たりらんさんのマイ★ベストレストラン 2018

レビュアーのカバー画像

たりらんのランチガイド

メッセージを送る

たりらん (60代前半・男性・神奈川県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

支那そばや 鶴ヶ峰店 (鶴ケ峰 / ラーメン)

13回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2020/02訪問 2022/02/06

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。

大好きだった支那そばやさんが無くなったことに気付かず。
コロナ禍でラーメン店に行けなくなった中で。
気付いた時のショック、悲しさ。
こんな状況でなければ、定期的に行ってたのに。

早くこんな状況が終わってほしい。
ゆっくり、安心してラーメンが食べられるようになってほしい。


【14度目の訪問】

春浅い鶴ヶ峰にやって来ました。。
新宿、小杉方面からJR直通で来られるんですね。
でも駅前はいつもと同じ。てくてくと歩きます。

午後1時半の到着、店頭に並び無し。
食券販売機で「塩ラーメン」(800円)を購入。
常連さん主体の店内はもの静か。
細身で一見気難しそうな店主が慣れた手つきで調理。
支那そばを存分に味わう雰囲気に溢れてます。

5分ちょっとで登場。
大きめの丼ぶりになみなみと注がれたスープ。
思わず口元が緩みます。
一口飲むと、しゅーっと引き込まれる柔らかな味。
複雑で滋味深い、優しい味わいが拡がります。
いやぁ… やっぱ、うめー♫
尖ったものなく、逆になんの素材かすぐ分からない。
いろんなものが融和しちゃって丸い味わいになる。
素材のエキスって、こうして一体になるんだ。
でも今回はやや塩ダレが強めで濃く感じました。

麺は細麺ストレート。ぷっつり、しこしこ♫
美味しいです。適度な啜り心地、すっと切れてく。
微妙な茹で加減で質が変わる麺のようで、
なんだか食べるごとに印象が変わる気がする。

チャーシューは煮豚調厚切りバラロール。
意外と塩味が強いことに気付く。食べ応えあり。
個人的に唯一違和感。途中で食べ飽きるんだよなぁ…
こんもり真ん中に長ねぎの粗みじん。
浮くのは揚げニンニク。
この二つがスープに絶妙のアクセント♫

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
たっぷりスープを最後まで完飲して幸せ。
このクオリティのスープを惜しげもなく注ぎ、
比較的多めの麺なのにきれいに泳ぐ。
まったくもって、自分には理想的な一杯なのです。

時折、ここまで足を運んで、
自分の中における基準点を確かめます。
ラーメンって、奥深くて、素敵な食べ物ですね。
【13度目の訪問】

食べたくなってやって来ました鶴ヶ峰。
相鉄線はもうすぐ都心直通運転で盛り上がってる。
駅から15分くらいひたすら歩きます。

午後1時過ぎの到着で店頭2人待ち。
でもすぐに案内されました。
「ラーメン」(800円)に「味付玉子」(100円)。
消費税絡みか、50円ばかり値上げされたようです。

5分程度で登場。
大きな丼ぶりにたっぷりと黄金色のスープ。
飲んだ瞬間、じわーっと来るミネラル感。
うわー うまいわぁ♫
見た目の淡さから想像もつかないうま味豊かな味。
どうしたらこんなに深い味わいになるのか。
複雑な素材が織り成すふくよかで角のない味わい。
それでいて塩辛さのない自然な仕立て。
すーっと体の奥底に染み込んでいく。

麺は細麺ストレート。今日はやや硬めでしこしこ。
スープに泳いできれいに啜り上がる。
小麦の素朴さとスープの優しさが口の中で融合。
いやぁ、めっちゃ美味しいわぁ♫

薬味の青ねぎのほのかな土臭さがスープに合う。
チャーシューは分厚い煮豚風であっさり味。
トッピングの味玉は何の変哲もない固ゆでです。
玉子そのものの味だが、表面ほのかに八角の香り。
スープと一緒に食べればこれはこれで良いかも。

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
スープのうま味の深さにただただ感動です。
こんなに優しく温かみのあるスープ、他にはない。
しかも惜しげもなくなみなみと注いでくれて…
だから何度もわざわざ来たくなっちゃうんです。
お腹タプタプになろうとも、一滴も残せない(笑)

また来ます!
【13度目の訪問】


八月を過ぎゆく通り雨の鶴ヶ峰。
蒸した空気を押して支那そばやさんまで歩いてく。
午後1時過ぎ、店頭に1人待ち。5分程度で入店。

今回は「塩ラーメン」(750円)を購入。
出て来た丼ぶりには黄金色のスープがなみなみ。
スープは淡々とした動物系と香味野菜からの旨み。
流れ行く優しい味わい、体の中に染み込む感じ。

麺は極細麺ストレート。
やや柔めの仕上り、少しダマ状で上がって来るけど、
あっさりしたスープに自然とマッチする小麦感。

浮いてるのは長ネギみじん切り?
前回は玉ネギかと思ったが、これ長ネギだよね(笑)
あっさりスープにほのかなエキス感が合います。
揚げネギは軽い味なのでそれほど主張しない。
メンマはビターで美味だけど、チャーシューは重め。

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
安心して食べられる優しくて温かい味わい。
スープから漂ういろんなものから香り立つ旨み。
静かに流れる塩だれ、ほんのり香る。
美味しいですよね♫
そして、穏やかな気持ちになれる。

またうかがいますね。
【12度目の訪問】

鶴ヶ峰、支那そばや。
駅からてくてく歩き、また来てしまいました。
今回はシンプルに「ラーメン」(750円)にします。

平日の遅い昼下がり、空いてます。
常連さんにお店のおばちゃんが気さくな声掛け。
しかめっ面のご主人の手際のよい調理。
大きな窓から明るい陽ざし、麺を啜る音。

5分経たないうちに現れた丼ぶり。
黄金色に輝く溢れんばかりのスープ。
思わず口元が緩みます。
飲んだ瞬間に優しく温かく流れゆくうまみ。
動物系、香味野菜、乾物など立体感のある味。
ほんとに美味しいなぁ…

そして細麺を無心に啜ります。
気持ちよくスープの海に泳ぐ麺。
つややかに啜り上がって来ます。すずーっと。
これだよなぁ、理想的ならーめんの姿。
海苔、チャーシュー、メンマとシンプルな具材。
幸せな気分になります。

朴とつさに隠れたクオリティ。
王道を行き、ゆるぎないラーメン造りへの自信。

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
【11度目の訪問】

何度訪れてもタイトルはこれがぴったり。
またまたやって来た大好きな支那そばやさん。
店内は午後2時なのに7割方入ってます。
てくてく鶴ヶ峰の駅から歩いて来るのは私ぐらい?
そのくらいご近所or車の常連さんばかりです。

今回は「塩らーめん」(750円)にします。
着席後、5分ちょっとで登場しました。
もう♫ 黄金色のスープが丼ぶりに溢れんばかり。
このビジュアルだけで泣けて来ます。
飲むとふわり広がる動物系の柔らかな旨み。
カドの取れた塩タレのまろやかな味わいが包む。
うわぁ~ うまいなぁ♫
真ん中に浮いた玉ねぎ粗みじんの辛みが良く合う♫
って… え、玉ねぎ!? ずっと長ねぎだと思ってた。
玉ねぎ外側の薄皮部分が多いので勘違いしてました。
甘みを抑え、辛味を活かした仕立てです。

麺は塩用の極細麺ストレート。
多加水気味の細麺が糸のようにスープに泳ぐ。
ヤワめですが滑らかにすすり上がりダマにならない。
ふわりと口解けて行く食感がたまりません♫
優しいスープと混じり合って穏やかな味わいに。

チャーシューは肉厚バラロール1枚。
橋で持ち上げるだけですっと切れる柔らかさ。
メンマはほんのりビターでなかなか美味。
メンマ増しがあったら良いのになぁ。
もう一つの薬味は揚げネギ。玉ねぎと合いますね。

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
塩味はシンプルな分、出汁の動物系のコクが伝わる。
全く尖った部分がなく、ほんのり優しい。
誰もが笑顔で、美味しかったぁと言いたくなる一杯。
まったく素晴らしいお店です。

まさに自分のラーメン嗜好の核心に位置する味。
また定期的にうかがいますね。
【10度目の訪問】

相鉄沿線に来たので、大好きな支那そばやさんへ。
冷たい北風の中、鶴ヶ峰からてくてく歩く。
午後1時半過ぎ、ややっ、臨時休業か?
店頭に一台も車がないので一瞬びっくりしました。
店内に入ると5~6人の入りと珍しく空いてる。
今回は醤油の「ワンタンメン」(950円)にします。

ものの3分程度ですっと登場。
なみなみ溢れんばかりのスープに思わず頬が緩む。
飲んでみると、うわぁ~♫ うめー
醤油の爽やかな酸味に続いて、口中に拡がるうまみ。
ぶわぁあっと動物系など複雑な旨みが満ち溢れます。
それでいて、まろやかに包み込むような後味。
いやぁ、こんな美味いスープが他にあるか?
しかも、見てみて、こんなにタップリ!
近年の新淡麗系のスープ少なめへのアンチテーゼ。
もう、大好きです♫

麺はしなやかな細麺ストレート。
究極の上質ヤワ麺で、めちゃ美味しい♫
華麗にスープに泳ぎ、啜ると優しく口どける。
シュッと噛んで、ほんわり溶ける食感が見事です。
これ、硬め指定よりノーマルがお勧め。
スープと相まってほのぼのした気持ちになれます。

ワンタン、皮はまるで布のようにシルキーで厚手。
テロテロながら重圧感のある口当りです。
コクあるスープに染まって、実に美味♫
餡は少なめ、圧倒的に皮の存在感が大きいです。
これが5個も入ってるので、ボリューム感満点。

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
この味、もう完全に心の故郷です。
どんなに新しいラーメンを食べても必ずここに戻る。
何だか自分のラーメンの原点のような一杯です。

ぜひいつまでも続いていただきたいお店。
また定期的にうかがいますね。
【9度目の訪問】

曇天の冬空… 鶴ヶ峰、支那そばや。
午後1時過ぎに到着、珍しく店頭に5人待ち。
意外にも初めてだなぁ、店頭に並ぶのは…
でも回転速く、5分程度で入店できました。
今回は久々に「塩らーめん」(750円)を購入。
着席して5分経たないうちに登場しました。

塩は、口が広く浅めの平べったい丼ぶりです。
溢れんばかりのなみなみスープ…
スープを一口いただくと、柔らかく抜けて行く旨み♫
動物系ながら優しいコクを支える複雑な素材の味。
塩ダレは白醤油かと思うような丸くふくよかな味。
薬味の粗刻みねぎと揚げねぎが浮きつ混じりつ…
体に染み込むなんとも絶妙なバランスの味わい。
あー やっぱりうまいわぁ…♫

麺は極細のほぼストレート。
加水率はやや控えめながら、しなやかで滑らか♫
軟度はなく、噛んだ瞬間ねっとりと適度なコシ。
ああこれ、やっぱり醤油より微妙に細い麺。
厨房を見てるとやはり醤油と塩は麺が別モノ。
塩専用なんだ… 茹で時間も微妙に短めでした。

具材。塩で嬉しいのはほうれん草。
スープに泳ぐ緑が美しく、茹で柔らかく香ばしく。
チャーシューはバラロール、肉の味がしっかり。
あっさりの塩には映えて良い組み合わせかも。
あとはビターなメンマ。シンプルでいいなぁ…

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
何が好きって、惜しげもなく注がれた大量のスープ♫
ボリュームのある麺量がきれいに泳いでる。
そして滑らかにすすり上がり、躍動する。
途中で何度もレンゲを運びたくなるスープの魅力。
まさに自分が思い描くラーメンの理想形です。
そしてそのネクタールを丼ぶりの淵まで飲み干す…
こんな幸せがあるでしょうか。

また、うかがいますね♫
【8度目の訪問】

とんでもなく酷暑の鶴ヶ峰。
支那そばやさん、駅から遠いわぁ… 汗ダラダラ。
午後1時過ぎの到着、店内は空席あり。
今回は醤油系「ワンタンめん」(950円)です。

厨房ではご主人をはじめおなじみのスタッフの方々、
手慣れてゆったりとした動き、気の置けない雰囲気。
常連さんが多く、和やかなムードです。
エアコンをガンガン効かせてくれて嬉しい♫

5分程度で登場です。
ひゃあ~ いつもながらなみなみのスープに惚れる。
飲んでみると、うわぁ、これこれ♫
なんて美味しいの…
香り立つ醤油、じわりコクのある出汁、深まる旨み…
優しくて、滋味深くて、醤油のまろみ柔らか。
それでいて、しっかりと余韻を残す味わい。
すごいなぁ、やっぱりすごい。

麺は極細麺ストレート。
表面はふわり柔らか、しっとりとコシの残る麺、
まるで稲庭麺のようで、極めてハイグレード。
この口当りの優しさと、芯の残る食感が見事。
スープにもドンピシャの茹で上がりです。

ワンタン、大きめのもの、5個。
皮は肉厚ながらてろりしなやかに口どけます。
餡はほんのり生姜の効いたあっさり味。
もう、美味しいなぁ♫ ボリュームも満点。
青ネギがスープに良く合います。
海苔、メンマもあっさりとアクセント。
チャーシューは分厚いスネ肉煮豚風。
これが違和感なんですよね… まあ好みですが。

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
もう、このタイトルは永遠に変わりませんね…
こんな素晴らしい一杯を創れるのはここだけ。
わざわざ暑い中歩いてきただけの喜びがある。
こんな首都圏を代表するラーメン店が、
ラーメン不毛地帯の相鉄線沿いにあるのが意外。
お近くの方がホント羨ましいです。

またがんばって定期的にうかがいます!
【7度目の訪問】

鶴ヶ峰駅から歩くけど、遠い。
それだけの価値があります。
午後1時半頃の到着、店内は空いてる。
今回はシンプルに「ラーメン」(750円)です。

ワンタンがない分目立つ、波打つスープ。
飲んだ瞬間、じわっと来る動物系の深い旨み。
何度も、何度も繰り返し押し寄せる旨み。
素朴さの中に漂う、筋の通った旨み。
醤油は酸味とまろみとコク、全てが活きてる。
出汁の旨みと相互に支え合い、相乗効果を生む。
とろり流れる鶏油。
青く香る品の良い九条ねぎ。
麺はつややかで、口当りふわり柔らかな極細麺。
口の中でとろけ小麦の旨みがスープと共に拡散。
柔らかなのにコシを保ち、最後まで埋もれない。
活き活きと躍動する秀逸な麺です。

支那そばと呼びたいのはこういう一杯。
ほんとに美味しいです。
その素朴さ、温かさに隠れた高いクオリティ。
個人的には本店を超えてる気が…
相鉄線の駅から離れた道路沿いに、
こんなにすごいお店があるなんて。
ホントにご近所の方が羨ましい。
行列してないのが奇跡に感じます。

また相鉄線に来たら伺いますね♫
【6度目の訪問】

相鉄線って、しかしラーメン不毛地帯。
選択肢はほぼなし、支那そばやさんしかない。
鶴ヶ峰駅から、まあ暑い中15分近く歩く。
でも、それだけの価値はありますから…

午後2時過ぎ、すんなり座れました。
でも入れ代わり立ち代わりお客さんが来ます。
今回は醤油系「ワンタンめん」(950円)です。

丼ぶりからスープがこぼれんばかり♫
はち切れそうなワンタンたち。
スープ、コク深い動物系の旨みが包み込む、
なんともまろやかで素朴な味わい。
醤油から来る香ばしい味わいが尾を引きます。
カドなくどこまでも優しい味わい。
とろり浮いた鶏油が絶妙に唇に絡んでくる。
やっぱり、美味しいわぁ♫

麺は極細麺ほぼストレート。
ふわり柔らかめの食感で小麦感高い。
引きが重めですがスープが多いので泳ぎます。
カタめ注文も目立つけど、このヤワ感好きです。
スープの朴とつさに麺が溶け込んでるんです。

ワンタンは厚手でつるんとした皮が迫力。
5個が混然一体、わやくちゃで、圧倒的存在感。
スープと一緒にするり食べる、この幸せ♫
醤油味とほんと良く合いますよね、ワンタン。
薬味の九条風の青ねぎも、実にうまいです。
バラロールチャーシューだけやっぱ浮き気味…

いやぁ、やっぱりね、美味しいんです♫
自分の中では全くもって理想形。
支那そばと呼びたいのはこういう一杯です。
洪水のように押し寄せる潤沢なスープ。
なかなか減らないボリューミーな麺量。

お店を出た時の満足感、幸福感♫
がんばって歩いて来て、良かったぁ…
6度目にして★0.5アップです。
また、相鉄線に乗ったら伺いますね。
【5度目の訪問】

相鉄線、鶴ヶ峰、支那そばや。
暑いです、だって駅から遠いんだもの…
午後1時頃で1名待ち、すぐ座れました。
今回は「塩ワンタンめん」(950円)。

10分程度で登場。
もう、幅広丼ぶりに溢れんばかり。
スープなみなみ、ワンタンがっつり。
スープは柔らかくて旨みのある塩味。
うわぁ♫ 美味しいなぁ…
ただ浮いてる鶏油が結構オイリーに感じる。
心なしか今回は塩分もやや強く感じる。
麺は極細麺ほぼストレート。
毎回細くなった気がする麺。
つややかで引き上げは重めだが、美味しい。
かなりの麺量で食べても減らないなぁ。

ワンタン、餡は香ばしく旨みがある。
しかし、テロテロ皮がめちゃ美味♫
これ、かなりの小麦ボリューム感。
5個入ってて、小麦分だけで麺大盛相当。
かなり食べ応えあります。

みじん切り長ねぎと揚げねぎ。
少しずつスープに溶かして味わいを楽しむ。
メンマはビターで旨みの強い味付け。
バラロール肉厚チャーシュー。
ほろほろ崩れる柔らかい食感。
これがかなり味が濃いめ。
もしかして全体の塩加減に影響してるかも。

小麦香るワンタンがボリューミー。
食べ終わる頃にはお腹パンパンです。
しっとりながら食べ応えのあるワンタン皮。
これは比類なき美味しい皮です。
でも、今回は塩加減、油感がやや強く残念。
塩の場合は意図的に強めに当ててるのかしら。
どちらかと言うと醤油の方がお勧めかも…

しかしハイレベルな支那そば、間違いなし。
また伺いますね♪
【4度目の訪問】

日差し暖かな鶴ヶ峰。
支那そばやさん目指しテクテクと歩く。
期待に胸膨らむからか距離が長く感じるなぁ…

午後1時過ぎに到着、店外に並びなし。
今回は「ワンタンメン」(950円)を購入。
運良くすぐに座れました。
日差しの入る店内は明るく穏やかな雰囲気。
何だか店主が佐野さんのように見えるなぁ。

10分経たないうちに登場です。
うわぁ〜 琥珀色のスープが美味しそう♫
一口飲むと、口中に溢れ出すうまみ。
動物系と複雑な材料から醸し出される、
信じられないくらい深く濃いうまみ。
ほんのり酸味のある醤油の美味しいこと。
優しくも芳醇な味わいのとりこになります。

麺は細麺ストレート。
つるんとヤワめの仕立てながら、適度なコシ、
小麦感溢れる上品な味わいがたまりません。
一本が長くて啜りにくいけど、量もたっぷり。
スープとのバランス、最高です。

ワンタンは肉厚で柔らかい皮がスープに馴染み、
口の中でとろけて行く、涙モノの味わい。
餡はスパイス感あっさりの品の良い味付け。
大ぶりなもの5個と、お得感満載です。

青ネギは相変わらず良い仕事してます。
スープに軽く苦みを与えてくれてる。
海苔は小さいけど、美味。メンマもうまい。
チャーシューは肉々しい脂身多めのバラロール。
やはり個人的にはあっさり脂身の少ないものが
この一杯には合うと思うなぁ…

まさに、これぞ支那そば。
いや、すべてのラーメンの原点の一杯と言っても
過言じゃないかもなぁ…
自分としては本当に大好きな、しっくり来る味。
戸塚の店よりこちらの方が美味しく感じます。

マイナー立地なのが難点だが、有力ラーメン店が
ほとんどない相鉄線では、貴重な存在。
また機会を見てうかがいますね♫
【3度目の訪問】

11時半に到着。
しかし、最寄りの鶴ヶ峰駅から遠いなぁ。
近くにお住まいか、車の方がほとんどだろう。
店内は、ほぼ満席でした。
今回は「ラーメン」(750円)の食券を購入。
正油の、シンプルバージョンです。

5分弱で登場。
スープがなみなみで、思わず口元がほころぶ。
あっさりしつつも、上質な旨み成分が伝わる。
鶏ガラベースながらも複雑な材料から染み出た
奥ゆかしい出汁の旨みがたまりません♫
醤油はほんのりで、ほど良い酸味が舌を打つ。
やんちゃさを残しつつも、塩分感が低く、
いくらでも飲めてしまう美味なスープです。

