7回
2018/10 訪問
ニンニクにしびれ溶き卵が美味なタンタンメン。
横浜方面に来たので無理やり西口の鶴廣さんへ。
おばちゃん、だいたい来店時の対応は投げやり(笑)
今回は「タンタンメン」というマイナーメニュー。
食べてる人を見たことがないので注文してみた。
厨房では相変わらず年季の入ったご主人が黙々調理。
この方、ホントに昭和街中華の職人気質な感じです。
10分弱で登場です。
ややっ、見るからにニュータンタン系じゃないか?
溶き卵に泡立つスープ、ニラの緑がパラパラ。
スープ、飲んだとたん、どひゃー、ニンニクぅ♫
ヤバい、この後人に会うのにまさかのニンニク攻め。
刻みでなくおろしてスープに混ぜ込んだ直接感。
ああー、ダメと分かっていても、しびれるスープ♫
スープはほんのり橙色、何ともまろやかな辣油の味。
ほぼ辛くなく、ほんのり香り、少しのオイル感。
溶き卵の優しい甘みに香ばしいニラの味わい。
レンゲですくうとボロッと豚挽肉の塊が出て来る。
生の長ねぎスライスがスープになじみ混じり合う。
やべー、これ、うまいヤツじゃないか♫
ベースのスープがあっさりなので、嫌みのない味。
とにかく溶き卵と挽肉のコンビネーションが抜群。
麺はいつものウェーブの強い細麺。
食べ進むと下から挽肉がどさどさ出て来て楽しい♫
脳天にピリリ来るニンニクとともに禁断の味わい。
ニンニクにしびれ溶き卵が美味なタンタンメン。
懐かしのニュータンタン系インスパイアな一杯。
辣油の上質感が何とも逆説的で不思議な仕上り。
ニラと挽肉のジャンクさを包み込んでます。
いやぁ、この街中華でこの味に出会えるとは…
やはり鶴廣さん、タダモノじゃないですね♫
通うほどにハマる横浜西口では貴重な街中華店。
おばちゃん、今回はおつり万円ギャクはなく、
ありがとう、また来てね~♫ だって…
不覚にも、ジンと来てしまった。(笑)
2018/10/18 更新
2018/10 訪問
炒め系中華そばのバイブル的なニラソバ
横浜西口、またまた鶴廣さんを訪問です。
お昼ドンピシャですが、すぐ座れました。
今回は「ニラソバ」(800円)を注文です。
近隣の事業所の方で賑わう店内。
フロアのおばさまのお茶目な対応がほのぼの。
真っ赤なテーブル、年季の入った設備。
厨房内では朴とつな年配のご主人が黙々と作業。
古き良き街中華の雰囲気が溢れてます。
5分ちょっとで登場。ニラがいっぱい。
スープを飲むと、うおぉ~♫
炒め油と炒め野菜からの汁にまみれた表層。
あっさりしたスープに混じり合って、うめー♫
ぐっちゃくそでジャンクでやんちゃな旨み。
ニラともやしから染み出した酸っぱい味わい。
油のコクに混じり合って、もう泣けるわ♫
麺はウェーブの強い中華細麺。
緑のニラが香ばしく、もやしは適度にシャキッ。
時折出て来る豚肉片がアクセント。
まあとにかく、丼ぶり全体が炒めモノ感満載。
味変にラー油だのコショーだの投入しまくり。
楽しいし、うまいし、ガサツだし♫
炒め系中華そばのバイブル的なニラソバ。
これですよ、これ、街中華のすごさ。
基本あっさり系のこの店のベーススープ。
炒め系と組み合わさった時のバランスが最良。
シンプルなニラともやしのコンビネーション、
炒め野菜の良さが十二分に丼ぶりに満ちてます。
やはり横浜西口の街中では貴重な街中華。
おつり200万円の声に送られて店を出る…
おばちゃん、いつまでもがんばってね♫
2018/10/11 更新
2018/04 訪問
炒め野菜のうまみ溢れる変化球サンマーメン
春風の強い横浜です。
中華が食べたくなって、鶴廣さんへ足を運ぶ。
12時半頃でピークをややすぎた感じ。
初めてのテーブル席、ベンチシートには穴(笑)
今回は「サンマーメン」(700円)を注文です。
5分ちょっとで登場。
丼ぶりは意外と濃い色の表情。
スープは鶏ガラベーシックなあっさり醤油味。
餡はやや硬めでゴマ油の効いたしっかり濃厚な味。
サンマの具材、主役であるはずのもやしは少なめ。
キャベツはざく切りの芯が目立ち、結構多め。
ニラ、人参、キクラゲ、そして玉ねぎ、豚肉片。
しっかり炒められて香ばしい味わいの具材です。
キャベツの芯が下世話に甘く玉ねぎの焦げに泣ける。
豚肉片は大ぶりでそこそこ入っており、得した気分。
こりゃ、サンマというより、肉野菜炒めですね。
餡がスープに溶け出し、刻々と味わいを変えて行く。
