2回
2016/03 訪問
横浜反町の至極の支那そば
【10度目の訪問】
反町は、啓蟄の雨。
ほぼ1年ぶりのShiNaChiKu亭さんへ。
店内に入ると、左手に食券販売機があるぞ。
個性的だった口頭オーダー現金前金制が消滅。
しかも、ついに値上げ、いつからかなぁ…
「醤油ワンタン麺」(1,000円)を購入。
ちょっと高い気がする。
店内、お昼過ぎだからか、空いてます。
5分程度で登場しました。
スープを一口飲むと、うおー こりゃうまい♫
まろやかで旨み豊か、濃厚で芳醇な鶏出汁、
ひっそり追ってくる繊細な昆布のミネラル感。
醤油はまとめ役で、酸味はない。
鶏油が多めで、熱々を保ってる。
九条ネギの上品な美味しさがエッセンス。
総じて華やかで若々しいスープです。
ただ、最初はおっ、と感動するけど、
後半は濃く感じてくる。オイリーさも強め。
チャーシューもさっぱり味だけど、
やや脂身のラード感が強めです。
麺は、表面が乳化したようにふわり柔らか、
芯には弾力の残ったハイブリッドな細麺。
ヤワ系の麺としては、クオリティ高し。
ワンタンの出来も素晴らしい。
餡は少なめだがあっさりした味付けがいい。
何より、皮がトゥルトゥル♫ 素晴らしい。
芳醇スープが染み込んでホントに旨いです。
これ、デフォ+200円はお得感あります。
個人的には、濃いめの仕立てが気になる…
味の調整は、つけ麺以外不可とのことで、
油少なめ等のオーダーができないのが残念。
しかし、抜きん出たクオリティは折紙付き。
また、定期的にうかがいますね。
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【9度目の訪問】
横浜方面に来たので反町へ。
今回は"ShiNaChiKu亭"さんです。
醤油、塩に続く第3のマイナーメニュー、
「坦坦ら~めん」(900円 ※旧価格)を
初めて、思い切ってオーダー。
辛さを聞かれるので「普通」でお願いしました。
5分程度で登場です。
水菜がブワッと載ったシンプルな眺め。
揚げニンニクが少し載っていて、
あとは長ネギスライスと、チャーシュー少々。
スープを飲むと、おおっ!?
意外にもとてもあっさり上品な味わい。
辣油の効きは軽く、辛さはあまり感じない。
一般的な担々麺に期待する胡麻感はかなり弱く、
粘度はなくさらりとしたスープ。
キーととなるはずの肉味噌も入っておらず、
揚げニンニクが唯一軽くジャンク感を与えてる。
麺は細麺ストレートで、たぶん醤油と同じ麺。
つややかさとシャキッとした食感が両立して、
小麦の味わいの感じられるおいしい麺。
大量の水菜はスープに沈むとしなっとなり、
こんもり長ネギスライスもスープになじむが、
アクセントとなるインパクトは弱め。
辛くない飲み口だが、なぜか汗をかいてくる。
辣油の濃さは弱い感じだけど、
コショーがスープにかなり混じってるのかも…
この坦坦ら~めん、普通の担々麺を期待すると、
ちょっとギャップがあるかも。
いや、とっても質の高い仕上がりではありますが、
好みは分かれるかも知れません。
価格が900円ではちょっと満足感が低いかも…
醤油や塩と比べて、鶏油が浮いておらず、
スープはとっても塩分感が低く、ライトな味わい。
ShiNaChiKu亭さんのメニューの中で、意外にも、
坦坦ら~めんが最もあっさりしてるという結果に…
やっぱり次はベーシックに醤油か塩ですね…
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【8度目の訪問】
横浜、反町。
今回は星印さんへ行くのをやめて、
久々に"ShiNaChiKu亭"さんを選択。
「ワンタン麺」(950円 ※旧価格)を注文。
改めて思ったが、あっさりと思いつつ、
しっかりしたコクのあるスープ、
たっぷりの鶏油で、華やかで若々しい味わい。
あっさり味だともの足りなく感じる若い方も
自然においしいと思われそうな味。
前回オイリーに感じた鶏油は、
今回はさほど感じなかったが、
それでもそこそこパンチはあります。
ワンタンは餡もさることながら、
長く尾を引くつややかな皮が絶品。
口の中でスープと一緒にとろけます。
麺は、一見やわやわに感じるので、
好き嫌いが分かれそうだが、
表面はつるつる、芯は弾力のあるハイブリット麺で、
なかなかワザありの麺かと思います。
やっぱりここは名店ですね。
激戦反町地区ラーメンのリーダー格です。
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【7度目の訪問】
東横線を反町で強制下車し、やって来ました。
お昼ドンピシャでしたが、空席があり。
今回は「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)に、
九条ねぎ(100円)。
4月以降も値上げはしなかったみたいです。
トッピングに新たにキクラゲが加わってました。
さて、相変わらず早く、5分経たないうちに登場。
スープを一口いただくと、
相変わらずさっぱりながら旨み豊かな醤油味 ♫
でも、今日はちょっとオイリーに感じるなぁ。
鶏油の量が多いのかしら… よく攪拌して頂く。
九条ねぎが、油の感じを中和してくれて、Good。
ストレートの細麺は、シャキッとしつつもしなやかで、おいし~
しかし、どうも今回は、飲み口がオイリー過ぎるなぁ。
スープがあっさりなだけに、油っこさが目立つ。
いつもより量が多いのかな…
それとも、鶏油の質が変わったのかな…
大好きなお店だけに、気になります。
今回はとりあえず☆0.5ダウンさせていただきます。
またうかがいます!
