、スープに浸からないよなぁ…

あっさりしたスープは、もの足りないほど塩分感低し。
もやしや太めにカットされたニンジンなど、
絶妙の半レア感な茹であがりが、しゃきしゃきとおいしい。
岩のりは、載ってるだけの状態でガリガリ食べても
あまり風味や味を感じない。
スープに浸けて少し置いてみると、
のりの味わいがスープに溶け出して、よいアクセントになった。
でも、正直、ミスマッチな感じ。+150円はちょっと弱いかな…

改めて思うに、野菜をガシガシ食べるボリューム感はあるものの、
いわゆる街中華の昭和風タンメンと比べると、
非常にあっさりした食後感の、とってもヘルシーな一杯。
昼食の一週間のローテーションに挟みたいメニューですね。


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【3度目の訪問】

電車で新橋を通り過ぎるたび、なぜかタンメンを思い出す。
なかなかタイミングが合わなかったが、
久々に新橋でお昼になったので、タンメンしゃきしゃきさんへ。

そんなに悩むことのないメニュー。
餃子を付けるか、付けないか、ですね。
今回も「タンぎょうセット」(1,000円)にしようっと ♫
ただ、この1,000円という価格に躊躇するんですよね…
でも、4月の増税で値上げしていないところが嬉しい。
今回はお昼の無料のライスを頼んでみました。

登場したタンメン、しっとり&シャキッと感の
バランスが良い野菜たちがとってもおいしい。
スープはあっさりながら旨みのある典型的なタンメンスープ。
麺は手打ち風のピロピロ太麺で食べ応えあり。

しかし、無料ライスを頼んだら、
餃子とのコンビネーションがGood♪
カリッとして肉厚のもっちり皮に包まれた
ジューシーさはないがしっとり&ガッツリ詰まった餡が
食べ応えがあっておいしく、これが白飯に合いまくり!
いゃ~ タンメンそっちのけで、餃子ライスが主役になっちゃった。
単品でオーダーすると450円なので、
無料ライスで十分楽しめると思ったが、
このライス、麺類注文の方だけ無料なんだって。

正直、タンメンと餃子が合うとは思わないけど、
淡白なタンメンを補う意味でのガッツリした餃子スタイルなんですね。
全部食べたら、お腹パンパンになっちゃいました。

時折、無性に食べたくなる味ですね。
気分の問題だけど、1,000円じゃなくて、980円にしてほしいなぁ…


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【再訪です】

無性にタンメンが食べたくなって、新橋、シャキシャキさんへ。
食券販売機の前でしばし悩んだが、思い切って、
「タンぎょうセット」(1,000円)を購入。

5分強で、タンメン、餃子ともに登場。
餃子は、レギュラーサイズのものが5個。
食べてみると、皮がカリッとしつつも、もっちり厚手でおいしく、
具材は、細かく刻まれ練られていて、水っぽくないしっかりとした食感。
ニンニクがそこそこ効いていて、野菜と肉の旨みが混然となって、
とってもおいしい餃子だなぁ…
それなりにボリュームもあり、+300円と考えるとまずまずのCP。
ただし、トータル1000円という設定が高く感じるのは否めないけど…

タンメンは、やっぱりおいしー♫
オーソドクスながら野菜のコクが深いタンメンスープは絶品。
意外な太麺は、もちっとパスタチックで、個性的だがピッタリ合う。
モヤシや青々としたキャベツがシャキシャキとおいしい。
うーん、おいしくて、嬉しいなぁ♪

セット1000円の価格はどうしても躊躇してしまうが、
食べてみると、餃子のクオリティも高く、幸せいっぱいの気分になれる。
昼はライスが無料なので、たくさん食べても大丈夫な方は、
タンメンのかたわら、餃子でライスを食べるという楽しみ方もできます。

あえて言うと、店内の整理整頓と、清掃をもう少しきちんとすると、
狭いながらももう少し気持ちのいい雰囲気になるんだけど…

また、定期的に通いたくなっちゃう感じです!


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【初回訪問】

サラリーマンの聖地、新橋にやって来ました。
とてつもなくタンメン食べたい気分だったので、
以前からチェックしていた、タンメンしゃきしゃきさんの新橋店へ。
SL広場の先の柳通りを左手に、飲食店のひしめく中を進み、
桜田公園を抜けた先、右手にありました。

引戸を開いて入ると、左手に食券販売機。
メニューは、タンメンと餃子のシンプルメニューで、
タンぎょうセットに魅かれたが、1,000円という価格に躊躇し、
「しゃきしゃきタンメン」(700円)に、バター(100円)をトッピングで購入。

奥に細長い店内は、左手にカウンター席、右手に2人掛席が並び、
右手奥に厨房があるが、壁に囲まれてよく見えない。
中央部にコート等が掛けられるえもん掛けがある。
狭いが、比較的きれいな店内。

5分ほどで、初めバターだけが小皿で登場し、
ほどなくタンメン本体が登場。
こんもり野菜がおいしそう ♪
バターを載せて、いただきます!

スープは、古典的な清湯ではなく、半濁したタイプ。
野菜の出汁の旨みと、ベースの動物系のコクが融合して、
何とも言えないおいしさ… (泣)
一瞬、塩分感を感じるが、それも圧倒的なうまみ成分の錯覚と気付く。
コクがありながら、後味の良い、あっさりスープです。
溶けたバターを混ぜていただくと、これまたドンピシャのうまさ ♫
スープにまろやかさが加わって、涙ものです。

麺は、手打ち風の、ウェーブの強い平打ち太麺。
ピロピロしているが、コシが強く、噛みごたえもあり、豪快な食感。
このパスタチックな感じが、コクのあるスープによく合う。

主役の野菜は、こんもりだけど、思ったほどのボリュームでなく、
誰でもさっぱり食べられそうな量感。
モヤシに、キャベツの葉部&芯部、ニラ、豚肉片、ニンジン。
タイトル通り、シャキッとした食感が気持ちよく、
野菜の旨みが生きている。
ニンジンはやや太めに切ってあるので、甘みがアクセントに。

調味料に生姜の瓶が置いてあったので、
スプーンでちょっとすくって入れてみると、
爽やかでほろ苦い生姜の味が、コクのあるスープを変化させ、
また異なったおいしさを楽しめる。
さらに、自家製と謳われているラー油を少量試してみると、
油のまろやかな辛みがスープの輪郭を際立たせ、これもナカナカいける。
後半は、この生姜とラー油を混ぜ合わせて、
ややジャンクな味わいを楽しむことに…

スープの飛び跳ねに注意しながら、シャキシャキと食べ進み、
スープまで完食!

おいしかったぁ…

あっさりながらコクがあって食べ応えのあるタンメン。
ときおり、無性に食べたくなりそうな味です。
このお店、昼食の良いバリエーションになりそう。

餃子も食べてみたいけど、セット1,000円はちょっと高いなぁ…

新橋駅からそんなに遠くはないので、
また、うかがいます!

  • タンメンしゃきしゃき新橋店(外観)
  • タンメンシャキシャキ新橋店(タンぎょうセット・1,000円 タンメンアップ)
  • タンメンシャキシャキ新橋店(タンぎょうセット・1,000円 餃子アップ

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