炒め野菜汁を吸った餡が何とも言えぬ旨みを与える。
薄味主体の鶴廣さんでは珍しいしっかりした味。
これ、メチャうまいかも♫ サンマっぽくはないが…
麺は、街中華お約束のやわやわ極細麺ストレート。
撹拌しないと餡の重みで固まるよって、感じです。
このチープな麺、しっかり醤油味によく合います。
炒め野菜のうまみ溢れる変化球サンマーメン。
街中華の全てを突っ込んだようなジャンクな一杯。
サンマの緩く白い餡を想像すると肩透かしですが、
これはこれで鶴廣さんを代表する仕上りかも。
タンメンよりはこちらの方が街中華らしい完成度。
やっぱり中華店は色々試さないと分からないですね。
おばちゃん、ピッタリ支払ったら万円ダジャレなし。
これも寂しいなぁ… 次は札で払おう(笑)
横浜に来た時はぜひまたうかがいますね。
2018/04/10 更新
2017/11 訪問
横浜西口の街中では貴重な街中華
【3度目の訪問】
冬めく曇天の横浜西口。
なぜか浮かんだのは鶴廣さん。
ちょっと駅から離れてるけど街中華いいなぁ。
お昼ほぼドンピシャだがまだ空席あり。
今回は定食風に「肉野菜イタメ」(700円)と
ライス(200円)を注文です。
しめて900円は街中華としては微妙に高いなぁ…
フロアのおばちゃん、相変わらず単発ギャグ連発。
たまにホントのボケも入り苦笑と温かさの交差点。
ちょうどお客さんが溜ったところだったらしく、
15分強かかってようやく登場です。
ひゃー、楕円平皿にてんこ盛り♫
野菜はもやし、キャベツ、玉ねぎが主体で、
人参、キクラゲ、珍しくピーマン。
そしてバラ肉薄切りの豚肉片がパラパラ。
野菜はどれも大ぶりなカットでシャッキシャキ。
まあ、何ともざっくりした仕立てですね…
でも、あっさりした味で野菜の旨みが弾ける。
ヘルシーながらたっぷり食べてる感がある。
豚肉は多くはないけど、コクが美味しい♫
ニンニク片でもガサガサ入ってると思ったが、
全くなくてシンプルであっさりした味わい。
皿の底に溜った炒めスープがもう絶品。
コクのある旨みに野菜出汁♫
これぞ街中華の野菜炒め、よく混ぜて食べたい。
ご飯は丼ぶり一杯の、まあ街中華一般的な量。
でも、結構乾き気味で硬い。炒飯用ですね…
野菜も歯ごたえあるので妙にアゴが疲れる(笑)
おかずが多いので、丼ぶり飯、最後は不足気味。
ライス大盛が合うだろうが、見たらすごい量です。
古ぼけたお椀に入ったスープが旨い♫
酸味があって薄味、ノスタルジック。
横浜西口の街中では貴重な街中華。
料理も接客も我が道を行く昭和レトロ感。
仕上りに感動はないけど、等身大で憎めない。
価格は街中華の割にやや高めですが、
横浜駅近辺でこんなにフツーの街中華はない。
気が付いたら思い出してる不思議なお店です。
おつり100万円~って、もういいわ(笑)
また来ますね。
2017/12/01 更新
2017/09 訪問
横浜西口の街中では貴重な街中華
秋分近し横浜は中華な気分、でも良店少なし。
少し前に行った鶴廣さんへ行ってみるか…
お昼過ぎで七分の入り。満席ギリで回る感じ。
前のタンメンはそれほど感動しなかったので、
今回は王道の「チャーハン」(630円)を注文。
5分少し経って登場です。
六角形の皿に丸くこんもり、これこれ。
食べてみると、街中華らしい味で美味しい♫
ご飯はパラリとふわりの中間。油は多くはない。
塩分は弱めだが、グルタミンジャンクな旨味感。
胡椒がややピリリと効いてます。
タレ感は弱く、全般的に優しい味付け。
具材は少なく、とってもオーソドクス。
卵、ナルト、ネギ、緑はグリーンピース。
チャーシューは小さくカットでほんの少し。
うん、これはいいわ♫ 思い描く味に近い。
スープがお椀に入って出て来ます。
酸味のあるスープがチャーハンに合うなぁ…
どうしてチャーハンスープって、うまいんだろ♫
優しい街中華チャーハン。
ボリュームは比較的多めで、満足感あります。
パンチはないものの、食べやすく体に良さげ。
このお店、全般的に塩加減は弱めなのかも…
意外に高めなメニューが多い中、630円は安い。
ちなみにエビがドンと載ってる版もあるらしい。
ここは炒め物、丼ぶり、カレーまであるので、
通って自分に合うものを探すと良いですね。
駅から遠いのが難だが、また来ようかな。
会計でフロアのおばちゃん曰く、お釣りいる?