麺は細麺ストレート。つややかな表面。
やや柔らかめですが、粘りの残った食感。
なみなみスープにきれいに泳ぎ、
最後まで滑らかにすすり上げられます。
スープが主役と思ってる自分にとって、
これぞ、理想とする構成比です。

青ねぎが美味しい。薬味増しはないのか?
チャーシューは、相変わらず個人的には
しっくりこない。バラ肉のロール風。
あっさりモモ肉などを添えてほしいなぁ。

シンプルなラーメンは、具材が載ってない分、
麺とスープのバランスが最適ですね。
ごてごてよりも、お勧めです。
スープの海に気持ちよく泳ぐ麺。
最高です♪

しかし、優しい味だなぁ…
まさに、これぞ、支那ソバ。
満タンスープだが、残せるわけもなく。

何の変哲もないことの素晴らしさ。
ここに淡麗系の原点を見ます。
☆0.5ランクアップさせて頂きます。


==================================
【再訪です】

相鉄線に乗ったので、鶴ヶ峰で下車。
久々に支那そばやさんへ行こうと、
てくてくと暑い中、お店目指して歩く。
10ヶ月ぶりの訪問です。

お昼12時半頃だが、幸い並びなし。
今回は「塩ラーメン」(750円)に
「味付玉子」(100円)をトッピング。
座って3 分ぐらいで登場、って、はやっ…

黄金色のスープは、やや濁った感じで、
一口飲むと、非常にあっさりした塩味。
旨味すら抑えめで、スムーズな飲み口。
浮いている薬味が、玉ねぎの粗みじん切り。
意外ですが、これがスープに優しい甘みと
野菜エキス感をブレンドし、美味しい♪
他に薬味で揚げネギも入っているが、
ちょっと変わった臭みが増すので、
個人的にはいらない気がしました。

麺を引き上げてビックリ。
醤油バージョンと違って極細麺です。
どうりで登場が早いわけですね。
つややかで、ゆるすぎない食感。
淡白な味なので、スープと同化してしまい、
優しい味だか、メリハリに欠ける感も…

味付玉子は、固茹で感と黄身の半熟感の
ハイブリットな仕上がり。味はあっさり。
チャーシューは肉の味が強め。

塩分感が低いので、安心してスープまで完食。
あっさり優しい味の塩ラーメン。
クオリティの高い仕上がりです。

個人的には、ハッキリとした仕上りの
醤油味の方が好みかなぁ…
次回、また訪れる機会があれば、
再度、醤油味のラーメンを食べてみたいです。


==================================
【初回訪問】

横浜市旭区の鶴ヶ峰。
あの支那そばやさんに行ってみました。
本店ではないですが、
本店を超える3.6点台(2014年9月時点)。
醤油らーめん好きとしては、
一度は行ってみたかったお店。

国道16号沿いのロードサイドにあります。
駐車場は店頭に7台ぐらいかなぁ。
隣にも駐車場があるが、ブックオフ等の入る
商業施設の駐車場なので、ご注意。
歩くと鶴ヶ峰駅から15分程度でちょっと遠い。

午後1時を過ぎていたが、店頭に並びなく、
店内で3人待ち。
入口すぐ左手に食券販売機があります。
正油か塩のシンプルなラインナッブ。
デフォは750円。
正油の「ワンタンめん」(950円)を購入。
5分程度で着席できました。

店内はゆったりとしてて、結構広く、
厨房を取り巻く変形コの字カウンターと
4人掛けテーブルが2卓。
オープンして15年ぐらい経つようだが、
昭和風のロードサイドチェーン店みたい。
ご主人がほとんど調理を切り盛りされており、
その他補助に3人の、計4名で切り盛り。

お客さんは実に多彩。
業務途中の男性陣は当然ながら、
ご年配のご夫婦や、若者、カップル、
女性お一人様もいらっしゃってます。
常連さんが多い感じで、ご主人と挨拶したり、
気が置けない雰囲気です。

タイミングが悪かったのか、
15分程度掛かって登場。
1ターンで4食の提供のようです。
出て来たワンタンめん、なんとも美しい眺め。
並々と注がれたスープは迫力満点。
いただきます。

スープを一口。
うわぁ~ おいしいなぁ♪
角がなく、ふくよかで、旨みあふれる醤油味。
塩分感はあるし、雑味ないクリア味でもなく、
どことなくやんちゃでジャンクさを感じる味。
でもね、すんごく優しいんですよね~
ノスタルジック。
青ねぎがとっても良く合います。

麺は細麺ストレートだか、
つややかさとモッチリ感のある食感。
やや柔らかめだが、何だか落ち着く味わい。
時間が経つと、インスタント麺のように
くたっとしてきますが、
これがまたスープとの相性抜群で、泣けます。

ワンタンは、大ぶりなものが5個入ってる。
厚めの皮は、ツルツルしこしこ絶妙の食感。
餡は少なめだが、これぞワンタンめんという
感じのジャンクさ。
食べ応えもあり、デフォ+200円の価値は
十分にあります。

チャーシューは、分厚く切った、
ロール状のバラチャーシュー。
味付はかなり控えめだが、
肉の味がかなりしっかりしていて、
個人的には、ピンと来なかった。
あっさり、薄切りのももチャーシューでも
載せてほしかったかなぁ…

麺がギッチリ入っていて、量はかなりある。
男性でも普通盛で十分な量です。
麺を食べ終わって満腹だったが、
このスープは残せなかった。
完食です。おいしかったぁ♫

屋台や街中華で食べたラーメン、昭和の香り。
「支那そば」と呼ぶにふさわしい、逸品。
丁寧に創られてるのに、やんちゃな味。
近くにあったら、通っちゃいますよね…

塩はどんな味なんだろう。
近くに行くことがあったら、
ぜひまた寄りたいです!

  • 支那そばや(塩ラーメン 800円)
  • 支那そばや(ファサード 2020年2月)
  • 支那そばや(ラーメン800円+味付玉子100円)

もっと見る

2位

食堂七彩 (都立家政、鷺ノ宮、野方 / ラーメン)

5回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/06訪問 2018/06/22

稲庭乾麺による究極の中華そば。

紫陽花の花ところどころの鷺宮。
久しぶりに七彩さんを訪問です。
午後2時近く先客1名と、相変わらず混まない名店。
今回は「稲庭中華そば大盛・醤油」(920円)。
喜多方らーめんは並・中・大盛全て同料金だが、
稲庭はさすがに大盛100円増し。
せっかくなので稲庭を存分に楽しもうと珍しく大盛。
見てると大鍋で泳がせて5分以上茹でてます。

登場した稲庭大盛、うわー、麺線がきれい。
丼ぶりは同サイズなので、膨らんだようにたっぷり。
麺の表面が乳化したように半透明になってます。
すすると、ふわっと柔らかく口解けていく。
ひゃあ、ヤバい、めちゃ美味いよぉ♫
ヤワヤワなのに最後に粘りのあるコシを感じる。
小麦の上質な味わいがたまりません♫
大量に入った大盛の麺、1.5倍はあります。
なんというぜいたく… 食べてもなかなか減りません。
沢山あるのに固まらず、軽やかに持ち上がる。
やっぱ、この麺はすごかった。

スープは最初に軽く煮干の香る優しい味わい。
その後しっとり押し寄せてくる深い旨み。
醤油が素朴でどこか田舎然としてる、懐かしさ。
それでいて、曇りのない上質な味わい。
美味しいスープだなぁ♫
少しづつ麺がスープに染まり味の彩りを増していく。
ほんのり土臭い長ねぎや、なめこの朴とつさ。
反対にスパイシーで酸味ある洋風な味のメンマ。
非常に品の良い味付けの鶏肉のかたまり。
いやぁ、全くもってケチのつけようがない仕上り。

稲庭乾麺による究極の中華そば。
ホントに大好きです。この一杯。
今回は稲庭麺がたっぷり食べられて幸せ。
ただ、かなりボリューミーなので、
バランスとしては通常盛りの方が美しいかも…

しかしいつも何でこんなに空いてるんだろう。
まあ、ゆっくり食べられてありがたいんですけどね。
また定期的にうかがいます。
【6度目の訪問 2017年初秋】

秋の初風吹く都立家政。
七彩さんが食べたくて西武新宿線を強制下車。
ワクワクしながら、今回は初心に戻り、
「稲庭中華そば・醤油」(820円)です。

美しく巻かれた麺、褐色スープに光る鶏油。
スープを飲んだ瞬間、衝撃が走る。
なんじゃ、こりゃ~!(古)
うまい、うま過ぎる♫

なめこ茸と軽く煮込まれたスープ、
上品で香ばしく薫り立つ醤油の味わい。
なめこ茸のとろみがスープにほんのり移り、
どこまでも深くコクのある出汁。
爽やかに駆け抜ける醤油の酸味。
複雑な素材が活き、重層的で曇りのない出汁。
優しくてまろやかで体に染み込むうまみ。
すごいなぁ! すごいよ!
こんなにも完成されたスープって、あるんだ。

それで、稲庭の乾麺。
口に入れた瞬間、ふわりと口解けるのに、
しっとりとしたコシが追いかけて来る。
すすり上げるたびに優しい食感に涙が出ます。
乳化した麺の表面をスープがコーティング。
コクのあるスープに混じり舌に落ちていく麺。
その美味さ、震えるほどの快感です♫
この稲庭乾麺、マジ、ハンバないです。
これほど優雅なラーメンの麺が他にあるか?

具材のアダルトでシュールなマニアックさ。
まあ、とにかくなめこ茸が美味すぎる♫
ふわり軽く、香ばしい味わいがビター。
シナチクはスパイシーで洋風な仕立て。
スープの酸味と香ばしさにカチッとハマります。
品良く軽い酸味の、全くもって大人な味付け。
これはいったいナニモノだ?
蒸したのか煮込んだのか上質な鶏肉の小片。
もう、スープに良く合うんですよね。
中心に載ってる新鮮な刻みネギも、秀逸♫
スープの味わいに新鮮な苦みを送ります。

稲庭乾麺による究極の中華そば。
何もかもが融合し完成された一杯です。
素朴で優しいのに抜群のクオリティ。
曇りなくバランスの良い上質な仕上がりは、
食べる者を感動させ、造り手に感謝すら覚える。
これは個人的な感想ではないと思いたい。

この稲庭中華そばに5.0点!と思ったが、自重。
こうなったら無理やりでも定期的に通いたい。
付近にお住まいの方が心底羨ましいです。
【5度目の訪問】

晩夏の都立家政。七彩さんに行こう♫
午後1時近く到着で先客2名と今回も空いてます。
杉本さんといい西武新宿線は混まない名店揃い。
よそ者からは何だかもったいなく感じちゃう。

今回は「喜多方らーめん・塩」(820円)。
食券を渡す際、中盛(200g)で注文です。
厨房を見てると、麺を注文してから切ってます。
伸ばした生地を大きな包丁でカットしていく。
最後にまとめて丁寧に手揉みし、湯に投入。
期待が膨らみますね。

10分程度で登場しました。
やや小ぶりな丼ぶりに麺がたっぷり。
スープを飲むと、何とも優しい味わい♫
醤油味とはまたちょっと異なる素朴さ。
煮干からの爽やかな酸味がたまらない。
若干濁った出汁は素朴でカドがなく柔らか。
動物系の味はあまり感じません。
あっさりだがうま味は豊かで、塩もまるい味。
細かく刻まれたネギがエッセンスに。
美味しいスープだなぁ♫

麺は平たくてウェーブがかった太麺。
しっとりした口当り、ぷりっとした弾力感。
いやー これ美味しいわぁ…♫
ピロピロしてるけど、きちんとコシがあります。
小麦の味が濃くて、上質感のある味。
スープの酸味にとってもよく合います。
しかも、最初はすっと淡白な味わいながら、
スープを吸って味が微妙に変化していきます。
時が経つ毎に彩りを変える、まさに七彩麺です。

具材はシンプル。
小ぶりのチャーシュー2枚。
バラ肉風と肩ロース風でどちらも上質な味わい。
あっさりと肉のうま味が美味しい。
極細切りのメンマはスパイシーで洋風な印象。
酸味あるスープにピッタリ。

手打麺と煮干出汁が優しい喜多方らーめん。
塩だとより出汁の素朴さが感じられます。
しかし、七彩さんって、大人の味ですよね。
上品で優しくて、かつ、ほっとする素朴さ。
何を食べても美味しいです。
麺は中盛200gでごく普通の量のイメージ。
この上質麺を多めに食べたい方はぜひ大盛で。
なんてったって、同額ですから。

5度目にして、一段☆アップです。
こんな素晴らしいお店が近くにあったらなぁ…
また機会を見つけてうかがいますね。
都立家政にやって来ました。
ほぼ1年ぶりの七彩さん訪問です。
午後2時近くに到着、店内先客3名と空いてます。
ここ、なぜか混んだところを見たことがない。
今回は「稲庭中華そば・塩」(820円)に。
厨房は店主なのかワンオペレーション。
5分ちょっと掛かって登場です。

やや小ぶりな丼ぶりに麺がぎっちり。
持ち上げると表面が乳化したように白く、
ふわりと柔らかくとろけるような口当りながら、
芯にはしっとり細くコシがある唯一無二の食感。
品の良い小麦の香りと味わいが素晴らしい♫
すすりあげ、次々と口の中で溶けてゆく。
うどんみたい、でもやはり中華そばのような…
これはすごい麺だなぁ。

スープは複雑な素材と思われる上質な味わい。
うわぁ…美味しいなぁ♫
極めてあっさりしており、丁寧な旨み。
その優しく素朴な味わいは和食料理のよう。
麺の柔らかさと相まってやや粘度を感じる。
その麺、埋まってる感はあるが引き上げ軽やか。
渾然一体となってほのぼのとした美味しさです。

具材は、一口サイズの鶏肉の塊が3個。
スープで煮たようで、とても淡白な味わい。
珍しいのが、なめこらしきキノコ。
ぬるぬる感はほぼなく、柔らかくスープに合う。
メンマは穂先風のものがカットされた感じで、
強い酸味、香辛料が効いたエスニックな味付け。
これがなぜか優しいスープによく合う。
酸味がスープに溶け出して味わいを変えて行く。
薬味の長ねぎ輪切りが意外とどっさり載ってる。
ザクザク新鮮なエキス感がアクセントになる。
最後にスープに浸したら、上品なお鍋のよう。

素朴で優しくも上質な稲庭中華そば。
すごくクオリティ高く、個性的な一杯です。
麺、スープ、具材、そのチョイスと仕立て方に
ひとつひとつ驚きと感動があります。
それらの素材がきれいに組み上がって、
他では真似のできない一杯に仕上がってます。

いやぁ… さすがに七彩さん、美味しかった♫
ちょくちょく来られたらなぁ〜
つくづくご近所の方が羨ましいです。
【3度目の訪問】

ほぼ1年ぶりに食堂七彩さんを訪問。
午後1時過ぎで先客2名と意外に空いてます。
今回は食べたかった喜多方らーめんシリーズ、
「味玉らーめん」(970円)を購入。
味玉が150円なので、結構な高額になります。
醤油か塩味、並/中/大盛が同額で選択できる。
食券を渡す際に「醤油・中盛」でオーダー。

厨房は男性お二人で切り盛り。
5分強で登場です。
小さめの丼ぶりにスープが溢れんばかり。
飲んでみると、おお? 煮干じゃないか…
煮干と醤油からの酸味が華やかに香り、
動物系はあまり前面に出てこない仕立て。
まろやかとか優しい味という感じでなく、
あっさりだが、比較的シャープな味わい。
塩分感は強くないが、旨味がよく出てる。
非常に質感の高いスープです。

麺は、手打ち風極太の平打ち麺。
しっとりして周りはフワリ、芯はねっとり。
絶妙のハイブリッドな食感が素晴らしい♫
これはすごい麺だなぁ…
青竹打ちに近い、優しい印象ですね。
酸味あるクリアなスープと対照的で相性抜群。

味玉はケーキのようなしっとりした仕上がり。
とても上品で控えめな味付けが美味しい。
ただ+150円ってやはりちょっと高いかも…
チャーシューは2種2枚。バラとロースかなぁ。
バラの方は脂が美味しくしっかりした味付け。
もう一枚は最初食感が硬いが、噛んでいくと
旨味が溢れて溶け出す不思議なチャーシュー。
メンマは細くてややスパイシーな味付け。
食感よくスープにもよく合って、美味しい♫

ちなみに中盛の麺量は200gらしいが、
普通にちょうど良いぐらいの量でした。
たくさん食べたい方は大盛がお勧め。
こんな上質な麺を同額で増量なんて良心的。

非常にクオリティの高い煮干らーめん。
自分の喜多方らーめんに対するイメージ、
動物系の優しい味とはちょっと違ってけど、
とっても美味しい一杯でした。
塩味チョイスや、他に味噌や担々麺など、
まだまだ食べたいものがたくさん。
でも都立家政って、なかなか来れないよなぁ。
こんなすごいお店が近所にある方が羨ましい。
目の前はばりこてさんだし…


=================================
【久々の再訪】

久しぶりにやって来た都立家政。
2年ぶりに食堂七彩さんへ行ってみます。

口コミのタイトル通り、前回訪問時は、
東京駅に出店して、ここを業態変更した頃。
喜多方ラーメンの著名店だと思って行ったら
主力が東京駅に移ったせいかメニューになく、
デフォの"らーめん"を頼んで乾麺にびっくり、
でも、それが美味しかった記憶があります。
今やその東京駅のお店も閉店してしまい、
たった2年、隔世の感があります。

午後1時過ぎに到着、先客4名。
3.7点台の高得点店舗なのに混んでない。

食券販売機を見ると、稲庭中華そば系と
ルーツであるの喜多方らーめん系の2本柱。
他に煮干、担担麺、季節モノなどもある。
今だからわかる前回の"乾麺"、稲庭ですね…
喜多方らーめんも食べたい気がするが、
ここは前回の感動の確認も含めて、
「稲庭中華そば・醤油」(820円)。
麺の量を聞かれるので、中盛でオーダー。

店内は、淡い木調で柔らかいイメージの
相変わらずおしゃれな雰囲気。
スープ一杯分を小鍋で温め、鶏肉を投入。
麺は、やはり乾麺をパラパラと大鍋に。
丁寧な調理で、麺茹でも意外に時間を掛け、
10分ちょっとで登場です。

小ぶりな丼ぶりに、ギッチリ麺が入ってる。
麺を食べてみると、うわぁ…美味しいや♫
ふわっととろける様な柔らかい口当たりだが、
芯はしっとりと残ったハイブリッドな食感。
一瞬茹で過ぎかと思うけど、
時間が経っても全くスープに埋もれません。

スープはとっても優しい味♪
動物系だけなのかな… ダシ的な和風な感も…
どことなく田舎のお鍋のような朴とつな味。
でも、塩分感低く、ベースは上質な印象です。
なめこが結構入ってて、
スープに旨みと粘度を与えてる。
鶏肉は一口大のものがコロコロと。
さっぱりクセのない味で美味しい。

何だか田舎で煮込みうどん、
鍋の〆うどんを食べてるような感じ。
懐かしくて、優しくて、温かい味…
でも、素材感の良さ、隠れた工夫がある。
ラーメンと言い切れる料理ではないけど、
そんなジャンル分けは無意味、
そう思えるほど、おいしい一杯です。

ちなみに中盛は乾燥状態で110g。
食べ終わってみたら、普通の量でした。
並盛は70gなのでちょっと少なそう。
また、食べ盛りの方なら大盛がお勧め。

混まないけど、常連さんらしき方々が
入れ替わり立ち代り訪れます。
さりげなくもクオリティの高い一杯。
近くにあったら通うのになぁ…
都立家政に来る機会があれば、
今度はぜひ基本の喜多方系を試したいです。


=================================
【初回訪問 2013年1月】

ふと訪れることになった、
西武新宿線、都立家政。
そういえば、以前、博多ラーメンの
ばりこてさんに行った時、
前に有名店の七彩さんがあったなぁ…
ずいぶん前にチェックしたっきり、忘れてました。
よし、行ってみよう!

駅から商店街を北に歩いていくと、
右手にばりこてさんの暖簾が見える。
そのはす向かいだよな…
何にも看板が出ていない。
よく見ると、ビルのやや半地下の1階。
何だか前見た時と違う気が…
(リニューアルしたことを知らない私…)

入ってみると、何だかオシャレな雰囲気。
ホワイトとナチュラルウッドを基調とした、
柔らかい色調の内装。
入って左手に食券販売機があるが、
全く予備知識なく来たので、前で悩む…
喜多方ラーメンのお店だと思っていたのに、
先頭ボタンは和歌山中華そばとあるのはなぜ?
(リニューアルしたことを知らない私…)

さんざん悩んだが、
シンプルに「らーめん」(770円)を購入。
770円って、ラッキーセブンだなぁ…
(七彩に掛けてるんだよね)
食券を提示すると、「塩」か「醤油」かと
聞かれたので、醤油、と答える。

厨房は男性2名で切り盛り。
カウンター10席程度のこじんまりした店内、
とてもきれいで落ち着く。
見ると、投入した麺がパスタのようにまっすぐ?
乾麺なんだな… めずらしいなぁ…

5分強で登場です。
見た目、焦げ茶色に濁ったスープが
ジャンク感を感じさせる。
いただきます!

