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新雅江戸川橋、神楽坂、茗荷谷/中華料理、食堂、ラーメン
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昼の点数:4.3
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.3
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|サービス 4.3
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|雰囲気 3.7
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.3
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| サービス4.3
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| 雰囲気3.7
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク- ]
やはり、都内屈指の昭和街中華。
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新雅(五目そば 750円)
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新雅(お店の看板 ※店頭行列で全景が写せません)
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2017/10/29 更新
【新店初訪問・通算20回目】
秋行く江戸川橋は冷たい雨。
華水橋を渡り訪れる街角に新雅さんはなし。
目新しい3階建の大きな住宅が建ってます。
右手に曲がり少し歩くと"新"新雅さんがあります。
通い詰めた旧店ロスから抜け出れず流れた月日。
ようやく呪縛も解け、意を決したら実に3年ぶり。
旧店から数えると20回目の訪問です。
すでに移転して2年経つ建物はまだ新しい。
白地にラーメンって暖簾、前と一緒だなぁ…
午後1時到着で店頭に8名待ちと盛況です。
これだけ行列する街中華って珍しいですよね。
ウィークエンド、グループ客多数で低回転。
15分程度待って、入店です。
奥に細長いL字カウンターだけの店内。
旧店とキャパは同じですが、とてもゆったり。
以前より2~3倍ぐらいゆとりある空間です。
まあ、これで普通なんですけどね(笑)
器に山盛り、仕切り棚上に載せられた白い粉。
パッパッと振り入れる姿は以前と変わりなく。
メニューは全く変わってません。
今回は「五目そば」(750円)に決めてました。
前と同じで、薄味でオーダーです。
9回目に訪問した時のリピートメニュー。
実はチャーハンと悩んだんですが…
新しい厨房、以前の壊れそうな危うさはなし。
でも見ると、一部鍋釜調理道具は前のものかな…
息子さんがメインの鍋振り、親父さん麺茹で。
小気味よく鍋のぶつかる音、香り立つ湯煙。
そこにはやはり絶妙のシズル感が漂ってます。
お母さんが会計を受け取りにくる風景も変わらず。
もう一人見慣れない女性が…もしかして奥様?
新しいお店でもそのコンビネーションは昔通り。
丁寧な声掛け、家族だからこその温かい雰囲気。
昭和街中華ならではの息遣いが伝承されてます。
変わったけど、変わらない風景に安堵を覚える。
10分弱で登場です。
具材がゴロゴロ載った豪華な眺め。
スープは野菜の旨みが溢れ出んばかりの塩味。
薄味で塩分感低めですが、野菜の味がしっかり。
ほど良いグルタミンジャンク感がたまらない。
ああー変わってないなぁ、全く同じ♫
お店が替わって上質感すら感じるのが不思議。
麺はウェーブの強いやや多加水の細麺。
でも、しっとりしたコシで最後まで飽きません。
具材。白菜、ニラ、人参、玉ネギ、冬菇。
シャッキリ煮込まれた白菜や人参は上品な味。
厚手でスープを吸った冬菇の旨さが光ります。
小ぶりだが2枚載ったチャーシューが美味♫
肩ロース風の厚手で、肉の味が濃くめちゃ旨い。
チャーシューはメニューが限定されるので貴重。
他に味の濃いボンレス風ハムと豚肉片も。
玉子は味付けのない固茹でが半身。
他にカマボコとナルト。
いやぁ… なかなか楽しい具材です。
やはり、都内屈指の昭和街中華。
昭和らしさに、ジャンク感と質の良さが混在。
そして抜群のCP、自然なホスピタリティ。
移転しても、やはり新雅さんは健在でした。
ただ、あの、崩れそうな昭和の建物で展開された、
ドキドキするキッチンスタジオ感は遠い昔。
その分、情緒が減って感動は正直薄れたけど、
親父さんから息子さんに引き継がれた街中華。
今、新たな世界へと飛翔していきます。
旧店ロスを振り切り、訪問して良かった。
また、定期的にうかがいますね。