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昼の点数：4.3
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～￥999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 3.7
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|雰囲気 4.3
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|CP 3.7
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|酒・ドリンク -
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［ 料理・味4.3
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| サービス3.7
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| 酒・ドリンク- ］
日本の中華そば・素朴さと上質さのハーモニー
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Japanese Soba Noodles 蔦 （外観・右側の壁伝いに奥に並びます）
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Japanese Soba Noodles 蔦 （味玉醤油そば・850円 ※当時の価格）
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Japanese Soba Noodles 蔦 （味玉塩そば・850円 ※当時の価格）
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Japanese Soba Noodles 蔦 （店頭アップ・小料理屋のような佇まい）
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Japanese Soba Noodles 蔦 （メニュー2014年4月・その1）
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Japanese Soba Noodles 蔦 （メニュー2014年4月・その2）
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Japanese Soba Noodles 蔦 （味玉味噌そば・950円）
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Japanese Soba Noodles 蔦 （味玉煮干そば・900円）
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2014/09/18 更新
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【4度目の訪問】
巣鴨の街は、にわかに汗ばむ日差し。
駒込のガンコンさんへ行ったら、なんとお休み。
急きょ、駅北側の泰然さんへいったら、
こちらは貼紙もなく、シャッターが下りてる。
悩んだ末、並ぶのは辛いけど、
隣駅巣鴨の、蔦さんへやって来ました。
午後1時過ぎ。
遠くから店頭を見ても、混んでるか分かりません。
もしかして、誰もいなかったりして…（期待）
近づいて、店舗右手横をのぞくと、ありゃ～12人待ち。（悲）
さすがは、ラーメン店ながら、いまや驚異の4点台のお店。
35分ほど外で待ち、やっと店内に。
店内では、さらにウェイティング4名。
今回は未体験の「味玉煮干そば」（900円）を食べよう。
食券を購入して待ちます。
10分弱で着席できました。（ふぅ…）
着席後、5分強で登場です。
見た目シンプルな眺め。
スープを一口飲むと、うわぁ…おいしい♪
柔らかな醤油の香りの奥にある、品の良い煮干の酸味。
ふくよかな味わいのミネラル分豊かな出汁。
煮干のエグさは全くない。
バランスよく、ラーメンスープとは思えない上品な味。
まるで美しく描かれた海辺の絵画のよう。
これが煮干だけのスープとは驚愕です。