スープを一口。
ひょえ…… (驚)
おいしいよぉ… (涙)
何じゃこりゃ、醤油だぁ!
何て、うまい醤油?
ほのかな甘みと、シャープな酸味が、
まったくもって絶妙。
うまぁい! 醤油好きにはたまらないぞ。
見た目のジャンクさとは裏腹の、品の良い味。
塩分控えめで、動物系&魚介系の
旨みがブレンドされたスープは、
あっさりながらコクがあり、完成度高し!

そんでもって、麺!
細麺のシンプルストレート。
乾麺であることがどういう意味か分からんが、
ともかく、素直に食べてみたら、
こいつは絶品ではないか?
麺をよく見ると、外側が透明でつるつる、
ぶりんぶりんで、食感滑らか、優しい味わい。
しかし、芯はコシのある、小麦の香りが残る麺。
盛り付け時に何度も麺とスープを混ぜていたが、
つやつやの麺にスープがよく絡んで、うまい。
もしかして、超スグレモノではないだろうか?

ネギはシンプルだが、いくつかに切り分けられ、
輪ネギ部分をスープと一緒にかじるとおいしい。
チャーシューは、赤みを残した調理法で、
柔らかい肉質で超あっさりした味付け。
スープとよく合うように工夫されている。
メンマはうす味ながら、
ビターな味わいをアクセントとして与えてくれる。

いゃー、もう、ウルトラにスープが旨いのと、
異彩を放つ、つるつる&もちもちのナゾの乾麺が
抜群のコンビネーション。

帰って調べてみたら、口コミが少ないぞぉ…
超有名店なのに、なぜ?
そっか、リニューアルしたんだ… (超、恥)

いまいち人気なさげだなぁ…
とっても、おいしいのに。
前と相当変わっちゃったのかしら…
(七彩そのものを知らない私…)

でもね、ここ、絶対うまいですよ。
先入観なしで、一度試してみて下さいませ。

  • 食堂七彩(稲庭中華そば 大盛・醤油 920円)
  • 食堂七彩(ファサード 2018年仲夏)
  • 食堂 七彩(稲庭中華そば・醤油 820円)

もっと見る

3位

中華そば つけ麺 甲斐 (久我山、富士見ケ丘、三鷹台 / つけ麺、ラーメン)

5回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2025/11訪問 2025/11/04

中華そばの朴訥度ランキングぶっちぎり一位。

ひょんなことから久我山に。
久我山と言えば甲斐さんかぁ…
5年前のコロナ出始めの頃来たっきり。
行列、混雑、自分にはハードル高い。
でも、見るだけ見てみよっと。

抜けるような秋晴れの神田川沿い。
なんか昔から1ミリも変わってないファサード。
店頭ベンチ、いちにいさん…5人待ちやん。
時は14時。つい最後尾にすわっちまった。
食べられるかな…
そこからなかなか進まない。
店主が暖簾を上げた直後、25分経って店内へ。
コロナ以降でこんなに並んだの初めて…

入って左手に食券販売機。
楽しみにしてたチャーシュー麺はなんと売り切れ!
えー 悲しい。
しかたなくデフォの「中華そば」(700円)を購入。
700円って、きょうびめちゃ安く感じる。
5年前から50円しか上がってないのがすごい。

店主お一人、黙々と調理。
店内も初訪問から10年以上ほぼ変わってない。
なんか時が止まったような懐かしい気持ち。
カウンター間には衝立が残ってて、
静かで大声でしゃべる人もいないので行けそう。

5分ちょっと掛かって登場。
丼ぶりもそばの眺めも変わらないなぁ…
スープの量が以前の並々感から減ったかも。
飲んでみると、うわー ほのぼの素朴な味。
乾物魚介系を中心に香味野菜や動物系など、
複雑な出汁を組み合わせたように感じられる味。
尖りなく丸くて柔らかいコクの醤油タレ。
香り立ちバランスの良い香味油。
いやぁ…ため息しか出んわ。
実に温かく、素朴な味わいです。

麺は強いウェーブの中太麺。
つるんと啜れて、食べるとなぜか手打ち風、
低加水気味でねっとりしつつ、でも軽い麺。
何にそれ?と言われそうだけど、そうなんです。
パフ感あり噛み応えあり、屋台風のクセもあり。
素朴なスープをたっぷり引き上げるウェーブ。
いやぁ、うまい…

チャーシューはたったひと切れ…涙
食べるとスモーキーフレーバーが鼻に抜けて行き、
香ばしさと共にしっとり味の染みた肉の旨味が。
うわーーうめーー!
一個じゃヤダ! 悔しい!笑
隣りの人がサイドのチャーシュー丼食べてた。
その手があったのか!くそっ
海苔は三角に切られたおかめ伝統。
メンマはビターで柔らかく酸味も残る絶品。
全てが美味すぎる。

中華そばの朴訥度ランキングぶっちぎり一位。
ずっと変わらない味をひたすら作り続ける。
お店の雰囲気も全く変わらず。
ただただ朴訥にいつもの一杯を作り続ける店主。
久々来店して、正直感動すら覚えました。
3.6点台という高い点数を誇りながら、
華美になることもなく奢らずいつも通り。
さすがは甲斐さん、好きです。

チャーシューが切れない時間にまたうかがいます!
【7度目の訪問】

久々にやって来た久我山は春満開。
甲斐さんに午後1時頃到着、店頭5人待ち。
いやいや、気が付いたら1年半ぶりの訪問。
建物に付いた長椅子に腰かけて待ちます。
目の前に神田川、日差しがもう暑いぐらい。
15分くらい待って、入店です。

食券販売機で「チャーシュー麺」(950円)を購入。
相変わらずカウンター7席の狭い店内。
店主お一人、無駄のない動きで黙々と調理。
お客さんは地元の方が多い印象です。

10分ちょっと掛かって登場。
スープを飲むと、うわぁぁ…♫
ふわり来る地味深い味わい、いいなぁ…
乾物魚介系と動物系がミックスされたような旨味。
あっさりとした仕立てで主張は弱めの仕立て。
横から醤油の素朴な酸味が漂ってくる。
柔らかくて、素朴で、優しくて、ふわぁ…♫
うわん… メチャ、美味しいやん♫

麺はウェーブの掛かった中細麺。
つるつるでもなく、低加水のパサ感もなく、
ずりずりと啜れる意外と軽い麺です。
でも、食べると小麦感強いねっとり食感。
なのに、フワゆるな食感はどこかインスタント。
なんだー これ♫ ヤバいよなぁ、このうまさ。

チャーシュー。6枚載ってます。
食べた瞬間、鼻に抜けていくスモーキーな香り。
うわぁん、これだよ、この香り♫
湿っていて香ばしくて、肉の旨味があって…
何だろな、なんかとっても、アンニュイな感じ?
甲斐さんの一杯を形づけてるのはこれかも。

スモーキーフレーバーの絶品チャーシュー麺。
いやぁ… いつ食べてもほんとに美味しいです。
カドなく優しい味わいと、どこか残るやんちゃさ。
そこに来るアダルトで品のあるチャーシュー♫
ホントに美味しいです♫ 絶対必須!
田舎もんなのか、かっこいいんだか(笑)
厨房での店主の動きを見てると実に真摯。
いまや3.7点台となりましたが、何も変わってない。

ホントに好きなお店です。
また、定期的にうかがいますね。
【6度目の訪問】

曇天の久我山。
久々、1年ぶりの甲斐さん訪問です。
午後1時半、店頭に2名待ち。すぐ入れました。
今回も「チャーシュー麺」(950円)にします。
相変わらず店主お一人、実直そうな仕事ぶり。

5分ちょっとで登場。
丼ぶりにスープがなみなみ。これですよ、これ♫
ほのかな魚介系の香り、優しい出汁の味わい。
うわぁぁ…
おいしい…
動物系、香味野菜、乾物なの? 複雑で深い味。
尖らない醤油タレ、どこまでも丸い味わい。
体に染み込むような旨みと絶妙の塩加減。
やばいわ、これ♫ ホントに大好きです。

で、チャーシューです。分厚いカットが5枚。
肩ロース風、すっと歯が入る見事な柔らかさ。
とたんに拡がる華やかなスモーキーフレーバー!
うわー めちゃくちゃうめー!
ひやぁ… 泣けてくる♫
燻製の香りと肉の控えめな味わいが結合。
あっさり臭みない肉の旨みが引き立って来る。
口の中で匂い立つスモーキーな味わい。
このチャーシュー、やっぱり、すごいな!
5枚食べても、全然しつこくないです。

麺はウェーブの強い中細麺。
つややかながら麺芯にしっとりコシのある仕立て。
どこかやんちゃで、どこかのどか。
スープをまとって、すずーっとすする幸せ♫

スモーキーフレーバーの絶品チャーシュー麺。
このチャーシューは芸術品ですね♫
スープの優しさ、麺の素朴さも見事にマッチ。
気取りないのにどうしてこんなにも胸を打つ?
このチャーシュー麺、甲斐さんの神髄を感じます。

自分の好みにハマっただけかもしれませんが、
ぜひ多くの方に食べてもらいたいお店です。
また定期的にうかがいますね♫
【5度目の訪問】

残暑の久我山。
久しぶりの甲斐さん、気が付けば2年ぶりです。
その間に山梨のおかめさんには伺いましたが…

午後2時近くで並び無し、店内はほぼ満席。
2年経つけど、何にも変わってません。
朴とつな店主がひたむきに調理されてます。
今回は「チャーシュー麺」(950円)です。

5分ちょっとで登場しました。
三角のり、まあ、なんとも素朴な眺め。
スープを飲むと、うわー、美味しい♫
ふわりと香る煮干しの優しい味わい。
深みのある動物系などの複雑な出汁。
酸味のないまろやかな醤油味。
懐かしく素朴ながら、涙が出るうまみ。
みるみるうちに体に染み込んでいきます。
あー なんだか、ほっとする。
やっぱり甲斐さんはすごいや♫

麺は低加水気味でウェーブのある中細麺。
すすり上げはつるり優しく、コシのある食感、
ねっとり密度高い麺芯は小麦感の強い味わい。
スープに混じって武骨でやんちゃながらも
味わい深く輪郭のハッキリした麺です。

で、チャーシュー。
いつも肉増量ってしないけど、このお店は別。
これがまた、美味いのなんのって♫
1センチ近くある厚切りチャーシューが5枚。
食べた瞬間のスモーキーな味わいが特徴的♫
肩ロースらしき肉は脂身の入りバランス良く、
スネ肉のようにほろり崩れていく肉質が絶妙。
味はしっかりついているが、全くクドさなく、
燻製感が旨みを増して、めちゃ美味しい~♫
何枚食べても重くなく、飽きない味です。

うまみ溢れる素朴で絶品の中華そば。
やはりこのうまみの深さが甲斐さんのすごさ。
しばらく尾を引き、また食べたくなります♫
親しみやすい味なのに、隠れた上質感。
スモーキーなチャーシューも見事。
重くないのでここはチャーシュー麺必須かも。

いつまでも変わらないたたずまい。
大好きです、また伺いますね。
【4度目の訪問】

久我山は春の冷たい雨。
1年以上経ち、甲斐さんへ久々の訪問です。
雨で午後2時近く、先客2名と空いてます。
食券販売機を見ると、若干値上がりした様子。
中華そばは600円から650円、
チャーシュー系は+100円になってます。
「チャーシュー麺」(950円)を購入し、
初めて「塩味」でオーダーです。

出て来た塩チャーシュー麺、
やや薄めながらも褐色に濁ったスープ。
一口飲んでみると、うわぁ…
これはおいしいなぁ ♪
ほのかな煮干の香り、優しい動物系の出汁。
ジャンクで懐かしい味わいながら、
雑味のない丁寧さとこだわりを感じます。
醤油の味がない分、出汁のうまさが光る。

麺はウェーブ強めの中細麺。
しっとりした食感と軽さが両立して、
懐かしいインスタントチックな味。
チャーシューは肉厚のものが5枚。
スモーキーフレーバーがたまらない。
すね肉のような繊維質の食感ながら、
柔らかく煮込まれスッと切れる食感、
脂身と肉のうまさを生かした味付け。
ビールのつまみにしたら美味しいそう…

ノスタルジックな味わいながら、
計算しつくされた感のある丁寧な一杯。
やんちゃさの陰に隠れたクオリティに
いつもやられちゃいます ♪

近くにあったらいいのになぁ…
久我山にお住まいの方がうらやましい。


====================================
【3度目の訪問】

久々にやって来ました久我山。
午後1時を過ぎてるのに、店外に3名のウェイティング。
神田川に向かって待つと、日差しが暖かい。
10分程度で入店。
今回は「チャーシュー麺」(850円)にしました。
相変わらず寡黙な店主がお一人で丁寧に仕事を進める。
10分程度かかって登場しました。

スープがおいし~♪
煮干しのビター感に雑然としたジャンクな旨み満載の味。
これはもう、中毒になりそうな味わいですね。
ウェーブの強い中太麺をずずっとすすると、
麺にも味が付いてるかのようなインスタントラーメン感が味わえる。
やんちゃで、ノスタルジックなラーメンだなぁ…
やや厚めにカットされたチャーシューは4枚。
燻製臭が香り豊かでたまらない。
肉質は柔らかく、素朴な味付けで、実においしいチャーシュー。

あー おいしかった…
気持ちにストンと落ちる、朴とつな味です。
好きだなぁ… この味。

☆0.5アップいたします!


============================================================
【再訪です】

夏の暑さも一段落の、落ち着いた街、久我山。
たまたま昼時に井の頭線に乗ったので、強制途中下車。
ずっと行きたかった甲斐さんに、ようやく再訪です。

今回も、「味玉そば」(700円)にしました。
出て来たラーメン、何ともノスタルジックな中華そばview。
そして、やはり、うまかった!

もう、たまらなくジャンクで、旨み満載のスープ。
茶褐色でやや濁ってて、煮干しの香りがビターな感じ。
複雑で芳醇、雑然として混沌たる濃い旨み感がたまらない。
麺は小麦感があってややハードながら、
強いウェーブが拾うスープと混然一体となった味わいが最高。
燻した香りの高いチャーシューは相変わらず美味…

いやぁ… (放心)
やはりここの中華そばはおいしい♪

決して上品ではなく、街角の味なのだが、
思わずほろっとする安心感と優しさがある。
実直そうな店主の丁寧な調理を見るにつけ、
その実、かなり工夫されてるラーメンなのだろうと思う。

なかなか行く機会がないのが残念ですが、
何度も通いたくなるお店です。

また行きたいな…


============================================================
【初回訪問】

京王井の頭線、久我山。
落ち着いた街並みは、気持ちの良い秋晴れ!
駅を南側に出て、道路を挟んで真正面にあります「甲斐」さん。
食べログを見て、行って来ました。

白い大きな看板が目立つ。
神田川沿いの歩道に面して建ってます。
お昼ドストライクに到着したためか、
お店の前、7人ほどのウェイティング。
建物に長い腰掛けがくっついていて、
神田川に向かって、座って待つ。
秋の日差しがぽっかぽかで、ぼーっとするなぁ…

15分程度待って、店内に入る。
入って右手に券売機。
シンプルな中華そばは、600円とかなり安い。
今回は、「味玉そば」(700円)を購入。

カウンター7席だけで、
長い三角形の、かなり狭い店内。
比較的若めで優しそうなご主人がお一人で切り盛り。

10分弱で登場です。
超シンプルなビュー。
味玉、メンマ、刻みネギ、小さめのチャーシュー1枚、なぜか三角形のノリ。
いただきます!

まずは、スープを一口。
褐色でやや濁りのあるスープ。油は少な目。
おおーっ! (驚)
こいつはおいしぃー (小躍)
動物系スープの味わいに、煮干し等の魚介系スープが華やかに香る。
一見さっぱり風だが、奥深く豊富なミネラル感。濃密な旨み満載。
うまいスープだなぁ… 舌が喜んでるよ…

麺はウェーブの強い中太麺で、やや薄褐色にくすんだ独特の色彩。
ずずっと、すすると、こいつがまた絶品! (驚 No.2)
うわー、うまい麺だなぁ…
噛んだ瞬間、ぼそっと系かと思いきや、芯はしっとりで、
小麦のうまさが漂い、パスタチック。
強いウェーブがスープをよく拾い、口の中で絶妙のハーモニーを醸し出す。
これ、すずっ!とすするがお勧めです。 (ただし、汁が飛ぶかも…)

メンマは、あっさりながら「シナチク」と呼びたい感じの、
ちょっと発酵したような香りを残す、本格派。
トッピングの味玉は適度な半熟で美味だが、
結構スープに漬け込んでみても、まだ冷たいのが残念。
あらかじめ人肌に戻しておいてほしいかも…
刻みネギはちょっとしか入っていないが、このスープに非常に合う。
これは、絶対もっと盛って食べたい! トッピングにしたらいいのに…

そして、極めつけはチャーシュー。
なんじゃこりゃ~ うますぎるぞ。
見た目、脂身がないのに、食べるとしっとりと柔らかく、さっぱりと脂の旨み漂う。
霜降り肉のような感じ?
それで、奥深く香ばしい香りがして、これは絶品。
うわー 何でこんなちょっとしか入ってないの…
絶対、チャーシュー麺(850円)がお勧めです!

結局、スープまで完食。(塩分、トホホ)
おいしかったぁ!

こいつは、偉大なる街角の中華そば。
支那そばではなく、いわゆる東京ラーメン、それも王道の味だなぁ。
店名は「甲斐」ですけど…
くどくはなく、さっぱり目だが、旨み満載で、麺・具材ともに、全く死角なし。
適度にジャンク、適度に雑味感があるが、
相当考えられ、工夫されたラーメンかと思う。
こいつがデフォルト600円? 安すぎだろ…

いやー、良い店と出会いました。
今度はチャーシュー麺を食べに行きます!

  • 中華そば 700円(中華そば つけ麺 甲斐)
  • ファサード ※2025年秋(中華そば つけ麺 甲斐)
  • 中華そば つけ麺 甲斐(チャーシュー麺 950円)

もっと見る

4位

田中そば店 秋葉原店 (末広町、湯島、秋葉原 / ラーメン)

3回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/08訪問 2018/08/23

ネギ増しが感涙の豚清湯中華そば

【8度目の訪問/中華そば・ネギ増し】

残暑の熱が沈殿する秋葉原の街。
久々に田中そばさんが食べたくなって訪問です。
13時過ぎの到着で、幸いにも店頭に並びなし。
シンプルに「中華そば」(750円)、脂なしです。
渡す時に「ネギ増し」出来るか聞くと、OKだって!
そうだったのか… なぜ今まで尋ねなかったのか…
店内はこの熱波で空調の効きが悪く、汗ダラダラ。
それでもつけ麺なしでこの人気、さすがです。

5分ちょっとで登場しました。
粗みじんのネギがこんもりと表面を覆ってます。
スープはカチッとした動物系の旨みの効いた味わい。
じわり漂う豚系の甘みと深いコクが絶妙のバランス。
ネギを噛み締めると迸るエキスとスープがピッタリ!
やばー、このネギ増しうま過ぎるぅ… 最強やん♫
これきっと、こってりでもっと威力を発揮しそう。

麺は平打ちで弱いウェーブの中太麺。
つややかな食感、しっとりしたコシ、美味しい♫
チャーシューはバラ肉風、脂身がとっても美味。
メンマはビターでほのかに香ばしく香ります。

ネギ増しが感涙の豚清湯中華そば。
もう… 早く尋ねてみればよかった!
しかも無料でたっぷり盛ってくれました。
めちゃくちゃスープの美味しさが上がります♫
喜多方らーめんを彷彿とさせる絶品な仕上りです。
こうして、私の中の田中そばさんは完成度を高める。
今回ついに★0.5アップです♫

今回も脂を入れなかったけど、絶対ネギ、合います。
次の訪問の楽しみが出来ました♫
【7度目の訪問/中華そば】

秋葉原は冬の風。
久々に田中そばさんを訪問。秋葉原は2年半ぶり。
午後1時半過ぎの到着で並びなし。
店頭の食券販売機で「中華そば」(750円)を購入。
食券はプラスチックから紙に変わってました。
今回もこってりコールは無しです。

2ターン目、10分程度で登場。
小ぶりな丼ぶりに透明なスープがなみなみ。
飲むと、ほのかな香ばしさ、コク深い動物系の旨み。
豚のかすかな甘みが上品で、じわり舌に染み込む。
多めに浮く香味油は華やかな味わいです。
うわぁ~やっぱり美味しいなぁ♫
中華そばというタイトルですが、塩ダレです。
比較的塩分感強めのジャンクな仕立て。
薬味の太め輪切り長ネギが、もう最高♫
噛むとビシッと飛び散るエキスがスープになじむ。

麺は平打ち風、弱いウェーブのある中太麺。
つややかな口当り、加水率やや高めながら、
弾力のあるコシが魅力的な食感。
つるつる持ち上がり、小麦の味わい豊か。
美味しい麺ですね♫