って… いるに決まってるでしょ(笑)
また来てね〜 って、はいはい♫
2017/09/20 更新
2017/05 訪問
横浜西口の街中では貴重な街中華
夏めく横浜、汗ばむ陽気。
西口から少し離れた場所に街中華があると聞き、
やってきました、鶴廣さんです。
鶴屋町3丁目交差点を少し西に行った通り沿い。
赤いテントが昭和な雰囲気を醸し出してます。
明るい店内はテーブル席中心、相席あり。
午後1時過ぎで、満席に近い入りです。
麺類から炒め物、チャーハン他丼ぶり系まで、
典型的な街中華メニューが勢揃い。
悩んだが王道の「タンメン」(700円)を注文。
店内は古めだけどきれいにされてます。
テーブル席の壁側ベンチシートが特徴的。
近くに勤める方、近所のおじさんなど、
常連さんばかりで気の置けない雰囲気です。
フロアのおばちゃんがとっても気さくな方。
おつり200万円などアウト寸前のギャグを連発。
常連さんもノッてあげてます。疲れそう…(笑)
出前もやってるようで、なかなかの繁盛ぶり。
なぜか時間が掛かり、15分経って登場。
濁ってやや黄土色のスープに野菜がこんもり。
飲んでみると、意外にもニンニクが強い。
脳天にピンと刺さる感があるくらい効いてます。
グルタミンジャンク感は結構あるけれど、
塩分感がかなり低く、野菜出汁の旨みも弱め。
体には良いけど、ちょっとコクなさ過ぎでは…
口に油がまとわりつく感じ。炒め油のせい?
野菜は、炒め度が強めの仕上がり。
白菜の葉や茎のスライス、もやし、ニラ、木耳。
シャキッとした食感がなかなか良いです。
で、珍しく豚肉片が結構な量入ってる。
嬉しいけど、肉の旨みはあまりない感じかな…
麺は、太めのウェーブの強い麺。
しっとり、もっちりしてなかなか美味しい♫
横浜西口の街中では貴重な街中華。
入れ替わり立ち代わりお客さんが来ます。
こういうお店が近くにあると嬉しいですよね。
正直、タンメンは期待した味じゃなかったけど、
他のお客さんを見ると、汁物麺類系は皆無で、
皆さんチャーハン等ご飯系か炒め物系でした。
そっちは美味しいのかなぁ…
今度機会があったら試してみたいです。
2017/05/22 更新
横浜を通るたびに頭をかすめていたものの、
感染対策に疎そうな街中華にこれまで足向かず。
近くに来たので久々にのぞくと、戸は開けっ放し、
パーテーションでがっちり仕切られて完全武装状態。
しかも、昼下がりでお客さんは半分程度ときてる。
うぉ~ これは入るっきゃない!
万円おばちゃんはおらず、静かでなんだか寂しい…
ベーシックに「ニラソバ」(800円)を注文。
厨房では相変わらず親父さんが元気に鍋を振ってる。
カウンターには高さある仕切りが立ってる。
テーブルも真ん中水平に波板のアクリルで仕切られ、
対面相席も安心、グループも波板で顔が見えず黙食。
5分程度で現れたニラソバ。
もやしがてんこ盛りで、ニラの緑がきれい。
スープを飲むと、さーっと抜けるもやしの酸味。
後からじっとりと禁断のグルタミンジャンク感。
どひゃ~ うめー♫
スープと野菜と炒め油とが混然一体となった、
まさしく街中華らしい素朴でがさつな味わい。
ニラからも青臭さと酸味がほとばしり、
シャキシャキ噛み食べ進む、何ともチープな幸せ感。
時折の、キクラゲのコリッと食感もいいです。
麺はウェーブの強い細麺。
黄色くもさっとして小麦とかん水感の強い中華麺。
しかし表面はつややかでしっとり芯があり、
絶妙のプリヤワ感で、ずるずると食べられます。
麺量が多く、ボリューム満点。
感染対策バッチリの街中華で王道ニラソバ。
こんなに安心なら、もっと早く来てみれば良かった。
久々に食べた街中華の味には、やっぱり泣けたわ…
禁断のグルタミンジャンクさ、すぐにとりこです。
やはりここは横浜西口の街中華のキングです。
このまま状況が良ければぜひまたうかがいます!