麺は細麺ストレート、パッツリした茹であがり。
細いのに小麦がしっかり香るおいしい麺です。
緑色に浮いてるのは三つ葉のみじん切り。
スープの良いアクセントになって、どことなくアジアン。
真ん中のフツーの長ネギスライス、
新鮮なエキスがめちゃくちゃスープに合っておいしい。
味玉は半熟よりやや固めの仕上がり。
ほのかにワイン臭がするかな。
チャーシュー、これはもう、高級なハムですね。
ラーメンの具材の域を超えた、しっとり上質な仕上がり。
当然ながら、スープを残せるはずもなく、完食。
悔しいけど、やっぱりうまいわぁ…
あんだけ並んでも、終わりにはすっかり忘れます。
全く、非の打ちどころのない仕上がり。
しかし、これはもう、ラーメンではない。
いわゆるラーメンのジャンクさや茶目っ気など全く無縁。
そういう意味でも、新たなジャンルの料理かも…
唯一無二の、JAPANESE SOBA NOODLE ですね。
脱帽。
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【3度目の訪問】
前回訪問から、半年の月日が流れました。
山手線沿いの桜も満開の、巣鴨の街。
蔦さんへ足を運びます。午前11時半に到着。
ちょうど店内はウェイティング客で満ちていて、
店横手に並ぶこと約10分。
手渡されたメニューは高級中華レストラン風。
写真を撮りましたので、最新バージョン、ご覧下さい。
消費税もあってか、半年前より値上がりしてました。
今回は課題の味噌味にチャレンジということで、
「味玉味噌そば」（950円）に意思決定。
店内にはいるとさらに4人待ち。
食券を購入してさらに10分程度待つ。
あいかわらず和食ダイニングのようなきれいな店内。
厨房内2人とフロア1人で切り盛りです。
着席後5分程度で登場。
赤茶けた特徴的なスープの色。
一口飲んでみると、とっても芳醇な味噌味。
徳島県産の豆味噌使用とあるが、
強い酸味と麹の発酵臭でビターな渋い味わい。
ほのかな甘さと深いコクは、赤味噌に近いテイスト。
雑味感が全くなく、粘度の低い舌触り。
ベースのスープの味はあまり感じられず、
味噌ラーメンのスープというより、
和食、究極の味噌汁、といった風情。
麺はいつものコシのある細麺ストレート。
やや重たい感じがする。
スープのインパクトが強いので、やや負け気味かも。
三つ葉と新鮮な刻みネギが味噌味とよくマッチする。
チャーシューや味玉は味噌味の陰に隠れる感じ。
この味噌そば、非常に上質な素材感でレベル高いけど、
ややマニアック、専門的な味というイメージ。
塩分感は低いが、独特の濃厚なコク感があって、
淡麗系の蔦さんの中華そばの中では異色の仕上がり。
ビターで、まさしく違いの分かる大人の味という印象で、
万人受けする味ではないかも…
通常の味噌ラーメンの気分だと180度違う感じですが、
一食の価値はあります。
他に、煮干そばという系統があったほか、
塩のバリエーションに、南高梅塩そば、という
不如帰さんのようなメニューもあったので、
次はどちらかをぜひ試してみたいです。
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【再訪です】
初回の感動から、もう半年以上経っていました。
ちょっと足を伸ばし、巣鴨の蔦さんを再訪！
午後1時を過ぎ、店横に並びなし。
引戸を開けて入ると、数人しかいないぞぉ。（奇跡）
今回は、「味玉塩そば」（850円）を購入。
相変わらず、落ち着いた木調和風のきれいな店内、粋です。
10分程度待って、登場しました。
きれいなビジュアルだなぁ…
いただきます！
スープを一口…
うわ～
おいしい…
何ともまろやかでふくよかなミネラル感。
あっさりなのに、口の中にふわーっと拡がる豊かな味わい。
塩は、鶏等のベースのスープの圧倒的な旨みを後押しするだけ。
これが塩味と言っていいのか… 淡麗な醤油味のような感じ。
すごいスープだなぁ… （泣）
いゃ～ 参りました。
麺もすごい。
軽いウェーブのかかった極細麺は、よく見ると断面がスクエアで、
つるつる滑らかな食感なのに、しっかりしたコシを持ち、
麺自体の味も良く、何拍子もそろったウルトラ麺。
味玉は絶妙な半熟で、
チャーシューは肉の旨みが品の良い仕上がり。
最後にはやや塩分が勝ってくる気がするが、
それでも舌に叩き込まれる旨みは、後々尾を引く素晴らしさ。
上品なだけに、やや量が少く食べ足りない感はあるが、
さすがは都内有数の点数を誇る名店。
うまさに脱帽です。
★0.5アップいたします。