ほろほろと崩れるチャーシューは脂身がうまい。
味付けはやや濃いめだが、なかなかおいしい。
焦茶の濃い色で小ぶりなカットのメンマ。
香ばしくビターで異色の味わい。

上質な豚清湯の深いコクが魅力の一杯。
やはり美味しいです♫
クリアなスープからは想像し得ない動物系のコク。
個人的にはノンこってりVer.がお勧めです。
あっさりだけど、幸せな気分になれるうまみ。
何だろ… 豚さんエキスの妙味かな。
喜多方をコマーシャルにジャンク感を増した感じ。
時折無性に食べたくなる一杯です。

しょっぱいのに止められないスープが罪作り。
また伺いますね。
【6度目の訪問/中華そば】

秋葉原の休日はごった返し。
午後1時半頃に田中そばさんへ行ってみると、
店頭7人待ち。このあたりがピークかな。
店頭の食券販売機で先に購入して並びます。
今回はシンプルに「中華そば」(750円)。
こってりにしませんでした。
女性の店員さんが、丁寧に外待ち客を整理。
先に食券を渡し、回転早く5分程度で入店。

入店して5分と経たず、中華そば登場。
薄い色の澄んだスープがおいしい♪
あっさりですが、旨み成分が深く、
塩分感は最初低く感じるが、後々来るジャンク感。
粗く刻んだネギがうまいんですよね~
麺は、よく味わうと、表面柔らかく、中はもっちり。
ウェーブが強いけど、稲庭麺のような断面。
とってもクオリティの高い味わいです。
唯一、華やかな味のチャーシュー。
3枚ですが、ちょうどいい感じ。

背脂なしだと、スープの旨みを堪能できます。
喜多方風のラーメンをシンプルに感じる一杯です。
やっぱり、いいお店ですよね。


=====================================
【5度目の訪問/中華そば・こってり】

久々の田中そばは真冬。
休日、午後2時近くですが、外に5人待ち。
でも回転早く、5分程度で入店。
今回もシンプルに「中華そば」(750円)。
あっさりにしようと思ってきたけど、
ついつい「こってり」でオーダーしてしまいました。

店内にはJ-POPがまったり流れてます
西野カナですが、妙に合ってる。
秋葉原だからかしら…

出て来た中華そば、
期待を裏切らないジャンクさ♪
たっぷり浮いた背脂、結構キツイ塩分感。
それでいて雑味のないクリア感のある出汁。
ぷりっとした中太の平打麺。
青い部分を生かしたエキス感満載の刻みネギ。
この青臭さ、スープにホントに良く合う。
ぜひ、刻みネギ増しのメニューを用意して欲しい。

いゃ~、おいしかったぁ…
上質なジャンクさ。
不思議な言葉の成り立つ一杯です。

また伺います。


=====================================
【4度目の訪問/中華そば・こってり+味付玉子】

気温は低めだけど、歩いてるとちょっと蒸す感じ。
秋葉原、田中そばさんへやって来ました。
午後1時近くで、ちょうど満席。
前面の折戸サッシが開かれて、オープンエアな状態。
洒落たカフェみたいだが、涼しいと言っても夏だしなぁ…
今回はシンプルに「中華そば」(750円)に、
「味付玉子」(110円)の食券を購入。
食券を店員さんに渡し、こってりでオーダー。
外のベンチで3分程度待つ。
着席して、さらに5分程度で登場です。

表面を覆う背脂は、見た目よりもくどくなく、
薄い色ながらコクのある出汁の旨みが豊かで、
上質ながらも塩分感のあるジャンクな味を両立。
麺は平打ちのピロピロ麺で、
コシとつややかさのバランスが絶妙。
やっぱりおいしいなぁ♫

今回改めて思ったが、こんもり盛られた刻み長ネギが、
ジャンクなスープにとってもよく合う。
ガリガリと、スープと一緒に食べるとおいし~♫
この刻みネギ増しがあればいいのに…

チャーシューは良く味わうと、脂身のある系統と、
あっさりしたモモ系の2種類が載ってるみたい。
タレ仕込みの濃い味ではないが、
さっぱりながら塩っ気のある、しっかりした味。

味付玉子は、白身と黄身が離れて、
弾力のある、不思議な食感。
スープに浸すと、おいしかったです。

ちなみに、卓上に特製唐華なる唐辛子が置いてあり、
こってりスープに入れると、上品な辛さと香ばしさ、
スープのコクが強まった感じになっておいしい。
後半の味の変化を楽しむのにピッタリです。
ただし、説明書きに「スプーン一杯位が目安です」とあるが、
かなり辛いので、いきなり一杯入れたらつらいと思います。
スプーンの先、一つまみ入れただけも十分です。
少しづつ加えて、お試し下さい。

いゃ~ 塩分感あるのに、結局スープ全部飲んじゃった。
しかし、オープンエアじゃ、やっぱり暑いわ…

今回食べてみて、ガッツリ食べたい時以外は、
中華そばのこってりでちょうど良いかも、と思いました。

ジャンクでやんちゃなラーメンを、
渾身の力で丁寧に創ってる感じのGAP感がいい。

なぜかたまに食べたくなるんですよね…


=====================================
【3度目の訪問/肉そば】

蒸し暑い空気の漂う末広町。
田中そばさんへやって来ました。
店頭の食券販売機で「肉そば」(1,000円)を購入。
久しぶりに来たら、消費税の関係か値上がりしてました。
大台に乗ると、さすがに高く感じるなぁ…
こってりでオーダーです。
12時少し前でしたが、5分程度で着席。

出て来た肉そば、チャーシューがギッチリ。
スープは、塩味のように出汁の旨みで飲ませる感じ。
背脂がたっぷり浮いてるけど、クドくなく上質な味。
比較的塩分感の強いジャンクな味だが、クセになるおいしさ。
麺はウェーブの強い平打麺で、つややかでコシがあり、うまい。

チャーシューを適宜やっつけながらでないと、
なかなか麺をすすれない。
チャーシューは、よく味わうと、さっぱりしたモモ肉タイプと、
脂身感の強いバラ肉タイプの二種が載っている。
双方をバランスよく食べると良いです。

さすがに、10枚近くあるチャーシュー、
肉量がハンパないので、後々もたれる感はありますが、
ガッツリ食べたい方にはお勧めです。

ジャンクさと上質感とが両立した、
とってもおいしい中華そばです。
やっぱり、ここ、好きだなぁ ♪


=====================================
【再訪です/ねぎそば+味付玉子】

久しぶりに田中そばさんで食べたくなって、
やってきました末広町。

今回は、「ねぎそば」(880円)に味付玉子(100円)をプラス。
食券を渡す際に「こってり」でオーダーしてみました。

店内は相変わらず良い雰囲気。
スポットライトが1基づつカウンター席を照らしている。
厨房も含め全てダウンライト埋め込みという内装。

さて、登場しました、ねぎそば。
小さめの丼ぶりに、表面張力状態でもりもり。
丼ぶりが皿に載せられてるが、溢れてこぼれてる。

真ん中にこんもりと短冊状にカットされたネギが盛られ、
スープの表面には、背脂がびっしり ♫
一口飲んでみると、脂がとろっと口の中で溶けていき、
意外としつこくなく、とっても上質な脂身感。
ベースのスープ、決して塩分感は少なくないが、
飲み口があっさりしており、これも飲みやすい感じを出してる。

麺は、ピロピロ手打ち風の平たい麺で、ややしっとりした仕上がり。
スープをよくすくっておいしい。

ねぎは、香ばしく味付けされて、
噛むとシャキッと辛めのエキスがほとばしり、
こってりスープにとても良く合う。
チャーシューは3枚程度載っているが、
ほろっと柔らかく、脂身が多いのに全くクドくなく、
非常にあっさり食べやすい、魔法の肉。
味付玉子は比較的しっかり味が付いていて、
やや固めの半熟でスープと一緒にいただくとおいしい。

備えつけの唐辛子を入れてみると、
香ばしさとほのかな辛さが加わってまた新鮮な味わい。

結局、スープまで完食してしまった…
おいしかったなぁ ♫

脂&肉満載のパンチのありそうな表情ながら、
実にあっさりと食べ進める不思議な一杯。
ジャンクな仕立てなのに、どことなく上質感を感じさせる一杯。

ちょっとクセになる味ですね。
定期的に通いたくなりそう…


=====================================
【初回訪問/肉そば】

末広町駅近く、秋葉原から続く外神田三丁目。
あの田中そば店の秋葉原店に行ってみました。
足立区の本店は遠すぎて、なかなか再訪できないので…
ローカルなPCパーツショップの並ぶ通り沿いにあります。

木製の大きな店頭看板が目を引くきれいなファサード。
入口外にウェイティング席があり、その横に店外食券販売機。
「肉そば」(980円)にすると決めていたので、
ちょっと高いけど購入。プラスチックの食券が出て来ます。
店頭に座って待っていると、年配のおばさまが食券を受け取ってくれる。
5分程度待っていると、店内に案内されました。

店内、ゆったりした厨房に面するコの字型の大きなカウンター。
このカウンター、木製で質感が良く、いい雰囲気。
フロアには先ほどのおばさま1名、厨房は男性3名で切り盛り。
昼をかなり過ぎているが、ほぼ満席。

見ていると、ひとつひとつビニールにくるまれた
ペースト状のタレを、丼ぶりに出している。
本店で加工してくるのかなぁ…

さて、5分程度で登場です。
いただきます!

ひゃ~ 肉満載 ♪
丼ぶりは小ぶりだが、あふれ出んばかりの盛り。
でも、いきなり肉を喰らうのはどうかと思い、
肉をどけてスープを一口。

一瞬あっさりだが、すぐに豊かな旨みが追いかけてくる、絶品スープ。
豚さんベースには思えない、澄んだスープ。
喜多方っぽいが、中華そばと呼ぶ割には醤油のコクや酸味等は
あまり感じず、どちらかと言うと塩味っぽい。

麺は平たい手打ち風でウェーブの強い中太麺。
柔らかめの食感だが、もちもちして味があって、
スープと絡んでとてもおいしい。

主役の肉は、やや厚切りだが、柔らか&しっとりした食感で、
比較的しっかり味が付いている割にしつこくなく、おいしー ♫
10枚ぐらい載っているが、意外とパクパク食べられます。

粗く輪切りにされた長ネギが盛られているが、
スープと一緒にガシガシ食べると、
口の中にほとばしるネギエキスとスープの絶妙のコラボが、たまらない。
ねぎそばというメニューもあるので、意外といいかも。

店頭メニューや食券販売機には書いていないが、
食券を渡す際に「こってり」味を選択できます。
他のお客さんを見ていると、半数以上はこってりと頼んでおり、
スープに背脂が浮いてくるようです。
今度試してみよう。

しかし、ここはうまいわ~(喜)
適度なジャンク感ながら、スープ、麺、肉ともにしっかりとした品質と仕込み。
やみつきになりそうな感じです。

あえて言えば、やや塩分感が強いことかな…
もう少し控えめの方が、スープの旨さが引き立つと思うけど…
肉にもそれなりの味が付いているので、
肉そばは特にそう感じるかもしれません。

喜多方ラーメンに近いのだろうけど、
中華そばって言われても、そういう印象ではない。
これは田中そばっていう、ひとつのジャンルですかね…

比較的行きやすい場所なので、また伺います!

  • 田中そば店(中華そば750円・脂なしネギ増し)
  • 田中そば店 秋葉原(中華そば 750円 ※ノンこってりver.)
  • 田中そば店 秋葉原(食券販売機 2017年冬ver.)

もっと見る

5位

渦雷 (辻堂 / ラーメン)

3回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/08訪問 2018/08/14

芳醇な醤油が香り立つ上質な一杯

【4度目の訪問】

辻堂。お盆で賑わうテラスモール。
駅周辺は洒落ていて、今や湘南を代表する街ですね。
喧騒を離れて古い街中へ、渦雷さんを目指す。
他店へも行こうと思うがどうしても行きたくなる。

午後2時過ぎに着くと店頭に待ち人なし、
店内先客2名と奇跡の空き具合。
3.6点台のお店に並ばず入れるなんて有り難い。
味噌と決めて来たが、なんとボタンがつけそばに?
しょうがない「全乗せ醤油RAMEN」(1,050円)。

店主とパートさんらしき女性で切り盛り。
今回はワンターン、5分で登場です。
醤油の琥珀色のスープがきれい…
飲んでみると、どひゃぁ、うまーい♫
魚介系の枯れた香り、鰹らしき旨みがほんのり来て、
その後に酸味とコクのある芳醇な醤油の味わいが♫
複雑な材料からなる出汁は重層的で深い。
浮いている鶏油とのバランスも絶妙。
塩分感やや強め、あっさりというより豊かな味わい。

麺は口当り滑らかな細麺ストレート。
乳化したような表面が優しく、芯にはしっとりコシ。
コクのある醤油スープをまとって実に美味しい♫

具材、チャーシューは豚肉3枚、鶏肉2枚。
どちらも味付けはあっさりで肉の品の良い味わい。
味玉はほとんど味付けのない卵本来の美味しさ。
だから醤油スープと一緒に食べると抜群にうまい。
最近思うけど卵って無理に味付けなくて良いと思う。
メンマ、酸味とビターさの効いた本格的な味。
緑のお麩がかわいく、海苔3枚が味が濃くて美味。
浮いてるのが長ネギじゃなくて、玉ねぎみじん切り。
長ネギエキスで醤油味を邪魔しない工夫かなぁ。

芳醇な醤油が香り立つ上質な一杯。
いやぁ、とっても美味しいです♫
塩と違い、醤油を押し出す出汁とのバランス感、
実に見事な仕上りです。
4度目にして、★0.5アップです。
あえて言えば、醤油はやや塩分感強めかなぁ…
若い方にも十分満足して頂ける力強さがあります。

今回は辛い"雷"にしようか悩んだが暑いので止めた。
涼しくなったら挑戦してみようかなぁ…
でも味噌も食べたい。また登場するのかしら。
また辻堂に来たら伺いますね。
【3度目の訪問】

夏至前なのに真夏の陽気の辻堂新町。
渦雷さんを2年ぶりに訪問です。
休日午後2時近く店頭に並び無し、店内空きあり。
食券販売機を見ると、若干内容が変わったよう。
醤油、塩、味噌、雷という名称の4系統。
日々ブラッシュアップされてるみたいですね。
「全乗せ塩RAMEN」(1,050円)を購入です。

夏の日差し降り注ぐ店内は明るく湘南感溢れる。
休日なのでお客さんも何だかリゾート。
店主がまた、イケメン。丁寧な作業ぶりです。
まあ、それがあって提供時間は結構遅め。
2ターン目、20分近く掛かって登場です。

やや濁った優しい表情のスープ。あられが浮く。
一口飲むと、煮干です。
エグさなく、柔らかく香り、実にまろやかな味。
貝類や乾物系などの海の味が追いかけてくる。
包み込む塩の味はどこまでも体とシンクロする。
うわぁ、なんて優しい潮の味わいなんだろう♫
シャープな味を想像していたが、全く逆でした。
こんなに煮干しが繊細で丸く感じるなんて…

麺は加水率高めの細麺ほぼストレート。
比較的ヤワめながら芯にしっとりコシがあります。
一本一本が長く、すするたびに小麦が香る。
優しい塩スープにドンピシャの女性的な麺です。
こういった麺の表情の作り方が秀逸。
何だかアーティスティックです。

具材。緑のモミジ状のお麩が印象的。
チャーシューは豚×2、鶏×2。
豚チャーシューは薄切りでやや低温調理風。
あっさりと品の良い味付けがスープに合います。
鶏チャーシューは白くてササミ調。
淡白で脂感のない肉質で清潔感があります。
味玉は玉子そのものの味を活かした仕立て。
スープの邪魔をしない仕立てが上品さを感じます。
メンマは軽い酸味が目立ち、良いアクセント。
小ぶりな海苔は3枚。味が濃くて美味。
浮いてる玉ねぎみじん切りはスープに良く合う。

優しい煮干、柔らかく潮香る一杯。
穏やかな母なる海を思わせるような安心感。
食べ進むごとにそんな気持ちになれます。
スープ、麺、具材全てに店主の想いがあって、
そこに何ら注文したくなることが生じない。
そんな創り手への信頼感を感じられるお店です。

今や湘南を代表する街に成長した辻堂。
昔からの通りにもこんな凄いお店があるなんて、
まったく辻堂にお住まいの方が羨ましいです。
【再訪です・2016年8月】

辻堂に行く機会があり、早くも再訪です。
午後2時前の到着で、店頭4人待ち。
多くはないんだけど必ず並んでますね。
10分程度で入店です。
今回は「味玉純煮干しそば」(900円)を購入。
夏季期間は冷にできるらしいが、温で注文。

2ターン15分程度かかって登場。
青い焼物風の丼ぶりに琥珀色のスープが映える。
スープを飲んでみると、ややっ?
駆け抜ける酸味、煮干しらしいエグみを残した
ビターで金属のように硬質な味わい。
勝手に優しい味を想像していたので、びっくり。
旨みすら控えた徹底的にシャープな仕立てが潔い。
オイルはそれほど気にならない。
薬味の玉ねぎ、エキス感を抑えてスープの脇役に。
これは煮干し好きにはたまらない味でしょう。

麺は、これも意外な手打ち風不揃いで縮れた太麺。
茹でる前に丁寧に揉まれてました。
口に入れると、ふわっとした食感ながら、
噛むとねっとり芯にコシがあってバランスが良い。
小麦の味わいも良く、美味しい麺です。
しかしこの麺、一本がかなり短い仕立て。
食べ進むと、さらにスープの底では、
ほぼマカロニサイズのショートパスタ状態。
どうなのかなぁ… つかみにくいしなぁ…
これじゃあ、スープパスタを食べてるみたい。

具材、色付き始めの若葉を模した麩が美しい。
チャーシューは豚と鶏の2枚。
ビターで食感の良いメンマ。海苔。
味玉が妙に玉子らしく優しい味に感じた。

丼ぶりのふちにお好みでと添えられた柚子胡椒。
スープが硬質な味なので、柚子胡椒を入れると
よりハードさを増す感じです。
個人的にはいらないなぁ…
味変用にと後で取っておこうと思ったが、
ふちから徐々に滑り落ちて混ざっちゃう。
別皿で提供されるとありがたいかも…

煮干しの酸味とシャープさの効いた一杯。
結構個性的ですが、これはこれでありかも。
温より冷の方が爽やかで合ってるのかも…
ただ、麺の短さがちょっと解せない感じ。
やっぱり前回の醤油の方が素晴らしかったです。

次は、ぜひ塩を試したいです。
また伺いますね。

============================
【初回訪問 2016年6月】

発展を遂げる辻堂駅前は湿った曇り空。
3.6点台の高得点店舗、渦雷さんを訪問です。
北口再開発エリアの東外れの商店街を北上。
古いお店が残ってるけど、寂れた雰囲気。
10分弱歩いたあたりにぽつんとありました。

大きなガラス、モノトーンでモダンな外観。
渦雷の文字とマークが洒落てます。
午後1時頃、店頭3人待ち。10分強で入店です。
入って左手に食券販売機。
醤油、塩、純煮干し、雷SOBAの4系統。
「味玉醤油中華そば」(850円)を購入です。

厨房を囲むカウンターとテーブル席が1卓。
明るい店内、木調カウンター、モダンな内装、
さりげない調度品、壁のイラスト…
随所に漂う湘南&サーフテイストが心地よい。
ここって、あの鵠沼の麺やBar渦さんの二号店。
本店には行ったことないけど…
店主は湘南らしくワイルド&洗練イメージ。
フロアの女性が笑顔がファニーで愛嬌たっぷり。
丁寧な調理は、ワンターンでゆうに10分。

登場した味玉醤油中華そば。
シンプルで端正、琥珀色のスープが輝く。
スープを飲むと、うわぁぁ… うまい。。。
これ、美味しいなぁ ♫
口中を駆け巡る香しき醤油の味わい。
輪郭を造り出す深く旨み深い鶏出汁に、
醤油を支えて時折甘く和風感の漂う魚介出汁。
鶏油はかなり抑えめで、華やかさよりも、
温かみと優しさを感じるセッティング。
しっかりとした塩分感はあるけど、
旨みの濃さとあいまって、嫌みに感じない。
バランスの良い、旨み深きスープです。

麺は中細麺ストレート。
表面はやや柔らかく、中心部にコシが残り、
全般的にソフトながら、舌触りの良い食感。
小麦の味わいが強く、一本一本が優しい。
うわ~ これも美味しいなぁ♫
長いのでややすすり上げにくいのが難点だが、
旨み濃いスープにピッタリの存在感です。

ここまで来て、3年くらい行ってない、あの、
大好きな飯田商店さんに似てることに気付く。
チャーシューは鶏と豚の2種、これも同じ。
鶏はムネ肉だろうか、脂身なくさらりとした味。
優しい食感、薄めの味付けがいい。
豚はどことなくパストラミポークのような
軽く締まった肉質、香りのある味わい。
味玉は、ほんのりダシの味が香る控えめな味。
白身から弱い半熟で、なかなか美味しい♫
メンマは太くしっかりした食感で上品な味。
海苔は1枚、非常に味が濃く上質な味わい。
九条風の青ネギが、スープの良いアクセントに…

辻堂裏街通りの極めて上質な中華そば。
こんなすごいラーメンがデフォ750円で、
辻堂のローカル立地で食べれるなんて。
飯田商店さんを思い出す醤油中華そばの雰囲気、
湯河原まで行かずとも味わえるのは嬉しい。
比べて、鶏油のオイリーさが弱めなのもいい。

醤油はコクが抜群でたまらない一杯だけど、
塩だったらどんな味なんだろう?
煮干は? 担々麺のような雷SOBAは??
店主の接客も優しくて、ぜひまた伺いたいです!

