2回
2014/11 訪問
芳醇で深い旨みの本格中華そば @麺や食堂
【2014年11月訪問】
久々の、麺や食堂さん。
気が付いたら1年も経ってました。
今や、本厚木駅周辺では本丸亭を抑えてトップの3.7点台。
休日の午後2時過ぎてましたが、店内満席です。
今回の注文は「味玉しおそば」(850円)。
メニューが刷新されてましたので、一部写真アップします。
新しく"梅しおそば"なんてメニューもありました。
なお、駐車場も増強されたようで、案内写真をアップします。
相変わらず昭和復古、民芸調の店内には、
懐かしの歌謡曲が流れてます。
カップル率が高いのがこのお店の特徴。
また、家族連れもいて、お子様には、
会計時にワタアメを頂けるサービスも…
こういった雰囲気やサービスの個性が高評価の理由かも。
さて、意外に時間が掛かり、15分弱で登場。
うわぁ、相変わらず美しい眺め。
麺がきれいに横たわっていて、具材の盛り付けバランスに
とっても美的なこだわりを感じます。
スープを一口飲むと、おお~ おいしい♪
塩味ながら、コクと旨みのある出汁と、
香り高い鶏油で、とても華やかな味わい。
あっさりではなく、芳醇な飲み口です。
麺は、極細麺のストレート。
バッツリ切れる小麦の食感がとても印象深い。
華やかなスープと鶏油をうまくまとって引き上がり、
とってもおいしいです♪
九条ねぎは、スープによくあっておいしい。
メンマは柔らかく上質な味わい。
チャーシューは鶏ササミと豚の2枚。
どちらもあっさりした味付け。
味玉は黄身が流れ出す感じの半熟感。
味付はちょっと醤油スープ寄りのしっかりした味。
海苔は濃くておいしく、もやしは茹でてあってさっぱりした味。
揚げねぎは、スープをかなり香ばしく個性的な味に変化させる。
個人的には華やかなこのスープには必要なく感じました。
しかし、食べ進むと塩気が強く感じて来るのが残念だなぁ…
最初の一杯は、のけぞるほどのインパクトなのだが、
最初に味を合わせ過ぎて、飲み続けると後半濃くなる感じ。
まあ、スープをガンガン飲む自分に問題があるんですけど、
あっさり目の仕上がりの方が、出汁の旨みを堪能できる気がします。
餃子やご飯類のサイドオーダーが充実していて、
いつもおいしそうに思うんだけど、ネックは価格。
サイドオーダーを頼むと1,000円は軽く超えるので、
正直、単身ではオーダーに踏み切れません。
とはいえ、地方都市の厚木において、
都心でも引けを取らない、極めてハイクオリティな味。
また機会があったら伺います!
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【食べたくなっちゃったので】
厚木の麺や食堂さんが気になって、
またまた行ってしまいました。
今回はせっかくなので、違ったものを…と悩んだ末、
ちょっと高いけど「肉ねぎそば」(980円)をオーダーしてみました。
注文時に、若い女性の店員さんがひざまづいてオーダーを取ってくれます。
相変わらずの高接客レベルですね。
誰か、居酒屋等でチェーンオペレーションを学んだ人でもいるのかしら…
さて、登場した肉ねぎそば、シャーチューのざく切りと思われる肉と、
しらがネギが、中央部にこんもりと盛られている。
スープは相変わらず旨み満載の醤油味だか、浮いている油がややオイリー。
チャーシューから溶け出してるのかな?