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【6度目の訪問】
もう、横浜界隈に来たら、昼はShiNaChiKu亭さん。
今回は「ワンタン麺」(950円 ※旧価格)を
オーダー。前金制です。
相変わらず美しいビジュアル(涎)
スープの旨みと鶏油の上品な味わいがたまらない。
まさに黄金の支那そばスープ。
スープの絡んだ中細麺を吸い上げるたびに幸せが…♪
ワンタンは、あっさり味付けながら肉の味が引き立つうまい餡と、
柔らかく尾を引く皮が、絶品 ♫
たっぷり入っているので、
最初、950円は高いと思ったけど、納得です。
ここ、おいしくて、ヤバ過ぎるぅ…
近くにあったら、しょっちゅう通うのになぁ。
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【5度目の訪問】
年明け、2か月ぶりの訪問となりました、横浜反町ShiNaChiKu亭さん。
無性に食べたくなりまして…
奇をてらわずに「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)♫
出て来た醤油ら~めんは、やはり絶品だった。
スープ一口めから、もう涙がちょちょ切れる…
深いコクと繊細な醤油の味わいに、ただただ脱帽。
麺はしなやかで上質。とても食べやすい。
九条ねぎは品の良い香りだし、
チャーシューはほろほろと崩れていく柔らかさ。
もう、おいしいよぉ… (涙)
品質の良い材料に、手間ひま掛けた丁寧な調理。
全てが何気ないんですが、極めてクオリティの高い支那そば。
でも、仕上がりは、等身大の心地よさ、食べやすさ、気取りのなさ。
いゃ~ ここは間違いなく名店です。
☆0.5、アップさせていただきます!
また、機会を見つけてうかがいます。
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【4度目の訪問】
ほぼ半年ぶりにやって来たのは横浜反町、ShiNaChiKu亭さん。
今回は、やはり醤油だ。return to basic。
「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)に九条ねぎ(100円)をトッピング。
出て来た醤油ら~めんには、真ん中に九条ねぎがこんもり。
スープを一口飲むと、柔らかな鶏油に深みのあるスープが、泣けるよぉ…
コクがあって旨みの強いダシに、まろやかな酸味の醤油の旨みがたまらない。
九条ねぎをレンゲですくってスープとともに頂くと、上品な苦みが絶妙。
このネギはこのスープにとても良く合う。
麺はウェーブがほとんどない中細麺で、柔らかめの食感。
今回はちょっと柔らかすぎかも。やや、引き上げる箸が重い。
それでも、うまみあるスープが絡んだ小麦感豊かな麺は美味。
やっぱり、ここの醤油ら~めんはおいしい!
折を見て、また伺いますね。
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【ひさびさ 3度目の訪問】
東急東横線方面に来たので、ShiNaChiKu亭さんを思い出し、
トンネル奥深い反町駅で下車。
今回は塩ら~めんを初体験しようと、
「塩味味玉」(=しおみあじたま・850円 ※旧価格)を注文。
しかし、カウンター横に出て来た店員さんと前金で現金決済、って
他店で類を見ないシステムだよなぁ。
落ち着いてメニューを拝見しようと思ったら、もう登場!
早い、2~3分しか立ってないぞ? 立ち食いそばか?