  • 渦雷(全乗せ醤油RAMEN 1,050円)
  • 渦雷(ファサード 2018年8月)
  • 渦雷(全乗せ塩RAMEN 1,050円)

もっと見る

6位

櫻井中華そば店 (保土ケ谷 / ラーメン、つけ麺)

4回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/06訪問 2019/06/25

枯れた醤油の香りに上質な鶏出汁。

【4度目の訪問】

梅雨晴れで軽やかな保土ヶ谷の街。
櫻井さん、気付かないうちに何と3.9点台⁉
飯田商店さんについで神奈川県2位! びっくり。
なのに、午後1時到着、店内には2人待ち程度。
飯田商店さんは整理券配ってるというのになぁ…

メニューは醤油、塩、煮干の3系統で定着したよう。
食券販売機で「中華そば 醤油」(770円)を購入。
待っている間に食券を引き上げていきます。
ボーカルジャズの流れる店内は落ち着いた空間。
お客さんは老若男女さまざまな方がいらっしゃる。
地元の方が中心らしく、遠方からには見えない。
高得点店舗なのになぜマニアの方が来ないのかしら?
店主とサブの男性、フロア女性の3名で切り盛り。
黙々と、しかしテキパキと調理をされる店主。

10分程度で着席。すっと数分で着丼。
シンプルな白い丼ぶりに琥珀色の美しいスープ。
飲んでみると、うわぁぁ!
もう! いやー なにこれ~ めちゃ美味いやん♫
口に含んだ瞬間ふわぁっと拡がる鶏の旨み。
そこへしっとりと流れる枯れた醤油の香り。
雑味なくクリアな鶏出汁ながら、尖らない味わい。
醤油のほのかな渋さ、トーンを抑えた大人の仕立て。
多めに浮く鶏油がまろやかさを加えてくれる。
これは実に完成度の高い醤油スープです。

麺がピロピロとウェーブの強い中太麺。
表面はつややかながら、手打ち風の優しいコシ。
ふわり口当たり良いけど、しっとりと小麦の旨み。
うまいなぁ♫ これ、やっぱりすごい麺だなぁ…
鶏油とスープをまとって口で混じり合い実に美味♫
噛めば噛むほど旨みと香ばしさが広がる。
見事に麺とスープが融合しています。
薬味の青ねぎが何気にいい仕事をしてます。
微細にツンと来るエキスにほのかな清涼感が漂う。

具材は小ぶりなチャーシューが2種各1枚。
肩ロース風のものはカルビのように脂身が甘い。
バラ風のものはほのかな酸味が洒落た味わい。
どちらも肉の旨みが凝縮されていておいしい♫
メンマは酸味があってアクセントになってます。

枯れた醤油の香りに上質な鶏出汁。
手打ち風の麺は素朴な優しさと質感が両立。
食べてる間、ずっと幸せに包まれるうまさ。
まったくもって素晴らしい一杯です。
コマーシャルで流行りの華やかさではなく、
かといって、懐かしくて温かいだけでもない。
なんというか、うーん、大人の味です(笑)
これが一杯770円って、申し訳なく感じるCP。

お店を出る頃には並んでません。
それでも満席なだけ、以前よりは増えたかな…
オペレーションが上手というのもあるけど、
なぜに長蛇の列にならないのか全くもって不思議。
3.9点台で最も待たずに食べられるお店なのでは?

というわけで、次回は塩か煮干を食べたいです。
次も待たずに入れることを信じて伺いますね。
【3度目の訪問】

保土ヶ谷で横須賀線を無理やり途中下車。
櫻井さんに行くためです。
午後1時半近く、先客わずか1名と空いてます。
6月12日から煮干スタートという心躍る告知。
これで醤油、塩、煮干の3本柱となりました。
今回は醤油と決めてきたが、やられたわぁ…
「特製中華そば・煮干」(990円)にします♫

5分程度ですっと登場。美しいビジュアル。
スープを飲んでみると、どひゃあ~♫♫
煮干の酸味、エグミとビターさギリギリの金属味、
シャープで爽やかな味が駆け抜ける。
鰹節等の和風ダシの旨みで強く下支えされていて、
海の匂いが強く香り、何とも風情豊かな味わい。
軽やかなのに実に旨みが深く、重層的な味。
こりゃ、凄すぎでしょ♫ ダイナミック。
これまでの醤油、塩にはない味の鋭さがあります。
能書きを見ると、2種の煮干スープに、
いりこ・鯵煮干・鶏・節系スープを合わせたらしい。
醤油タレに混じるイワシ魚醤もポイントになってる。

麺はウェーブの強い手打ち風中太麺。
いつもスープを飲み麺を引き上げた時意外に感じる。
これ、ピロピロとスープが絡んで来て実にうまい♫
やや透明感のある麺は口当りがとても優しい。
加水率の高さがスープの煮干の感じにドンビシャ。
麺まで海の香りがしてきます。

特製は、味玉とチャーシュー2枚増のよう。
990円という価格にしては豪華には見えないかなぁ…
チャーシューは2種計4枚。
肩ロースはほんのりピンク色の低温調理風。
品の良いあっさり味だが、やや筋張ってます。
バラ肉は小ぶりでやや厚切り。
脂身部分のジューシーな肉の旨みがたまらない♫
寿雀卵の味玉は半身にカットされてます。
これね、黄身より白身の方が美味しいんです♫
ほんのり甘くてメレンゲのよう。
メンマはすっきりした味わい。彩りはカイワレ。

シャープな煮干中華は港の香り。
ストレートに水面を駆け抜けていく漁船のよう。
柔らかい味を想定していたが、立体感のある味です。
やや荒削りで、旨みを思い切り立てた爽快感。
実に印象深い一杯です。
若干、煮立った節系の雑味が気になる感はあるけど、
それでも上質に寄るより疾走感を大事にしてほしい。
そんな、櫻井さんの新たな一面を見た一杯でした。

しかし、ここ、まさしく行列のない名店。
帰る頃には店内、誰もいません。
このクオリティは間違いなく首都圏百名店レベル。
応援の意味も込め、☆0.5アップです。
まあ、並ばずにこの凄い一杯を食べられるのが、
とってもありがたいんですけどね…

次は一巡して醤油を食べたい!
横須賀線を無理やり降りる機会があればですが…
がんばって下さいね。
【再訪です】

春疾風の保土ヶ谷。良店の櫻井さんを再訪です。
午後1時、並ぶどころか店内半数の入りと空いてます。
食券販売機を見ると、新たに塩系統がラインナップ。
なので「味玉中華そば・塩」(890円)を購入です。

ご主人の丁寧な仕事ぶり、5分ちょっとで登場。
黄金色のスープに鶏油がキラキラ輝く美しい眺め。
スープを一口、ひゃあ、うまいわぁ♫
上質で柔らかな風合いの鶏出汁。品の良い旨みです。
塩ダレから優しい海の香りが漂います。
出汁の旨みとタレのミネラル感が見事に融合。
やや多めの鶏油からはほのかな香ばしさ。
少しづつ体に染み込んでくうまみの幸福感。
うわぁ、もう、ヤバイでしょ♫ 美味しすぎです。

麺は意外性のあるウェーブのかかった中太麺。
加水率高め、つややかで少し透明感のある表情。
これがね、メチャうまいんです♫
何というか、コシがあるのに柔らかい(笑)
つるつる啜れて、噛み心地よく、小麦の味わいよく、
スープと鶏油に混じって口溶けて、旨みを残す。
こんな素晴らしい麺、めったに出会えない。
日暮里の羽鳥さんの麺がこんな感じだったような…

具材、チャーシュー2種。
肩ロース風はローストポークのよう。やや筋がある。
バラ肉風は脂身から溢れるうまみがたまらない。
で、味玉。寿雀卵という伊勢原の人気卵です。
半身にカットされ、黄身が赤っぽい。
ふわり柔らかい白身にコクのある黄身の味わい。
いゃあ、すんごくうまい♫ 外せないトッピングです。
メンマはあっさりとした品のある味付け。
薬味のネギのエキスが鮮度抜群。スープに合います。
こういうところに手抜きのないのが好きです。

比類なき淡麗塩味中華そば。
全くもって素晴らしい仕上りの一杯。
ホントに美味しすぎます。
醤油であれだけの驚きを与えて、満を持して塩!
店主の日々研鑽の姿勢が伝わって来ます。
しかし、こんなハイレベルのお店に行列がないとは。
全くもって驚きです。有難いんですけど(笑)
横浜はやっぱり豚骨じゃないとウケにくいのかな…

いやこれ、醤油か塩か迷うわあ…
いきなり高得点にしたい衝動を何とか抑えました。
並ばないうちに、横須賀線強制下車して伺いますね。
冷たし保土ヶ谷の町。
淡麗系期待の新店、櫻井さんを訪問です。
駅南側、東海道沿いに並び立つ古い路面店。
ひときわ新しく白い大型店名サインが目立つ。
先には名店中華堂さんがあるけど、今回はこちら。

午後1時過ぎで意外にも店頭並びなし。
店内も半数の入りと空いてます。
入って左手に食券販売機。基本は中華そば1系統。
「味玉中華そば」(890円)を購入です。

右手奥に厨房とカウンター、左手にテーブル席。
入口すぐ右手は製麺室のようになってます。
天井が高くモノトーン、濃い木調のカウンター。
固定されたハイチェア、若干座りにくい感じ。
一段高い厨房には若い店主と奥様らしき女性。
新しく落ち着いた雰囲気です。

5分程度で登場。
琥珀色のスープに鶏油がキラキラ。
飲んでみると、うわぁ♫ これ美味しいなぁ…
口にした瞬間溢れ出す鶏出汁の旨み。
生あげ醤油タレの枯れた香りが素朴。
きちんと酸味があって醤油そのものの味わい。
浮いてるやや多めの鶏油もクセがない。
うーん、とっても美味しい♫
一見華やかな鶏出汁、実は抑制されたトーン。
今風の淡麗動物系かと思いきや、大人な仕立て。
地味に感じるも知れないが、クオリティ高し。
工夫された非常にバランスの良い味わいです。

麺は意外にもウェーブの強い手打ち風中太麺。
つややかながら生麺感の強いライブな食感。
ひゃぁ~ この麺、美味しいなぁ♫
すずっとすするとスープを良く持ち上げ、
小麦の旨さがスープの醤油の旨みに溶け込む。
何とも上質感のある味わいです。

チャーシューはバラと肩ロースらしき2種。
どちらも味付けは薄めで肉の旨みを活かしてます。
やや繊維質が強めなのが残念かな…
味玉は半身にカットされていて食べやすい。
濃厚な黄身も良いが、白身がふわり淡白で美味♫
こんなうまい白身、初めてです。
メンマはあっさりで小ぶり、食感良し。
少しの青ネギがエッセンスになってます。

抑制されたトーンの上質な淡麗鶏出汁。
いやぁ… これは驚きのクオリティです。
地味な保土ヶ谷駅周辺に彗星のごとく現れた良店。
今や濃密な鶏出汁の醤油味は都内多数あるけど、
ここで、このレベルの一杯が頂けるのは貴重。
しかも都内著名店のように濃く若々しすぎず、
醤油の酸味を活かしバランス良い仕立てが秀逸。
店主の緻密な工夫がうかがえる一杯です。
ただ、個人的にはやや塩分感が強かったかな…
あと、ワンタンとかバリエーションがあると嬉しい。

しかし、全く混んでないのがホントに不思議。
まあ、1年も経てば著名店になるでしょう。
そうならないうちに、またお伺いしますね♫

  • 櫻井中華そば店(中華そば 醤油 770円)
  • 櫻井中華そば店(ファサード 2019年仲夏ver.)
  • 櫻井中華そば店(特製中華そば・煮干 990円)

もっと見る

7位

集来 (大門、浜松町、芝公園 / ラーメン)

6回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/11訪問 2019/11/27

おじさんを虜にする優しいタンメン。

【16度目の訪問】

冬本番の冷たい空気の芝大門。
1年半ぶりに集来さんを訪問です。
お昼15分前と早めに到着してみたのですが、
店内はフライングリーマンでほぼ満席(笑)

基本の「手打タンメン」(780円)を注文。
厨房のご主人、お歳を召されたように感じる。
それでも奥様らしき女性との掛け合いの中、
大量の注文を朴訥にこなされてます。
お客さんは年配方向の男性背広組ばかり。
暗いカウンター、明るい窓際のテーブル。
気の置けない雰囲気に宮仕えの哀愁漂う。

10分ちょっと掛かって登場しました。
野菜がこんもり盛られて、緑がきれい。
スープを飲むと、うわぁ~ メチャあっさり♫
相変わらず、まず甲殻類のような香ばしさ。
これ、乾燥貝柱の枯れたコクにも感じる。
しかして、その後は全くあっさり野菜のうま味。
体に染み込むような優しい塩分感。
白湯のような透明感から存在感のあるコク。
いやいや、このスープはすごいと思います♫

麺。極太、ビロビロ強いウェーブ、厚み不揃い。
えー こんなに太かったかなぁ… 変わったかな?
弾力のあるコシ、ねっとり絡んできます。
その割に重みはなく、口どけは柔らか。
パンチがあって、細麺派と好みが分かれそう。

具材は、白菜とチンゲン菜がメイン。
白菜は噛んだ瞬間、いやこれ、甘いなぁ♫
野菜そのものの甘みとみずみずしさが伝わる。
チンゲン菜の茎のシャキ感、緑の葉の彩り。
あと、もやし、朱が美しいニンジン。
具材はこの4種でシンプルだが素材が活きてる。

おじさんを虜にする優しいタンメン。
極めて塩分感低く、なのに野菜の清涼なうま味。
野菜はシャキシャキして素材の美味しさ満載。
もちっとした野趣味のある麺も素朴。
まったく、癒される味です。

いつまでも頑張ってほしいお店。
おじさんサラリーマンで支えます!(笑)
【15度目の訪問】

雨も止んだ芝大門の昼下がり。集来さんを訪問です。
ピークを過ぎた午後1時半で店内は半数の入り。
今回のオーダーは「手打ワンタンメン」(760円)。
ここはタンメンなど野菜系が絶品のお店ですが、
15回目にして初めてのシンプル系、悩んだが決断。
麺はやはり手打を選択です。

5分程度でサッと登場。
漆黒に深まるスープ、醤油派なら垂涎の眺めです。
飲んでみると、やば、美味しい~♫
懐かしの醤油味と言いたいところだが、実に深い味。
まず、ふわり漂う謎の甲殻類のような香ばしい味。
これ、タンメン系でもいつも感じるけど何だろう…
鶏ガラ出汁だろうが、恐らく香味野菜や乾物なども。
生姜も効いてるかなぁ… とにかく素人には複雑。
醤油タレは酸味もあるストレートな味わい。
香味油は結構多めで、ラードのようで、旨みが濃い。
いゃあ、これ、うまいです♫
奥行きがあって、ジャンクながら彩り深い味わい。
ちょっと塩分感が強いのが残念だけど…

麺はビロビロ、不揃いの手打ち太麺。
もっちりしつつ、意外に口溶けがよい食感。
美味しい麺だなあ♫ これまでと印象が違って感じる。
細い太い、固い柔らか、色んな状態が混じってる。
ウェーブがしっかりスープをすくい、小麦と混じる。
その手打ち麺のカラフルな食感が素晴らしい。
シンプル系で食べてみて、初めてその凄さに気付く。

具材はシンプル。主役のワンタンは5個。
皮はテロり柔らかいが、比較的しっかりした厚み。
餡は小ぶりでソーセージ風の特徴のある味。
気負いなくスープに合う優しい仕上りです。
チャーシューは小ぶり厚切り2片。
脂身のないしっとりした煮豚状で、味はしっかり。
海苔は2枚。色が薄くアオサのような波打ち際の味。
メンマはあっさり味でやや存在感薄し。
浮いてる長ねぎがうまいです。もっと欲しい…

いゃあ、ベーシックな醤油ラーメン系も美味!
意を決して野菜系以外を攻めた甲斐がありました。
秀逸な手打麺とのコンビネーションは、まさに、
喜多方や白河といったご当地ラーメンに通ずる出来。
シンプルなラーメンならぜひ手打麺の選択がお勧め。
スープ、麺共に複雑な表情を見せる優れものです。
このシンプル系で集来さんの底力を確信しました。

新たな魅力を発見してしまった♫
これからも定期的に伺わざるを得ないですね。
【14度目の訪問】

凍てつく寒さの大門。
集来さんで食べたくてやって来ました。
午後2時近く、昼の喧騒が嘘のように店内ガラガラ。
今回は「手打玉子タンメン」(800円)を注文。
流れる時間が穏やか。昼1時間を外すのがお勧めです。

10分弱で登場。
もうもうと立ちのぼる湯気。
塩味ながらよく見るとかなり黄金色なスープ。
飲むと、香しい甲殻類の味わいがたまりません。
野菜の旨みが十二分に流れ出た複雑な味わい。
やっぱり美味しいなぁ♫
何よりも惜しげもなくなみなみ注がれてるのがいい。

野菜は、もやし多めで、白菜、キャベツ、ニンジン、
変わったところでほうれん草。豚肉片も少々。
少しくたっとしてるけど、素朴な美味しさ。
そう、田舎の鍋料理みたい、優しい味。
で、ポーチドエッグ状に落とされた玉子。
白身をふわり破ると黄身がトロッ♫
甘くコクある味、スープと食べるともう絶句。

麺はビロビロで、厚手平打ちの手打太麺。
青竹で打ったような平たいウェーブ、
滑らかな口当りながらしっとりしたコシ。
街中華風の普通のお店とは思えない個性的な麺。
これがまた美味いんですよねー

野菜の活きたスープに絶品手打麺。
素朴で温かな味わいは働く人達の心を癒します。
時折食べたくなるのは疲れてるからかも…
まったくもって都内を代表するタンメンです。

またうかがいますね。
【13度目の訪問】

芝大門は小春日和。久々に集来さんを訪問です。
お昼15分前の到着でまだ店内半数の入り。
座るとその後続々の来客であっという間に満席。
この時間が分岐点のようです。

今回は「手打五目麺」(850円)。
5分少し経って登場です。
スープがなみなみで思わず顔がほころぶ。
あっさり塩味に特徴的な甲殻系の香ばしい味。
野菜の旨味が溶け出して見事な美味しさ♫
スープだけでもどんどん飲めちゃいます。

表面に浮かぶ野菜たち。白菜、もやしに始まり、
ほうれん草、人参、ヤングコーンまで。
小ぶりに刻まれシャキッとした食感が嬉しい♫
塩味のスープに彩られ旨みを増した野菜が最高。
まさに絶妙のバランスに成り立つ味わいです。
で、丼ぶりの中心にポーチドエッグ。
黄身が流れ出す半熟感、スープと頂く幸福感。
玉子がおいしきゃ味付けなんていらないですね…
さらにタンメンにはないチャーシューが1枚。
脂身のない肉質だがしっとりタレに染まり美味。

忘れてはならない手打ち麺の美味しさ。
ピロピロに縮れた平打ち風中太麺です。
ふわりとした口当りとコシのある食感の両立。
スープを良くすくい、小麦の旨さを楽しめます。

野菜が活きた究極の塩味五目麺。
もうホントに野菜とスープがうま過ぎです。
ほぼタンメンに近い内容だが変化があって楽しい。
はつねさんを除けば都心トップクラスです。
なみなみスープも残せず完食でお腹いっぱい♫

今回も幸せな一杯、ありがとうございました!
(言ってないけど…)
【12度目の訪問】

春めく芝大門。
タンメンを食べたくなって久々に集来さんへ。
午後1時半近くで、店内は空いてました。
シンプルに「手打タンメン」(750円)を注文。
混雑時は前金制だが、この時間は後払い。
窓側の席に座れ、日差しが暖かくてまったり。

5分強で登場しました。
野菜が載って、たっぷりスープが嬉しい。
スープを飲むと優しくあっさりの塩味♫
微かに香ばしい味がするのが特徴。
エビとか蟹など甲殻類のような感じ?
それとも、もしかして干し貝柱の味かもなぁ。
とっても薄味だが野菜などからの旨みがある。

野菜たち。白菜、キャベツは大きめ厚めカット。
しかし、かなり煮込まれていて硬さはない。
白菜の瑞々しさとキャベツの甘みが美味しい♫
モヤシは適度にしゃっきり、青梗菜、人参、
たまに豚肉片。香りの強い材料は入ってません。