具材の重みで、麺が引き出しにくいぞ。
いつもの美麗でサラサラな麺の感触がないのが残念。
スープがもう少し多ければなぁ…
それに、今回はなぜか湯温が低い。スープの雑味が立ってる。
肉は、チャーシューをザクッと角切りにしたような、肉々しい食感。
いつものチャーシューを角切りにしたもののようだが、
肉らしさを存分に味わえる反面、固まり状となると味がかなり濃く感じる。
薄くカットしてる分にはちょうど良い味付けなのだろうが、
こうしてざく切りにして載せるのであれば味のアジャストが必要かも。
湯温が低く感じるのは、たっぷり載ったこの具材のせいかもしれない。
しかし、肉の味の強さと、スープの濃さ、油のオイリー感、低い湯温、
全てが相まって、全体がとても濃くて重い味に感じてしまうのが残念。(泣)
ねぎそばを謳っているが、しらがネギばあまりアクセントになっておらず、
青ネギ(九条ネギ?)が味の濃さを中和してくれるので、Good。
総じて、かなり肉が入っていて食べ応えがあるが、
価格が980円というのはちょっと高い感じ。
全般的に塩分感が強すぎ、味が濃く感じるので、
いつもの麺や食堂さんのクオリティからは、
かなり遠い感じの味のバランス感でした。
ということで、いったん★0.5ダウンさせて頂きます。
やはり、フツーのシンプルなメニューがいいなぁ…
次からは奇をてらわず、行きます。
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【またまた再訪】
ドライブの途中、厚木に差し掛かったので、
麺や食堂さんへ行ってみる。
このお店は、駐車場に止めてるかどうか、注文の際に尋ねられるが、
駐車区画番号をこたえると、「いつもありがとうございます!」との切り返し。
即座に番号を答えたので、既知のお客だと即座に判断したのだろうが、
このラーメン店らしからぬ、質の高い接客がいいんですよね。
今回の注文は「しおそば」(750円)。
会計時に気付いたのですが、ついこの間まで730円だったのに、
いつの間にか20円値上げされてました。
さて、5分と経たないうちに出て来ました。
見た目は醤油と変わらない、美しい中華そば。
折りたたまれたストレート麺がきれい。
スープを飲んでみると、芳醇な旨み感が口中に拡がる。
塩と言うが、スープの味がしっかりしているので、
薄口の醤油でつくった淡麗なしょうゆ味のようで、
これでも中華そばそのものの感覚。
細麺でコシがある麺にも良く合ってる。
具材は、ゆでモヤシが載っている。
これ自体は控えめな味付けで、箸休めのよう。
メンマは太くしっかりした味で食べ応えあり。
チャーシューは小ぶりのモノが2枚。肉の旨みたっぷり。
輪切りの青ねぎがスープによく合う。
あえて言えば、やはり塩分感がやや強く感じることかな…
ダシの味が豊かなので、もう少し控えめの味付けで良いかも。
そうすれば「上品な」という枕詞が付けられるのに…
しかし、塩味もナカナカの出来栄えです。
食べログでは3.7点台に突入しているようですが、
確かに都内にあったら行列してもおかしくないクオリティ。
帰りは店員さんが店の扉を開けてくれて、
お見送りしてくれます。
このレベルの高い「おもてなし」の接客もあって、
また行きたくなっちゃうんですよね…
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【残暑の厚木】
暑い、厚木です。
あの旨い中華そばを思い出し、またまた麺や食堂さんに…
今回はシンプルに「中華そば」(680円)を注文です。
店内は、夏休みということもあって、家族連れ、グループがほとんど。
子供から大人まで、多彩な客層。
地元に根差した良店ですね…
出てきた中華そばは、よだれの出るほどの美しさ。
表面でキラキラ輝いてる鶏油がおいしいんだよね…
見た感じ、たんたん亭系といった感じの麺の寝かせ方。
今回も、スープ、麺ともに期待を裏切らないおいしさ!
さっぱりシンブルながら、醤油の奥深い旨みのスープと、
コシがありつつ、食べやすい食感で、小麦香る麺、
シナチク、チャーシュー、ノリのシンプルな具材ながら、
極めてハイクオリティな仕上がり。
店内は昭和後期のテーマパークのようで、楽しく、居心地が良い。
接客は実に丁寧で、これもファンを増やす理由のひとつかも。
いゃ~B級グルメの聖地、厚木市はあなどれませんね…
他にも良いラーメン店がありそうですね…
早くも☆0.5アップします!
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【初回レビュー】
小田急線の本厚木です。
神奈川中部の中核都市である厚木市の中心地。
B級グルメ、シロコロホルモンで有名なこの街、ラーメンも激戦区らしい。
その中でトップクラスの実力を誇る麺や食堂さんに行って来ました。
相模川に近い小田急線の橋梁のそばで、道路ぞいに建ってます。
かつて行った記憶があるが、とっても久しぶりの訪問。
木調だが、POP等でにぎやかな外観。
店内に入ると、何だかウッディー&民芸調な雰囲気。
真ん中の大テーブルがカウンター席のようになっていて、
周りにはテーブル席がある。
食券販売機はなく、お店の方に直接注文する方式。
おすすめの「味玉そば」(780円)をお願いする。
厨房に男性2名、フロアに女性1名で切り盛り。
接客はとっても丁寧。
荷物が汚れないようにとカゴを出してくれました。
店内には1980年代のポップスが流れていて、
レジ近くには駄菓子が置いてあったり、
昭和レトロ調のPOPや看板があちこちにあり、
何だかほっとする、とってもリラックスした雰囲気。
5分程度で登場しました!
うわ~♪
麺がきれいに畳まれていて、揃って横たわっている。
何て美しい、中華そば王道のビジュアル。
わくわくするなぁ~
いただきます!
スープを一口。
ひゃ~ おいしい…(喜)
芳醇で深い旨みのスープ。
角がなく、まろやかで、魚介のミネラル感と
それを支える動物系のバランスがとっても自然。
浮いている油がとっても香ばしく、味に輪郭を与えてる。
醤油の主張は控えめ。酸味弱く、ほんわりした味。
麺、こいつもなかなかすごいぞぉ♪
ウェーブのない細麺ストレートで、断面がスクウェアなタイプ。
ふわっと柔らかめの口当たり、芯にコシの残った食感。とってもおいしい!