キラキラとゴールドに輝くスープがうまそう。(よだれ)
スープを一口飲んでみると、うわぁ…おいしい♪
特定の味が立ってない、バランスの取れた雑味のないスープ。
旨みたっぷりながら、塩分が弱めで、豊かなあっさり感。
塩味です!という強さがなく、途中で塩ら~めんであることを忘れるくらい。
浮いている鶏油はスープに彩りを与えているが、
結構量多めで、意外とオイリー。
麺は、醤油と違い、ストレートの極細麺。どうりで提供が早いわけだ。
一見、博多ラーメンに近いが、結構しっとり感のある麺で、
硬くはなく、ややスープに埋まってもたつく感はあるが、
スープを良く引き上げてくれて、麺自体も小麦香る美味で、なかなか。
味玉は控えめな味付けで、絶妙の半熟。
チャーシューは脂身がとろりと溶け出すくらいの逸品。
メンマは控えめで上品な味。
水菜はちょっと食感のマッチングが良くないかも。
醤油に比べると、やや主張が弱く感じるものの、
上品でうまみのあるスープはどんどん飲み進めて、完成度高し。
おいしかったぁ ♫
また近くに行った時に、寄らせていただきます。
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【再訪です】
横浜…です。
1か月ぶり、早くも再訪です、ShiNaChiKu亭さん。
楽しみにしてました!
今回は、来る道々さんざん悩んだが、
最高峰の「特ら~めん」(1,050円 ※旧価格)を、結局注文。
ちょっと高いけどな~
チャーシュー2種、味玉、ワンタン3ヶ、って書いてあり、ワクワク。
ちなみに、メニューには、醤油味が「特ら~めん」、
塩味が「○特塩味」(=まるとくしおみ)と、わざわざ書き分けてあるのに、
単に「特ら~めん」と注文すると、必ず「醤油ですか?塩ですか?」と聞かれる。
ので、最初から「特ら~めん、醤油で」と頼んだ方が良いかも。(どうでもいいじゃん)
さて、5分も経たないうちに登場した、特ら~めん。
見るからにボリューミーで豪華。さすが1,000円超え。
いただきます!
スープ、やはり、おいし~ ♪
あっさり醤油風味ながら、とてもコクのある、旨み感の強いスープ。
麺は、つるっ&ぷりんの、ストレート中細麺。
もちっとしつつ、小麦のうまさを感じられて、おいしい。
さて、「特」と銘打たれた具材たち。
まずは、チャーシューが器の片側にぎっちり入ってる。
肩ロースとバラ肉の2種。
肩ロースは肉の旨みが香ばしく、
バラ肉は脂身の部分がトロッとろで、
双方とも、あっさり味付けながら、脂味感の楽しめる仕上がり。
こいつはうまい。(嬉)
ワンタンは、さっぱりながら、噛みしめると肉&ミネラル感が豊富な餡と、
大きくて、尾を引いてるワンタンの皮が、軟らかくて味があり、絶品。
味玉は、黄身がトロリと溶け出す絶妙の半熟状態だが、
味付けは控えめで、スープと合わせて食べるとおいしい。
メンマは相変わらず上質な味。九条ネギはスープにピッタリ。
海苔は2枚で、味が濃くておいしい。
いやー、これ、結構なボリューム感。
チャーシューが、味自体はさっぱりなんだけど、
結構脂身があるため、インパクトが強いのかも…
麺ですが、メニューには160gとの記載で、結構多く感じる。
比較的柔らかめの茹で上がりのため、
特ら~めんの場合は具材の盛りが多いので、
スープ中で埋まってる感が出て、やや重く感じられる。
麺の柔らかめが苦手な方は、この特ら~めんの場合、
最初から麺硬めで注文した方が良いかもしれません。
今回、スープを飲み進むと、単なるら~めんの時より、
ややジャンク感が強いかも…
バラ肉チャーシューの脂身が溶け出してるためか、
やや豚骨醤油のような味わいになってる気がします。
スープまで完食すると、お腹パンパンでした。
お値段が張りますが、満足感はあります。
ただ、個人的にはシンプルなら~めんの方が、
このお店の麺、スープのうまさが最善の状態で楽しめる気がしました。
なんだかんだ言っても、今回も満足!
次は、塩味ら~めんにチャレンジしようっと。
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【初回訪問】
東急東横線、反町駅。横浜の一つ手前です。
食べログでチェックしてあった"ShiNaChiKu亭"さんへ。
駅からは大通り沿いに歩いて数分と近い。
ラーメン店というよりは、洋食店か喫茶店のようなファサード。
店内に入ると、午後1時近くだが、結構空いてる。
L字型カウンターで、厨房がかなりゆったりしている。
店主らしき方と、女性2名で切り盛り。
最初なので、デフォルトの「醤油ら~めん」(750円 ※旧価格)を注文。
食券販売機はなく、口頭注文で、しかもめずらしい前金制。
お店の女性の方が、フロアに出て来て、
注文を聞きオーダーを書き付けながら、その場で精算してくれます。
5分しないうちに出て来ました!