麺はビロビロに縮れた手打ち平打ち太麺。
見た目よりしっとり食べやすく優しい食感です。
小麦感ある味わいだが、重くない。
あっさりスープに埋もれず調和してます。
なかなか美味しい麺だなぁ♫

スープがたっぷりで、ずっと楽しめる♫
卓上のコショーは粗挽き。少量なら合う。
辣油を入れて見たら胡麻の品の良い香りが良い。
ただし、香りが強いのでごく少量で十分です。
最後のスープ、旨味が沈んでるんですよね〜
これが残せないんだよなぁ。お腹パンパン♫

都内トップクラスの淡麗タンメン。
はつねさん以外でこの美味しさはなかなかない。
あっさりした中、野菜を大切にした旨み。
大衆的ではありますが、街中華のタンメンとは
ちょっと異なるクオリティがあります。

ご年配の親父さんが黙々と調理されてます。
いつまでも頑張って欲しい味です。
【11度目の訪問】

集来さんに行きたくて、大門に降り立つ。
午後1時半頃の到着で、店内ガラガラ。
12〜13時とそれ以外の時間の落差あり過ぎ。

今回は「手打玉子タンメン」(800円)。
未開のラーメンとかワカメラーメンとかも
あるけど、どうしても野菜系になっちゃう。

野菜がどっさり、もやし、キャベツ、白菜、
人参など、柔らかめだが、食べ応えあります。
今回の落とし玉子、黄身は固まってました。
スープはあっさり。いくらでも飲める。
麺はピロピロ不揃い、もちもち食感が嬉しい。
普段入れないコショウを入れてみたら、
粗挽きで、野菜やスープとの相性抜群でした。

いやぁ、やっぱり美味しい♫
お腹いっぱい、満足です。


================================
【10度目の訪問】

大門にやってきました。
今回は迷わず集来さんへ。
「手打五目麺」(850円)をオーダーです。
午後2時近くだが、嘘のようにガラガラ。
ゆっくり食べるには狙い目の時間です。

スープがなみなみ、野菜たっぷり。
あっさり塩分感の低いスープ。
蟹らしき風味の他、ほうれん草の軽い苦味等
野菜から滲み出た風味がおいしい♪
ポーチドエッグから出た白身のかけら、
スープに甘みを与えてます。
麺はピロピロ平打ち、不揃いな手打麺。
柔らかい部分とコシのある部分が
交互に訪れる豊かな食感。

おいしいなぁ…
やっぱりここはいいお店です。


================================
【9度目の訪問】

冷たい春の大門の街。
5ヶ月ぶりに集来さんを訪問です。
お昼ちょっと前で、すでにウェイティング。
でも、5分程度で座れました。
今回は「玉子タンメン」(770円)。
レギュラー麺です。

タンメン、今回はちょっと具が少ないなぁ。
もやし、キャベツ、ニンジン、チンゲン菜…
豚肉のザクミンチ風のものがアクセントに。
スープは年配にも嬉しい、塩分感低めの味。
麺は中細麺ながら、もちっと小麦感のある
食べ応えのある麺です。
落とし玉子は相変わらず斬新に見えます。
トロリ流れ出す半熟感がたまらない。

嬉しいのはスープがなみなみなこと ♪
ラッパ状丼ぶり等で量を絞るのが目立つ中、
むかし風の大きな中華丼ぶりに、
どのメニューもいっぱいに注がれてます。
スープ好きにはたまりません。
全部飲みほして、おなかいっぱい ♫

次から次へと近所のサラリーマンが訪れ、
短いけど外は行列にもなってます。

時おり、無性に食べたくなるんですよね…


================================
【8度目の訪問】

芝大門にやって来たので、
無性に食べてくなって、集来さんを訪問。

今回はシンプルに「五目麺」(820円)。
手打ちではなく、普通麺でオーダーです。

バラエティに富んだ具材が楽しい一杯。
ヤングコーンからの酸味と、
カニむき身からの香ばしさがスープに
溶け込んで独特の味わいを醸し出す。
意外性のあるポーチドエッグですが、
味玉と違って、白身のふんわり感が
とってもおいしい♪
なぜか1枚載ったのり、豚肉片、ナルト、…
チャーシューまで入ってて、
もやしや青菜の野菜だけでなく、
この多彩な具材たちが、とっても嬉しい♪

手打ちではない、普通の麺ですが、
断面の丸い、ほぼストレートの中細麺。
つるっとした表面、ちょっと小麦が
ねっとりした芯の食感と、
とってもベーシックな街中華の麺で、
手打ちも良いけど、ノスタルジックな
味わいを望むなら、普通麺がお勧めかも…

麺のボリュームもあって、満足の一杯。

もうかなりお歳を召したご主人が
調理を仕切ってますが、フロアのおばさま方、
いつも何だかドタバタ。営業が永いのに、
いつまでたっても慣れないその雰囲気が、
ほんわり素朴な気持ちにさせてくれます。

やっぱりこのお店、なぜか大好きです♫


================================
【7度目の訪問】

タンメン食べたいなぁって、時折思うと、
必ず、地味に思い出すのが集来さん。
都営地下鉄に乗ってたので、大門で下車。

昼ピーク前だったので、すんなり着席。
今回は「手打玉子タンメン」(800円)。
5分程度で登場です。

表面の野菜たちの横に、ポーチドエッグ。
スープの表面に、落とし卵の泡が浮いてる。
様々な野菜片と豚肉が少々。
他のタンメンと違って、もやしは少なめで、
カサはそれほど多くはない。
しっとりとシャキの間の絶妙な食感の野菜。
やっぱり、おいしいなぁ♫

改めて思ったが、不揃いの平打ち手打ち麺、
太い部分でも、もちっとした茹で上がり。
どうしてこんな不均一の麺が
きれいに茹であがるのかが不思議。
実はクオリティの高い麺なのかもなぁ…

ポーチドエッグは、食べると黄身が流れ出す、
らーめんの具としては特殊な仕上がり。
新鮮な驚きが拡がるおいしさです。

塩分感低く、あっさりしてるのに、
ボリューム感があり、するする食べられる。
若者からご年配まで楽しめるタンメン。
12時廻ると周辺にお勤めの方が続々と訪れて、
ウェイティングができます。

等身大で、別に特筆すべきところもない。
うわ~、すごいって感動はしないけど、
気が付いたら、定期的に訪問してる。
こんなお店は珍しいなぁ…
スロースターターだけど、☆を0.5アップ、
大好きなお店にランクアップです。

きっと、また食べたくなります。


================================
【6度目の訪問】

さっぱりらーめんを、
ガッツリと食べたくなって、
大門は、集来さんに行って来ました。
午後1時半を過ぎ、サラリーマンの
引いた店内は、空いてました。

今回は、集来さんの最高峰、
「手打五目ワンタンメン」(900円)です。
刻み野菜に、ポーチドエッグ、
真ん中にこんもりとカニのむき身少々。
チャーシュー、ヤングコーン、のり1枚。
ワンタン、見えないなぁ… どこ?

スープは、塩分感の低い、
非常にあっさりした醤油ベースながら、
カニかエビのような甲殻類系エキスの効いた、
ミネラル感豊かな味。
野菜は、キャベツ、青菜、人参等が煮込まれ、
エキスが十分にスープに出ている。
こいつはうまいなぁ… 集来さん最強の味 ♫
手打麺は、外側のピロピロ感と、
芯のコシの強さが絶妙のバランス。
ポーチドエッグ、らーめんの具では初体験。
シンプルな半熟玉子状態だが、
スープと食べるとおいしい。
チャーシューはベーシックながら品の良い味。

ワンタン、真ん中に埋まってました。
残念ながら、がばっと固まってました。
おそらく5個程度かな。
皮がとろりもっちりおいしく、
餡はひき肉っぽいあっさり味。
どんぶりが着いたら早めの攪拌を…

カニのむき身なんかを混ぜて食べ進むが、
食べてもなかなか麺が減らない感じの、
結構なボリューム感。
でも、スープのあっさりのうまさが勝って、
結局スープまで完食。
ひゃ~ お腹パンパン♪

常連さんばかりの隠れた名店。
昭和のあっさり野菜系ラーメンを
たっぷり楽しみたいなら、ぜひ。
シンプルなチャーシューメンとかも
おいしそうですけどね…


================================
【5度目の訪問】

久しぶりに大門の集来さんにやって来た。
気が付いたら1年以上経っていた。

暖簾をくぐると、即座に注文を聞かれる。
ベーシックに「手打タンメン」
(730円 ※旧価格)をオーダー。
お昼ドンピシャだったが、
カウンターが1つ空いてました。
お客さんは、サラリーマン、年配の方多し。

手が早く、5分経たないうちに登場です。
大きめの丼ぶりになみなみ注がれたスープ。
表面を野菜が覆ってる。
スープ、野菜の出汁がたっぷり ♫
干しエビのような何か海産系のエキスが
効いてておいしい。
塩分感少なく、まろやかで優しい味。

手打ち麺は、ピロピロ平打ち、
不揃いのブサイクな麺。
でもこれ、柔らかめだが、もちっとして、
芯にコシがあって、なぜか時間が経っても
グタっとならず、スープに負けて来ない、
とってもおいしい麺 ♪
佐野ラーメンの青竹平打ち麺みたいな感じ。

野菜は、キャベツ、白菜、もやし、
ニンジン、ほうれん草といったところで、
豚肉片が混じってアクセントになってる。
野菜が、細切り、角切り様々なカットで、
これが野菜の豊かな食感を産み出してる。

昔からの味を守ってる一杯と言った感じ。
こんなタンメンを出してくれると、
どうしてもノスタルジックな気分になります。
だから年配客が多いのかも…

手打麺とタンメンの相性は抜群。
次はいついけるかな…


================================
【4度目の訪問】

雪も降り、極寒の都内、ここは大門。
寒いし、でもたっぷり食べたくて、
ふと、集来さんのタンメンを思い出す。
半年ぶりの訪問です!

相変わらず、店に入った瞬間、
「何にしましょう?」と聞かれる。(早)
「タンメン」(700円 ※旧価格)を注文。
今回は手打ちでなく、普通麺です。

タイミングが良かったのか、
5分程度で登場したタンメンは、
野菜の緑と白の色合いがきれい。
具材は、白菜、もやし、チンゲン菜、
ニンジンのカットが目立つが、
食べていくと、キャベツ、タマネギ、
豚肉の肉片が時折顔を見せる。
とにかく、非常に塩分あっさりした味で、
野菜の出汁がふんだんにブレンドされた
スープが舌に染み込み、
野菜を食べるごとに優しい旨みが伝わる。

おいしいなぁ… (嬉)

普通麺は、ウェーブのかかった中細麺で、
コシ弱めの、やや柔らかく、ぷりんとした、
典型的な街中華のタンメンの麺がぎっしり。
攪拌しないと固まるぞぉ、って感じ。
でもね、これだよね… タンメンの麺って。
手打ち麺もおいしいけど、私としては、
タンメンは断然この普通麺がお勧めです!
ノスタルジック、昭和に戻れるタンメンです…

スープがさっぱり&野菜出汁旨み満載なので、
ついつい全部飲んじゃった… (トホホ)
近隣にお勤めの、ご年配が多いのも頷けます。

ここはやはりナゾの実力店ですね…
★0.5ランクアップです。
また、行きますよ!


================================
【3度目です】

灼熱の大門。
かれこれ1年以上も来てなかった集来さん。

引き戸を開けて店内に入った瞬間、
「いらっしゃい!何にしましょう?」(速)
このスピード感、迷ってる暇なし。
1年前から食べそびれていた
「サンマー麺」(700円 ※旧価格)を注文。
しかも、今回は手打ちでなく、普通の麺で。

相変わらず、なぜか結構時間がかかります。
10分強で出て来ました。
いただきます!

醤油ベースに野菜のあんかけ。
もやし、キャベツ、ニンジン、
ほうれん草、白菜、たまに肉片、
そしてなぜかヤングコーンが1本の半身。
あんかけはあっさりした塩味風にとじてある。
野菜がさっぱり楽しめて、おいしい!

スープの量が多いのが集来さんの特徴。
味は非常にさっぱりで、塩分少な目。
あっさりというか、旨み抑えめの、
正直、薄い味かな…
いくらでもスープを飲めちゃうけど。

麺はやや黄色い中太麺で、ほぼストレート。
比較的柔らかめに茹でてあり、コシは弱いが、
小麦が香るパスタチックな麺。
醤油ベースはこの麺の方が合うかも…
ボリューム満載。年配や女性には多いかも…

タンメンより醤油ベースの方が
やや出汁に物足りなさを感じる。
それでも、バランスが良く気取りのない
集来さんのラーメンは毎日でも通える感じ。
だから、ご近所のサラリーマンでいっぱい…
ちなみに9割の方は手打ち麺を頼んでます。
でも、普通麺もなかなかでしたよ。

他に五目麺など色々メニューがあるので、
また寄ってみます!


================================
【再訪です】


またまた大門にやって来ました。
集来に行ってみたい!

もう、2時近くなので、
初回と違って店内はすいている。
気になってたサンマーメンを食べるつもりが、
「もやし」が頭にあって、なぜか
「手打ちもやし麺」(680円 ※旧価格)
を注文してしまった。気付いたが、後の祭り。

もやしラーメンは、この店では低価格。
どんなんだろー

出て来ました!おお?
もやししか乗ってない。
てんこもりとは行かないが、山になってる。
スープは薄いグレーで、全てがモノトーン。

まあいいや、いただきます!

スープを一口。
ややっ、シンプル極地のさっぱり味。
塩分少なめ、こりゃ、もやしの出汁だ!
なんだか、すごい。
もやし、もやし、もやしの味だ!
もやしを食べると? スープの味だ。
何だ、スープともやしが一体となってる??
これは絶妙。
麺は例によって手打ちのブサイク麺。
これがうまい。
しつこくなく、もっちり感が伝わってくる、
何ともほのぼのとした麺。

たまーにもやしの間から、肉のかけらが…

このお店、名物タンメンといい、
野菜の味を最大限に生かし、
野菜出汁とスープのミックスで
最適になるべく考えられた味になってる。
味はさっぱり、なんとなく頼りなさげだが、
スープが「おれはもやしだ~」と主張してる。
派手さはなく、感動する感じでもないが、
バランスがよく、職人的なラーメンだと思う。

安心して通えるお店かな。
また行っちゃいます。今度こそサンマーメン。


================================
【初回訪問】


浜松町、大門。
平日昼時、オフィスワーカーが街に溢れる。
たくさん飲食店があって、楽しい雰囲気。
そんな中、食べログの評判を見て、
目指すは「集来」。
第1京浜の一本西側の通り。
ビルの横手に入口があって、
ちょっと見過ごしそうなところに、お店が…
いたってフツーの、街中の中華店風のお店。

店内に入ると、混雑。
いきなり注文を聞かれる。
食べログで学習してあったので、
「手打ちタンメン」(730円 ※旧価格)と
オーダーです。悩むヒマないよね…
カウンタ席と、テーブル3つ。
そんなに広くはない。昼時なのでご相席。

注文を早めに集約し、まとめて作る様子。
順番が前後しますとの張り紙が…
単なるラーメンは早く出る、と書いてある。
具が載る調理系をまとめて作ってるらしく、
それによって早い遅いがあるのでは…

サラリーマンが多いが、
自分のような一見さんもいるようだ。
常連そうなサラリーマンでないご年配もいる。

メニューは結構色々な種類があり、
チャーシュー、ワンタンなどの組み合わせで
バリェーションを出している。
スープベースはタンメンの塩系と、醤油系。
麺が普通か手打ちかで30円の違いがあるよう。

座って10分ほどでタンメン、出て来ました。
いただきます。

スープ。さっぱりとした塩味で、
野菜のうまみがほどよく出てる。
あー、ハデさはないが、タンメン的な味。
麺。30円アップの手打ち麺ですが、おお!
平たく、縮れて、ふぞろいな(ブサイクな)麺。
もちもち&しこしこ、こりゃうまい!
ベタついてないし、固くもなく、
とても食べやすく、麺の香りがする。
ちょっとパスタ感覚だが、ギミックさはなく、
とにかく食べやすい。
これはちょっとすごいかも。
具は、もやし、キャベツ、ニンジン細切り、
豚肉など…といたってシンプル。
キャベツは芯の部分が入っているが、
エグくなく、しゃきっとして、
でもスープが染み込んで甘みあり、
これぞタンメン!の雰囲気。

スープが、嬉しいほど街中華のタンメン味。
さっぱりで、飲むのを止められない。
気持ちよく完食させていただきました。

ちなみに、これらの具をあんかけにとじて、
醤油系スープに浮かせたらサンマーメンらしく、
食べているのを見たら、とっても美味しそう。
また、チャーシューメンやワンタンメン系を
注文している人もいて、ぜひ食べてみたい。

いわゆる有名店風のハデさはなく、
至ってフツーの街中のラーメン店ですが、
なぞのうまさの手打ち麺など、
不思議な、隠れた良さを持つお店です。

他のメニューを試しに、また行きたいです!

  • 集来(手打タンメン 780円)
  • 集来(ファサード2019年冬)
  • 集来(手打ワンタンメン 760円)

もっと見る

8位

支那ソバ かづ屋 (目黒、不動前 / ラーメン、つけ麺)

2回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2018/08訪問 2018/08/12

からだとイコールなバイブル的中華そば

【5度目の訪問】

目黒、山手通り、かづ屋さん。
気が付いたら2年ぶりの訪問です。
午後1時過ぎの到着ですんなり入れました。
店内はほぼ満席、次々と地元らしき方が訪れます。
あれぇ、メニュー金額は税別表示なってる。
支那そばだと、税込799円と前より値上がりしてる。
ランチタイムのご飯セットメニューが3種あります。
「支那そば」(799円)に「醤肉飯」(201円)。
ジャンロウ飯=挽肉中華味噌炒め丼とのこと。

セットは先に小皿でキャベツ漬が出て来ます。
あっさり塩味、ほんのり酸味、パセリが混じる。
ちょっと洋風でなかなか美味しいです。

タイミング悪く、15分以上かかってメイン登場。
やや濁ったスープに綺麗に巻かれた麺が美しい。
スープを頂くと、うわぁ、美味しい♫
煮干しらしきほのかな酸味と圧倒的なミネラル感。
その他複雑な材料からの出汁が織りなす奥深さ。
あまりにもスムーズで体に染み込む同調感。
はぁ… なんでこんなに素晴らしいの?

麺はつややかで加水率やや高めの細麺ストレート。
しかしてヤワくなくしっとりコシのある麺。
小麦の香りが良くて、質感の高い味わい。
スープのミネラル感と乳化したような口当り。
めちゃくちゃうまいです♫
スモーキーなチャーシューは、まさしく焼豚。
海苔は小さいけど味が濃くで美味しい。

セットの醤肉飯。
挽肉のそぼろ状、もやし、搾菜、シャンツァイ。
ご飯は家庭用お茶碗に軽く一杯程度。
ピリ辛でやや濃いめの味付けのそぼろがご飯に合う。
スープの味を麻痺させるので、相性は今一つ。

からだとイコールなバイブル的中華そば 。
相変わらず、美味しいです♫
こんなにも体に自然なミネラル感はなかなかない。
ほのかに雑味があって等身大なのもかづ屋さん風。
とっても優しい味なんです。

いやぁ、やっぱり美味しいわぁ…
応援の意味も込めて、★0.5点アップです。
いつまでもがんばって下さいね。
【4度目の訪問】

重く雲が垂れこめる目黒の街。
久しぶりにかづ屋さんに行ってみよう。
もう2年もご無沙汰してました。
いつの間にか、五反田店は閉店したんですね。

午後1時過ぎで、店頭に並びないばかりか、
店内もお客さん、まばら。
メニューを見ると、2年前より値上がりしてる。
デフォ750円と、それでも普通の値段ですが…
「ワンタンメン」(1,030円)をオーダー。
1,000円超って高いけど、久々なので奮発です。

若い方が調理、他に中国の方っぽい女性。
静かで妙にまったりした空気が流れてる。
5分強で登場です。

麺の糸巻き感はあまり見えず。
スープはやはり優しく包み込むような味わい。
弱い酸味の醤油味、ふくよかな出汁。
やっぱり、うまいなぁ♫
奥に旨みがあるが、今回は少し塩分が強いかも。
で、スープの量が以前より減ってる気がする。
あの惜しげもないなみなみ感が好きだったけど…

麺は中細麺ほぼストレート。
つややかながらコシがあり、やや柔らかめだが、
小麦香る美味しい麺です。
奥に製麺室があるので、自家製麺みたいですね。
量が多いので、後半ダレる感はあったけど…

ワンタンは適度な厚みのある皮が美味。
どうやらワンタン、餃子の皮も自家製みたい。
餡は大きめで、肉の食感がボリューミー。
ジューシーさはなく、硬めの仕上がりなので、
ここで好き嫌いが分かれるかも…
でも、中華香辛料と生姜が爽やかで美味しい。

やはりこれ、支那そばのバイブル的な一杯。
とっても素朴で優しい味わいです。
ただ、以前のクオリティは無くなったかも…
少し仕立てが緩くなったかな、麺もスープも…
スープの量が減ってるのはちょっと悲しい。

でも、大好きな味である事には変わりません。
また、伺いますね。


===============================
【3度目の訪問/2014年3月】

桜が花開く、3月も終わり。
ごぶさたしていたかづ屋さん本店。
1年半ぶりに行ってみました。

昼ちょっと遅めに行って、並びはなし。
店内は地元の常連さん、グループ客が多く、
気のおけない雰囲気。
シンプルに「支那ソバ」(680円)をオーダー。

登場した支那ソバ、毛糸のように巻かれた麺。
なみなみと注がれた黄金色のスープ。
メンマ、小さなのり、小さなチャーシュー1枚。
ねぎ。飾り気のないシンプルな眺め。
支那そばのネーミングにふさわしいビジュアル。

弱いウェーブの中細麺は、
適度なコシがあり、食感が良い。
スープは、相変わらず角のない優しい味。
ほのかな醤油の香り、あっさりとした口当たり、
旨みを感じつつも、自然な濃度のスープ。
たっぷり注がれていて、グイグイ飲めて良い。

うまいなぁ…
まさにスタンダード。
朴とつながら、丁寧な仕上がり。
支那そばと銘打つなら、こうあってほしい、
という味。

来てよかったなぁ…
何だか優しい気持ちになれた、昼下がりでした。


===============================
【再訪です!新店舗へ行って来ました】

JR目黒駅から、目黒通りを下った
大鳥神社の交差点を左に曲がって山手通りへ。
道路の右側、郵便局の先に、新店舗があります。

午後1時頃だったが、店外には並んでおらず、
ちょっと店内で待つだけで着席できました。

今回シンプルに「支那ソバ」(660円)を注文。

細長い店内はまずまず広く、カウンターが11席、
テーブル席が3卓で13~14人座れる。
厨房は細長いが明るくて広く、
カウンターから良く見える。
なかなか良い感じの新店! スタッフは計4名。

タイミングが悪かったのか、
周りを見るとほとんどの人が食べていない。
麺茹で自体は1分半~2分のようだが…
暑いのでつけ麺が良く出てる様子。
結局、20分近く待って、ようやく登場!