小麦の香りも奥ゆかしく、見た目同様に上品な味わいの麺。
チャーシューは2枚だが、
丸いロースタイプと脂身の少ないタイプと2種。
特に脂身の少ない方は柔らかでしっとりした口当たりが絶品。
味玉はちょうど良い半熟で、控えめな味付けがスープによく合う。
メンマはしっかりとした味、のりは味が濃くておいしい。
非常にハイレベルな本格中華そば。
決してあっさり味ではなく、むしろ豊かで濃密な味わい。
とってもうまいが、食べ進んでいくと、
少々味が濃く、塩分感が強まってくる気がするのが、残念…
最初の一口をジャストな味付けにし過ぎかなぁ…
これだけ深いダシの出たスープ、
もう少し薄めにアレンジした方が、本来の旨み感を楽しめそうな気がする。
でも、この深い旨みが幸せな気分にさせてくれるのは間違いなし。
何だかんだで、結局スープまで完食してしまった。(トホホ)
食べ終わったところで、お猪口に入った黒ウーロン茶をいただきました。
飲むとさっぱりとして、良いサービスですね。
さすがは激戦区でトップクラスを行くお店。
もう長く続いているお店のようだが、
店の雰囲気づくり、接客含め、日々研鑽されているように感じます。
他に塩味もあるので、ぜひまた行ってみたいです。
麺や食堂(外観)
麺や食堂(味玉そば・780円)
麺や食堂(旧メニュー)
麺や食堂(お水はやかんに入って置いてあります)
麺や食堂(中華そば・680円)
麺や食堂(〆に出て来る黒ウーロン茶のサービス)
麺や食堂(塩そば・750円)
麺や食堂(肉ねきそば・980円)
麺や食堂(メニュー 26年11月 その1)
麺や食堂(メニュー 26年11月 その2)
麺や食堂(メニュー 26年11月 能書き)
麺や食堂(駐車場の案内 26年11月)
麺や食堂(味玉しおそば・850円)
2019/08/05 更新
【4年半ぶりの訪問】
暑い夏、ラーメン激戦区の厚木。
久しぶりに麺や食堂さんを訪問です。
午後1時半に到着、店頭・店内で4名待ち。
食べログ3.7点台って、凄い評価になってます。
出て来るお客さんを若い女性スタッフがお見送り。
後ろ姿に頭を下げて… ディーラーの営業?(笑)
待ってる間にメニューを手渡す姿は立ち膝姿。
素晴らしいけど、ちょっとやり過ぎ感もある。
10分程度で着席できました。
相変わらずの昭和復古調でファニーな雰囲気。
基本、醤油と塩だが、唐揚げ等のサイドも充実。
以前無かったワンタンというトッピングを発見。
「中華そば」(680円)に「ワンタン」(250円)。
税別表示なので、会計時に1,000円超で高く感じる。
単身、カップル、家族連れなど多彩な顧客層。
リピーターらしき方が目立ち、やはり厚木の老舗。
掛け声の響く店内はとっても活気があるが、
女性スタッフが椅子にぶつかる、バタバタしてる等、
正直落ち着きのない雰囲気にも感じるなぁ…
5分ちょっとで登場です。
茶色のスープに浮いた多めの香味油がキラキラ。
スープを飲んでみると、ふわり魚介乾物系の香り。
複雑な素材がバランス良く旨みを立てる出汁。
優しい出汁なんですが、これ、やけに塩辛いなぁ。
タレ強めで若く華やかとも言えるが、強すぎでは…
香味油は味にクセは無いけど、これも量が多め。
唇にまとわりついて、少々重い感があるかも。
麺線きれいに折り畳まれてる。
滑らかな口当り、適度なコシのある細麺ストレート。
一本が長くて啜り上げにくいが、美味しい麺です。
ワンタン3個。餡がデカイぞ♫
薬味の効いた肉々しい餡はパンチがあります。
ワンタンというより、シウマイが入ってる感じ。
メンマは極太。少々噛み切りにくいかな…
チャーシューは鶏と豚の2種。
鶏はムネかササミの白く淡白な味わい。
豚はしっとりと旨みがつまってます。
後は、青ねぎと海苔1枚。
華やかで若々しい仕立ての一杯。
素材の良さは出汁から良く伝わって来ます。
ただ淡麗と歌いつつ、かなりパンチのある味わい。
若い方でも物足りなさは感じない仕立てですが、
通うごとに塩と香味油の強さが気になって来て、
久しぶりに食べたけど、個人的にはキツいかな…
せっかくの優しい出汁をそのまま味わえたら嬉しい。
薄味でと頼んでみたら、やってくれるのかしら。