おぉー、超シンプルな眺め。いいねぇ。
こんもり盛られた青々としたねぎがおいしそう!
いただきます。
スープをまずは一口…
ややっ、うまいぞぉ (喜)
ヒットかも… (♪)
あっさりとした醤油味ながら、オイリーなスープ。
鶏油と思われるが、表面にかなり乗っている。
しかして、これが全く脂っこくなく、爽やかと言っても過言でないうまさ。
あっさりスープに適度なジャンク感を与えている。
スープは旨みのあふれるしっかり&塩分あっさりの、ハイグレードスープ。
醤油の控えめな酸味が最高!
こいつはまさしく、支那そば、と呼びたい味だなぁ…
麺はストレートの中細麺。
ずずっとすすると、ひゃー、うまい!
噛んだ瞬間はやや柔らかめに感じるが、芯かもちっ、ぷりっとしていて
細めなのにパスタチックな、小麦香る絶品の麺。
食べ応えもあり、なかなか良いではないか…
しかし、こいつが主役か?と思うくらい
全体のキーになってるのが、山盛りのねぎ。
こりゃ、おいしい! (驚)
九条ねぎですね…
スープと一緒にガリガリやると、鶏油とうまく絡んで、香り高い味わいに…
チャーシューは小ぶりなものが2枚入っており、
控えめな味付けながら、上品な肉の味を感じされてくれて、
ホロホロと柔らかい食感がたまらない、逸品。
メンマは、これまた控えめながら、上質な味付けの施されており、おいしい!
いゃー、ひょんなところで至極の支那そばに出会ってしまった。 (嬉)
ひとつひとつの食材が、厳選され、考えつくされた味になっていて、
全てが融合した時に、品格さえ感じるバランスの良い上質な料理になっている。
でも、街角のラーメンの親しみやすさ、ジャンクさも、ちゃんと醸し出してる。
唯一、750円という価格が、とっつきにくい感じはある。
他メニューも全般的にちょっと高めに感じるかも…
さてさて、塩ラーメンなど他のメニューもおいしそうだが、
今はとにかく、この醤油味をまた食べてみたいです。
近くに行ったら、ぜひ伺います!
ShiNaChiKu亭(ワンタン麺 1,000円)
ShiNaChiKu亭(メニュー) ※H28年3月現在
ShiNaChiKu亭(坦坦ら~めん900円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(ワンタン麺950円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(醤油ら~めん750円+九条ねぎ100円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(ワンタン麺950円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(醤油ら~めん750円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(醤油ら~めん750円+九条ねぎ100円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(塩味味玉850円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(特ら~めん1,050円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(醤油ら~めん750円)※旧価格
ShiNaChiKu亭(外観)
ShiNaChiKu亭(旧価格メニュー)
2016/03/07 更新
反町にやって来ました。
ほぼ1年ぶりにShiNaChiKu亭さんを訪問です。
お昼少し前で空席ありとラッキー。
食券販売機で購入したのは平日限定のセットもの
「ら~めん&ミニチャーシュー飯」(950円)。
醤油ら~めんベースです。
5分程度で出て来ました。
表面を覆う鶏油をゆすってスープを飲むと、
動物系出汁を昆布のミネラル感が支える
優しくも淡い彩りのある味わい。
うーん、やはりこのスープは美味しい♫
ただ、油が多すぎて、繊細な出汁を崩してる。
後半ベタっと重く感じるのが非常に残念。
麺はしなやかながらしっかりした食感で、
相変わらず美味しい麺です。
ミニチャーシュー飯は家庭用のお茶碗程度の量。
繊維質な肉をほろりと裂いた風のチャーシュー。
味付けはタレがやや濃いめで、ご飯に染み込む。
美味しいんだけど、ちょっとオイリーかな…
ご飯粒がタレと油でコーティングされた感じ。
味付けは良いのにこちらも脂が強くて残念。
スープの油と相まって最後は結構キツかった。
あの至極の出汁を油少なめで頼めたらなぁ…
でも、クオリティの高さは横綱級。
店内の雰囲気からも何だか余裕が感じられます。
また定期的にうかがいます。