… 改めて食べてみて、やはり、
かづ屋さんの支那ソバはすごい!そう思った。

具材少な目の、徹底的にシンプルなビュー。
惜しげもなく、なみなみと注がれた、
黄金色に光るスープ。
飲んだ瞬間、醤油の爽やかな酸味が
口いっぱいに広がる。
しかし、輪郭があるのはそれだけ。
後は解説のしようがないくらいな、
掴むところの全くない、超自然なスープ。
何だろ…人の体に溶け込んでいくような、
優しさ、柔らかさ、包み込むような安心感…
こりゃ、神の味だ! ネクタールだ!

麺はコシがあり過ぎず、食べやすいのに、
伸びたりだらだらしない、
支那ソバの王道を行く、感動の食感と味。
そばのように思い切り音を立てて、
すずーっとすすると、うまい…

主張しないが、とても丁寧な味付けのメンマ。
メンマではなく、シナチクと呼びたい。
チャーシューもそう。脇役に徹している。

まさに昭和の、典型的な「支那ソバ」を
忠実に再現しながら、
その土台を、数々の努力と工夫と技術で、
徹底的に磨き上げた、まさに至極の一杯。
このスープをたっぷり味わえて、
660円って、安くないか?

もう、かづ屋さんには悪いですが、
ここでは絶対シンプルな支那ソバを
じっくりと味わうのがお勧めです。

最後には、汗だらだら流しつつ、
感動で涙もでてきたわ… (いや、マジで)

当然、☆0.5ランクアップです。

どの駅からもちょっと遠いのが残念ですが、
機会を見つけて、またぜひ食べに行きます!


===============================
【初回訪問は旧店舗】

支那ソバの名店、かづ屋さん。
シンプル中華そば好きとしては、
一度来たいと思ってました、このお店…
東急目黒線不動前駅から10分ぐらい歩いた。

午後1時ちょっと前。
並んでるかなーと思いきや、店頭はがらんと…
中に入ると、カウンター、テーブル席、
結構広いが、お客さんは数人しかいない。
4人掛けテーブルにゆったり座れました。
「ワンタンメン」(930円)を注文。

スタッフ計4名。多いけど、お弟子さんかなー
ええっ、移転するらしいぞ。
2月10日まで、ここで営業、と書いてある。
このかづ屋がなくなる前に来られてよかった…
新店は目黒通りを北西に進んで、
大鳥神社の方のようです。
2月17日から営業だって…

5分程度で運ばれてきました!
いただきます。

丼ぶり、大きめ、スープたっぷり。嬉しぃ♪
ストレート中細麺がきれいに折り重なって、
スープに沈んでいる。
毛糸の玉のようで、とってもきれい…

焼豚ちょん、のり1枚、以上、みたいな、
激シンプルビュー。

スープを一口…
あぁー (放心)

なに…? いゃ、なんでもないわ…
あまりにも自然だ、このスープ。
体に入った瞬間、消え去るぞ、このスープ。
これはね… 人間の体液か?
あまりにもウルトラスムーズ…(ほんとだよ)

これは、中華そばスープの、バイブルだ、
教本だ、見本だぁ…
完成されていて、され過ぎていて、
ケチのつけようがない。
でも、全く驚かない。
仕掛けも、色気もないから。
塩分、まったく感じず… たぶん体とイコール。
すんごく体にフィットする、適正な味。

麺が、これまた、完璧シンプルな「麺」。
究極のフツー麺。完璧なアルデンテ。
細いくせに、いつまでものびてこない。
細いくせに、茹で汁がよく落ちてて、濁りなし。
結構量あるのに、全く飽きずに食べ続けれられる。

チャーシュー、周りの赤い、中華街風。
おいしいが、アクセントに過ぎない。

ワンタンは5~6個入っている。
これは脇役だね…
肉の旨みがおいしくて定番のうまさだが、
ジューシー感はなく、八雲等の店と比較すると、
工夫の余地がありそう。
デフォルトの支那ソバより270円高いだけの
パフォーマンスはないかも…


総じて、全てにおいて、これが中華そばと
思わせるだけの、完成度の高さがあります!
中華料理の「湯」に通じる、王道の味です。
どこまでもクセのない、スムーズなラーメン。
どれだけの店主の努力が隠されてるんだろう…

でも、この味は賛否両論だろうなぁ…
フツーに何も考えないで食べると無味、
あえていうと平板な味に感じてしまうかも…
若手、ガッツリ系には理解されないでしょう…
他の気鋭の中華そば店は、考えた+@があって、
それがお客の気を引くのだが、
ここは徹底的にベーシックを守っている感じ…

でもねー 私はねー 好きです!
近所にあったら、常連になるでしょね。
そう、毎日食べても、違和感ないもの…
朝食に食べてもいいぐらい。

現実は、駅から遠いので、何度も来れないな…
でも、新店も見たいし、また行きたいです。

  • かづ屋(支那そば799円+ランチセットの醤肉飯201円)
  • かづ屋(醤肉飯のアップ)
  • かづ屋(漬物のアップ)

もっと見る

9位

青島食堂 秋葉原店 (岩本町、秋葉原、馬喰町 / ラーメン)

2回

  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/06訪問 2018/06/09

素朴で秀逸な青島ラーメン。

【11度目の訪問】

いなさ吹く神田川、美倉橋。お昼、遠く過ぎ。
実に5年間も足が向かなかった青島食堂さんへ。
行ってみると、午後2時半過ぎ、店頭には誰もおらず。
相変わらずシャッター下りたままのシュールな外観。
店内のウェイティングは3人待ち。奇跡です♫

食券販売機。近代的なタッチパネル。
ベースの「青島ラーメン」(800円)。値上りした。
「茹ホウレン草」と「薬味刻みねぎ」(各50円)。

ウェイティングに座ってると懐かしいお姉さんから
食券見せてぇ~、ホウレン、ねぎぃ~と、Call♫
この風情だけで幸せになれる。
皆さんカウンターに向かって無心に麺をすする。
そういえば、女性客もグループ客もいません。

5分程度で着席できました。
麺茹では背が高くてがっちりした男性が担当。
大釜に泳いだ麺を平ザルで回転させてすくって行く。
見てると、麺茹では2分くらいかなぁ…
硬めの方の麺はわずか30秒程度。ほぼ生麺だなぁ。

5分程度で登場しました、う、美しい…
カオスな表情です。でもキラキラ光ってる。
どすんと載った黒い海苔、琥珀色のスープ。
スープを飲んだ瞬間、懐かしさが駆け巡る。
酸味なくまろやかな醤油味にキリリと生姜の味。
コクのある出汁が旨みの強い味わい。
うわぁ~ やっぱり美味しいなぁ♫
醤油のふくよかで輪郭のある仕立てが秀逸。
懐かしくて優しくて泣きたくなる。
ラーメンの美味しさを教えてくれた味です。
かなり塩分感が強いのが正直残念だけど、
その田舎さも新潟本拠の青島さんらしさでもある。
今回は湯温もそれほど低くなく、いい感じ。

麺は茹で上がりほんのり透き通った中細麺。
軽いウェーブ、ヤワめながらもちっとした粘り。
麺素材の質の良さが伺えます。
加水気味でしっとりした優しい仕立て。
口の中でねっとり口解け、スープに溶ける旨さ。
この素朴で優しい麺、デフォがお勧めです。

具材。緑美しいホウレン草がうまい♫
ほのかな鉄臭さと醤油のコクが見事に合います。
刻みねぎ、ガリガリとスープと一緒に。
素朴で、ホントに美味しいです。
チャーシューはそぎ切り3~4枚。
薄いけど存在感のあるしっかりした味付け。
海苔は濃くて美味しく、メンマはあっさり味。
ホウレン、ねぎ~とCallされる方は多く、人気。
必須のプラスアイテムです。

素朴で秀逸な青島ラーメン。
やっぱり、すごかった♫
いや、美味しいわ… 好きだわ。
5年前湯温の低さとかで過去の感動の色があせ、
それから何となく時間を置いていましたが、
お姉さんの掛け声も懐かしく、味も懐かしく、
当初の感動がよみがえって、ちょっと泣けました。
優しくて、田舎っぽいんです。
長岡の宮内駅前のお店で頂いた時の温かさ。
ああ、おんなじです。東京都心なのに。
しょっぱいのも、何だか、いいや…

ありがとう、食べログ投稿初期の頃に、
ラーメンのすごさを教えてくれたお店。
いつまでもがんばって下さい。応援してます。
【10度目の訪問・2013年6月】

梅雨の中休みの秋葉原。
久しぶりに青島食堂さんへ向かう。
気が付いたら半年も来てなかった。

午後2時を回っていたが、誰も並んでいない。
臨時休業か?(そういう外観ですけどね)
店内をのぞくと、ウエィティングなし、空席ありの奇跡の状態。
人気が落ちたのかとかえって不安になる。

今回も、「青島ラーメン」(700円)に、「自家製メンマ」(50円)、
「薬味刻みねぎ」(50円)、「茹ほうれん草」の「50円」を購入。
店内は男性2名で切り盛り。
いつもの麺茹で担当の女性の方がいない。
そのせいか、何だか活気のない雰囲気。

5分程度で登場です。
10度目で、最速のスピードです。
こんもり盛られたネギ、ほうれん草がとってもおいしそう!
やはりそそられるビジュアルですね♪

スープは、醤油の旨み満載でシャープな味ながら、
生姜のブレンドによって爽やかな飲み口。
ありそうで無い、ここならではの味。
ただ、やはり残念ながら、塩分感が結構強めに感じる。
また、トッピングのせいもあるかとは思うが、
それにしてもスープの温度がぬるい感がある。

ウェーブの強い柔らかめの麺が独特。
デフォルトでもチャーシューは結構多く入っていて、
ちょっと味が濃く感じる。
ネギ、ほうれん草のトッピングはスープにぴったりあう。

やはりここのラーメン、好きだなぁ… (しみじみ)

ただ、正直、味のバランスと仕上げにやや雑な感じがあるのは否めない。
10度も通い、大好きなお店ながら、やはり満点はちょっと行き過ぎかな…
冷静に、ここに来て、☆0.5ダウンさせていただきます。

しかし、食べログに記録し始めたころにこのお店に出会い、
こんなおいしい中華そばがあるんだ、と感動したことは忘れてません。
ありがとう、感謝です。これからもがんばっていただきたい!


============================================================
【またまた久しぶり、9度目です】

今回は来てみたら20人以上待ってるぞ?
ひゃー
案外早いのではと思いきや、
結局、店内に入り、席につき、ラーメンが出て来た時には50分経ってました。
いゃーさすがに疲れます。

他のレビュワーさんのコメントで聞いてはいたが、
食券販売機がタッチパネルの新型機にバージョンアップしてました。
あんまり操作性は変わらないけど… (笑)

今回は、「青島ラーメン」(700円)に、「自家製メンマ」(50円)、「薬味刻みねぎ」(50円)、
「茹ほうれん草」の「50円」のトリプルバージョン。

9度目の来店にして、初めて(がんばって)ラーメンの写真を撮ったので、アップします。

今回思ったのは…

やはり、全体温度がちょっとぬるい。
もちろん、このラーメンは熱々でなくていい味だと思うのですが、
それにしても、この冬場、半時間寒いところを並んでいると、余計に冷たく感じる。
それと、チャーシューの味が結構濃く、実は全体的に塩分感が強いこと。
メンマもそれ自体はきっちりした味が付いていておいしいが、
プラスで盛るとやや味が強く感じる。
ジャンクな良さはありますが、質感は冷静にはどうかなぁ…

メンマ、薬味刻みねぎ、茹ほうれん草の50円プラスバージョンはかなり豪華で、
見た目も食べた時も満足度は高いです。

ただ、年末でランキングを付けるに当たり、
長蛇の列、でも素晴らしいジャンク感、でもトータル質感としてどうか?
本当に、私の付けてるタイトル通り、ハイクオリティと言ってよいか? の点で、
5点満点でいいのかちょっと悩みましたが、
今回は、据え置きたいと思います。

分析コメントばかりで、誤解のないように書きますが、
青島ラーメンは、やはり、私は、とっても大好きなんですよ ♫


============================================================
【3か月ぶり、8度目です】

やっと涼しくなり、ラーメンの季節到来!
秋葉原、大好きな青島さんにやって来たぞ。
お久しぶりぃ! (言ってないけど…)

午後3時近くに来たら、さすがに店外に並びはなかったが、
店内は満席で、さらにウェイティングが7名ほど。 (驚)
すごい店だなぁ… 午後3時だよ?

今回は、「青島ラーメン」(700円)に、「薬味刻みねぎ」(50円)をダブル、
「茹ほうれん草」の「100円」バージョンを購入。

回転よく、10分程度で着席、5分経たないうちに登場!
うわ~ん
ここ数か月、何度も頭に浮かんだ青島ラーメンが、ついに眼前に…

スープを一口飲むと…

ひょえぇぇ…
おいしいよぉ… (やべ、涙出て来たわ)
やばい、この味… (神)

まろやかな醤油のおいしさ。
優しく後を追っかけてくる、カチッとした生姜のうまみ。
あっさりながら舌に染み込むスープのミネラル感。
最後に、極微量ながら、ほんのりと後味の良い甘みが…
上質なのかジャンクなのか、まったく判別不能。
他に比べる味がないスープ。
そして、やや柔らかめの麺、スープとの相性抜群。

改めて思ったが、デフォルトでも結構チャーシューは入っており、
丼ぶりこそ小さめだが、麺はぎっちり入っていて、
そこそこボリュームがある。
一見、あっさりだが、食べ進んでみるとキッチリと満足感があふれてくる。
スープ、麺、各食材から出て来る隠れた旨みが、体を喜ばせてくれる。
そこが、あっさりながらも若いお客さんに好かれる所以かも…

メンマを味わって食べてみたが、噛むと旨みの染みだす感じがナカナカ良い。
今度はメンマをトッピングしてみよう。

いやぁ、うまかったぁ! ありがとう! (言ってないけど)
幸せな昼食でした。

ほんとに好きだなー
ここ。 (ファンクラブでもつくれば?)


============================================================
【またまた。これで7度目です】

ひょんなことから秋葉原に。
青島さんへ行くぞぉ!

初めて午後2時という時間に行ってみると、
それでも店内に7名ウェイティング+店外に3名待ち。
でも、比較的するすると進んでいく。

今回は、ついに「薬味刻みねぎ」(50円)をダブル購入!
それと「茹ほうれん草」(50円)。
ネギ券、2枚もあると恥ずかしいなぁ。
店員さんに「券見せて下さい~」と言われ、見せると、
「ネギ100えぇん~」だって…
「50円ダブルぅ~」とか言うのかと思ったら、足し算しちゃった。
だったら、ネギ100円券もつくってよー

順調に流れ、15分経たないうちに着席。
いつもの麺茹での女性の方がいないなー
お休みなのか、ピーク過ぎたから休憩しているのか…
店内、いつもよりちょっと活気がない気がする。

出て来た青島ラーメン、ネギ増し増しでこんもりおいしそう!
ネギ二郎ラーメンか?もっと載せてもいいなぁ。
スープと一緒にガリガリ、麺と絡めてガリガリ。
いやー さっぱり&ほのかな甘辛さのスープとあいまって
とってもヘルシーな感じ!
ネギ好きの方、この刻みねぎ増し増し、絶対お勧めです!

ややスープの温度が低く、麺がゆるい気がしたが、
外が暑かったので、かえって食べやすく、丁度良かった。

スープまで完食!
ごちそうさまぁ… おいしかったぁ…

飽きの来ない味が、何度も来たくなるポイントですね。

なお、帰り際、行列がなかったので、
やっと店頭の写真が撮れました。アップします。


============================================================
【6度目だぁ~】

オープン直後だったので、長蛇の列。
列は徐々に店内に吸収される。

「青島ラーメン」(700円)に、「薬味刻みねぎ」(50円)と、
今回はフツー量に戻して「茹ほうれん草」の「50円」バージョン。
計30分で、着丼!

スープから、いっちゃいますよー

ああ~!(心で絶叫)
ちくしょー! おいしいよー (うぇーん)
もう、何て、優しくて、ほのぼのして、黙っちゃう味なの?
☆5点にアップだ!絶対!(と言いながら麺をすすると…)
麺もうまいよー
今時のシコシコ麺を食べなれた最近では、異例の、柔らかめの麺。
こいつが、超、GOOD!
このラーメンの優しさを決定付けてる。
子供に戻って味わってるみたいな、麺の口の中での適度な柔らかさ。
何だか、スープと相まって、ほのぼのする…
硬めの注文もできるようだが、これは間違いなくデフォルトで良いと思う。

この醤油味…
他に比べる相手がいません… (でも、お前が知らないだけでは?)
まろやかで、適度にジャンクな塩分感なのに、
何だか甘くて、でも飲み後さっぱり…

ほうれん草は、やはり50円でちょうど良い量だな。
刻みネギ、こいつ、やっぱり、うまいなぁ。ガリガリ…
やはり、50円のダブルバージョンありですね。

そう、ここの楽しいのは、この細かなボリューム別トッピング。
チャーシュー食券をいくつも重ねて、てんこもりにしてる人もいました。
楽しいですよねー 好きなモノを盛りまくる…

好きなジャンルにもよりますが、醤油好きor昭和生まれには
間違いなく評価される味だと思います。
しょっちゅう食べても飽きのこない、
良い意味で、究極の街角ラーメンに仕上がってます。

繊細、洗練、こだわり、素材へのこだわりとかを売るような、
かっこいいラーメンじゃないですけど、
醤油ラーメンってうまいよねぇ、と言わせる、
さりげなく、何気ない「すごさ」がここの魅力です。

いやー まいりました… (脱帽 & ごちそうさまで合掌)

============================================================
【5度目です】

来ましたよ~
12時半で9人待ち。少ない方かな…

10分で店内に、食券購入。
「青島ラーメン」(700円)に、「薬味刻みねぎ」(50円)と、
初の「茹ほうれん草」の「100円」バージョン。

着席し、計25分で出て来ました。

あぁ~ うまい。
思ったが、生姜のエキスが、濃口醤油と合わさって、
醤油の「甘さ」を引き出してるんですね。
もう、醤油好きにはたまらない一杯…
日本人でよかったぁ~

ほうれん草100円(「ほうれん、百ぅ~」とお店の人に呼ばれる)は、
思ったほどてんこ盛りではなかった。
ほうれん草がやや冷たいので温度が下がるのが難点かも…
でも、昼食ではとっても貴重な野菜…
刻みネギ、やはりうまい。
スープと一緒にレンゲですくってガリガリ食べると、絶品。おすすめ!
100円バージョンがあればいいのに… (50円を2枚買えばいいだけだろ)

ということで、本日も丼ぶり、空っぽ!