味噌もあるけど、いったいどんな味なんだろう…
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【初回訪問】
巣鴨のお昼。
駅の南側へ渡って行くと昼から客引きが…
ちょっと街中に入ったところに以前からチェックしていた
「Japanese Soba Noodles 蔦」さんがあります。
混雑店だが店頭に並んではいけない、というのは学習済み。
洒落たマンションの1階が店舗で、美しい料亭のようなファサード。
店の右手側に、マンションのエントランスに通じる通路があり、
写真を見ていただくと分かりますが、その壁面に奥へ向かって並ぶ感じです。
幅員の広くない道路を挟んで反対側は、なんとラブホテル…
すごい立地だなぁ。
店頭に並ばせずに、こうやって横に隠れて行列させるのは、
きっと、ラブホのお客さんが気にして入りにくくなっちゃうからだろうなぁ… （頷）
お昼ほぼドンピシャだったが、列は意外と少なく4人待ち。
並んでいると、店内からお店の方が出て来て、順次案内してくれます。
私が店内に入るまで10分強掛かりました。
店内に入ると右手に食券販売機。
「味玉醤油そば」（850円）を購入。
Ｌ字カウンターだけの9席程度。
お店の方は男性3名で切り盛り。
ウェイティング用の長椅子もありました。
ここから、なぜか、出て来るまで15分弱。結構掛かりますね…
見た目は超シンプルで美しい醤油ラーメン。
いただきます！
スープを一口…
うひゃあぁぁ？
なんじゃこりゃ～ （優）
おいしいぞ！ （驚）
醤油の味わい…
鶏油のまろやかさ…
スープの旨み…
こりゃ、絶品醤油味だぁ… （泣）
なんだぁ… この幾重にも織りなす味の表情の深さは。
うまいなぁ ♪
麺をすすると、ひょえー （再驚）
多加水なのにコシのある、つるつるもっちり麺。
細麺ストレート。麺に味がある。何だかブツブツしたものが混じってる。
思いっきりすすると、汁が、飛ぶ飛ぶ。 （注）
麺がちょっと長すぎるかなぁ。これじゃあ、一発ですすり切れないぞ。
もう少し短めにカットしてほしいかも…
具材。
味玉はとても柔らかい半熟で、あっさりとした味付け。
しかし、この奥深い味のスープの前には、あってもなくても良い感じかな…
チャーシューは、ロース系とバラ系の2種で、なかなかうまい。
ロース系は、見た目の脂身感の割にはさっぱりとした味で、
肉の旨みだけを伝える、丁寧な出来上がり。
バラ系は、何だか妙に肉が小さかったけど（悲）、香ばしくて濃厚な味がアクセントに。
メンマは細切りで、主張しない上品な味。
ネギ2種は、青ネギのようだが種類のわからなかったものと、
スライスされた白ネギ。
正直、具材は、圧倒的な存在感のスープと麺の前には、
完全に脇役となってる感じがしました。
いやぁ、しかし、素材の良さ、丁寧な造り、超然としたラーメンですね。
湯河原の飯田商店さんの、上品でまろやかな醤油らぁ麺にちょっと似てる。
ただ、蔦さんのは、醤油はまろやかというよりは、
酸味に、香ばしさや苦みといった醤油の持つ
素朴でやんちゃな部分を表現した味。
スープも鶏ベースながら、魚介類の海の香りを奥深く漂わせてる感じ。
この味いいよなぁ… （黙）
潮風の漂う、静かな海辺の近くにある、古い街並みの中の、
小さな醤油工場の黒い木造の建物が浮かんでくる。
懐かしさと素朴さが、脳裏にキラキラと鮮やかに、クリーンに、蘇る。
上品とは言えないが、とっても奥深い味だなぁ…
スープまで完食です！
食べている間、行列が減っているらしく、
お客さんが、もう直接店内に入って来る。
今回だけ見ると、行列はそれほど多くなく感じました。
丁寧さが相まって、やや調理に時間が掛かるようで、
もしかして、それが敬遠されているのかも…
ジャパニーズ・ソバ・ヌードル（Japanese Soba Noodles）って、どういうことかなぁ…
日本・蕎麦・麺？
でも、食べてみたら、この「ジャパニーズ・ソバ・ヌードル」ってネーミング、
妙にしっくりくるんですよね…
蕎麦って言うと、日本蕎麦を思い出しますが、
醤油ラーメンは「中華そば」って言いますよね。
蔦さんのは中国でなく「日本の」中華「そば」なんですよね…
意味、深いなぁ…
ここ、なんと、塩と味噌もあるんですよね。
どんな味なんだろう。
絶対食べてみたいが、
この醤油味も捨てがたい。
開店1周年とのことで、あの不如帰さんからの贈り物が店内にありました。
仲いいのかなぁ…
まだ若い店舗なのに、すごいラーメンを創ってくれますね。
ということで、巣鴨ってなかなか縁がありませんが、
ぜひまた行きたい、ワザありのお店でした。