うまかったぁ~ (幸)

============================================================
【来ました 4度目】

やって来ました、青島食堂!
結構並びましたが、食べれば忘れる…

今日も、「青島ラーメン」(700円)に、
「6つ切のり5枚」(50円)、「薬味刻みねぎ」(50円)、
「茹ほうれん草」(50円)のトッピングです。

ああ…
まじでうまい。
適度に気さく、適度に上質。
ジャンクかと思いきや、丁寧な味。
濃すぎないけど、薄くもない。
なぜ?
食べてる間中、嬉しくなる。
食べ終わると、「ごちそうさん」と言いたくなる。
いいなぁ
ここのラーメン。

ちなみに、ネギトッピングは、
新鮮な長ネギの小口切りがどさっと載ってる…
スープと一緒に食べるとおいしい!
隠れたお勧めトッピングです。

ちくしょー
いい店だなー

============================================================
【再訪 三度目!】

早くも再訪。
12時ジャスト着、うわー外だけで20人待ち…
しかし、進み具合は早い。

20分後、店内に入り、食券販売機を前に、今日は…
基本の「青島ラーメン」(700円)に、
「6つ切のり5枚」(50円)、「薬味刻みねぎ」(50円)、
「茹ほうれん草」(50円)をトッピング!
いやー この50円トッピングは楽しい!
これだけ足しても850円。

さらに店内で10分弱、着席してすぐに出て来ました!
いただきます!

スープ、いやぁ…
うまいなぁ。なんでこんなに優しい醤油味?
麺も味よく、固さよく、ずるずるっ、ずるずるっ… (ほっ…)

薬味刻みねぎのトッピング、なかなかいいぞ!
小口ネギ風の、通常より細めのネギが、やや厚めに刻んであり、
スープと一緒にガリガリと食べると、ちょー うまいよぉ!
のりも、結構味のあるおいしいのりが、
デフォルトの1枚 + トッピングの5枚の、計6枚載っていて、
贅沢に食べられる。

本日もスープまで完食。
さんざん並んでも、食べ終われば忘れてしまう…
おいしかったよぉ…

麺を茹で、切り盛りするナゾの女性(店主なのかなぁ…)のきびきびした動き。
何だか、田舎に帰った時の、実家のアネキみたいなんだけど、
このお店の、何だか優しい雰囲気を創り出してると思います。

またいくぞぉ…

============================================================
【再訪です!】

やっと来られたぁ…

午後1時前ですが、店外7人待ち。
さらに、見えないが、店内に8人待ちぐらいだろうから、計15人ぐらい?
人気だなぁ。 でも、頑張って並ぶぞ。

10分程度で店内に入る。

今日は「青島ラーメン」(700円)に、
チャーシュー50円増し+茹ほうれん草50円増し、で食券購入。
このお店は、麺大盛、チャーシュー、茹ほうれん草、メンマの追加オーダーが、
それぞれ、「50円増し」バージョンと、「100円増し」バージョンが設定されており、
こまめに量を選べるのが嬉しい。
その他に50円増しオンリーで、「刻みネギ増し」、「のり5枚増し」がある。
50円増しを複数加えると、楽しいかも!

さてさて、食券購入後、店内の待ち席で待機。7人ぐらい座れる。
途中で厨房から注文を確認される。
店内に入って10分強で、着席!

そして、2分程度で着丼!早い。
効率よく調理されている。
いただきます!

スープ、一口… ああぁー
うまいよぉ (絶句ぅ)

改めて飲んでみると、塩分もそれなりに感じる。
醤油のうまさが、とても引き立っていて、
前回、上品だと言ったが、かなりの存在感ではないか? このスープ。
生姜はいいアクセントになっているが、とても自然。
でも、ちょっと比類ない味。ここでしか味わえない醤油味だなぁ…
これは「青島ラーメン」という、ひとつのジャンルだ!

50円盛りのチャーシューは、まずまずの量。
ここのチャーシューは、薄めにランダムに切られていて、
きれいな形ではなく、切れ端が盛ってある感じ。
でも、これが、さっぱりながら肉の旨み凝縮の美味。
50円増しでちょうど良い感じだが、若い人は100円増しでも楽勝かな。
ほうれん草、これはなかなかおいしい。ヘルシー。
50円でも結構入っている。スープとよく合うなぁ。
麺も食べやすく味わいがあってうまいなー

もう、嬉しくなりながら、スープまで完食!

これは、中華そば・醤油オリエンテッドバージョンの最有力店舗です。
とてもはまっちゃいました!
総合で☆0.5アップです!

醤油味が大好きの方、ぜひご来店を…

はまりますよぉー (太鼓判)

============================================================
【初回訪問】

神田佐久間町。千代田区なんですね…
とってもローカルな、昔の中小の街工場があった地域。
今はところどころ洒落たマンションが建ってたりする。

そんな街角に、ふとあります「青島食堂」さん。
午前11時30分の開店間際に行くと、15人ほどの行列…
どーしようかな… うーん、並んでみよう。

5分ほど待つと開店時間となるが、並んでるお店横のシャッターは上がらない。
順次、列がゆっくり進んでいく。先が見えないけど、皆さん食券を買ってるらしい。

店頭近くに進んでいくと、シャッターを間口分開けただけで、
全然お店のファサードらしくない。
引っ越ししてる最中の事務所前みたいな感じ。


店内に入ると、右手で食券を購入。
メインのラーメンに、トッピングをどう買うか、というだけのシンプルメニュー。
最初なので単純に「青島ラーメン」(700円)を購入。
店内は厨房を取り巻くカウンター9席だけで、カウンター後ろがゆったりしていて、
外壁側に待合の席がしつらえてある。6~7人がそこで座って待つ感じ。

さらに5分ほど待っていると、待合席のお客に対し、注文が確認される。
結構効率はいい感じ。


最初に並んでから、都合15分ぐらいで、カウンターに着席。
厨房が良く見える高さ。
麺茹での大きな釜が目の前に良く見える。
なかなか経験のない眺めで、臨場感たっぷり。

結局、並び始めて20分で、出て来ました!
いただきます!


非常にシンプルなビュー。

チャーシュー、メンマ、ナルト1枚、ノリ、輪切りネギちょっと…

スープはどうかな…
おおっー、おいしい!
生姜ブレンドの醤油味、ということだが、
最初はそんなに感じないが、飲むほどに徐々に爽やかな香りとカチッとした苦みが漂う。
非常にあっさりした醤油味で、でも、醤油のまろやかさとコクが上品に香る。

むむっ、これは単なる下町の中華そばじゃないぞ?
麺はストレートに近いがモチモチとやや縮れた、味のある麺。
これはおいしい。
チャーシューは、非常に薄くカットしてあるが、トロトロかつ、旨みが漂う絶品。
不揃いで載ってるが、これはなかなか…
その他各具材もシンプルながら、とんがり感のないちゃんとした味。


典型的な「中華そば」と言いたいところだが、
お店の倉庫的なムードに反して、実は「隠れハイレベル」なラーメンかも知れない。
いわゆる街の中華そば(支那そば)と思って食べると、
全く荒削り感や悪ガキ感、下町感、ローカル感がなく、
生姜の、何だかヘルシー感とあいまって、とっても上質な味わい。
塩分が舌に残ることなく、あっさり感を持ちながら、
なかなかお目にかかれない醤油のまろやかさと旨み感を伝えてくれるスープ。
醤油好きにはたまらない!


行列の理由が分かりました!
これは、シンプルな中華そばを、昇華させた一品です。

店構え、見た目、食べた印象、全てがアンマッチングの、
ナゾの名店だど思います。

こりゃ、通っちゃう感じです!

  • 青島食堂 秋葉原店(青島ラーメン800円+茹ホウレン草50円+薬味刻みねぎ50円)
  • 青島食堂 秋葉原店(ファサード 2018年夏)
  • 青島食堂の青い看板

もっと見る

10位

鶴廣 (横浜、三ツ沢下町、神奈川 / 中華料理、ラーメン、カレー)

7回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2021/10訪問 2021/10/28

感染対策バッチリの街中華で王道ニラソバ。

横浜を通るたびに頭をかすめていたものの、
感染対策に疎そうな街中華にこれまで足向かず。
近くに来たので久々にのぞくと、戸は開けっ放し、
パーテーションでがっちり仕切られて完全武装状態。
しかも、昼下がりでお客さんは半分程度ときてる。
うぉ~ これは入るっきゃない!

万円おばちゃんはおらず、静かでなんだか寂しい…
ベーシックに「ニラソバ」(800円)を注文。
厨房では相変わらず親父さんが元気に鍋を振ってる。

カウンターには高さある仕切りが立ってる。
テーブルも真ん中水平に波板のアクリルで仕切られ、
対面相席も安心、グループも波板で顔が見えず黙食。

5分程度で現れたニラソバ。
もやしがてんこ盛りで、ニラの緑がきれい。
スープを飲むと、さーっと抜けるもやしの酸味。
後からじっとりと禁断のグルタミンジャンク感。
どひゃ~ うめー♫
スープと野菜と炒め油とが混然一体となった、
まさしく街中華らしい素朴でがさつな味わい。
ニラからも青臭さと酸味がほとばしり、
シャキシャキ噛み食べ進む、何ともチープな幸せ感。
時折の、キクラゲのコリッと食感もいいです。

麺はウェーブの強い細麺。
黄色くもさっとして小麦とかん水感の強い中華麺。
しかし表面はつややかでしっとり芯があり、
絶妙のプリヤワ感で、ずるずると食べられます。
麺量が多く、ボリューム満点。

感染対策バッチリの街中華で王道ニラソバ。
こんなに安心なら、もっと早く来てみれば良かった。
久々に食べた街中華の味には、やっぱり泣けたわ…
禁断のグルタミンジャンクさ、すぐにとりこです。
やはりここは横浜西口の街中華のキングです。

このまま状況が良ければぜひまたうかがいます!
横浜方面に来たので無理やり西口の鶴廣さんへ。
おばちゃん、だいたい来店時の対応は投げやり(笑)
今回は「タンタンメン」というマイナーメニュー。
食べてる人を見たことがないので注文してみた。
厨房では相変わらず年季の入ったご主人が黙々調理。
この方、ホントに昭和街中華の職人気質な感じです。

10分弱で登場です。
ややっ、見るからにニュータンタン系じゃないか?
溶き卵に泡立つスープ、ニラの緑がパラパラ。
スープ、飲んだとたん、どひゃー、ニンニクぅ♫
ヤバい、この後人に会うのにまさかのニンニク攻め。
刻みでなくおろしてスープに混ぜ込んだ直接感。
ああー、ダメと分かっていても、しびれるスープ♫
スープはほんのり橙色、何ともまろやかな辣油の味。
ほぼ辛くなく、ほんのり香り、少しのオイル感。

溶き卵の優しい甘みに香ばしいニラの味わい。
レンゲですくうとボロッと豚挽肉の塊が出て来る。
生の長ねぎスライスがスープになじみ混じり合う。
やべー、これ、うまいヤツじゃないか♫
ベースのスープがあっさりなので、嫌みのない味。
とにかく溶き卵と挽肉のコンビネーションが抜群。
麺はいつものウェーブの強い細麺。
食べ進むと下から挽肉がどさどさ出て来て楽しい♫
脳天にピリリ来るニンニクとともに禁断の味わい。

ニンニクにしびれ溶き卵が美味なタンタンメン。
懐かしのニュータンタン系インスパイアな一杯。
辣油の上質感が何とも逆説的で不思議な仕上り。
ニラと挽肉のジャンクさを包み込んでます。
いやぁ、この街中華でこの味に出会えるとは…
やはり鶴廣さん、タダモノじゃないですね♫

通うほどにハマる横浜西口では貴重な街中華店。
おばちゃん、今回はおつり万円ギャクはなく、
ありがとう、また来てね~♫ だって…
不覚にも、ジンと来てしまった。(笑)
横浜西口、またまた鶴廣さんを訪問です。
お昼ドンピシャですが、すぐ座れました。
今回は「ニラソバ」(800円)を注文です。

近隣の事業所の方で賑わう店内。
フロアのおばさまのお茶目な対応がほのぼの。
真っ赤なテーブル、年季の入った設備。
厨房内では朴とつな年配のご主人が黙々と作業。
古き良き街中華の雰囲気が溢れてます。

5分ちょっとで登場。ニラがいっぱい。
スープを飲むと、うおぉ~♫
炒め油と炒め野菜からの汁にまみれた表層。
あっさりしたスープに混じり合って、うめー♫
ぐっちゃくそでジャンクでやんちゃな旨み。
ニラともやしから染み出した酸っぱい味わい。
油のコクに混じり合って、もう泣けるわ♫

麺はウェーブの強い中華細麺。
緑のニラが香ばしく、もやしは適度にシャキッ。
時折出て来る豚肉片がアクセント。
まあとにかく、丼ぶり全体が炒めモノ感満載。
味変にラー油だのコショーだの投入しまくり。
楽しいし、うまいし、ガサツだし♫

炒め系中華そばのバイブル的なニラソバ。
これですよ、これ、街中華のすごさ。
基本あっさり系のこの店のベーススープ。
炒め系と組み合わさった時のバランスが最良。
シンプルなニラともやしのコンビネーション、
炒め野菜の良さが十二分に丼ぶりに満ちてます。

やはり横浜西口の街中では貴重な街中華。
おつり200万円の声に送られて店を出る…
おばちゃん、いつまでもがんばってね♫
春風の強い横浜です。
中華が食べたくなって、鶴廣さんへ足を運ぶ。
12時半頃でピークをややすぎた感じ。
初めてのテーブル席、ベンチシートには穴(笑)
今回は「サンマーメン」(700円)を注文です。

5分ちょっとで登場。
丼ぶりは意外と濃い色の表情。
スープは鶏ガラベーシックなあっさり醤油味。
餡はやや硬めでゴマ油の効いたしっかり濃厚な味。
サンマの具材、主役であるはずのもやしは少なめ。
キャベツはざく切りの芯が目立ち、結構多め。
ニラ、人参、キクラゲ、そして玉ねぎ、豚肉片。
しっかり炒められて香ばしい味わいの具材です。
キャベツの芯が下世話に甘く玉ねぎの焦げに泣ける。
豚肉片は大ぶりでそこそこ入っており、得した気分。
こりゃ、サンマというより、肉野菜炒めですね。

餡がスープに溶け出し、刻々と味わいを変えて行く。
炒め野菜汁を吸った餡が何とも言えぬ旨みを与える。
薄味主体の鶴廣さんでは珍しいしっかりした味。
これ、メチャうまいかも♫ サンマっぽくはないが…
麺は、街中華お約束のやわやわ極細麺ストレート。
撹拌しないと餡の重みで固まるよって、感じです。
このチープな麺、しっかり醤油味によく合います。

炒め野菜のうまみ溢れる変化球サンマーメン。
街中華の全てを突っ込んだようなジャンクな一杯。
サンマの緩く白い餡を想像すると肩透かしですが、
これはこれで鶴廣さんを代表する仕上りかも。
タンメンよりはこちらの方が街中華らしい完成度。
やっぱり中華店は色々試さないと分からないですね。

おばちゃん、ピッタリ支払ったら万円ダジャレなし。
これも寂しいなぁ… 次は札で払おう(笑)
横浜に来た時はぜひまたうかがいますね。

【3度目の訪問】

冬めく曇天の横浜西口。
なぜか浮かんだのは鶴廣さん。
ちょっと駅から離れてるけど街中華いいなぁ。

お昼ほぼドンピシャだがまだ空席あり。
今回は定食風に「肉野菜イタメ」(700円)と
ライス(200円)を注文です。
しめて900円は街中華としては微妙に高いなぁ…
フロアのおばちゃん、相変わらず単発ギャグ連発。
たまにホントのボケも入り苦笑と温かさの交差点。

ちょうどお客さんが溜ったところだったらしく、
15分強かかってようやく登場です。
ひゃー、楕円平皿にてんこ盛り♫
野菜はもやし、キャベツ、玉ねぎが主体で、
人参、キクラゲ、珍しくピーマン。
そしてバラ肉薄切りの豚肉片がパラパラ。
野菜はどれも大ぶりなカットでシャッキシャキ。
まあ、何ともざっくりした仕立てですね…
でも、あっさりした味で野菜の旨みが弾ける。
ヘルシーながらたっぷり食べてる感がある。
豚肉は多くはないけど、コクが美味しい♫
ニンニク片でもガサガサ入ってると思ったが、
全くなくてシンプルであっさりした味わい。
皿の底に溜った炒めスープがもう絶品。
コクのある旨みに野菜出汁♫
これぞ街中華の野菜炒め、よく混ぜて食べたい。

ご飯は丼ぶり一杯の、まあ街中華一般的な量。
でも、結構乾き気味で硬い。炒飯用ですね…
野菜も歯ごたえあるので妙にアゴが疲れる(笑)
おかずが多いので、丼ぶり飯、最後は不足気味。
ライス大盛が合うだろうが、見たらすごい量です。
古ぼけたお椀に入ったスープが旨い♫
酸味があって薄味、ノスタルジック。

横浜西口の街中では貴重な街中華。
料理も接客も我が道を行く昭和レトロ感。
仕上りに感動はないけど、等身大で憎めない。
価格は街中華の割にやや高めですが、
横浜駅近辺でこんなにフツーの街中華はない。
気が付いたら思い出してる不思議なお店です。

おつり100万円~って、もういいわ(笑)
また来ますね。
秋分近し横浜は中華な気分、でも良店少なし。
少し前に行った鶴廣さんへ行ってみるか…
お昼過ぎで七分の入り。満席ギリで回る感じ。
前のタンメンはそれほど感動しなかったので、
今回は王道の「チャーハン」(630円)を注文。

5分少し経って登場です。
六角形の皿に丸くこんもり、これこれ。
食べてみると、街中華らしい味で美味しい♫
ご飯はパラリとふわりの中間。油は多くはない。
塩分は弱めだが、グルタミンジャンクな旨味感。
胡椒がややピリリと効いてます。
タレ感は弱く、全般的に優しい味付け。
具材は少なく、とってもオーソドクス。
卵、ナルト、ネギ、緑はグリーンピース。
チャーシューは小さくカットでほんの少し。
うん、これはいいわ♫ 思い描く味に近い。

スープがお椀に入って出て来ます。
酸味のあるスープがチャーハンに合うなぁ…
どうしてチャーハンスープって、うまいんだろ♫

優しい街中華チャーハン。
ボリュームは比較的多めで、満足感あります。
パンチはないものの、食べやすく体に良さげ。
このお店、全般的に塩加減は弱めなのかも…
意外に高めなメニューが多い中、630円は安い。
ちなみにエビがドンと載ってる版もあるらしい。
ここは炒め物、丼ぶり、カレーまであるので、
通って自分に合うものを探すと良いですね。
駅から遠いのが難だが、また来ようかな。

会計でフロアのおばちゃん曰く、お釣りいる?
って… いるに決まってるでしょ(笑)
また来てね〜 って、はいはい♫
夏めく横浜、汗ばむ陽気。
西口から少し離れた場所に街中華があると聞き、
やってきました、鶴廣さんです。
鶴屋町3丁目交差点を少し西に行った通り沿い。
赤いテントが昭和な雰囲気を醸し出してます。

明るい店内はテーブル席中心、相席あり。
午後1時過ぎで、満席に近い入りです。
麺類から炒め物、チャーハン他丼ぶり系まで、
典型的な街中華メニューが勢揃い。
悩んだが王道の「タンメン」(700円)を注文。

店内は古めだけどきれいにされてます。
テーブル席の壁側ベンチシートが特徴的。
近くに勤める方、近所のおじさんなど、
常連さんばかりで気の置けない雰囲気です。
フロアのおばちゃんがとっても気さくな方。
おつり200万円などアウト寸前のギャグを連発。
常連さんもノッてあげてます。疲れそう…(笑)
出前もやってるようで、なかなかの繁盛ぶり。

なぜか時間が掛かり、15分経って登場。
濁ってやや黄土色のスープに野菜がこんもり。
飲んでみると、意外にもニンニクが強い。
脳天にピンと刺さる感があるくらい効いてます。
グルタミンジャンク感は結構あるけれど、
塩分感がかなり低く、野菜出汁の旨みも弱め。
体には良いけど、ちょっとコクなさ過ぎでは…
口に油がまとわりつく感じ。炒め油のせい?

野菜は、炒め度が強めの仕上がり。
白菜の葉や茎のスライス、もやし、ニラ、木耳。
シャキッとした食感がなかなか良いです。
で、珍しく豚肉片が結構な量入ってる。
嬉しいけど、肉の旨みはあまりない感じかな…
麺は、太めのウェーブの強い麺。
しっとり、もっちりしてなかなか美味しい♫

横浜西口の街中では貴重な街中華。
入れ替わり立ち代わりお客さんが来ます。
こういうお店が近くにあると嬉しいですよね。
正直、タンメンは期待した味じゃなかったけど、
他のお客さんを見ると、汁物麺類系は皆無で、
皆さんチャーハン等ご飯系か炒め物系でした。
そっちは美味しいのかなぁ…

今度機会があったら試してみたいです。

  • ニラソバ 800円(鶴廣)
  • 鶴廣(ファサード)
  • 鶴廣(店内)※パーテーションできっちり感染対策されてます

もっと見る

ページの先頭へ